JP2001145524A - 舌磨きブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】口臭の原因のひとつに舌苔がある。これは舌の
表面に生ずる苔状のもので、リンパ球、上皮細胞、食物
残渣等が舌乳頭の間に残り、更にこれに細菌が繁殖し、
薄い白色舌苔形成しものでる。これら舌苔を拭き取り口
腔内を清潔にし口臭を防ぐことを目的とする。 【解決手段】従来の歯ブラシの基部と先端部にそれぞれ
プレートを固定するための穴を開ける。硬質プラスチッ
クの断面かまぼこ状の板にパイル系布か、あるいは凹凸
を有する紙を張り付けてプレートを作る。前述のプレー
トの基部と先端部にそれぞれに２本の突起柱を作り、こ
れをブラシの穴にはめ込み固定した用具で、舌苔の拭き
取り及び口臭防止用具である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は舌の細胞や組織を全く傷
めずに、かつ、簡単に舌苔を払拭する舌磨きに関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来の舌磨き用ブラシとしては後部に把
手柄を連結した略円盤状の基台に歯ブラシ状に毛を植え
込んだもの、あるいは単に植毛したワイヤーをＹの字に
左右に張ったものや、後部に把手柄を連結したリング状
枠体の前端部の上下に舌苔掻き取り用の鍔を設けやや後
方に植毛したワイヤーを張り渡したものが存在するが、
いずれも製造コストが高くついたり、掻き取り効果が低
い、また、舌の細胞や組織を傷めるため味覚障害を発生
させる要因となる欠点を持っている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本願は上記これら欠点
を解決し、製造コストが安価で、しかも拭き取り効果が
高く口臭を予防し、かつ、舌の細胞や組織を傷めず味覚
障害を発生させないための舌磨き用ブラシを提供するも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、 １ 従来の歯ブラシの基部と先端部にそれぞれプレート
を固定する穴を開ける。 ２ 硬質プラスチックの断面かまぼこ状の板にパイル系
布か、あるいは凹凸を有する紙を張り付けてプレートを
作る。 ３ 前述のプレートの基部と先端部にそれぞれに２本の
突起柱を作り、これをブラシの穴にはめ込み固定する。

【０００５】

【発明の効果】製造コストが安価で、しかも舌苔の拭き
取り効果が高く口臭を予防し、かつ、舌の細胞や組織を
傷めず味覚障害を発生させない舌磨き用ブラシを提供す
るものである。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 舌磨き用ブラシ平面

【図 ２】 プレートの内側

【図 ２′】 プレートの内側

【図 ３】 プレートの外側（舌拭き部分）

【図 ３′】 プレートの外側（舌拭き部分）

【図 ４】 プレートの側面

【図 ５】 プレートの内側突起部分の拡大

【図 ６】 歯ブラシとプレートとの関連図で正面
図

【図 ７】 歯ブラシとプレートとの関連図で側面
図

【符号の説明】

１ ブラシ ２ 歯ブラシの柄 ３ プレート ４ パイル系布及び凹凸を有する紙 ５ 突起柱 ６ 突起柱挿入穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】１ 従来の歯ブラシの基部と先端部にそれ
   ぞれプレートを固定する穴を開ける。 ２ 硬質プラスチックの断面かまぼこ状の板にパイル系
   布か、あるいは凹凸を有する紙を張り付けてプレートを
   作る。 ３ 前述のプレートの内側の基部と先端部にそれぞれに
   ２本の突起柱を作り、これをブラシの穴にはめ込み固定
   する。