JP2001148606A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2001148606A
JP2001148606A JP32833299A JP32833299A JP2001148606A JP 2001148606 A JP2001148606 A JP 2001148606A JP 32833299 A JP32833299 A JP 32833299A JP 32833299 A JP32833299 A JP 32833299A JP 2001148606 A JP2001148606 A JP 2001148606A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ループアンテナ2を平衡駆動で
き、電波の擾乱を輻射制限パターンもなく防止でき、例
えば、3m先のデータによる電界強度を理論値に抑制で
きる。そのため、法規制内の強い電波輻射が可能とな
り、結果として通信距離の確保できる。 【解決手段】 この発明は、複数巻きループアンテナ2
で駆動両端24a、24bから等距離にあたる1点で、
内側のループと外側のループとを交差させるようにした
ループアンテナ2と、キャリアの正相と逆相それぞれを
基に変調をかけたアンプ出力をアンテナ駆動信号として
上記ループアンテナ両端を駆動するようにした駆動回路
とによりアンテナを平衡駆動するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、無線
通信機能を有する携帯可能情報記憶媒体との間で無線に
よる通信を行なうアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線電波を使用して通信を行な
う無線通信システムにあっては、ノイズなどの環境の影
響を受けずに安定的に通信を行なうために、強い電界強
度の電波を使用する必要がある。このため、無線通信シ
ステムにおけるアンテナ装置では、アンテナ本体から強
い電界強度の電波を放射するように駆動回路で駆動する
ことが要望されている。
【0003】しかしながら、電波法の規定により自由に
情報処理装置から強い電界強度の電波を放射することが
不可能である。このような電波法においては、特定の周
波数について強い電波を放射することが許されている。
この電波法での特定の周波数は規定が厳しく、使用に関
しては充分な注意が必要である。
【0004】上記特定の周波数は、波長をλとすると、
λ/2πが電波法で規定している測定距離3m付近の周
波数である。このような条件を満足するアンテナを設計
するために放射電界強度を計算する場合、距離がλ/2
π付近では理論計算と実測値とを一致させることが困難
である。また、測定する環境においても大きく影響を受
ける。したがって、机上でアンテナを設計し、実際に3
m付近で測定を行なうと、設計値と大きく異なり、電波
法を満足することができないことが多い。
【0005】例えば、図10に示すように、微小ループ
コイル151からの放射電界強度モデルは、設計値とし
て考える微小ループコイルを原点とした電磁気学などで
使用する極座標表示152で示される。
【0006】このような微小ループアンテナからの放射
を解くと、図11に示すように、アンテナ間距離をrと
した場合、磁界Hr成分が特性161、磁界Hθ成分が
特性162、1/rのラインが特性163となる。
【0007】ここで、3m付近に注目すると、Hr成
分、Hθ成分中の1/r項と、1/r 項と、1/r
項が等しい領域であり、計算値と実測値とはなかなか一
致しない。このため、性能が悪い送信アンテナを使用し
て、このポイントでの電界強度を測定すると、設計値と
大幅に異なる電界強度が測定される。
【0008】たとえば、性能の悪いアンテナを使用した
場合、図12に示すような距離対放射電界(磁界)強度
特性が得られる。図12では、本来、アンテナはHr成
分が重要であるので、図12のグラフにはHr成分のみ
を記載した。また、図12において、測定値は特性17
1、1/rのラインは特性172である。この図12
から明らかなように、特性171は設計値を大きく外
れ、3m付近でディップしているから、それ以降は大き
く成分が乱れている。つまり、上記のようなアンテナを
用いた場合、3m付近で電波法が規定する値を満足でき
ないものとなってしまう。
【0009】そこで、従来、電波法が規定する値を満足
するために、図13(a)、(b)に示すようなループ
