JP2001145474A - 抗酸化・免疫向上飲料及びその製造方法 - Google Patents
抗酸化・免疫向上飲料及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 天然物からの抽出物を用いて抗酸化性を高め
た飲食物であって、その抗酸化性能が一層増強され、更
に、免疫向上機能をも備えた飲食物を提供する。 【解決手段】 少なくともサンザシ果汁及び/又はサン
ザシピューレを含み、更に、茶の葉のエキス、ハーブエ
キス、スパイスエキスの中のいずれか一種以上を含むこ
とを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免
疫向上飲料であって、サンザシ果汁及び/又はサンザシ
ピューレは抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイ
ド活性値で100unit/ml以上、茶の葉のエキ
ス、ハーブエキス及びスパイスエキスは、それぞれの抗
酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活性値で2
0,000unit/ml以上とした抗酸化・免疫向上
飲料によって前記課題を解決した。
た飲食物であって、その抗酸化性能が一層増強され、更
に、免疫向上機能をも備えた飲食物を提供する。 【解決手段】 少なくともサンザシ果汁及び/又はサン
ザシピューレを含み、更に、茶の葉のエキス、ハーブエ
キス、スパイスエキスの中のいずれか一種以上を含むこ
とを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免
疫向上飲料であって、サンザシ果汁及び/又はサンザシ
ピューレは抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイ
ド活性値で100unit/ml以上、茶の葉のエキ
ス、ハーブエキス及びスパイスエキスは、それぞれの抗
酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活性値で2
0,000unit/ml以上とした抗酸化・免疫向上
飲料によって前記課題を解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、健康食品、栄養
補助食品に関し、特に、生体内の酸化を抑制し、健康維
持と病気予防に役立つ抗酸化・免疫向上飲料に関する。
補助食品に関し、特に、生体内の酸化を抑制し、健康維
持と病気予防に役立つ抗酸化・免疫向上飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】天然物からの抽出物を用いて抗酸化性を
高めた飲食物は従来から知られている。例えば、本件出
願人が先に提案している「抗酸化ミネラル飲料及びその
製造法」(特開平3−228667号)、「抗酸化スー
プ及びその製造法並びに抗酸化スープ用添加物」(特開
平9−9922号)などがある。
高めた飲食物は従来から知られている。例えば、本件出
願人が先に提案している「抗酸化ミネラル飲料及びその
製造法」(特開平3−228667号)、「抗酸化スー
プ及びその製造法並びに抗酸化スープ用添加物」(特開
平9−9922号)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、天然物から
の抽出物を用いて抗酸化性を高めた飲食物であって、そ
の抗酸化性能がより一層増強され、更に、免疫向上機能
をも備え、日常的に飲食可能な天然抗酸化素材を原料と
する飲食物を提案することを目的としている。
の抽出物を用いて抗酸化性を高めた飲食物であって、そ
の抗酸化性能がより一層増強され、更に、免疫向上機能
をも備え、日常的に飲食可能な天然抗酸化素材を原料と
する飲食物を提案することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、天然の食
物の中で抗酸化・免疫向上機能を有する物を種々検討
し、サンザシ(山査子)に注目した。
物の中で抗酸化・免疫向上機能を有する物を種々検討
し、サンザシ(山査子)に注目した。
【0005】サンザシ(山査子)は、バラ科の落葉低木
であって、枝には短毛と所々にとげがあり、中国を原産
としている。春、ウメに似た五弁白色の花を開き、秋、
黄色の果実を結ぶ。この果実は薬用として知られ、中国
では古来より常食されてきた。その化学組成は、フラボ
ノイド様物質、タンニン、エビカテキン、コリン、アス
コルビン酸、有機酸で構成されており、薬理作用とし
て、抗高血圧効果、冠状動脈血液循環改善、血中脂肪減
少、心臓刺激作用、抗不正脈作用、消化作用、抗菌作用
がある。
であって、枝には短毛と所々にとげがあり、中国を原産
としている。春、ウメに似た五弁白色の花を開き、秋、
黄色の果実を結ぶ。この果実は薬用として知られ、中国
では古来より常食されてきた。その化学組成は、フラボ
ノイド様物質、タンニン、エビカテキン、コリン、アス
コルビン酸、有機酸で構成されており、薬理作用とし
て、抗高血圧効果、冠状動脈血液循環改善、血中脂肪減
少、心臓刺激作用、抗不正脈作用、消化作用、抗菌作用
がある。
【0006】本発明は、このように種々の優れた薬理作
用を有し、高い抗酸化・免疫向上機能を有するサンザシ
を主成分とし、このサンザシの果汁に、又は、サンザシ
ピューレに、若しくは、サンザシ果汁及びサンザシピュ
ーレの双方に組み合わせて相加的に抗酸化性・免疫向上
機能を高めることのできる成分を選択し、優れた抗酸化
性・免疫向上機能を発揮しつつ、日常的に飲食する飲料
に適した味覚・風味を有するように、これらの成分の配
合割合を定めて飲料を製造することにより、前記課題を
解決したのである。
用を有し、高い抗酸化・免疫向上機能を有するサンザシ
を主成分とし、このサンザシの果汁に、又は、サンザシ
ピューレに、若しくは、サンザシ果汁及びサンザシピュ
ーレの双方に組み合わせて相加的に抗酸化性・免疫向上
機能を高めることのできる成分を選択し、優れた抗酸化
性・免疫向上機能を発揮しつつ、日常的に飲食する飲料
に適した味覚・風味を有するように、これらの成分の配
合割合を定めて飲料を製造することにより、前記課題を
解決したのである。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明が提案する抗酸
化・免疫向上飲料は、少なくともサンザシ果汁及び/又
はサンザシピューレを含み、更に、茶の葉のエキス、ハ
ーブエキス、スパイスエキスの中のいずれか一種以上を
含むことを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸
化・免疫向上飲料であり、他の抗酸化・免疫向上飲料
は、少なくともサンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レを含み、更に、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパ
イスエキスの中のいずれか一種以上と、果実エキス又は
有色果汁又は果実エキスと有色果汁との双方を含むこと
を特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免疫
向上飲料である。
化・免疫向上飲料は、少なくともサンザシ果汁及び/又
はサンザシピューレを含み、更に、茶の葉のエキス、ハ
ーブエキス、スパイスエキスの中のいずれか一種以上を
含むことを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸
化・免疫向上飲料であり、他の抗酸化・免疫向上飲料
は、少なくともサンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レを含み、更に、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパ
イスエキスの中のいずれか一種以上と、果実エキス又は
有色果汁又は果実エキスと有色果汁との双方を含むこと
を特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免疫
向上飲料である。
【0008】また、天然抗酸化素材を原料とする抗酸化
・免疫向上飲料の製造方法として本発明が提案する第一
の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス、ハーブエ
キス又はスパイスエキスのいずれかを5重量%〜10重
量%と、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製
造方法、第二の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサ
ンザシピューレ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキ
ス4重量%〜8重量%、ハーブエキス1重量%〜5重量
%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製造方
法、第三の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザ
シピューレ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス4
重量%〜8重量%、スパイスエキス1重量%〜5重量
%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製造方
法、第四の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザ
シピューレ30重量%〜75重量%、ハーブエキス2.
