JP2001148894A - Usb対応スピーカ駆動システム - Google Patents

Usb対応スピーカ駆動システム

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JP2001148894A
JP2001148894A JP32935499A JP32935499A JP2001148894A JP 2001148894 A JP2001148894 A JP 2001148894A JP 32935499 A JP32935499 A JP 32935499A JP 32935499 A JP32935499 A JP 32935499A JP 2001148894 A JP2001148894 A JP 2001148894A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカ駆動アンプに対しUSBポート経由
で電源を供給し、専用電源に頼ることなくスピーカが駆
動できるようにする。 【解決手段】 USBポート12aを介して供給される
電源により動作するスピーカ駆動アンプ17L(非反転
増幅器),17R(発生増幅器)と、このスピーカ駆動
アンプ17L,17Rにより駆動される高能率スピーカ
18L,18Rを設け、USB規格のインタフェースを
介してスピーカ駆動アンプ17L,17Rに電源を供給
する。DC5V,0.1AというUSBバスパワーの制
約のなかでも、最大消費電流が0.1A以下のスピーカ
駆動アンプ17L,17Rに例えば87〜90dB/W
程度の高能率のスピーカ18L,18Rを組み合わせて
用いることで、十分な音響再生が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB(Universa
l Serial Bus)ポートに接続してスピーカを駆動できる
ようにしたUSB対応スピーカ駆動システムに関する。
【0002】図4は、従来のUSB対応スピーカ駆動シ
ステムの一例を示す回路構成図である。同図に示したU
SB対応スピーカ駆動システム1は、パーソナルコンピ
ュータ本体2に備わったUSBポート2aからUSBケ
ーブル3を介してアップストリーム側USBポート3a
に供給される音声信号を復号して再生するためのシステ
ムである。USBポート3aにはUSBインタフェース
回路4が接続してあり、このUSBインタフェース回路
4から4系統のUSB出力がダウンストリーム側USB
ポート4aに送り出され、キーボードやマウス等に供給
される。また、本例に示したUSBインタフェース回路
4は、1系統のUSB出力を復号処理回路5と音量制御
回路6を介して左右チャンネルのスピーカ駆動アンプ7
L,7Rに供給している。スピーカ駆動アンプ7L,7
Rはともに非反転増幅器で構成されており、これらのス
ピーカ駆動アンプ7L,7Rにより左右チャンネルのス
ピーカ8L,8Rが駆動される。USBインタフェース
回路4から出力される音声信号は、差動信号からなるシ
リアルデータとして復号処理回路5に供給され、復号処
理回路5において左右チャンネルのアナログ音声信号に
復号される。復号された左右チャンネルの音声信号は、
音量制御回路6において音量制御を受けた後、それぞれ
左右チャンネルのスピーカ駆動アンプ7L,7Rに供給
される。スピーカ8L,8Rは、スピーカ駆動アンプ7
L,7Rにより増幅された対応チャンネルの音声信号を
供給されて音声を再生する。
【0003】周知のごとく、パーソナルコンピュータ本
体2と周辺機器との接続を同一のコネクタで可能にする
インタフェース規格がUSBである。このインタフェー
ス規格は、シリアルデータを差動信号として伝送するた
め、伝送線路となるUSBケーブル3は一対の信号線
(D+,D−)と一対の電源線(Vcc,GND)の4
芯線構造をとる。また、この4芯線構造のUSBケーブ
ル3には、シリーズAと呼ぶ上流側コネクタとシリーズ
Bと呼ぶ下流側コネクタが両端に接続されており、Aと
Bの形状の違いでもって互いを区別できるようになって
いる。また、これらのコネクタは、パーソナルコンピュ
ータ本体2の電源を投入した状態での抜き差しを可能に
するホットプラグ対応がなされており、信号ピン(D
+,D−)に比べ電源ピン(Vcc,GND)の方のピ
ン長を若干大としてある。従って、接続時には電源ピン
が先に接続され、また切り離し時には電源ピンが後に切
り離され、これにより信号ピンが接続されているとき
は、デバイスに必ず電源が供給されるようになってい
る。
【0004】なお、上記USB対応スピーカ駆動システ
ム1は、USBインタフェース回路4と復号処理回路5
を一対の信号線(D+,D−)により接続しただけであ
り、スピーカ再生にUSBバスパワー(DC5V,0.
