JP2001148122A - 光情報記録方法 - Google Patents

光情報記録方法

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JP2001148122A
JP2001148122A JP2000309132A JP2000309132A JP2001148122A JP 2001148122 A JP2001148122 A JP 2001148122A JP 2000309132 A JP2000309132 A JP 2000309132A JP 2000309132 A JP2000309132 A JP 2000309132A JP 2001148122 A JP2001148122 A JP 2001148122A
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recording
groove
range
substrate
inclination angle
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JP2000309132A
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English (en)
Inventor
Masashi Koike
正士 小池
Keiji Ueno
恵司 上野
Tadahiko Mizukuki
忠彦 水莖
Yuji Inatomi
裕司 稲冨
Sumio Hirose
純夫 広瀬
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD規格を満足する高反射率、安定トラッキ
ングサーボ特性を記録前後において有し、EFM信号再
生特性においても信号変調度が十分獲得でき、低ジッタ
ー特性、低クロストーク特性が確証しえた安定なCDプ
レーヤ互換記録を行う方法を提供する。 【解決手段】 トラッキング用グルーブ半値幅が0.2
〜0.6μm、且つその半値幅部でのグルーブ傾斜角度
が25゜〜65゜の範囲にあるグルーブが形成された基
板上に、記録層、金属反射層及び保護層が設けられてな
る単板型光情報記録媒体への情報の記録方法であって、
記録層へのレーザー光照射による記録を施すことによ
り、記録ピット形成部の基板グルーブ半値幅を0.9μ
mまでの範囲で0.05μm以上拡張し、又は、半値幅
が0.9μmまでの範囲で0.05μm以上拡張し且つ
記録ピット形成部の基板グルーブ傾斜角がプラスまたは
マイナス10゜以上変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光を用い
て反射率を変化させることにより信号を記録する追記型
光ディスク(WORM)への記録方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】レーザービームを用いる情報記録媒体は
大容量データメモリーとして実用化されている。特に音
楽、画像や各種データーベースの再生専用メモリーとし
てROM型光情報記録媒体(コンパクトディスク:C
D)はCD規格に基づいて再生プレーヤとのマッチング
も安定になされ広く一般に普及し使用されている。しか
しながら、再生専用系のため、利用者が自由に音楽情報
等を記録することは不可能であった。
【0003】一方、従来の追記型情報記録媒体ではT
e,Sn,Bi等の半金属やシアニン、フタロシアニン
等の有機色素等を記録層として開発されているが、媒体
構造的に記録層背後に空間層を設けた貼り合わせ構造が
一般的には必須であること、また媒体反射率、記録感度
等での媒体特性の多様性から使用する媒体ごとに設計さ
れたプレーヤ(ドライブ)で情報を記録再生することか
ら民生用途として汎用性に乏しい欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、廉価な市販の
CDプレーヤーを有効に利用しつつ、利用者が自由に情
報を記録しえる追記可能なCDの実用化が強く望まれ
る。この追記型CDで最も重要なことは、記録後の信号
特性で再生専用CDプレーヤーとの互換が必須なことで
あり、一般に広く普及しているCDプレーヤーで確実に
再生できる必要がある。また、追記時の安定なハード
(ライター)とのマッチングを保証してやる必要があ
る。このための媒体設計における詳細仕様は追記型CD
規格(オレンジブック)が既に存在しそれに記載されて
いる。ここで媒体構造としては板厚1.2mm以内での
単板構造が前提となり、記録前後での安定なフォーカシ
ングとトラッキングサーボ特性を得るための媒体高反射
率(記録後のグルーブ反射率(Rtop)で65%以
上)、プッシュプル出力ゲイン(P/P)、さらにはラ
ジアルコントラスト出力(グルーブ上/グルーブ間反射
率差をその反射率で規格化した出力(RCb))を充分
安定に獲得してやる必要がある。さらにCDでのEFM
信号の記録入力に対して形成ピットの低ジッター特性、
低クロストーク特性が要求され、さらにCD規格を満足