アンテナがある。このループアンテナは、板状の導体と
してのグランドパターン(電波輻射制限パターン)18
2をループアンテナ本体(アンテナパターン)181に
沿う形で設置したものである。
【0010】図13(a)、(b)において、181は
所定の開口面積を持つループアンテナ本体であり、本例
では、たとえば、巻数が1ターンの矩形状のループコイ
ルとする。182は板状の導体としてのグランドパター
ンで、ループアンテナ本体181とでプリント配線基板
183を挟み、ループアンテナ本体181と反対側に、
ループアンテナ本体181に沿う形で形成されている。
グランドパターン182は、ループアンテナ本体181
のグランド端子(接地点)に接続される。
【0011】しかしながら、図13に示すようなアンテ
ナでは、電波法の規定を満足することができるが、電波
輻射制限パターンをアンテナパターンより大きくする必
要があるため、アンテナ全体の形状が電波輻射制限パタ
ーンの制約を受けて大きくなる。
【0012】また、図13に示すようなアンテナでは、
例えば、このアンテナを無線カードとのデータの読取お
よび書込みを行うリーダライタとして利用する場合、無
線カード内部のアンテナとほぼ同サイズのアンテナをリ
ーダライタ側に設けると、電波輻射制限パターンによ
り、アンテナに近い領域での通信が困難となる。このた
め、リーダライタ側のアンテナを無線カードのアンテナ
とほぼ同サイズで実現することができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、電波
輻射制限パターンにより、アンテナ全体の形状が大きく
なってしまったり、アンテナに近い領域での通信が困難
になるというという欠点を除去したもので、アンテナ全
体の形状を大きくすることなく、電波法の規制内での強
い電波輻射が可能で、通信距離の確保が可能となるアン
テナ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明のアンテナ装置
は、2つの駆動端を有する複数巻きループが、上記2つ
の駆動端から等距離の位置で内側と外側とを交差させて
なるループアンテナ本体、およびこのループアンテナ本
体の2つの駆動端に対して平衡駆動する駆動手段から構
成されている。
【0015】この発明のアンテナ装置は、2つの駆動端
を有する複数巻きループが、上記2つの駆動端から等距
離の位置で内側と外側とを交差させてなるループアンテ
ナ本体、およびこのループアンテナ本体の2つの駆動端
に対して、一方の駆動端を正相のキャリアを基に送信す
るデータで変調した変調信号により駆動し、他方の駆動
端を逆相のキャリアを基に送信するデータで変調した変
調信号により駆動する駆動手段から構成されている。
【0016】この発明のアンテナ装置は、印刷基板上に
印刷される印刷配線が上記印刷基板の外周に沿って2つ
の駆動端を有する複数巻きのループを形成し、上記2つ
の駆動端から等距離の位置で内側の印刷配線と外側の印
刷配線とが交差してなるループアンテナ本体、およびこ
のループアンテナ本体の2つの駆動端に対して平衡駆動
する駆動手段から構成されている。
【0017】この発明のアンテナ装置は、印刷基板上に
印刷される印刷配線が上記印刷基板の外周に沿って2つ
の駆動端を有する複数巻きループを形成し、上記2つの
駆動端から等距離の位置で内側の印刷配線と外側の印刷
配線とが交差してなるループアンテナ本体、およびこの
ループアンテナ本体の2つの駆動端に対して、一方の駆
動端を正相のキャリアを基に送信するデータで変調した
変調信号により駆動し、他方の駆動端を逆相のキャリア
を基に送信するデータで変調した変調信号により駆動す
る駆動手段から構成されている。
【0018】この発明のアンテナ装置は、印刷基板上に
印刷される印刷配線が上記印刷基板の外周に沿って2つ
の駆動端を有する複数巻きループを形成し、上記2つの
駆動端から等距離の位置に設けられた印刷基板の裏面へ
至る少なくとも2つのスルーホールを介して印刷配線が
印刷基板の裏面を通って表面に印刷されている印刷配線
と交差してなるループアンテナ本体、およびこのループ
アンテナ本体の2つの駆動端に対して平衡駆動する駆動
手段から構成されている。
【0019】この発明のアンテナ装置は、印刷基板上に
印刷される印刷配線が上記印刷基板の外周に沿って2つ
の駆動端を有する複数巻きループを形成し、上記2つの
駆動端から等距離の位置に設けられた印刷基板の裏面へ
