JP2001145652A - 視覚障害者誘導装置 - Google Patents

視覚障害者誘導装置

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JP2001145652A
JP2001145652A JP37588099A JP37588099A JP2001145652A JP 2001145652 A JP2001145652 A JP 2001145652A JP 37588099 A JP37588099 A JP 37588099A JP 37588099 A JP37588099 A JP 37588099A JP 2001145652 A JP2001145652 A JP 2001145652A
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JP
Japan
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signal
infrared
infrared sensor
guidance
infrared rays
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JP37588099A
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Hisashi Sasaki
久 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視覚障害者誘導用杖等から発射される赤外線に
よって誘導路に沿って歩行してきた方向を判別し、その
方向に合致した誘導案内をしようとするものである。 【解決手段】 アーチ型またはドーム型赤外線センサー
支持材1の中心をPとし赤外線センサー2を放射状に固
定し、その延長先から入射する赤外線を感知しその信号
を垂直中心P−P’で振り分け入射角3から入射する赤
外線によって信号4を出力し、入射角5から入射する赤
外線によって信号6を出力するようにして誘導路伝いに
歩行してきた方向を判別し個別の誘導案内ができるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者が現在
地、目的地の方向、または道路情報等を歩行方向毎に、
視覚障害者が携える赤外線発射杖等を使用して誘導する
視覚障害者誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、誘導路等
に埋設・設置したアンテナで視覚障害者が携える杖等か
ら発射する電波や電磁波をキャッチし誘導するものが公
知手段としてある。杖と赤外線を組み合わせたものとし
ては、単に壁や杖に赤外線の送受信器を固定し誘導する
ものや、誘導路の表面に設置している光ファイバーの端
末から情報を得て音声変換し誘導するものがある。(例
えば、特公第2673258号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、誘導路の表面に設置している光ファイバーの
端末から情報を得て音声変換し誘導する方法以外は、す
でに公知手段として広く一般で使用されている。電波や
電磁波を利用したものについては、電波の無指向性や到
達範囲の関係から、限定位置における特定方向に向けて
の誘導は難しく、音声案内に前後左右を取り入れた誘導
ができない問題点を有しており、赤外線リモコンによる
誘導も特定方向の誘導案内は可能であるものの、誘導路
そのものに設置できないとか送受信器の間にある人間等
の障害物によって動作しない等の難点がある。誘導路表
面の特定方向に光ファイバーを向け、杖の先端でその光
ファイバーからの情報を読み取る方法(特公第2673
258号)は光ファイバー自体における光の減衰・数・
透過度・光束・杖の受光角度等から理論上では可能であ
るが点を点で捕らえるこの方法は視覚障害者が利用する
ことは不可能である。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこの様な問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、路面の急激な段差や反射誘導路を検知するために
発明された視覚障害者誘導用杖(特開平10−1088
85号)等が誘導路伝いに歩行してきた方向に限って正
確に捕らえ、その方向に合致した誘導案内をしようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における視覚障害者誘導装置は、視覚障害者
が携える杖の、あらゆる保持角度に対応するためアーチ
型又はドーム型赤外線センサー支持材1の垂直中心P−
P’で振り分け、赤外線センサー2を入射角3・5を各
約60°前後に設定する。
【0006】視覚障害者が、どの方向からセンサーに接
近しているか特定するため各赤外線センサー2の受光角
度は、約30°の円錐状とし、そのエリアはアーチ型又
はドーム型赤外線センサー支持材1に沿って、その中心
線が一直線の帯状になるように固定する。
【0007】入射角3にある赤外線センサー2の赤外線
