JP2001147713A - 稼働管理システムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体 - Google Patents

稼働管理システムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体

Info

Publication number
JP2001147713A
JP2001147713A JP32939899A JP32939899A JP2001147713A JP 2001147713 A JP2001147713 A JP 2001147713A JP 32939899 A JP32939899 A JP 32939899A JP 32939899 A JP32939899 A JP 32939899A JP 2001147713 A JP2001147713 A JP 2001147713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tact
abnormal
determination
time
exceeded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32939899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ishikawa
健一 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32939899A priority Critical patent/JP2001147713A/ja
Publication of JP2001147713A publication Critical patent/JP2001147713A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産ライン等の稼働状況を監視する稼働管理
システムにおいて、問題個所の迅速な特定および対応を
可能とする。 【解決手段】 組付け装置のタクトを計測するタクト計
測手段101−1,101−2により計測し、ラダ−プ
ログラムにより実行される各ステップで要した時間をス
テップ時間計測手段103−1,103−2により計測
し、得られたデータをデータ収集手段106により収集
し、計測されたタクトがしきい値(所定値)を超えたか
否かを異常タクト判定手段107により判定し、異常タ
クト判定手段107によりしきい値を超えたと判定され
た回数に基づいてしきい値(所定回数)を超えたと異常
タクト回数判定手段108により判定された場合に警報
出力手段110−1,110−2に警報を発するととも
に、各ステップで要した時間のデータを警報出力手段1
11に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば生産ライン
の稼働状況を監視する稼働管理システムおよび稼働管理
方法並びに記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ラインでは各装置を制御する
制御装置がワークを処理するごとにタクトの計測を行っ
ている。通常はこのタクトは設計タクト内におさまる
が、何か問題がある場合には設計タクトを超えてしま
う。このタクトは装置の立上げ時であれば装置の仕上が
り具合を表すデータとして利用される。
【0003】また装置の稼働時には装置保全のための情
報として利用される。例えばオートハンドやフィンガー
部が寿命に達したり、異常が発生したりする場合にはタ
クトが継続して通常よりも伸びる。このタクトがしきい
値を超えた場合に警報を発することで装置に問題が生じ
ていることを知らせる方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の稼働管理システムでは、どの装置に問題が
あるのかはわかっていても、どこに問題があるかは解析
してみないと分からず、問題の特定に時間がかかるとい
う問題点があった。
【0005】上記問題点は通常組み付け処理は複数の動
作の組み合わせにより行われるので、どの動作の部分が
タクトを伸ばす原因になっているのかすぐには分からな
いために生じていた。
【0006】これは従来、装置を動かすことに重点が置
かれていたため、装置制御部分のプログラムに大半の時
間が割かれて保守のことまで考えたプログラムが組まれ
ていなかったことによる。しかしこれでは保守管理をし
ようとしたときに多大な時間を要することになる。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、問題個所の迅速な特定およ
び対応を可能とした稼働管理システムおよび稼働管理方
法並びに記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の稼働管理システ
ムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体は、次のように構
成したものである。
【0009】(1)稼働管理システムにおいて、処理装
