JP2001145841A - 集塵電極板の現地組立方法 - Google Patents

集塵電極板の現地組立方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気集塵装置の集塵電極板の現地組立てを能
率良く行う。 【解決手段】 大梁17の所定位置に上部部材21Bを
取り付け、次いで複数枚のエレメント20を収納した箱
体36をケーシング内の上部部材21Bの近傍位置に搬
入する。次いで箱体36からエレメント20を一枚づつ
取り出して、その上端を上部部材21に固定する。次い
で複数枚のエレメント20の下端を下部部材によって固
定し、一枚の集塵電極板13の組立を終了する。箱体3
6は次の集塵電極板13の組立に再使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集塵電極板の現地組
立方法に係り、複数枚の短冊状のエレメントを上部部材
及び下部部材によって並列に固定した集塵電極板を、ケ
ーシング上部の一対の大梁に一定間隔で多数吊り下げた
構造の電気集塵装置の組立にあたって、前記集塵電極板
を現地で組立てる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気集塵装置は、例えば火力発
電所のボイラー排ガスや各種炉の排ガス中の煤塵を除去
するために使用される。その概略構造を図1〜図6に基
づいて説明する。
【0003】図1及び図2において、電気集塵装置はケ
ーシング10と、このケーシング10の下部のホッパー
11と、ケーシング10内一杯に配設された多数の放電
枠12及び多数の集塵電極板13とによって主に構成さ
れており、入口14からケーシング10内に導入された
排ガスは、電気集塵の原理によって除塵され、出口15
から排出される。捕集された煤塵はホッパー11内に落
下し、図示されない機構によって、排出口16から取り
出される。
【0004】ケーシング10内は上流側集塵領域aと下
流側集塵領域bに別れている。図1は説明の便宜上、上
流側集塵領域aでは集塵電極板13をケーシング10上
部の一対の大梁17、17に吊り下げた状態を、下流側
集塵領域bでは放電枠12を碍子18から吊り枠19を
介して吊り下げた状態を示している。しかし、実際は上
流側集塵領域aと下流側集塵領域bは同一の構成であ
り、それぞれの集塵領域a、bには図2に示すように所
定の間隔を有して多数の放電枠12と、多数の集塵電極
板13が交互に配設されている。
【0005】図3は集塵電極板13の構成を示す斜視図
である。集塵電極板13は並列された複数枚のエレメン
ト20の上下端を上部部材21及び下部部材22によっ
て固定したものである。エレメント20は図4に示した
ように、凹凸にプレス加工した短冊状の鋼板であり、上
部及び下部には連結用のボルト孔23、24が穿孔され
ている。このエレメント20を図3の場合、5枚を横方
向に並列させ、上端を一対の上部部材21で挟み、ボル
トナット25のボルトを前記ボルト孔23に差し込むこ
とによって固定する。また、下端を一対の下部部材22
で挟み、ボルトナット26のボルトを前記ボルト孔24
に差し込むことによって固定する。また、上部部材21
には集塵電極板13を前記大梁17と係止するための係
止孔27、27が穿孔されている。このような構成の集
塵電極板13の外形寸法は通常、長さが12〜15m、
幅が4〜5mに達する。
【0006】図5、図6は前記ケーシング10内におけ
る集塵電極板13の取付完了状態を示す。ケーシング1
0上部の大梁17の下側フランジ28には集塵電極板1
3を吊るためのUボルト29用のボルト孔が予め所定の
間隔で穿孔されており、このボルト孔と前記上部部材2
1に穿孔した係止孔27とにUボルト29を挿通、固定
することによって、集塵電極板13は大梁17に吊り下
げられる。集塵電極板13の取付間隔pは通常300〜
400mmである。隣接する集塵電極板13の中間には
放電枠12が前記したように碍子18から吊り枠19を
介して吊り下げられており、集塵電極板13と放電枠1
2とは電気的に絶縁されている。したがって、集塵電極
板13と放電枠12との取付間隔は前記取付間隔pの半
分となり、通常150〜200mmの狭い間隔で図2に
示すようにケーシング10内のスペース一杯に配設され
ることになる。また、放電枠12同士の取付間隔も当然
300〜400mmとなる。
【0007】ところで、前記の電気集塵装置は全体の高
さが通常20〜30メートルに達するので、工場で全体
構造を一体に制作することが困難である。このため、そ
の組立にあたっては、現地の据付け場所にまず前記ケー
シング10を構築したのち、ケーシング10内に前記放
電枠12や集塵電極板13を取り付けることがもっぱら
行われていた。この場合、まず前記複数の放電枠12を
取り付けたのちに、集塵電極板13を順次取り付けて行
