JP2001149275A - 清掃用具 - Google Patents

清掃用具

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JP2001149275A
JP2001149275A JP33965499A JP33965499A JP2001149275A JP 2001149275 A JP2001149275 A JP 2001149275A JP 33965499 A JP33965499 A JP 33965499A JP 33965499 A JP33965499 A JP 33965499A JP 2001149275 A JP2001149275 A JP 2001149275A
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Eikichi Tamura
栄吉 田村
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓ガラス等の対象物に付着した汚れを、綺麗
に且つ容易に拭き取ることができるとともに、拭き取り
作業における作業性を向上させることができる清掃用具
を提供する。 【解決手段】 清掃用具1は、極細繊維からなる布材2
と、この布材2の裏面に当接して設けられ布材2との当
接面が平面形状である押え手段(ホルダー3,弾性体
4)と、布材2を押え手段の当接面に張った状態で固定
する面ファスナーと、押え手段に形成された把手手段5
とを備えるものである。把手手段5を持って、布材2を
対象物に圧接させた状態で押え手段を移動させることに
より、汚れを拭き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清掃用具に関する
ものであり、特に、ガラスや鏡等の表面に付着した汚れ
を拭き取るのに好適な清掃用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラスの表面の汚れを拭き取
る用具として、綿布等の布材が知られている。拭き取り
作業としては、まず、水分を含んだ布材を用いてガラス
の表面を水拭し、さらに、水拭きの際に生じた拭き跡
を、乾いた布材で乾拭きするようにしている。また、付
着した汚れが水拭きだけでは落ちにくい場合には、洗剤
等が使用されることもある。
【0003】ところが、ガラスの表面に付着した汚れ、
特に埃や塵は、非常に細かいため、上記のように水拭き
と乾拭きとを行っても、綺麗に拭き取ることができず、
拭き跡が残ることがある。また、埃や塵が、ガラスの表
面についた傷等の隙間(溝)に入り込んだ場合には、綿
布等の布材では拭き取ることができない。
【0004】そこで、ガラスの表面に付着した埃や塵を
綺麗に拭き取ることができるように、極細繊維からなる
糸によって織成された布材が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、極細繊維から
なる布材を使って、ガラスの表面に付着した汚れを拭き
取る場合であっても、従来の綿布と同じように、布材を
ガラスの表面に当てるとともに、布材の上から手で押さ
え、手(腕)を動かしながら拭き取らなければならなか
った。そして、布材の中で、手で押さえられた部分のみ
が、ガラスの表面に対して圧接状態となり、汚れの拭き
取りが可能となることから、作業者は、ガラスの表面に
対して、できるだけ広い面積で押圧することができるよ
うに、手の指を大きく伸ばした状態で拭き取り作業を行
わなければならなかった。このため、作業者の労力に対
する負担が大きいとともに、押さえ不足の部分や、指と
指の隙間にあたる部分では、拭き残りが生じる可能性が
高かった。
【0006】一方、近年の住宅においては、採光を十分
に行うことができるように、窓ガラスが大型化する傾向
にあるが、このような大きな窓ガラス、特に縦方向に長
い窓ガラスにおいては、手を伸ばしても届かない場合が
あった。このため、窓ガラスの上部側が拭き残された
り、あるいは脚立等を使用して作業を行わなければなら
なかった。
【0007】そこで、本発明は、窓ガラスや鏡等の対象
物に付着した汚れを、綺麗に且つ容易に拭き取ることが
できるとともに、拭き取り作業における作業性を向上さ
せることができる清掃用具の提供を課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
清掃用具は、極細繊維からなる布材と、該布材の裏面に
当接して設けられ、前記布材との当接面が平面形状であ
る押え手段と、前記布材を前記押え手段の前記当接面に
張った状態で固定する係止手段と、前記押え手段に形成
された把手手段とを具備するものである。
【0009】ここで、極細繊維とは、極めて細い(例え
ば0.5デニール以下)繊維であり、例えば相溶性のな
