JP2001148096A - 条件信号送信機および条件信号受信機 - Google Patents

条件信号送信機および条件信号受信機

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JP2001148096A
JP2001148096A JP32839999A JP32839999A JP2001148096A JP 2001148096 A JP2001148096 A JP 2001148096A JP 32839999 A JP32839999 A JP 32839999A JP 32839999 A JP32839999 A JP 32839999A JP 2001148096 A JP2001148096 A JP 2001148096A
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parking lot
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condition signal
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Takashi Komata
隆 小俣
Kenji Sano
賢治 佐野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】駐車場内における走行の安全性および円滑性を
保つために必要な情報をドライバーに直接伝達する。 【解決手段】車両Bに搭載された条件信号受信機100
は、駐車場に設置された条件信号発信機101からの制
限速度データを受信する通信制御部106、現車速デー
タと制限速度データとの比較結果に応じて減速指令を車
内情報通信制御部111を介して車内情報LANへと出
力する車両速度制御部108、車両速度制御部108に
よる比較結果に応じて速度超過警告メッセージを出力す
る出力部110を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場内における
走行の安全性および円滑性を保つために必要な情報をド
ライバーに直接提供するための駐車場システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】駐車場管理システムとして、駐車場への
車両の入出庫を管理するためのシステム、特定車両にだ
け入庫許可を与えるためのシステム、出庫車両から料金
を徴収するためのシステム等が知られている。例えば、
駐車場への車両の入出庫を管理するシステムとしては、
特開平11−22219号公報記載の駐車場入出庫管理
システムが知られている。この駐車場入出庫管理システ
ムは、駐車場から出庫する車両のドライバーに、その駐
車場を利用に供している組織のキャッチフレーズ等の構
成文字群のなかから暗証文字として適宜に選択された文
字の入力を要求するものである。
【0003】ところで、駐車場に空きがあるか否かを示
す駐車情報は、もっぱら、駐車場近くの路上に配置され
た掲示板等に提示される。路上を走行中の車両のドライ
バーは、この駐車情報を見ることによって、駐車可能な
駐車場を把握することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
駐車場管理システムのいずれを駐車場に適用しても、ド
ライバーは、駐車場内における規制(駐車場内における
車両の制限速度等)、空き駐車エリアまでの最短走行路
を把握することはできない。これらの情報をドライバー
に伝達することができれば、空き駐車エリアに到達する
までの走行の安全性および円滑性が保証される。そこ
で、このような情報をドライバーに伝達するための掲示
板を駐車場内に設けることも考えられる。しかし、その
ような措置が一般化していなければ、ドライバーがその
掲示板を見落とす可能性がある。
【0005】そこで、本発明は、駐車場内における走行
の安全性および円滑性を保つために必要な情報をドライ
バーに直接伝達することができる条件信号受信機および
条件信号発信機を提供することを第一の目的とする。さ
らに、本発明は、駐車場内における走行の安全性をさら
に向上することを第二の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、駐車場内における車両の制限速度情
報を記憶させる走行条件記憶手段と、前記駐車場に設置
されたアンテナを介して情報を送受信する通信制御手段
と、前記通信制御手段が前記アンテナから発信させる情
報を出力する制御手段とを備え、当該制御手段は、前記
駐車場への入場待ち車両が検出された場合には、前記走
行条件記憶手段から前記制限速度情報を読み出して、当
該制限速度情報を出力し、前記駐車場からの出庫車両が
検出された場合には、前記制限速度情報に基づく車速制
御の解除を指示するコマンドを出力することを特徴とす
る条件信号送信機を提供する。
【0007】また、この条件信号送信装置に対応する条
件信号受信機として、駐車場を利用する車両に搭載され
る条件信号受信機であって、前記駐車場の設置アンテナ
との間で情報を送受信するための通信制御手段と、前記
通信制御手段が受信した情報に制限速度情報が含まれて
いた場合に、当該制限速度情報と前記車両の車速とを逐
次比較する車速制御手段と、前記速度制御手段による比
較結果に応じて警告を出力する出力手段とを備えること
を特徴とする条件信号受信機を提供する。
【0008】また、上記第二の課題を解決するため、本
発明は、上記条件信号受信機において、前記車速制御手
段が、前記比較結果に応じて減速指令を出力するように
した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0010】まず、本実施の形態に係る駐車場システム
の構成について説明する。
【0011】図2に示すように、駐車場A内における車
両通過地点、例えば、ゲートの上部には、場内アンテナ
109が設置されている。また、駐車場Aのゲートに
は、ゲート開閉装置(不図示)、車両走行方向検出装置