くことが一般に行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記複
数の放電枠12の取付間隔は前記したように300〜4
00mmであり、このケーシング10内のスペース一杯
に組み込んだ放電枠12の狭い間隔の中間にさらに集塵
電極板13を一枚づつ配設しなければならず、作業スペ
ースが少なく、作業足場を取り難いケーシング10内で
の集塵電極板13の取り付け作業は非常に効率が悪かっ
た。
【0009】集塵電極板13を製作工場や現地の内作場
で図3に示された状態に予め組立て、この状態の集塵電
極板13をケーシング10内に吊り込んで取り付けるこ
とが可能であれば、多少とも取り付け作業を効率的に実
施できる。しかしながら、既にケーシング10内のスペ
ース一杯に組み込んだ放電枠12や前記大梁17、ホッ
パー11などが障害物となるため、集塵電極板13を組
立てた状態でケーシング10内に搬入し吊り込むことは
難しい。
【0010】したがって、集塵電極板13の組立は、構
成部品である前記エレメント20、上部部材21、下部
部材22などを個々にケーシング10内に搬入し、既に
取り付けた前記放電枠12の狭い間隔の中間において、
これらの構成部品を連結して組立てざるを得ないのが実
状であった。このため、集塵電極板13の取り付け作業
に要する工数が多くなり、建設費の高騰を招くととも
に、建設期間が長引くという問題点があった。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
改善して、ケーシング10内での集塵電極板13の取り
付け作業を効率よく行うことができる電気集塵装置にお
ける集塵電極板の現地組立方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る集塵電極板
の現地組立方法は、複数枚の短冊状のエレメントを上部
部材及び下部部材によって並列に固定した集塵電極板
を、ケーシング上部の一対の大梁に一定間隔で多数吊り
下げた構造の電気集塵装置の現地組立にあたって、ま
ず、前記大梁の所定位置に前記上部部材を取り付け、次
いで前記複数枚のエレメントを収納した箱体を前記ケー
シング内の前記上部部材の近傍位置に搬入し、次いで前
記箱体から前記エレメントを一枚づつ取り出して、それ
ぞれのエレメントの上端を前記上部部材に固定し、次い
で前記複数枚のエレメントの下端を前記下部部材によっ
て固定することによって一枚の集塵電極板の組立を終了
し、前記箱体は次の集塵電極板の組立に再使用すること
を特徴とする。
【0013】また、本発明に係る集塵電極板の現地組立
方法は、前記ケーシング内において集塵電極板と交互に
配設される放電枠を正規の取り付け位置から移動して搬
入しておき、前記集塵電極板の組立が一枚終了する毎に
前記放電枠を一枚づつ正規の位置に取り付けることを特
徴とする。
【0014】また、本発明に係る集塵電極板の現地組立
方法は、前記複数枚のエレメントを収納した箱体を吊り
天秤を用いてクレーンにより前記ケーシングの上方から
ケーシング内に搬入するとともに、前記吊り天秤を前記
一対の大梁の天端に掛け渡して、前記エレメントを収納
した箱体の荷重を前記大梁に預けたのち、前記クレーン
を吊り天秤から切り離すことを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る集塵電極板の現地組立
方法は、前記箱体から一枚づつ取り出した前記エレメン
トを前記一対の大梁の天端に掛け渡したレールに懸架さ
れた揚重機によって所望の位置まで移動させることを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図7〜図9に本発明の実施の形態
を示す。図7において大梁17の下方はケーシング10
の内部空間30であり、上方はの外部空間31である。
内部空間30には、放電枠12A,12B,12C,1
2Dが既に取り付けられている。ただし、放電枠12
A,12Bは正規の位置に取り付けられ、放電枠12
C,12Dは正規の位置から予め矢印Xの方向に移動し
て搬入され、仮の状態にある。
【0017】また、大梁17の下側のフランジ28には
所定位置にUボルト29A,29B,29C,29Dを
介して、集塵電極板13の上部部材21A,21B,2
1C,21Dが既に取り付けられている。図7は左方の
集塵電極板13Aの組立が完了して、次の集塵電極板1
3Bの組立をしている状況を示している。
【0018】図8に示したように、集塵電極板13を吊
り下げる一対の大梁17の天端32にはレール33及び
吊り天秤34が掛け渡されている。吊り天秤34にはワ
イヤ35を介して箱体36が吊り下げられている。この
箱体36は集塵電極板13の構成部品である複数枚の前
記エレメント20を収納するものである。すなわち、箱
体34内に集塵電極板13一枚分の複数枚の前記エレメ
