JP2012053320A - 表示又は照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面内から香りや気体を静かに遠くまで放出でき、気体の放出方向を制御できる表示又は照明装置を提供する。
【解決手段】薄型画面10の画素間に気体が通過できる穴3を多数設け、前記薄型画面10裏側に気圧を変化させるための気体制御装置5を設けた表示又は照明装置1において、気圧発生部6と薄型画面10との間に、筺体8とダクト機構9を有する気流ガイド機構7を設ける。前記気流ガイド機構7には、消音機構14、気流方向制御機構、気体不純物除去機構12、光触媒を用いた有機物分解除去機構、断熱部材などを設ける。帯状の細長い光学機能部品を横に並べて薄型画面10を構成し、当該部品間に細長いスリット状穴を設ける。気体は当該穴を通過し、香りや気流を提示する。
【選択図】図1

Description

画面から香りや気体を放出できる表示装置、又は、照明装置に関する。
映像表示において、臨場感を高めるには、香り提示、気流や風を用いた触覚提示が有効である。映像の変化に追随するように香りや気流を提示するには、人物の位置検出に基づいて気体を放出する制御が望ましい。
この課題に対して、本発明者は、画面の裏側にカメラを設けて人物を検出し、画面の裏側に気体発生装置を設け、当該画面の穴を介して、検出された人物に向けて、香りや風を提示する機能を有する表示装置を発明した。特WO2008-093721には、画面の構造と使用する表示素子、画面に設ける穴の構造、表示装置の機能や応用、照明装置としても利用できることなどが開示されている。
しかし、画面内から気体を放出する従来の表示装置では、気体発生装置が駆動音を発生し、当該雑音が画面内から放出されるため、臨場感を損ねる問題がある。また、香りや気体が画面の穴を通過すると、画面付近に埃や香料が付着し、清掃が面倒である。気体通過部に残香料が存在すると、次の香りを放出する際に香りが混ざり、クリアな香り提示にはならない問題もある。更に、画面の穴に温気体を通過させる際に、表示素子が加熱されると当該素子は劣化する。前記文献には、これらの問題についての記述はない。また、画面に設けた穴を介して気体を様々な方向に放出する気流制御機構については、十分に検討されていない。
前記文献には、薄型、大画面を構成する表示素子として、LED、有機EL、液晶、プラズマなどの原理を用いたものが開示されているが、気体を通過させやすい画面の穴の形状と画素列構成方法との関係について、記述は十分ではない。本発明では、後に述べるように、画面に開ける穴として細長いスリット状穴を用いるが、このような穴を有する表示装置については開示されていない。
薄型、大画面を構成する技術として、特WO2006-100775には、細いガラスのプラズマ管を多数並べ、その面に電極を施した樹脂フィルムを設けたプラズマチューブアレイ方式が開示されている。しかし、当該文献には、画面裏側に気体放出装置を設け画面を介して気体を放出する技術は開示されていない。
特WO2008-093721 特WO2006-100775
画面の中から気体を放出する表示又は照明装置において、画面内から香りや気体を静かに遠くまで放出でき、気体の放出方向を制御できるようにする。必要に応じて香りの種類を高速にクリアに切り替えて放出する、また、清浄な気体を放出できるようにする。映像に同期するように、香りや気体を放出することで、臨場感の高い映像表示装置を実現する。
<手段1>
本発明の表示又は照明装置(1)は、例えば、図1、図2に対応づけて説明すると、
発光体(2)を画素として並べて薄型画面(10)が構成され、画素の間には、気体が通過できる穴(3)が多数設けられ、画面の裏側には、気圧を変化させるための気体制御装置(5)が設けられた表示又は照明装置において、
当該気体制御装置は、気圧発生部(6)と気流ガイド機構(7)を持ち、当該気流ガイド機構は、前記画面の所定範囲の穴に前記気圧変化を生じさせるための筺体(8)と、当該筺体と気圧発生部を結ぶダクト機構(9)を有することを特徴とする。
本発明では、画面の穴を介して気体を放出する。当該穴は小さいため気体通過の抵抗になる。気体を遠くまで通過させるには、画面を薄型にして穴の気体通過抵抗を減らし、裏側に圧力を加えなければならない。このために、気圧発生部(6)に送風機、瞬間気体圧縮機などを用い、かつ、気流ガイド機構の筺体(8)を画面との間で気体が漏れないようにして画面裏側に設け、当該筺体と気圧発生部をダクト機構(9)で連結する。当該気体が漏れない構造として、図1のように、筺体を画面裏側に接近させてもよく、また、図6のように、筺体と画面との間に気体が漏れない羽機構を介してもよい。
気圧の変化によって、単位時間当たりの気体放出量を制御できる。なお、気圧発生部(6)は、気圧上昇部でも気圧降下部でもよい。気圧を上昇させれば、画面の穴から気体を放出でき、気圧を降下させれば画面の穴から気体を吸い出すことができる。
図2に示すように、気体制御機構(5)は、一つの気圧発生部(6)と、複数の気流ガイド機構(7)から構成できる。気体を分割して、複数の筺体(8−1、8−2、8−3)に導き、画面の複数の場所から気体を放出するように構成できる。各筺体の中に異なる香り発生手段(35−1、35−2、35−3)を入れて置き、画面に複数の商品映像を表示し、当該映像の近くから関連する香りを放出できる。
前記気圧発生部(6)は駆動音、振動音を発生するため、当該音が、画面(10)から放出されないように、気圧発生部と画面は、気流ガイド機構(7)を介して接続している。つまり、気圧発生部と画面は、気流ガイド機構である筺体とダクトによって音響的に分離できる。気流ガイド機構を長くするだけでも音は減衰するが、当該機構の中に消音機構(13、14、15)を内蔵できる。また、気流ガイド機構(7)には、気流制御機構(16)、不純物除去機構(12、22、23、25)、断熱機構(17)など、映像や照明を快適に表示するに必要な機構を備えることができる。
気体が穴を通過する際に穴の周りに気流の乱れができると、穴部は振動により雑音を発生することがあるので、画面に設ける個々の穴は、気流の乱れが生にくい流線型が望ましい。画面の画素部断面を楕円形、扁平円(図1(C)、図3の19)、又は、台形(図1(B)の18)にすることで、画素間の穴の気体通過抵抗を下げると共に、雑音を発生しにくくできる。
画面の多数の穴を介して気体を放出すると、面状圧力の皮膚触覚が得られる。自然な風のような感覚を作ることができる。
