JP2001145642A - 歯科用磁性アタッチメント - Google Patents
歯科用磁性アタッチメントInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顎骨に植立された歯科用インプラント用フィ
クスチャー又は支台歯にオーバーデンチャーを装着・保
持するために使用する歯科用磁性アタッチメントを、臼
歯部や前歯部での咀嚼時に臼歯部や前歯部の歯肉粘膜の
被圧変位による歯科用磁性アタッチメントを中心とした
回転運動を阻害せず咬合位置が安定した咀嚼機能が得ら
れ、且つキーパーと磁石構造体との接触面での横ずれに
よる複雑な動きによる弊害が発生しないようにする。 【解決手段】 磁石構造体1と磁性材料から成るキーパ
ー2とで磁気回路を構成するオーバーデンチャー用の歯
科用磁性アタッチメントを、磁石構造体1とキーパー2
との接触面の一方を凸状球面にまた他方を凸状球面と同
一半径の凹状球面となし、凸状球面の平面投影形状を凹
状球面の平面投影形状より大きくする。凹状球面はその
周囲が凹状球面の中心軸に直角な平面部を持つ構造にす
ることが好ましい。
クスチャー又は支台歯にオーバーデンチャーを装着・保
持するために使用する歯科用磁性アタッチメントを、臼
歯部や前歯部での咀嚼時に臼歯部や前歯部の歯肉粘膜の
被圧変位による歯科用磁性アタッチメントを中心とした
回転運動を阻害せず咬合位置が安定した咀嚼機能が得ら
れ、且つキーパーと磁石構造体との接触面での横ずれに
よる複雑な動きによる弊害が発生しないようにする。 【解決手段】 磁石構造体1と磁性材料から成るキーパ
ー2とで磁気回路を構成するオーバーデンチャー用の歯
科用磁性アタッチメントを、磁石構造体1とキーパー2
との接触面の一方を凸状球面にまた他方を凸状球面と同
一半径の凹状球面となし、凸状球面の平面投影形状を凹
状球面の平面投影形状より大きくする。凹状球面はその
周囲が凹状球面の中心軸に直角な平面部を持つ構造にす
ることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顎骨に植立された
歯科用インプラントフィクスチャー(以下、単にフィク
スチャーと言う)又は支台歯にオーバーデンチャーを装
着・保持するために使用する歯科用磁性アタッチメント
の改良に関するものである。
歯科用インプラントフィクスチャー(以下、単にフィク
スチャーと言う)又は支台歯にオーバーデンチャーを装
着・保持するために使用する歯科用磁性アタッチメント
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、歯牙が完全に喪失した顎に対
する補綴治療は、口腔粘膜に密着させて維持させるフル
デンチャーが広く用いられているが、残存歯が存在する
場合にはこの残存歯で形成した支台歯を利用して、また
無歯顎患者に対しては近年のインプラント治療の発達に
伴いフィクスチャーを固定源としたオーバーデンチャー
も採用されてきている。
する補綴治療は、口腔粘膜に密着させて維持させるフル
デンチャーが広く用いられているが、残存歯が存在する
場合にはこの残存歯で形成した支台歯を利用して、また
無歯顎患者に対しては近年のインプラント治療の発達に
伴いフィクスチャーを固定源としたオーバーデンチャー
も採用されてきている。
【0003】これまでの無歯顎患者へのフルデンチャー
は、デンチャーの裏面全面による口腔粘膜への密着力が
維持固定の役目を果たし、咬合咀嚼力の負担は前歯部,
臼歯部共にデンチャーの裏面全面に接する歯肉粘膜で行
われるものであるため、歯肉粘膜に負荷がかかった場合
の被圧変位に対する追従は、歯肉粘膜全体で自在に調整
することができた。
は、デンチャーの裏面全面による口腔粘膜への密着力が
維持固定の役目を果たし、咬合咀嚼力の負担は前歯部,
臼歯部共にデンチャーの裏面全面に接する歯肉粘膜で行
われるものであるため、歯肉粘膜に負荷がかかった場合
の被圧変位に対する追従は、歯肉粘膜全体で自在に調整
することができた。
【0004】しかしながら、長期に亘る使用によって歯
肉粘膜に圧痕や歪みが生じたり、顎堤に変形が生じたり
すると、デンチャーの裏面と歯肉粘膜との密着状態が良
好に維持されなくなってきて、容易にデンチャーが口腔
粘膜から外れてしまう現象が発生するという欠点があっ
た。
肉粘膜に圧痕や歪みが生じたり、顎堤に変形が生じたり
すると、デンチャーの裏面と歯肉粘膜との密着状態が良
好に維持されなくなってきて、容易にデンチャーが口腔
粘膜から外れてしまう現象が発生するという欠点があっ
た。
【0005】そこで、デンチャーを従来の口腔粘膜への
密着力のみによって維持固定するのではなく、着脱の容
