JP2001151002A - 降車合図装置 - Google Patents

降車合図装置

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JP2001151002A
JP2001151002A JP33244199A JP33244199A JP2001151002A JP 2001151002 A JP2001151002 A JP 2001151002A JP 33244199 A JP33244199 A JP 33244199A JP 33244199 A JP33244199 A JP 33244199A JP 2001151002 A JP2001151002 A JP 2001151002A
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JP
Japan
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cable
getting
mover
switch
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP33244199A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Arai
直幸 新井
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗合バスの降車を知らせるためのスイッチの
数が少なくてすむとともに、装置を容易に設置すること
ができ、且つ保守・点検等の作業性に優れた降車合図装
置の提供。 【解決手段】 ケーブル10を、バスの車内14に張設
するとともに、このケーブル10は、車内の要所に設置
されたマイクロスイッチ12と連結されており、このケ
ーブル10を下方へ引いて操作することによってマイク
ロスイッチ12がオンされることにより、降車合図信号
をケーブル10を介して運転手席に設けられた降車表示
手段に伝達し、降車客の存在を運転手に知らせるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、降車合図装置に係
り、特にワンマンバス等の乗合バスにおいて、乗客が所
望の停留所で降車する際に、バス車内で降車の意志を運
転手に伝える場合に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、乗合バスは、ほとんどがワンマン
バスである。このため、乗客が所望の停留所で降車する
場合は、車内の柱や窓枠、天井に設置してある押しボタ
ン式の降車合図スイッチを、停留所の手前で乗客が予め
押すことにより、運転手席の降車表示装置にその旨を表
示し、降車を欲する乗客の存在を運転手に伝えるように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな降車合図スイッチは、乗客が車内をできるだけ移動
することなく操作できるように、各スイッチの間隔をあ
る程度、狭めて車内の窓枠や柱、天井部分に設置しなけ
ればならない。そのため、多数のスイッチが必要とな
り、車両製作時の作業手間が増大するとともに、部品点
数の増加によるコスト高を招くといった問題点がある。
【0004】具体的には、各スイッチと運転手席の降車
表示手段との間を接続する電線を、車内の内装材内側に
通すといった作業を事前に行っておき、押しボタン式の
スイッチをそれぞれ電線と接続した後、窓枠や柱、天井
部分に設けられている配線孔に各スイッチを取り付ける
といった作業が、バス1台毎に必要となる。その結果、
工程数の増加による製造効率の低下を余儀なくされると
いう問題点を有する。しかも、電線が内部に配線されて
いると、万一の故障の場合には、断線箇所の確認や電線
の交換のために、内装材をいちいち取り外さねばなら
ず、修理作業にかなりの工数、手間を要し、このため作
業の迅速性が著しく阻害される結果となる。
【0005】本発明は、このような諸事情に対処するた
めに提案されたものであって、乗合バスの降車を知らせ
るためのスイッチの数が少なくてすむとともに、装置を
容易に設置することができ、且つ保守・点検等の作業性
に優れた降車合図装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、電線を備えるケーブルを、バス等の車内に露
出させた状態で車内に張設するとともに、該ケーブル
は、前記車内の要所に設置されたスイッチと連結されて
おり、該ケーブルを操作することによって前記スイッチ
がオンされ、降車合図信号が前記ケーブルを介して運転
手席に設けられた降車表示手段に伝達される。
【0007】(2)上記(1)項において、前記ケーブ
ルは、前記スイッチの内部に揺動自在に配設された可動
子と連結されており、該可動子は通常時、弾性部材によ
って中立位置に保持されており、前記ケーブルが操作さ
れた際に該可動子が該弾性部材の付勢力に抗して揺動す
ることにより、前記スイッチ内部の接点部材と当接し
て、該スイッチがオンされる。
【0008】(3)上記(2)項において、前記ケーブ
ルは2本の電線からなり、該2本の電線のうち、一方の
電線は前記可動子に導通しているとともに、他方の電線
は前記スイッチ内部の接点部材に導通している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る降車合図装置
の好適な実施形態を添付図面を参照して説明する。