置のタクトを計測するタクト計測手段と、前記処理装置
の制御用プログラムにより実行される任意のステップで
要した時間を計測するステップ時間計測手段と、前記タ
クト計測手段および前記ステップ時間計測手段により計
測されたタクトおよび任意のステップで要した時間のデ
ータを収集するデータ収集手段と、該収集したデータに
基づいて表示を行う表示手段と、前記タクト計測手段に
より計測されたタクトが所定値を超えたか否かを判定す
る異常タクト判定手段と、該異常タクト判定手段により
前記所定値を超えたと判定された回数に基づいて所定回
数を超えたか否かを判定する異常タクト回数判定手段
と、前記所定回数を超えたと判定された場合に警報を発
する警報手段とを備えた。
【0010】(2)上記(1)の稼働管理システムにお
いて、異常タクト判定手段による判定基準となる所定値
および異常タクト回数判定手段による判定基準となる所
定回数を入力する入力手段を備えた。
【0011】(3)上記(1)または(2)の稼働管理
システムにおいて、任意のステップに対してそのステッ
プに要する時間を延ばすと考えられる原因およびそのと
きの対処方法を登録する登録手段を備え、該登録した原
因およびそのときの対処方法を表示手段に表示するよう
にした。
【0012】(4)上記(1)ないし(3)何れかの稼
働管理システムにおいて、所定回数は異常タクトの連続
発生回数とした。
【0013】(5)上記(1)ないし(3)何れかの稼
働管理システムにおいて、所定回数は異常タクトの発生
率に基づく回数とした。
【0014】(6)上記(1)ないし(5)何れかの稼
働管理システムにおいて、処理装置は組付け処理を行う
とした。
【0015】(7)稼働管理方法において、処理装置の
タクトをタクト計測手段により計測し、前記処理装置の
制御用プログラムにより実行される任意のステップで要
した時間をステップ時間計測手段により計測し、前記タ
クト計測手段および前記ステップ時間計測手段により計
測されたタクトおよび任意のステップで要した時間のデ
ータをデータ収集手段を収集し、該収集したデータに基
づいて表示手段に表示を行うとともに、前記タクト計測
手段により計測されたタクトが所定値を超えたか否かを
異常タクト判定手段により判定し、該異常タクト判定手
段により前記所定値を超えたと判定された回数に基づい
て所定回数を超えたか否かを異常タクト回数判定手段に
より判定し、前記所定回数を超えたと判定された場合に
警報手段により警報を発するようにした。
【0016】(8)上記(7)の稼働管理方法におい
て、異常タクト判定手段による判定基準となる所定値お
よび異常状態判定手段による判定基準となる所定回数が
入力手段により入力された場合には各々入力された値に
より判定を行うようにした。
【0017】(9)上記(7)または(8)の稼働管理
方法において、登録手段により登録された任意のステッ
プに対してそのステップに要する時間を延ばすと考えら
れる原因およびそのときの対処方法を表示手段に表示す
るようにした。
【0018】(10)上記(7)ないし(9)何れかの
稼働管理方法において、所定回数は異常タクトの連続発
生回数であり、異常タクト回数判定手段は異常タクト回
数に基づいて前記連続発生回数を超えたか否かを判定す
るようにした。
【0019】(11)上記(7)ないし(9)何れかの
稼働管理方法において、所定回数は異常タクトの発生率
に基づく回数であり、異常タクト回数判定手段は異常タ
クト回数に基づいて前記発生率に基づく回数を超えたか
否かを判定するようにした。
【0020】(12)処理装置のタクトをタクト計測手
段により計測し、前記処理装置の制御用プログラムによ
り実行される任意のステップで要した時間をステップ時
間計測手段により計測し、前記タクト計測手段および前
記ステップ時間計測手段により計測されたタクトおよび
任意のステップで要した時間のデータをデータ収集手段
を収集し、該収集したデータに基づいて表示手段に表示
を行うとともに、前記タクト計測手段により計測された
タクトが所定値を超えたか否かを異常タクト判定手段に
より判定し、該異常タクト判定手段により前記所定値を
超えたと判定された回数に基づいて所定回数を超えたか
否かを異常タクト回数判定手段により判定し、前記所定
回数を超えたと判定された場合に警報手段により警報を
発すること実現させるためのプログラムを記憶媒体に格
納した。
【0021】(13)上記(12)の記憶媒体に異常タ
クト判定手段による判定基準となる所定値および異常状
態判定手段による判定基準となる所定回数が入力手段に
より入力された場合には各々入力された値により判定を
行うこと実現させるためのプログラムを格納した。
【0022】(14)上記(12)または(13)の記
憶媒体に登録手段により登録された任意のステップに対
してそのステップに要する時間を延ばすと考えられる原
因およびそのときの対処方法を表示手段に表示すること
を実現させるためのプログラムを格納した。
【0023】(15)上記(12)ないし(14)何れ
かの記憶媒体に所定回数は異常タクトの連続発生回数で
あり、異常タクト回数判定手段は異常タクト回数に基づ
