JP2005041347A - 車両の合図表示装置 - Google Patents
車両の合図表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005041347A JP2005041347A JP2003277820A JP2003277820A JP2005041347A JP 2005041347 A JP2005041347 A JP 2005041347A JP 2003277820 A JP2003277820 A JP 2003277820A JP 2003277820 A JP2003277820 A JP 2003277820A JP 2005041347 A JP2005041347 A JP 2005041347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- contact
- touch
- driver
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
【課題】 例えばハザ−ドスイッチやホ−ンの作動システムに好適で、静電容量スイッチを駆使し、運転操作に支障を来たすことなく、ワンタッチ操作によって簡単かつ安全に操作でき、またデザインの多様化を図れ、これを容易かつ安価に製作できるとともに、所望位置に容易に取り付けられる車両の合図表示装置を提供すること。
【解決手段】 合図手段に連係するタッチスイッチ1を運転席周辺に設けた車両の合図表示装置である。
前記タッチスイッチ1を非接点構造とする。
前記タッチスイッチ1は、被検体の接触または被検体の接近による静電容量の変化を検出可能な接触検出部8を有する。
前記検出した静電容量の変化によって、スイッチ操作を検出可能なスイッチ操作検出部9を備える。
前記接触検出部8とスイッチ操作検出部9とを分離して構成する。
前記接触検出部8を運転席周辺の所定位置に設置する。
【選択図】 図4
【解決手段】 合図手段に連係するタッチスイッチ1を運転席周辺に設けた車両の合図表示装置である。
前記タッチスイッチ1を非接点構造とする。
前記タッチスイッチ1は、被検体の接触または被検体の接近による静電容量の変化を検出可能な接触検出部8を有する。
前記検出した静電容量の変化によって、スイッチ操作を検出可能なスイッチ操作検出部9を備える。
前記接触検出部8とスイッチ操作検出部9とを分離して構成する。
前記接触検出部8を運転席周辺の所定位置に設置する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えばハザ−ドスイッチやホ−ンの作動システムに好適で、静電容量スイッチを駆使し、運転操作に支障を来たすことなく、ワンタッチ操作によって簡単かつ安全に操作でき、またデザインの多様化を図れ、これを容易かつ安価に製作できるとともに、所望位置に容易に取り付けられる車両の合図表示装置に関する。
車両には、緊急停車時等に左右の方向指示ランプを点灯点滅(ハザ−ド点灯)させるハザ−ドスイッチが装備されている。このハザ−ド点灯の別の使用態様として、高速道路の走行時、渋滞のために減速し或いは停止する際に、後続車両に注意を促すためにハザ−ド点灯し、または車線変更時の割り込んだお礼として、短時間ハザ−ド点灯することが行なわれている。
このような場合、ハザ−ドスイッチを所定時間、半押し状態とするか、またはON・OFF二度のスイッチ操作を要して、面倒かつ複雑になり、かつその間正常な運転姿勢を崩し前方不注意になって、安全運転に支障を来たす惧れがあり、予てよりその改善が望まれていた。
このような場合、ハザ−ドスイッチを所定時間、半押し状態とするか、またはON・OFF二度のスイッチ操作を要して、面倒かつ複雑になり、かつその間正常な運転姿勢を崩し前方不注意になって、安全運転に支障を来たす惧れがあり、予てよりその改善が望まれていた。
このような要請に応ずるものとして、ハザ−ドランプを点滅させるスイッチ手段をステアリングホイ−ルに設け、前記スイッチ手段を押圧操作し、リヤ側のハザ−ドランプを所定回数点滅させるようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
