JP2001147490A - 映像スクリーン - Google Patents

映像スクリーン

Info

Publication number
JP2001147490A
JP2001147490A JP32769999A JP32769999A JP2001147490A JP 2001147490 A JP2001147490 A JP 2001147490A JP 32769999 A JP32769999 A JP 32769999A JP 32769999 A JP32769999 A JP 32769999A JP 2001147490 A JP2001147490 A JP 2001147490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pipe
fog
mist
spraying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32769999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatake Sakurai
正武 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
APOLLON KOBO KK
Original Assignee
APOLLON KOBO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by APOLLON KOBO KK filed Critical APOLLON KOBO KK
Priority to JP32769999A priority Critical patent/JP2001147490A/ja
Publication of JP2001147490A publication Critical patent/JP2001147490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 何もない空間部に突然画像を浮かび上がらせ
る等の意表をついた演出が可能な映像スクリーンを提供
する。 【解決手段】 垂直な平面領域を矩形状に区画する枠体
2a〜2cの上部と左右両側方の枠体2a、2bに噴霧
孔h付きの散布パイプ3を配設し、この散布パイプ3の
内部に向けて、超音波加湿器6A、6Bで発生した霧を
連結ホース7を介して圧送するとともに、下方の枠体2
cにファン8を内蔵したスリット孔s付きの回収パイプ
4を配設する。そして枠体2a〜2cで囲まれる平面領
域に霧を分散させてスクリーンとし、このスクリーンに
映像を投射して画像を映し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば舞台やアト
ラクション会場等において人々の意表をついた空間部に
画像を映し出すことの出来る映像スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば画像を映し出すスクリーン
として布や幕等が使用されるのが一般的であり、場合に
よっては壁等が活用されることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、舞
台やアトラクション会場や人が大勢集まるような場所等
で、突然何もない空間部に画像を映し出したり、通路で
あった空間部等に画像を映し出したりして奇抜な効果を
得ようとする場合、従来のスクリーンでは不可能であっ
た。
【0004】そこで本発明は、例えば何もない空間部に
突然画像を映し出す等の意表をついた演出が可能な映像
スクリーンの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、超音波加湿器によって霧化した霧を空間の所
定の平面領域内に連続的に散布する散布手段と、散布さ
れた霧の一部を回収する回収手段を設け、散布手段によ
る霧の散布領域に向けて映像を投射し、画像を映し出す
ようにした。
【0006】そして、例えば通常時は霧の散布を停止し
ておき、画像を映し出す時は霧の散布を開始して霧のス
クリーンを形成して映像を投射すれば、あたかも、何も
ない空間部に突然画像が映し出されたようにみせること
が出来、意表をついた奇抜さをアピールできる。この
際、超音波加湿器によって霧を発生することによって、
霧の発生、停止を迅速に行えるとともに、電熱式加湿器
等に較べて霧の粒径を小さくすることが出来、人に触れ
てもべたつくような不具合がなく、しかも映像を綺麗に
することが出来る。また、例えば周囲を暗くする等によ
って、目に見えないスクリーンにすることが出来る。
【0007】また請求項2では、前記散布手段として、
噴霧孔付き散布パイプを平面領域の上部と左右側方に配
設し、この散布パイプ内に超音波加湿器から霧を圧送す
るように構成し、回収手段として、ファンを内蔵するス
リット孔付き回収パイプを平面領域の下部に配設するこ
とで構成するようにした。
【0008】そして、平面領域の上部と左右側方の散布
パイプの噴霧孔から霧を吹出すとともに、下方の回収パ
イプのファンを駆動してスリット孔からエアを吸引する
ことによって、平面領域に霧のスクリーンが形成される
ようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