易性,清掃性,耐久性等の有利性からデンチャーの維持
に磁石吸引力を利用する歯科用磁性アタッチメント、即
ち磁石構造体と磁性材料から成るキーパーとで磁気回路
を構成し、顎骨に植立されたフィクスチャー又は支台歯
に磁石構造体又はキーパーを固定し、デンチャーの裏面
にキーパー又は磁石構造体を固定した構造のオーバーデ
ンチャーが使用されるようになってきている。
密着力のみによって維持固定するのではなく、着脱の容
易性,清掃性,耐久性等の有利性からデンチャーの維持
に磁石吸引力を利用する歯科用磁性アタッチメント、即
ち磁石構造体と磁性材料から成るキーパーとで磁気回路
を構成し、顎骨に植立されたフィクスチャー又は支台歯
に磁石構造体又はキーパーを固定し、デンチャーの裏面
にキーパー又は磁石構造体を固定した構造のオーバーデ
ンチャーが使用されるようになってきている。
【0006】しかしながら、このようなオーバーデンチ
ャーに使用されている歯科用磁性アタッチメントを構成
する磁石構造体とキーパーとの接触吸着面は、平面形状
のものが使用されていたため、臼歯部又は前歯部での咀
嚼時にオーバーデンチャーの臼歯部側又は前歯部側の裏
面が歯肉粘膜に被圧変位を与えると、オーバーデンチャ
ーは歯科用磁性アタッチメント部を中心とする回転運動
を起こしてキーパーと磁石構造体との接触面の一部に隙
間ができて端面接触の状態が発生するため磁石構造体と
キーパーとの相互に損傷を起こすばかりでなく、キーパ
ーと磁石構造体とが平面間接触であるために横ずれも起
こし複雑な動きが発生することになる。更にキーパー端
面への力が、キーパーを顎骨に植立されたフィクスチャ
ーに固定しているキーパースクリューに対し横荷重を発
生し、ネジの緩みやフィクスチャー周囲組織への侵襲と
いう悪影響を与えるという欠点もあった。
ャーに使用されている歯科用磁性アタッチメントを構成
する磁石構造体とキーパーとの接触吸着面は、平面形状
のものが使用されていたため、臼歯部又は前歯部での咀
嚼時にオーバーデンチャーの臼歯部側又は前歯部側の裏
面が歯肉粘膜に被圧変位を与えると、オーバーデンチャ
ーは歯科用磁性アタッチメント部を中心とする回転運動
を起こしてキーパーと磁石構造体との接触面の一部に隙
間ができて端面接触の状態が発生するため磁石構造体と
キーパーとの相互に損傷を起こすばかりでなく、キーパ
ーと磁石構造体とが平面間接触であるために横ずれも起
こし複雑な動きが発生することになる。更にキーパー端
面への力が、キーパーを顎骨に植立されたフィクスチャ
ーに固定しているキーパースクリューに対し横荷重を発
生し、ネジの緩みやフィクスチャー周囲組織への侵襲と
いう悪影響を与えるという欠点もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した如
き従来のオーバーデンチャーへの歯科用磁性アタッチメ
ントの欠点を解消し、咀嚼時に臼歯部や前歯部での歯肉
粘膜への被圧変位によって歯科用磁性アタッチメント部
を中心としたオーバーデンチャーの回転運動が発生して
もキーパーと磁石構造体との接触面の一部に隙間ができ
ずに咬合位置が安定した咀嚼機能が得られ、且つキーパ
ーと磁石構造体との接触面での横ずれによる複雑な動き
による弊害が発生しない歯科用磁性アタッチメントを提
供することを課題とする。
き従来のオーバーデンチャーへの歯科用磁性アタッチメ
ントの欠点を解消し、咀嚼時に臼歯部や前歯部での歯肉
粘膜への被圧変位によって歯科用磁性アタッチメント部
を中心としたオーバーデンチャーの回転運動が発生して
もキーパーと磁石構造体との接触面の一部に隙間ができ
ずに咬合位置が安定した咀嚼機能が得られ、且つキーパ
ーと磁石構造体との接触面での横ずれによる複雑な動き
による弊害が発生しない歯科用磁性アタッチメントを提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究の結果、磁石構造体と磁性材料から
成るキーパーとで磁気回路を構成するオーバーデンチャ
ー用の歯科用磁性アタッチメントにおいて、前記磁石構
造体とキーパーとの接触面の一方が凸状球面をまた他方
が該凸状球面と同一半径の凹状球面をなし、該凸状球面
の平面投影形状が該凹状球面の平面投影形状より大きけ
れば良いことを究明して本発明に係る歯科用磁性アタッ
チメントを完成したのである。
解決すべく鋭意研究の結果、磁石構造体と磁性材料から
成るキーパーとで磁気回路を構成するオーバーデンチャ
ー用の歯科用磁性アタッチメントにおいて、前記磁石構
造体とキーパーとの接触面の一方が凸状球面をまた他方
が該凸状球面と同一半径の凹状球面をなし、該凸状球面