(不図示)が設置されている。図3に示すように、車両走
行方向検出装置104は、赤外線発光素子402および
赤外線受光素子403を有する複数台(本実施の形態で
は2台)の赤外線センサ400A,400B、これら赤外
線センサ400A,400Bからの出力信号に基づき車
両走行方向を決定するマイクロコンピュータ401等を
備えている。ここで、複数台の赤外線センサ400A,
400Bは、互いの発光の影響を受けない適当な間隔を
おいて車両走行路に沿って並べられており、マイクロコ
ンピュータ401は、これらの赤外線センサ400A,
400Bのうち、通過車両Bからの反射赤外線aを先に
検出した赤外線センサ(図3においては赤外線センサ4
00B)側を車両侵入側である判断し、この決定結果に
基づいて車両走行方向を定める。
【0012】さらに、駐車場Aには条件信号送信機10
1(以下、場内発信機101と呼ぶ)が設置されており、
場内アンテナ109、車両方向検出装置104、ゲート
開閉装置(不図示)は、それぞれ、この場内発信機101
に接続されている。
【0013】一方、車両B側には、ダッシュボード等、
外部とのデータの送受に適した場所に、アンテナ付き条
件信号受信機100(以下、車載機100と呼ぶ)が搭載
されている。駐車場Aの場内アンテナ109の下を車両
Bが通過するさい、この車載機100のアンテナと、そ
の場内アンテナ109との間において高周波信号が送受
信される。これにより、駐車場A側の中央処理装置10
1と、車両Bに搭載された車載機100との間のデータ
伝送が実現されている。
【0014】さて、場内発信機101は、図1に示すよ
うに、駐車場A内における車両Bの走行条件情報が予め
格納された条件記憶部102、場内アンテナ109を介
したデータ伝送を制御する通信制御部105、記憶媒体
等からインストールされたプログラムが格納されたプロ
グラム記憶部(不図示)、これら各部を制御する制御部1
03、を備えている。なお、これら各部102,103,
104,105は、いずれも、以下に示すハードウエア
等により実現される機能構成部である。
【0015】条件記憶部102は、RAM、ROM等の
メモリによって構成される。このメモリには、図4に示
すように、前述の走行条件情報、具体的には、駐車場A
内における制限速度データ300、駐車場Aへの入庫車
両に課せられる車両制限データ(入庫車両の高さ制限デ
ータ、入庫車両の長さ制限データ、入庫車両の幅制限デ
ータ、入庫車両の重量制限データ等)を含む侵入禁止情
報301等が予め格納されている。
【0016】通信制御部105は、図5に示すように、
変復調器500、メモリ501、データ変換器502、
これら各回路を制御するマイクロコンピュータ503を
備えている。このような構成によって、場内アンテナ1
09で受信された受信信号は、復調器500で検波・復
調され、一旦、メモリ501に一旦格納されたあと、デ
ータ変換器502においてその内容が解読される。そし
て、この解読結果は、制御部103へと入力される。な
お、制御部103からの信号は、これと逆向きに流れ、
場内アンテナ109から発信される。
【0017】制御部103は、図6に示すように、CP
U600、後述の演算処理(図16(a)参照)等の各種処
理が定義されたプログラムが格納されたROM602、
CPU600が実行するプログラムがROM602から
読み込まれるRAM601、これらの間を接続するバス
を備えている。なお、このような構成の制御部103
は、例えば、シングルチップマイクロコンピュータ等に
よって実現することができる。
【0018】一方、車両Bに搭載された車載機100
は、図1に示すように、付属のアンテナ112を介した
データ伝送を制御する通信制御部106、制御部107
の指示に応じた警告メッセージを出力する出力部11
0、車両の特徴を表す車両特性情報(車両の幅データ、
車両の高さデータ、車両の長さデータ、車両の重量デー
タ等)が格納された車両特性情報記憶部113、駐車場
A内における車両Bの走行速度を制御する車両速度制御
部108、車両Bの車内情報ローカルエリアネットワー
ク(以下、車内情報LANと呼ぶ)との間のデータ伝送を
制御する車内情報通信制御部111、これら各部を制御
する制御部107を備えている。なお、これら各部10
6,107,108,110,111,113は、いずれ
も、以下に示すハードウエア等により実現される機能構
成部である。
【0019】通信制御部106は、場内発信機101の
通信制御部105と同様な構成を有している。すなわ
ち、図7に示すように、変復調器700、メモリ70
1、データ変換器702、これらを制御するマイクロコ
ンピュータ703を備えている。このような構成によっ
て、場内発信機101の通信制御部105と同様な機能
が果たされる。
【0020】車両速度制御部108は、図8に示すよう
に、後述の制御部107から与えられた制限速度データ
を保持するRAM800、RAM800から取り出した
制限速度データと車速データとを逐次比較する比較器8
03、後述の車内情報通信制御部111から受け付けた
車速データを比較器803に逐次与えると共に比較器8
03による比較結果に応じて減速指令または速度制限解
除指令を次述の車内情報通信制御部111に与えるマイ
クロコンピュータ802を備えている。このような構成
によって、車速が制限速度を超えると車内情報通信制御
部111に減速指令が与えられ、これに応じて自動的に
車速が制限速度に抑制される。このとき、一定の加速度
で車両を徐々に減速させるには、減速時における車両の
加速度が制御されるようにすればよい。それには、例え
ば、図24に示すように、マイクロコンピュータ802
の内部記憶素子に、車両減速時の加速度データ(例え
ば、−1km/s2等)を予め格納しておき、車速が制限
速度を超えた場合に、その加速度データを含んだ減速指
令が車内情報通信制御部111に与えられるようにすれ
ばよい。
【0021】車内情報通信制御部111は、図9に示す
ように、車両Bの車内情報LANからの受信信号および
車内情報LANへの送信信号をその受信側回路の動作範
囲の電圧に変換するデータレベル変換器900、レベル