1A)を利用してはいない。このため、スピーカ駆動ア
ンプ7L,7Rの電源として専用電源9が用意されてお
り、この専用電源9から供給される電力を得てスピーカ
駆動アンプ7L,7Rを動作させる構成としてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のUSB対応
スピーカ駆動システム1は、ボイスコイルインピーダン
ス8Ωのスピーカ8L,8Rにより例えば80dB/m
程度の音圧を得ようとする構成であり、このためスピー
カ駆動アンプ7L,7Rには1.0W×2(8Ω負荷
時)の出力が要求され、スピーカ駆動アンプ7L,7R
の動作電源となる専用電源9として、DC6V,0.2
6A出力のものが必要であった。換言するならば、アン
プ用動作電源として見たときに最大アンプ出力が0.2
W(16Ω負荷時)或いは0.12W(8Ω負荷時)が
供給限界であるUSBバスパワーをもってしたのでは、
80dB/m程度の音圧のスピーカ8L,8Rを駆動す
ることは到底不可能であり、USBポート2aから取り
出せるバスパワーを専用電源9の代用とすることは想定
し得ないものであった。すなわち、USBポート2aは
給電ポートとしてはこの種の用途には能力不足であり、
単に信号伝送にのみ利用するという考えが大勢を占めて
いた。
【0006】一方また、こうした考えを打破するため、
アンプ専用電源をUSBバスパワーで代替する研究も一
部でなされており、USBバスパワー利用のための技術
の一環として、小出力のアンプでも80dB程度の音圧
が得られる高能率スピーカ(87〜90dB/W)の開
発も進められていた。しかしながら、現在までに試作さ
れた高能率スピーカは、製造コストが極端に高かった
り、或いは小型化が非常に困難であるといった理由か
ら、専用電源削除に伴うコスト切り下げ効果を相殺して
しまう例が多く、またUSBのハブ機能を併せ持たない
アンプとスピーカだけを組み合わせた製品との共用化を
図ることができないといった理由から、実用に至らない
のが現状であった。
【0007】さらにまた、上記従来のUSB対応スピー
カ駆動システム1は、ともに非反転増幅器からなる一対
のスピーカ駆動アンプ7L,7Rによりスピーカ8L,
8Rを駆動しており、スピーカ駆動アンプ7L,7Rの
動作は互いに同相駆動であった。従って、スピーカ駆動
アンプ7L,7Rを流れるピーク電流は、互いに打ち消
し合うのではなく互いに同極性で発生することになり、
専用電源9にて消費されるスピーカ駆動アンプ7L,7
Rのための動作電流は、振幅が上下に大きく変動する傾
向が顕著であった。このため、専用電源9における過大
な電流消費解消を放置したまま、USBポート2a経由
でスピーカ駆動アンプ7L,7Rに電源を供給する試案
が現実味を帯びることは有り得ないことであった。
【0008】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、スピーカ駆動アンプに対しUSBポート経由で電源
を供給し、専用電源に頼ることなくスピーカが駆動でき
るようにすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る本発明は、USBポートを介して供
給される電源により動作するスピーカ駆動アンプと、該
スピーカ駆動アンプにより駆動される高能率スピーカと
を具備することを特徴とするものである。また、前記ス
ピーカ駆動アンプが、前記USBポートを経由して供給
される音声信号を増幅することを特徴とするものであ
る。或いは、前記スピーカ駆動アンプが、前記USBポ
ート以外の外部出力端子を経由して供給される音声信号
を増幅することを特徴とするものである。
【0010】請求項4に係る本発明は、USBポートを
介して供給される電源により動作し、ステレオ信号の一
方のチャンネルの音声信号を非反転増幅する非反転増幅
器と、該非反転増幅器の出力端子に正極端子が接続さ
れ、前記一方のチャンネルの音声信号を再生する第1の
高能率スピーカと、前記USBポートを介して供給され
る電源により動作し、前記ステレオ信号の他方のチャン
ネルの音声信号を反転増幅する反転増幅器と、該反転増