感知に対応し信号4を出力するようにし入射角5にある
赤外線センサー2の赤外線感知に対応し信号6を出力す
るようにする。
【0008】信号4・6によってそれぞれ個別の誘導案
内ができるようにする。
【0009】アーチ型又はドーム型赤外線センサー支持
材1と赤外線センサー2を収納するためのケース7を設
けその上に赤外線を透過させる強化ガラスカバー8を施
し、これを固定収納し床に敷設するためのボックス9を
設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の形態を実施例にもとづき図
面を参照して説明する。図1〜3において、本発明の誘
導装置を利用する場合は、まず前述した通り
【0011】急激な段差や、反射誘導路等の検知のた
め、杖の先端から赤外線を発射している視覚障害者誘導
用杖(例えば特開平10−108885号等)を使用し
て杖の保持角度45°内外で左側から接近した場合、入
射角3にある入射角合致の赤外線センサー2が感知し信
号4を出力する。
【0012】この場合、入射角30〜90°にある入射
角3の赤外線センサー2が感知させるためには、路面検
知のため杖を傾斜させることによって必然的に入射角3
にある赤外線センサー2が感知し信号4を出力する。
【0013】入射角が90°に近い角度で接近したとし
てもP−P’で切り離し遮光板を入れることによって入
射角5側の赤外線センサー2が感知することはなく万一
感知したとしてもタイムラグによって信号6による誘導
をしない構造とする。
【0014】右側から接近した場合には、入射角5にあ
る赤外線センサー2が感知し信号6を出力する。以下同
様に反対側の信号4による誘導はない。
【0015】本装置を垂直線P−P’を中心に赤外線セ
ンサー支持材1を旋回させたものを増設することによっ
て、前後方向の個別誘導をすることが可能となる。
【実施例】
【0016】本装置を視覚障害者誘導標示等が交差・分
岐する位置等に設置し、視覚障害者誘導用杖等の赤外線
発光器を利用して、誘導標示沿いに左側から接近した場
合、入射角3にある赤外線センサー2が感知し信号4を
出力し、例えば「受付は左に有ります」の音声案内をす
る。
【0017】右方向から接近した場合は、入射角5にあ
る赤外線センサー2が感知し信号6を出力し、例えば
「受付は右に有ります」の音声案内をする。
【0018】このとき誘導標示が交差し四方の誘導を必
要とする場合は、本装置を交設した状態にして前後左右
の個別誘導を可能とする。
【0019】こうした場合、使用を終了したエレベータ
ーや便所側の赤外線センサー2を省くことによって不必
要な誘導を省略できる。
【0020】赤外線センサー2からの信号4・6を集中
制御することによって、様々な誘導をすることができ
る。
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】赤外線センサーを床に設置することで、電
磁波や周囲の明るさに左右されず、赤外線の反射や他の
赤外線等の影響を受けにくく、人や看板等によって赤外
線を遮蔽されることがない。
【0022】視覚障害者誘導用杖等から発せられる赤外
線の受光角度から、接近方向を識別できるため、その方
向に合致した個別の誘導が可能で1つのスピーカーによ
って前後左右の言葉を盛り込んだ誘導案内ができ、各信
号を集中制御することで多目的誘導ができる。
【0023】赤外線センサー支持材1のPから約数10
cmの感知距離があり、不感知通過がない。
【0024】誘導標示の交差・分岐点に設置できるた
め、誘導路と誘導内容が一体化し障害物等への衝突が回
避できる。
【0025】感知時には、利用者が感知センサー部に有
り必要以上の音量を必要とせず騒音扱いされず、方向判
別できないラジオ等や方向を特定動作差せるための補助
具を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の要部断面図である。
【図2】本装置を床に設置した平面図である。
【図3】本装置を床に設置した側面図である。
【符号の説明】
1 赤外線センサー支持材 2 赤外線センサー 3、5 入射角 4、6 信号 7 ケース 8 強化ガラス 9 ボックス P 中心点 P’上部垂直点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーチ型またはドーム型赤外線センサー
    支持材1の中心をPとし赤外線センサー2を放射状に固
    定し、その延長先から入射する赤外線を感知して、その
    信号を垂直中心P−P’で振り分け入射角3から入射す
    る赤外線によって信号4を出力し、入射角5から入射す
    る赤外線によって、信号6を出力するようにし、双方向
    から携え歩行してくる杖の先端等から発射される赤外線
    によって個別の誘導案内ができることを特徴とする視覚
    障害者誘導装置。
JP37588099A 1999-11-24 1999-11-24 視覚障害者誘導装置 Pending JP2001145652A (ja)

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