5重量%〜5重量%、スパイスエキス2.5重量%〜5
重量%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製
造方法、第五の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサ
ンザシピューレ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキ
ス4重量%〜8重量%、ハーブエキス0.5重量%〜
2.5重量%、スパイスエキス0.5重量%〜2.5重
量%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製造
方法である。
・免疫向上飲料の製造方法として本発明が提案する第一
の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス、ハーブエ
キス又はスパイスエキスのいずれかを5重量%〜10重
量%と、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製
造方法、第二の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサ
ンザシピューレ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキ
ス4重量%〜8重量%、ハーブエキス1重量%〜5重量
%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製造方
法、第三の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザ
シピューレ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス4
重量%〜8重量%、スパイスエキス1重量%〜5重量
%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製造方
法、第四の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザ
シピューレ30重量%〜75重量%、ハーブエキス2.
5重量%〜5重量%、スパイスエキス2.5重量%〜5
重量%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製
造方法、第五の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサ
ンザシピューレ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキ
ス4重量%〜8重量%、ハーブエキス0.5重量%〜
2.5重量%、スパイスエキス0.5重量%〜2.5重
量%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る製造
方法である。
【0009】更に、天然抗酸化素材を原料とする抗酸化
・免疫向上飲料の製造方法として本発明が提案する第六
の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁又
は果実エキスと有色果汁との双方を5重量%〜10重量
%、茶の葉のエキス、ハーブエキス又はスパイスエキス
のいずれかを5重量%〜10重量%と、糖類20重量%
〜30重量%を混合して得る製造方法、第七の製造方法
は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピューレ30重量
%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁又は果実エキ
スと有色果汁との双方を5重量%〜10重量%、茶の葉
のエキス4重量%〜8重量%、ハーブエキス1重量%〜
2重量%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る
製造方法、第八の製造方法は、サンザシ果汁及び/又は
サンザシピューレ30重量%〜70重量%、果実エキス
又は有色果汁又は果実エキスと有色果汁との双方を5重
量%〜10重量%、茶の葉のエキス4重量%〜8重量
%、スパイスエキス1重量%〜2重量%、糖類20重量
%〜30重量%を混合して得る製造方法、第九の製造方
法は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピューレ30重
量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁又は果実エ
キスと有色果汁との双方を5重量%〜10重量%、ハー
ブエキス2.5重量%〜5重量%、スパイスエキス2.
5重量%〜5重量%、糖類20重量%〜30重量%を混
合して得る製造方法、第十の製造方法は、サンザシ果汁
及び/又はサンザシピューレ30重量%〜70重量%、
果実エキス又は有色果汁又は果実エキスと有色果汁との
双方を5重量%〜10重量%、茶の葉のエキス4重量%
〜8重量%、ハーブエキス0.5重量%〜1重量%、ス
パイスエキス0.5重量%〜1重量%、糖類20重量%
〜30重量%を混合して得る製造方法である。
・免疫向上飲料の製造方法として本発明が提案する第六
の製造方法は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁又
は果実エキスと有色果汁との双方を5重量%〜10重量
%、茶の葉のエキス、ハーブエキス又はスパイスエキス
のいずれかを5重量%〜10重量%と、糖類20重量%
〜30重量%を混合して得る製造方法、第七の製造方法
は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピューレ30重量
%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁又は果実エキ
スと有色果汁との双方を5重量%〜10重量%、茶の葉
のエキス4重量%〜8重量%、ハーブエキス1重量%〜
2重量%、糖類20重量%〜30重量%を混合して得る
製造方法、第八の製造方法は、サンザシ果汁及び/又は
サンザシピューレ30重量%〜70重量%、果実エキス
又は有色果汁又は果実エキスと有色果汁との双方を5重
量%〜10重量%、茶の葉のエキス4重量%〜8重量
%、スパイスエキス1重量%〜2重量%、糖類20重量
%〜30重量%を混合して得る製造方法、第九の製造方
法は、サンザシ果汁及び/又はサンザシピューレ30重
量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁又は果実エ
キスと有色果汁との双方を5重量%〜10重量%、ハー
ブエキス2.5重量%〜5重量%、スパイスエキス2.
5重量%〜5重量%、糖類20重量%〜30重量%を混
合して得る製造方法、第十の製造方法は、サンザシ果汁
及び/又はサンザシピューレ30重量%〜70重量%、
果実エキス又は有色果汁又は果実エキスと有色果汁との
双方を5重量%〜10重量%、茶の葉のエキス4重量%
〜8重量%、ハーブエキス0.5重量%〜1重量%、ス
パイスエキス0.5重量%〜1重量%、糖類20重量%
〜30重量%を混合して得る製造方法である。
【0010】前記本発明の抗酸化・免疫向上飲料及び、
その製造方法において、原料として用いられているサン
ザシ果汁、又は、サンザシピューレ、若しくはサンザシ