幅器の出力端子に負極端子が接続され、前記他方のチャ
ンネルの音声信号を再生する第2の高能率スピーカとを
具備することを特徴とするものである。また、前記非反
転増幅器及び前記反転増幅器が、それぞれ前記USBポ
ートを経由して供給されるステレオ信号の対応チャンネ
ル音声信号を増幅すること、或いは前記非反転増幅器及
び前記反転増幅器が、それぞれ前記USBポート以外の
外部出力端子を経由して供給されるステレオ信号の対応
チャンネル音声信号を増幅すること等を特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明のUSB
対応スピーカ駆動システムの一実施形態を示す回路構成
図、図2(A),(B)は、それぞれ図1に示したスピ
ーカの縦断面図及び正面図、図3は、本発明のUSB対
応スピーカ駆動システムの他の実施形態を示す回路構成
図である。
【0012】図1に示すUSB対応スピーカ駆動システ
ム11は、パーソナルコンピュータ本体12に付属する
USBポート12aを介して供給されるバスパワーをU
SBケーブル13を介して取り込み、左右一対のスピー
カ駆動アンプ17L,17Rを動作させるとともに、U
SBポートケーブル13を介して取り込んだ音声信号を
スピーカ駆動アンプ17L,17Rにより増幅し、スピ
ーカ18L,18Rを駆動する構成としたものである。
すなわち、本実施形態に示したUSB対応スピーカ駆動
システム11は、USBケーブル13を介して伝送され
る音声信号ならびに電源を、アップストリーム側USB
ポート13aを介してUSBインタフェース回路14に
取り込み、ダウンストリーム側USBポート14aへ出
力する一方、復号処理回路15と音量制御回路16を介
してスピーカ駆動アンプ17L,17Rに供給する。U
SBケーブル13を介してUSBポート12aからUS
Bポート13aへ供給されるバスパワーはDC5V,
0.5Aであるが、USBインタフェース回路14では
各DC5V,0.1Aずつ計5系統に向けてバスパワー
を分割するため、スピーカ駆動アンプ17L,17Rに
は最大消費電流が0.1A以下のものを用いる。また、
スピーカ18L,18Rも、スピーカ駆動アンプ17
L,17Rの最大出力により十分駆動できるよう、87
〜90dB/Wの高能率タイプを使用する。
【0013】さらに、本実施形態に示したUSB対応ス
ピーカ駆動システム11は、一方のチャンネル(ここで
は左チャンネル)の音声信号を増幅するスピーカ駆動ア
ンプ17Lを非反転増幅器で構成し、他方のチャンネル
(ここでは右チャンネル)の音声信号を増幅するスピー
カ駆動アンプ17Rを反転増幅器で構成してある。この
ため、スピーカ駆動アンプ17Lと17Rは互いに逆相
動作することになり、例えば同相駆動の場合のようにピ
ーク電流どうしが重畳して消費電流が大きく上下変動す
るといったことはなく、逆相のピーク電流どうしが相互
に打ち消し合うことでスピーカ駆動に伴う消費電流を抑
制することができる。ただし、スピーカ駆動アンプ17
L,17Rの増幅極性が異なるため、スピーカ18L,
18Rとの接続には極性を間違えないよう注意すべきで
ある。すなわち、非反転増幅器からなるスピーカ駆動ア
ンプ17Lの出力端子は、スピーカ18Lの正極端子に
接続し、反転増幅器からなるスピーカ駆動アンプ17R
の出力端子は、スピーカ18Rの負極端子に接続すると
いうように、スピーカケーブルの接続極性には注意すべ
きである。
【0014】ところで、スピーカ駆動アンプ17L,1
7Rとスピーカ18L,18Rの組み合わせは種々考え
られるが、具体的に例えばスピーカ18L,18Rとし
てボイスコイル・インピーダンスが16Ω、能率が87
dB/Wのものを用いた場合、スピーカ駆動アンプ17
L,17Rとして2×0.2W(16Ω負荷時)出力の
ものを使用することで、必要電力を各系統に割り振られ
たUSBバスパワーでもって十分に賄うことができる。
例えば、電源電圧Vcc(=5V)でスピーカ駆動アン
プ17L(17R)をSEPP(Single Ended Push-Pu
ll)動作させた場合、負荷抵抗r(=16Ω)のスピー
カ18L(18R)を流れる平均電流は、Vcc/2π
