JP2001150572A - 緩衝材製造装置 - Google Patents

緩衝材製造装置

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JP2001150572A
JP2001150572A JP33226899A JP33226899A JP2001150572A JP 2001150572 A JP2001150572 A JP 2001150572A JP 33226899 A JP33226899 A JP 33226899A JP 33226899 A JP33226899 A JP 33226899A JP 2001150572 A JP2001150572 A JP 2001150572A
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sheet material
film sheet
cushioning material
air
sealing
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Hiroaki Kawarazaki
裕晃 川原崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなフィルムシート材のセットを容易に、
かつ短時間にセットできるセット機構を有する緩衝材製
造装置を提供する。 【解決手段】 搬送される長尺のフィルムシート材2
を、筒状形成部材により、該シート材2の両幅端部2a
を重ね合わせ、その重ね部分2bをシールして筒状に形
成し、空気供給管7により、筒状シート材2内に空気を
充填後、第2のシール部6により全幅にわたりシールす
る緩衝材製造装置1であり、筒状形成部材は、一対の翼
形状のガイド板3,3からなって、第1のシール部5の
前方に配置され、ガイド板3,3は、その間に間隙15
を介して、空気供給管7を配置し、かつ翼形の上部3b
を搬送方向に斜めに配設されるセット機構17を有す
る。間隙15の一方に、新たなシート材2で、その両幅
端部2a,2aを上向きに重ね合わせたものを挿し込ん
だ後、該シート材2を搬送方向に引き出し、セットす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品または部品
が、輸送時に受ける衝撃を緩和するために使用される梱
包用緩衝材の製造装置に関し、特に、繁雑で難しかった
フィルムシート材のセットが簡単にできるようなセット
機構を備えるとともに、該シート材を熱溶着してシール
する前記第1および第2のシール手段の安全カバーが備
えられる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の梱包用の緩衝材製造装置
としては、例えば、図6および図7に示すような装置が
ある。この製造装置は、エアクッションによる緩衝材を
製造する装置50で、まず、図6に示す繰り出しロール
51に巻回されている、長尺の、合成樹脂からなるフィ
ルムシート材、または紙に合成樹脂材をラミネートした
フィルムシート材52が、該繰出しロール51から送り
出され、三角板状の筒状形成部材53により該シート材
52の両幅端部52a,52aを下向きに重ね合わせ
て、例えば、4個の送りローラ54aと2個の送りベル
ト54bとからなる送りローラ機構54により、搬送方
向に長いロングシートヒータなる第1のシール部55に
搬送される。
【0003】図6および図7において、この第1のシー
ル部55により、この長尺で、該フィルムシート材52
の両幅端部52a、52aが重ね合わされた重ね部分5
2bを、熱溶着しながらシールして筒状に形成して行
く。該第1のシール部55は、該フィルムシート材52
の重ね部分52bに平行して延びる、長さの長い2個の
ヒータブロック55a,55bからなり、前記シート材
52の重ね部分52bを、図示しない駆動装置により、
左右から挟持するように圧着し、熱溶着しながらシール
する。
【0004】前記重ね部分52bがシールされた前記筒
状のフィルムシート材52は、シール後、前記送りロー
ラ機構54により一定距離を搬送される。該一定距離を
搬送している間、前記筒状フィルムシート材52は、該
シート材52の筒内に沿って設けられた空気供給管57
から、該シート材52の内部に空気が充填され、該シー
ト材52がクッション状に形成される。
【0005】同時に、前記一定距離を搬送後の、該空気
が充填された筒状フィルムシート材52を、図示しない
開閉機構を介して、駆動される前記第2のシール部56
のヒータブロック56a、56bにより、該シート部材
52の全幅にわたり左右から挟持するように圧着し、熱
溶着しながら帯状にシールする(帯状シール部分を52
cで示す)。シール後、前記第2のシール部56のヒー
タブロック56a、56bに配設されているカッター5