い2成分のポリマーを複合、または混合して紡糸した
後、これを分割、あるいは一方の成分を溶解除去するこ
とによって生成されるものである。なお、例えばこの極
細繊維は連続した長繊維であってもよく、表面にエッジ
が形成されていてもよい。
【0010】したがって、請求項1の発明の清掃用具に
よれば、対象物(例えば窓ガラス)に付着した汚れを拭
き取る際、作業者は、押え手段に形成された把手手段を
手で持ち、押え手段に取付けられた布材を対象物に当て
る。そして、布材を対象物に圧接させつつ、押え手段を
対象物の表面に沿って移動させる。この際、押え手段の
当接面は平面形状であるため、押え手段の当接面に張ら
れた布材に対して均等に力が加わる。このため、当接面
に張られた布材は全面にわたって対象物に圧接する。
【0011】また、この布材は、極細繊維からなるた
め、きめが細かく微小な埃や塵であってもすくい上げら
れる。また、対象物の表面に傷等の隙間(溝)があって
も、この隙間に入り込んだ塵や埃は極細繊維によって掻
き出される。なお、極細繊維が連続した長繊維であれ
ば、拭き取りの際に、対象物に繊維屑が残ることはな
い。また、極細繊維の表面にエッジが形成されたもので
は、塵や埃の引っ掛かりがさらに良くなる。
【0012】請求項2の発明にかかる清掃用具は、請求
項1に記載の清掃用具において、前記押え手段は、前記
布材を対象物に当接させた際に弾性変形する弾性体を有
するものである。
【0013】ここで、弾性体は、押え手段の表面側に配
設されてもよく、押え手段の内部に介装されていてもよ
い。なお、押え手段の表面側に配設されたものでは、弾
性体の表面が押え手段の当接面となる。
【0014】したがって、請求項2の発明の清掃用具に
よれば、請求項1の発明の清掃用具の作用に加え、把手
手段に加える押圧力が必要以上に大きくても、弾性体が
弾性変形することにより、圧力が吸収されるため、対象
物に過度の力が加えられることが抑えられる。また、弾
性体の弾性変化によって、布材の形状が対象物の表面形
状に馴染むように変化する。つまり、弾性体の弾性力に
よって、布材の極細繊維が溝の内部まで確実に入り込む
ため、溝に入り込んだ塵や埃が容易に掻き出される。
【0015】請求項3の発明にかかる清掃用具は、請求
項1または請求項2に記載の清掃用具において、前記係
止手段は、前記布材の周縁部分に形成された第一係着部
と、前記押え手段に形成された第二係着部とからなる面
ファスナーを備えるものである。
【0016】したがって、請求項3の発明の清掃用具に
よれば、請求項1または請求項2の発明の清掃用具の作
用に加え、面ファスナーである第一係着部と第二係着部
とを係合させることにより、布材が押え手段の当接面に
張られた状態で取付けられる。具体的には、布材の中央
部(周縁部以外の部分)に押え手段の当接面を当てると
ともに、布材の周縁部分を押え手段に巻き付け、布材の
周縁部分に形成された第一係着部を、押え手段に形成さ
れた第二係着部に係合させることにより、布材が押え手
段に張着される。なお、布材を押え手段から取り外す際
には、第一係着部と第二係着部とを互いに引き離すこと
により、係合状態が解かれ取り外し可能となる。
【0017】請求項4の発明にかかる清掃用具は、請求
項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の清掃用具にお
いて、前記把手手段は、前記押え手段の裏面に形成され
たジョイント、及び該ジョイントに着脱可能に連結され
た柄部材を有する第一把手と、前記押え手段の裏面に形
成され、前記押え手段の裏面に対して略平行な把持部を
有する第二把手とを備えるものである。
【0018】したがって、請求項4の発明の清掃用具に
よれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの発明の
清掃用具の作用に加え、柄部材をジョイントに連結する
ことにより、押え手段の裏面に柄部材が取付けられる。
つまり、第一把手が形成される。柄部材は、比較的長い
ため、柄部材の端部付近を持って柄部材を動かすと、ホ
ルダーは作業者から離れた位置で動く。
【0019】また、押え手段の裏面には第二把手も形成
されており、第二把手を持って押え手段を動かすことも
可能である。ここで、第二把手は、押え手段の裏面に対
して略平行な把持部を有しているため、押え手段に取付
けられた布材を対象物に当てた後、作業者の掌で把持部
を押圧すると、布材が対象物に圧接する。つまり、布材
を対象物に圧接させるには、作業者は掌に力を加えれば
よく、指には殆ど力を加える必要がない。このため、作
業者の手の握力が比較的弱くても、把持部を容易に押圧
することが可能である。なお、第二把手(把持部)を持
って拭き取り作業を行う場合には、柄部材をジョイント
から取り外すことが望ましい。このようにすれば、押え
手段を動かす際に、柄部材が手に当たる等作業の邪魔と