する信号変調度を獲得してやる必要がある。
【0005】本発明者らは、CD規格に適合した追記型
光情報記録媒体の提供にあたり、高反射率と優れたトラ
ッキングサーボ特性を確保し、且つ極めて安定な記録特
性(ジッター特性、クロストーク特性、記録変調度)を
得るために鋭意検討した結果、記録前後における最適基
板グルーブ形状変化を見いだし、かかる新規な知見にも
とづいて本発明をなすに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ト
ラッキング用グルーブ半値幅が0.2〜0.6μmの範
囲で且つその半値幅部でのグルーブ傾斜角度が25゜〜
65゜の範囲にあるグルーブが形成された基板上に、レ
ーザー光により情報の書き込みが可能な色素を含有する
記録層が設けられ、さらに該記録層上に金属からなる反
射層及び保護層が設けられてなる単板型光情報記録媒体
への情報の記録方法であって、記録層へのレーザー光照
射による記録を施すことにより、記録ピット形成部の基
板グルーブ半値幅を0.9μmまでの範囲で0.05μ
m以上拡張し、又は、半値幅が0.9μmまでの範囲で
0.05μm以上拡張し且つ記録ピット形成部の基板グ
ルーブ傾斜角がプラスまたはマイナス10゜以上変化さ
せることを特徴とする記録方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を添付図面にもとづいて説
明すれば、本発明の光情報記録媒体においては、図1に
示すようにトラッキング用案内溝が形成されている透明
性基板1の上にレーザー光を吸収する記録層2が形成さ
れ、その上に反射率を増大させるための金属反射層3が
設けられている。そしてさらにその上には記録層、反射
層を保護するための保護層4が形成され、全体としてC
D規格を満足する単板型媒体構造をとる。ここで透明基
板上に形成されているグルーブ仕様としては図2に示す
ように溝半値幅(w)が0.2〜0.6μmであり、且
つその半値幅部での溝傾斜角(θ)が25゜〜65゜の
範囲にあるような特定の形状を有するものである。本発
明においてはかかる特定の形状を有する単板型光情報記
録媒体のグルーブ上に成膜された記録膜上への、レーザ
ー光照射により、この記録層が温度上昇し隣接する該基
板グルーブ界面が熱変形し溝幅方向の形状変化や/又は
溝傾斜角の変化を伴い情報が記録される。
【0008】本発明者らの詳細な検討によれば、未記録
時でのグルーブ半値幅(w)が0.2〜0.6μm、且
つ傾斜角度(θ)が25゜〜65゜の範囲のグルーブ仕
様の媒体に於いてはCDの規格で要求される高反射率が
保持でき、ラジアルコントラスト(RCb)が安定に出
力でき、且つP/P出力も充分大きいなど、安定なトラ
ッキングサーボ特性が確保しえるのである。ここで溝幅
が0.6μmを越える場合はRCbが減少すると共に記
録時の信号クロストークが生じ好ましくない。又溝幅が
0.2μm未満の場合はP/P出力が小さくなり、安定
サーボ特性の観点から好ましくない。一方、グルーブ傾
斜角度は小さい程高反射率が保持しえること、RCb、
P/P信号で外乱要因(例えば記録膜膜厚変動)で信号
が大きく変動しない等の利点はあるが、25゜未満に於
いてはRCbが小さくなると共に記録時のクロストーク
が大きくなり好ましくない。また傾斜角度が65゜を越
える場合は記録時に前記のサーボ信号が外乱変動を受け
易くジッター特性等で劣化が生じ媒体設計としては好ま
しくない。前記したような仕様の基板は、基板の成型時
に用いられるスタンパーを作る際に、レジストの膜厚、
レジストを露光するレーザービームの形状や強度等によ
りスタンパーのグルーブ形状をコントロールすることに
よって作ることができる。
【0009】また該グルーブ上に形成された記録ピット
の詳細な観察と獲得された信号特性(品質)との対応か
ら、図3に示すように記録した際に溝幅方向へのグルー
ブ形状変化が0.05μm以上の場合は再生に必要な記
録変調度が安定に獲得でき、且つ記録後も高反射率が保
持しえる良好なCD互換媒体の達成が可能である。即ち
記録ピット部の溝幅(w’)と未記録部の溝幅(w)に
式[1]がなりたつとき信号変調度獲得が確証しえた。 w’≧ w+0.05 (単位μm) [1]
【0010】なお、さらにいえば、記録時の溝幅の最大
値が0.9μm以下の場合は信号クロストークを低く制
御出来、且つジッター特性も良好な記録媒体の確保が安
定に可能であり望ましい。すなわち、[2]式の満足も
望ましい。 w’≦ 0.9 (単位μm) [2]
【0011】ここで溝幅方向への形状変化が0.05μ
m未満の場合はEFM変調信号を記録した際、特に最短
ピットである3Tの再生信号の変調度が大きくならずC
Dプレーヤーとの互換性が得られない。又信号変の調度
が小さいことからピット端でのジッター特性が劣り良好
な再生特性を有しない。一方、記録時の溝幅の最大値が
0.9μmを越える場合は記録ピットの幅が再生ビーム
径の実効半径以上(1/e2)になり信号クロストーク
を引き起こし好ましくない。
【0012】さらに、グルーブ溝幅変化量と同様、グル
ーブ傾斜角度が±10゜以上の変化を受ける際も充分な