<手段2>
本発明の表示又は照明装置は、例えば、図1に対応づけて説明すると、
手段1において、薄型画面(10)には映像、又は、照明が表示され、気流ガイド機構(7)には、気圧発生部の駆動音を除去、又は、減衰させる消音機構(14、15)が設けられることを特徴とする。
前記のように、気圧発生部(6)の駆動音、振動音は、画面に映像を表示した場合、臨場感を損ね、邪魔になる。そこで、気流ガイド機構には、当該映像の視聴や照明に影響を与えない程度に、気流音を減衰する機構(14)を設けることができる、又は、気流ガイド機構に音を吸収する部材(13,15)を用いガイドを長くすることで前記気流音を減衰させることができる。
特にダクト(9)の内壁にひだ(21)を設ける、又は、ダクトを蛇行させるなどにより、気圧発生部(6)で生じた音波が衝突する部分を設け、当該衝突部に音波を吸収する素材(15)を用いると効果的である。映像視聴中に影響を与えないとは、映像を見る位置(距離)において、音圧レベルで30dB以下が望ましい。
前記消音機構を用いることによって気流音は小さくなるため、大型で強力な気圧発生部を用いて、気体を遠くまで放出できる。また、画面に開ける穴を小さくして高精細画面にもできる。この場合でも当該穴の気体通過抵抗に打ち勝って気体を遠くまで放出できる。
<手段3>
本発明の表示又は照明装置は、例えば、図1、図6に対応づけて説明すると、
手段1、又は、手段2において、画面の穴(3)を介して気体を所定方向に放出制御するために、気流ガイド機構(7)内に、羽(図1の28、図6の63)を所定方向に並べた気流制御機構(16)を設け、当該羽部の気圧を画面外側(観察者側)に比べ上昇させることを特徴とする。
前記気流制御機構は、気流ガイド機構を構成する筺体内(8)に、短冊状の羽(図1の28、図6の63)を多数並べ、当該羽の間を通過した気体が薄型画面の穴(3)を通過するように構成できる。当該羽を動かすことにより気流(37、38)の方向を制御できる。本発明では、薄型の穴付き画面を用いるため、気体は穴を所定の方向に通過する。当該、気流方向制御機能を用いて、画面前の人に向けて嗅覚刺激、又は、気流による皮膚触覚刺激を提示できる。
前記短冊状の羽、又は、羽の回転軸部(32)には、気流による羽の振動を防止するための振動防止機構を設けることができる。当該振動防止機構にはゴムなどが使用できる。
本発明では、映像の内容に応じて、嗅覚刺激、又は、気流による皮膚触覚刺激を制御できる。香り発生手段は、精油等を気化した気体(香り)を筺体内に入れる手段(34)、筺体内に精油等の香り発生源を入れ気化する手段(図2の35)、気化した香料(香り)を画面の穴付近(3)に放出する手段(図7の36)などが利用できる。画面に香りのあるシーンが表示される場合には、当該香りを放出できる。風のシーンが表示される場合には、当該触覚のための気体を放出できる。温風、冷風、又は、湿気をもった風でもよい(30)。また、人の位置をセンサで検出し、当該人の方向に気体を放出できる。
<手段4>
本発明の表示又は照明装置は、例えば、図1に対応づけて説明すると、
手段1から手段3の何れかにおいて、気流ガイド機構(7)、又は、気体通過経路には、気体不純物を除去するための部材(22、23、24)、又は、機構(12)が用いられ、当該不純物が除去された気体が画面の穴(3)を通過することを特徴とする。
本発明では、映像の質を上げるには、穴を小さくして画素間距離を短くし高精細にすることが望ましい。しかし、穴を小さくすると気体不純物によって目詰まりしやすい。そこで、塵、埃を除去する多孔質フィルタ(12)、又は、静電気フィルタを気流ガイド機構内(7)に設け、気体不純物を除去することが望ましい。
前記気体不純物を除去するための部材、又は、機構は、筺体内(8)に設けることが望ましい。画面(10)と当該筺体を脱着可能に構成しておくことによって、不純物が当該筺体内にたまった場合には、画面から切り離して簡単に清掃できる。
<手段5>
本発明の表示又は照明装置は、例えば、図1に対応づけて説明すると、
手段4において、気体不純物を除去するための部材は、光触媒部材(22、23、24)であって、画面裏側、又は、気流ガイド機構内には、当該光触媒部材を活性化させるための光源(25、26、27)が、当該光照射方向が当該光触媒部材に向くように、かつ、利用者側に直接向かないように設けられたことを特徴とする。
前記気体不純物には、香料や細菌などの有機物も含まれる。映像の内容によって香りを切り替える場合、残留香料(前のシーンで付けられた香料、精油など)が気流ガイド機構に付着していると、香りの切り替えがクリアでない。また、精油は画面の穴に付着して目詰まりの原因になることある。更に、気体中に細菌や有害な有機化学物質などの不純物が混じっていると、利用者に悪影響を与える。不要な有機化学物質(有機不純物)は、除去することが望ましい。
そこで、気流ガイド機構(7)、又は、気体通過経路には、当該有機不純物を分解、除去する部材を用いることができる。本発明では、容積が大きい筺体(8)を使用し、筺体内には気流制御機構(16)などの構造物を実装でき、また、画面の小さな穴(3:構造物)を通して気体が放出される。つまり、気体中の不純物が当該構造物に付着しやすいため、当該構造物に光触媒部材を用いることで、不純物を効率良く分解、除去できる。また、ダクト機構を長くして、当該機構内に光触媒部材を塗布し、有機不純物を当該機構で捕捉し、ダクト内に光を照射し光触媒反応を利用して、有機不純物を分解、除去してもよい。
前記光触媒部材を活性化させるための光源に波長の短い紫外線などの高エネルギー光源を用いると、分解、除去の効率がよい。当該光を穴(3)の周辺に導くことも可能で、穴に付着した有機不純物(精油など)を除去できる。香りを放出する前に、気流ガイド機構内に残存する前の香料を分解、除去し、次の香料を気化して放出すると、クリアな香りが提示できる。また、気流ガイド機構内で細菌や有害な有機化合物も分解除去できるため、清浄な空気を放出できる。
前記光触媒部材活性化光源は、表示装置の発光体とは別に制御される光源(25、26、27)が望ましい。当該光源の光照射方向が利用者側に直接向かないようにすることで、眼への負担を軽減できる。図1では、画面10の裏側に紫外線などを放出する光源26を設けている。この光は、主に、筺体内、又は、画面の穴付近に照射され、観察者への直接照射は避けることができる。なお、前記光触媒部材が、可視光で活性化する性質がある場合には、表示装置の可視発光体の光を前記光触媒部材に当てて当該部材を活性化させ、有機物を分解、除去してもよい。