いて前記連続発生回数を超えたか否かを判定することを
実現させるためのプログラムを格納した。
【0024】(16)上記(12)ないし(14)何れ
かの記憶媒体に所定回数は異常タクトの発生率に基づく
回数であり、異常タクト回数判定手段は異常タクト回数
に基づいて前記発生率に基づく回数を超えたか否かを判
定することを実現させるためのプログラムを格納した。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明に係る稼働管理システム
の構成を示すブロック図である。図1において、101
−1,101−2は装置の制御および稼働データの計測
を行うPLC(Programable Logic
Controller)であり、PLC101−1,1
01−2は不図示のROMに格納されている制御用プロ
グラムであるラダープログラムに基づいて各々の組付け
装置(処理装置)を制御する。
【0026】102は組付けタクトの計測を行うタクト
計測手段である。103はあるステップ(ステッパ)か
ら次のステップまでの経過時間、つまり各ステップの経
過時間を計測するステップ時間計測手段である。104
はPLC101−1,101−2と稼働管理装置本体1
05との間でデータ通信を行うためのネットワーク線で
ある。稼働管理装置本体105は稼働データの収集およ
び表示を行う。
【0027】106はネットワーク線104を介してP
LC101−1,101−2のデータを稼働管理装置本
体105に収集するためのデータ収集手段である。
【0028】107はデータ収集手段106により収集
された組付けタクトのデータを所定のしきい値(設計
値)と比較する異常タクト判定手段である。108は異
常タクト判定手段107により前記しきい値を超えた回
数を測定し、異常タクトとして計測された回数が所定回
数であるしきい値を超えたかどうかの判定を行う異常タ
クト回数判定手段(異常タクト回数計測手段)である。
109は異常タクト判定手段107および異常タクト回
数判定手段108によりそれぞれ判定を行う際に比較す
るしきい値を入力するしきい値入力手段である。
【0029】110−1,110−2は警報出力手段
(警報手段)としてのパトライトであり、異常タクト回
数判定手段108によりしきい値を超えたと判定された
際に警報を発する。111は後述のステップ時間を延ば
すと考えられる原因およびそのときの対処方法を作業者
に知らせる警報出力手段(異常原因出力手段)としての
ディスプレイ(表示手段)、112は組付け処理におい
てラダープログラムに基づいて実行される各ステップに
対してステップに要する時間を延ばしていると考えられ
る原因およびその対処方法を登録する異常タクト原因登
録手段である。
【0030】次に、上記構成の稼働管理システムによる
処理手順について説明する。まずPLC側ではタクト計
測手段102−1,102−2がワークの組付けを開始
した時点からカウントを開始し、次のワークが組付けさ
れるまでカウントを続ける。このカウントは次のワーク
の組付け開始が始まった時点で1度リセットされた後再
びカウントを始める。
【0031】一方ステップ時間計測手段103−1,1
03−2はラダープログラム内に組み込まれているそれ
ぞれのステップ間の経過時間を計測する。ステップとは
ラダープログラムである条件がそろったときに次の処理
へ進ませるよう設けられているもので、ステップ番号の
遷移とともにプログラムの処理が進んでいく。
【0032】次に、稼働管理装置本体側の処理について
図3を用いて説明する。図3は一実施例の稼働管理シス
テムの処理動作を示すフローチャートである。なお本動
作は不図示のROMに記憶されているプログラムに基づ
いて不図示のCPUの指示により実行される。
【0033】まずステップS101でデータ収集手段1
06は一定周期ごとに例えば1秒おきにタクト計測手段
102−1,102−2、ステップ時間計測手段103
−1,103−2で計測された値をネットワーク線10
4を介して取り込んでくる。次に、ステップS102に
おいて異常タクト判定手段107はしきい値入力手段1
09で入力された異常タクト判定用のしきい値を読み込
んでくる。
【0034】ステップS103ではデータ収集手段10
6により収集してきたタクトとしきい値との比較が行わ
れ、しきい値を超えていた場合にはステップS104に
進む。ステップS104では異常タクト回数計測手段1
08により異常回数のカウントを行いステップS105
へと進む。
【0035】ステップS105では異常タクトとしてカ
ウントされた回数がしきい値を超えているかどうかの判
断を行う。このときしきい値を超えていえればステップ
S106へ進み、超えていなければステップS101へ
戻る。
【0036】ステップS106では異常タクト回数判定
手段108により警報出力手段110−1,110−2
に警報信号の出力が行われる。警報出力手段110−
1,110−2は信号を受け取ると警報を発する。また
警報出力手段111には各ステップで要した時間が表示
される。このとき図2に示すようにディスプレイには各
ステップで要した時間の最新値を欄201、平均値を欄