記録変調度が獲得される。即ちここで記録ピット部のグ
ルーブ傾斜角度(θ’)が未記録部グルーブ傾斜角度
(θ)に対して下式[3]が成り立つとき信号変調度の
獲得が確認された。図4に概念を示す。 |θ’−θ|≧10゜ [3]
【0013】ここで、変化が10゜未満の時には記録変
調度の獲得が小さくCD互換足りえない。記録時におい
て溝幅変化、溝傾斜角度変化は各々独立に記述したが、
当然同時に起こりうる。また上記いずれの場合でも溝深
さ方向への基板変位の有無は特にこだわらない。
【0014】上記基板1に用いられる材質としては、半
導体レーザーの光を実質的に透過し、通常の光記録媒体
に用いられる高分子材料ならばいかなるものでも使用で
きる。たとえば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、またはアモルフ
ァスポリオレフィン樹脂などが挙げられる。
【0015】記録層2に用いられる色素としては、半導
体レーザーの波長域に吸収を有し、一定以上のエネルギ
ーをもつレーザー光を吸収した際に分解・発熱する色素
であれば特に限定されない。ただしCD規格での光学諸
要件を鑑みれば屈折率2.0以上の以下のような各種有
機色素を用いることが好ましい。即ち、フタロシアニン
系色素、ナフタロシアニン系色素、シアニン系色素、ス
クアリリウム系色素、ピリリウム系色素、チオピリリウ
ム系色素、アズレニウム系色素、ナフトキノン系色素、
アントラキノン系色素、Ni,Crなどの金属塩系色
素、インドフェノール系色素、トリフェニルメタン系色
素、キサンテン系色素、インダンスレン系色素、インジ
ゴ系色素、チオインジゴ系色素、メロシアニン系色素、
チアジン系色素、アクリジン系色素、オキサジン系色
素、アゾ系色素などを挙げることができる。なかでも、
耐光性、耐湿熱性の観点からフタロシアニン系色素が好
ましい。これらの各種色素は一種類ずつ用いてもよい
し、多種類のものを混合、あるいは積層して用いてもよ
い。記録層の厚みは、特に規定するものではないが、通
常30〜1000nm程度である。
【0016】金属反射層3材料としては半導体レーザー
の波長域において十分高い反射率を有すもの、即ちA
u,Ag,Cu,Al,Cr,Niなどの金属またはこ
れらを用いた合金が適用される。とりわけAu,Al等
の金属膜はスパッタ法等で高反射率膜が容易に形成され
るので望ましい。その厚みは通常、30〜1000nm
程度である。
【0017】反射層上には、前述した記録層、反射層を
保護する目的から主として高分子材料からなる保護層4
が設けられる。なかでも紫外線硬化樹脂は容易に保護層
が形成できるので最適である。保護層の厚みは、3〜3
0μm程度である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。
【0019】実施例1 a位に4個のビスイソプロピルメトキシ基を有するPd
−テトラ−ビス(イソプロピル)メトキシ−フタロシア
ニンを1分子当り平均3個クロル化したフタロシアニン
色素の3.5質量%ジブチルエーテル溶液をグルーブが
設けられた円盤状のポリカーボネイト基板(外径:12
0mm,内径:15mm、トラックピッチ:1.6μ
m、グルーブ半値幅:0.52μm、傾斜角度:53
゜、グルーブ深さ:125nm)上にスピンコート法
(回転数700rpmの速度で塗布後3000rpmで
乾燥)で溝上/溝間での平均膜厚が120nmの前記色
素からなる記録層を成膜した。この記録層の上にAuを
スパッタリングして膜厚が80nmの反射層を形成し
た。更に、この反射層上に、保護層としてUV硬化性樹
脂SD−17(大日本インキ化学工業(株)製)をスピ
ンコート後、紫外線を照射し硬化させ厚さ4μmの保護
層を形成し情報記録媒体を作った。
【0020】上記で得られた情報記録媒体を、光ディス
ク評価装置DDU−1000(パルステック工業製、レ
ーザー波長781nm、NA=0.50)を用いて記録
前のグルーブ上の反射率(Rg)、ラジアルコントラス
ト(RCb)、及び0.1μmのオフセットを抱かせた
ときの2分割フォトダイオード上でのプッシュプルゲイ
ン値(P/P)を評価した。結果は表1に纏めた。続い
てEFMエンコーダー(KENWOOD製)を用いて線
速度1.4m/s、記録レーザーパワー7.0mWでE
FM変調信号を記録した。これをヤマハ製CDX105
0CDプレーヤーにて再生し反射率(Rtop)、BL
ER(ブロックエラーレイト)、記録長3T及び11T
の直流再生成分から記録変調度(I3,I11)、3Tジ
ッター値を測定し表1に纏めた。更に記録後の基板のグ
ルーブの変形を走査型トンネル顕微鏡(STM)にて観
察したところ、記録ピット部の溝幅に0.15μmの変
化(拡張)が観測された。また形成ピットの半値幅部で
の傾斜角度は25゜に変化していた。
【0021】実施例2 実施例1においてグルーブの半値幅が0.42μm、傾
斜角度が58゜、グルーブ深さが125nmの基板を用
いる以外は実施例1と同じようにして情報記録媒体を作
り評価した。結果は表1に纏めた。このときSTM形状