変換後の受信信号から車速データを取り出すと共にレベ
ル変換前の送信信号を車内情報LANのプロトコルにあ
わせて加工あるいは制御情報を付加するデータ順変換器
901、これらを制御するマイクロコンピュータ903
を備えている。このような構成によって、車両搭載の車
速センサで逐次検出される車速データが、車内LANを
介して、前述の車両速制御部108に逐次送信される。
また、車両速度制御部108(マイクロコンピュータ8
02)からの減速指令等が、車内LANを介して、スロ
ットルバルブを駆動するアクチュエータに与えられる。
【0022】制御部107は、図10に示すように、C
PU1000、後述の演算処理(図16(b)参照)が定義
されたプログラムおよびその実行に必要なデータが格納
されたROM1001、CPU1000が実行するプロ
グラムがROM10012から読み込まれるRAM10
02を備えている。なお、このような構成の制御部10
3は、例えば、シングルチップマイコン等によって実現
される。
【0023】車両特性情報記憶部113は、制御部10
7のROM1001により実現される。すなわち、図2
0に示すように、制御部107のROM1001に車両
特性情報記憶領域113Aが確保されており、その領域
113Aに、車両の高さデータ、車両の幅データ、車両
の重量データ等が車両特性情報として格納されている。
【0024】出力部110は、図11に示すように、ド
ライバーへの警告メッセージの画像を表示するための液
晶ディスプレイ1100、制御部107の指示に応じた
画像データを内蔵メモリから取り出すマイクロコンピュ
ータ1102、マイクロコンピュータ1102からの画
像データに基づき液晶ディスプレイ1100を駆動する
LEDドライバ1101を備えている。これにより、例
えば、制御部107の演算処理結果が車速オーバーであ
った場合等には、車載機100の正面に設けられた液晶
ディスプレイ1100に、その旨を表す警告メッセージ
の画像が点灯表示される(図12参照)。
【0025】なお、車速超過の警告メッセージの画像表
示には、必ずしも液晶ディスプレイを利用する必要はな
い。液晶ディスプレイに代わりに、例えば、図13に示
したような、フロントガラス1300上に画像表示を行
なうヘッドアップディスプレイを利用しても構わない。
あるいは、図14に示したように、車両走行中にドライ
バーが適宜に目をやるパネル1501上の既存の速度表
示計1500の内部領域のうち、制限速度以上の領域1
500Aだけを他の領域1500Bと異なる色で表示す
るようにしてもよい。
【0026】また、ドライバーに対する警告の出力形態
は、必ずしも、警告メッセージの画像表示である必要は
なく、ランプの点滅、バイブレーション、警告アラーム
音の発生、警告メッセージの音声出力、これらの組合せ
等であっても構わない。例えば、警告アラームを鳴らす
には場合には、車速が所定値(日本では、通常、100
km/h)を超えた場合にアラーム音を発生する、一般
車両に既存の速度警報装置を出力部110として利用す
ればよい。また、警告メッセージを音声出力させるに
は、出力部110を、図15に示すような構成140,
141,142を備えた音声出力部、具体的には、メッ
セージデータが格納されたメモリ140、制御部107
の指示に応じてメモリ140から取り出したメッセージ
データに基づき合成音声データを作成する音声合成処理
部141、音声合成処理部141が作成した合成音声デ
ータを音声出力するスピーカー142等を備えた音声出
力部とすればよい。なお、メモリ容量が充分に確保され
ている場合には、メッセージデータに代えて音声データ
をメモリに記録してもよい。
【0027】つぎに、図16により、場内発信機101
と車載機100とが実行する演算処理について説明す
る。
【0028】駐車場Aのゲートに車両Bが到達すると、
まず、車両走行方向検出装置104が、ゲートにおける
車両Bの車両走行方向を検出する。この検出結果が車両
走行方向情報として場内発信機101に入力されると
(S1700)、場内発信機101では、制御部103
が、車両走行方向情報に基づき車両Bの入出庫の別を判
断する(S1701)。
【0029】その結果、車両Bが出庫車両であれば、制
御部103は、さらに条件解除コマンドを作成する。そ
して、通信制御部105が、この条件解除コマンドを場
内アンテナ109から発信させる(S1702)。そのあ
と、場内発信機101は、ゲート開閉装置にゲート解放
指令を与えてから、車両走行方向検出装置104からの
次の車両走行方向情報の入力待ち状態となる。
【0030】一方、車両Bが入庫車両であれば、制御部
103は、さらに通信開始要求コマンドを作成する。そ
して、通信制御部105が、この通信開始要求コマンド
を場内アンテナ109から発信させる(S1703)。こ
れにより、場内発信機101と車載機100とのあいだ
で、以下の通信処理が開始される。
【0031】車載機100の通信制御部106が、アン
テナ112を介して通信開始要求コマンドを受信すると
(S1800)、車載機100側では、制御部107が、
通信開始了承コマンドの作成処理および車両特性情報の
読出し処理を実行し、これらの処理により得られた通信
開始了承コマンドおよび車両特性情報を、通信制御部1
06が、アンテナ112を介して場内発信機101へと
返信する(S1801)。
【0032】そして、場内発信機101の通信制御部1
05が、これら通信開始了承コマンドおよび車両特性情
報を場内アンテナ109を介して受信すると(S170
4)、場内発信機101側では、制御部103が、条件
記憶部102から侵入禁止情報を読み出し、この侵入禁
止情報に含まれている各制限データと、受信車両特性情
報に含まれている対応特徴データとをそれぞれ比較す
る。なお、通信開始要求コマンドの発信から所定の時間
内に通信開始了承コマンド等が受信できなかった場合に
は、通信制御部105は、所定の時間おきに通信開始要
求コマンドを再発信する。
【0033】その結果、受信車両特性情報のなかに、制
限データを超える特徴データが1つでも含まれていれ