202、設計値を欄203、異常タクト原因を欄20
4、対処方法(処理方法)を欄205に表示する。
【0037】ここで表示される異常タクト原因および対
処方法は異常タクト原因登録手段112によって各ステ
ップ毎に登録されているものであり、発生した異常ステ
ップに該当する異常タクト原因と対処方法を表示する。
異常タクト原因および対処方法の登録は随時可能であ
り、装置設計段階で想定可能な原因についてはあらかじ
め登録しておき、装置稼働後に新たになった原因につい
てはその時点で登録することができる。
【0038】このとき設計値として入力された時間を最
新値または平均値のどちらかが超えているステップの項
目を赤表示する。例えば図2に示すようにステップ2の
平均値は設定値を上回っているため赤表示される。これ
によりタクトを延ばしているステップ部分が一目で分か
る。
【0039】また異常タクト回数は任意の時点でクリア
することが可能であり、時毎・日毎・月毎などユーザが
自由に行うことができる。以後はステップS101から
ステップS106までの各ステップを繰り返すことにな
る。
【0040】続いて、異常発生の判定を行うためのしき
い値の設定について説明する。例えばしきい値に100
を設定した場合、異常タクトの発生回数が100を超え
た時点で警報を発する。しかしときには連続して異常タ
クトが発生する場合がある。これに対しては100回に
達するのを待っていたのでは対応が遅れることになる。
そこで異常タクトが何回か連続して発生したときにも警
報を発するように設定をしておくことが可能である。こ
の連続異常タクトの値を10に設定しておけば異常タク
トが10回連続した場合に警報が出るようになる。
【0041】異常タクトの発生パターンには連続発生の
他にもいくつか考えられる。例えば1回おきに異常タク
トが発生する場合や連続ではないが発生頻度が高い場
合、例えば10回のうち2、3、5と7回目と起きる場
合などである。このような発生パターンに対して連続発
生回数だけによるチェックでは異常として検知できない
ことが考えられる。
【0042】そこで一定回数のうち異常タクトの発生回
数がある割合を超えた場合に警報を発する必要がある。
そのため最低サンプリング回数と異常発生率の設定を行
う。最低サンプリング回数とはタクト測定回数の下限を
表し、この値が100であれば最低100回のタクトが
サンプリングされて初めて異常判定が行われることを示
す。また異常発生率に設定した値は最低サンプリング回
数を超えた時点から(異常タクト発生回数÷組付け回
数)×100との比較を行い、この値を超えたら警報を
発する。
【0043】例えば最低サンプリング回数を100、異
常発生率を50に設定した場合には組付け回数が100
回を達した時点から判定を開始し、その時点で異常発生
率が50%を上回っていれば警報を発する。また上記の
設定を併用することも可能であり、それによりさらに徹
底した異常タクトの管理が可能である。
【0044】これにより、異常ステップ時間と、そのス
テップにおいて考えられる異常タクト原因および対処方
法が表示されるので迅速な問題点解析とその対応が可能
となる。
【0045】なお、必ずしもすべてのステップ時間につ
いて経過時間を計測しなくても良く、問題が起きること
が予想されるステップ時間についてのみ計測しても良
い。
【0046】このように本実施例では、異常タクトが頻
繁に発生するようになった場合に各ステップ経過時間お
よび設計時のステップ時間より延びているステップに関
しては原因および対処方法を表示することにより、異常
タクト発生原因の場所を限定することが可能となる。
【0047】これによりどの処理動作に時間を要してい
るのかがすぐに分かり、問題解析の時間を大幅に短縮す
ることが可能となる。これが立ち上げ時であれば立ち上
げ期間の短縮を支援することになり、量産時であれば稼
働率向上を支援することができる。
【0048】なお、本実施例では、稼働管理システムと
して説明したが、上述した動作を実現できるプログラム
を格納した記憶媒体としても実施可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理装置のタクトを計測するタクト計測手段と、前記処
理装置の制御用プログラムにより実行される任意のステ
ップで要した時間を計測するステップ時間計測手段と、
前記タクト計測手段および前記ステップ時間計測手段に
より計測されたタクトおよび任意のステップで要した時
間のデータを収集するデータ収集手段と、該収集したデ
ータに基づいて表示を行う表示手段と、前記タクト計測
手段により計測されたタクトが所定値を超えたか否かを
判定する異常タクト判定手段と、該異常タクト判定手段
により前記所定値を超えたと判定された回数に基づいて
所定回数を超えたか否かを判定する異常タクト回数判定
手段と、前記所定回数を超えたと判定された場合に警報
を発する警報手段とを備えたため、処理のなかでどのス
テップが設計時よりも時間がかかっているかわかり、問
題個所の迅速な特定および対応が可能となりという効果
がある。
【0050】また、任意のステップに対してそのステッ
