JP2001153280A - 免震建物の配管設置方法および免震継手構造 - Google Patents

免震建物の配管設置方法および免震継手構造

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JP2001153280A
JP2001153280A JP33345599A JP33345599A JP2001153280A JP 2001153280 A JP2001153280 A JP 2001153280A JP 33345599 A JP33345599 A JP 33345599A JP 33345599 A JP33345599 A JP 33345599A JP 2001153280 A JP2001153280 A JP 2001153280A
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flexible pipe
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Takuro Moriyasu
卓郎 森安
Masakazu Nakaya
正和 仲谷
Akihiko Uchiyama
明彦 内山
Katsutoshi Suzuki
勝年 鈴木
Masanobu Morita
政信 森田
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Shimizu Construction Co Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
Shimizu Corp
Tokkyokiki Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
Shimizu Corp
Tokkyokiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが嵩むものとならず、なおかつ、設置
性や施工性において優れた免震建物の配管設置方法およ
び免震継手構造を提供する。 【解決手段】 地震時に上部構造12および下部構造1
3間に生じることが想定される相対変位量をあらかじめ
算出するとともに、この相対変位量に基づきフレキシブ
ルパイプ18に対して設定すべき余長を算出し、フレキ
シブルパイプ18の端部18a,18bの取付対象位置
同士間の直線距離と、前記余長とから、フレキシブルパ
イプ18に必要な長さを決定し、これと同一長さのステ
ンレス製フレキシブルパイプ18を、その端部18a,
18b間の直線距離が、これら端部18a,18bの取
付対象位置同士の間の直線距離と一致するように曲げ加
工しておき、しかる後に、曲げ加工されたフレキシブル
パイプ18の端部18a,18bを取付対象位置にそれ
ぞれ取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震建物におい
て、免震層を通過する設備配管に対して適用される配管
設置方法および、免震継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、免震層を挟んで上下に上
部構造および下部構造が配置された免震建物において、
免震層を貫通する部分に設備配管を設置するには、いわ
ゆる免震継手を用いて、地震時における上部構造および
下部構造間の変位に対して追従可能とする必要がある。
【0003】このような免震継手は、適用対象の建物の
特徴に合わせて選定されるが、一般的には、ゴムのフレ
キシブルパイプを弛緩させた状態で鉛直に竪管として配
置し、ゴム自体の伸びで、上部構造および下部構造の変
位を吸収するようにしたものが多く使用されている。
【0004】ゴムのフレキシブルパイプは、排水管のよ
うに圧力の比較的小さい配管について適用可能である
が、圧力配管(給水管、冷温水管など)では、ゴムでの
使用に限界があるため、金属製のフレキシブルパイプを
使用する必要がある。しかしながら、金属製フレキシブ
ルパイプは、長さ方向の伸縮性に欠けるために、金属製
フレキシブルパイプを用いて免震継手を構成するには、
2本のフレキシブルパイプをL字型に連結する手法が採
用されている。
【0005】図4は、このようなL字型の免震継手構造
の一例を示すものである。図中に示す免震継手構造1
は、免震建物の免震層2内に配置されて、上部構造側の
配管3と、下部構造側の配管4との間を接続するもので
あり、平面視L字型をなすように配置された一対の金属
製フレキシブルパイプ5,5と、これらフレキシブルパ
イプ5,5同士を連結するL字型管6と、L字型管6を
支持する移動コントローラ7および免震ステージ8とか
ら概略構成されている。
【0006】上部構造側の配管3と、下部構造側の配管
4とは、それぞれ、フレキシブルパイプ5に接続される
側の端部3a,4aが、上部構造および下部構造に対し
て、基台9およびUバンド10により固定されている。
また、移動コントローラ7は、免震ステージ8上におい
て水平方向に移動自在に配置されており、これにより、
L字型管6も水平方向に移動に支持されている。
【0007】このような免震継手構造1は、地震時に、
下部構造および上部構造間に相対変位が発生した場合
に、フレキシブルパイプ5,5が湾曲するとともに、L
字型管6が水平方向に変位することにより、全体として
変形し、これにより、下部構造及び上部構造間の相対変