<手段6>
本発明の表示又は照明装置は、例えば、図1に対応づけて説明すると、
手段1から手段5の何れかにおいて、気流ガイド機構(7)、又は、画面の穴(3)の周辺に断熱部材(17、33)が用いられることを特徴とする。
本発明では、画面に設けた穴を温気体、冷気体が通過することもあるため、前記発光体は、温度の影響で劣化する可能性がある。また、熱が周辺に拡散すると温度の切り替えが遅くなる問題がある。そこで、気流ガイド機構内、又は、画面の穴周辺、つまり、気流放出経路に断熱部材(17、33)を用いると、発光体への温度変化の影響を防止でき、また、周囲への熱の拡散を防止できる。
<手段7>
本発明の表示又は照明装置は、例えば、図1(C)、図3〜図6に対応づけて説明すると、
手段1から手段6の何れかにおいて、薄型画面(10)は、発光体(2)を管状又は帯状に並べた細長い光学機能部品(20)を横方向に並べて構成され、当該細長い光学機能部品の間には、細長いスリット状の穴(3)が設けられ、当該スリット状穴を気体(37)が通過することを特徴とする。
前記細長い光学機能部品(20)は、LED(図6のLED)、エレクトロルミネッセンス素子(図3、図4のEL)、プラズマチューブ素子(図5のPLM)などによって構成できる。当該光学機能部品を横方向に並べ簾状にして、気体通過画面を構成できる。当該画面の発光体輝度を制御することにより、映像表示装置、又は、明るさや色を制御できる照明装置を構成できる。
画面に設けた穴(3(Slit))が細長いスリット状のため、前記構造の気流ガイド機構を用いることによって、気体は画面を通過しやすくなる。特に、図1(C)、図6に示すよに、画面の裏側に気体を所定方向に放出する気流制御機構(63)を備えた気流ガイド機構(7)を用いると、気流方向とスリット方向を並行または直角にすることができるため、気体通過抵抗が少なく気体は効率よく画面を通過する。また、気体が画面を通過する際に雑音を発生することが少ない。
<手段1の効果>
本発明では、画面の裏側に設ける気体制御装置(5)を気圧発生部(6)と気流ガイド機構(7)とから構成することによって、気流ガイド機構(7)に、騒音低減機能、気流制御機能、香り切り替え機能、気体清浄機能を持たせることができる。当該気流ガイド機構を用いて、香る気流、温かい気流、冷たい気流、湿った気流、乾いた気流、清浄な気流など、様々な気流を作り放出できる。
画面内から香りや気体を静かに遠くまで、方向を制御して放出できる。単位時間当たりの気体放出量も制御できる。また、映像を高い臨場感で安心して鑑賞でき、装置の信頼性を向上させる効果がある。
また、図2に示すように、気流ガイド機構(7)を、一つの気圧発生部(6)と、複数の筺体(8−1、8−2、8−3)から構成できるため、画面に複数の商品映像を表示し、当該映像の近くから関連する香りを放出できる装置をコンパクトに構成できる。
<手段2の効果>
気流ガイド機構には、気流音を除去、又は、減衰させる消音機構が設けられるため、画面から放出される気流は静かで、映像を鑑賞する際に気流音が邪魔になることが少ない。自然の香りや風の表現に加えて、静かな中で繊細な音を表現でき、高い臨場感を実現できる。また、気体発生装置の駆動音を除去できるため、大型で強い力の気圧発生部(装置)を用いることができ、気体を遠くまで放出できる。また、画面の穴を小さくしても香りや気体を放出できるため、画素間を狭くして、高精細表示装置を実現できる
<手段3の効果>
気流ガイド機構には、画面の穴を介して気体を所定方向に放出する気流制御機構が設けられるため、映像を鑑賞している人に向けて、香りの提示や自然な風を感じる皮膚触覚提示が可能で、臨場感の高い表示装置を実現できる。
<手段4の効果>
気流ガイド機構には、気体不純物を除去するための部材、又は、機構が用いられ、当該不純物が除去された気体が前記画面を通過するため、画面の画素間に設ける穴は目詰まりしにくく、気体は正常に通過する。従って、表示装置は安定して動作し、信頼性が向上する。また、清浄な気体は健康的である。また、必要に応じて香りの種類を高速にクリアに切り替えて放出できる。映像に同期するように、香りや気体を放出することで、臨場感の高い表示装置を実現できる。
<手段5の効果>
気流ガイド機構内、又は、画面の穴に付着する有機不純物を光触媒作用によって分解、除去するため、画面の穴から清浄化された空気を放出できる。細菌やウイルス、有害な有機化合物も分解、除去できる。映像を見ている時間帯に部屋の空気は清浄化されるため、健康の増進に効果がある。
香りを放出する際、前の残留香料を分解、除去できるため、新しい香りの放出が極めてクリアである。つまり、前の香料と混ざった香りが放出されることは少ない。香りを高速に切り換えて放出することが可能であるため、映像シーンに適した香りを付けることによって高い臨場感が得られる。化学変化を生じさせるための光は気流ガイド機構から漏れないので、人体への影響はなく安全である。
<手段6の効果>
気流ガイド機構、又は、画面の穴付近に断熱部材を用いるため、画面に設けた穴を温気体や冷気体を通過させても、当該熱は画面の発光体には伝わりにくく、表示装置は劣化しにくい。信頼性が向上する。また、熱の拡散を防止できるため、映像のシーンに合わせて、温度の異なる気体の放出が可能であり、臨場感の高い映像表現が可能である。
<手段7の効果>
薄型画面は、細長い光学機能部品を横方向に並べて構成され、当該光学機能部品間には、細長いスリット状の穴が設けられるため、画面内から香りや気体を遠くまで放出でき、気体の放出方向を制御しやすい。また、スリット穴は気流を通しやすいため、気流音が少なく静かである。従って、臨場感の高い表示装置を実現できる。
本発明の実施態様ついて具体的に説明する。
図1は、薄型LED画面に穴を設け、気体を様々な方向に放出できる本発明の実施例である。1は、本発明の表示又は照明装置で、画素間に穴3を設けた薄型表示画面10と、当該画面の裏側に設けられた気体制御装置5で構成される。図1(A)は、当該装置の正面図、図1(B)は、(A)の破線4での断面図である。装置の構成を詳細に説明する。
薄型表示画面10は、厚さ1mm程度の薄い基板上に、LEDの発光体2がカラー画素PXCとして4mm間隔で格子状に並んでいる。カラー画素PXCには、一辺が1〜2mm、厚さが0.5mm程度の半導体チップが使用できる。LED-R、LED-G、LED-Bは、それぞれPXCを構成する赤、緑、青の発光ダイオードである。画素間には、穴3が設けられる。穴は、画面表側の穴径が小さく、裏側に向けて大きくなる円錐形をなす。画面表側の穴径は、2.5mmφである。画面断面において、画素部は台形の断面18になっている。