果汁とサンザシピューレとの双方は、その抗酸化性が、
Electron−SpinResonance(電子
スピン共鳴)(本明細書において「ESR」と表す)に
よるスーパーオキサイド活性値で、100unit/m
l以上とすることが望ましく、また、茶の葉のエキス、
ハーブエキス、スパイスエキスは、それぞれの、抗酸化
性が、ESRによるスーパーオキサイド活性値で20,
000unit/ml以上とすることが望ましい。
その製造方法において、原料として用いられているサン
ザシ果汁、又は、サンザシピューレ、若しくはサンザシ
果汁とサンザシピューレとの双方は、その抗酸化性が、
Electron−SpinResonance(電子
スピン共鳴)(本明細書において「ESR」と表す)に
よるスーパーオキサイド活性値で、100unit/m
l以上とすることが望ましく、また、茶の葉のエキス、
ハーブエキス、スパイスエキスは、それぞれの、抗酸化
性が、ESRによるスーパーオキサイド活性値で20,
000unit/ml以上とすることが望ましい。
【0011】このような組み合わせにすることによっ
て、また、このような抗酸化性を有するサンザシ果汁、
又は、サンザシピューレ、若しくはサンザシ果汁とサン
ザシピューレとの双方を少なくとも含み、更に、茶の葉
のエキス、ハーブエキス、スパイスエキスの中のいずれ
か一種以上を含むようにして、前述した第一乃至第十の
いずれかの抗酸化・免疫向上飲料の製造方法の成分割合
で、各成分を混合して製造することにより、本発明の抗
酸化・免疫向上飲料は、飲食する際の抗酸化性が、ES
Rによるスーパーオキサイド活性値で20,000un
it/100ml以上を有するものとなる。
て、また、このような抗酸化性を有するサンザシ果汁、
又は、サンザシピューレ、若しくはサンザシ果汁とサン
ザシピューレとの双方を少なくとも含み、更に、茶の葉
のエキス、ハーブエキス、スパイスエキスの中のいずれ
か一種以上を含むようにして、前述した第一乃至第十の
いずれかの抗酸化・免疫向上飲料の製造方法の成分割合
で、各成分を混合して製造することにより、本発明の抗
酸化・免疫向上飲料は、飲食する際の抗酸化性が、ES
Rによるスーパーオキサイド活性値で20,000un
it/100ml以上を有するものとなる。
【0012】従来市販されているジュース等のESRに
よるスーパーオキサイド活性値は、実際に飲食される際
において、トマトジュースが800unit/100m
l、野菜ジュースが1,600unit/100ml、
人参ジュースが2,700unit/100mlであ
り、本発明の抗酸化・免疫向上飲料の抗酸化性が、これ
ら従来市販されている飲料の抗酸化性に比較して極端に
高いことが分かる。
よるスーパーオキサイド活性値は、実際に飲食される際
において、トマトジュースが800unit/100m
l、野菜ジュースが1,600unit/100ml、
人参ジュースが2,700unit/100mlであ
り、本発明の抗酸化・免疫向上飲料の抗酸化性が、これ
ら従来市販されている飲料の抗酸化性に比較して極端に
高いことが分かる。
【0013】本発明は、日常的に手軽に飲食することの
できる飲料であるが、抗酸化性、免疫向上に優れた飲料
を提供することを目的としており、この目的を達成する
ために、製品としての抗酸化・免疫向上飲料は、前述し
たように、その抗酸化性が、実際に飲食される際に、E
SRによるスーパーオキサイド活性値で20,000u
nit/100ml以上となるようにすることが好まし
い。そこで、主要な成分である、サンザシ果汁、又は、
サンザシピューレ、若しくはサンザシ果汁とサンザシピ
ューレとの双方は、その抗酸化性が、ESRによるスー
パーオキサイド活性値で、100unit/ml以上、
茶の葉のエキス、ハーブエキス及びスパイスエキスは、
それぞれの抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイ
ド活性値で20,000unit/ml以上のものを用
い、これを前記第一乃至第十のいずれかの抗酸化・免疫
向上飲料の製造方法の成分割合で、各成分を混合して製
造することが好ましい。
できる飲料であるが、抗酸化性、免疫向上に優れた飲料
を提供することを目的としており、この目的を達成する
ために、製品としての抗酸化・免疫向上飲料は、前述し
たように、その抗酸化性が、実際に飲食される際に、E
SRによるスーパーオキサイド活性値で20,000u
nit/100ml以上となるようにすることが好まし
い。そこで、主要な成分である、サンザシ果汁、又は、
サンザシピューレ、若しくはサンザシ果汁とサンザシピ
ューレとの双方は、その抗酸化性が、ESRによるスー
パーオキサイド活性値で、100unit/ml以上、
茶の葉のエキス、ハーブエキス及びスパイスエキスは、
それぞれの抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイ
ド活性値で20,000unit/ml以上のものを用
い、これを前記第一乃至第十のいずれかの抗酸化・免疫
向上飲料の製造方法の成分割合で、各成分を混合して製
造することが好ましい。
【0014】なお、前記第一乃至第十の抗酸化・免疫向
上飲料の製造方法の成分割合は、前記のように最終的な
製品としての抗酸化・免疫向上飲料の飲用時における抗
酸化性の程度を考慮しただけでなく、味覚的にも優れて
いて日常的に飲用しやすい飲料となることをも目的とし
て定められているものである。
上飲料の製造方法の成分割合は、前記のように最終的な
製品としての抗酸化・免疫向上飲料の飲用時における抗
酸化性の程度を考慮しただけでなく、味覚的にも優れて
いて日常的に飲用しやすい飲料となることをも目的とし
て定められているものである。
【0015】更に、前記第六乃至第十の抗酸化・免疫向
上飲料の製造方法においては、第一乃至第五の抗酸化・
免疫向上飲料の製造方法に比較して、果実エキス又は有
色果汁又は果実エキスと有色果汁との双方が追加されて
いるが、これは、最終製品たる抗酸化・免疫向上飲料へ
の天然素材による着色を目的として追加したものであ
る。そこで、天然素材の中で、サンザシ果汁、サンザシ
ピューレとの味の組み合わせ(味覚の向上など)に優
れ、更に、混合されている茶の葉のエキス、ハーブエキ
ス、スパイスエキス等との味の組み合わせ(味覚の向上
など)に優れ、製造した飲料の着色に適しているものを
天然素材の中から選択して用いることができる。
上飲料の製造方法においては、第一乃至第五の抗酸化・
免疫向上飲料の製造方法に比較して、果実エキス又は有
色果汁又は果実エキスと有色果汁との双方が追加されて
いるが、これは、最終製品たる抗酸化・免疫向上飲料へ
の天然素材による着色を目的として追加したものであ
る。そこで、天然素材の中で、サンザシ果汁、サンザシ
ピューレとの味の組み合わせ(味覚の向上など)に優
れ、更に、混合されている茶の葉のエキス、ハーブエキ
ス、スパイスエキス等との味の組み合わせ(味覚の向上
など)に優れ、製造した飲料の着色に適しているものを
天然素材の中から選択して用いることができる。
【0016】例えば、果実エキス、有色果汁として、葡
萄種子のエキス、林檎果皮エキス、ベリー類などの有色
果実の果汁、ざくろ果汁などを用いることができる。こ
れらは、最終製品たる抗酸化・免疫向上飲料への天然素
材による着色を目的として混合されているので、果実エ
キス(例えば、葡萄種子のエキス)の単独、あるいは有