位に追従することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな免震継手構造1は、以下のような問題点を有してい
る。 コストが高い。すなわち、特殊なフレキシブルパイ
プ5が2本と移動コントローラ7および免震ステージ8
が必要である。 、設置スペースが大きい。これにより、日常点検や将
来の免震ゴム交換時のメンテナンススペースが非常に確
保しづらい。 施工性が悪い。すなわち、納まりが悪く、施工手間
がかかる。また、特に、中間階免震の建物においては、
免震層を通過する配管の種類、数が多くなり、上述のよ
うな問題点がより一層顕著となる。
【0009】このような事情に鑑み、本発明において
は、コストが嵩むものとならず、なおかつ、設置性や施
工性において優れた免震建物の配管設置方法および免震
継手構造を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。請求項1記
載の免震建物の配管設置方法は、免震層を挟んで上下に
配置された上部構造および下部構造からなる免震建物に
おいて、前記下部構造から前記免震層を貫通して前記上
部構造に至る配管を設置するための方法であって、地震
時に前記上部構造および下部構造間に生じることが想定
される相対変位量をあらかじめ算出するとともに、該相
対変位量に基づき前記配管に対して設定すべき余長を算
出し、前記配管の両端の取付対象位置同士間の直線距離
と、前記余長とから、前記配管に必要な長さを決定し、
これと同一長さの金属製のフレキシブルパイプを、該フ
レキシブルパイプの両端間の直線距離が前記配管の両端
の取付対象位置同士間の直線距離と一致するように、曲
げ加工しておき、しかる後に、該曲げ加工されたフレキ
シブルパイプの両端を、前記配管の両端の取付対象位置
にそれぞれ取り付けることを特徴としている。
【0011】このような構成により、金属製のフレキシ
ブルパイプを一本のみ用いて免震層内における設備配管
を形成することができ、従来と異なり、L字型継手など
の複雑な構造が必要とならない。
【0012】請求項2記載の免震継手構造は、免震層を
挟んで上下に配置された上部構造および下部構造からな
る免震建物において、前記免震層を貫通する配管に適用
される免震継手構造であって、金属製のフレキシブルパ
イプが、前記免震層内に弛緩した状態で取り付けられ、
該フレキシブルパイプの長さ寸法には、該フレキシブル
パイプの端部の取付対象位置の直線距離に加えて、地震
時に前記上部構造および下部構造間に発生する相対変位
に対応可能な余長距離が含まれていることを特徴として
いる。
【0013】このような構成により、一本の金属製のフ
レキシブルパイプのみで、上部構造および下部構造間の
相対変位に追従可能な継手構造を形成することができ
る。
【0014】請求項3記載の免震継手構造は、請求項2
記載の免震継手構造であって、前記フレキシブルパイプ
は、前記弛緩した状態において、応力が加わらないよう
に曲げ加工されていることを特徴としている。
【0015】このような構成により、フレキシブルパイ
プに対しては、平常時に応力が加わらないようにするこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を模式的に示す図であり、図中、符号11は、免震継手
構造を示す。免震継手構造11は、上部構造12および
下部構造13の間に介装された図示略の免震装置を有す
る免震層14内に設けられて、免震層14を貫通する配
管として用いられるものである。
【0017】図中に示すように、免震継手構造11は、
上部構造12に固定された上部構造側配管15と、下部
構造13に固定された下部構造側配管16との間を接続
する一対のL字型管17,17、および、これらL字型
管17,17間に設けられたステンレス製のフレキシブ
ルパイプ18を有する構成となっている。
【0018】フレキシブルパイプ18の上下に位置する
L字型管17,17は、支持金物20,20により、上
部構造12および下部構造13側にそれぞれ固定された
構成となっている。また、フレキシブルパイプ18は、
L字型管17,17間に弛緩した状態で設けられてい
る。
【0019】すなわち、フレキシブルパイプ18は、図
2に示すように、その端部18a,18bの取付対象位
置間の直線距離が距離Aであるとした場合に、直線状に
延ばした状態において、L(L>A)の長さを有する構
成となっている。このフレキシブルパイプ18の長さL
は、上記の距離Aに加えて、地震時における上部構造1
2および下部構造13の水平方向の相対変位量、つま
り、フレキシブルパイプ18の上部構造12側の端部1
8aの下部構造13側の端部18bからの水平変位量:
Yに基づいて決定される。したがって、長さLには、地
震時の上部構造12および下部構造13間の相対変位に
対応可能な余長距離が含まれることとなる。
【0020】また、フレキシブルパイプ18の構造を図
3に示す。図中に示すように、それぞれフランジ21を
備えた一対のリング22,22間をパイプ状のベローズ
23が結ぶ構成とされている。また、ベローズ23の周
囲は、ブレード24により補強されており、これらフラ
ンジ21、リング22、ベローズ23、ブレード24は
すべて、ステンレスにより形成されている。このような
構成により、フレキシブルパイプ18は、給水管や冷温
水管などの圧力配管として使用可能な強度を有するもの
とされ、なおかつ、湾曲可能とされる。