9により、該帯状シール部分52cのほぼ中心線上に切
れ目60が形成され、前記決められた長さを有するクッ
ション状の緩衝材61が製造される。前記フィルムシー
ト材52を搬送およびシールして製造された前記緩衝材
61は、用途に応じて、前記切れ目60から適宜、切り
離されて使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記製造装
置50に対し、新たに、前記フィルムシート材52をセ
ットするとき、繰り出しロール51に巻回されている、
長尺のフィルムシート材52を、各ローラに通すととも
に、該シート材52を前記筒状形成部材53の三角板の
左右に沿って差し込み、しかる後、前記空気供給管57
に沿って、前記第1および第2のシール部55,56を
経て、手で該シート材52を前記装置50の出口まで導
出させていた。
【0007】しかしながら、このような従来の緩衝材製
造装置50における、新たに、前記シート材52をセッ
トするにあっては、そのセット手順が繁雑で難しく、特
に、前記筒状形成部材53の三角板に沿って差し込んだ
後、該シート材52を前記空気供給管57に沿って、挿
入を進める部分には、可成り慣れが必要であった。
【0008】このため、前記新たなシート材52が、前
記ローラなどに巻き込んだり、該装置50の中に沈み込
んだり、該シート材52が破れたりし、慣れないとセッ
トに時間かかかるという問題点があった。さらに、前記
シート材52のセットの際し、第1および第2のシール
部55,56のそれぞれのヒータやカッターがむき出し
ての作業となるため、作業者を、火傷などから保護しな
ければならないという問題点もあった。
【0009】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、新たなフィルムシート
材のセットを容易化し、短時間でセットできるセット機
構を備える緩衝材製造装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、新たなフィルムシー
ト材のセットの際し、第1および第2のシール部のそれ
ぞれのヒータやカッターから、作業者が保護されるよう
な緩衝材製造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の緩衝材製造装置の構成は、搬送手段により搬
送される長尺のフィルムシート材を、筒状形成部材によ
り該シートの両幅端部を重ね合わせ、その重ね部分を第
1のシール手段によりシールして、筒状に形成するとと
もに、空気充填手段により該筒状フィルムシート材の内
部に空気を充填した後、該空気が充填された筒状フィル
ムシート材を、第2のシール手段により全幅にわたりシ
ールする緩衝材製造装置であって、次のとおりである。
【0012】前記筒状形成部材は、一対の、鷲の広げた
翼の形状、すなわち、翼形状のガイド板からなるととも
に、前記第1のシール手段の前方に配置され、該ガイド
板のそれぞれは、その間に間隙を介して、前記空気充填
手段の空気供給管を配置し、かつ、その翼形の上部を搬
送方向に斜めに配設させてセット機構を構成し、前記間
隙の一方に、新たな前記フィルムシート材で、その両幅
端部を上向きに重ね合わせたものを挿し込んだ後、該シ
ート材を搬送方向に引き出し、それにより、該シート材
がセットされる装置である。
【0013】また、前記搬送手段のなかの送りローラ機
構を含めて、前記第1および第2のシール手段に、前記
フィルムシート材のシール部分が確認できるような窓付
きの安全カバーが配設される装置である。
【0014】また、前記安全カバーの、前記フィルムシ
ート材が搬送される通路の上方位置に、スリットが設け
られる装置である。
【0015】本発明は、以上のように構成されているの
で、その作用は、次のとおりである。前記筒状形成部材
は、一対の、例えば鷲の広げた翼のような、翼形状のガ
イド板からなり、該翼形のガイド板と前記空気供給管と
でセット機構を構成し、かつ、該フィルムシート材の両
幅端部の重ね部分の出る方向を上向きになるようにし
て、該シート材のセットを容易にしている。
【0016】また、作業者が、前記第1および第2のシ
ール部のヒータやカッターに、容易に触れないように、
前記送りローラ機構を含めて、安全カバーを装着すると
ともに、該カバーにシール部の確認用ガラス窓が設けら
ている。これにより、作業者を、火傷などをしないよう
に保護され、かつ、該シール部の確認を容易にしてい
る。
【0017】さらに、フィルムシート材を、直接、前記
送りローラ機構に挿入しないで、前記安全カバーに、ス
リットを設けて、前記フィルムシート材を前記スリット
を介して、簡単に差し込むようにし、新たなフィルムシ
ート材のセットを容易にしている。このため、短時間に
セットができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1および
図2は、本発明の緩衝材製造装置の一実施の形態を示
し、図1は、該緩衝材製造装置の基本構成を示す平面
図、図2は、図1の主要部を示す斜視図で、構成各部の
動作を説明する図で、フィルムシート材がセットされて
いない状態を示す。
【0019】図1および図2に示す前記緩衝材製造装置
1において、長尺の、合成樹脂からなるフィルムシート
材、または紙に合成樹脂材をラミネートしたフィルムシ
ート材2は、図示しない繰出しロールから繰り出され、
筒状形成部材たる一対の翼形状のガイド板3,3によ
り、空気供給管7を包むように該シート材2の両幅端部
2a,2aを重ね合わせて、共通の駆動源であるパルス
モータ12により駆動される、4個の送りローラ4aと
2個の送りベルト4bとからなる送りローラ機構4によ
り、前記空気供給管7に沿って、第1のシール部5に搬
送される。
【0020】この長尺で、該フィルムシート材2の両幅
端部2a、2aが重ね合わされた重ね部分2bを第1の
シール部5により、熱溶着しながらシールして縦長の筒
状に形成する。該第1のシール部5は、該フィルムシー
ト材2の重ね部分2bに平行して延びる、長さの長い2
個のヒータブロック5a,5bからなり、前記シート材
2の重ね部分2bを、前記パルスモータ12により、連
動して、左右から挟持するように圧着し、熱溶着しなが
らシールする。
【0021】前記重ね部分2bがシールされた前記筒状
のフィルムシート材2は、シール後、前記送りローラ機
構4により一定距離を搬送される。この一定距離は、製
品となる緩衝材11の決められた長さに相当し、前記パ
ルスモータ12に供給されるパルス数によって決まる。
前記フィルムシート材2の筒内には、該筒の長さ方向に
沿って、前記空気供給管7が挿設されており、前記一定
距離を搬送中の前記筒状のフィルムシート材2は、第2
のシール部6の直前まで先端口7aが延びた前記空気供
給管7から、該筒状のフィルムシート材2の内部に空気
が、例えば、ファンによって、送風、充填され、該シー
ト材2がクッション状に形成される。
【0022】と同時に、前記一定距離を搬送後の、該空
気が充填された筒状のフィルムシート材2は、前記パル
スモータ12により、開閉機構8を介して駆動される前
記第2のシール部6のヒータブロック6a、6bによ
り、該シート部材2の全幅にわたり左右から挟持するよ
うに圧着、かつ熱溶着されながら帯状にシールされる。
そして、シール後、前記第2のシール部6のヒータブロ
ック6a、6bに配設されているカッター9により、該
帯状シール部分2cのほぼ中心線上に切れ目10が断続
的に形成され(図6に示す切れ目60のように)、前記
決められた長さを有するクッション状の緩衝材11が製
造される。このように製造された前記緩衝材11は、用
途に応じて、前記切れ目10から適宜、切り離されて使
用される。
【0023】ここで、前記送りローラ機構4の駆動源
と、前記第1のシール部5の開閉機構の駆動源と、第2
のシール部6の開閉機構8の駆動源とは、ひとつの駆動
源、すなわち、1個のパルスモータ12から駆動されて
いる。
【0024】また、前記第2のシール部6の搬送方向下
流側に、シールされた緩衝材11を送出するための、図
3に示すフィンガガード13が配設されるとともに、前
記送りローラ機構4のひとつの送りローラ4aには、前
記シート材2を手動で搬送可能な手動用ノブ14が配設
されており、該手動用ノブ14を回動して、該シート材
2を、前進または後退させることができる。
【0025】次いで、前記筒状形成部材たる一対の翼形
状の前記ガイド板3,3は、丁度、鷲が両翼を広げたと
きのような翼形状である。そして、該ガイド板3,3の
それぞれは、前記第1のシール部5の搬送方向前方に配
置され、それぞれの付け根側が、その間にそれぞれ若干
の間隙15を介して、前記空気供給管7を配置し、か
つ、該ガイド板3,3は、その翼形の両外端部3a,3
aを搬送方向に若干ずらせて対称的に配設するととも
に、翼形の上部3bを搬送方向に若干傾斜させて、セッ
ト機構17を構成させている。該ガイド板3、3によ
り、セット後の前記フィルムシート材2の両幅端部2
a、2aは、前記空気供給管7を包むようにして、上向
きに重ね合わせられる。なお、前記空気供給管7は、前
記シート材2の通路に支障のない、図示しない装置固定
部に、その端部7b側が固定されている。
【0026】また、作業者が、前記第1および第2のシ
ール部5,6のヒータやカッター9に、容易に触れない
ように、前記送りローラ機構4を含めて、図2に示すと
おり、安全カバー20が、上方から装着され、取付部材
(例えば、ねじ)により前記装置固定部に固定される。
該カバー20には、第1,第2のシール部5,6の確認
用ガラス窓20a,20bが設けられている。これによ
り、作業者を、火傷などをしないように保護され、か