r(≒0.05A)であり、左右チャンネル合わせても
0.1Aである。すなわち、スピーカ駆動アンプ17
L,17Rの前段に電流制限回路を配設しなくとも、例
えばUSBポート12aから規定上限を越える過大電流
が流出してパーソナルコンピュータ本体12側から強制
的に給電停止に追い込まれるといった事態を招くことは
なく、スピーカ駆動アンプ17L,17Rが不意に動作
停止する心配もなく安心して使用することができる。
【0015】なお、スピーカ18L,18Rとしてボイ
スコイル・インピーダンスが32Ω、能率が90dB/
Wのものを用いた場合、スピーカ駆動アンプ17L,1
7Rとして2×0.1W(32Ω負荷時)出力のものを
使用すればよく、この場合もまた必要電力はUSBバス
パワーでもって十分賄うことができる。因に、電源電圧
5Vでスピーカ駆動アンプ17L(17R)をSEPP
動作させた場合、負荷抵抗32Ωのスピーカ18L(1
8R)を流れる平均電流は、ほぼ0.025Aであり、
左右チャンネル合わせても0.05Aである。従って、
スピーカ駆動アンプ17L,17Rの前段に電流制限回
路を配設しなくとも、USBポート12aから規定上限
を越える過大電流が流出してパーソナルコンピュータ本
体12側から強制的に給電停止に追い込まれる事態を招
くことはない。
【0016】上記具体例からも明らかなように、使用す
るスピーカ18L,18Rは16Ω以上のボイスコイル
・インピーダンスを有し、かつまた高能率であってしか
も廉価に製作できるものがよい。そこで、こうした条件
を満たすスピーカ18L,18Rとして、ここでは新規
に設計開発した図2(A),(B)に示す構造のものを
用いるようにしている。図示のスピーカ18L,18R
は、テンスドダイヤフラムと呼ぶ四角形状の振動膜22
の四辺を四角枠体状の支持枠23に支持し、振動膜22
の背面中央部を加振器24によりピストン駆動して発音
させるものである。振動膜22は、例えばPEN(ポリ
エチレンナフタレート)やPET(ポリエチレンテレフ
タレート)或いはそれらに金属蒸着したもの又はカーボ
ンファイバ等の素材を支持枠23の前面を覆う大きさの
四角形状の膜に成形加工したものを用いる。すなわち、
振動膜22として、膜加工に適した合成樹脂材或いは合
成繊維でかつ高耐張力を有する膜素材を使用すること
で、長期に亙って安定した振動特性が維持できるように
してあり、特に金属蒸着を施したPENやPETのよう
に引っ張り剛性の高い膜材料を使用した場合は、経年劣
化等の殆どない安定した振動特性が恒常的に維持でき
る。本実施形態では、熱収縮性の四角形状の振動膜22
の上下辺と左右辺をそれぞれ接着により支持枠23に固
定し、接着固定後に振動膜22全体に熱を加え、上下方
向と左右方向に引っ張り張力を与える構成としてある。
【0017】より詳しくは、振動膜22は、特定の一軸
方向に熱収縮特性を有するPET等の膜素材を裁断加工
したものであり、膜素材の相対向する二辺に0〜90度
(ただし、両端は含まず)の斜交角度をもって斜交する
直交二軸に平行な上下辺と左右辺を有する振動膜22が
得られるよう、膜素材を裁断加工したものである。裁断
により得られた振動膜22は、熱収縮方向がほぼ対角線
方向となるので、この振動膜22の上下辺と左右辺を支
持枠23に接着固定した後、平面パネルヒータや温風機
或いは赤外線ヒータ等を用いて振動膜22を加熱する。
これにより、振動膜22は対角線方向に収縮しようとす
るため、対角線方向の引っ張り張力の二軸分力として、
上下方向と左右方向に引っ張り張力が与えられ、振動膜
22は緊張する。
【0018】なお、四角形状の振動膜22と円形状の振
動膜(図示せず)との形状差に基づく音響特性の差異は
明らかである。すなわち、四角形状の振動膜22は、点
音源から周縁部に至る距離が方位ごとに異なるため、点
音源から周縁部に至る距離が全方位において一致する円
形状の振動膜のように、単一周波数において顕著に共振
するといった共振特性を示すことはなく、実に多数の共
振周波数を有する。従って、四角形状の振動膜22は、
円形状の振動膜に比べ十分広い再生周波数帯域を有す
る。また、膜素材の熱収縮方向を振動膜22の対角線方
向とを故意にずらすことで、上下の辺に対し与える縦方