しかし、この従来の装置は、スイッチ手段として押圧スイッチを用いているため、スイッチの作動スペ−スの確保を要し、ステアリングホイ−ルの取り付け部を大きく切り欠く必要があり、またステアリングホイ−ルの代わりに、例えばインストパネル等に取り付ける場合も同様で、所望位置での取り付けや後付けが難しい、という問題があった。
また、押圧スイッチは、その取り付け位置によっては、乗降時に人や物に当接して誤動作する惧れがあり、しかも塵埃によって接点不良になる惧れがあった。
更に、従来のスイッチは概して表面のデザインが画一的に決められてしまい、デザインの多様化やその選択に応じられない等の不具合があった。
また、押圧スイッチは、その取り付け位置によっては、乗降時に人や物に当接して誤動作する惧れがあり、しかも塵埃によって接点不良になる惧れがあった。
更に、従来のスイッチは概して表面のデザインが画一的に決められてしまい、デザインの多様化やその選択に応じられない等の不具合があった。
一方、従来においてもハザ−ドランプを点滅させるスイッチ手段として、瞬時に操作するだけのワンタッチスイッチを設けたものがある(例えば、特許文献2,3)。
しかし、これらのワンタッチスイッチは、基本的に押圧スイッチで構成しているため、接点や可動部を要して操作方向が肉厚になり、所望位置での取り付けや後付けが制約される、という問題があった。
しかし、これらのワンタッチスイッチは、基本的に押圧スイッチで構成しているため、接点や可動部を要して操作方向が肉厚になり、所望位置での取り付けや後付けが制約される、という問題があった。
本発明はこのような問題を解決し、例えばハザ−ドスイッチやホ−ンの作動システムに好適で、静電容量スイッチを駆使し、運転操作に支障を来たすことなく、ワンタッチ操作によって簡単かつ安全に操作でき、またデザインの多様化を図れ、これを容易かつ安価に製作できるとともに、所望位置に容易に取り付けられる車両の合図表示装置提供することを目的とする。
請求項1の発明は、合図手段に連係するタッチスイッチを運転席周辺に設けた車両の合図表示装置において、前記タッチスイッチを非接点構造とし、前記タッチスイッチは、被検体の接触または被検体の接近による静電容量の変化を検出可能な接触検出部と、前記検出した静電容量の変化によってスイッチ操作を検出可能なスイッチ操作検出部とを備え、前記接触検出部とスイッチ操作検出部とを分離して構成し、前記接触検出部を運転席周辺の所定位置に設置し、運転操作に支障を来たすことなく、ワンタッチ操作によって簡単かつ安全に操作できるとともに、タッチスイッチの薄厚かつ小形化を促し、これを容易かつ安価に製作できるとともに、所望位置に容易に取り付けられるようにしている。
請求項2の発明は、前記合図手段が、ハザ−ドランプまたはホ−ンであり、これらによって視覚的または聴覚的な合図を実現可能にしている。
請求項3の発明は、前記接触検出部を、被検体と接触可能な接触部と軸部を有する接触部材と、前記軸部に電気的に連係し、前記接触部材の信号を前記スイッチ操作検出部へ入力可能な連絡部材と、前記軸部を支持し、運転席周辺の所定位置に設置可能な支持部材とで構成し、静電容量の変化による信号の検出と、その信号のやりとりの確実性と信頼性を向上するとともに、運転席周辺での取り付け位置の選択を実現し得るようにしている。
請求項4の発明は、前記接触部材をピンバッチで構成し、タッチスイッチの容易かつ安価な製作を実現するとともに、使用者の好みに応じたピンバッチの使用を実現し、この種スイッチのデザインの多様化を図れるようにしている。
請求項3の発明は、前記接触検出部を、被検体と接触可能な接触部と軸部を有する接触部材と、前記軸部に電気的に連係し、前記接触部材の信号を前記スイッチ操作検出部へ入力可能な連絡部材と、前記軸部を支持し、運転席周辺の所定位置に設置可能な支持部材とで構成し、静電容量の変化による信号の検出と、その信号のやりとりの確実性と信頼性を向上するとともに、運転席周辺での取り付け位置の選択を実現し得るようにしている。
請求項4の発明は、前記接触部材をピンバッチで構成し、タッチスイッチの容易かつ安価な製作を実現するとともに、使用者の好みに応じたピンバッチの使用を実現し、この種スイッチのデザインの多様化を図れるようにしている。
請求項1の発明は、タッチスイッチを非接点構造とし、前記タッチスイッチは、被検体の接触または被検体の接近による静電容量の変化を検出可能な接触検出部と、前記検出した静電容量の変化によってスイッチ操作を検出可能なスイッチ操作検出部とを備え、前記接触検出部とスイッチ操作検出部とを分離して構成したから、前記接触検出部を運転席周辺の所定位置に設置し、運転操作に支障を来たすことなく、ワンタッチ操作によって簡単かつ安全に操作できるとともに、タッチスイッチの薄厚かつ小形化を促し、これを容易かつ安価に製作できるとともに、所望位置に容易に取り付けることができる。
請求項2の発明は、前記合図手段が、ハザ−ドランプまたはホ−ンであり、これらによって視覚的または聴覚的な合図を実現することができる。
請求項3の発明は、前記接触検出部を、被検体と接触可能な接触部と軸部を有する接触部材と、前記軸部に電気的に連係し、前記接触部材の信号を前記スイッチ操作検出部へ入力可能な連絡部材と、前記軸部を支持し、運転席周辺の所定位置に設置可能な支持部材とで構成したから、静電容量の変化による信号の検出と、その信号のやりとりの確実性と信頼性を向上できるとともに、運転席周辺での取り付け位置の選択を実現することができる
請求項4の発明は、前記接触部材をピンバッチで構成したから、タッチスイッチの容易かつ安価な製作を実現するとともに、使用者の好みに応じたピンバッチの使用を実現し、この種スイッチのデザインの多様化を図ることができる。
請求項3の発明は、前記接触検出部を、被検体と接触可能な接触部と軸部を有する接触部材と、前記軸部に電気的に連係し、前記接触部材の信号を前記スイッチ操作検出部へ入力可能な連絡部材と、前記軸部を支持し、運転席周辺の所定位置に設置可能な支持部材とで構成したから、静電容量の変化による信号の検出と、その信号のやりとりの確実性と信頼性を向上できるとともに、運転席周辺での取り付け位置の選択を実現することができる
請求項4の発明は、前記接触部材をピンバッチで構成したから、タッチスイッチの容易かつ安価な製作を実現するとともに、使用者の好みに応じたピンバッチの使用を実現し、この種スイッチのデザインの多様化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面により説明すると、図1乃至図6において図1は本発明をハザ−ドランプの点灯に適用したシステムのブロック図、図2は本発明を適用した静電容量スイッチの構成図、図3は前記ハザ−ドランプの点灯回路図である。
図において1は自動車の運転席周辺の非導電部材からなる所望位置、例えば合成樹脂製のインストルパネル2またはメ−タパネル3若しくはシフトレバ−4周辺に、両面接着テ−プ等の粘着テ−プ5を介して取り付けたタッチスイッチで、実施形態では被検体である運転者等の手が触れることにより、人体の静電容量を感知して導通する静電容量スイッチを用いている。図中、6はステアリングホイ−ル、7はコンソ−ルボックスである。
図において1は自動車の運転席周辺の非導電部材からなる所望位置、例えば合成樹脂製のインストルパネル2またはメ−タパネル3若しくはシフトレバ−4周辺に、両面接着テ−プ等の粘着テ−プ5を介して取り付けたタッチスイッチで、実施形態では被検体である運転者等の手が触れることにより、人体の静電容量を感知して導通する静電容量スイッチを用いている。図中、6はステアリングホイ−ル、7はコンソ−ルボックスである。
前記タッチスイッチ1は、接触部で接触検出部である薄厚の金属板製のタッチプレ−ト8と、該プレ−ト8から信号入力され、タッチプレ−ト8に手が触れたことを検出する、スイッチ操作検出部としての検出回路9とからなり、該回路9がコントロ−ラ11に連係している。
前記コントロ−ラ11は、検出回路9の信号入力を条件に、つまりタッチプレ−ト8の接触時間が所定時間、実施形態では約1.5秒以下の場合、合図手段である前後左右のハザ−ドランプ10を所定回数、実施形態では2回点滅可能にしている。
一方、タッチプレ−ト8の接触時間が所定時間、実施形態では約1.5秒以上の場合は、接触している間中、ハザ−ドランプ10を点滅可能にしている。
前記コントロ−ラ11は、検出回路9の信号入力を条件に、つまりタッチプレ−ト8の接触時間が所定時間、実施形態では約1.5秒以下の場合、合図手段である前後左右のハザ−ドランプ10を所定回数、実施形態では2回点滅可能にしている。
一方、タッチプレ−ト8の接触時間が所定時間、実施形態では約1.5秒以上の場合は、接触している間中、ハザ−ドランプ10を点滅可能にしている。
前記タッチプレ−ト8は、実施形態では薄厚の金属板の一端を折曲してタッチプレ−ト8を形成し、その折曲部8aを前記取り付け部の端部に掛け止め、取り付けの安定化を図るとともに、前記折曲部8aの端部にリ−ド線12の一端を接続し、その他端を前記検出回路9に接続している。前記検出回路9は、タッチプレ−ト8と分離して運転席周辺の適所に隠蔽して配置されている。
前記検出回路9は、タッチプレ−ト8と分離して運転席周辺の適所に配置され、その構成は図2のようで、これはタッチプレ−ト8に触れる人に帯電している静電気を放電し、電気機器の破壊を防止するにサ−ジ保護回路13と、タッチプレ−ト8への接触の有無により発振波形の振幅を変化させる発振回路14と、発振波形を直流電圧変化に変換する検波平滑回路15と、前記電圧変化を検知し、これを基準値と比較して人の接触を判断するコンパレ−タ16と、前記コントロ−ラ11への信号を出力する出力回路17とで構成されている。
前記コントロ−ラ11は図3のように構成され、これは電源回路18と、前記検出回路9の信号が入力され、前記ハザ−ドランプ10に対する作動信号を出力するマイクロコンピュ−タ等の演算器19と、前記ハザ−ドランプ10をON・OFFするリレ−20,21と、前期演算器19の出力信号を基に前記リレ−20,21をON・OFFするトランジスタ22とから構成されている。
このように構成した車両の合図表示装置は、タッチスイッチ1とコントロ−ラ11と合図手段10とからなり、このうちタッチスイッチ1は接点を有しない静電容量スイッチで構成しているから、押圧スイッチのような作動スペ−スを要さず、薄厚で小形化を図れる
しかも、タッチスイッチ1は、タッチプレ−ト8と検出回路9とを分離して構成しているから、それだけ小形化を図れ、またタッチプレ−ト8と検出回路9を別々に配置できるから、設置スペ−スのコンパクト化とタッチプレ−ト8の薄厚化を図れる。
しかも、タッチスイッチ1は、タッチプレ−ト8と検出回路9とを分離して構成しているから、それだけ小形化を図れ、またタッチプレ−ト8と検出回路9を別々に配置できるから、設置スペ−スのコンパクト化とタッチプレ−ト8の薄厚化を図れる。
次に、前記合図表示装置を取り付ける場合は、検出回路9とコントロ−ラ11とを運転席周辺の適所に隠蔽して設置し、前記検出回路9にリ−ド線12を介してタッチプレ−ト8を接続する。
そして、タッチプレ−ト8の裏面に粘着テ−プ5を貼り付け、該テ−プ5を介してタッチプレ−ト8を非導電部材からなる運転席周辺の適所、例えば合成樹脂製のインストパネル2やメ−タパネル3の前縁部またはコンソ−ルボックス7の適所に取り付け、それらの端部に折曲部8aを係合して配置する。
そして、タッチプレ−ト8の裏面に粘着テ−プ5を貼り付け、該テ−プ5を介してタッチプレ−ト8を非導電部材からなる運転席周辺の適所、例えば合成樹脂製のインストパネル2やメ−タパネル3の前縁部またはコンソ−ルボックス7の適所に取り付け、それらの端部に折曲部8aを係合して配置する。
このように本発明の合図表示装置は簡単に取り付けられる。
この場合、タッチプレ−ト8は薄厚に形成されているから、押圧スイッチのように取り付け部を切り欠いて取り付ける必要がなく、それだけ取り付け作業を容易に行なえる。
この状況は図4および図6のようで、タッチプレ−ト8が薄厚で前記取り付け部に密着し、またリ−ド線12が目立たずに配線されているから、違和感なく体裁良く取り付けられる。
この場合、タッチプレ−ト8は薄厚に形成されているから、押圧スイッチのように取り付け部を切り欠いて取り付ける必要がなく、それだけ取り付け作業を容易に行なえる。
この状況は図4および図6のようで、タッチプレ−ト8が薄厚で前記取り付け部に密着し、またリ−ド線12が目立たずに配線されているから、違和感なく体裁良く取り付けられる。
このような合図表示装置において、車両の運転時に関係車両に合図をする場合は、運転者がタッチプレ−ト8に手を触れる。
このようにすると、検出回路9で静電容量の変化が検出され、タッチプレ−ト8に手が触れたことが検出されて、その検出信号がコントロ−ラ11の演算器19に入力される。
前記演算器19は、検出回路9の信号入力を条件にトランジスタ22に制御信号を出力し、該トランジスタ22をON・OFFさせて、合図手段である前後左右のハザ−ドランプ10を点滅させる。
このようにすると、検出回路9で静電容量の変化が検出され、タッチプレ−ト8に手が触れたことが検出されて、その検出信号がコントロ−ラ11の演算器19に入力される。
前記演算器19は、検出回路9の信号入力を条件にトランジスタ22に制御信号を出力し、該トランジスタ22をON・OFFさせて、合図手段である前後左右のハザ−ドランプ10を点滅させる。
この場合、タッチプレ−ト8の接触時間が所定時間、実施形態では約1.5秒以下の場合は、前後左右のハザ−ドランプ10が2回点滅し、関係車両へ合図される。
なお、タッチプレ−ト8の接触時間が約1.5秒以上の場合は、接触している間中、ハザ−ドランプ10が点滅する。
なお、タッチプレ−ト8の接触時間が約1.5秒以上の場合は、接触している間中、ハザ−ドランプ10が点滅する。
図7乃至図12は本発明の他の実施形態を示し、前述の構成と対応する部分は同一の符号を用いている。
このうち、図7は本発明の第2の実施形態を示し、図8乃至図12は本発明に適用したタッチスイッチ1の他の実施形態を示している。
前記第2の実施形態は合図手段として、ハザ−ドランプ10の代わりにホ−ン23を採用し、その吹鳴システムに本発明を適用している。
すなわち、コントロ−ラ11にホ−ン23を接続し、車両の運転時に運転者がタッチプレ−ト8に手を触れると、トランジスタ22およびリレ−20または21を介して、ホ−ン23が所定時間、実施形態では20ms間吹鳴する。したがって、視覚的な合図の代わりに、聴覚的な合図を行なえる。
このうち、図7は本発明の第2の実施形態を示し、図8乃至図12は本発明に適用したタッチスイッチ1の他の実施形態を示している。
前記第2の実施形態は合図手段として、ハザ−ドランプ10の代わりにホ−ン23を採用し、その吹鳴システムに本発明を適用している。
すなわち、コントロ−ラ11にホ−ン23を接続し、車両の運転時に運転者がタッチプレ−ト8に手を触れると、トランジスタ22およびリレ−20または21を介して、ホ−ン23が所定時間、実施形態では20ms間吹鳴する。したがって、視覚的な合図の代わりに、聴覚的な合図を行なえる。
図8は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態はタッチプレ−ト8の代わりに、支持部材であるボルト24を用いてタッチスイッチ1を構成している。
すなわち、ボルト24の頭部24aに接触部となる凸部25を設け、その螺軸を例えばインストパネル2に形成した通孔26に差し込み、該螺軸にバネ座金27および導電板28を挿入し、これにナット29をねじ込んで取り付けている。前記導電板28は平座金を使用し、その板面にリ−ド線12を半田付けして構成している。
このようにこの実施形態は、板金を屈曲してタッチプレ−ト8を構成する代わりに、汎用のボルト24およびナット29を用いてタッチスイッチ1を構成し、これを容易かつ安価に製作できるようにしている。
すなわち、ボルト24の頭部24aに接触部となる凸部25を設け、その螺軸を例えばインストパネル2に形成した通孔26に差し込み、該螺軸にバネ座金27および導電板28を挿入し、これにナット29をねじ込んで取り付けている。前記導電板28は平座金を使用し、その板面にリ−ド線12を半田付けして構成している。
このようにこの実施形態は、板金を屈曲してタッチプレ−ト8を構成する代わりに、汎用のボルト24およびナット29を用いてタッチスイッチ1を構成し、これを容易かつ安価に製作できるようにしている。
図9は本発明の第4の実施形態を示し、この実施形態はタッチプレ−ト8をピンバッチ30で構成している。前記ピンバッチ30は、接触部となる金属板製のバッチ31と、その裏面に突設したピン32を備え、該ピン32を運転席周辺に取り付けた支持部材である導電ゴム33に刺し込み、バッチ31を簡便に固定するとともに、前記ゴム33の下面に設けた導電板28とリ−ド線12を介して、静電容量の変化を検出部9へ入力可能にしている。
すなわち、この実施形態は、使用者が所持している好みのピンバッチ30を用いてタッチスイッチ1を構成し、該構成およびデザインの多様化を図るとともに、これを容易かつ安価に製作し、かつその取り付けを容易に行なえるようにしている。
すなわち、この実施形態は、使用者が所持している好みのピンバッチ30を用いてタッチスイッチ1を構成し、該構成およびデザインの多様化を図るとともに、これを容易かつ安価に製作し、かつその取り付けを容易に行なえるようにしている。
図10は本発明の第5の実施形態を示し、この実施形態は前記第4の実施形態の応用例で、前記導電板28の下面に、ピン32を挿入可能な透孔34を有するピン止め35を摺動可能に取り付け、該ピン止め35をバネ(図示略)の弾性によって外側へ移動可能に付勢し、透孔34の開口縁部を該透孔34に挿入したピン32の周面に係合させ、それらを電気的に導通可能にしている。36は導電ゴム33の代わりに用いたコルクで、運転席周辺に適所に取り付けている。
この実施形態によってピンバッチ30を取り付ける場合は、ピン止め35の外端部をバネの弾性に抗して押し込み、透孔34を中央部へ移動させ、該透孔34にピン32を挿入したところで、ピン止め35を手離す。
このようにすると、ピン止め35がバネの弾性によって外側へ移動し、透孔34の開口縁部が透孔34に挿入したピン32の周面に係合し、それらが電気的に導通可能になる。
この後、前記ピンバッチ30を保持し、ピン32を予め運転席周辺の適所に取り付けて置いたコルク36に刺し込んで、固定する。
このようにこの実施形態では、導電ゴム33の代わりに支持部材としてコルク36を用いることで、一層安価に製作できる。
このようにすると、ピン止め35がバネの弾性によって外側へ移動し、透孔34の開口縁部が透孔34に挿入したピン32の周面に係合し、それらが電気的に導通可能になる。
この後、前記ピンバッチ30を保持し、ピン32を予め運転席周辺の適所に取り付けて置いたコルク36に刺し込んで、固定する。
このようにこの実施形態では、導電ゴム33の代わりに支持部材としてコルク36を用いることで、一層安価に製作できる。
図11は本発明の第6の実施形態を示し、この実施形態は前記第3および第4の実施形態の応用例で、ボルト24の頭部24aから螺軸に亘ってピン32を差し込み可能な嵌合孔36を設け、該孔36の等角度位置に複数のスリワリ37を形成し、該スリワリ37による弾性によって嵌合孔36を拡縮可能に設けている。
この実施形態によってピンバッチ30を取り付ける場合は、例えばボルト24の螺軸を通孔26に差し込み、該螺軸にバネ座金27および導電板28を挿入し、これにナット29をねじ込んで、ボルト24をインストパネル2に取り付けて置く。
この実施形態によってピンバッチ30を取り付ける場合は、例えばボルト24の螺軸を通孔26に差し込み、該螺軸にバネ座金27および導電板28を挿入し、これにナット29をねじ込んで、ボルト24をインストパネル2に取り付けて置く。
このような状況の下で、嵌合孔36にピンバッチ30のピン32を押し込むと、嵌合孔36がスリワリ37の弾性によって押し開かれ、押し込み後はスリワリ37がスプリングバックして、ピン32が挟持され固定される。
このようにこの実施形態は、ピンバッチ30を確実かつ容易に取り付けられるようにしている。
このようにこの実施形態は、ピンバッチ30を確実かつ容易に取り付けられるようにしている。
図12は本発明の第7の実施形態を示し、この実施形態は前記第6の実施形態の応用例で、ボルト24にピン32を挿入可能な挿通孔38を設けるとともに、ボルト24の螺軸に前記挿通孔38に連通するネジ孔39を設け、該ネジ孔39に止めネジ40をねじ込み可能に設ける。
そして、この実施形態によってピンバッチ30を取り付ける場合は、例えばボルト24の螺軸を通孔26に差し込み、該螺軸にバネ座金27および導電板28を挿入し、これにナット29をねじ込んで、ボルト24をインストパネル2に取り付けて置く。