の平面投影形状が該凹状球面の平面投影形状より大きけ
れば良いことを究明して本発明に係る歯科用磁性アタッ
チメントを完成したのである。
【0009】そして、このような本発明に係る歯科用磁
性アタッチメントにおいて、凹状球面がその周囲に該凹
状球面の中心軸に直角な平面部を持っていたり、磁石構
造体が非磁性材料で構成された底付きの円筒状の容器と
該容器内の周囲に設けられた軟磁性材料で構成されたヨ
ークと該ヨークの中央に挿入され該容器の底に固定され
た磁石体と該磁石体を覆う非磁性材料で構成されたスペ
ーサとで構成されていたり、キーパーが残存歯で形成し
た支台歯に埋設されるポスト部を有していたり、キーパ
ーがフィクスチャーの口腔側に設置されるキーパー筒と
該キーパー筒内を貫通して該キーパー筒を該フィクスチ
ャーに螺合固定するキーパースクリューとで構成されて
いたり、キーパーがフィクスチャーの口腔側に設置され
てアバットメントスクリューで該フィクスチャーに固定
されるアバットメントの口腔側に設置されるキーパー筒
と該キーパー筒内を貫通して該キーパー筒を該アバット
メントスクリューに螺合固定するキーパースクリューと
で構成されている態様でも良いことも究明したのであ
る。
性アタッチメントにおいて、凹状球面がその周囲に該凹
状球面の中心軸に直角な平面部を持っていたり、磁石構
造体が非磁性材料で構成された底付きの円筒状の容器と
該容器内の周囲に設けられた軟磁性材料で構成されたヨ
ークと該ヨークの中央に挿入され該容器の底に固定され
た磁石体と該磁石体を覆う非磁性材料で構成されたスペ
ーサとで構成されていたり、キーパーが残存歯で形成し
た支台歯に埋設されるポスト部を有していたり、キーパ
ーがフィクスチャーの口腔側に設置されるキーパー筒と
該キーパー筒内を貫通して該キーパー筒を該フィクスチ
ャーに螺合固定するキーパースクリューとで構成されて
いたり、キーパーがフィクスチャーの口腔側に設置され
てアバットメントスクリューで該フィクスチャーに固定
されるアバットメントの口腔側に設置されるキーパー筒
と該キーパー筒内を貫通して該キーパー筒を該アバット
メントスクリューに螺合固定するキーパースクリューと
で構成されている態様でも良いことも究明したのであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係る歯
科用磁性アタッチメントの実施例について詳細に説明す
る。図1は本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構
成する磁石構造体とキーパーとの1実施例を示す断面説
明図、図2はキーパーの凹状球面がその周囲にその凹状
球面の中心軸に直角な平面部を持っている本発明に係る
歯科用磁性アタッチメントを構成する磁石構造体とキー
パーとの1実施例を示す断面説明図、図3はキーパーが
残存歯で形成した支台歯に埋設されるポスト部を有する
本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構成する磁石
構造体とキーパーとの1実施例を示す断面説明図、図4
はキーパーがフィクスチャーの口腔側に設置されるキー
パー筒とこのキーパー筒内を貫通してこのキーパー筒を
フィクスチャーに螺合固定するキーパースクリューとで
構成されている本発明に係る歯科用磁性アタッチメント
を構成する磁石構造体とキーパーとの1実施例において
キーパーをフィクスチャーに螺合固定した状態を示す断
面説明図、図5はキーパーがフィクスチャーの口腔側に
設置されてアバットメントスクリューでフィクスチャー
に固定されるアバットメントの口腔側に設置されるキー
パー筒とこのキーパー筒内を貫通してこのキーパー筒を
フィクスチャーに螺合固定するキーパースクリューとで
構成されている本発明に係る歯科用磁性アタッチメント
を構成する磁石構造体とキーパーとの1実施例において
アバットメントを介してキーパーをフィクスチャーに螺
合固定した状態を示す断面説明図である。
科用磁性アタッチメントの実施例について詳細に説明す
る。図1は本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構
成する磁石構造体とキーパーとの1実施例を示す断面説
明図、図2はキーパーの凹状球面がその周囲にその凹状
球面の中心軸に直角な平面部を持っている本発明に係る
歯科用磁性アタッチメントを構成する磁石構造体とキー
パーとの1実施例を示す断面説明図、図3はキーパーが
残存歯で形成した支台歯に埋設されるポスト部を有する
本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構成する磁石