プに要する時間を延ばすと考えられる原因およびそのと
きの対処方法を登録する登録手段を備え、該登録した原
因およびそのときの対処方法を表示手段に表示するよう
にしたため、さらなる迅速な対応が可能となるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る稼働管理システムの構成を示す
ブロック図
【図2】 一実施例の警報発生した場合の表示画面を示
す図
【図3】 一実施例の稼働管理システムの処理動作を示
すフローチャート
【符号の説明】
101−1,101−2 PLC 102−1,102−2 タクト計測手段 103−1,103−2 ステップ時間計測手段 104 ネットワーク線 105 稼働管理装置本体 106 データ収集手段 107 異常タクト判定手段 108 異常タクト回数判定手段 109 しきい値入力手段 110−1,110−2 警報出力手段(警報手段) 111 警報出力手段(表示手段)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置のタクトを計測するタクト計測
    手段と、前記処理装置の制御用プログラムにより実行さ
    れる任意のステップで要した時間を計測するステップ時
    間計測手段と、前記タクト計測手段および前記ステップ
    時間計測手段により計測されたタクトおよび任意のステ
    ップで要した時間のデータを収集するデータ収集手段
    と、該収集したデータに基づいて表示を行う表示手段
    と、前記タクト計測手段により計測されたタクトが所定
    値を超えたか否かを判定する異常タクト判定手段と、該
    異常タクト判定手段により前記所定値を超えたと判定さ
    れた回数に基づいて所定回数を超えたか否かを判定する
    異常タクト回数判定手段と、前記所定回数を超えたと判
    定された場合に警報を発する警報手段とを備えたことを
    特徴とする稼働管理システム。
  2. 【請求項2】 異常タクト判定手段による判定基準とな
    る所定値および異常タクト回数判定手段による判定基準
    となる所定回数を入力する入力手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の稼働管理システム。
  3. 【請求項3】 任意のステップに対してそのステップに
    要する時間を延ばすと考えられる原因およびそのときの
    対処方法を登録する登録手段を備え、該登録した原因お
    よびそのときの対処方法を表示手段に表示することを特
    徴とする請求項1または2記載の稼働管理システム。
  4. 【請求項4】 所定回数は異常タクトの連続発生回数で
    あることを特徴とする請求項1ないし3何れか記載の稼
    働管理システム。
  5. 【請求項5】 所定回数は異常タクトの発生率に基づく
    回数であることを特徴とする請求項1ないし3何れか記
    載の稼働管理システム。
  6. 【請求項6】 処理装置は組付け処理を行うことを特徴
    とする請求項1ないし5何れか記載の稼働管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 処理装置のタクトをタクト計測手段によ
    り計測し、前記処理装置の制御用プログラムにより実行
    される任意のステップで要した時間をステップ時間計測
    手段により計測し、前記タクト計測手段および前記ステ
    ップ時間計測手段により計測されたタクトおよび任意の
    ステップで要した時間のデータをデータ収集手段を収集
    し、該収集したデータに基づいて表示手段に表示を行う
    とともに、前記タクト計測手段により計測されたタクト
    が所定値を超えたか否かを異常タクト判定手段により判
    定し、該異常タクト判定手段により前記所定値を超えた
    と判定された回数に基づいて所定回数を超えたか否かを
    異常タクト回数判定手段により判定し、前記所定回数を
    超えたと判定された場合に警報手段により警報を発する
    ことを特徴とする稼働管理方法。
  8. 【請求項8】 異常タクト判定手段による判定基準とな
    る所定値および異常状態判定手段による判定基準となる
    所定回数が入力手段により入力された場合には各々入力
    された値により判定を行うことを特徴とする請求項7記
    載の稼働管理方法。
  9. 【請求項9】 登録手段により登録された任意のステッ
    プに対してそのステップに要する時間を延ばすと考えら
    れる原因およびそのときの対処方法を表示手段に表示す
    ることを特徴とする請求項7または8記載の稼働管理方
    法。
  10. 【請求項10】 所定回数は異常タクトの連続発生回数
    であり、異常タクト回数判定手段は異常タクト回数に基
    づいて前記連続発生回数を超えたか否かを判定すること
    を特徴とする請求項7ないし9何れか記載の稼働管理方
    法。
  11. 【請求項11】 所定回数は異常タクトの発生率に基づ