向の引っ張り張力と、左右の辺に与える横方向の引っ張
り張力を互いに独立して調整することができ、またこう
して所望の周波数特性を自在に実現するなど、膜形状に
由来する利点を音響効果に多々有効活用することができ
る。
【0019】加振器24は、振動膜22の背面中央部に
ピストン板25aを介して一端が当接するボイスコイル
25と、このボイスコイル25の他端側に同軸的に配設
した逆E字状断面を有するカルデラ火山形状のヨーク2
6と、このヨーク26の円環部中間に挟持した環状マグ
ネット27と、ボイスコイル25の側面とヨーク26の
端部とを連結するダンパ28とから構成される。加振器
24は、磁力強化や磁気ギャップの極小化或いはダンパ
の摩擦低減等により高効率化を徹底した構成としてあ
り、ヨーク26に沿って環状マグネット27が形成する
磁界内にあるボイスコイル25に音声電流を通電する
と、ボイスコイル25に発生するフレミングの力により
ボイスコイル25が軸方向に振動し、ピストン板25a
が前後方向に駆動されるようになっている。
【0020】また、ピストン板25aは振動膜22に接
着するのではなく、ただ単に振動膜22の背面中央部に
当接させてあるだけである。従って、加振器24は、振
動膜22の背面側に別途保持しておく必要がある。この
ため、本実施形態では、支持枠23の左右辺の中央部間
にステーロッド29を橋架し、このステーロッド29の
中央部分に加振器24を固定してある。かくして、加振
器24は振動膜22の背面中央部に押圧保持される。な
お、ボイスコイル25の軸線を振動膜22に直交調整で
きるよう、ステーロッド29の中央部分にステーロッド
29に対する加振器24の首振り角度を調整するスキュ
ウ調整機構(図示せず)が組み込んである。支持枠23
に対する振動膜22の組み付けを終えた後、中央部に加
振器24が固着されたステーロッド29の両端を、支持
枠23の背面部に螺子止め固定する。その場合、加振器
24のボイスコイル25先端のピストン板25aが振動
膜22の背面中央部に当接するが、振動膜22自体が上
下左右に引っ張られているため、ピストン板25aが当
接する部分の振動膜22に対し最大振幅の1/2程度の
変位を生ずる程度の押圧力をもって当接させるよう組み
付けてある。また、スキュウ調整機構によりステーロッ
ド29に対する加振器24の首振り角度が自在に調整で
きるので、調整治具(図示せず)等を用い、ピストン板
25aが振動膜22に対し垂直な方向に振動するよう調
整することができる。
【0021】上記構成になるスピーカ18L,18R
は、ボイスコイル25に対し音声電流を通電すると、電
流の大きさとコイル巻数に応じたフレミングの力が発生
し、ピストン板25aにより振動膜22が前後方向にピ
ストン駆動されることで音圧を発生する。この場合、振
動膜22自体が張力を与えられて緊張しており、僅かな
押圧駆動力をもって振動するため、微小な駆動電流を通
電するだけで十分な音圧を発生させることができる。従
って、例えばA4判程度の大きさの面積の振動膜22で
あれば、ヘッドフォン出力ポートの出力信号をアンプを
通すことなく、そのままボイスコイル25に通電して駆
動することができる。実験結果によれば、引っ張り張力
を与えた振動膜22による音圧向上効果は数dBを越え
ることが判っており、高感度の加振器24の併用に伴う
数dB程度の音圧向上効果を併せることで、スピーカ1
8L,18R全体で10数dB程度の音圧向上を図るこ
とができることも判っている。
【0022】具体的には、従来のフリーエッジ型平面ス
ピーカであればヘッドフォン出力を増幅する1.2W出
力程度のスピーカ駆動アンプを介して駆動していたA6
版サイズの振動膜を、振動膜22に張力を与えた状態で
駆動するスピーカ18L,18Rは、0.2W出力程度
のスピーカ駆動アンプ17L,17Rをもって駆動する
ことができ、しかも得られる再生音は音圧も周波数特性
も歪率も同等であることが確認されている。すなわち、
スピーカ18L,18Rを駆動するのに大きな駆動力は
不要であり、USBポート12aならびにUSBインタ
フェース回路14経由で供給されるバスパワーをもって