構造体とキーパーとの1実施例を示す断面説明図、図4
はキーパーがフィクスチャーの口腔側に設置されるキー
パー筒とこのキーパー筒内を貫通してこのキーパー筒を
フィクスチャーに螺合固定するキーパースクリューとで
構成されている本発明に係る歯科用磁性アタッチメント
を構成する磁石構造体とキーパーとの1実施例において
キーパーをフィクスチャーに螺合固定した状態を示す断
面説明図、図5はキーパーがフィクスチャーの口腔側に
設置されてアバットメントスクリューでフィクスチャー
に固定されるアバットメントの口腔側に設置されるキー
パー筒とこのキーパー筒内を貫通してこのキーパー筒を
フィクスチャーに螺合固定するキーパースクリューとで
構成されている本発明に係る歯科用磁性アタッチメント
を構成する磁石構造体とキーパーとの1実施例において
アバットメントを介してキーパーをフィクスチャーに螺
合固定した状態を示す断面説明図である。
【0011】図面中、1は本発明に係る歯科用磁性アタ
ッチメントを構成する磁石構造体であり、磁石体のみで
構成されていても良いが、図示した実施例の如く非磁性
材料で構成された底付きの円筒状の容器1bと、この容器
1b内の周囲に設けられた軟磁性材料で構成されたヨーク
1cと、このヨーク1cの中央に挿入され容器1bの底に固定
された磁石体1aと、この磁石体1aを覆う非磁性材料で構
成されたスペーサ1dとで構成されていることが磁石体1a
からの磁力を有効に使用できるので好ましい。
ッチメントを構成する磁石構造体であり、磁石体のみで
構成されていても良いが、図示した実施例の如く非磁性
材料で構成された底付きの円筒状の容器1bと、この容器
1b内の周囲に設けられた軟磁性材料で構成されたヨーク
1cと、このヨーク1cの中央に挿入され容器1bの底に固定
された磁石体1aと、この磁石体1aを覆う非磁性材料で構
成されたスペーサ1dとで構成されていることが磁石体1a
からの磁力を有効に使用できるので好ましい。
【0012】2は磁石構造体1に吸引されて磁石構造体
1とで磁気回路を構成する磁性材料から成り本発明に係
る歯科用磁性アタッチメントを構成するキーパーであ
り、このキーパー2としては、図1及び図2に示す如く
残存歯で形成した支台歯やオーバーデンチャーに固定さ
れる保持材(図示無し)に固定されるものや、図3に示
す如く残存歯で形成した支台歯に埋設されるポスト部を
有するものや、図4に示す如くフィクスチャー3の口腔
側に設置されるキーパー筒2aとこのキーパー筒2a内を貫
通してこのキーパー筒2aをフィクスチャー3に螺合固定
するキーパースクリュー2bとで構成されているものや、
図5に示す如くフィクスチャー3の口腔側に設置されて
アバットメントスクリュー5でフィクスチャー3に固定
されるアバットメント4の口腔側に設置されるキーパー
筒2aとこのキーパー筒2a内を貫通してこのキーパー筒2a
をアバットメントスクリュー5に螺合固定するキーパー
スクリュー2bとで構成されているものがある。
1とで磁気回路を構成する磁性材料から成り本発明に係
る歯科用磁性アタッチメントを構成するキーパーであ
り、このキーパー2としては、図1及び図2に示す如く
残存歯で形成した支台歯やオーバーデンチャーに固定さ
れる保持材(図示無し)に固定されるものや、図3に示
す如く残存歯で形成した支台歯に埋設されるポスト部を
有するものや、図4に示す如くフィクスチャー3の口腔
側に設置されるキーパー筒2aとこのキーパー筒2a内を貫
通してこのキーパー筒2aをフィクスチャー3に螺合固定
するキーパースクリュー2bとで構成されているものや、
図5に示す如くフィクスチャー3の口腔側に設置されて
アバットメントスクリュー5でフィクスチャー3に固定
されるアバットメント4の口腔側に設置されるキーパー
筒2aとこのキーパー筒2a内を貫通してこのキーパー筒2a
をアバットメントスクリュー5に螺合固定するキーパー
スクリュー2bとで構成されているものがある。
【0013】このキーパー2を構成する磁性材料として
は、口腔内で使用するものであるから錆等が発生し難く
且つ磁性を有するフェライト系又はマルテンサイト系の
ステンレス鋼が好ましく使用できる。
は、口腔内で使用するものであるから錆等が発生し難く
且つ磁性を有するフェライト系又はマルテンサイト系の
ステンレス鋼が好ましく使用できる。
【0014】そして、本発明に係る歯科用磁性アタッチ
メントにおいては、磁石構造体1とキーパー2との接触
面の一方が凸状球面を、また他方がこの凸状球面と同一
半径の凹状球面をなし、凸状球面の平面投影形状が凹状
球面の平面投影形状より大きいことを特徴としており、
凹状球面がその周囲にその凹状球面の中心軸に直角な平