至る少なくとも2つのスルーホールを介して印刷配線が
印刷基板の裏面を通って表面に印刷されている印刷配線
と交差してなるループアンテナ本体、およびこのループ
アンテナ本体の2つの駆動端に対して、一方の駆動端を
正相のキャリアを基に送信するデータで変調した変調信
号により駆動し、他方の駆動端を逆相のキャリアを基に
送信するデータで変調した変調信号により駆動する駆動
手段から構成されている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本実施の形態に係る無線通信シス
テムの構成を概略的に示している。図1において、1は
無線通信機能を有する情報処理装置1、2は情報処理装
置1のループアンテナ、3は情報処理装置1の上位装
置、4は無線通信機能を有する携帯可能情報記憶媒体
(無線カード)、5は携帯可能情報記憶媒体4のループ
アンテナである。上記情報処理装置1は、携帯可能情報
記憶媒体4との間で無線による送受信を行なうことによ
り、携帯可能情報記憶媒体4に対してデータの送信およ
び受信など、所定の情報処理を行なうようになってい
る。
【0022】図2は、情報処理装置1の基本的構成の一
例を概略的に示している。図2において、11は変調回
路・送信ドライバ、12は復調回路・受信アンプで、こ
れらにはループアンテナ2が接続されている。13は各
種処理を実行する制御回路で、これには変調回路・送信
ドライバ11および復調回路・受信アンプ12が接続さ
れている。
【0023】以下に、動作の概略を簡単に説明する。上
位装置3で生成されるデータを制御回路13に送り、制
御回路13においてデータ化された信号を変調回路・送
信ドライバ11において変調、増幅し、ループアンテナ
2に供給する。ループアンテナ2は、変調回路・送信ド
ライバ11からの信号を電波として空間に放射する。
【0024】一方、携帯可能情報記憶媒体4から送信さ
れる電波は、情報処理装置1のループアンテナ2で受信
され、復調回路・受信アンプ12に送られる。復調回路
・受信アンプ12では、受信した信号に対して増幅、復
調などの処理を行なうことにより、受信データを得る。
得られた受信データは制御回路13に送られ、制御回路
13において受信データに基づく所定の処理が行なわれ
る。
【0025】図3は、携帯可能情報記憶媒体4の基本的
構成の一例を概略的に示している。図3において、15
は復調回路・受信アンプ、16は変調回路・送信ドライ
バで、これらにはループアンテナ5が接続されている。
17は各種処理を実行する制御回路で、これには復調回
路・受信アンプ15および変調回路・送信ドライバ16
が接続されている。18は電源部で、情報処理装置1か
ら受けた電波により電源を生成し、各回路に動作電源を
供給する。なお、電源部18は、電池などの電源を内蔵
することにより各回路に動作電源を供給するようにして
も良い。
【0026】以下に、動作の概略を簡単に説明する。情
報処理装置1から空間に放射された電波は、ループアン
テナ5により受信され、受信信号は復調回路・受信アン
プ15に送られる。復調回路・受信アンプ15では、受
信した信号に対して増幅、復調などの処理を行なうこと
により、受信データを得る。得られた受信データは制御
回路17に送られ、制御回路17において受信データに
基づく所定の処理が行なわれる。
【0027】図4は、ループアンテナ2の概略構成を示
すものである。
【0028】図4に示すように、ループアンテナ2は、
印刷配線基板21上に印刷されたループ状の印刷配線2
2、この印刷配線22の両端部に接続されているアンテ
ナマッチング回路23、およびループアンテナ2を駆動
する変調回路・送信ドライバ11としての駆動回路(後
述する)と接続するためのコネクタ24を有している。
【0029】上記印刷配線22は、印刷基板21上に印
刷され、2回巻きのループアンテナ2を形成している。
上記コネクタ24は、後述する駆動回路と接続する2つ
の端子24a、端子24bを有している。これらの端子
24a、24bは、上記アンテナマッチング回路23と
接続されている。
【0030】上記印刷基板22上の上記コネクタ24に
対向する位置には、スルーホール25、26が設けられ
いる。これらのスルーホール25、26は、印刷基板2
1の表面と裏面とを貫通している。また、印刷基板21
の表面においてスルーホール25とスルーホール26と
の間には、少なくとも1つの印刷配線22が配置できる
ように間隔が設けられている。
【0031】次に、ループアンテナ本体としての印刷基