なることはなく、しかも清掃用具全体の重量が軽くな
る。
【0020】請求項5の発明にかかる清掃用具は、請求
項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の清掃用具にお
いて、前記押え手段の内部に形成され、液体を貯えるこ
とが可能な貯液室と、前記押え手段の前記当接面に穿設
され、前記貯液室に貫通する多数の透孔と、前記貯液室
に貯えられた液体を、前記透孔を通過させて前記当接面
側に送る液体送り手段とを有するものである。
【0021】ここで、液体送り手段としては、例えば、
貯液室内の空気圧を上昇させることにより、貯液室に貯
められた液体を圧力によって流出させる構成とすること
ができる。なお、多数の透孔は、当接面の全面にわたっ
て穿設されることが好ましい。
【0022】したがって、請求項5の発明の清掃用具に
よれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つの発明の
清掃用具の作用に加え、貯液室内に予め水等の液体を入
れておき、押え手段の当接面に布材が取付けられた状態
で液体送り手段を動作させると、貯液室に貯められた液
体が多数の透孔を通過して押え手段の当接面、すなわち
布材の裏側に送られる。これにより、布材に液体が浸透
する。なお、多数の透孔が当接面の全面にわたって穿設
されたものでは、当接面に位置する布材の全面に対し
て、液体が速やかに浸透する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態であ
る清掃用具について図1乃至図3に基づき説明する。図
1及び図2は、本発明の第一実施形態である清掃用具の
構成を示す斜視図及び分解斜視図であり、図3は、この
清掃用具の使用状態を説明するための説明図である。本
実施形態の清掃用具1は、窓ガラス等の対象物に付着し
た汚れを拭き取るためのものであり、主な構成として、
図1及び図2に示すように、布材2、ホルダー3、弾性
体4、及び把手手段5を備えている。
【0024】布材2は、極細繊維から構成されている。
極細繊維とは、極めて細い(例えば0.5デニール以
下)繊維であり、例えば相溶性のない2成分のポリマー
を複合、または混合して紡糸した後、これを分割、ある
いは一方の成分を溶解除去することによって生成される
ものである。なお、本実施形態の布材2においては、例
えばポリエステル製細長繊維とポリアミド系細長繊維と
からなる糸によって織成されており、ポリエステルとポ
リアミド系合成繊維とを混合して紡糸した後、これを化
学処理によって分割することにより生成されている。ま
た、この極細繊維は、連続した長繊維であるとともに、
偏平な断面形状を呈しており表面にはエッジが形成され
ている。
【0025】この布材2は、図2に示すように、例えば
短辺L1の長さが21cmで、長辺L2の長さが25c
mである長方形の形状を呈したものであり、裏面側(弾
性体4側)の四隅(周縁部分)には、面ファスナー7を
構成する第一係着部8がそれぞれ縫付けられている。
【0026】ホルダー3は、合成樹脂で成形された硬性
の部材であり、その外観は略直方体の偏平な形状を呈し
ている。さらに具体的には、ホルダー3は、その幅M1
が13cm、長手方向の長さM2が25cm、厚みM3
が1cmの略直方体である。また、ホルダー3の裏面9
の四隅には、面ファスナー7を構成する第二係着部10
が接着剤等によって貼着されている。つまり、ホルダー
3の裏面9に貼着された4つの第二係着部10に、布材
2に縫付けられた4つの第一係着部8をそれぞれ係合さ
せることにより、布材2の四隅がホルダー3の裏面8に
取付けられている。なお、布材2をホルダー3から取り
外す際には、布材2に縫付けられた第一係着部8を、ホ
ルダー3の第二係着部10から引き離せばよい。ここ
で、面ファスナー7が本発明の係止手段に相当する。
【0027】ホルダー3の表面側には弾性体4が設けら
れている。この弾性体4は、例えばフォームラバー(発
泡性のゴム)から成形されており、ホルダー3の表面に
接着されている。弾性体4の形状及び大きさは、ホルダ
ー3の形状及び大きさとほぼ等しく、表面4aが平面形
状となっている。すなわち、弾性体4は、幅が13c
m、長手方向の長さが25cm、厚みM4が1cmの偏
平な直方体である。つまり、ホルダー3及び弾性体4の
長手方向の長さM2は、布材2の長辺L2の長さと等し
く、ホルダー3及び弾性体4の幅M1は、布材2の短辺
L1の長さより8cmだけ短くなっている。このため、
ホルダー3に布材2を取付ける際に、ホルダー3の幅方
向の中心線を、布材2の短辺L1方向の中心線に一致さ
せると、布材2の短辺L1がホルダー3の側壁から外方
向に4cmづつ突出した状態となる。そこで、布材2の
突出した部分をホルダー3の側壁に沿って折曲げ、さら