面部を持つ態様であることが好ましい。
メントにおいては、磁石構造体1とキーパー2との接触
面の一方が凸状球面を、また他方がこの凸状球面と同一
半径の凹状球面をなし、凸状球面の平面投影形状が凹状
球面の平面投影形状より大きいことを特徴としており、
凹状球面がその周囲にその凹状球面の中心軸に直角な平
面部を持つ態様であることが好ましい。
【0015】この磁石構造体1とキーパー2との接触面
である凸状球面と凹状球面との半径は、咀嚼時に臼歯部
や前歯部での歯肉粘膜の被圧変位によってオーバーデン
チャーに歯科用磁性アタッチメント部を中心とした回転
運動が生じても、凸状球面と凹状球面とが磁石構造体1
とキーパー2とで構成された磁気回路による吸引力によ
ってその接触を保った状態のまま円滑な回転運動が維持
される半径であって、且つ臨床的な配慮として、過大な
横荷重が発生した場合には磁石構造体1がキーパー2か
ら外れてキーパー2の周縁部に大きな負荷が生じさせず
その結果キーパー2が固定されている支台歯やフィクス
チャーの折損及びフィクスチャー周囲骨の吸収・破壊の
危険性を防ぐと共にオーバーデンチャーが臼歯部や前歯
部での咀嚼時に臼歯部や前歯部での歯肉粘膜の被圧変位
による歯科用磁性アタッチメント部を中心とした最大回
転時の接点移動でもその接点が凹状球面内に留まってい
てしかも凸状球面と凹状球面との接触面における磁石構
造体1による吸引力が減少しないような半径を選定すれ
ば良い。
である凸状球面と凹状球面との半径は、咀嚼時に臼歯部
や前歯部での歯肉粘膜の被圧変位によってオーバーデン
チャーに歯科用磁性アタッチメント部を中心とした回転
運動が生じても、凸状球面と凹状球面とが磁石構造体1
とキーパー2とで構成された磁気回路による吸引力によ
ってその接触を保った状態のまま円滑な回転運動が維持
される半径であって、且つ臨床的な配慮として、過大な
横荷重が発生した場合には磁石構造体1がキーパー2か
ら外れてキーパー2の周縁部に大きな負荷が生じさせず
その結果キーパー2が固定されている支台歯やフィクス
チャーの折損及びフィクスチャー周囲骨の吸収・破壊の
危険性を防ぐと共にオーバーデンチャーが臼歯部や前歯
部での咀嚼時に臼歯部や前歯部での歯肉粘膜の被圧変位
による歯科用磁性アタッチメント部を中心とした最大回
転時の接点移動でもその接点が凹状球面内に留まってい
てしかも凸状球面と凹状球面との接触面における磁石構
造体1による吸引力が減少しないような半径を選定すれ
ば良い。
【0016】そして、凸状球面の平面投影形状を凹状球
面の平面投影形状より大きくすることによって、凸状球
面縁部が凹状球面の内面に当接して円滑な回転運動を阻
害したり、凹状球面の内面を損傷させることが防止でき
るのであり、またこの半径が同一の凸状球面と凹状球面
とが接触面を成していることにより臼歯部や前歯部での
咀嚼時に臼歯部や前歯部の歯肉粘膜の被圧変位によって
オーバーデンチャーに横ずれが発生しても磁石構造体1
がキーパー2から外れることが無くなるのであるが、過
大な横荷重が発生して凸状球面が凹状球面から外れた場
合に凸状球面が凹状球面の周縁部に大きな応力を生じさ
せても凹状球面が損傷しないようにするために凹状球面
がその周囲が凹状球面の中心軸に直角な平面部を持って
いることが好ましい。
面の平面投影形状より大きくすることによって、凸状球
面縁部が凹状球面の内面に当接して円滑な回転運動を阻
害したり、凹状球面の内面を損傷させることが防止でき
るのであり、またこの半径が同一の凸状球面と凹状球面
とが接触面を成していることにより臼歯部や前歯部での
咀嚼時に臼歯部や前歯部の歯肉粘膜の被圧変位によって
オーバーデンチャーに横ずれが発生しても磁石構造体1
がキーパー2から外れることが無くなるのであるが、過
大な横荷重が発生して凸状球面が凹状球面から外れた場
合に凸状球面が凹状球面の周縁部に大きな応力を生じさ
せても凹状球面が損傷しないようにするために凹状球面
がその周囲が凹状球面の中心軸に直角な平面部を持って
いることが好ましい。
【0017】また、本発明に係る歯科用磁性アタッチメ
ントを構成するキーパー2がフィクスチャー3の口腔側
に設置されるキーパー筒2aとこのキーパー筒2aとキーパ
ースクリュー2bとで構成される場合には、フィクスチャ
ー3の口腔側に設置される歯科用磁性アタッチメントの
取付位置が歯肉側に低い方がオーバーデンチャー内に配
置される磁石構造体1の取付位置を低く抑えられるため
製作上のみならず、フィクスチャー3の中心軸に加わる
横成分のモーメントが小さくなるため、フィクスチャー
3及びフィクスチャー3の周囲骨への影響を少なくでき
て有利であるから、図4に示す構造のようにキーパー2