動作するスピーカ駆動アンプ17L,17Rにより十分
対応することができる。かくして、本実施形態に示した
USB対応スピーカ駆動システム11は、音声信号と電
源の両方をUSBポート12a経由でスピーカ駆動アン
プ17L,17Rに供給することができ、前述したごと
く専用電源9等は一切不要である。
【0023】このように、上記USB対応スピーカ駆動
システム11は、USBポート12aを介して供給され
る電源により動作するスピーカ駆動アンプ17L,17
Rと、このスピーカ駆動アンプ17L,17Rにより駆
動される高能率スピーカ18L,18Rとを設けて構成
したから、USB規格のインタフェースを介してスピー
カ駆動アンプ17L,17Rに電源を供給することがで
きる。すなわち、USBインタフェース回路14から分
割供給されるDC5V,0.1AというUSBバスパワ
ーの制約のなかでも、最大消費電流が0.1A以下のス
ピーカ駆動アンプ17L,17Rに例えば87〜90d
B/W程度の高能率のスピーカ18L,18Rを組み合
わせて用いることで、十分な音響再生が可能であり、こ
れによりスピーカ駆動アンプ17L,17Rに専用電源
9が不要となり、専用電源9の廃止に伴う製造コストの
切り下げが可能である。また、例えば携帯型のパーソナ
ルコンピュータ本体12等に備わったUSBポート12
aに接続して使用することで、使用場所の電源環境に左
右されることなく使用することができ、旅先での音声再
生が非常に簡単である。さらにまた、システムの海外へ
の出荷を考慮したときにも、仕向け先の国内法制に応じ
た電源関連の種々の安全規格に煩わされる恐れはないの
で、迅速な対応が可能である。かくして、パーソナルコ
ンピュータ本体12等の周辺機器の一つとしてスピーカ
駆動システムを提示し、かつまたパーソナルコンピュー
タ本体12の電源を投入した状態での抜き差しが自在に
可能なホットプラグとしての利便性も併せ提供すること
ができ、非常に高い汎用性のもとで広範なニーズに応え
ることができる。
【0024】また、左チャンネル音声信号を非反転増幅
器からなるスピーカ駆動アンプ17Lにより増幅すると
ともに、右チャンネル音声信号を反転増幅器からなるス
ピーカ駆動アンプ17Rにより増幅する構成としたか
ら、左右チャンネルのスピーカ駆動を互いに逆相動作す
る一対の増幅器により行うことができ、逆相のピーク電
流どうしが相互に打ち消し合うことでスピーカ駆動に伴
う消費電流を抑制することができる。また、スピーカ駆
動アンプ17L,17Rとスピーカ18L,18Rとの
接続には極性管理が必要になるが、スピーカ駆動アンプ
17Lの出力端子は対応スピーカ18Lの正極端子に接
続し、スピーカ駆動アンプ17Rの出力端子は対応スピ
ーカ18Rの負極端子に接続するというように、スピー
カケーブルをしかるべく接続するだけで所期の極性管理
が簡単に可能である。
【0025】また、スピーカ駆動アンプ17L,17R
は、USBポート12aを経由して供給される音声信号
を増幅するようにしたから、USBポート12a経由で
供給される電源と音声信号をもってスピーカ駆動アンプ
17L,17Rに供給することで、複雑なケーブル接続
なしで良好な音声再生が可能であり、CDプレーヤを搭
載したパーソナルコンピュータ本体12をライン入力感
覚で使用できるスピーカ駆動システムを提供することが
できる。
【0026】なお、上記実施形態では、信号と電源の両
方をUSBポート12aを経由してスピーカ駆動システ
ムに供給する構成としたが、図3に示すUSB対応型ス
ピーカ駆動システム31のごとく、電源はパーソナルコ
ンピュータ本体12等に付属のUSBポート12aから
供給し、音声信号はパーソナルコンピュータ本体12に
付属の外部出力端子12bから供給する構成とすること
もできる。本実施形態に示したUSB対応型スピーカ駆
動システム31は、復号処理回路15が不要なため廃止
してあり、パーソナルコンピュータ本体12に付属の外
部出力端子12bをオーディオケーブル32により外部
入力端子32aに接続し、この外部入力端子32aから
入力されたステレオ音声信号をそのまま音量制御回路1
4に導くようにしてある。なお、パーソナルコンピュー
タ本体12に付属の外部出力端子12bは、音声信号を