気体制御装置5は、気圧発生部6と気流ガイド機構7から構成される。6は、羽式気圧発生装置(送風機)31、瞬間気体圧縮装置などが使用できる。30は、温度調整装置、又は、湿度調整装置である。温気体、冷気体を放出する場合、また、湿り気のある気体、乾燥した気体を放出する場合に用いる。熱交換原理を用いて実現できる。
気流ガイド機構7は、画面10の裏側に設けられる筺体8と、当該筺体と気圧発生部を結ぶダクト機構9とから構成される。ダクト機構9は、気圧発生部6の気体を筺体8に運ぶためのものであるが、途中に気圧発生部で生じる駆動音(Noise)を減衰させるための消音機構を設けている。14は、当該駆動音の音波を吸収するための消音機構である。また、21はダクト内の設けられたひだ状の吸音材15で駆動音を減衰させるように作用する。
筺体8は、ダクト機構からの気体を前記画面の所定範囲の多数の穴から一様に放出させるためのもので、気体が画面の穴以外から漏れないように、画面裏側11に十分に接近するように設ける。箱形を示しているが、円筒形でもよい。本発明では、画面の穴を介して気体を放出させるが、当該穴は小さいため気体通過の抵抗になる。気体を遠くまで放出させるには、画面を薄型にして穴の気体通過抵抗を減らし、筺体を画面裏側11に十分に接近するように、気体が漏れないようにして、画面の穴部に気圧を加えることが重要である。
筺体内には、気体通過部に気体不純物を除去する機構12を設けている。12は、多孔質フィルタなどで構成できる。6からの気体は、駆動音が抑制され、不純物が除去されて、一点鎖線37に示すように筺体に入る。
本発明の気圧発生部6は駆動音、振動音を発生するが、気圧発生部と画面10は、気流ガイド機構7である筺体8とダクト機構9によって分離され、当該機構の中に消音機構を設けているため、駆動音、振動音が伝わりにくい構造である。しかし、当該雑音の除去が不十分の場合には、筺体の内壁に吸音材13を設けることができる。観察者の位置で、音圧レベルで30dB以下が望ましい。
気体放出方向を制御する機構について述べる。前記のように、穴3の径は画面表側が小さく、裏側に向けて大きいため、気体は様々な方向に通過できる。気体通過方向の自由度が大きいため、筺体内の気流が通過する際の抵抗が少なく雑音を発生しにくい。16は、気流制御機構で、短冊状の羽28を一列に並べ、当該羽の角度を変えることによって、筺体内の気流の方向を制御できる。32は、羽の回転軸である。
16によって流れの方向が整えられた気体は、穴を当該方向に通過する。同図では、短冊状の羽28が実線の場合、気体は一点鎖線37のように画面から垂直に放出され、羽28が破線の場合にように傾くと、二点鎖線38のように放出される。このように、薄型画面10と穴形状3と気流制御機構16によって、気流方向を適切に制御できる。
前記気圧発生部6の31を正回転させて気圧を上昇させれば、気体を画面の穴3から放出でき、逆回転させて気圧を降下させれば、気体を画面の穴から吸い出すことができる。
次に、香りの放出と切り替え機能について述べる。34は筺体8に香りを入れる手段である。香りは、筺体内の気流37に混ざり、画面の穴から放出される。香りを切り替えるには、新しい香りを筺体内に入れればよいが、前の香りが筺体の壁や構造物に付着すると、前後の香りが混ざってしまう問題がある。そこで、前の残留香料を不純物として除去することが望ましい。
香料は有機物であるため、光触媒作用を利用して分解、除去できる。22は、筺体内部に塗布した光触媒部材、23は、気流制御機構16の羽に塗布した光触媒部材、24は、画面の穴周辺に塗布した光触媒部材である。香料が付着しやすい当該部分に光触媒部材を用い、当該部分に紫外線などエネルギーの高い光線を照射すると香料は分解、除去される。
25は、筺体内を照射する光源、26は、画面の裏側に設けられた紫外線を放出する光源である。紫外線は人体に悪影響を及ぼす可能性があるが、本発明では、照射方向が筺体内を向いており、観察者の方向には直接照射されないので、人体への影響はない。なお、穴付近にも紫外線の一部が当たり、有機物を分解、除去するが、この光が穴から出て観察者に向かう率はわずかであり問題ない。
光触媒作用は、可視光でも可能であり、当該部材を用いて構成することもできる。この場合、表示装置の発光体2からの光を用いてもよい。穴周辺の有機物の除去に有効である。
香りを放出する前に光源25、26を駆動し、筺体内に付着した残留香料を除去することによって、極めてクリアな香りを提示できる。一つの筺体で、香りを切り替えて放出する目的に適している。
本発明は、空気中の細菌やウイルスなどの有害有機物質を除去し、清浄な空気を放出する目的にも使用できる。気流は、気流制御機構16や画面の穴3など狭い部位を通過するため、空気中の当該有害物質は当該部位に吸着しやすい。そこで、当該部位に光触媒部材を用い、紫外線などを照射し当該有害物質を除去できる。映像を見ながら画面から清浄な空気が出てくるため、高齢者住宅や医療施設の映像装置に適している。伝染病の感染予防に効果的である。
次に、温度制御した気体放出について述べる。気体を用いて触覚提示する臨場感表示では、熱風や冷風を画面から放出する機能が求められる。温度調整装置30によって、温気体を放出すると、画面の穴付近の発光体2にも熱が伝搬し、発光体が劣化する原因になる。また、筺体が温まってしまうと、次のシーンで冷気体を提示しようとしても高速な切り換えは難しい。そこで、気体通過部に断熱機構を用いることができる。17は、筺体内に塗布された断熱材、33は、穴周辺に塗布された断熱材である。当該断熱機構を用いることによって、温度調整装置30の影響を受けないので、表示装置の信頼性向上、放出気体の高速な温度制御が可能である。
本発明は、画面の所定面積から一様な圧力の気体が吹き出るため、観察者は、面状圧力の皮膚触覚が得られ、自然な風のような感覚が作られる。また、映像が表示されているところから香りを放出できるため、あたかも当該表示対象から匂っているかのような臨場感が得られる。効果を確認するため実験を行った。