板21上の印刷配線22の配置について説明する。ここ
では、印刷配線22の配置をアンテナマッチング回路2
3の端部24a側から端部24b側までの順に説明す
る。
【0032】上記アンテナマッチング回路23の24a
側からの印刷配線22は、上記印刷基板21の外周に沿
って1巻き目のループが配置される。この1巻き目の印
刷配線22は、上記スルーホール25と26との間を通
るように配置され、上記アンテナマッチング回路23、
およびコネクタ24がループの内側になるように配置さ
れる。
【0033】印刷基板21上の2巻き目のループとなる
印刷配線22は、1巻き目のループが内側となるように
印刷基板21の外周の沿ってスルーホール25まで配置
される。上記スルーホール25において、印刷配線22
は印刷基板21の表面から裏面に移行する。上記スルー
ホール25で印刷基板21の裏面に至った印刷配線22
は、印刷基板21の裏面でスルーホール26に達する。
スルーホール26において、印刷配線22は印刷基板2
1の裏面から表面に移行する。
【0034】ここで、上記スルーホール25は1巻き目
のループの外側となっており、スルーホール26は1巻
き目のループの内側になっている。このため、2巻き目
の印刷配線22は、スルーホール25まで1巻き目のル
ープの外側を通って、印刷基板21の裏面で交差(クロ
ス)し、スルーホール26から1巻き目のループの内側
を通る。
【0035】従って、スルーホール26で表面に至った
印刷配線22は、1巻き目のループの内側を印刷基板2
1の外周に沿って2巻き目のループを形成し、アンテナ
マッチング回路23の端部24b側に接続される。
【0036】これにより、ループの半周ごとに、内側
(1巻き目)、外側(1巻き目)、外側(2巻き目)、
内側(2巻き目)となる2巻きのループアンテナ2が印
刷基板21上に印刷され、印刷配線22によるループア
ンテナは、一方の駆動端から印刷配線の中点までのルー
プと、他方の駆動端から印刷配線の中点までのループと
が対称となるように形成される。従って、2巻きループ
アンテナで駆動両端から等距離にあたる1点で、2巻き
の内と外とを交差させたループアンテナが形成される。
【0037】次に、上記のように構成されるループアン
テナ2を駆動する駆動回路11について説明する。
【0038】図5は、情報処理装置の変調回路・送信ド
ライバ11としての駆動回路11の概略構成を示す図で
ある。図5に示すように、この駆動回路11は、正相逆
相キャリア出力部31、データ入力部32、変調回路3
3a、33b、駆動アンプ34a、34b、マッチング
回路35a、35b、VD駆動電源部36、コネクタ部
37などから構成されている。
【0039】上記キャリア出力部31は、入力される搬
送波としてのキャリアから正相のキャリアと、逆相のキ
ャリアを生成し、それぞれ出力するものである。このキ
ャリア出力回路31から出力された正相キャリアは、上
記変調回路33aへ送られる。また、上記キャリア出力
回路31から出力された逆相キャリアは、上記変調回路
33bへ送られる。
【0040】上記データ入力部32には、送信するデー
タが入力される。このデータ入力部32に入力されたデ
ータは、上記変調回路33aおよび変調回路33bへ送
られる。
【0041】上記変調回路33a、33bは、キャリア
を送信するデータに基づいて変調するものである。これ
らの変調回路33a、33bは、振幅変調、周波数変
調、位相変調などの種々の変調方式が利用可能である
が、例えば、「1」、「0」のデータ信号でキャリアの
振幅を変調する振幅変調方式(ASK)が用いられる。
【0042】すなわち、上記変調回路33aは、キャリ
ア出力部31からの正相キャリアをデータ入力部32か
ら送られたデータに基づいて変調して変調信号を生成す
る。一方、上記変調回路33bは、キャリア出力部31
からの逆相キャリアをデータ入力部32から送られたデ
ータに基づいて変調して変調信号を生成する。
【0043】これらの変調回路33a、33bで生成さ
れた変調信号は、それぞれ駆動アンプ34a、34bに
より増幅され、マッチング回路35a、35bへ送られ
る。これらのマッチング回路35a、35bは、それぞ
れ共振回路およびインピーダンス変換回路であり、VD
駆動電源36により駆動される。
【0044】このマッチング回路35aを介した正相の
変調信号は、コネクタ部37の端子37aに出力され
る。また、このマッチング回路35aを介した逆相の変