色果汁(例えば、ざくろ果汁)の単独で加えてもよい
し、果実エキス(例えば、林檎果皮エキス)と有色果汁
(例えば、有色のベリー類の果汁)の双方を加えること
としてもよい。
萄種子のエキス、林檎果皮エキス、ベリー類などの有色
果実の果汁、ざくろ果汁などを用いることができる。こ
れらは、最終製品たる抗酸化・免疫向上飲料への天然素
材による着色を目的として混合されているので、果実エ
キス(例えば、葡萄種子のエキス)の単独、あるいは有
色果汁(例えば、ざくろ果汁)の単独で加えてもよい
し、果実エキス(例えば、林檎果皮エキス)と有色果汁
(例えば、有色のベリー類の果汁)の双方を加えること
としてもよい。
【0017】ただし、本発明の、抗酸化・免疫向上飲料
は、抗酸化性・免疫向上に資することを目的としている
ので、第六乃至第十の抗酸化・免疫向上飲料の製造方法
において追加される果実エキス又は有色果汁又は果実エ
キスと有色果汁との双方は、ESRによるスーパーオキ
サイド活性値で100unit/ml以上の抗酸化性を
有するものを選択しておくことが好ましい。
は、抗酸化性・免疫向上に資することを目的としている
ので、第六乃至第十の抗酸化・免疫向上飲料の製造方法
において追加される果実エキス又は有色果汁又は果実エ
キスと有色果汁との双方は、ESRによるスーパーオキ
サイド活性値で100unit/ml以上の抗酸化性を
有するものを選択しておくことが好ましい。
【0018】前記本発明の抗酸化・免疫向上飲料及びそ
の製造方法において、原料として用いられるサンザシ果
汁、サンザシピューレは、それぞれ単独で用いることも
できるし、両者を共に用いることもできる。両者を共に
用いる場合には、サンザシ果汁(すなわち、サンザシの
果実の果汁)15重量%〜70重量%と、サンザシピュ
ーレ(すなわち、サンザシの果実のピューレ)30重量
%〜85重量%で構成することが好ましい。両者を共に
用いる場合に、このようにな重量割合にすることが好ま
しい理由は、果汁とピューレとの風味のバランスがとれ
た混合割合とするためである。
の製造方法において、原料として用いられるサンザシ果
汁、サンザシピューレは、それぞれ単独で用いることも
できるし、両者を共に用いることもできる。両者を共に
用いる場合には、サンザシ果汁(すなわち、サンザシの
果実の果汁)15重量%〜70重量%と、サンザシピュ
ーレ(すなわち、サンザシの果実のピューレ)30重量
%〜85重量%で構成することが好ましい。両者を共に
用いる場合に、このようにな重量割合にすることが好ま
しい理由は、果汁とピューレとの風味のバランスがとれ
た混合割合とするためである。
【0019】前記本発明の抗酸化・免疫向上飲料の製造
方法において用いる糖類は、ハチミツ又は果糖ブドウ糖
液糖、またはその双方とすることができる。
方法において用いる糖類は、ハチミツ又は果糖ブドウ糖
液糖、またはその双方とすることができる。
【0020】前記において、茶の葉のエキスとしては、
緑茶、ウーロン茶、紅茶、マテ茶、ルイボスティーなど
種々の茶の葉をエキスにして用いることができ、人体に
有害なものでなく、エキスにして本発明の抗酸化・免疫
向上飲料の原材料として使用する際に、抗酸化性が、E
SRによるスーパーオキサイド活性値で20,000u
nit/ml以上のものであれば、いずれも使用するこ
とができる。
緑茶、ウーロン茶、紅茶、マテ茶、ルイボスティーなど
種々の茶の葉をエキスにして用いることができ、人体に
有害なものでなく、エキスにして本発明の抗酸化・免疫
向上飲料の原材料として使用する際に、抗酸化性が、E
SRによるスーパーオキサイド活性値で20,000u
nit/ml以上のものであれば、いずれも使用するこ
とができる。
【0021】また、前記において、ハーブエキスとして
は、クローブ、タイム、ローリエ、パセリ、バジル、タ
ラゴン、セージ、ディル、マジョラム、ローズマリー、
チャービルなど種々のハーブをエキスにして用いること
ができ、人体に有害なものでなく、エキスにして本発明
の抗酸化・免疫向上飲料の原材料として使用する際に、
抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活性値で
20,000unit/ml以上のものであれば、いず
れも使用することができる。
は、クローブ、タイム、ローリエ、パセリ、バジル、タ
ラゴン、セージ、ディル、マジョラム、ローズマリー、
チャービルなど種々のハーブをエキスにして用いること
ができ、人体に有害なものでなく、エキスにして本発明
の抗酸化・免疫向上飲料の原材料として使用する際に、
抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活性値で
20,000unit/ml以上のものであれば、いず
れも使用することができる。
【0022】更に、前記において、スパイスエキスとし
ては、クローブ、コショウ、ショウガ、サンショウ、シ
ナモンなどの種々の香辛料や、シソ、ネギ、ユズ、ミョ
ウガ、ゴマなどの種々の香味料などのエキスを用いるこ
とができ、人体に有害なものでなく、エキスにして本発
明の抗酸化・免疫向上飲料の原材料として使用する際
に、抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で20,000unit/ml以上のものであれば、
いずれも使用することができる。
ては、クローブ、コショウ、ショウガ、サンショウ、シ
ナモンなどの種々の香辛料や、シソ、ネギ、ユズ、ミョ
ウガ、ゴマなどの種々の香味料などのエキスを用いるこ
とができ、人体に有害なものでなく、エキスにして本発
明の抗酸化・免疫向上飲料の原材料として使用する際
に、抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で20,000unit/ml以上のものであれば、
いずれも使用することができる。
【0023】なお、ハーブ、スパイスは、飲食物に香
気、香味、風味を付与する天然の植物として概念的に共
通するものであり、前記のクローブのように、ハーブに
も、スパイスにも区分されると考えられているものもあ
る。このクローブのように、ハーブにも、スパイスにも
区分されると考えられているような天然植物を原材料と
して使用する場合には、これをハーブエキスあるいはス
パイスエキスのどちらか一方に区分されているものと考
えて、前記第一から第十の製造方法に従って、本発明の
抗酸化・免疫向上飲料を製造することができる。
気、香味、風味を付与する天然の植物として概念的に共
通するものであり、前記のクローブのように、ハーブに
も、スパイスにも区分されると考えられているものもあ
る。このクローブのように、ハーブにも、スパイスにも
区分されると考えられているような天然植物を原材料と
して使用する場合には、これをハーブエキスあるいはス
パイスエキスのどちらか一方に区分されているものと考
えて、前記第一から第十の製造方法に従って、本発明の
抗酸化・免疫向上飲料を製造することができる。
【0024】前述した茶の葉のエキス、ハーブエキス、
スパイスエキスのいずれか一種を単独でサンザシ果汁
と、又は、サンザシピューレと、若しくは、サンザシ果
汁とサンザシピューレとの双方と、混合させておくだけ
とすることもできるし、茶の葉のエキスとハーブエキ
ス、茶の葉のエキスとスパイスエキス、ハーブエキスと
スパイスエキス、茶の葉のエキスとハーブエキスとスパ