にホルダー3の裏面9側に折曲げると、布材2の短辺L
1方向の両端から2cm分(突出した長さから、ホルダ
ー3の厚みM3と弾性体4の厚みM4とを加えた長さ
(2cm)を差し引いた長さ)が、ホルダー3の裏面9
に当接し、これにより、布材2に縫付けられた第一係着
部8が、ホルダー3の裏面に貼着された第二係着部10
と重なり合い、面ファスナー7の機能により互いに係合
する。ここで、ホルダー3と弾性体4とを組み合わせた
ものが本発明の押え手段に相当し、弾性体4の表面4a
が本発明の当接面に相当する。
【0028】また、ホルダー3の裏面9には、把手手段
として、第一把手12と第二把手13とが取付けられて
いる。第一把手12は、ホルダー3の裏面9に形成され
たジョイント14と、このジョイント14に着脱可能に
連結された柄部材15とから構成されている。さらに詳
しく説明すると、ジョイント14は、ホルダー3の裏面
9の中心付近から立設され間隔を介して互いに対向する
2つの支持部16(図1及び図2では1つの支持部しか
現れない)と、この2つの支持部16の間に位置し、支
持部16に回動可能に支持された回動部17とを有して
いる。また、回動部17の周面には、内部にネジ孔が形
成された取付部18が突出して形成されている。つま
り、支持部16に対して回動部17を回動させることに
より、取付部18を、ホルダー3の幅方向に平行な面上
において任意に変位させることができる。
【0029】第一把手12の柄部材15は、例えば直径
が1.5cmで、長さが100cmの棒材であり、アル
ミニウム等の比較的軽量の材料によって成形されてい
る。柄部材15の一端側には、周面に雄ねじが形成され
た螺合部19が突出して設けられており、この螺合部1
9がジョイント14の取付部18に形成されたネジ孔に
ネジ込まれることにより、柄部材15がジョイント14
に連結されている。つまり、柄部材15は、ジョイント
14に対して容易に着脱させることが可能であり、ジョ
イント14に連結した場合には、ジョイント14の回動
部17を介して、ホルダー3の幅方向に平行な面上にお
いて自由に変位させることが可能である。すなわち、ホ
ルダー3の裏面9に対する柄部材15の取付角度を所望
の角度に設定することができるようになっている。
【0030】第二把手13は、ホルダー3の裏面9に対
し垂直方向に形成された2つの脚部20と、各脚部20
の上端を繋ぐように脚部20に一体成形された把持部2
1とから構成されている。つまり、第二把手13は、把
持部21の長手方向が、ホルダー3の裏面9に対して平
行状態となるように形成されている。把持部21の幅N
1は例えば2cmであり、把持部21の底面からホルダ
ー3の裏面9までの長さN2は例えば3cmである。
【0031】次に、第一実施形態の清掃用具1の使用方
法について説明する。まず、布材2を水に漬け、その
後、きつく絞ることにより、布材2に適度の水を含浸さ
せる。これは窓ガラス等の表面に対する潤滑性を得るた
めであり、拭き取りに要する力を小さくすることができ
る。続いて、布材2を、図2に示すように広げ、ホルダ
ー3に取付ける。具体的には、ホルダー3の幅方向の中
心線を、布材2の短辺L1方向の中心線に一致させるよ
うに、弾性体4の表面4aを布材2に当て、ホルダー3
の側壁から外方向に突出した部分を、ホルダー3の側壁
及びホルダー3の裏面9に沿って折曲げる。これによ
り、布材2の四隅に縫付けられた第一係着部8が、ホル
ダー3の裏面の四隅に貼着された第二係着部10にそれ
ぞれ重なり、第一係着部8と第二係着部10とが互いに
係合する。したがって、布材2は、弾性体4の表面4a
に張った状態で係止される。
【0032】そして、例えば、汚れを拭き取ろうとする
対象物の高さが比較的低く、作業者の手が届く範囲であ
れば、図3(a)に示すように、第一把手12のジョイ
ント14に柄部材15を連結させることなく、第二把手
13の把持部21を手Hで持ち、拭き取り作業を行う。
すなわち、布材2の表面を窓ガラス等の対象物に圧接さ
せた状態を保ちつつ、対象物に沿って清掃用具1を移動
させる。この際、作業者の掌で第二把手13の把持部2
1を押圧することにより、布材2の表面側を対象物に圧
接させることができる。つまり、布材2を対象物に圧接
させるにあたって、作業者の指には力が殆ど加わらない
ため、手の握力が比較的弱くても、圧接させた状態を容
易に保つことができる。
【0033】また、汚れを拭き取ろうとする対象物の高
さが比較的高く、作業者の手の届かない高さであれば、
図3(b)に示すように、第一把手12のジョイント1
4に柄部材15を連結させる。そして、第一把手12の
柄部材15を手Hで持ち、拭き取り作業を行う。すなわ
ち、布材2の表面を窓ガラス等の対象物に圧接させた状
態を保ちつつ、対象物に沿って柄部材15を動かすこと
により、ホルダー3を作業者から離れた位置で移動させ