映像スクリーンの基本的な構成の一例を示す正面図、図
2は同平面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図
1のB−B線断面図、図5は散布パイプの噴霧孔の説明
図、図6は図1のC−C線断面図、図7は回収パイプに
内蔵されるファンの説明図、図8は図7のD−D線断面
図、図9は回収パイプのスリット孔の説明図である。
【0010】本発明に係る映像スクリーンは、例えば、
何もない空間部に突然画像を浮かび上がらせる等によっ
て人の意表をつくような演出が可能とされ、その基本的
な構成は、図1及び図2に示すように、垂直な平面領域
を一定範囲に区画する枠体2a〜2cと、上部と左右両
側の枠体2a、2bに取付けられる散布手段としての散
布パイプ3と、下部の枠体2cに取付けられる回収手段
としての回収パイプ4と、枠体2a〜2cの左右下端部
の架台5上に設置される左右各一対の超音波加湿器6
A、6Bを備えており、各超音波加湿器6A、6Bと散
布パイプ3との間には、連結ホース7が接続されてい
る。
【0011】そして、超音波加湿器6A、6Bで霧化し
た霧を連結ホース7によって上部と左右両側の散布パイ
プ3に圧送することで、各散布パイプ3から枠体2a〜
2cで囲まれる内部空間に向けて霧を散布するととも
に、下方の回収パイプ4で吸引することにより、枠体2
a〜2c内の平面領域に霧を均一に分散させるようにし
ている。
【0012】前記枠体2a〜2cは、図3、図4、図6
に示すように、コの字の端部がそれぞれ横に張り出す断
面形状をしており、上部の枠体2a(図3)は、コの字
の開放部が上向き姿勢で、左右の枠体2b(左は図4)
は、コの字の開放部が内側を向く姿勢で、下部の枠体2
c(図6)は、コの字の開放部が上向き姿勢で、これら
が矩形状に枠組みされている。
【0013】前記散布パイプ3は、上部の枠体2aに対
しては、図3に示すように、2本の散布パイプ3が枠体
2aの下面に平行に取付けられ、左右の枠体2bに対し
ては、図4に示すように、1本の散布パイプ3が枠体2
bの内面に取付けられている。
【0014】そしてこの散布パイプ3には、図5に示す
ような複数の噴霧孔hが所定間隔置きに形成されてお
り、実施例では、幅aが10mm、長さbが150m
m、間隔cが50mm程度にされている。
【0015】そしてこの噴霧孔hは、上部の散布パイプ
3については、図3に示すように、真下方向からお互い
に若干内側を向くような姿勢にされ、左右の散布パイプ
3の噴霧孔hは、図4に示すように、真横を向くような
姿勢にされている。そして、超音波加湿器6のファンか
ら圧送される霧が散布パイプ3の噴霧孔hから吹出され
ると、平面領域に形成される霧の層が可及的に薄くなる
ようにされている。
【0016】前記回収パイプ4は、図6に示すように、
下方の枠体2cの上面に取り付けられ、この回収パイプ
4の内部には、3セットのファン8が直列に内装されて
いる(図1)。そしてこのファン8は、図7に示すよう
に、モータを内蔵する軸受10と羽根車11から構成さ
れており、軸受10内のモータの駆動によって羽根車1
1が回転するようにしている。
【0017】また、回収パイプ4には、図9に示すよう
な霧を回収するためのスリット孔sと、パイプ内に溜ま
った水を排出するための排出孔e(図6)が形成されて
おり、スリット孔sは、図6に示すように、真上からや
や傾いた方向に向けられるとともに、排出孔eは、枠体
2cのコの字内に向けて開孔している。
【0018】そしてモータの駆動によってファン8が回
転すると、スリット孔sから周辺の霧を吸引するととも
に、パイプ内に溜まった水を排出孔eから排出するよう
にしている。
【0019】前記超音波加湿器6A、6Bは、例えば圧
電素子に高周波電圧を加えて水中で超音波を発生させ、
空洞現象によって10μ程度以下の細かい粒径に霧化さ
せるような一般的な加湿器によって構成されている。そ
してこのような超音波加湿器6A、6Bは、電熱式加湿
器や遠心式加湿器等に較べて粒径を小さく出来るととも
に、霧化の開始や停止を迅速に行えるため都合が良い。
【0020】そして、このような各超音波加湿器6A、
6Bに、例えばそれぞれ各2本の連結ホース7を接続
し、一方側の超音波加湿器6Aの2本の連結ホース7の
延出端部を、側方の散布パイプ3の中間部に、他方側の
超音波加湿器6Bの2本の連結ホース7の延出端部を、
上方の2本の散布パイプ3の片側端部に接続するように
している。
【0021】因みに、前記架台5の四隅のコーナ部に
は、高さを調整可能な調整ネジ12を設けており、床面
の傾き等を補正して設置出来るようにしている。
【0022】以上のような映像スクリーン1において、
画像を映し出すときは、例えば周辺を暗くして超音波加
湿器6A、6Bを作動させ、上方と左右側方の散布パイ
プ3内に霧を圧送することで噴霧孔hから霧を散布する
と同時に、下方の回収パイプ4のファン8を回してスリ
ット孔sからエアを吸引する。
【0023】すると、上方と左右側方の散布パイプ3か
ら吹出された霧は、緩やかに下方に向けて流動しつつ枠
体2a〜2cで囲まれる平面領域に均一に分散し、暗い
状態では目では見えない薄い霧の幕が形成される。そし
てこのような霧の幕が形成されると、これに向けて映像