イスエキスのように、種々に組み合わせることもでき
る。
スパイスエキスのいずれか一種を単独でサンザシ果汁
と、又は、サンザシピューレと、若しくは、サンザシ果
汁とサンザシピューレとの双方と、混合させておくだけ
とすることもできるし、茶の葉のエキスとハーブエキ
ス、茶の葉のエキスとスパイスエキス、ハーブエキスと
スパイスエキス、茶の葉のエキスとハーブエキスとスパ
イスエキスのように、種々に組み合わせることもでき
る。
【0025】また、茶の葉のエキスを単独でサンザシ果
汁等と混合させておく場合であっても、茶の葉のエキス
の中から紅茶エキスと緑茶エキスとを組み合わせて使用
する等の選択、混合が可能である。
汁等と混合させておく場合であっても、茶の葉のエキス
の中から紅茶エキスと緑茶エキスとを組み合わせて使用
する等の選択、混合が可能である。
【0026】最終製品としての抗酸化・免疫向上飲料の
味、風味などを整えるために、茶の葉のエキス、ハーブ
エキス、スパイスエキスの選択、組み合わせは任意に行
うことが可能である。すなわち、日常的に手軽に飲食す
ることのできる飲料であるが、抗酸化性、免疫向上に優
れた飲料を提供するという目的から、製品としての抗酸
化・免疫向上飲料の抗酸化性が、ESRによるスーパー
オキサイド活性値で、実際に飲食される際に20,00
0unit/100ml以上となるように、茶の葉のエ
キス、ハーブエキス及びスパイスエキスに要求される抗
酸化性(ESRによるスーパーオキサイド活性値で、そ
れぞれ、20,000unit/ml以上)を満たし、
味覚的にも優れていて日常的に飲用しやすい飲料となる
ことを目的として定められている前記第一乃至第十の抗
酸化・免疫向上飲料の製造方法の成分割合を満たすよう
にされていれば、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパ
イスエキスの選択、組み合わせは、最終製品としての抗
酸化・免疫向上飲料の味、風味などの調整を目的として
任意に行うことができる。
味、風味などを整えるために、茶の葉のエキス、ハーブ
エキス、スパイスエキスの選択、組み合わせは任意に行
うことが可能である。すなわち、日常的に手軽に飲食す
ることのできる飲料であるが、抗酸化性、免疫向上に優
れた飲料を提供するという目的から、製品としての抗酸
化・免疫向上飲料の抗酸化性が、ESRによるスーパー
オキサイド活性値で、実際に飲食される際に20,00
0unit/100ml以上となるように、茶の葉のエ
キス、ハーブエキス及びスパイスエキスに要求される抗
酸化性(ESRによるスーパーオキサイド活性値で、そ
れぞれ、20,000unit/ml以上)を満たし、
味覚的にも優れていて日常的に飲用しやすい飲料となる
ことを目的として定められている前記第一乃至第十の抗
酸化・免疫向上飲料の製造方法の成分割合を満たすよう
にされていれば、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパ
イスエキスの選択、組み合わせは、最終製品としての抗
酸化・免疫向上飲料の味、風味などの調整を目的として
任意に行うことができる。
【0027】本発明の抗酸化・免疫向上飲料及び、その
製造方法に用いるサンザシ果汁、サンザシピューレは、
この技術分野において従来公知の方法によって、天然の
サンザシの果実から製造することができる。
製造方法に用いるサンザシ果汁、サンザシピューレは、
この技術分野において従来公知の方法によって、天然の
サンザシの果実から製造することができる。
【0028】また、本発明の抗酸化・免疫向上飲料及
び、その製造方法に用いる茶の葉のエキス、ハーブエキ
ス、スパイスエキスは、原料となる、茶の葉、ハーブ、
スパイスを10倍量の熱水(80℃〜95℃)で抽出
し、その抽出液を真空濃縮で濃縮して得ることができる
が、かかる濃縮方法に限らず、エチルアルコール50%
溶液で抽出する等種々の濃縮方法を用いることが可能で
ある。
び、その製造方法に用いる茶の葉のエキス、ハーブエキ
ス、スパイスエキスは、原料となる、茶の葉、ハーブ、
スパイスを10倍量の熱水(80℃〜95℃)で抽出
し、その抽出液を真空濃縮で濃縮して得ることができる
が、かかる濃縮方法に限らず、エチルアルコール50%
溶液で抽出する等種々の濃縮方法を用いることが可能で
ある。
【0029】ようするに、本発明の第一乃至第十の製造
方法で定められているサンザシ果汁及び/又はサンザシ
ピューレ、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパイスエ
キスの抗酸化性及び、サンザシ果汁及び/又はサンザシ
ピューレ、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパイスエ
キス、更には、果実エキス又は有色果汁又は果実エキス
と有色果汁との双方の成分割合が満たされていればよい
ので、サンザシ果汁、サンザシピューレの原料となる天
然のサンザシの果実からの製造、茶の葉のエキス、ハー
ブエキス、スパイスエキスの原料となる天然の茶の葉、
ハーブ、スパイスからの抽出は、この技術分野で公知の
種々の方法を用いることができる。
方法で定められているサンザシ果汁及び/又はサンザシ
ピューレ、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパイスエ
キスの抗酸化性及び、サンザシ果汁及び/又はサンザシ
ピューレ、茶の葉のエキス、ハーブエキス、スパイスエ
キス、更には、果実エキス又は有色果汁又は果実エキス
と有色果汁との双方の成分割合が満たされていればよい
ので、サンザシ果汁、サンザシピューレの原料となる天
然のサンザシの果実からの製造、茶の葉のエキス、ハー
ブエキス、スパイスエキスの原料となる天然の茶の葉、
ハーブ、スパイスからの抽出は、この技術分野で公知の
種々の方法を用いることができる。
【0030】本発明の抗酸化・免疫向上飲料の免疫効果
については、本発明の抗酸化・免疫向上飲料の主成分で
あるサンザシ果汁及び、当該サンザシ果汁と組み合わせ
る主要な成分である茶の葉のエキス、ハーブエキス、ス
パイスエキスについて以下のような動物実験を行って、
その効果を確認した。
については、本発明の抗酸化・免疫向上飲料の主成分で
あるサンザシ果汁及び、当該サンザシ果汁と組み合わせ
る主要な成分である茶の葉のエキス、ハーブエキス、ス
パイスエキスについて以下のような動物実験を行って、
その効果を確認した。
【0031】以下、実験1乃至実験3においては、酸化
的ストレスにより誘導される老化モデル動物として、オ
ゾン吸入後の未成熟マウスを採用し、サンザシ果汁、茶
の葉のエキスとしての紅茶エキス、ハーブエキスあるい
はスパイスエキスとしてのクローブエキスを用いて前記
未成熟マウスの生体内での薬理学的研究を行った。前述
したように、クローブ(丁子の蕾を乾燥させたもの)
は、飲食物に香気、香味、風味を付与する天然の植物と
して概念的に、ハーブにもスパイスにも区分されるもの
であるので、ハーブエキス、スパイスエキスとしてクロ
ーブエキスを採用した。
的ストレスにより誘導される老化モデル動物として、オ
ゾン吸入後の未成熟マウスを採用し、サンザシ果汁、茶
の葉のエキスとしての紅茶エキス、ハーブエキスあるい
はスパイスエキスとしてのクローブエキスを用いて前記
未成熟マウスの生体内での薬理学的研究を行った。前述
したように、クローブ(丁子の蕾を乾燥させたもの)