を直接フィクスチャー3に固定して歯肉からの高さを低
くすることが望ましい。
ントを構成するキーパー2がフィクスチャー3の口腔側
に設置されるキーパー筒2aとこのキーパー筒2aとキーパ
ースクリュー2bとで構成される場合には、フィクスチャ
ー3の口腔側に設置される歯科用磁性アタッチメントの
取付位置が歯肉側に低い方がオーバーデンチャー内に配
置される磁石構造体1の取付位置を低く抑えられるため
製作上のみならず、フィクスチャー3の中心軸に加わる
横成分のモーメントが小さくなるため、フィクスチャー
3及びフィクスチャー3の周囲骨への影響を少なくでき
て有利であるから、図4に示す構造のようにキーパー2
を直接フィクスチャー3に固定して歯肉からの高さを低
くすることが望ましい。
【0018】しかしながらスクリューの機能として過負
荷発生時にスクリューが破折してフィクスチャー3を保
護する機能があるので、図5に示す如くアバットメント
4を介する2重のスクリュー(キーパースクリュー2bと
アバットメントスクリュー5との組合せ)構造とした方
が安全性が高く、更に通常フィクスチャー3に螺設され
ているネジよりアバットメントスクリュー5に螺設され
ているネジの方が細いため、この保護機能は高くなり安
全性が高まると共に、アバットメント4は生体親和性に
優れたチタン又はチタン合金製であるから歯肉と接触す
る部位に生体親和性に問題が無い部材を使用できる利点
もある。よって、患者の骨質,フィクスチャー3の埋入
部位,咬合高さ,軟組織の高径等の条件と安全性とを考
慮してアバットメント4を使用するか否かを選択すれば
良い。
荷発生時にスクリューが破折してフィクスチャー3を保
護する機能があるので、図5に示す如くアバットメント
4を介する2重のスクリュー(キーパースクリュー2bと
アバットメントスクリュー5との組合せ)構造とした方
が安全性が高く、更に通常フィクスチャー3に螺設され
ているネジよりアバットメントスクリュー5に螺設され
ているネジの方が細いため、この保護機能は高くなり安
全性が高まると共に、アバットメント4は生体親和性に
優れたチタン又はチタン合金製であるから歯肉と接触す
る部位に生体親和性に問題が無い部材を使用できる利点
もある。よって、患者の骨質,フィクスチャー3の埋入
部位,咬合高さ,軟組織の高径等の条件と安全性とを考
慮してアバットメント4を使用するか否かを選択すれば
良い。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に係る歯科
用磁性アタッチメントは、オーバーデンチャーを確実に
保持させることができるにも拘らず、臼歯部や前歯部で
の咀嚼時に臼歯部や前歯部の歯肉粘膜の被圧変位に伴う
オーバーデンチャーの歯科用磁性アタッチメント部を中
心とした回転運動を阻害せず咬合位置が安定した咀嚼機
能が得られ、且つ歯科用磁性アタッチメントのキーパー
と磁石構造体との接触面で隙間ができない状態で横ずれ
防止を可能とする画期的な歯科用磁性アタッチメントで
ある。
用磁性アタッチメントは、オーバーデンチャーを確実に
保持させることができるにも拘らず、臼歯部や前歯部で
の咀嚼時に臼歯部や前歯部の歯肉粘膜の被圧変位に伴う
オーバーデンチャーの歯科用磁性アタッチメント部を中
心とした回転運動を阻害せず咬合位置が安定した咀嚼機
能が得られ、且つ歯科用磁性アタッチメントのキーパー
と磁石構造体との接触面で隙間ができない状態で横ずれ
防止を可能とする画期的な歯科用磁性アタッチメントで
ある。
【0020】そして、凹状球面がその周囲にその凹状球
面の中心軸に直角な平面部を持つ構造にすれば、大きな
横荷重が発生してキーパーと磁石構造体とが外れた場合
でもキーパーの磁石構造体との接触面での損傷等がなく
消耗部品が不要となるため、患者及び術者に大きな恩恵
をもたらすのである。
面の中心軸に直角な平面部を持つ構造にすれば、大きな
横荷重が発生してキーパーと磁石構造体とが外れた場合
でもキーパーの磁石構造体との接触面での損傷等がなく
消耗部品が不要となるため、患者及び術者に大きな恩恵
をもたらすのである。
【0021】このような効果を奏する本発明に係る歯科
用磁性アタッチメントは、歯科医療における技術の向上
に寄与するところの非常に大きなものである。
用磁性アタッチメントは、歯科医療における技術の向上
に寄与するところの非常に大きなものである。
【図1】本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構成
する磁石構造体とキーパーとの1実施例を示す断面説明
図である。
する磁石構造体とキーパーとの1実施例を示す断面説明
図である。
【図2】キーパーの凹状球面がその周囲にその凹状球面