を投射し、画像を映し出す。
【0024】映像の映し出しを終えるときは、超音波加
湿器6A、6Bの作動を停止させ、必要に応じて映像の
投射を中止し周囲を明るくする。すると、スクリーン等
のない空間部となり、人々の意表をついた演出が可能と
なる。
【0025】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば枠体
2a〜2cの断面形状や枠組み形状や噴霧孔hの形状等
は一例である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る映像スクリー
ンは、超音波加湿器によって霧化した霧を散布手段によ
って空間の所定の平面領域内に連続的に散布し、回収手
段によって霧の一部を回収するとともに、霧の散布領域
に向けて映像を投射し、画像を映し出すようにしたた
め、あたかも何もない空間部に突然画像が映し出される
ような奇抜さをアピールできる。この際、超音波加湿器
を使用することにより、霧の発生、停止を迅速に行える
とともに、霧の粒径を小さくすることが出来、べたつく
ような不具合がなく、映像を綺麗にすることが出来る。
【0027】また、請求項2のように、散布手段とし
て、噴霧孔付き散布パイプを平面領域の上部と左右側方
に配設し、回収手段として、ファンを内蔵するスリット
孔付き回収パイプを平面領域の下部に配設するようにす
れば好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像スクリーンの基本的な構成の
一例を示す正面図
【図2】同平面図
【図3】図1のA−A線断面図
【図4】図1のB−B線断面図
【図5】散布パイプの噴霧孔の説明図
【図6】図1のC−C線断面図
【図7】回収パイプに内装されるファンの構成例図
【図8】図7のD−D線断面図
【図9】回収パイプのスリット孔の説明図
【符号の説明】
1…映像スクリーン、2a〜2c…枠体、3…散布パイ
プ、4…回収パイプ、6A、6B…超音波加湿器、7…
連結ホース、8…ファン、h…噴霧孔、s…スリット
孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波加湿器によって霧化した霧を空間
    の所定の平面領域内に連続的に散布する散布手段と、散
    布された霧の一部を回収する回収手段を備え、前記散布
    手段による霧の散布領域に向けて映像を投射し、画像を
    映し出すようにしたことを特徴とする映像スクリーン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像スクリーンにおい
    て、前記散布手段は、噴霧孔付き散布パイプを前記平面
    領域の上部と左右側方に配設し、この散布パイプ内に前
    記超音波加湿器から霧を圧送するように構成され、前記
    回収手段は、ファンを内蔵するスリット孔付き回収パイ
    プを前記平面領域の下部に配設することで構成されるこ
    とを特徴とする映像スクリーン。
JP32769999A 1999-11-18 1999-11-18 映像スクリーン Pending JP2001147490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32769999A JP2001147490A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 映像スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32769999A JP2001147490A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 映像スクリーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001147490A true JP2001147490A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18202000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32769999A Pending JP2001147490A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 映像スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001147490A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1550103A2 (en) * 2002-07-01 2005-07-06 IO2 Technology, LLC Method and system for free-space imaging display and interface
KR100807740B1 (ko) * 2006-04-12 2008-02-28 레인보우스케이프주식회사 안개 스크린장치
ITMI20100492A1 (it) * 2010-03-25 2011-09-26 Manfredo Giuseppe Mario Ferrari Apparecchiatura per la generazione di un volume in aria libera adatto alla proiezione di immagini olografiche
WO2012131554A3 (en) * 2011-03-25 2012-11-22 Manfredo Giuseppe Mario Ferrari Improved apparatus for the generation of a volume of free air adapted for projection of images on a non- solid support
CN111796478A (zh) * 2020-07-21 2020-10-20 南京瑞巨数码科技有限公司 一种虚拟现实雾幕发生装置
WO2022234879A1 (ko) * 2021-05-03 2022-11-10 장민수 초음파를 이용한 디스플레이 장치

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1550103A2 (en) * 2002-07-01 2005-07-06 IO2 Technology, LLC Method and system for free-space imaging display and interface
EP1550103A4 (en) * 2002-07-01 2008-04-09 Io2 Technology Llc PROCESS AND SYSTEM FOR SPACE IMAGING DISPLAY AND INTERFACE
KR100807740B1 (ko) * 2006-04-12 2008-02-28 레인보우스케이프주식회사 안개 스크린장치
ITMI20100492A1 (it) * 2010-03-25 2011-09-26 Manfredo Giuseppe Mario Ferrari Apparecchiatura per la generazione di un volume in aria libera adatto alla proiezione di immagini olografiche
WO2011117721A3 (en) * 2010-03-25 2011-12-08 Manfredo Giuseppe Mario Ferrari Apparatus for generation of a volume of free air adapted for projection images on non- solid screen
WO2012131554A3 (en) * 2011-03-25 2012-11-22 Manfredo Giuseppe Mario Ferrari Improved apparatus for the generation of a volume of free air adapted for projection of images on a non- solid support
CN111796478A (zh) * 2020-07-21 2020-10-20 南京瑞巨数码科技有限公司 一种虚拟现实雾幕发生装置
CN111796478B (zh) * 2020-07-21 2021-02-09 南京瑞巨数码科技有限公司 一种虚拟现实雾幕发生装置
WO2022234879A1 (ko) * 2021-05-03 2022-11-10 장민수 초음파를 이용한 디스플레이 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101227933B (zh) 空气调节装置
RU2316825C2 (ru) Рекламное табло с устройством распространения запаха
JP2001147490A (ja) 映像スクリーン
CN207704183U (zh) 一种空气雾化屏投影展示机
KR100807740B1 (ko) 안개 스크린장치
JPH0462347A (ja) 喫煙装置
CN201060363Y (zh) 雾屏发生装置
JP2012053320A (ja) 表示又は照明装置
AU688121B2 (en) Clean air system
JP2018100805A (ja) 簡易クリーンブース
KR0139311B1 (ko) 영사용 향기포그(Fog) 스크린장치
WO2023109324A1 (zh) 一种香氛装置
JPH0239778B2 (ja)
JP3208642B2 (ja) 吸引装置及びその装置を備えた空気清浄機
JP2004211975A (ja) 喫煙所簡易創設用分煙機
JPH0479345U (ja)
KR102486865B1 (ko) 가습청정장치
KR100525045B1 (ko) 수막위에 영상물을 출력하는 장치 및 그 방법
JP2564784Y2 (ja) エアシャワー装置
JP2020162923A (ja) 商品陳列装置及び商品陳列装置の気流制御方法
JP6502468B1 (ja) 玄関
JPH0910641A (ja) 液体用の超微粒子噴霧装置
TWI693112B (zh) 大型屏幕除塵裝置及方法
JP2004060947A (ja) 空気調和機
JP2602973Y2 (ja) 空気清浄装置