    く回数であり、異常タクト回数判定手段は異常タクト回
    数に基づいて前記発生率に基づく回数を超えたか否かを
    判定することを特徴とする請求項7ないし9何れか記載
    の稼働管理方法。
  12. 【請求項12】 処理装置のタクトをタクト計測手段に
    より計測し、前記処理装置の制御用プログラムにより実
    行される任意のステップで要した時間をステップ時間計
    測手段により計測し、前記タクト計測手段および前記ス
    テップ時間計測手段により計測されたタクトおよび任意
    のステップで要した時間のデータをデータ収集手段を収
    集し、該収集したデータに基づいて表示手段に表示を行
    うとともに、前記タクト計測手段により計測されたタク
    トが所定値を超えたか否かを異常タクト判定手段により
    判定し、該異常タクト判定手段により前記所定値を超え
    たと判定された回数に基づいて所定回数を超えたか否か
    を異常タクト回数判定手段により判定し、前記所定回数
    を超えたと判定された場合に警報手段により警報を発す
    ること実現させるためのプログラムを格納したことを特
    徴とする記憶媒体。
  13. 【請求項13】 異常タクト判定手段による判定基準と
    なる所定値および異常状態判定手段による判定基準とな
    る所定回数が入力手段により入力された場合には各々入
    力された値により判定を行うこと実現させるためのプロ
    グラムを格納したことを特徴とする請求項12記載の記
    憶媒体。
  14. 【請求項14】 登録手段により登録された任意のステ
    ップに対してそのステップに要する時間を延ばすと考え
    られる原因およびそのときの対処方法を表示手段に表示
    することを実現させるためのプログラムを格納したこと
    を特徴とする請求項12または13記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 所定回数は異常タクトの連続発生回数
    であり、異常タクト回数判定手段は異常タクト回数に基
    づいて前記連続発生回数を超えたか否かを判定すること
    を実現させるためのプログラムを格納したことを特徴と
    する請求項12ないし14何れか記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 所定回数は異常タクトの発生率に基づ
    く回数であり、異常タクト回数判定手段は異常タクト回
    数に基づいて前記発生率に基づく回数を超えたか否かを
    判定することを実現させるためのプログラムを格納した
    ことを特徴とする請求項12ないし14何れか記載の記
    憶媒体。
JP32939899A 1999-11-19 1999-11-19 稼働管理システムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体 Withdrawn JP2001147713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32939899A JP2001147713A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 稼働管理システムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32939899A JP2001147713A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 稼働管理システムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001147713A true JP2001147713A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18220996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32939899A Withdrawn JP2001147713A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 稼働管理システムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001147713A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064161A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 自動機械のモニタ装置及び自動機械の運転装置
JP2009122978A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 自動機械のモニタ装置及び自動機械の運転装置
JP2010277430A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Toho Technology Corp 設備稼動管理システム