調信号は、コネクタ部37の端子37bに出力される。
【0045】このように構成される駆動回路11を上記
ループアンテナ2に接続させて駆動させると、ループア
ンテナ2が平衡駆動されるようになっている。すなわ
ち、上記駆動回路11の端子37aをループアンテナ2
の端子24aに接続し、上記駆動回路11の端子37b
をループアンテナ2の端子24bに接続すると、ループ
アンテナ2の一端(24a)には、正相の変調信号が入
力され、他端(24b)には、逆相の変調信号が入力さ
れる。
【0046】また、上記例では、2回巻きのループアン
テナについて説明したが、これに限らず、駆動両端から
等距離にあたる1点で内側のループと外側のループを交
差させることにより、4回巻き、6回巻きなどの偶数巻
きであっても上記と同様な効果が得られるループアンテ
ナを実現できる。
【0047】上記のように、複数巻きループアンテナで
駆動両端から等距離にあたる1点で、内側のループと外
側のループとを交差させるようにしたループアンテナ
と、キャリアの正相と逆相それぞれを基に変調をかけた
アンプ出力をアンテナ駆動信号として上記ループアンテ
ナ両端を駆動するようにした駆動回路とによりアンテナ
を平衡駆動するようにしたものである。
【0048】これにより、ループアンテナを平衡駆動で
き、電波の擾乱を輻射制限パターンもなく防止でき、例
えば、3m先のデータによる電界強度を理論値に抑制で
きる。そのため、法規制内の強い電波輻射が可能とな
り、結果として通信距離の確保が可能となる。
【0049】次に、ループアンテナ2と駆動回路11と
の他の構成例について説明する。図6はループアンテナ
2の概略構成を示し、図7は駆動回路11の概略構成を
示すものである。なお、図4、および図5に示す構成と
同一箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
【0050】この場合、ループアンテナ2には、図6に
示すように、コネクタ部24に端子24cが設けられて
いる。この端子24cは、印刷配線22の全長の中点と
なる位置で印刷配線22と接続されている。一方、駆動
回路11には、図7に示すように、コネクタ部37にア
ース端子37cが設けられている。
【0051】この駆動回路11のアース端子37cは、
上記ループアンテナ2の端子24cに接続されるように
なっている。これにより、ループアンテナ2の印刷配線
22の中点が接地され、ループアンテナ2における平衡
駆動を安定動作させることができる。
【0052】次に、上記上位装置3としての自動改札装
置について説明する。図8は、上記携帯可能情報記憶媒
体4としての無線カードAを処理できる入場用(出場
用)の自動改札装置41の外観構成を概略的に示すもの
である。自動改札装置41は、通常、2台1組として駅
の改札口などに設置され、両者の間に通行者が通行する
通路が形成される。
【0053】自動改札装置本体42の上面の一端部に
は、上記情報処理装置1としての無線カードリーダライ
タ43が設けられている。この無線カードリーダライタ
43には、通行者が携帯し、無線通信によって送受信す
る機能を備えた無線カードAとの間で改札情報などを送
受信するために、上記ループアンテナ2が内蔵されてい
る。このループアンテナ2は、例えば、無線カードAに
内蔵されるアンテナと同サイズで形成される。また、こ
のループアンテナ2では、上記したように、無線カード
Aとの距離が極近距離にある場合においても通信可能と
なっており、例えば、無線カードAがループアンテナ2
の設置位置43で自動改札装置の筐体に接触しているよ
うな場合であっても十分な通信が可能となっている。
【0054】また、上記無線カードAは、例えば、定期
券、SFカードとして利用される。このような無線カー
ドAには、定期券情報、SF残額情報、前回の使用履歴
などの改札情報が記憶される。また、使用履歴として
は、入場用の自動改札装置の場合、乗車駅名、乗車日時
などを受信して記憶し、出場用の自動改札装置の場合、
降車駅名、降車日時、利用金額などを受信して記憶する
ようになっている。
【0055】上記本体42上には、通行者や駅員などに
対して案内を行うためのプラズマディスプレイにより構
成されている案内表示部44が設けられている。
【0056】また、本体42の通路側の側面の両端部に
は、それぞれ通行者の通行を制御する開閉動作可能なド
ア45、45が設けられており、通行可否の判定結果に
基づき、このドア45、45が開閉制御されるようにな
っている。