ることが可能となる。したがって、作業者の手の届かな
い部分でも容易に拭き取ることができる。
【0034】ところで、対象物の表面に付着した汚れを
拭き取る際には、布材2を対象物に圧接させる必要があ
るが、この際、押圧力が必要以上に大きいと対象物を破
壊する恐れがある。しかし、本実施形態の清掃用具1で
は、押圧力がある程度大きくても対象物を保護すること
ができる。つまり、布材2とホルダー3との間に配設さ
れた弾性体4が弾性変形することにより、圧力が吸収さ
れるため、対象物に過度の力が加わることが抑えられ
る。
【0035】また、この布材2は、極細繊維からなるた
め、きめが非常に細かく、拭き取りの際には微小な埃や
塵もすくい上げられる。また、対象物の表面に傷等の隙
間があっても、この隙間に入り込んだ塵や埃も極細繊維
によって掻き出される。特に、布材2の裏側には弾性体
4が設けられているため、弾性体4の弾性変化によっ
て、布材2の形状は対象物の表面形状に馴染むように変
化する。つまり、弾性体4の弾性力によって、布材2の
極細繊維が隙間の内部まで確実に入り込み、隙間に入り
込んだ塵や埃が容易に掻き出される。
【0036】このように、上記の清掃用具1では、弾性
体4の表面4aの形状が平面形状であるため、布材2の
全面に対して均等に力を加えるこができる。つまり、弾
性体4の表面4aに張られた布材2の全面を、対象物に
圧接させることができる。したがって、拭き残りが生じ
難く、しかも速やかに拭き取り作業を行うことができ
る。特に、把手手段(第一把手12または第二把手1
3)を持ってホルダー3を動かすことができるため、作
業者の労力に対する負担を減らすことができる。
【0037】また、上記の清掃用具1では、押え手段の
一構成として弾性体4が設けられているため、対象物を
保護することができるとともに、布材2の形状を対象物
の表面形状に馴染むように変化させることができ、布材
2を対象物の表面に確実に圧接させることができる。
【0038】上記の清掃用具1では、把手手段として、
第一把手12と第二把手13とを備えているため、対象
物と使用者との相関関係等に応じて、使い勝手のよい把
手部を任意に選択することにより、作業性を一層向上さ
せることができる。例えば、対象物が作業者の手の届く
範囲内にある場合には、第二把手13の把持部21を持
って、比較的小さな握力で拭き取り作業を行うことがで
き、対象物が作業者の手の届かない範囲にある場合に
は、第一把手12の柄部材15を持って、作業者から離
れた位置で拭き取り作業を行うことができる。特に、第
二把手13の把持部21を持って拭き取り作業を行う際
には、第一把手12の柄部材15を取り外すことができ
るため、ホルダ3ーを動かす際に、柄部材15が作業の
邪魔となることがなく、しかも清掃用具1全体の重量が
軽くなるため操作性に優れる。
【0039】上記の清掃用具1では、面ファスナー7を
構成する第一係着部8と第二係着部10とを互いに係合
させるだけで、布材2をホルダー3に取付けることがで
きるため、布材2の取付け作業及び取り外し作業を極め
て容易に行うことができる。
【0040】さらに、上記の清掃用具1では、布材2と
して、極細繊維からなる糸によって織成されたものが使
われるため、微小な埃や塵も拭き取られ、傷等の微小な
隙間に入り込んだ塵や埃も掻き出すことができる。特
に、弾性体4を備えることにより、布材2の極細繊維が
隙間の内部まで確実に入り込むため、隙間に入り込んだ
塵や埃をより確実に掻き出すことができる。また、極細
繊維は連続した長繊維であるため、拭き取りの際に、対
象物に繊維屑が残ることが防止される。また、極細繊維
の表面にエッジが形成されているため、塵や埃の引っ掛
かりがさらに向上する。
【0041】続いて、本発明の第二実施形態である清掃
用具について図4及び図5に基づき説明する。図4は、
本発明の第二実施形態である清掃用具の構成を示す斜視
図であり、図5は、この清掃用具の断面を示す縦断面図
である。なお、本実施形態の清掃用具31に関して、第
一実施形態の清掃用具1と同一の構成については、同一
番号を付し詳細な説明を省略する。
【0042】本実施形態の清掃用具31は、図4及び図
5に示すように、主な構成として、布材2、ホルダー3
3、弾性体34、第二把手13、及び加圧手段35を備
えている。ホルダー33は、板状の裏面部36と、裏面
部36を囲むように裏面部36の周縁に形成された環状
の壁部37とから構成されており、全体的に箱状の形状
を呈している。また、第一実施形態におけるホルダー3
と同じように、このホルダー33の裏面部36の四隅に
は、面ファスナー7を構成する第二係着部10が接着剤
等によって貼着されている。ここで、面ファスナー7が
本発明の係止手段に相当する。
【0043】ホルダー33の表面側には弾性体34が設
けられている。この弾性体34は、例えばフォームラバ