つ、該シール部5,6の確認を容易にできるようにして
いる。
【0027】さらに、前記安全カバー20の、前記送り
ローラ機構4により、前記フィルムシート材2が搬送さ
れる通路の上方位置に、スリット20cが設けられると
ともに、図3に示す前記フィンガガード13の前記緩衝
材11が搬送される通路の上方位置にも、前記スリット
20cに続いて、スリット13aが設けられており、前
記フィルムシート材2を、前記スリット20c,13a
を介して、簡単に差し込んで、新たなフィルムシート材
2をセットできるようにしている。
【0028】次いで、図3ないし図5により、前記製造
装置1に、新たなフィルムシート材2をセットする手順
について説明する。 (1) 図3において、まず、前記第1,第2のシール
部5,6を加熱しないように、その電源を切る。 (2) 新たなフィルムシート材2が巻回された繰り出
しロール30をセットし、該繰り出しロール30から、
シート材2を繰り出し、図3(a),図3(b),図3(c)お
よび図3(d)示すように、それぞれの補助ローラ31,
32,33,34に通すとともに、ローラレバー35を
右側に操作して、前記送りローラ機構4の前記フィルム
シート材2を搬送する前記送りベルト4b,4b間の間
隔を広げる。
【0029】(3) そして、前記補助ローラ31,3
2,33,34を通した該シート材2を、前記翼形状の
ガイド板3,3の手前側からシート材2pに示すように
引き出し、該装置1後方に装着されたフィンガガード1
3の出口に届く程度の長さにする。 (4) 該引き出したシート材2の両幅端部2a,2a
を重ね合わせ、該重ね部分2bが上向きになるように、
シート材2qに示すとおり、半分に折り曲げ、矢印に従
って、前記安全カバー20のスリット20aに挿し込む
とともに、該装置1後方のフィンガガード13のスリッ
ト13aに挿し込む。
【0030】(5) 次に、図4に示すように、前記安
全カバー20のスリット20aと、前記フィンガガード
13のスリット13aに挿し込まれた前記シート材2の
両端を両手で、該シート材2が途中で弛まないように、
互いに引っ張る。しかる後、前記出口側に出ているシー
ト材2を、搬送方向にゆっくり引き出すと、前記翼形状
のガイド板3,3の一方側のガイド板3に係合してい
た、シート材2の両幅端部2a,2aのうち、一方の幅
端部2aから分かれて他方の幅端部2aが、シート材2
が引き出されるにつれて、ずり落ちる。該ずり落ちた該
他方の幅端部2aは、前記空気供給管7の下をくぐって
反対側に移動しながら、該空気供給管7を包むようにし
て、上側向きに再び現れ、反対側(他方側)のガイド板
3に係合し、再び前記一方の幅端部2aと重なり合うよ
うになる。その結果、該シート材2を筒状に形成する。
このように、前記翼形状のガイド板3,3により、ずり
落ちた前記他方の幅端部2aが、反対側に移動し、前記
空気供給管7の下をくぐって、上側向きに再び現れ、前
記他方側のガイド板3に係合するまで、前記シート材2
を引き出す。
【0031】(6) そして、前記手順(5)の後、図
5に示すように、前記製造装置1の送りローラ機構4の
手前側と前記フィンガーガード13の出口側との間で、
(要すれば、前記シート材2を両手で掴み)該シート材
2を前後に若干動かして、前記第1、第2のシール部
5,6にて、最適にシールされる高さに合わせる。 (7) しかる後、前記ローラレバー35を左側に操作
して、前記送りローラ機構4の送りベルト4b,4b間
の間隔を狭め、前記フィルムシート材2を互いに挟持、
押圧する。そして、前記送りローラ機構4の手動送りノ
ブ14を操作して、搬送方向前後に移動し、該シート材
2の動きを確認する。
【0032】以上の説明により、、本実施の形態によれ
ば、下記に列挙する効果が得られる。新たに、前記シー
ト材2をセットするにあっては、従来、そのセット手順
が繁雑で難しかった前記ガイド板3,3への該シート材
2の係合や調整(例えば、引き上げなど)が容易にな
る。そして、前記シート材2の手送りをしないため、前
記送りローラ機構4に巻き込まれたり、該シート材2が
前記装置1の中に沈み込んだり、シート材2が破れたり
することはなくなる。前記安全カバー20により、作業
者が、第1,第2のシール部5,6のヒータブロックお
よびカッター9に接触することなく、新たなシート材2
のセット作業ができるため、作業者に対する、火傷など
の危険がなくなる。また、前記安全カバー20に設けら
れたガラス窓20a,20bを通して、シール部の確認
ができる。
【0033】なお、本発明の技術は前記実施の形態にお
ける技術に限定されるものではなく、同様な機能を果た
す他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は
前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