ント20を収納して、この箱体34を図9に示したよう
に高揚程のクレーン37によりケーシング10の上方か
らケーシング10内の所望位置、すなわち集塵電極板1
3の上部部材21B,21Cが取り付けられた中間位置
に搬入する。クレーン37の吊りワイヤ38を繰り下げ
ることにより、吊り天秤34が一対の大梁17の天端3
2に掛け渡された状態となり、エレメント20を収納し
た箱体34の荷重を吊り天秤34を介して大梁17に預
けたのちに、クレーン37の吊りワイヤ38を吊り天秤
34から切り離し、クレーン37は次の吊搬作業に利用
する。
【0019】また、前記レール33には、チェンブロッ
ク39がレール33の長手方向に移動自在に懸架されて
おり、このチェンブロック39の吊りチェーン40の下
端には前記エレメント20を吊るための吊り治具41が
吊り下げてある。このレール33についても前記吊り天
秤34の場合と同様にクレーン37を用いて大梁17の
天端32の所望位置に掛け渡す。
【0020】上記の準備が揃ったのち、図7、図8に示
すように箱体36からエレメント20を一枚づつ取り出
す。すなわち、前記レール33のチェンブロック39を
箱体36の位置まで移動し、エレメント20に予め穿孔
された吊り孔42に前記吊り治具41を係合して、エレ
メント20と吊り治具41とを連結する。次いで、箱体
36の上部に設けた掛け金43を外して、箱体36から
吊り治具41と連結されたエレメント20を一枚だけ取
り出す。エレメント20を一枚取り出したのちに、前記
箱体36の掛け金43は元に戻す。
【0021】次に、取り出したエレメント20を前記チ
ェンブロック39の移動により所望位置に移動させ、図
8の二点鎖線Eに示したように、その上端を前記上部部
材21Bに固定する。以下、前記と同様の手順によっ
て、エレメント20を一枚づつ上部部材21Bに固定
し、集塵電極板13Bを構成する複数枚のエレメント2
0の上端をすべて固定する。次に前記した集塵電極板1
3の下部部材22によって複数枚のエレメント20の下
端を固定し、一枚の集塵電極板13Bの組立が終了す
る。
【0022】収納した複数枚のエレメント20のすべて
が取り出されて空になった前記箱体36は、吊り天秤3
4ごと前記クレーン37によって、ケーシング10の上
部から抜き出して、次の集塵電極板13の組立に再使用
する。箱体36がケーシング10から抜き出されること
によって、ケーシング10内の前記放電枠12Cが配置
されるべき正規の位置が空きスペースとなる。
【0023】したがって、図7に示された仮の状態に置
かれた放電枠12Cを正規に位置(すなわち、隣り合う
集塵電極板13、13間の中間となる位置)であるY方
向に移動させ、正規に取り付ける。以下、前記した手順
を繰り返すことによって、電気集塵装置の主要構成品で
ある多数の集塵電極板13を順次組立てる。なお、上記
一連の組立作業は主にケーシング10の大梁17近傍の
高所位置で行われるため、この位置に作業が効率よく、
かつ安全にできるように図示されない仮設の作業足場が
予め築かれる。
【0024】上述のように、本実施例によれば、まず、
大梁17の所定位置に上部部材21を取り付け、次いで
複数枚のエレメント20を収納した箱体36をケーシン
グ10内の前記上部部材21の近傍位置に搬入し、次い
で前記箱体36から前記エレメント20を一枚づつ取り
出して、それぞれのエレメント20の上端を前記上部部
材21に固定し、次いで前記複数枚のエレメント20の
下端を前記下部部材22によって固定することによって
一枚の集塵電極板13の組立を終了し、前記箱体36は
次の集塵電極板13の組立に再使用するようにしたの
で、集塵電極板13の組立を能率良く行うことができ
る。
【0025】また、本実施例によれば、前記ケーシング
10内において集塵電極板13と交互に配設される放電
枠12を正規の取り付け位置から移動して搬入してお
き、前記集塵電極板13の組立が一枚終了する毎にに前
記放電枠12を一枚づつ正規の位置に取り付けるように
したので、集塵電極板13の組立の際には前記箱体36
をケーシング10内へ搬入するスペースを確保すること
ができ、集塵電極板13の組立作業を円滑に行うことが
できる。
【0026】また、本実施例によれば、前記複数枚のエ
レメント20を収納した箱体36を吊り天秤34を用い
てクレーン37により前記ケーシング10の上方からケ
ーシング10内に搬入するとともに、前記吊り天秤34
を前記一対の大梁17の天端32に掛け渡して、前記エ
レメント20を収納した箱体34の荷重を前記大梁17
に預けたのち、前記クレーン37を吊り天秤34から切
り離すようにした。このため、切り離したクレーン37
は次の吊搬作業に利用することができクレーン37の稼
動効率が向上する。また、吊り天秤34が一対の大梁1
7に掛け渡されて静止状態にあるので、吊荷である箱体