【0057】本体42の各通路側の側面には、通行者検
知手段としての複数の光学的な検知器(図示しない)が
設けられている。
【0058】図9は、上記のように構成された自動改札
装置41の制御系統の構成を示すものである。すなわ
ち、この制御系統は、自動改札装置41全体の制御を司
るCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)5
1、CPU51の制御プログラムなどを記憶しているR
OM(リード・オンリ・メモリ)52、無線カードから
読取った情報の記憶、および、制御プログラムのバッフ
ァとして情報を記憶する記憶手段としてのRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)53、無線カードの使用が開
始された乗車駅(あるいは、乗車駅に対応した乗車駅コ
ード)に対応した運賃情報を記憶している運賃メモリ5
4、上記案内表示部44を制御する表示制御回路55、
上記ドア45を駆動するドア開閉機構56を制御するド
ア制御回路57、上記検知器の各検知出力に基づき通行
者の通過状況などを検知する人間検知器制御回路58、
上記無線カードリーダライタ43、および、本装置を制
御する図示しないホスト装置としてのホストコンピュー
タ(本社コンピュータ)59との間で情報の伝送を行う
伝送制御回路60などから構成されている。
【0059】次に、上記のような構成において、入場用
の自動改札装置41における乗車時の動作を説明する。
【0060】まず、無線カードリーダライタ43は、駆
動回路11によりループアンテナ2を平衡駆動し、通信
エリア内の無線カードAに対する通信開始の電波を放射
している。この状態において、利用者が通信エリア内に
無線カードAを提示すると、無線カードAは無線カード
リーダライタ43からの電波をアンテナ5により受信
し、この受信した電波により電源部34で無線カードA
の動作に必要な電力を生成し、復調回路・受信アンプ1
5、変調回路・送信ドライバ16、および制御回路17
などに供給する。
【0061】この電力の供給により、制御回路17は図
示しないメモリ部に記録されている定期券情報としての
発駅情報、着駅情報、有効期限と前回の使用履歴(乗車
区間駅名、通用期限、前回乗車履歴等)をアンテナ5よ
り放射する。
【0062】この放射した電波は、無線カードリーダラ
イタ43内のループアンテナ2が受信し復調回路・受信
アンプ12により復調して、CPU51に供給される。
これにより、CPU51は、受信した乗車区間駅名、通
用期限とこの自動改札装置41の設置駅、稼働日時等と
を比較判定し、乗車可能か否かを判断する。
【0063】この判断の結果、乗車可能な場合、CPU
51は、「乗車駅名、乗車日時等」を示すデータを無線
カードリーダライタ43により無線カードAへ送信す
る。この際、無線カードリーダライタ43は、制御回路
13により送信するデータを駆動回路(変調回路・送信
ドライバ)11へ供給する。これにより、駆動回路11
は、正相キャリアおよび逆相キャリアを基に送信するデ
ータで変調した変調信号を駆動アンプ34a、34bお
よびマッチング回路35a、35bを介してループアン
テナ2を平衡駆動して放射する。
【0064】一方、無線カードAでは、無線カードリー
ダライタ43から放射された電波をアンテナ5を介して
受信する。これにより、無線カードA内の制御回路17
は、受信した乗車駅名、乗車日時等を使用履歴情報とし
てメモリ部(図示しない)へ記録する。すなわち、乗車
駅名を入出場駅情報として記録し、乗車日時を入出場日
時として記録する。
【0065】この結果、無線カードAは、全ての処理を
終了すると、処理完了を示すデータをアンテナ5より放
射する。このデータを無線カードリーダライタ43が受
信した際、CPU51は、ドア開閉機構56によりドア
を開放して利用者の通行を許可する。
【0066】次に、上記のような構成において、出場用
の自動改札装置1における出場時の動作を説明する。
【0067】まず、無線カードリーダライタ43は、駆
動回路11によりループアンテナ2を平衡駆動し、通信
エリア内の無線カードAに対する通信開始の電波を放射
している。この状態において、利用者が通信エリア内に
無線カードAを提示すると、無線カードAは無線カード
リーダライタ43からの電波をアンテナ5により受信
し、この受信した電波により電源部34で無線カードA
の動作に必要な電力を生成し、復調回路・受信アンプ1