【0021】また、フレキシブルパイプ18は、あらか
じめ工場等において、図1に示したように、弛緩した状
態(屈曲した状態)に加工される。これにより、図1に
示したように免震層14にフレキシブルパイプ18を屈
曲させて取り付けた場合に、曲げ応力が発生しないよう
になっている。
【0022】次に、免震継手構造11の取付方法(免震
建物の配管設置方法)について説明する。まず、地震時
に上部構造12および下部構造13間に生じることが想
定される水平方向の相対変位量(図2中Y)をあらかじ
め算出するとともに、この相対変位量に基づきフレキシ
ブルパイプ18に対して設定すべき余長を算出する。
【0023】次に、フレキシブルパイプ18の端部18
a,18bの取付対象位置同士間の直線距離(図2中
A)と、上述のようにして算出された余長とから、フレ
キシブルパイプ18に対して必要な長さ(図2中L)を
決定する。そして、工場において、長さLのフレキシブ
ルパイプ18を製作するとともに、このフレキシブルパ
イプ18を、端部18a,18b間の直線距離が前記長
さAと一致するように、曲げ加工しておく。
【0024】さらに、このように加工されたフレキシブ
ルパイプ18を現場に搬入し、あらかじめ、上部構造側
配管15および下部構造側配管16に取り付けておいた
L字型管17に対して取り付けることにより、図1に示
したような構造を得る。
【0025】上述の免震継手構造11の取付方法におい
ては、地震時に上部構造12および下部構造間13に生
じることが想定される水平方向の相対変位量Yをあらか
じめ算出するとともに、この相対変位量Yに基づきフレ
キシブルパイプ18に対して設定すべき余長を算出し、
さらに、フレキシブルパイプ18の両端の取付対象位置
同士間の直線距離Aと、前記余長とから、フレキシブル
パイプ18に必要な長さ寸法Lを決定し、さらに、長さ
Lのステンレス製フレキシブルパイプ18を、端部18
a,18b間の直線距離が距離Aと一致するように、工
場において曲げ加工しておき、フレキシブルパイプ18
を曲げ加工した状態で取付対象位置に取り付けるように
しているために、ステンレス製のフレキシブルパイプ1
8を一本のみ用いて、フレキシブルパイプ18に伸びを
作用させることなく、免震層14内における設備配管を
形成することができる。このため、従来と異なり、L字
型免震継手などの複雑な構造が必要とならず、コストの
面で有利であるとともに、設置スペースを省略できる。
また、現場において曲げ加工を行う必要がないために、
施工性がよい。
【0026】また、上述の免震継手構造11において
は、ステンレス製のフレキシブルパイプ18が、免震層
14内に弛緩した状態で取り付けられるとともに、フレ
キシブルパイプ18の長さ寸法に、フレキシブルパイプ
18の端部18a,18bの取付対象位置の直線距離A
に加えて、地震時に上部構造12および下部構造13間
に発生する相対変位に対応可能な余長距離が含まれるた
めに、一本のステンレス製のフレキシブルパイプ18の
みで、上部構造12および下部構造13間の相対変位に
追従可能な継手構造を形成することができる。これによ
り、低コストで設置スペースの小さく、なおかつ、施工
性に優れた継手構造を実現することができる。
【0027】さらに、上述の免震継手構造11において
は、フレキシブルパイプ18が、弛緩した状態において
応力が加わらないように曲げ加工されているために、フ
レキシブルパイプ18に、平常時に無理な応力が加わる
ことが無く、耐久性の面において優れている。
【0028】なお、上記実施の形態において、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で他の構成を採用するようにし
てもよい。例えば、上記実施の形態においては、フレキ
シブルパイプ18を取り付けるにあたって、あらかじめ
工場において曲げ加工しておくこととされているが、現
場において加工が可能である場合には、現場において曲
げ加工を行うようにしてもよいのはいうまでもない。
【0029】また、上記実施の形態においては、フレキ
シブルパイプ18の上下にL字型管17を配した構成と
されているが、これに代えて、フレキシブルパイプ18
を、上部構造12の床スラブを貫通する上部構造側竪管
26(図1参照)あるいは下部構造13の床スラブを貫
通する下部構造側竪管27(図1参照)に対して、L字
型管17を介さずに直接接続することも可能である。
【0030】また、図1において、上部構造側竪管26
と下部構造側竪管27とが同一直線上に位置している場
合に、フレキシブルパイプ18を竪管として用いること
により、これら上部構造側竪管26と下部構造側竪管2
7とを上下に接続するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る免
震建物の配管設置方法においては、地震時に上部構造お
よび下部構造間に生じることが想定される水平方向の相
対変位量をあらかじめ算出するとともに、この相対変位
量に基づき配管に対して設定すべき余長を算出し、さら
に、配管の両端の取付対象位置同士間の直線距離と、前
記余長とから、配管に必要な長さ寸法を決定し、さら
に、これと同一の長さの金属製配管を、その端部間の直
線距離が、配管の両端の取付対象位置同士の間の直線距
離と一致するように、工場において曲げ加工しておき、
このように曲げ加工された配管を取付対象位置に取り付
けるようにしているために、金属製の配管を一本のみを