評価によれば、グルーブ表面幅には0.15μmの変化
が観測された。傾斜角度に変化は観察されなかった。
【0022】実施例3 実施例1においてグルーブ半値幅が0.50μm、傾斜
角度が25゜、グルーブ深さが115nmのV溝仕様の
基板を用いる以外は実施例1と同じようにして情報記録
媒体を作り評価した。結果は表1に纏めた。このときS
TM形状評価によれば、グルーブ半値幅には0.22μ
mの変化が確認された。傾斜角度は33゜に変化してい
た。
【0023】比較例1 実施例1においてグルーブ半値幅が0.72μm、傾斜
角度が22゜、グルーブ深さが125nmの基板を用い
る以外は実施例1と同じようにして情報記録媒体を作り
評価した。結果は表1に纏めた。又STM形状評価によ
ればグルーブ半値幅には0.15μmの変化が観測さ
れ、傾斜角度は42゜に変化していた。
【0024】比較例2 実施例1においてグルーブ半値幅が0.80μm、傾斜
角度が20゜、グルーブ深さが70nmの基板を用いる
以外は実施例1と同じようにして情報記録媒体を作り評
価した。結果は表1に纏めた。又STM形状評価によれ
ばグルーブ半値幅は0.25μmの変化が観察され(記
録部溝幅=1.05μm)、傾斜角度は60゜に変化し
ていた。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光情報記
録媒体によればCD規格を満足するところの高反射率、
安定トラッキングサーボ特性を記録前後において有し、
EFM信号再生特性においても信号変調度が十分獲得で
き、低ジッター特性、低クロストーク特性が確証しえた
安定なCDプレーヤ互換記録が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラック方向に沿って切断した光情報記録媒体
の断面構造を示す断面図。
【図2】光情報記録媒体で用いている光記録前の基板グ
ルーブ仕様を示す断面図。
【図3】記録ピット部の基板の溝幅の変化を基板表面か
らみた概念図。
【図4】記録ピット部の基板の溝傾斜角度の変化の様子
を示す媒体の半径方向断面図。
【符号の説明】
1 基板 2 記録層 3 金属反射層 4 保護層 5 グルーブ半値幅(w) 6 グルーブ傾斜角度(θ) 7 未記録部グルーブ半値幅(w) 8 記録部グルーブ半値幅(w’) 9 未記録トラッキング用グルーブ 10 記録ピット形成部グルーブ 11 未記録部グルーブ傾斜角度(θ) 12 記録部グルーブ傾斜角度(θ’)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/24 561 B41M 5/26 Y (72)発明者 水莖 忠彦 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 三 井化学株式会社内 (72)発明者 稲冨 裕司 千葉県茂原市東郷1900 三井化学株式会社 内 (72)発明者 広瀬 純夫 千葉県袖ヶ浦市長浦字拓二号580番地32 三井化学株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキング用グルーブ半値幅が0.2
    〜0.6μmの範囲で且つその半値幅部でのグルーブ傾
    斜角度が25゜〜65゜の範囲にあるグルーブが形成さ
    れた基板上に、レーザー光により情報の書き込みが可能
    な色素を含有する記録層が設けられ、さらに該記録層上
    に金属からなる反射層及び保護層が設けられてなる単板
    型光情報記録媒体への情報の記録方法であって、記録層
    へのレーザー光照射による記録を施すことにより、記録
    ピット形成部の基板グルーブ半値幅を0.9μmまでの
    範囲で0.05μm以上拡張し、又は、半値幅が0.9
    μmまでの範囲で0.05μm以上拡張し且つ記録ピッ
    ト形成部の基板グルーブ傾斜角がプラスまたはマイナス
    10゜以上変化させることを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】 記録層として、フタロシアニン系色素を
    用いたことを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
  3. 【請求項3】 記録前の媒体反射率が60%以上である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003105145A1 (ja) * 2002-06-05 2003-12-18 Tdk株式会社 フォトレジスト原盤の製造方法、光記録媒体製造用スタンパの製造方法、スタンパ、フォトレジスト原盤、スタンパ中間体及び光記録媒体
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JP2011082578A (ja) * 2011-01-24 2011-04-21 Canon Inc 焦点位置検出方法及び焦点位置検出装置

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