ー(発泡性のゴム)から成形されている。弾性体34
は、表面38aが平面形状である板状の表面部38と、
表面部38を囲むように表面部38の周縁に形成された
環状の壁部39とから構成されており、全体的に箱状の
形状を呈している。そして、弾性体34の壁部39の端
面(図5においては上面)が、ホルダー33の壁部37
の端面(図5においては下面)に接着されており、ホル
ダー33と弾性体34とによって囲まれた空間が貯液室
Sとして形成されている。また、弾性体34の表面38
aには、貯液室Sに貫通する透孔40が、表面38aの
全面にわたって多数穿設されている。なお、この透孔4
0の開口面積は、非常に小さく(例えば直径が0.5m
m)、貯液室Sの圧力が大気圧と等しい場合には、貯液
室S内に貯えられた水等の液体が透孔40を通って流出
することのない大きさである。さらに、ホルダー33の
壁部37と、弾性体34の壁部39とには、連続した給
水口41が形成されており、蓋部材42によって閉塞さ
れている。つまり、蓋部材42を外して給水口41を開
放させることにより、貯液室S内に液体を供給すること
が可能となり、蓋部材42を閉じて給水口41を閉塞す
ることにより、貯液室Sが水密状態となる。ここで、ホ
ルダー33と弾性体34とを組み合わせたものが本発明
の押え手段に相当し、弾性体34の表面38aが本発明
の当接面に相当する。
【0044】ホルダー33の裏面部36には、第二把手
13と、加圧手段35とが取付けられている。加圧手段
35は、貯液室S内の空気を必要に応じて加圧するため
のものであり、本願発明の液体送り手段に相当する。具
体的には、加圧手段35は、外観が球状で中空の空気溜
部43と、この空気溜部43の内部空間と貯液室S内と
を連通する通気管44と、通気管44に対応するように
裏面部36の内面に貼着されたフィルタ45とから構成
されている。空気溜部43は、ゴムによって成形されて
おり弾性変形が可能なものである。また、フィルタ45
は、空気を通過させるが水を通過させない公知のシール
部材である。つまり、作業者が空気溜部43を握って収
縮させることにより、空気溜部43内の空気が通気管4
4を通って貯液室Sに送られ、貯液室S内の空気圧を上
昇させることができる。
【0045】次に、第二実施形態の清掃用具31の使用
方法について説明する。まず、作業を行う前に、給水口
41から貯液室S内に水等の液体を入れる。なお、液体
の投入後は蓋部材42を閉じて給水口41を閉塞してお
く。そして、乾いた状態の布材2をホルダー33に取付
ける。なお、取付方法は、第一実施形態の清掃用具1の
場合と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略す
る。布材2を取付けた後、第二把手13が上方になるよ
うに清掃用具31を水平状態(図5に示す状態)に置
き、空気溜部43を握る。これにより、貯液室S内の空
気圧が上昇し、貯液室Sの内部と外部とで圧力差が生じ
ることから、貯液室S内の液体が透孔40を通過して弾
性体34の表面38aに流出する。そして、弾性体34
の表面38aには、布材2が弾性体34の表面38aに
当接した状態で張着されているため、弾性体34の表面
38aに流出した液体は布材2に浸透する。なお、透孔
40を通って流出する水が所定量に達したとき、あるい
は空気溜部43の握り操作を解除したときには、貯液室
S内の圧力が外部の圧力(大気圧)と等しくなることか
ら水の流出が停止する。このように、適度の水を流出さ
せることにより、布材2は適度の水が含浸された状態と
なり、窓ガラス等の対象物の表面に対して潤滑性を得る
ことができる。
【0046】汚れを拭き取る際には、第二把手13の把
持部21を持って拭き取り作業を行う。すなわち、布材
2の表面を窓ガラス等の対象物に圧接させ、対象物に沿
って清掃用具31を移動させる。この際、作業者の掌で
第二把手13の把持部21を押圧することにより、布材
2の表面を対象物に圧接させることができる。
【0047】また、第一実施形態の清掃用具1と同じよ
うに、ホルダー33の表面側には弾性体34が設けられ
ているため、対象物に過度の力が加えられることが抑制
される。
【0048】このように、上記の清掃用具31では、第
一実施形態の清掃用具1の効果に加え、以下の効果を奏
する。すなわち、加圧手段35を操作することにより、
布材2に適度の水を含浸させることができるため、拭き
取り作業を始める前や、拭き取り作業の途中で布材2が
乾燥した場合でも、布材2を水に漬けたり絞ったり、さ
らには絞った布材2を広げるといった煩わしい作業を行
う必要がなく、作業時間を短縮できる。特に、予め貯液
室S内に水等の液体を入れておくことで、水道の蛇口が
近くにない場合でも、布材2に適度の液体を含浸させる
ことができ、しかもバケツ等の容器を準備する必要もな
い。
【0049】また、上記の清掃用具31では、貯液室S