JP2019103098A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 株式会社コンテック 通信制御装置およびscadaシステム
CN111008905A (zh) * 2019-12-25 2020-04-14 浙江力太工业互联网有限公司 一种生产设备节拍高精度测量的方法及装置
JP2020077032A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 日本電気株式会社 稼働状態判定装置、稼働状態判定方法、およびプログラム
WO2023233927A1 (ja) * 2022-06-03 2023-12-07 オムロン株式会社 異常検知装置、異常検知方法およびプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064161A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 自動機械のモニタ装置及び自動機械の運転装置
JP2009122978A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 自動機械のモニタ装置及び自動機械の運転装置
JP2010277430A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Toho Technology Corp 設備稼動管理システム
JP2019103098A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 株式会社コンテック 通信制御装置およびscadaシステム
JP2020077032A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 日本電気株式会社 稼働状態判定装置、稼働状態判定方法、およびプログラム
JP7243133B2 (ja) 2018-11-05 2023-03-22 日本電気株式会社 稼働状態判定装置、稼働状態判定方法、およびプログラム
CN111008905A (zh) * 2019-12-25 2020-04-14 浙江力太工业互联网有限公司 一种生产设备节拍高精度测量的方法及装置
WO2023233927A1 (ja) * 2022-06-03 2023-12-07 オムロン株式会社 異常検知装置、異常検知方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6474532B2 (ja) 車体組立ラインの駆動部モニタリング方法及びその装置
US20170178015A1 (en) Maintenance timing prediction system and maintenance timing prediction device
CN101222361B (zh) 一种告警频率监控器及告警处理方法
JP4659474B2 (ja) 稼働率算出装置
CN104541216A (zh) 用于检测机械系统|以及调整与所述机械系统关联的极限值以反映|机械系统的当前条件的监测系统和方法
JPH05329748A (ja) 工具寿命予知装置
JP2002533844A (ja) 高度な処理能力をもつ電子装置での統計的分析方法
JP4502414B2 (ja) 生産管理情報出力装置及び生産管理情報出力方法
US20060095150A1 (en) Installation control method, installation control apparatus and installation control program
CN111506026A (zh) 过程数据和过程警报的共同可视化
JP2001147713A (ja) 稼働管理システムおよび稼働管理方法並びに記憶媒体
CN114973619B (zh) 工业仪表设备报警管理方法、装置、电子设备和存储介质
JPH11177549A (ja) トラフィック監視装置及びトラフィック監視方法
KR101622186B1 (ko) 기기 상태 진단 장치
KR102436479B1 (ko) 공작설비 이상 감지 모니터링 시스템 및 방법
JPH07160326A (ja) プラント監視装置
KR102162427B1 (ko) 공작설비 이상 감지 모니터링 방법
JP2008140109A (ja) プロセス操作支援装置およびプロセス操作支援方法
CN110874306A (zh) 警报积累存量的自动评估
JP2007286707A (ja) 機器診断システム
CN110942246A (zh) 一种工单的监控方法和设备
JP2805508B2 (ja) プラント機器の寿命管理方法及び装置
JP2001265623A (ja) 監視装置
JP3140676B2 (ja) ビル管理装置
JPH0814955A (ja) 設備異常診断装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206