の中心軸に直角な平面部を持っている本発明に係る歯科
用磁性アタッチメントを構成する磁石構造体とキーパー
との1実施例を示す断面説明図である。
の中心軸に直角な平面部を持っている本発明に係る歯科
用磁性アタッチメントを構成する磁石構造体とキーパー
との1実施例を示す断面説明図である。
【図3】キーパーが残存歯で形成した支台歯に埋設され
るポスト部を有する本発明に係る歯科用磁性アタッチメ
ントを構成する磁石構造体とキーパーとの1実施例を示
す断面説明図である。
るポスト部を有する本発明に係る歯科用磁性アタッチメ
ントを構成する磁石構造体とキーパーとの1実施例を示
す断面説明図である。
【図4】キーパーが歯科用インプラントフィクスチャー
の口腔側に設置されるキーパー筒とこのキーパー筒内を
貫通してこのキーパー筒を歯科用インプラントフィクス
チャーに螺合固定するキーパースクリューとで構成され
ている本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構成す
る磁石構造体とキーパーとの1実施例においてキーパー
を歯科用インプラントフィクスチャーに螺合固定した状
態を示す断面説明図である。
の口腔側に設置されるキーパー筒とこのキーパー筒内を
貫通してこのキーパー筒を歯科用インプラントフィクス
チャーに螺合固定するキーパースクリューとで構成され
ている本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構成す
る磁石構造体とキーパーとの1実施例においてキーパー
を歯科用インプラントフィクスチャーに螺合固定した状
態を示す断面説明図である。
【図5】キーパーが歯科用インプラントフィクスチャー
の口腔側に設置されてアバットメントスクリューで歯科
用インプラントフィクスチャーに固定されるアバットメ
ントの口腔側に設置されるキーパー筒とこのキーパー筒
内を貫通してこのキーパー筒を歯科用インプラントフィ
クスチャーに螺合固定するキーパースクリューとで構成
されている本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構
成する磁石構造体とキーパーとの1実施例においてアバ
ットメントを介してキーパーを歯科用インプラントフィ
クスチャーに螺合固定した状態を示す断面説明図であ
る。
の口腔側に設置されてアバットメントスクリューで歯科
用インプラントフィクスチャーに固定されるアバットメ
ントの口腔側に設置されるキーパー筒とこのキーパー筒
内を貫通してこのキーパー筒を歯科用インプラントフィ
クスチャーに螺合固定するキーパースクリューとで構成
されている本発明に係る歯科用磁性アタッチメントを構
成する磁石構造体とキーパーとの1実施例においてアバ
ットメントを介してキーパーを歯科用インプラントフィ
クスチャーに螺合固定した状態を示す断面説明図であ
る。
1 磁石構造体 1a 磁石体 1b 容器 1c ヨーク 1d スペーサ 2 キーパー 2a キーパー筒 2b キーパースクリュー 3 フィクスチャー 4 アバットメント 5 アバットメントスクリュー
Claims (6)
- 【請求項1】 磁石構造体(1)と磁性材料から成るキー
パー(2)とで磁気回路を構成するオーバーデンチャー用
の歯科用磁性アタッチメントにおいて、前記磁石構造体
(1)とキーパー(2)との接触面の一方が凸状球面をまた
他方が該凸状球面と同一半径の凹状球面をなし、該凸状
球面の平面投影形状が該凹状球面の平面投影形状より大
きいことを特徴とする歯科用磁性アタッチメント。 - 【請求項2】 凹状球面がその周囲に該凹状球面の中心
軸に直角な平面部を持つ請求項1に記載の歯科用磁性ア
タッチメント。 - 【請求項3】 磁石構造体(1)が、非磁性材料で構成さ
れた底付きの円筒状の容器(1b)と、該容器(1b)内の周囲
に設けられた軟磁性材料で構成されたヨーク(1c)と、該
ヨーク(1c)の中央に挿入され該容器(1b)の底に固定され
た磁石体(1a)と、該磁石体(1a)を覆う非磁性材料で構成
されたスペーサ(1d)とで構成されている請求項1又は2
に記載の歯科用磁性アタッチメント。 - 【請求項4】 キーパー(2)が、残存歯で形成した支台
歯に埋設されるポスト部を有している請求項1から3ま
でのいずれか1項に記載の歯科用磁性アタッチメント。 - 【請求項5】 キーパー(2)が、歯科用インプラントフ
ィクスチャー(3)の口腔側に設置されるキーパー筒(2a)
と該キーパー筒(2a)内を貫通して該キーパー筒(2a)を該
歯科用インプラントフィクスチャー(3)に螺合固定する
キーパースクリュー(2b)とで構成されている請求項1か