外部に出力するUSB以外の広義の出力端子であり、こ
こではイヤフォン出力端子も含めるものとする。
【0027】また、上記実施形態において、左チャンネ
ルのスピーカ駆動アンプ17Lを反転増幅器で構成し、
右チャンネルのスピーカ駆動アンプ17Rを非反転増幅
器で構成することもでき、その場合は対応スピーカ18
L,18Rに対する接続極性を逆転するとよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
USBポートを介して供給される電源により動作するス
ピーカ駆動アンプと、このスピーカ駆動アンプにより駆
動される高能率スピーカとを設けて構成したから、US
B規格のインタフェースを介してスピーカ駆動アンプに
電源を供給することができ、DC5V,0.1Aという
USBバスパワーの制約のなかでも、最大消費電流が
0.1A以下のスピーカ駆動アンプに例えば87〜90
dB/W程度の高能率のスピーカを組み合わせて用いる
ことで、十分な音響再生が可能であり、これによりスピ
ーカ駆動アンプに専用電源が不要となり、専用電源の廃
止に伴う製造コストの切り下げが可能であり、また例え
ば携帯型のパーソナルコンピュータ本体等に備わったU
SBポートに接続して使用することで、使用場所の電源
環境に左右されることなく使用することができ、旅先で
の音声再生が非常に簡単であり、さらにまたシステムの
海外への出荷を考慮したときにも、仕向け先の国内法制
に応じた電源関連の種々の安全規格に煩わされる恐れは
ないので、迅速な対応が可能であり、かくしてパーソナ
ルコンピュータ本体等の周辺機器の一つとしてスピーカ
駆動システムを提示し、かつまたパーソナルコンピュー
タ本体の電源を投入した状態での抜き差しが自在に可能
なホットプラグとしての利便性も併せ提供することがで
き、非常に高い汎用性のもとで広範なニーズに応えるこ
とができる等の優れた効果を奏する。
【0029】また、前記スピーカ駆動アンプは、前記U
SBポートを経由して供給される音声信号を増幅するよ
うにしたから、USBポート経由で供給される電源と音
声信号をもってスピーカ駆動アンプに供給することで、
複雑なケーブル接続なしで良好な音声再生が可能であ
り、CDプレーヤを搭載したパーソナルコンピュータ本
体をライン入力感覚で使用できるスピーカ駆動システム
を提供することができる等の効果を奏する。
【0030】また、前記スピーカ駆動アンプは、前記U
SBポート以外の外部出力端子を経由して供給される音
声信号を増幅する構成であるから、電源だけをパーソナ
ルコンピュータ本体等に付属のUSBポートから供給
し、音声信号は例えばパーソナルコンピュータ本体或い
はオーディオ機器等の外部出力端子から供給することが
でき、これにより多様な接続態様が提供できる等の効果
を奏する。
【0031】また、請求項4に係る本発明は、一方のチ
ャンネルの音声信号を非反転増幅器により増幅するとと
もに、他方のチャンネルの音声信号を反転増幅器により
増幅する構成としたから、左右チャンネルのスピーカ駆
動が互いに逆相動作する一対の増幅器により行うことが
でき、これにより例えば同相駆動の場合のようにピーク
電流どうしが重畳して消費電流が大きく上下変動すると
いったことはなく、逆相のピーク電流どうしが相互に打
ち消し合うことでスピーカ駆動に伴う消費電流を抑制す
ることができ、またスピーカ駆動アンプとスピーカとの
接続には極性管理が必要になるが、非反転増幅器の出力
端子は対応スピーカの正極端子に接続し、反転増幅器の
出力端子は対応スピーカの負極端子に接続するというよ
うに、スピーカケーブルをしかるべく接続するだけで所
期の極性管理が簡単に可能である等の効果を奏する。
【0032】また、前記非反転増幅器及び前記反転増幅
器が、それぞれ前記USBポートを経由して供給される
ステレオ信号の対応チャンネル音声信号を増幅するの
で、USBポート経由で供給される電源と音声信号をも
ってスピーカ駆動アンプに供給することで、複雑なケー
ブル接続なしで良好な音声再生が可能であり、CDプレ
ーヤを搭載したパーソナルコンピュータ本体をライン入
力感覚で使用できるスピーカ駆動システムを提供するこ