は、飲食物に香気、香味、風味を付与する天然の植物と
して概念的に、ハーブにもスパイスにも区分されるもの
であるので、ハーブエキス、スパイスエキスとしてクロ
ーブエキスを採用した。
【0032】病原菌を持っておらず、定期的に微生物試
験の行われている8週齢のBalb/Cマウスを採用
し、これに、15日間オゾンを吸入(1ppm、10時
間/日)させて老化モデルを誘導した。40匹のマウス
をランダムに、ノーマルコントロール(オゾンを吸入さ
せていないグループ)、コントロール(オゾン吸入のみ
を行わせたグループ)、サンザシ果汁グループ(オゾン
吸入させると共に、サンザシ果汁を経口投与したグルー
プ)、紅茶エキスグループ(オゾン吸入させると共に、
紅茶エキスを経口投与したグループ)、クローブエキス
グループ(オゾン吸入させると共に、クローブエキスを
経口投与したグループ)の5グループに分けた。
験の行われている8週齢のBalb/Cマウスを採用
し、これに、15日間オゾンを吸入(1ppm、10時
間/日)させて老化モデルを誘導した。40匹のマウス
をランダムに、ノーマルコントロール(オゾンを吸入さ
せていないグループ)、コントロール(オゾン吸入のみ
を行わせたグループ)、サンザシ果汁グループ(オゾン
吸入させると共に、サンザシ果汁を経口投与したグルー
プ)、紅茶エキスグループ(オゾン吸入させると共に、
紅茶エキスを経口投与したグループ)、クローブエキス
グループ(オゾン吸入させると共に、クローブエキスを
経口投与したグループ)の5グループに分けた。
【0033】サンザシ果汁(ESRによるスーパーオキ
サイド活性値で抗酸化性が、100unit/ml)、
紅茶エキス、クローブエキス(いずれもESRによるス
ーパーオキサイド活性値で抗酸化性が、20,000u
nit/ml)の経口投与量は、それぞれ、マウス1匹
あたり0.45ml/1日である。
サイド活性値で抗酸化性が、100unit/ml)、
紅茶エキス、クローブエキス(いずれもESRによるス
ーパーオキサイド活性値で抗酸化性が、20,000u
nit/ml)の経口投与量は、それぞれ、マウス1匹
あたり0.45ml/1日である。
【0034】
【実験1】オゾン吸入処理を施した際のサンザシ果汁、
紅茶エキス、クローブエキスによる体重減少を抑制する
効果について確認したところ、図1の結果を得た。
紅茶エキス、クローブエキスによる体重減少を抑制する
効果について確認したところ、図1の結果を得た。
【0035】体重の減少は酸化的ストレスの一つの兆候
であるが、コントロールに比較して、サンザシ果汁、紅
茶エキス、クローブエキスを経口投与されたマウスの体
重減少が抑制されており、サンザシ果汁、紅茶エキス、
クローブエキスとも体重減少を抑制する効果を発揮して
いることが確認できる。
であるが、コントロールに比較して、サンザシ果汁、紅
茶エキス、クローブエキスを経口投与されたマウスの体
重減少が抑制されており、サンザシ果汁、紅茶エキス、
クローブエキスとも体重減少を抑制する効果を発揮して
いることが確認できる。
【0036】
【実験2】実験対象のマウスの胸腺におけるGST(グ
ルタチオン−S−トランスフェラーゼ)含量を確認した
ところ、図2の結果を得た。
ルタチオン−S−トランスフェラーゼ)含量を確認した
ところ、図2の結果を得た。
【0037】GSTは、抗酸化酵素として解毒や体内の
抗酸化力を高める上で重要な役割を果たしているが、コ
ントロール区では、胸腺におけるGST含量が、ノーマ
ルコントロール区と比較して減少しており、一方、サン
ザシ果汁グループ、紅茶エキスグループ、クローブエキ
スグループでは、胸腺におけるGST含量が、ノーマル
コントロール区と比較して増加していた。すなわち、サ
ンザシ果汁、紅茶エキス、クローブエキスによって胸腺
における抗酸化酵素としてのGST含量が増加されてい
ることが分かる。
抗酸化力を高める上で重要な役割を果たしているが、コ
ントロール区では、胸腺におけるGST含量が、ノーマ
ルコントロール区と比較して減少しており、一方、サン
ザシ果汁グループ、紅茶エキスグループ、クローブエキ
スグループでは、胸腺におけるGST含量が、ノーマル
コントロール区と比較して増加していた。すなわち、サ
ンザシ果汁、紅茶エキス、クローブエキスによって胸腺
における抗酸化酵素としてのGST含量が増加されてい
ることが分かる。
【0038】
【実験3】実験対象のマウスの胸腺、肝臓、脾臓におけ
るGST(グルタチオン−S−トランスフェラーゼ)活
性を測定したところ、図3の結果を得た。
るGST(グルタチオン−S−トランスフェラーゼ)活
性を測定したところ、図3の結果を得た。
【0039】胸腺では、コントロール区のGST活性が
ノーマルコントロール区と比較して減少していたが、サ
ンザシ果汁グループ、紅茶エキスグループ、クローブエ
キスでは、GST活性がノーマルコントロール区と比較
して増加していた。
ノーマルコントロール区と比較して減少していたが、サ
ンザシ果汁グループ、紅茶エキスグループ、クローブエ
キスでは、GST活性がノーマルコントロール区と比較
して増加していた。
【0040】脾臓では、コントロール区のGST活性が
ノーマルコントロール区と比較して減少していたが、サ
ンザシ果汁グループでは、GST活性がノーマルコント
ロール区と比較して増加していた。紅茶エキスグルー
プ、クローブエキスグループでは、GST活性がノーマ
ルコントロール区と比較して減少していたが、その減少
の程度はコントロール区の減少程度よりは小さかった。
ノーマルコントロール区と比較して減少していたが、サ
ンザシ果汁グループでは、GST活性がノーマルコント
ロール区と比較して増加していた。紅茶エキスグルー
プ、クローブエキスグループでは、GST活性がノーマ
ルコントロール区と比較して減少していたが、その減少
の程度はコントロール区の減少程度よりは小さかった。
【0041】肝臓では、コントロール区のGST活性は
ノーマルコントロール区のそれと同程度であったが、サ
ンザシ果汁グループ、紅茶エキスグループ、クローブエ
キスグループでは、コントロール区、ノーマルコントロ
ール区よりも大幅に増加していた。
ノーマルコントロール区のそれと同程度であったが、サ
ンザシ果汁グループ、紅茶エキスグループ、クローブエ
キスグループでは、コントロール区、ノーマルコントロ
ール区よりも大幅に増加していた。
【0042】以上の実験結果より本発明の抗酸化・免疫
向上飲料の主成分であるサンザシ果汁及び、当該サンザ
シ果汁と組み合わせる主要な成分である紅茶エキス(茶
の葉のエキス)、クローブエキス(ハーブエキス・スパ
イスエキス)は、酸化的ストレスの一つの兆候である体
重の減少を抑制する効果を発揮し、抗酸化酵素としての
GST含量及びGST活性を増加させ、酸化的ストレス
からの生体の防御機能を高める役割を果たし、優れた免
疫向上効果を発揮し得ることが確認できた。
向上飲料の主成分であるサンザシ果汁及び、当該サンザ
シ果汁と組み合わせる主要な成分である紅茶エキス(茶
の葉のエキス)、クローブエキス(ハーブエキス・スパ
イスエキス)は、酸化的ストレスの一つの兆候である体
重の減少を抑制する効果を発揮し、抗酸化酵素としての
GST含量及びGST活性を増加させ、酸化的ストレス
からの生体の防御機能を高める役割を果たし、優れた免
疫向上効果を発揮し得ることが確認できた。
【0043】
【実施例1】サンザシ濃縮果汁(Brix60)27.