ば、制御部103は、さらに侵入禁止コマンドを作成す
る。そして、通信制御部105が、この侵入禁止コマン
ドを場内アンテナ109から発信させる。
【0034】一方、受信車両特性情報のなかに、制限デ
ータを超える特徴データが含まれていなければ、制御部
103は、さらに、制限速度データを条件記憶部102
から読み出す。そして、通信制御部105が、この制限
速度データを場内アンテナ109から発信させる(S1
705)。
【0035】そして、車載機100の通信制御部106
が、アンテナ112を介して侵入禁止コマンドを受信し
た場合には、制御部107から出力部110に入庫禁止
メッセージ出力指令が与えられる。これに応じて、出力
部110が、駐車場Aへの入庫が不可能である旨を表す
警告メッセージを液晶ディスプレイ1100上に表示す
る。これにより、車両Bのドライバーは、自車Bが入庫
不可能な車両であることを認識することができる。
【0036】一方、車載機100の通信制御部106
が、アンテナ112を介して制限速度データを受信した
場合には(S1802)、制御部107が、その制限速度
データを車両速度制御部108に与える。この制限速度
データが、車速データとの比較対称データとして、車速
制御部108のRAM800に格納されると(S180
3)、制御部107が条件設定終了確認コマンドを作成
する。そして、通信制御部106が、この条件設定終了
確認コマンドをアンテナ112から場内発信機101へ
と返信する(S1804)。この条件設定終了確認コマン
ドを受信すると(S1706)、場内発信機101は、ゲ
ート開閉装置にゲート解放指令を与えてから、車両走行
方向検出装置104からの次の車両走行方向情報の入力
待ち状態となる。
【0037】また、車載機100側では、場内発信機1
01への条件設定終了確認コマンド返信後、通信制御部
106が条件解除コマンドを受信するまでのあいだ、車
速制御部108が、車両走行中に車内LANを介して得
られる車速データとRAM800の制限速度データとを
逐次比較し、車速データが制限速度データを超えたら
(S1805)、出力部110に速度超過警告メッセージ
出力指令を与える(S1806)。そして、その後に車速
データが制限速度データ以下に抑制されたら、出力部1
10に警告メッセージ消去指令を与える。これらの指令
に応じて、液晶ディスプレイ1100上に、車速が制限
速度を超過している旨の警告メッセージが表示される。
すなわち、車両Bが速度超過すれば、その旨を、駐車場
A内を走行中の車両Bのドライバーに直接伝達すること
ができる。このため、駐車場内における走行の安全性お
よび円滑性を保つために必要な情報をより確実にドライ
バーに伝達することができるようになるが、もし、ドラ
イバーが、この警告メッセージに気付かずに、車速を自
発的に制限速度以下に抑制しなかった場合には、車載機
100の処理によって強制的に車速が制限速度に抑制さ
れる。すなわち、液晶ディスプレイ1100上への警告
メッセージの表示後、車速が制限速度を超えたまま所定
の時間が経過したら、車速制御部108から車内情報通
信制御部111に減速指令が与えられる。これに応じて
アクチュエータがスロットルバルブの開度を制御するた
め、車速が強制的に制限速度に抑制される。このような
強制的な車速制御によって、駐車場内における走行安全
性がさらに向上する。そして、車速が制限速度にまで減
速するあいだも、液晶ディスプレイ1100上には警告
メッセージが表示されつづけているため、ドライバー
は、この警告メッセージによって、現在、自車Bが自動
減速されていることを認識することができる。
【0038】その後、出庫車両Bが駐車場Aのゲートに
到達すると、すなわち、車載機100の通信制御部10
6が、アンテナ112を介して条件解除コマンドを受信
すると(S1807)、車速制御部108が、速度制限解
除指令を車内情報通信制御部111に与えると共に、出
力部110に警告メッセージ消去指令を与える(S18
08)。これらの指令に応じて、アクセルペダルによる
スロットルバルブの駆動が再開され、液晶ディスプレイ
1100上に表示中の警告メッセージが消去される。こ
れにより車両Bが通常の走行状態に復帰したら、制御部
107が条件解除確認コマンドを作成し、通信制御部1
06がこの条件解除確認コマンドを場内発信機101に
返信する。
【0039】以上の通信処理における信号送受信タイミ
ングを図17にまとめておく。
【0040】駐車場Aのゲートに入庫車両Bが到達する
と、まず、場内発信機101から車載機100へと通信
開始要求コマンドが送信される(1900)。これに応じ
て、車載機100から場内発信機101へと通信開始了
承コマンドおよび車両特性情報が返信される(190
1)。そして、これらの返信データを受け付けた場内発
信機101からは、制限速度データ、侵入禁止コマン
ド、条件解除コマンドのうちのいずれかが車載機100
に送信される(1902)。場内発信機101から制限速
度データが送信された場合には、その制限速度データが
車載機100においてメモリに格納された後、車載機1
00から場内発信機101へと条件設定終了確認コマン
ドが返信される(1903)。場内発信機101から条件
解除コマンドが送信された場合には、アクセルペダルに
よるスロットルバルブの駆動再開後、車載機100から
場内発信機101へと条件解除確認コマンドが返信され
る(1903)。
【0041】以上説明した実施の形態はあくまでも一例
であり、必ずしも、全てを、この通りにする必要はな
い。
【0042】例えば、車両Bの現走行位置から空き駐車
エリアまでの案内情報を場内発信機101から車載機1
00へと送信し、この案内情報を車載機100から出力
させるようにしてもよい(図25参照)。このためには、
図29に示すように、車両の有無を検出する車両検出装
置2900を各駐車エリアa内にそれぞれ設置し、それ
ら各車両検出装置2900の検出結果が場内発信機10
1等で管理されるようにする必要がある。また、車両B
の現走行位置から空き駐車エリアまでの経路を場内発信
機101が算出するには、場内発信機101が車両Bの
現走行位置を認識する必要があるが、それには、例え