とができる等の効果を奏する。
【0033】さらにまた、前記非反転増幅器及び前記反
転増幅器が、それぞれ前記USBポート以外の外部出力
端子を経由して供給されるステレオ信号の対応チャンネ
ル音声信号を増幅するので、電源だけをパーソナルコン
ピュータ本体等に付属のUSBポートから供給し、音声
信号は例えばパーソナルコンピュータ本体或いはオーデ
ィオ機器等の外部出力端子から供給することができ、こ
れにより多様な接続態様が提供できる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のUSB対応スピーカ駆動システムの一
実施形態を示す回路構成図である。
【図2】(A),(B)は、それぞれ図1に示したスピ
ーカの縦断面図及び正面図である。
【図3】本発明のUSB対応スピーカ駆動システムの他
の実施形態を示す回路構成図である。
【図4】従来のUSB対応スピーカ駆動システムの一例
を示す回路構成図である。
【符号の説明】
11,31 USB対応スピーカ駆動システム 12 パーソナルコンピュータ本体 12a USBポート 12b 外部出力端子 13 USBケーブル 14 USBインタフェース回路 15 復号処理回路 16 音量制御回路 17L,17R スピーカ駆動アンプ 18L,18R スピーカ 32 オーディオケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D020 AC01 AC02 5J069 AA02 AA21 AA41 CA36 CC01 SA08 TA01 5J092 AA02 AA41 CA04 CA36 CA87 FA07 HA01 KA47 KA62 SA06 SA08 TA01 VL08 VL10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 USBポートを介して供給される電源に
    より動作するスピーカ駆動アンプと、該スピーカ駆動ア
    ンプにより駆動される高能率スピーカとを具備すること
    を特徴とするUSB対応スピーカ駆動システム。
  2. 【請求項2】 前記スピーカ駆動アンプは、前記USB
    ポートを経由して供給される音声信号を増幅することを
    特徴とする請求項1記載のUSB対応スピーカ駆動シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記スピーカ駆動アンプは、前記USB
    ポート以外の外部出力端子を経由して供給される音声信
    号を増幅することを特徴とする請求項1記載のUSB対
    応スピーカ駆動システム。
  4. 【請求項4】 USBポートを介して供給される電源に
    より動作し、ステレオ信号の一方のチャンネルの音声信
    号を非反転増幅する非反転増幅器と、該非反転増幅器の
    出力端子に正極端子が接続され、前記一方のチャンネル
    の音声信号を再生する第1の高能率スピーカと、前記U
    SBポートを介して供給される電源により動作し、前記
    ステレオ信号の他方のチャンネルの音声信号を反転増幅
    する反転増幅器と、該反転増幅器の出力端子に負極端子
    が接続され、前記他方のチャンネルの音声信号を再生す
    る第2の高能率スピーカとを具備することを特徴とする
    USB対応スピーカ駆動システム。
  5. 【請求項5】 前記非反転増幅器及び前記反転増幅器
    は、それぞれ前記USBポートを経由して供給されるス
    テレオ信号の対応チャンネル音声信号を増幅することを
    特徴とする請求項4記載のUSB対応スピーカ駆動シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記非反転増幅器及び前記反転増幅器
    は、それぞれ前記USBポート以外の外部出力端子を経
    由して供給されるステレオ信号の対応チャンネル音声信
    号を増幅することを特徴とする請求項4記載のUSB対
    応スピーカ駆動システム。
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