表示画面に、コマーシャル映像を流し、その映像に合わせて香りを放出したところ、被験者は、画面内から出る香りに引き寄せられるように、顔を近づけ、香りを知覚できた。香りの有無で、被験者に内省報告を求めたところ、香り無しの映像では、コマーシャルの内容を理解するにとどまるが、香り付き映像では、当該商品に対するイメージがより具体的で、エピソードを交えて印象を報告する被験者が多数いた。例えば、カレーのコマーシャツでは、「実際のカレーから出る湯気のような皮膚触覚を感じた。」「知り合いと食べたときの様子が思い出された」などである。また、生体反応を計測したところ、約7割の被験者に香り有無で異なる反応が観測され、アンケートと合わせて考察すると、臨場感の向上は明らかである。
図1(C)は、薄型画面10の他の実施例である。気流ガイド機構7は、図1(A、B)と同様であるが、立体的に示している。20は、発光体2を管状又は帯状に並べた細長い光学機能部品である。20を横方向に並べて画面が構成される。20の間には、細長いスリット状の穴3が設けられ、当該スリット状穴を気体37が通過する。20の構成については、後に詳細に述べる。
図2は、図1の実施例を自動販売機の表示部へ適用したものである。40は、本発明の表示装置を組み込んだ自動販売機である。図2(A)は、正面図、図2(B)は、(A)の4での断面図である。図1と異なる部分を主に説明する。薄型画面の表示装置10の裏側11には、3系統の気流ガイド機構7が設けられ、当該気流ガイド機構は、1つの気圧発生部6に接続されている。
左側の気流ガイド機構は、円筒形の筺体8−1とダクト機構9−1から、中央の気流ガイド機構は、円筒形の筺体8−2とダクト機構9−2から、右側の気流ガイド機構は、円筒形の筺体8−3とダクト機構9−3から、各々構成されている。SW1、SW2、SW3は、6で発生した気圧を気流ガイド機構に送るためのスイッチで、電磁弁などで構成される。
35−1、35−2、35−3は、それぞれ、筺体内に入れた香り発生源で、精油と当該精油を気化する手段で構成できる。従って、SWを動作させることにより、当該スイッチに対応する香りが画面の所定の場所から放出される。気圧発生部(6)は重く大きいので、自販機の例えば下部に備え、発生させた気体を気流ガイド機構を用いて画面まで運ぶことができる。画面に商品映像を表示し、当該映像の近くから関連する香りを放出できる。画面裏側をコンパクトに構成できるため、商品を入れるスペースを広く確保できる。
サービスの方法について説明する。45は、10を含む自動販売機の表示装置、42、43、44は商品A、B、Cの映像である。41は、自動販売機の前に来た人物の位置や表情を検出するカメラである。当該カメラシステムが、商品43を見ている人物を検出すれば、当該商品の宣伝を開始する。例えば、当該商品がコーヒー缶である場合、「煎りたてのコーヒーは如何ですか、香りを楽しんで下さい。」などの宣伝文が表示装置10に流れる。また、商品映像43の近くからコーヒーの香り46を放出する。人は、この香りに誘われて購買意欲が高まる。
43の領域には、タッチパネルセンサを実装できる。当該領域を押すことによって、自動販売機に購入意思を伝達できる。自販機は、代金を表示する。利用者は了解すれば支払いを行う。48は、支払い手段である。プリペイド式のICカードなどで決済できる。47は、商品取り出し口である。
本実施例では、商品ごとに気流ガイド機構7を分けているので、一つの筺体内で香りの切り替えは必要ない。従って、残留香料を分解、除去する機構は省略してもよい。しかし、同質の香りでも筺体内に付着した残留香料は酸化して悪臭になることがあるため、光触媒反応などを利用し、除去した方が望ましい。
なお、図2では、商品映像を表示する部分と香りを放出する映像表示部分が分かれているが、45全体を10の画面で構成してもよいのは当然である。商品映像表示部に微細な穴を設け、当該商品映像の中から香りを放出すれは、当該商品の現実感は更に向上する。
図3は、本発明の実施例で、有機EL素子を画素として、当該画素を縦方向に並べた細長い光学機能部品20を横に並べて画面10(EL)とし、20の間に細長いスリット状の穴3(Slit)を設け、気体を放出する表示又は照明装置である。図3(A)は、正面図、図3(B)は、断面図である。図2と比較すると、気体制御装置5の構成は同様である。画面10(EL)の構成について詳細に説明する。
図3(C)は、光学機能部品20の構造である。帯状の薄い透明体b1、b2、例えばガラス板の中にカラー画素PXCを構成する3色のEL発光体(EL−B、EL−G、EL−R)を一組にして縦方向に並べるように設け、当該各発光体に電圧を印加するための透明電極と駆動回路50を設けている。
20は、幅1mm〜数mm、厚さ1mm以下、長さ数mで製造できるため、これを並べることで大画面を構成できる。20は、一つずつの面積は小さいため、製造の歩留まりは高い。
なお、同図では、発光体2であるカラー画素PXCが縦方向に一列並んでいるが、製造が可能な範囲で複数列を単位として光学機能部品を製造してもよい。つまり、20は、部分映像を表示するように構成してもよい。
図3(B)において、複数の20は、薄い透明シートBS1、BS2で両側から挟まれ接着され、所定間隔で保持される。画面10は、BS1、BS2を含めて1mm程度の厚さで構成できる。20の断面を扁平円(19)、又は、楕円にすると、20同士の間隔であるスリット状の穴3(Slit)は、画面表側から裏側に向けて中央部が狭く裏側が広くなるため、気流は様々な方向に通過できる。一点鎖線37は、sw1を駆動した場合で、35の香りが放出される際の気流である。Pは、人物である。
図3(A)にEL発光体の駆動回路を示す。20には、カラー画素PXCが縦方向に列状設けられている。52(ITO)、53(ITO)は、横方向の透明駆動回路であるが、全てのリード線が光学機能部品20の長手方向端に集積化されている。51(ITO)は、縦方向の透明駆動回路である。全てのリード線が20の長手方向端に集積化されている。従って、20を並べると、20の間には細長いスリット状穴3を形成できる。
このように、画面10(EL)は、極めて薄い画面で、細長い穴を構成できる。薄い幅の狭い帯状の光学機能部品を並べているため、簾状の表示装置である。気流は画面を極めて通過しやすく、本発明の表示装置には特に適している。シミュレーション実験の結果、気体のかすかな流れの触覚提示から、強い風の触覚提示まで、様々な気流が再現できることを確認した。
図4は、本発明に有利な長いスリット状の穴3(Slit)を有する表示画面10(EL)を構成するための共通線を用いた駆動回路である。図4(A)において、54(ITO)は、電力を供給する透明な共通線である。画素駆動回路56を介してEL素子に接続され、縦方向の共通線51に接続される。56は信号により時系列で回路を開閉できるスイッチ機能を有する。回路が開いているとき、電流は、54から51に流れる。このように駆動回路の信号入力部は、光学機能部品20の長手方向の端に集積化されるため、光学機能部品20の間に細長いスリット状の穴を設けることができる。