ば、駐車場A内における車両Bの走行位置情報を車載機
100から発信させる等すればよい。
【0043】また、以上においては、駐車場Aへの入庫
車両の車種によらず一定の制限速度が車載機100に設
定されるようにされているが、駐車場Aへの入庫車両の
車種別に異なる制限速度が車載機100に設定されるよ
うにしてもよい。具体的には、場内発信機101の条件
記憶部102に制限速度データと車種識別データとを対
応付けて格納し、かつ、車載機100の制御部107の
ROM1001に車種識別データを格納しておけば、前
述の通信処理(図16参照)にさらに以下の処理を追加す
ることによって、駐車場Aへの入場車両の車種に応じた
制限速度データを場内発信機から車載機へ送信させるこ
とができる。
【0044】図18(a)に示すように、場内発信機10
1が制限速度データ読込み・送信処理(S1705)に先
立ち実行する処理として、2つの処理(S2000、S
2001)、すなわち、制御部103による車種識別デ
ータ要求コマンドの作成処理および通信制御部105に
よるその送信処理(S2000)、車載機100からの車
両識別データの受信待機処理(S2001)を追加して、
場内発信機101による制限速度データ読込み・送信処
理(S1705)において、車載機100からの受信車両
識別データに対応付けられた制限速度データが条件記憶
部102から読み出されるようにする。なお、車種識別
データ要求コマンドの発信から所定の時間内に車両識別
データを受信することができなった場合、通信制御部1
05は、所定の時間おきに車種識別データ要求コマンド
を再発信する。
【0045】一方、図18(b)に示すように、車載機1
00が制限速度データ受信処理(S1802)に先立ち実
行する処理として、2つの処理(S2002、S200
3)、すなわち、通信制御部106による車種識別デー
タ要求コマンドの受信処理(S2002)、制御部107
による車種識別データの読出しおよび通信制御部106
によるその送信処理(S2003)を追加する。
【0046】このようにすれば、例えば、一般車両には
駐車場内10km/hの速度制限を課すところを、救急
車両には駐車場内40km/hの速度制限を課すように
することができる。
【0047】また、車両特性情報は、以上の説明におけ
るように、必ずしも各車両の車載機100に予め格納さ
れている必要はない。車載機100側には車両特性情報
記憶部を設けないで、ゲート前に設置されたセンサで車
両特性情報を検出するようにしてもよい。具体的には、
図21に示すように、ゲートに到達した車両から車両特
性情報を検出する車両特性情報検出装置2200(重量
センサ、カメラ等)を前述のシステム構成(図1参照)に
追加して、この車両特性情報検出装置2200の出力
を、車載機100からの受信車両特性情報の代わりに場
内発信機101(制御部103)に入力させる。
【0048】また、以上においては、駐車場Aに場内発
信機101を1台だけ設置しているが、必ずしも、この
ようにする必要はない。駐車場が比較的広い場合等に
は、図19に示したような設備によって、駐車場内の複
数箇所に場内アンテナ109および場内発信機101を
設置してもよい。
【0049】このように、複数の場内発信機101を駐
車場Aに設置する場合、各場内発信機101の条件記憶
部102に設置箇所に応じた制限速度データを格納して
おけば、駐車場A内を走行中の車両Bが各場内アンテナ
109の交信範囲2100内を通過するたびに、その通
過場所における制限速度データによって、車載機100
の車両速度制御部108のメモリ800内の保持データ
(車速との比較対象制限速度データ)が更新されるように
することができる。このようにすれば、比較的面積の広
い駐車場等においては、場内の区間ごとに異なる制限速
度以下の車速で車両を走行させることができる。
【0050】また、複数の場内発信機101を駐車場A
に設置する場合には、各場内発信機101の条件記憶部
102に制限速度データを優先度付きで格納しておくこ
とによって、車載機100において局所的な速度制限デ
ータの設定・解除が行われるようにすることもできる。
以下、このようにする場合について、前述の場合との相
違点を具体的に説明する。
【0051】図23に示すように、駐車場A内の他の領
域と異なる速度制限が課される領域Cの出口および入口
に場内アンテナ109および場内発信機101をそれぞ
れ設置する。この場合における、車載機100と各場内
発信機101との間の通信には、交信範囲が比較的狭い
無線、例えば、有料道路の自動料金収受装置等において
利用されている狭域無線を利用することが望ましい。
【0052】このように領域Cの出入口に配置された場
内アンテナ109のうち、入口側の場内アンテナ109
からは、領域C内における局所的な制限速度データが優
先度付きで発信されるようにし、出口側の場内発信機1
01のアンテナ109からは局所条件解除コマンドが発
信されるようにする。ここでは、領域Cの入口側に設置
された場内発信機101の条件記憶部102に、ゲート
近傍の場内発信機101の条件記憶部102よりも優先
度の高い制限速度データを格納しておき、ゲート近傍の
場内アンテナ109よりも優先度の高い制限速度データ
が、領域Cの入口側の場内アンテナ109から発信され
るようにしている。
【0053】一方、車載機100には、図22に示すよ
うに、前述の構成に加えて、さらに、受信制限速度デー
タを保存しておくための条件順位記憶部2300が設け
られている。ただし、この条件順位記憶部2300は、
制御部107のRAM1002の記憶領域の一部によっ
て実現される。
【0054】そして、前述の処理に、制限速度データの
受信後に車載機100が実行する処理として、車載機1
00の制御部107がその受信制限速度データを条件順
位記憶部2300に追加保存する処理を加える。そし
て、条件順位記憶部2300に格納済みの制限速度デー
タが、車速との比較対象データとして、車両速度制御部
108に与えられるようにする。ただし、駐車場Aへ入
庫時に受信した制限速度データ以外の制限速度データ