【0010】図1は一実施形態の降車合図装置が適用さ
れた乗合バスを側方から視た概略側面図である。
【0011】図1において、本実施形態の降車合図装置
は、ケーブル10と、マイクロスイッチ12と、図示し
ない降車表示手段とから構成されている。ケーブル10
は、バスの車内14内の窓面の横位置に張設されてい
る。車内14の車体の構造体である柱16,16…に
は、マイクロスイッチ12,12…(図1では4個)が
同一高さ位置に取り付けられている。
【0012】ケーブル10は、ある程度の引っ張り力に
対して所定の耐久性を有する2本の電線10A,10B
(図2参照)からなり、マイクロスイッチ12のオン、
オフによって電気信号(降車合図信号)のやりとりを行
うとともに、その前端部は、運転手席横に設けられてい
る降車表示手段(不図示)と接続されている。
【0013】図2は、マイクロスイッチ12の分解斜視
図である。
【0014】同図に示されるように、マイクロスイッチ
12は、ケース20と、可動子22と、接点バネ24
と、蓋26等とから構成されている。ケース20には、
前述した柱16への取付用のビス孔28,28が穿孔さ
れているとともに、可動子22を軸支する固定軸30が
その下部に植設され、この固定軸30が可動子22の下
部孔22Aに挿入されるようになっている。固定軸30
には、雄ねじが切られており、ワッシャ32A及びナッ
ト32Bを螺合させることによって、ケース20内部
に、可動子22を揺動可能に取り付ける。
【0015】さらに、可動子22の表面には、ケーブル
10固定用の電線接続器34が取り付けられており、こ
の電線接続器34は、固定片34A,34Bを有してい
る。各固定片34A,34B間は、連結片36,36に
よって両者の縁部同士が2カ所でヒンジ接合されてい
る。これにより、固定片34Bに対して固定片34Aを
矢印方向に回動させて、固定片34Aに形成されている
固定爪37でロックすれば、固定片34A,34Bの内
側同士を密着させて固定することができる。
【0016】各固定片34A,34Bには、2つのケー
ブル固定溝38A,38Bが平行に形成されており、図
3に示されるように、各ケーブル固定溝38A,38B
の内側に電線10A、10Bが挟圧されて固定されるよ
うになっている。一方のケーブル固定溝38Aには、図
示しない導通部が形成されており、可動子22に対して
電気信号の伝達が可能である。このため、挟圧固定され
た電線10Aと可動子22とは、ケーブル固定溝38A
を介して相互に導通されていることになる。
【0017】ケーブル固定溝38Bは、可動子22の裏
面側に取り付けられた絶縁体40によって可動子22と
電気的に絶縁されており、そのため、電線10Bと、可
動子22との導通は阻止されている。一方、図3に示さ
れるように、ケーブル固定溝38Bは接点バネ24に対
し、導通片42を介して導通している。図2及び図4に
示されるように、接点部材としての接点バネ24は、正
面視オメガ状に形成されており、対向するバネ片24
A,24Bがケース20の溝20A,20Aに嵌めこま
れてケース20に固定される。なお、接点バネ24のケ
ース20への固定作業は、可動子22の取付作業前に行
う必要がある。
【0018】固定軸30によって下端部が軸支された可
動子22は、その上端部に穿孔されている上部孔22B
にバネ44の下端が取り付けられている。バネ44の上
端は、ケース20の支持孔20Bに取り付けられ、これ
により、図4に示されるように、可動子22は、中立位
置に保持されるとともに、バネ44による弾性抵抗を受
けつつ左右に揺動可能となる。図3に示されるように、
可動子22が左右のいずれかに揺動すると、接点バネ2
4のバネ片24A,24Bの一方に当接する。
【0019】蓋26の側面部には、係止爪26A,26
A(図2では片側のみ図示されている)が形成され、こ
の係止爪26A,26Aをケース20の係止孔20C,
20Cに係合させることによってケース20に蓋26が
取り付け固定される。
【0020】マイクロスイッチ12を車内に設置する場
合、まず、ケース20をビス孔28から図示しないビス
を挿入して、車内の柱16のねじ孔にねじ止め固定す
る。そして、接点バネ24のバネ片24A,24Bをケ
ース20の溝20A,20Aに嵌合させ、この状態で、
可動子22の下部孔22Aに固定軸30を挿通する。次
いで、固定軸30にワッシャ32A及びナット32Bを
螺合させることによって、可動子22を、ケース20内
部に固定軸30を支点として左右に揺動可能に取り付け
る。さらに、可動子22とケース20との間をバネ44
によって連結し、通常時、可動子22が接点バネ24に
接触しない中立位置となるようにする。
【0021】次に、図2に示されるように、ケーブル1
0の各電線10A,10Bを電線接続器34の固定片3
4Bのケーブル固定溝38A,38Bに当接させ、この
状態で、固定片34Bに対して固定片34Aを矢印方向
に回動させて固定爪37で、固定片34A,34B同士
をロックし、各電線10A,10Bを両方のケーブル固
定溝38A,38Bによって挟圧固定する。すると、電
線10Aは可動子22と導通する一方、電線10Bは、
図3に示されるように、導通片42を介して接点バネ2
4と導通した状態となる。そして、蓋26によってケー
ス20を閉塞すれば、マイクロスイッチ121つ当たり
の作業が終了する。このような作業を各マイクロスイッ
チ12毎に行うと、図1に示されるように、ケーブル1
0がバス車内の窓面側方に露出した状態で張設される。