図4(B)は、発光体駆動部の拡大図である。発光体として青色EL素子3個(EL−B1、EL−B2、EL−B3)が縦方向に並んでいる。EL素子の代わりにLEDを用いてもよい。55(ITO)は、画素駆動回路56−1、56−2、56−3の開閉を制御する透明な共通の信号線である。56は、MOSトランジスタなどで構成され、タイミング調整とスイッチングを行う。
図4(C)(D)は、56の動作を説明する図である。横軸tは時間である。(C)は55を流れる信号例、(D)は56の開閉状態を示す。55より56にトリガ信号57が送られる。56−1はT1の時間を経て所定時間だけスイッチを開く。同図では網掛けで示す。このスイッチが開いている時間に、55よりEL素子を動作するための信号EL−B1が送られる。この信号により、マル数字1で示すように前記網掛けの時間58だけ、EL素子(EL−B1)に電流が供給される。
56−2、56−3も同様で、トリガ信号57を受けてから、各々、T2、T3の時間を経て網掛けで示す所定時間59、60だけスイッチを開く。マル数字2、3に示すように、この所定時間にEL素子(EL−B2、EL−B3)に電流が供給される。本発明では、共通線を用いることにより、画素駆動の配線数を大幅に減らすことができる。
図5は、本発明の実施例、プラズマチューブを用いて細長い光学機能部品20を構成し、20を横に並べスリット状の穴3を設け、気体を放出する表示又は照明装置である。図5(A)は正面図である。3本のプラズマチューブPLM−B、PLM−G、PLM−Rは、近接して一体的な光学機能部品20を構成する。各20は、透明シートBS1、BS2で挟むように接着され、画面10(PLM)を構成する。PLMが部分的に発光することによって画素PXとなり、3本のPLMが発光することによって、カラー画素PXCとなる。
実線52は、表側の透明シートBS1に設けられた横方向の駆動回路、破線51は、裏側の透明シートBS2に設けられた縦方向の駆動回路である。横線と縦線が交差する部分に電圧が掛かりプラズマが発光する。各線に順次電圧を掛け、画面全体を走査することにより映像を表示できる。なお、51はPLMの管壁に直接設けてもよい。厚さ1mm程度で、数mの大型画面を構成できる。破線で示す8は、画面裏側に接近して設けられた楕円筒型の筺体である。当該領域から、気体が放出される。
横方向の配線52を、同図のように、光学機能部品20の間で線の間隔を狭く束ねるようにすることによって、スリット状の穴3(Slit)を細長くできる。図5(B)は、透明シートBS1の他の例である。横方向の駆動回路52を20の間の領域において更に集積化させ、細長い穴3を構成している。Aは、プラズマに電圧を加える陽極である。スリット状の細長い穴が多数設けられることにより、気体は効率よく通過する。また、画面を洗浄する際、穴を洗浄液が通過しやすいため洗浄が容易である。
図6は、本発明の実施例、LEDを用いて細長い光学機能部品20を構成し、20を横に並べてスリット状の穴3(Slit)を備えた画面10(LED)とし、当該画面の裏側に回転式の筺体8aを設け、気体を様々な方向に放出する表示又は照明装置1である。図6(A)は、装置の上部断面図、(B)は、正面図である。
20は、画素(PX)である細長い基板に3色カラーLED(発光体2)を縦方向に実装し、断面を扁平円19にしてある。図(B)に示すように、20を縦方向に並べ、途中に中継駆動回路68を設け縦方向に更に細長い光学機能部品を構成し、当該部品を横に並べると大画面を構成できる。50は、縦方向のカラー画素PXCを駆動する回路である。
図6(A)に示すように、気流ガイド機構7は、ダクト機構9と、筺体8aと、短冊状の羽63から構成され、この間で気体が漏れないようにする。8aは、回転軸62の周りに回転する。64は、筺体に設けられた気体放出用の筒である。羽63は、画面の裏側に放射状に設けられている。羽の一方は画面の裏側に接近し、他方は64の気体放出口に接近している。気圧発生部6から出た気体は、9、及び、8aを通り、羽63によって整流され、画面のスリット状の穴3(Slit)から所定の方向に放出される。8aが回転することで、気体37を様々な方向に放出できる。41は、画面10の前の人物を検出するカメラで、検出された人に向けて気体を放出できる。
図6(A)が図1と異なる点は、気流制御機構を構成する羽63が、筺体8aの外側にあることであるが、羽部に高い気圧が加わる点は、図1と同様である。
香りの放出について述べる。65は、筺体8aに取り付けられた香り発生源である。精油などが使用できる。67は、当該香料を輸送するパイプである。66は、微量の香料を吸蔵する部材である。当該部材は香料を気化させると共に気体を通過させる機能を有する。特許第3874715号に記載のメッシュ機構を有する板状の香り発生器などが利用できる。66で気化した香りは、前記気流ガイド機構7内の気流によって運ばれ、画面の穴3から放出される。
香りを放出すると、香り分子が前記羽など、気体通過経路に付着する。23は羽63に塗布された光触媒部材である。25は、当該部材に光を当て、光触媒反応を促進するための光源である。25−2は、吹き出し用の筒64の中に、25−1、25−3は当該筒の外側に設けられている。25を点灯することによって、気流通過経路に付着した香料などの有機不純物は分解、除去される。当該動作によって、クリアな香り、又は、清浄な空気が放出される。
図7は、本発明の実施例で、香りの切り替えを可能にする筺体を用い、香りの渦輪を放出する表示又は照明装置1である。10(LED)は、図1と同様で、カラー画素の発光体2(PXC)を並べて表示画面が構成される。画素部の断面は、台形18である。気体制御装置は、気圧発生部6と気流ガイド機構7からなり、7は、円筒状筐体8bと、ダクト機構9から構成される。
8bは、筒の腹部から先端に向けて筒断面積が小さくなるものを用いる。気体放出口は、画面の裏側に接近して設けられる。8bの中には、複数の香り放出管71が設けられている。同図では2本のみ示しているが、数10本設けることができる。71には、香りを71の内部に放出する手段36が設けられている。36の動作を以下に述べる。
香料容器73の香料含有液体Wa、Wbは、多孔質素材の芯74の毛細管現象によって、71の管壁に設けた穴まで搬送される。76は小型の圧電振動子で、保持機構77によって71の管壁に固定されている。76を、例えば1MHz以上の高周波で動作させると、振動によって液体の表面張力が壊され、71内に香料含有霧misが発生する。霧の粒径は1〜数ミクロンである。なお、高周波で動作させるほど霧の粒径が小さくなるため、2MHz以上で動作させることが望ましい。76の動作を選択することで、様々な香りを含む霧が71内に放出される。同図では、香料a,bを含む霧が各71内に放出されている。
気圧発生部6には、羽式気圧発生装置(送風機)31、又は、瞬間気圧発生装置78を用いることができる。30は、温度調整装置である。6によって気圧を発生させると、気体(空気Air)は、ダクト機構9を通り、筐体内8bの気圧を高める。気体は、画面の穴3から吹き出る。この際、一部の空気は、空気収集機構75で集められ、71の中に入り、香料含有気体(霧)を画面の穴3から押し出す。ここで、6に瞬間気圧発生装置を用いると、気体は、同図のように、渦輪の気流39となって放出される。72は、画面から気体が放出される領域である。Air+Frgは、香りを含んだ空気である。
次に、ダクト機構9の作用について述べる。6として、瞬間気圧発生装置78を用いる場合も、送風機31を用いる場合も、駆動音Noiseが発生するため、ダクト機構9の内部に、消音機構15を設けている。9の内壁に吸音部材からなるひだ21を設け、音波を当該ひだに衝突させ、音波を減衰させることができる。
また、ダクト機構9は、筐体8bと気圧発生部6を分離する。6は、モータや電磁部品などの駆動部を有するため重くなる。本発明では薄型表示画面10を用いるため、裏側に重量物を備えると画面が変形するなどの問題がある。しかし、図7の構成では、気圧発生部6を筐体8bとは別な場所に置ことができるため、画面の裏側の筐体は軽い部品で構成できる利点がある。また、表示装置構成上の融通性が高い。
図7(B)は、そのことを示す本発明の応用例で、商品を香り付き映像で広告するデジタルサイネージ80である。街頭などに設置される。同図において、10は、映像79を表示する穴付き薄型画面、81は、筐体8bが入った画面支持部、82は、気圧発生部6が設けられた台座、83は、ダクト機構9が入った柱部である。左右の人Pに向け香り付き映像を提示できる。37、39は、香りを含む気流、又は、渦輪の気流である。このように、重い気圧発生部6を台座の中に入れ、画面と筺体を6から分離できるため、デジタルサイネージ全体を薄く構成できる。メンテナンスも容易である。
次に、残留香料の分解、除去について説明する。本発明では、香りは、香り放出管71の中のみを通過する。筺体8bの中に漏れることはない。従って、71の内部、画面の穴部のみに付着した残留香料を除去すればよい。84は、71の内部に設けられた光触媒部材である。25は、光触媒部材を活性化させるための光源である。香りを放出していないときに、71の内部の残留有機物を除去できる。
図8は、本発明の実施例で、嗅覚、気流触覚提示が可能な没入型バーチャルリアリティ装置への応用である。10−1から10−5は、部屋の壁に設けた穴付き薄型画面の表示装置である。各画面は、細長い光学機能部品20を横に並べて構成される。20の間にスリット状の穴3が設けられる。画面10の裏側には、図1に示した気体制御装置5が設けられる。気流制御機構16により、部屋の様々な方向に気体を放出できる。41は画面内の設けられたカメラである。1つの画面に複数のカメラが設けられ、人物の詳しい動きが検出される。当該検出された人物に向けて気体を放出することで、疑似的な風の触覚提示が可能である。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階において、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することが可能である。また、上記実施形態は、種々の段階の発明が含まれており、適宜な組み合わせにより実施してもよい。更に、上記各実施例の構成要素は、その目的を踏まえて適宜省略する、又は、周知慣用技術で補うことができる。
(1)バーチャルリアリティ、シミュレータの分野;本発明は、図8で示したように、没入型VR装置に利用できる。3次元空間モデルを2次元大画面にリアルタイムで透視投影変換して運動視表示を実現し、香り提示や気流提示によって臨場感を高めることができる。
(2)電子広告分野(デジタルサイネージ);図2で示したように、通行人に情報を表示する電子広告装置に利用できる。画面内に設けたカメラで視線を検出し、表示対象(商品)への関心レベルを計測し、当該レベルに応じて、香り付き映像で商品を紹介できる。また、画面から心地よい香りを放出し、利用者の注意を引き付けることができる。映像コンテンツは、インターネット等を用いて遠隔から制御できる。
(3)自動販売機分野;タバコ、コーヒー、香水、フルーツなど、香りを発する商品の自動販売機に利用できる。客は、当該商品の香りを確認して購入できる。香りの提示によって、購買意欲が高まる。
(4)住宅用の表示装置、照明装置、空調装置の分野;部屋の壁に本発明を用いれば、大画面でくつろいで臨場感のある映像が楽しめる。画面から、香りを放出し、風を感じる皮膚触覚提示を実施すれば、高臨場感が期待できる。また、映像を見ない場合は、照明装置として利用できる。更に、空調装置としても利用できる。
(5)医療機関、老人ホームの表示装置の分野;医療機関、老人ホームでは、免疫力が弱く、外出も制限される人が多い。本発明は、空気中の細菌やウイルスなどを分解、除去でき、清浄化された空気、気持ちのよい香りを放出できる。高臨場感で映像を見ながら、綺麗な空気が放出されるため、心身ともに健康的にしてくれる。
本発明の実施例で、薄型画面に穴を設け、気体を様々な方向に放出する装置を説明している。 本発明の他の実施例で、自動販売機の表示部への適用を説明している。 本発明の他の実施例で、薄型有機EL素子による細長い光学機能部品を横に並べスリット状の穴を構成し、気体を放出する装置を説明している。 本発明の他の実施例で、長いスリット状の穴を有する表示画面を構成するための駆動回路を説明している。 本発明の他の実施例で、プラズマチューブによる細長い光学機能部品を横に並べスリット状の穴を構成し、気体を放出する装置を説明している。 本発明の他の実施例で、スリット状穴を有する画面から、回転式の筺体を用いて、気体を様々な方向に放出する装置を説明している。 本発明の他の実施例で、香りの切り替えを可能にする筺体を用い、香りの渦輪を放出する装置を説明している。 本発明の他の実施例で、嗅覚、気流触覚提示が可能な没入型バーチャルリアリティ装置への応用を説明している。
1・・・・・・表示又は照明装置
2・・・・・・発光体
3・・・・・・画面の画素間に設けられた穴
4・・・・・・切断面
5・・・・・・気体制御装置
6・・・・・・気圧発生部
7・・・・・・気流ガイド機構
8・・・・・・画面裏側に気圧を加える筺体
8a・・・・・画面裏側に気圧を加える回転する筺体
8b・・・・・画面裏側に気圧を加える複数香料を放出できる筺体
9・・・・・・ダクト機構
10・・・・・表示装置の薄型画面
11・・・・・画面の裏側
12・・・・・不純物除去機構(多孔質フィルタ)
13・・・・・吸音材
14・・・・・消音機構
15・・・・・ダクト内に設けられた消音機構、又は、吸音材
16・・・・・気流制御機構
17・・・・・断熱機構(筺体内部に塗布された断熱材)
18・・・・・画素部の断面(台形)
19・・・・・画素部の断面(楕円、又は、扁平円)
20・・・・・細長い光学機能部品
21・・・・・ダクト内に設けられた雑音を減衰させるためのひだ
22・・・・・筺体内に塗布した光触媒部材
23・・・・・気流制御機構の羽に塗布した光触媒部材
24・・・・・画面の穴周辺に塗布した光触媒部材
25・・・・・光触媒部材を活性化させるための筺体内に設けた光源
26・・・・・光触媒部材を活性化させるための画面裏側に設けた光源
28・・・・・気流制御機構を構成する短冊状の羽
30・・・・・温度調整装置、又は、湿度調整装置
31・・・・・羽式気圧発生装置(送風機)
32・・・・・短冊状の羽の回転軸
33・・・・・断熱機構(画面の穴周辺に塗布された断熱材)
34・・・・・香りを筺体内に入れる手段
35・・・・・筺体内で香りを発生させる手段
36・・・・・香りを香り放出管71の内部に放出する手段
37、38・・気流
39・・・・・渦輪の気流
40・・・・・自動販売機
41・・・・・人物検出用カメラ
42・・・・・商品A
43・・・・・商品B
44・・・・・商品C
45・・・・・10を含む表示装置
46・・・・・コーヒーの香り
47・・・・・商品取り出し口
48・・・・・支払い手段
50・・・・・駆動回路
51・・・・・縦方向駆動回路
52、53・・横方向駆動回路
54・・・・・共通線1(電力供給線)
55・・・・・共通線2(信号線)
56・・・・・画素駆動回路、又は、当該動作
57・・・・・トリガ信号
58、59、60・・発光時間
62・・・・・筺体回転軸
63・・・・・気流制御機構を構成する放射状の羽
64・・・・・気体放出用筒
65・・・・・香り発生源(精油など)
66・・・・・微量香料吸蔵体
67・・・・・パイプ
68・・・・・中継駆動回路
71・・・・・香り放出管
72・・・・・気体が放出される領域
73・・・・・香料容器
74・・・・・多孔質素材の芯
75・・・・・空気収集機構
76・・・・・圧電振動子
77・・・・・圧電振動子の保持機構
78・・・・・瞬間気圧発生装置
79・・・・・映像
80・・・・・デジタルサイネージ
81・・・・・画面支持部
82・・・・・台座
83・・・・・柱部
84・・・・・光触媒部材
A・・・・・・陽極
Air・・・・空気
b1・・・・・帯状透明体、薄いガラス基板
b2・・・・・薄い保護シート
BS、BS1、BS2・・画面を構成するシート、又は、薄い板
EL・・・・・エレクトロリミネッセンス、又は、EL発光体
EL−B・・・青色EL発光体
EL−G・・・緑色EL発光体
EL−R・・・赤色EL発光体
Frg・・・・香り
mis・・・・霧
P・・・・・・人物
PX・・・・・発光素子、又は、R、G、Bの各画素(サブピクセル)
PXC・・・・カラー画素
ITO・・・・透明電極
Wa・・・・・香料aを含有する液体
Wb・・・・・香料bを含有する液体

Claims (7)

  1. 発光体を画素として並べて薄型画面(10)が構成され、画素の間には、気体が通過できる穴(3)が多数設けられ、画面の裏側には、気圧を変化させるための気体制御装置(5)が設けられた表示又は照明装置において、
    当該気体制御装置は、気圧発生部(6)と気流ガイド機構(7)を持ち、当該気流ガイド機構は、前記画面の所定範囲の穴に前記気圧変化を生じさせるための筺体(8)と、当該筺体と気圧発生部を結ぶダクト機構(9)を有することを特徴とする表示又は照明装置。
  2. 請求項1において、薄型画面(10)には映像、又は、照明が表示され、気流ガイド機構(7)には、気圧発生部の駆動音を除去、又は、減衰させる消音機構(14、15)が設けられることを特徴とする表示又は照明装置。
  3. 請求項1、又は、請求項2において、画面の穴を介して気体を所定方向に放出制御するために、気流ガイド機構(7)内に、羽を所定方向に並べた気流制御機構(16)を設け、当該羽部の気圧を画面外側に比べ上昇させることを特徴とする表示又は照明装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかにおいて、気流ガイド機構(7)、又は、気体通過経路には、気体不純物を除去するための部材、又は、機構が用いられ、当該不純物が除去された気体が画面の穴(3)を通過することを特徴とする表示又は照明装置。
  5. 請求項4において、気体不純物を除去するための部材は、光触媒部材(22、23、24)であって、画面裏側、又は、気流ガイド機構内には、当該光触媒部材を活性化させるための光源が、当該光照射方向が当該光触媒部材に向くように、かつ、利用者側に直接向かないように設けられたことを特徴とする表示又は照明装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れかにおいて、気流ガイド機構(7)、又は、画面の穴(3)の周辺に断熱部材(17、33)が用いられることを特徴とする表示又は照明装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れかにおいて、薄型画面(10)は、発光体(2)を管状又は帯状に並べた細長い光学機能部品(20)を横方向に並べて構成され、当該細長い光学機能部品の間には、細長いスリット状の穴(3)が設けられ、当該スリット状穴を気体が通過することを特徴とする表示又は照明装置。

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