内の空気圧を空気溜部43によって上昇させることによ
り、貯液室S内に貯えられた液体を弾性体34の表面3
8aに流出させる構成であるため、極めて簡単な構成で
布材2に適度の液体を含浸させることができる。さら
に、多数の透孔40が、弾性体34の表面38aの全体
にわたって穿設されているため、布材2全体に液体を均
等に含浸させることができ、対象物の表面に対する潤滑
性を確実に得ることができる。
【0050】ところで、上記説明では、本発明について
好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの
実施形態に限定されるものではなく、以下に示すよう
に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改
良及び設計の変更が可能である。
【0051】すなわち、上記の第一,第二実施形態の清
掃用具では、布材2に第一係着部8が縫付けられるとと
もに、ホルダー3の裏面に第二係着部10が貼着され、
第一係着部8及び第二係着部10の係合により、布材2
がホルダー3に取付けられるものを示したが、第一係着
部及び第二係着部をともに布材に縫付けるようにしても
構わない。具体的には、図6に示すように、布材50の
表面側の四隅に第一係着部51がそれぞれ縫付けられ、
布材50の長手方向に対して各第一係着部51より内側
に第二係着部52が縫付けられたものである。この布材
50をホルダー53に取付けるには、まず布材50を裏
返しその中央部にホルダー53を載置する((a)参
照)。この際、布材50の大きさはホルダー53より大
きく、且つ布材50の形状はホルダー53の平面形状に
相似しているため、ホルダー53の周縁からほぼ等しい
幅の布材50が突出した状態となる。そこで、突出した
部分のうち長手方向に相当する部分をホルダー53の裏
面側に折曲げる((b)参照)。この際、布材50の表
面側に縫付けられた第一係着部51及び第二係着部52
が現れた状態となる。さらに、突出した残りの部分をホ
ルダー53の裏面側に折曲げる((c)参照)と、第一
係着部51が第二係着部52に重なることから、互いに
係合し、布材50がホルダー53に取付けられる。これ
によれば、布材50が古くなって新しい布材と交換する
際には、面ファスナーの第一係着部51及び第二係着部
52がともに新しいものと交換されるため、第一係着部
51と第二係着部52との係合状態を常に維持すること
ができる。
【0052】また、上記の第一,第二実施形態の清掃用
具では、係止手段として面ファスナーを示したが、本発
明は面ファスナーに限定されるものではなく、例えば、
布材の互いに対向する位置に紐を縫付けておき、紐同志
を結ぶことによってホルダーに取付けるようにしてもよ
い。つまり、この場合、紐が係止手段となり安価に構成
することができる。
【0053】第一実施形態の清掃用具1では、把手手段
5として、第一把手12と第二把手13とを備えるもの
を示したが、どちらか一方の把手のみを備えるようにし
ても構わない。しかし、本実施形態のように、二種類の
把手12,13を備えることにより、対象物との相関関
係等に応じて清掃用具1の使用方法を選択することがで
き、使い勝手が向上する。
【0054】また、第二実施形態の清掃用具31では、
貯液室S内の空気圧を加圧手段35によって上昇させる
ことにより、換言すれば液体送り手段として加圧手段3
5を備えることにより、貯液室S内に貯えられた液体を
弾性体34の表面38aに流出させるものを示したが、
透孔の開口面積を、貯液室S内が加圧されていない状態
でも水が流出する程度の大きさにするとともに、透孔の
開閉状態を切換える遮蔽部材を透孔に臨んで配設しても
よい。つまり、液体送り手段として遮蔽部材を備えるも
のである。このようにすれば、遮蔽部材を操作して透孔
を開口させることにより、布材に適度の水を含浸させる
ことができる。
【0055】さらに、上記の第一実施形態の清掃用具1
では、弾性体4の表面4aを布材2に当接させるものを
示したが、弾性体4の表面4a側に板材を備え、この板
材の表面を布材2に当接させるようにしてもよい。つま
り、弾性体4を、押え手段の表面側に配置するのではな
く、押え手段の内部に介在させるものである。このよう
にすれば、板材の表面が当接面となり、弾性体4が直接
布材2に当接することがないため、弾性体4の劣化を防
止することができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の清掃用
具は、当接面が平面形状である押え手段によって、布材
を対象物の表面に確実に圧接させることができる。した
がって、拭き残りが生じ難く、しかも速やかに作業を行
うことが可能となる。特に、把手手段を持って押え手段
を動かすことができるため、作業者の労力に対する負担
が低減される。また、極細繊維からなる布材によって、