ら3までのいずれか1項に記載の歯科用磁性アタッチメ
ント。 - 【請求項6】 キーパー(2)が、歯科用インプラントフ
ィクスチャー(3)の口腔側に設置されてアバットメント
スクリュー(5)で該歯科用インプラントフィクスチャー
(3)に固定されるアバットメント(4)の口腔側に設置さ
れるキーパー筒(2a)と該キーパー筒(2a)内を貫通して該
キーパー筒(2a)を該アバットメントスクリュー(5)に螺
合固定するキーパースクリュー(2b)とで構成されている
請求項1から3までのいずれか1項に記載の歯科用磁性
アタッチメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33332999A JP2001145642A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 歯科用磁性アタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33332999A JP2001145642A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 歯科用磁性アタッチメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001145642A true JP2001145642A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18264904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33332999A Pending JP2001145642A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 歯科用磁性アタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001145642A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1243232A1 (en) * | 2001-03-22 | 2002-09-25 | Aichi Steel Corporation | Dental magnetic attachment |
JP2006043341A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Gc Corp | 歯科インプラント用キーパー |
WO2007128263A1 (de) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Profim Ltd. | Magnetisches abdrucksystem |
KR200473225Y1 (ko) * | 2012-05-18 | 2014-06-19 | (주)카이노스메덴텍 | 오버덴쳐용 마그네틱 어태치먼트 장치 |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP33332999A patent/JP2001145642A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1243232A1 (en) * | 2001-03-22 | 2002-09-25 | Aichi Steel Corporation | Dental magnetic attachment |
KR20020075199A (ko) * | 2001-03-22 | 2002-10-04 | 아이치 세이코우 가부시키가이샤 | 의치 어태치먼트 |
JP2006043341A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Gc Corp | 歯科インプラント用キーパー |
WO2007128263A1 (de) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Profim Ltd. | Magnetisches abdrucksystem |
KR200473225Y1 (ko) * | 2012-05-18 | 2014-06-19 | (주)카이노스메덴텍 | 오버덴쳐용 마그네틱 어태치먼트 장치 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050719 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |