JP2001150778A - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JP2001150778A
JP2001150778A JP33124099A JP33124099A JP2001150778A JP 2001150778 A JP2001150778 A JP 2001150778A JP 33124099 A JP33124099 A JP 33124099A JP 33124099 A JP33124099 A JP 33124099A JP 2001150778 A JP2001150778 A JP 2001150778A
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JP
Japan
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ink
ribbon
ink supply
driving member
cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP33124099A
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English (en)
Inventor
Kimitoku Ikebe
公徳 池辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク供給量を十分に増やすことができるイ
ンクリボンカセットを提供することを目的とする。 【解決手段】 リボン生地2に2列の印字帯を設けると
ともにリボン生地2をメビウスひねりし、リボン生地2
を挟んで駆動する駆動部材4および従動部材5の両方に
インク供給体7を接触させ、インク供給体7には適切な
インク供給領域をもたせ、さらに、インク供給体7にお
ける駆動部材4に接触する部分と従動部材5に接触する
部分とを一体に形成した構成のインク供給体7からリボ
ン生地2へインクを供給する手段をもつインクリボンカ
セットとし、簡素な構造で高い印字濃度を長期にわたっ
て維持しうるようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インパクト式プリ
ンタに用いるインクリボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】近来、インパクト式プリンタに用いるイ
ンクリボンカセットにおいて、印字濃度を長期にわたっ
て確保するため、リボン生地にインクを供給する手段が
開発されてきた。
【0003】図5は、従来のインクリボンカセットのカ
セットカバーを外した状態の平面図である。
【0004】図示のようにインクリボンカセットは、カ
セットケース21内にローラ状の駆動部材22と従動部
材23を設け、この駆動部材22と従動部材23によっ
てリボン生地24を挟み、駆動部材22を回転させるて
リボン生地24を駆動するようになっている。また、カ
セットケース21内にはインク吸蔵体25と、インク供
給体26を設け、インク吸蔵体25のインクをインク供
給体26より駆動部材22を介してリボン生地24に供
給する構成となっている。
【0005】このように構成された従来のインクリボン
カセットの動作について、さらに詳しく説明する。多孔
質の素材よりなるインク吸蔵体25には液体状のインク
が含浸されており、インク供給体26を介して駆動部材
22へインクが供給される。
【0006】駆動部材22は印字動作中、リボン生地2
4と接触しながら常に回転しており、駆動部材22の表
面に付着したインクは連続的にリボン生地24へ供給さ
れるので、印字濃度を長期にわたって確保することがで
きる。
【0007】なお、駆動部材22と従動部材23のどち
らにインク供給体26を接触させてもよく、その機能に
なんら差異はなく、また、機構的にどちらの回転体を駆
動側とするかも任意である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来のインクリボンカセットにおいては、インク供
給量を決定する単位印字数あたりの駆動軸回転数の限界
と、インクの供給に関与する部材の物性的な制限によ
り、インク供給量を十分に増やすことができないという
問題点を有していた。この問題は、単位印字数あたりの
駆動軸回転数の少ないシャーシ積載型のインクリボンに
おいて特に顕著であり、また、キャリッジ積載型のイン
クリボンカセットにおいても、インク供給設計の自由度
が確保しにくいという意味において問題点を内包してい
る。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、インク供給量を大幅に増加させて高い印字濃度を長
期にわたり維持できるインクリボンカセットを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、リボン生地を挟み前記リボン生地を駆動す
る駆動部材および従動部材と、インク吸蔵体と、インク
供給体を備えたインクリボンカセットであって、前記リ
ボン生地には2列の印字帯を設けるとともにリボン生地
をメビウスひねりし、前記駆動部材および従動部材の両
方にインク供給体を接触させ、インク供給体には適切な
インク供給領域をもたせ、さらに、インク供給体におけ
る駆動部材に接触する部分と従動部材に接触する部分と
を一体に形成した構成のインク供給体からリボン生地へ
インクを供給する手段を有するインクリボンカセットと
する。
【0011】本発明によれば、簡素な構造で高い印字濃
度を長期にわたって維持しうるインクリボンカセットが
得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は,リボン生地を挟みリボン生地を駆動する駆動部材お
よび従動部材と、インク吸蔵体と、インク吸蔵体に接続
されたインク供給体と、インク供給体からリボン生地へ
インクを供給する手段を有するインクリボンカセットで
あって、インク供給体からリボン生地へインクを供給す
る手段を、インク供給体を駆動部材と従動部材の両方に
接触させて構成したインクリボンカセットであり、駆動
部材と従動部材のそれぞれを介して大量のインクを供給
できるものであり、高い印字濃度を維持できるという作
用を有するものである。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のインクリボンカセットにおいて、リボン生地
は2列の印字帯を有するとともにエンドレスに形成さ
れ、かつ、メビウスひねりを有し、駆動部材および従動
部材はリボン生地の2列の印字帯の両方に接触しうる幅
を有する構成としたものであり、リボン生地上の特定の
印字部位に注目した場合、2回のインク供給に対して1
回の印字がなされることとなり、さらに大量のインクが
供給されるという作用を有するものである。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載のインクリボンカセットにおい
て、インク供給体は、駆動部材に接触する部分と従動部
材に接触する部分とを一体に有するものであり、インク
リボンカセットにおけるインク供給体からリボン生地へ
インクを供給する手段が簡素な構成としたものであり、
その組立て作業性を改善できるという作用を有するもの
である。
【0015】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のインクリボンカセットの分解斜視図、図2は、
同インクリボンカセットの収納室側から見たリボン送り
機構の断面図、図3は、同インクリボンカセットにおけ
るインク供給体の展開図、図4は、同インクリボンカセ
ットにおけるインク消費とインク供給の関係を示す説明
図である。
【0017】図1に示すように、カセットケース1内に
はエンドレスのリボン生地2と、このリボン生地2を一
時貯蔵するリボン収容室3を形成し、また、前記リボン
生地2を挟んだ駆動部材4と従動部材5を設けている。
そして、リボン生地2を前記駆動部材4と従動部材5に
よって循環駆動するようになっている。さらに前記カセ
ットケース1内にはインク吸蔵体6と、このインク吸蔵
体6に接続されたインク供給体7を設け、インク吸蔵体
6のインクをインク供給体7より駆動部材4と従動部材
5を介してリボン生地2に供給する構成となっている。
【0018】また、カセットケース1内におけるリボン
生地2の走行路の一部、ここではリボン収容室3の出口
側にはリボン反転部8を形成してあり、このリボン反転
部8でリボン生地2に180度回転を加えてメビウスひ
ねりを付与する構成としている。
【0019】前記駆動部材4と従動部材5は、その軸を
カセットケース1とカセットカバー9の孔よりなる軸受
部10によって回転可能に支持されている。また、駆動
部材4と従動部材5は歯車によって形成されており、そ
の歯をインク供給領域としている。そして、前記歯は、
リボン生地2上の2列の印字帯とおおむね接触し得る寸
法としている。また、図2に示すように歯幅の中央付近
を段落し形状として、リボン生地2をリボン収納室3に
誘導するすくいリブ11を配置している。
【0020】前記インク供給体7は多孔質体よりなり、
かつ、図3に示す展開形状をしている。すなわち、全体
としてコの字型に形成されており、2つの端片12は9
0度折り曲げられてカセットケース1に挿入され、中央
片13は収納室カバー14上に支持されている。このと
き、インク供給体7は支持リブ15によって一定の荷重
を与えられて、一方の端片12が駆動部材4のインク供
給領域と、もう一方の端部12が従動部材5のインク供
給領域と接触している。
【0021】前記インク吸蔵体6は収納室カバー14上
に搭載され、インク供給体7の中央片13と接触すると
ともに、リボン収納室3内のリボン生地2と隔絶されて
いる。
【0022】なお、前記の駆動部材4と従動部材5を回
転可能に支持するカセットカバー9は、インク吸蔵体6
をインク供給体7に押圧するようにカセットケース1に
固定される。また、前記説明においては、プリンタから
動力を受ける側の部材を駆動部材4と呼称しているので
あって、駆動部材4と従動部材5が入れ替ったとしても
なんら支障はない。
【0023】次に、このように構成されたインクリボン
カセットについて,その動作を説明する。
【0024】インク吸蔵体6に貯蔵されたインクは多孔
質体であるインク供給体7の中を両方の端片12に向っ
て浸透して、駆動部材4と従動部材5の表面、すなわち
インク供給領域に付着する。プリンタの印字動作に伴い
駆動部材4と従動部材5はリボン生地2を巻き取りなが
ら回転し、連続的に駆動部材4と従動部材5からインク
がリボン生地2に供給される。
【0025】ここで、図4に示すようにリボン生地2に
はメビウスひねりがあるため、2列の印字帯がされ構成
される。この場合、2列の印字帯に対応したインク供給
領域が構成されていれば、駆動部材4と従動部材5より
なるインク供給部を2回通過する間に1回の印字がなさ
れる。すなはち、A部で印字されたリボン生地2はB部
で一度インクを供給され、C部で180度反転されて下
側の列へ移行し、D部を印字されることなく通過し、E
部で二度目のインク供給がなされ、C部で再び180度
反転されて上側の列へ移行し、初期のA部へ戻ることと
なる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、駆動部材と従動部材の二つの経路によるリボン生地
へのインク供給と、リボン生地のメビウスひねりによる
インク供給回数の増加と、駆動部材と従動部材の二つの
経路へインク供給する一体に形成されたインク供給体の
構造により、簡素な構造でインク供給量を大幅に増加さ
せるとともに、高い印字濃度を長期にわたって維持でき
るインクリボンカセットを実現することができ、その効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のインクリボンカセット
の分解斜視図
【図2】同インクリボンカセットの収納室側から見たリ
ボン送り機構の断面図
【図3】同インクリボンカセットにおけるインク供給体
の展開図
【図4】同インクリボンカセットにおけるインク消費と
インク供給の関係を示す説明図
【図5】従来のインクリボンカセットのカセットカバー
を外した状態の平面図
【符号の説明】
1 カセットケース 2 リボン生地 3 リボン収容室 4 駆動部材 5 従動部材 6 インク吸蔵体 7 インク供給体 8 リボン反転部 9 カセットカバー 10 軸受部 11 すくいリブ 12 端片 13 中央片 14 収納室カバー 15 支持リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リボン生地を挟み前記リボン生地を駆動す
    る駆動部材および従動部材と、インク吸蔵体と、前記イ
    ンク吸蔵体に接続されたインク供給体と、前記インク供
    給体からリボン生地へインクを供給する手段を有するイ
    ンクリボンカセットであって、前記インク供給体からリ
    ボン生地へインクを供給する手段を、前記インク供給体
    を前記駆動部材と従動部材の両方に接触させて構成した
    ことを特徴とするインクリボンカセット。
  2. 【請求項2】リボン生地は2列の印字帯を有するととも
    にエンドレスに形成され、かつ、メビウスひねりを有
    し、駆動部材および従動部材は前記リボン生地の2列の
    印字帯の両方に接触しうる幅を有することを特徴とする
    請求項1記載のインクリボンカセット。
  3. 【請求項3】インク供給体は、駆動部材に接触する部分
    と従動部材に接触する部分とを一体に有することを特徴
    とする請求項1または2記載のインクリボンカセット。
JP33124099A 1999-11-22 1999-11-22 インクリボンカセット Pending JP2001150778A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103753981A (zh) * 2014-01-23 2014-04-30 国家电网公司 一种色带架出带结构
CN103770482A (zh) * 2014-01-28 2014-05-07 国家电网公司 不用区分色带扭转方向且兼容直带使用的色带架出带机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103753981A (zh) * 2014-01-23 2014-04-30 国家电网公司 一种色带架出带结构
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