【0022】次に、前記のように構成した本実施形態の
降車合図装置の作用は以下の通りである。図1に示され
るように、バス車内の乗客Aが運転手に降車の意志を伝
えるためにケーブル10を矢印方向に引くと、可動子2
2はバネ44の付勢力に抗して左右のいずれかに揺動す
る。そうすると、可動子22は、接点バネ24のバネ片
24A,24Bの一方に当接して、スイッチオンの状態
となり、運転手席横の降車表示手段(不図示)に降車合
図信号が伝達され、降車する乗客がいる旨の表示がなさ
れる。そして、乗客Aがケーブル10を離すと、可動子
22は、接点バネ24の作用によって中立位置に復帰
し、可動子22はバネ片24A,24Bから離間し、ス
イッチオフとなる。
【0023】このように、本実施形態によれば、ケーブ
ル10を車内に露出させて張設することができるので、
従来、必要だった電線を車内の内装材の内側に配線する
といった作業、及び柱等に押しボタンスイッチ用の取付
孔を設ける作業が不要となる。これにより、ケーブル1
0及びマイクロスイッチ12の設置作業が簡単化され、
車両の製作に要する作業手間を削減することができる。
また、マイクロスイッチ12の数が少なくてすみ、コス
トダウンが図られる。
【0024】尚、本実施形態では、マイクロスイッチ1
2を車内の柱16に設置し、ケーブル10を窓面に沿っ
て張設するようにしているが、これに限らず、車内の天
井に近い部分等、ケーブル10及びマイクロスイッチ1
2の設置個所は、乗客が操作しやすい位置であれば、い
ずれに設置してもよい。
【0025】本実施形態では、可動子を主要な部材とす
るマイクロスイッチを使用しているが、降車表示手段へ
信号を伝達することができれば、必ずしも可動子を具備
しないスイッチを用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1〜3記載の発明によれば、降車
表示手段とスイッチとを接続するケーブルを車内に露出
した状態で張設し、このケーブルを操作したときにスイ
ッチがオンされて、降車を欲する乗客がいることを降車
表示手段に表示するようにしている。このため、ケーブ
ル及びスイッチを内装材の内側に設置する必要がなく、
設置作業が容易であるとともに、保守点検に際しても内
装材を取り外す必要がなく、各作業の省力化を図ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る降車合図装置が適用された乗
合バスを側方から視た概略側面図である。
【図2】本実施形態の降車合図装置に使用されるマイク
ロスイッチの分解斜視図である。
【図3】図2のマイクロスイッチの要部である可動子と
ケーブルとの関係を示す側面図である。
【図4】マイクロスイッチの設置状態を示した正面図で
ある。
【符号の説明】
10 ケーブル 10A 10B 電線 12 マイクロスイッチ 14 車内 16 柱 20 ケース 20A 溝 20B 支持孔 20C 係止孔 22 可動子 22A 下部孔 22B 上部孔 24 接点バネ(接点部材) 24A 24B バネ片 26 蓋 26A 係止爪 28 ビス孔 30 固定軸 32A ワッシャ 32B ナット 34 電線接続器 34A 34B 固定片 36 連結片 37 固定爪 38A,38B ケーブル固定溝 40 絶縁体 42 導通片 44 バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を備えるケーブルを、バス等の車内
    に露出させた状態で車内に張設するとともに、該ケーブ
    ルは、前記車内の要所に設置されたスイッチと連結され
    ており、該ケーブルを操作することによって前記スイッ
    チがオンされ、降車合図信号が前記ケーブルを介して運
    転手席に設けられた降車表示手段に伝達されることを特
    徴とする降車合図装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルは、前記スイッチの内部に
    揺動自在に配設された可動子と連結されており、該可動
    子は通常時、弾性部材によって中立位置に保持されてお
    り、前記ケーブルが操作された際に該可動子が該弾性部
    材の付勢力に抗して揺動することにより、前記スイッチ
    内部の接点部材と当接して、該スイッチがオンされるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の降車合図装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルは2本の電線からなり、該
    2本の電線のうち、一方の電線は前記可動子に導通して
    いるとともに、他方の電線は前記スイッチ内部の接点部
    材に導通していることを特徴とする請求項2に記載の降
    車合図装置。
JP33244199A 1999-11-24 1999-11-24 降車合図装置 Pending JP2001151002A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104276219A (zh) * 2014-09-22 2015-01-14 华晨汽车集团控股有限公司 一种带微动开关的充电插口盖释放扳手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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