そして、この実施形態によってピンバッチ30を取り付ける場合は、例えばボルト24の螺軸を通孔26に差し込み、該螺軸にバネ座金27および導電板28を挿入し、これにナット29をねじ込んで、ボルト24をインストパネル2に取り付けて置く。
このような状況の下で、挿通孔38にピンバッチ30のピン32を挿入し、螺軸の側方から止めネジ40をネジ孔39にねじ込み、その螺軸端をピン32に押し当て、ピン32を固定する。
このようにこの実施形態は、ピンバッチ30を確実かつ強固に取り付けられるようにしている。
このようにこの実施形態は、ピンバッチ30を確実かつ強固に取り付けられるようにしている。
このように本発明の車両の合図表示装置は、静電容量スイッチを駆使し、運転操作に支障を来たすことなく、ワンタッチ操作によって簡単かつ安全に操作でき、またデザインの多様化を図れ、これを容易かつ安価に製作できるとともに、所望位置に容易に取り付けられ、例えばハザ−ドスイッチやホ−ンの作動システムに好適である。
1 タッチスイッチ
8 接触検出部
9 スイッチ操作検出部
10 合図手段(ハザ−ドランプ)
23 合図手段(ホ−ン)
24 支持部材(ボルト)
25 接触部(凸部)
28 連絡部材(導電板)
30 ピンバッチ
31 接触部(バッチ)
32 軸部(ピン)
8 接触検出部
9 スイッチ操作検出部
10 合図手段(ハザ−ドランプ)
23 合図手段(ホ−ン)
24 支持部材(ボルト)
25 接触部(凸部)
28 連絡部材(導電板)
30 ピンバッチ
31 接触部(バッチ)
32 軸部(ピン)
Claims (4)
- 合図手段に連係するタッチスイッチを運転席周辺に設けた車両の合図表示装置において、前記タッチスイッチを非接点構造とし、前記タッチスイッチは、被検体の接触または被検体の接近による静電容量の変化を検出可能な接触検出部と、前記検出した静電容量の変化によってスイッチ操作を検出可能なスイッチ操作検出部とを備え、前記接触検出部とスイッチ操作検出部とを分離して構成し、前記接触検出部を運転席周辺の所定位置に設置したことを特徴とする車両の合図表示装置。
- 前記合図手段が、ハザ−ドランプまたはホ−ンである請求項1記載の車両の合図表示装置。
- 前記接触検出部を、被検体と接触可能な接触部と軸部を有する接触部材と、前記軸部に電気的に連係し、前記接触部材の信号を前記スイッチ操作検出部へ入力可能な連絡部材と、前記軸部を支持し、運転席周辺の所定位置に設置可能な支持部材とで構成した請求項1記載の車両の合図表示装置。
- 前記接触部材をピンバッチで構成した請求項3記載の車両の合図表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003277820A JP2005041347A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 車両の合図表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003277820A JP2005041347A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 車両の合図表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005041347A true JP2005041347A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34264432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003277820A Pending JP2005041347A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 車両の合図表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005041347A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007003275A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガスシステムとそのプログラム |
JP2007326491A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Toyota Motor Corp | 車両用入力装置 |
JP2013119387A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | タッチパターンを利用した警笛制御装置及びその方法 |
-
2003
- 2003-07-22 JP JP2003277820A patent/JP2005041347A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007003275A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガスシステムとそのプログラム |
JP2007326491A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Toyota Motor Corp | 車両用入力装置 |
JP2013119387A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | タッチパターンを利用した警笛制御装置及びその方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0219858B1 (en) | Vehicle brakelights activating device | |
JP7171679B2 (ja) | チャイルドシート用警報システム | |
KR101767994B1 (ko) | 자동차 브레이크 등 | |
JPH0769128A (ja) | ブレーキライト点灯システム及びそのための慣性信号 発生装置 | |
US20150171862A1 (en) | Manually operated switching device for a vehicle with a sensor activation device | |
US20140172186A1 (en) | Capacitive steering wheel switches with audible feedback | |
CN105857455A (zh) | 电动独轮车转向灯系统 | |
JP2005041347A (ja) | 車両の合図表示装置 | |
JP2013043625A (ja) | 自動車等の走行制御装置 | |
JP2014005821A (ja) | 自動車等の走行制御装置 | |
CN110758190A (zh) | 一种具有电子水平仪提示系统的儿童安全座椅 | |
KR101305602B1 (ko) | 차량 스위치용 모션 인식장치 | |
JP3160731U (ja) | 自動車等の走行制御装置 | |
JP3212947U (ja) | 無線式ドア警告ランプ | |
CN210337849U (zh) | 一种安全带提醒装置 | |
JP2007091050A (ja) | 車両用ホーン装置 | |
EP2423059A1 (en) | Car alarm apparatus | |
JP2007038821A (ja) | ハザードタイマ | |
CN211684879U (zh) | 一种中央扶手总成及汽车 | |
CN201435124Y (zh) | 安全锤取用、防盗声光提示器 | |
KR20150100099A (ko) | 멀티 제어 기능을 제공하는 일체형 스티어링 휠 | |
CN110843912B (zh) | 车辆右转弯报警装置及车辆右转弯报警方法 | |
KR200382684Y1 (ko) | 자동차 급제동 감지 자동경고 시스템 | |
KR101714082B1 (ko) | 차량용 와이어리스 조작장치 | |
JP6432922B1 (ja) | 意思表示システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080318 |