(領域Cの入口側の場内アンテナ109から発信された
局所的な制限速度データ)については、その優先度が、
条件順位記憶部2300に格納済みのいずれの制限速度
データよりも高い場合にだけ、制御部107によって条
件順位記憶部2300に追加保存されるようにする。
【0055】このような処理を前述の処理に追加するこ
とによって、駐車場A内の所定の領域Cへの侵入する車
両Bに、駐車場への入場時とは異なる局所的な制限速度
を新たに課すことができる。そして、駐車場A内の所定
の領域Cを車両Bが出るさいに、車載機100が局所条
件解除コマンドを受信すると、制御部107が、条件順
位記憶2300に保存されている制限速度データのう
ち、最も優先度の高い制限速度データを条件順位記憶部
2300から削除し、2番目に優先度の高い制限速度デ
ータを、車速との比較対象データとして車両速度制御部
108に与える。これにより、領域Cを出た車両Bに課
される制限速度を、領域Cへの侵入前に課されていた制
限速度に戻すことができる。
【0056】なお、本実施の形態では、本発明を駐車場
へ適用したが、本発明の適用は、駐車場に限られるもの
ではない。通常の道路の走行時とは異なる注意力を要す
るような場所、例えば、工場内、倉庫内のフォークリフ
ト等における走行安全性の確保にも効果的である。
【0057】ところで、以上述べた車載機100は、必
ずしも、駐車場Aを利用する全ての車両Bに搭載されて
いるとは限らない。そこで、以下においては、車載機1
00が搭載されていない車両Bのドライバーに案内情報
および制限速度データを伝達するために、このような車
両Bには、駐車場Aのゲート到達時に、着脱可能な車載
機100を貸し出すようにした。
【0058】駐車場Aには、図29および図30に示す
ように、車両走行路の複数箇所に、それぞれ、前述の場
内発信機101および場内アンテナ109がセットで設
置されている。また、駐車場Aの各駐車エリアaには、
それぞれ、車両の有無を検出する車両検出装置2900
が設置されている。そして、駐車場Aのゲート部には、
図26に示すように、情報処理装置2600が新たに設
置されており、場内発信機101および各車両検出装置
2900は、それぞれ、この情報処理装置2600に接
続されている。また、この情報処理装置2600には、
駐車場Aを利用する車両Bへの貸出用の車載機100と
のデータ交換に使用される車載機リーダ/ライタ260
1が接続されている。そして、この車載機リーダ/ライ
タ2601は、図27に示すように、筐体の上面に露出
した接続端子2700、接続端子2700を介したデー
タ伝送を制御する通信制御部2701、情報処理装置2
600との間のデータ伝送を制御する通信制御部270
3、現時刻を出力する時計2704、これら各部を制御
する制御部2701を備えている。
【0059】一方、貸出用の車載機100は、図28に
示すように、前述の構成106,107,108,110,
111,113のうち、案内情報等の出力処理に関連す
る構成、具体的には、制御部107、出力部110(音
声出力部110aおよび画像表示部110b)、アンテ
ナ112および通信制御部106を備えている。また、
貸出用の車載機100は、さらに、これらの構成10
6,107,110,112に加えて、カード挿入口に挿
入されたカードからその格納情報(例えば、買物情報等)
を読みだすカード読み書き制御部2802、筐体の下面
から露出した接続端子2801、接続端子2801を介
したデータ伝送を制御する通信制御部2800、情報処
理装置から車載機リーダライタ2601を介して受け付
けた情報(識別情報、行先情報、入場時刻情報)を格納す
るための記憶部2803を備えている。
【0060】車載機を搭載していない車両Bがゲートに
到達すると、係員等によって、この車両Bに貸し出すた
めの車載機100が、車載機リーダ/ライタ2601上
に載せられる(図26参照)。これにより、車載機リーダ
/ライタ上面の接続端子2700と、車載機下面の接続
端子2801とが接触すると、情報処理装置2600か
ら車載機リーダ/ライタ2601を介して車載機100
に、2種類の情報、具体的には、車載機100に割り当
てられた識別情報、車両検出装置2900により検出さ
れた空き駐車エリアのなかの1つを指定した行先情報が
送信される。また、これら2種類の情報の送信時に、車
載機リーダ/ライタ2601は、時計2704から読み
出した現時刻を車両入場時刻情報としてそれらに付加す
る。そして、これら3種類の情報を受け付けた車載機1
00では、制御部107が、それらを記憶部2803に
書き込む。
【0061】このような前処理が行われたあとの車載機
100をダッシュボード上等に載せた車両Bが、駐車場
A内に入場し、いずれか場内アンテナ109の交信範囲
内を通過すると、車載機100は、その場内アンテナ1
09から発信されている通信開始要求コマンドを受信す
る(図30参照)。これにより、その場内アンテナ109
に接続された場内発信機101と車載機100との間で
通信が開始されて、車載機100から場内発信機101
へ識別情報および行先情報が送信される。
【0062】場内発信機101は、貸出し用車載機10
0から情報を受信した場合には、その受信情報と自己の
位置情報とを、情報処理装置2600へと送信する。情
報処理装置2600は、受信情報に含まれている位置情
報と行先情報が表す位置間の経路を算出し、その算出結
果を、受信情報に含まれていた識別情報と共に元の場内
発信機101へと返信する。場内発信機101は、この
受信情報を場内アンテナ109から発信させる。
【0063】車載機100は、場内アンテナ109から
の発信情報を受信すると、そのなかに自己の識別情報が
含まれているかどうかを判断する。そして、自己の識別
情報が含まれていた場合には、その発信情報に含まれて
いる経路情報に基づき案内情報を作成し、それを音声お
よび画像のいずれか一方または両方によって出力する
(図25参照)。
【0064】ドライバーは、この案内情報にしたがうこ
とによって自己の車両をスムーズに空き駐車エリアに到
着させることができる。
【0065】そして、車両が駐車場から出庫するさい、