34の揺れを少なくできエレメント20の取り出し作業
が容易となる。
【0027】また、本実施例によれば、前記箱体36か
ら取り出した前記エレメント20を一対の大梁17の天
端に掛け渡したレール33に懸架したチェンブロック3
9によって所望の位置まで移動するようにしたので、一
枚あたり約30kgもあるエレメント20を人力で移動
する場合に比べて、作業の省力化、効率化、安全化を図
ることができる。
【0028】前記実施例の説明では、作業の順序を細か
く手順を追って示したが、本発明の技術的思想を逸脱し
ない限り、多少の手順前後もしくは作業の一部省略や同
時実施は本発明に包含される。
【0029】前記実施例では、多数の放電枠12をケー
シング10内に搬入し、取り付けたのち、これらの放電
枠12の間に集塵電極板13を一枚づつ組立てる場合に
ついて説明した。しかしながら、本発明はこれに限ら
ず、前記とは逆に、まずケーシング内に集塵電極板を一
枚づつ組立てたのち、これらの集塵電極板の間に放電枠
を一枚づつ取り付けるようにしてもよい。または、集塵
電極板と放電枠を各一枚づつ交互に組立て、取り付けて
行くようにしてもよい。
【0030】前記実施例では、レール33にチェンブロ
ック39を懸架して、エレメント20を吊り下げ、移動
させるようにしたが、チェンブロック39に替えて他の
周知の揚重機を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る集塵電極板
の現地組立方法によれば、ケーシング内での集塵電極板
の取り付け作業を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気集塵装置の一般的な構成を示す側断面図で
ある。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明に係る集塵電極板の構造を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明に係るエレメントの斜視図である。
【図5】本発明に係る電気集塵装置の集塵電極板と放電
枠の取り付け構造を示す詳細図である。
【図6】図5のB−B矢視図である。
【図7】本発明の実施例を示す説明図である。
【図8】図7のC−C矢視図である。
【図9】本発明の実施例に係る箱体の搬入状況を示す側
断面図である。
【符号の説明】
10……ケーシング 12……放電枠 13……集塵電極板 17……大梁 20……エレメント 21……上部部材 22……下部部材 32……(大梁の)天端 33……レール 34……吊り天秤 36……箱体 37……クレーン 39……チェンブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の短冊状のエレメントを上部部材及
    び下部部材によって並列に固定した集塵電極板を、ケー
    シング上部の一対の大梁に一定間隔で多数吊り下げた構
    造の電気集塵装置の現地組立にあたって、 まず、前記大梁の所定位置に前記上部部材を取り付け、
    次いで前記複数枚のエレメントを収納した箱体を前記ケ
    ーシング内の前記上部部材の近傍位置に搬入し、次いで
    前記箱体から前記エレメントを一枚づつ取り出して、そ
    れぞれのエレメントの上端を前記上部部材に固定し、次
    いで前記複数枚のエレメントの下端を前記下部部材によ
    って固定することによって一枚の集塵電極板の組立を終
    了し、前記箱体は次の集塵電極板の組立に再使用するこ
    とを特徴とする集塵電極板の現地組立方法。
  2. 【請求項2】前記ケーシング内において集塵電極板と交
    互に配設される放電枠を正規の取り付け位置から移動し
    て搬入しておき、前記集塵電極板の組立が一枚終了する
    毎に前記放電枠を一枚づつ正規の位置に取り付けること
    を特徴とする請求項1に記載の集塵電極板の現地組立方
    法。
  3. 【請求項3】前記複数枚のエレメントを収納した箱体を
    吊り天秤を用いてクレーンにより前記ケーシングの上方
    からケーシング内に搬入するとともに、前記吊り天秤を
    前記一対の大梁の天端に掛け渡して、前記エレメントを
    収納した箱体の荷重を前記大梁に預けたのち、前記クレ
    ーンを吊り天秤から切り離すことを特徴とする請求項1
    に記載の集塵電極板の現地組立方法。
  4. 【請求項4】前記箱体から一枚づつ取り出した前記エレ
    メントを前記一対の大梁の天端に掛け渡したレールに懸
    架された揚重機によって所望の位置まで移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の集塵電極板の現地組立方
    法。
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