用いて、配管に伸びを作用させることなく、免震層内に
おける設備配管を形成することができる。このため、従
来と異なり、L字型免震継手などの複雑な構造が必要と
ならず、コストの面で有利であるとともに、設置スペー
スを省略できる。また、現場において曲げ加工を行う必
要がないために、施工性がよい。
【0032】請求項2に係る免震継手構造においては、
金属製の配管が、免震層内に弛緩した状態で取り付けら
れるとともに、配管の長さ寸法に、配管の両端の取付対
象位置間の直線距離に加えて、地震時に上部構造および
下部構造間に発生する相対変位に対応可能な余長距離が
含まれるために、一本の金属製の配管のみで、上部構造
および下部構造間の相対変位に追従可能な継手構造を形
成することができる。これにより、低コストで設置スペ
ースの小さく、なおかつ、施工性に優れた継手構造を実
現することができる。
【0033】請求項3に係る免震継手構造においては、
配管が、弛緩した状態において応力が加わらないように
曲げ加工されているために、平常時に、配管に無理な応
力が加わることが無く、耐久性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1 】 本発明の一実施の形態を模式的に示す免震
継手構造の立断面図である。
【図2 】 図1に示した免震継手構造において使用さ
れるフレキシブルパイプの構成を示す半断面図である。
【図3 】 図1および図2に示したフレキシブルパイ
プに必要な長さを説明するための図であって、フレキシ
ブルパイプの立面図である。
【図4 】 従来の免震継手の斜視図である。
【符号の説明】 11 免震継手構造 12 上部構造 13 下部構造 14 免震層 18 フレキシブルパイプ(配管) 18a,18b 端部
フロントページの続き (72)発明者 森安 卓郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 仲谷 正和 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 内山 明彦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 鈴木 勝年 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 森田 政信 兵庫県尼崎市南初島町10番133 特許機器 株式会社内 Fターム(参考) 3H104 JA07 JB07 JC06 JC09 JD09 LB01 LB38 LG02 MA01 MA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 免震層を挟んで上下に配置された上部構
    造および下部構造からなる免震建物において、前記下部
    構造から前記免震層を貫通して前記上部構造に至る配管
    を設置するための方法であって、 地震時に前記上部構造および下部構造間に生じることが
    想定される相対変位量をあらかじめ算出するとともに、
    該相対変位量に基づき前記配管に対して設定すべき余長
    を算出し、 前記配管の両端の取付対象位置同士間の直線距離と、前
    記余長とから、前記配管に必要な長さを決定し、これと
    同一長さの金属製のフレキシブルパイプを、該フレキシ
    ブルパイプの両端間の直線距離が前記配管の両端の取付
    対象位置同士間の直線距離と一致するように、曲げ加工
    しておき、 しかる後に、該曲げ加工されたフレキシブルパイプの両
    端を、前記配管の両端の取付対象位置にそれぞれ取り付
    けることを特徴とする免震建物の配管設置方法。
  2. 【請求項2】 免震層を挟んで上下に配置された上部構
    造および下部構造からなる免震建物において、前記免震
    層を貫通する配管に適用される免震継手構造であって、 金属製のフレキシブルパイプが、前記免震層内に弛緩し
    た状態で取り付けられ、 該フレキシブルパイプの長さ寸法には、該フレキシブル
    パイプの端部の取付対象位置の直線距離に加えて、地震
    時に前記上部構造および下部構造間に発生する相対変位
    に対応可能な余長距離が含まれていることを特徴とする
    免震継手構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の免震継手構造であって、 前記フレキシブルパイプは、前記弛緩した状態におい
    て、応力が加わらないように曲げ加工されていることを
    特徴とする免震継手構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009093327A1 (ja) * 2008-01-25 2009-07-30 Shinryo Corporation 免震トイレシステム
JP2010125488A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Apic Yamada Corp 切断装置
CN102102789A (zh) * 2011-02-11 2011-06-22 冯亿生 一种实用隔振装置
CN108019574A (zh) * 2017-12-15 2018-05-11 北京城建集团有限责任公司 一种柔性连接装置

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