ドライバーが返却した車載機100が車載機リーダ/ラ
イタ2601上に載せられる。これにより、車載機リー
ダ/ライタ上面の接続端子2700と、車載機下面の接
続端子2801とが接触すると、車載機100から車載
機リーダ/ライタ2601を介して情報処理装置260
0へと、記憶部2803に格納されている入場時刻情報
が送信される。また、このとき、車載機き100のカー
ド読み書き制御部2802のカード挿入口にICカード
が挿入されると、このICカードから買物情報が読みだ
されて、これも車載機100から情報処理装置2600
へと送信される。さらに、車載機リーダ/ライタ260
1からは、時計2704から読み出された現時刻情報が
情報処理装置2600へと送信される。
【0066】情報処理装置2600は、受信情報に含ま
れていた入場時刻情報と現時刻情報との差分を算出し、
この差分と所定の定数との積、すなわち、駐車料金を算
出する。ただし、受信情報に買物情報が含まれていた場
合には、情報処理装置2600は、入場時刻情報と現時
刻情報との差分と所定の定数との積から、買物情報に応
じて定まる減額料金を差し引いた額を駐車料金として算
出する。そして、情報処理装置2600がその駐車料金
を車載機リーダ/ライタ2601に送信すると、それ
が、車載機リーダ/ライタ2601の画像表示部100
a に表示される。これにより、各車両から適正な駐車
料金を徴収することができる。
【0067】なお、ここでは、車載機100の下面と車
載機リーダ/ライタ2601の上面とにそれぞれ接触端
子を設けているが、必ずしも、このようにする必要はな
い。車載機100および車載機リーダ/ライタ2601
の各接触端子は、いずれも、接触容易な面に設けてあれ
ばよい。
【0068】また、車載機100のアンテナ、画像表示
部のディスプレイ、音声出力部のスピーカー、カード読
取制御部のカード挿入口は、それぞれの機能に適した部
位に設ければよい。例えば、アンテナ112は、場内ア
ンテナ109との電波送受が行いやすくなるように、車
載機上部に設けることが望ましい。ディスプレイ、カー
ド挿入口は、見易さ、操作性等の観点より車載機前面に
設けることが望ましい。また、スピーカーは、ドライバ
ーに音が伝わりやすい部位に設ければよい。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、駐車場内における走行
の安全性および円滑性を保つために必要な情報をドライ
バーに直接伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシステムの概略構
成図である。
【図2】車載機のアンテナと駐車場の場内アンテナとの
間でデータ送受信が行われる様子を概念的に示した図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態に係る車両方向検出装置
の概略構成を示した図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る場内発信機の条件
記憶部に格納された走行条件情報のデータ構造を示した
図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る場内発信機の通信
制御部のハードウエア構成図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る場内発信機の制御
部のハードウエア構成図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る車載機の通信制御
部のハードウエア構成図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る車載機の車両速度
制御部のハードウエア構成図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る車載機の車内情報
通信制御部のハードウエア構成図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る車載機の制御部
のハードウエア構成図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る車載機の出力部
のハードウエア構成図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る車載機の外観図
である。
【図13】警告メッセージの出力にヘッドアップディス
プレイを利用した場合を示した図である。
【図14】警告メッセージの出力に速度表示計の内部領
域を利用した場合を示した図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る車載機の出力部
のハードウエア構成図である。
【図16】(a)は、場内発信機が実行する処理のフロー
チャート図であり、(b)は、車載機が実行する処理の
フローチャート図である。
【図17】場内発信機と車載機との間の信号送受信タイ
ミングを示した図である。
【図18】(a)は、場内発信機が実行する処理のフロー
チャート図であり、(b)は、車載機が実行する処理の
フローチャート図である。
【図19】駐車場内への場内アンテナの設置方法の一例
を示した図である。
【図20】車載機の車両特性情報記憶部に格納されてい
る車両特性情報のデータ構造を概念的に示した図であ
る。
【図21】本発明の一実施の形態に係るシステムの概略
構成図である。
【図22】本発明の一実施の形態に係るシステムの概略
構成図である。
【図23】駐車場内への場内アンテナの設置例を示した
図である。
【図24】本発明の一実施の形態に係る車載機の車両速
度制御部のハードウエア構成図である。
【図25】本発明の一実施の形態に係る車載機から案内
情報が音声で出力される様子を概念的に示した図であ
る。
【図26】本発明の一実施の形態に係るシステムの概略
構成図である。
【図27】本発明の一実施の形態に係る車載機リーダ/
ライタの機能構成図である。
【図28】本発明の一実施の形態に係る貸出し用車載機