5、変調回路・送信ドライバ16、および制御回路17
などに供給する。
【0068】この電力の供給により、制御回路17は図
示しないメモリ部に記録されている改札情報としての発
駅情報、着駅情報、有効期限と前回の使用履歴(乗車区
間駅名、通用期限、前回乗車履歴等)をアンテナ5より
放射する。
【0069】この放射した電波は、無線カードリーダラ
イタ43内のループアンテナ2が受信し復調回路・受信
アンプ12により復調して、CPU51に供給される。
これにより、CPU51は、受信した乗車区間駅名、通
用期限とこの自動改札装置41の設置駅、稼働日時等と
を比較判定し、出場可能か否かを判断する。
【0070】この判断の結果、出場可能な場合、CPU
51は、「出場駅名、出場日時等」を示すデータを無線
カードリーダライタ43を介して無線カードAへ返信す
る。この際、無線カードリーダライタ43は、制御回路
13により送信するデータを駆動回路(変調回路・送信
ドライバ)11へ供給する。これにより、駆動回路11
は、正相キャリアおよび逆相キャリアを基に送信するデ
ータで変調した変調信号を駆動アンプ34a、34bお
よびマッチング回路35a、35bを介してループアン
テナ2を平衡駆動して放射する。
【0071】一方、無線カードAでは、無線カードリー
ダライタ43から放射された電波をアンテナ5を介して
受信する。これにより、無線カードA内の制御回路17
は、受信した出場駅名、出場日時等を使用履歴情報とし
てメモリ部(図示しない)へ記録する。すなわち、出場
駅名を入出場駅情報として記録し、出場日時を入出場日
時として記録する。
【0072】この結果、無線カードAは、全ての処理を
終了すると、処理完了を示すデータをアンテナ5より放
射する。このデータを無線カードリーダライタ43が受
信した際、CPU51は、ドア開閉機構56によりドア
を開放して利用者の通行を許可する。
【0073】上記のように、無線カードを処理する自動
改札装置に上記ループアンテナと上位駆動回路とを有す
る無線カードリーダライタを設置するようにしたもので
ある。
【0074】これにより、通信エリア内で法規制内の強
い電波を放射することができ、かつ、自動改札装置本体
に設置するループアンテナの大きさを無線カードとほぼ
同サイズで実現でき、自動改札機本体におけるループア
ンテナの設置部分の面積を小さくすることができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、アンテナ全体の形状を大きくすることなく、電波法
の規制内での強い電波輻射が可能で、通信距離の確保が
可能となるアンテナ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムの構成を概略的に示すブロッ
ク図。
【図2】情報処理装置の基本的構成の一例を概略的に示
すブロック図。
【図3】携帯可能情報記憶媒体の基本的構成の一例を概
略的に示すブロック図。
【図4】ループアンテナ本体の概略構成を示す図。
【図5】図4のループアンテナ本体を駆動する駆動回路
の概略構成を示す図。
【図6】図4の他の例としてのループアンテナ本体の概
略構成を示す図。
【図7】図6のループアンテナ本体を駆動する駆動回路
の概略構成を示す図。
【図8】無線カードを処理できる自動改札装置の外観構
成を概略的に示す図。
【図9】図8の自動改札装置の概略構成を示す図。
【図10】従来の微小ループコイルからの放射電界強度
モデルを示す図。
【図11】図10の微小ループアンテナからの放射を解
いた図。
【図12】従来の性能の悪いアンテナを使用した場合の
距離対放射電界(磁界)強度特性の一例を示す図。
【図13】従来のループアンテナの構成を模式的に示す
もので、(a)は平面図、(b)は側面図。
【符号の説明】
1……情報処理装置 2……ループアンテナ本体 3……上位装置 4……携帯可能情報記憶媒体(無線カード) 11……変調回路・送信ドライバ(駆動回路、駆動手
段) 12……復調回路・受信アンプ 13……制御回路 41…自動改札装置 43…無線カードリーダライタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの駆動端を有する複数巻きループ
    が、上記2つの駆動端から等距離の位置で内側と外側と
    を交差させてなるループアンテナ本体と、 このループアンテナ本体の2つの駆動端に対して平衡駆