緩衝材製造装置によれば、筒状形成部材は、一対の翼形
状のガイド板からなって、第1のシール手段の前方に配
置され、該ガイド板のそれぞれは、その間に間隙を介し
て、空気充填手段の空気供給管を配置し、かつ、その翼
形の上部を搬送方向に斜めに配設させてセット機構を構
成し、前記間隙の一方に、新たなフィルムシート材で、
その両幅端部を上向きに重ね合わせたものを挿し込んだ
後、該シート材を搬送方向に引き出すと、それにより該
シート材がセットされるので、新たなフィルムシート材
をセットするとき、該シート材のセットを容易化すると
ともに、短時間でセットでき、前記装置による作業性を
向上させることができる。
【0035】また、前記搬送手段のなかの送りローラ機
構を含めて、前記第1および第2のシール手段に、前記
フィルムシート材のシール部分が確認できるような窓付
きの安全カバーが配設されるので、作業中、新たなフィ
ルムシート材のセットの際し、第1および第2のシール
部のそれぞれのヒータやカッターから、火傷などをしな
いように、作業者を保護することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緩衝材製造装置の一実施の形態を示
す、該緩衝材製造装置の基本構成を示す平面図である。
【図2】図1の主要部を示す斜視図で、安全カバーをと
り、内部の構成各部の動作を説明する図である。
【図3】本実施の形態に示す緩衝材製造装置に、新たな
フィルムシート材をセットするときの手順(1)につい
ての説明図で、図3(a)は、フィルムシート材を補助ロ
ーラ31に通る図、図3(b)は、図3(a)に続いて、フ
ィルムシート材を補助ローラ32に通る図、図3(c)
は、図3(b)に続いて、フィルムシート材を補助ローラ
33に通る図、図3(d)は、図3(c)に続いて、フィル
ムシート材を補助ローラ34に通る図である。
【図4】図3に続く緩衝材製造装置に、新たなフィルム
シート材をセットするときの手順(2)についての説明
図である。
【図5】図4に続く緩衝材製造装置に、新たなフィルム
シート材をセットするときの手順(3)についての説明
図である。
【図6】従来の緩衝材製造装置の構成を示す正面図であ
る。
【図7】図6の緩衝材製造装置の構成を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 緩衝材製造装置 2 フィルムシート材 2a 幅端部 2b 重ね部分 2c 帯状シール部分 3 ガイド板(筒状形成部材) 3a 外端部 3b 上部 4 送りローラ機構 5 第1のシール部 6 第2のシール部 7 空気供給管 11 緩衝材 13 フィンガガード 13a、20a スリット 14 手動用ノブ 15 間隙 17 セット機構 20 安全カバー 35 ローラレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段により搬送される長尺のフィル
    ムシート材を、筒状形成部材により該シートの両幅端部
    を重ね合わせ、その重ね部分を第1のシール手段により
    シールして、筒状に形成するとともに、空気充填手段に
    より該筒状フィルムシート材の内部に空気を充填した
    後、該空気が充填された筒状フィルムシート材を、第2
    のシール手段により全幅にわたりシールする緩衝材製造
    装置であって、 前記筒状形成部材は、一対の翼形状のガイド板からなる
    とともに、前記第1のシール手段の前方に配置され、該
    ガイド板のそれぞれは、その間に間隙を介して、前記空
    気充填手段の空気供給管を配置し、かつ、その翼形の上
    部を搬送方向に斜めに配設させてセット機構を構成し、
    前記間隙の一方に、新たな前記フィルムシート材で、そ
    の両幅端部を上向きに重ね合わせたものを挿し込んだ
    後、該シート材を搬送方向に引き出し、それにより該シ
    ート材がセットされることを特徴とする緩衝材製造装
    置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段のなかの送りローラ機構を
    含めて、前記第1および第2のシール手段に、前記フィ
    ルムシート材のシール部分が確認できるような窓付きの
    安全カバーが配設されることを特徴とする請求項1に記
    載の緩衝材製造装置。
  3. 【請求項3】 前記安全カバーの、前記フィルムシート
    材が搬送される通路の上方位置に、スリットが設けられ
    ることを特徴とする請求項2に記載の緩衝材製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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