の機能構成図である。
【図29】駐車場内部の構成図である。
【図30】本発明の一実施の形態に係るシステムの概略
構成図である。
【符号の説明】
100…アンテナ付き車載機 101…場内発信機 102…場内発信機の条件記憶部 103…場内発信機の制御部 104…車両走行方向検出装置 105…場内発信機の通信制御部 106…車載機の通信制御部 107…車載機の制御部 108…車載機の車両速度制御部 109…場内アンテナ 110…車載機の出力部 111…車載機の車内情報通信制御部 112…車載機のアンテナ 113…車載機の車両特性情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC02 EE10 FF25 FF27 FF33 JJ28 KK01 KK07 5K012 AB01 AB12 AC08 AC10 BA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車場内における車両の制限速度情報を記
    憶させる走行条件記憶手段と、 前記駐車場に設置されたアンテナを介して情報を送受信
    する通信制御手段と、 前記通信制御手段が前記アンテナから発信させる情報を
    出力する制御手段とを備え、 当該制御手段は、 前記駐車場への入場待ち車両が検出された場合には、前
    記走行条件記憶手段から前記制限速度情報を読み出し
    て、当該制限速度情報を出力し、 前記駐車場からの出庫車両が検出された場合には、前記
    制限速度情報に基づく車速制御の解除を指示するコマン
    ドを出力することを特徴とする条件信号送信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の条件信号送信機であって、 前記走行条件記憶情報は、前記駐車場内への入場条件を
    表す侵入禁止情報をさらに記憶し、 前記駐車場への入場待ち車両からの車両特性情報を前記
    通信制御手段が受信した場合に、前記制御手段は、前記
    走行条件記憶情報から前記侵入禁止情報を読み出して、
    当該侵入禁止情報と当該受信車両特性情報との比較結果
    に応じて、前記駐車場内への侵入禁止コマンドを出力す
    ることを特徴とする条件信号送信機。
  3. 【請求項3】駐車場を利用する車両に搭載される条件信
    号受信機であって、 アンテナを介して情報を送受信する通信制御手段と、 前記通信制御手段が受信した情報に制限速度情報が含ま
    れていた場合に、当該制限速度情報と前記車両の車速と
    を逐次比較する車速制御手段と、 前記速度制御手段による比較結果に応じて警告を出力す
    る出力手段とを備えることを特徴とする条件信号受信
    機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の条件信号受信機であって、 前記車速制御手段は、前記比較結果に応じて減速指令を
    出力することを特徴とする条件信号受信機。
  5. 【請求項5】請求項2記載の条件信号発信機と通信を行
    う、請求項3または4記載の条件信号受信機であって、 前記車両の特性を表す車両特性情報を記憶した車両特性
    情報記憶手段を備え、 前記車両が前記駐車場への入場待ちである場合に、前記
    通信制御手段が、前記車両特性情報を送信して、当該車
    両特性情報の返信として前記侵入禁止情報を受信する
    と、前記出力手段が警告を出力することを特徴とする条
    件信号受信機。
  6. 【請求項6】請求項3、4および5のいずれか1項に記
    載の条件信号受信機を備えることを特徴とする車両。
  7. 【請求項7】駐車場に設置された場内アンテナと、 前記場内アンテナを介して、当該場内アンテナの交信範
    囲を通過した請求項6記載の車両の条件信号受信機との
    あいだで通信を行う、請求項1、2および3のうちのい
    ずれか1項記載の条件信号送信機とを備えることを特徴
    とする駐車場システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の駐車場システムであって、 前記駐車場のゲートに到達した車両が、前記駐車場への
    入庫待ち車両であるか、前記駐車場からの出庫車両であ
    るかの別を識別する車両走行方向検出手段を備えること
    を特徴とする駐車場システム。
  9. 【請求項9】駐車場を利用する車両に搭載され、当該車
    両が駐車すべき空き駐車エリアに当該車両を導くための
    案内情報を出力する条件信号受信機であって、 外部装置の接続端子と接触し、当該接続端子を介して情
    報の入力を受け付ける接続端子と、 前記接続端子が入力を受け付けた入力情報を、前記案内
    情報を作成するために用いられる情報として記憶する記
    憶手段とを備えることを特徴とする条件信号受信機。
  10. 【請求項10】請求項9記載の条件信号受信機の接続端
    子に接触させるための接触端子を備え、 当該接触端子から、前記条件信号受信機が前記案内情報
    を作成するために用いる情報を出力することを特徴とす
    るリーダ/ライタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194832A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Yamato Scale Co Ltd 車両重量測定装置
WO2007077708A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Pioneer Corporation 車両状態検出装置、その方法、そのプログラム及びその記録媒体
KR100801818B1 (ko) 2006-10-24 2008-02-11 주식회사 현대오토넷 무선식별시스템을 이용한 과적차량 검출 통보 장치 및 방법

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