    動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 2つの駆動端を有する複数巻きループ
    が、上記2つの駆動端から等距離の位置で内側と外側と
    を交差させてなるループアンテナ本体と、 このループアンテナ本体の2つの駆動端に対して、一方
    の駆動端を正相のキャリアを基に送信するデータで変調
    した変調信号により駆動し、他方の駆動端を逆相のキャ
    リアを基に送信するデータで変調した変調信号により駆
    動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記ループアンテナ本体は、ループの全
    長に対する中点を接地したことを特徴とする上記請求項
    1に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 印刷基板上に印刷される印刷配線が上記
    印刷基板の外周に沿って2つの駆動端を有する複数巻き
    のループを形成し、上記2つの駆動端から等距離の位置
    で内側の印刷配線と外側の印刷配線とが交差してなるル
    ープアンテナ本体と、 このループアンテナ本体の2つの駆動端に対して平衡駆
    動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 印刷基板上に印刷される印刷配線が上記
    印刷基板の外周に沿って2つの駆動端を有する複数巻き
    ループを形成し、上記2つの駆動端から等距離の位置で
    内側の印刷配線と外側の印刷配線とが交差してなるルー
    プアンテナ本体と、 このループアンテナ本体の2つの駆動端に対して、一方
    の駆動端を正相のキャリアを基に送信するデータで変調
    した変調信号により駆動し、他方の駆動端を逆相のキャ
    リアを基に送信するデータで変調した変調信号により駆
    動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 印刷基板上に印刷される印刷配線が上記
    印刷基板の外周に沿って2つの駆動端を有する複数巻き
    ループを形成し、上記2つの駆動端から等距離の位置に
    設けられた印刷基板の裏面へ至る少なくとも2つのスル
    ーホールを介して印刷配線が印刷基板の裏面を通って表
    面に印刷されている印刷配線と交差してなるループアン
    テナ本体と、 このループアンテナ本体の2つの駆動端に対して平衡駆
    動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 印刷基板上に印刷される印刷配線が上記
    印刷基板の外周に沿って2つの駆動端を有する複数巻き
    ループを形成し、上記2つの駆動端から等距離の位置に
    設けられた印刷基板の裏面へ至る少なくとも2つのスル
    ーホールを介して印刷配線が印刷基板の裏面を通って表
    面に印刷されている印刷配線と交差してなるループアン
    テナ本体と、 このループアンテナ本体の2つの駆動端に対して、一方
    の駆動端を正相のキャリアを基に送信するデータで変調
    した変調信号により駆動し、他方の駆動端を逆相のキャ
    リアを基に送信するデータで変調した変調信号により駆
    動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 上記ループアンテナ本体は、上記印刷配
    線の全長に対する中点を接地したことを特徴とする上記
    請求項4に記載のアンテナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003897A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 通信特性測定システムおよび検定方法
US9524823B2 (en) 2011-11-04 2016-12-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Coil unit and noncontact power transmission apparatus
JP2018174704A (ja) * 2008-09-27 2018-11-08 ウィトリシティ コーポレーション 無線エネルギー伝達システム

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