微小な埃や塵も拭き取られ、傷等の隙間に入り込んだ塵
や埃も容易に掻き出すことができる。
【0057】請求項2の発明の清掃用具は、請求項1の
発明の清掃用具の効果に加えて、弾性体により対象物が
保護されるとともに、布材の形状が対象物の表面形状に
馴染むように変化することから、布材を対象物の表面に
より確実に圧接させることができる。
【0058】請求項3の発明の清掃用具は、請求項1ま
たは請求項2の発明の清掃用具の効果に加えて、第一係
着部と第二係着部とを係合させるだけで、布材が押え手
段の当接面に取付けられるため、布材の着脱作業を極め
て容易に行うことができる。
【0059】請求項4の発明の清掃用具は、請求項1乃
至請求項3のいずれか1つの発明の清掃用具の効果に加
えて、把手手段として、第一把手と第二把手とが備えら
れているため、対象物と使用者との相関関係等に応じ
て、使い勝手のよい把手部を任意に選択することによ
り、作業性を一層向上させることができる。また、第二
把手を持って拭き取り作業を行う際には、第一把手の柄
部材を取り外すことにより、柄部材が作業の邪魔となる
ことがなく、しかも清掃用具全体の重量が軽くなるた
め、さらに使い勝手が向上する。
【0060】請求項5の発明の清掃用具は、請求項1乃
至請求項4のいずれか1つの発明の清掃用具の効果に加
えて、液体送り手段により、布材に液体を含浸させるこ
とができるため、拭き取り作業を始める前や、拭き取り
作業の途中で布材が乾燥した場合でも、布材を水に漬け
たり絞ったり、絞った布材を広げるといった煩わしい作
業を行う必要がなく、作業時間を短縮することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である清掃用具の構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施形態である清掃用具の構成を
示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第一実施形態である清掃用具の使用状
態を説明するための説明図である。
【図4】本発明の第二実施形態である清掃用具の構成を
示す斜視図である。
【図5】本発明の第二実施形態である清掃用具の構成を
示す断面図である。
【図6】布材の取付け構造についての変形例を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1 清掃用具 2 布材 3 ホルダー(押え手段) 4 弾性体(押え手段) 4a 表面(当接面) 5 把手手段 7 面ファスナー(係止手段) 8 第一係着部 10 第二係着部 12 第一把手 13 第二把手 14 ジョイント 15 柄部材 31 清掃用具 33 ホルダー(押え手段) 34 弾性体(押え手段) 38a 表面(当接面) 35 加圧手段(液体送り手段) 40 透孔 S 貯液室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極細繊維からなる布材と、 該布材の裏面に当接して設けられ、前記布材との当接面
    が平面形状である押え手段と、 前記布材を前記押え手段の前記当接面に張った状態で固
    定する係止手段と、 前記押え手段に形成された把手手段とを具備することを
    特徴とする清掃用具。
  2. 【請求項2】 前記押え手段は、前記布材を対象物に当
    接させた際に弾性変形する弾性体を有することを特徴と
    する請求項1に記載の清掃用具。
  3. 【請求項3】 前記係止手段は、前記布材の周縁部分に
    形成された第一係着部と、前記押え手段に形成された第
    二係着部とからなる面ファスナーを備えることを特徴と
    する請求項1または請求項2のいずれかに記載の清掃用
    具。
  4. 【請求項4】 前記把手手段は、 前記押え手段の裏面に形成されたジョイント、及び該ジ
    ョイントに着脱可能に連結された柄部材を有する第一把
    手と、 前記押え手段の裏面に形成され、前記押え手段の裏面に
    対して略平行な把持部を有する第二把手とを備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記
    載の清掃用具。
  5. 【請求項5】 前記押え手段の内部に形成され、液体を
    貯えることが可能な貯液室と、 前記押え手段の前記当接面に穿設され、前記貯液室に貫
    通する多数の透孔と、 前記貯液室に貯えられた液体を、前記透孔を通過させて
    前記当接面側に送る液体送り手段とを有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の清
    掃用具。
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