5Kgとサンザシピューレ40.5Kg、紅茶エキス
5.0Kg、ハチミツ27.0Kgを混合機で混合し
て、85℃まで加熱し、93Kgの混合物を得た。
5Kgとサンザシピューレ40.5Kg、紅茶エキス
5.0Kg、ハチミツ27.0Kgを混合機で混合し
て、85℃まで加熱し、93Kgの混合物を得た。
【0044】この混合物を200g入りチューブ式容器
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
【0045】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、43,000units/100
mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、43,000units/100
mlであった。
【0046】この実施例において使用した紅茶エキスの
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、35,000units/mlであり、サンザシ濃
縮果汁(Brix60)とサンザシピューレとによる抗
酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性値で2
50units/mlであった。
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、35,000units/mlであり、サンザシ濃
縮果汁(Brix60)とサンザシピューレとによる抗
酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性値で2
50units/mlであった。
【0047】
【実施例2】サンザシ果汁60.0Kg、緑茶エキス1
0.0Kg、果糖ブドウ糖液糖30.0Kgを混合機で
混合して、85℃まで加熱し、94Kgの混合物を得
た。
0.0Kg、果糖ブドウ糖液糖30.0Kgを混合機で
混合して、85℃まで加熱し、94Kgの混合物を得
た。
【0048】この混合物を200g入りチューブ式容器
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
【0049】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、101,000units/10
0mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、101,000units/10
0mlであった。
【0050】この実施例において使用した緑茶エキスの
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、50,000units/mlであり、サンザシ果
汁の抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で182units/mlであった。
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、50,000units/mlであり、サンザシ果
汁の抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で182units/mlであった。
【0051】
【実施例3】サンザシピューレ60.0Kg、ざくろ濃
縮果汁(Brix65)5.0Kg、ウーロン茶エキス
10.0Kg、ハチミツ25.0Kgを混合機で混合し
て、85℃まで加熱し、97Kgの混合物を得た。
縮果汁(Brix65)5.0Kg、ウーロン茶エキス
10.0Kg、ハチミツ25.0Kgを混合機で混合し
て、85℃まで加熱し、97Kgの混合物を得た。
【0052】この混合物を瓶にいれ、濃縮タイプの抗酸
化・免疫向上飲料とした。
化・免疫向上飲料とした。
【0053】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、115,100units/10
0mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、115,100units/10
0mlであった。
【0054】この実施例において使用したウーロン茶エ
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、45,000units/mlであり、サンザ
シピューレの抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサ
イド活性値で165units/mlであった。
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、45,000units/mlであり、サンザ
シピューレの抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサ
イド活性値で165units/mlであった。
【0055】
【実施例4】サンザシ濃縮果汁(Brix60)28K
gとサンザシピューレ50Kg、ローズマリーエキス2
Kg、ハチミツ20Kgを混合機で混合して、85℃ま
で加熱し、93Kgの混合物を得た。
gとサンザシピューレ50Kg、ローズマリーエキス2
Kg、ハチミツ20Kgを混合機で混合して、85℃ま
で加熱し、93Kgの混合物を得た。
【0056】この混合物を200g入りチューブ式容器
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
【0057】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、77,400units/100
mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、77,400units/100
mlであった。
【0058】この実施例において使用したローズマリー
エキスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗
酸化性は、62,000units/mlであり、サン
ザシ濃縮果汁(Brix60)とサンザシピューレとに
よる抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で160units/mlであった。
エキスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗
酸化性は、62,000units/mlであり、サン
ザシ濃縮果汁(Brix60)とサンザシピューレとに
よる抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で160units/mlであった。
【0059】
【実施例5】サンザシ果汁32Kgとサンザシピューレ
32Kg、バジルエキス6Kg、果糖ブドウ糖液糖30
Kgを混合機で混合して、85℃まで加熱し、94Kg
の混合物を得た。
32Kg、バジルエキス6Kg、果糖ブドウ糖液糖30
Kgを混合機で混合して、85℃まで加熱し、94Kg
の混合物を得た。
【0060】この混合物を200g入りチューブ式容器
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
【0061】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、121,200units/10
0mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、121,200units/10
0mlであった。
【0062】この実施例において使用したバジルエキス
のESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、82,700units/mlであり、サンザシ果
汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRによ
るスーパーオキサイド活性値で182units/ml
であった。
のESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、82,700units/mlであり、サンザシ果
汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRによ
るスーパーオキサイド活性値で182units/ml
であった。
【0063】
【実施例6】サンザシ果汁30Kgとサンザシピューレ
53Kg、ざくろ濃縮果汁(Brix65)7Kg、ジ
ンジャーエキス2Kg、クローブエキス3Kg、ハチミ
ツ25Kgを混合機で混合して、85℃まで加熱し、9
7Kgの混合物を得た。
53Kg、ざくろ濃縮果汁(Brix65)7Kg、ジ
ンジャーエキス2Kg、クローブエキス3Kg、ハチミ
ツ25Kgを混合機で混合して、85℃まで加熱し、9
7Kgの混合物を得た。
【0064】この混合物を瓶にいれ、濃縮タイプの抗酸
化・免疫向上飲料とした。
化・免疫向上飲料とした。
【0065】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、76,000units/100
mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、76,000units/100
mlであった。
【0066】この実施例において使用したジンジャーエ
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、59,500units/ml、クローブエキ
スのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化
性は、57,000units/mlであり、サンザシ
果汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRに
よるスーパーオキサイド活性値で165units/m
lであった。
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、59,500units/ml、クローブエキ
スのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化
性は、57,000units/mlであり、サンザシ
果汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRに
よるスーパーオキサイド活性値で165units/m
lであった。
【0067】
【実施例7】サンザシ濃縮果汁(Brix60)25K
gとサンザシピューレ38Kg、緑茶エキス6Kg、シ
ナモンエキス0.5Kg、ローズマリーエキス0.5K
g、ハチミツ30Kgを混合機で混合して、85℃まで
加熱し、93Kgの混合物を得た。
gとサンザシピューレ38Kg、緑茶エキス6Kg、シ
ナモンエキス0.5Kg、ローズマリーエキス0.5K
g、ハチミツ30Kgを混合機で混合して、85℃まで
加熱し、93Kgの混合物を得た。
【0068】この混合物を200g入りチューブ式容器
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
【0069】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、89,000units/100
mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、89,000units/100
mlであった。
【0070】この実施例において使用した緑茶エキスの
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、50,000units/ml、シナモンエキスエ
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、30,000units/ml、ローズマリー
エキスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗
酸化性は、62,000units/mlであり、サン
ザシ濃縮果汁(Brix60)とサンザシピューレとに
よる抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で160units/mlであった。
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、50,000units/ml、シナモンエキスエ
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、30,000units/ml、ローズマリー
エキスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗
酸化性は、62,000units/mlであり、サン
ザシ濃縮果汁(Brix60)とサンザシピューレとに
よる抗酸化性は、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で160units/mlであった。
【0071】
【実施例8】サンザシ果汁34.5Kgとサンザシピュ
ーレ34Kg、ウーロン茶エキス5Kg、バジルエキス
1.5Kg、果糖ブドウ糖液糖25Kgを混合機で混合
して、85℃まで加熱し、94Kgの混合物を得た。
ーレ34Kg、ウーロン茶エキス5Kg、バジルエキス
1.5Kg、果糖ブドウ糖液糖25Kgを混合機で混合
して、85℃まで加熱し、94Kgの混合物を得た。
【0072】この混合物を200g入りチューブ式容器
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
にいれ、濃縮タイプの抗酸化・免疫向上飲料とした。
【0073】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、94,000units/100
mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、94,000units/100
mlであった。
【0074】この実施例において使用したウーロン茶エ
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、59,500units/ml、バジルエキス
のESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、45,000units/mlであり、サンザシ果
汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRによ
るスーパーオキサイド活性値で182units/ml
であった。
キスのESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸
化性は、59,500units/ml、バジルエキス
のESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、45,000units/mlであり、サンザシ果
汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRによ
るスーパーオキサイド活性値で182units/ml
であった。
【0075】
【実施例9】サンザシ果汁11Kgとサンザシピューレ
44Kg、ざくろ濃縮果汁(Brix65)7Kg、紅
茶エキス6Kg、ローリエエキス2Kg、ハチミツ30
Kgを混合機で混合して、85℃まで加熱し、97Kg
の混合物を得た。
44Kg、ざくろ濃縮果汁(Brix65)7Kg、紅
茶エキス6Kg、ローリエエキス2Kg、ハチミツ30
Kgを混合機で混合して、85℃まで加熱し、97Kg
の混合物を得た。
【0076】この混合物を瓶にいれ、濃縮タイプの抗酸
化・免疫向上飲料とした。
化・免疫向上飲料とした。
【0077】飲用時には4倍に希釈して飲用するが、希
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、73,900units/100
mlであった。
釈して飲用する際のESRによるスーパーオキサイド活
性値での抗酸化性は、73,900units/100
mlであった。
【0078】この実施例において使用した紅茶エキスの
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、35,000units/ml、ローリエエキスの
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、38,000units/mlであり、サンザシ果
汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRによ
るスーパーオキサイド活性値で165units/ml
であった。
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、35,000units/ml、ローリエエキスの
ESRによるスーパーオキサイド活性値での抗酸化性
は、38,000units/mlであり、サンザシ果
汁とサンザシピューレとによる抗酸化性は、ESRによ
るスーパーオキサイド活性値で165units/ml
であった。
【0079】
【発明の効果】この発明によれば、種々の優れた薬理作
用を有し、高い抗酸化・免疫向上機能を有する天然のサ
ンザシを原料に採用し、このサンザシの果汁、又は、サ
ンザシのピューレ、若しくはサンザシの果汁とサンザシ
のピューレとの双方を主成分とし、これに同じく高い抗
酸化・免疫向上機能を有する茶の葉のエキス、ハーブエ
キス、スパイスエキスの中の少なくとも一種以上を成分
として組み合わせることにより、天然物からの抽出物を
用いて抗酸化性を高めた飲食物であって、その抗酸化性
能が一層増強され、更に、免疫向上機能をも備えた天然
抗酸化素材を原料とする飲食物を提供することができ
る。
用を有し、高い抗酸化・免疫向上機能を有する天然のサ
ンザシを原料に採用し、このサンザシの果汁、又は、サ
ンザシのピューレ、若しくはサンザシの果汁とサンザシ
のピューレとの双方を主成分とし、これに同じく高い抗
酸化・免疫向上機能を有する茶の葉のエキス、ハーブエ
キス、スパイスエキスの中の少なくとも一種以上を成分
として組み合わせることにより、天然物からの抽出物を
用いて抗酸化性を高めた飲食物であって、その抗酸化性
能が一層増強され、更に、免疫向上機能をも備えた天然
抗酸化素材を原料とする飲食物を提供することができ
る。
【0080】本発明の、天然抗酸化素材を原料とする抗
酸化・免疫向上飲料は、経口摂取しやすい飲料であっ
て、日常的に飲食することができ、天然抗酸化素材とし
てのサンザシの果汁、サンザシのピューレに、成分とし
て組み合わせる天然抗酸化素材としての茶の葉のエキ
ス、ハーブエキス、スパイスエキスを種々選択し、また
これらの混合割合を種々に調整することによって、味
覚、風味の点においても改善されていて、人体の内面か
らの美容、健康の維持・増進、老化制御に大きな効果を
発揮するものである。
酸化・免疫向上飲料は、経口摂取しやすい飲料であっ
て、日常的に飲食することができ、天然抗酸化素材とし
てのサンザシの果汁、サンザシのピューレに、成分とし
て組み合わせる天然抗酸化素材としての茶の葉のエキ
ス、ハーブエキス、スパイスエキスを種々選択し、また
これらの混合割合を種々に調整することによって、味
覚、風味の点においても改善されていて、人体の内面か
らの美容、健康の維持・増進、老化制御に大きな効果を
発揮するものである。
【図1】オゾン吸入処理を施した際のマウスの抗酸化物
による体重減少を抑制する効果についての実験結果を現
すグラフ。
による体重減少を抑制する効果についての実験結果を現
すグラフ。
【図2】マウスの胸腺のGST含量測定結果を現すグラ
フ。
フ。
【図3】マウスの胸腺、脾臓、肝臓のGST活性の測定
結果を現すグラフ。
結果を現すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 37/04 A61P 39/06 39/06 A23L 2/00 F
Claims (14)
- 【請求項1】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レを少なくとも含み、更に、茶の葉のエキス、ハーブエ
キス、スパイスエキスの中のいずれか一種以上を含むこ
とを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免
疫向上飲料。 - 【請求項2】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レを少なくとも含み、更に、茶の葉のエキス、ハーブエ
キス、スパイスエキスの中のいずれか一種以上と、果実
エキス又は有色果汁又は果実エキスと有色果汁との双方
を含むことを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗
酸化・免疫向上飲料。 - 【請求項3】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レは抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活性
値で100unit/ml以上、茶の葉のエキス、ハー
ブエキス、スパイスエキスは、それぞれの抗酸化性が、
ESRによるスーパーオキサイド活性値で20,000
unit/ml以上としたことを特徴とする請求項1又
は2記載の天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免疫向
上飲料。 - 【請求項4】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス、ハーブエ
キス又はスパイスエキスのいずれかを5重量%〜10重
量%と、糖類20重量%〜30重量%を混合して得るこ
とを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免
疫向上飲料の製造方法。 - 【請求項5】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス4重量%〜
8重量%、ハーブエキス1重量%〜5重量%、糖類20
重量%〜30重量%を混合して得ることを特徴とした天
然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免疫向上飲料の製造
方法。 - 【請求項6】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス4重量%〜
8重量%、スパイスエキス1重量%〜5重量%、糖類2
0重量%〜30重量%を混合して得ることを特徴とした
天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免疫向上飲料の製
造方法。 - 【請求項7】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜75重量%、ハーブエキス2.5重量%
〜5重量%、スパイスエキス2.5重量%〜5重量%、
糖類20重量%〜30重量%を混合して得ることを特徴
とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免疫向上飲
料の製造方法。 - 【請求項8】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜75重量%、茶の葉のエキス4重量%〜
8重量%、ハーブエキス0.5重量%〜2.5重量%、
スパイスエキス0.5重量%〜2.5重量%、糖類20
重量%〜30重量%を混合して得ることを特徴とした天
然抗酸化素材を原料とする抗酸化・免疫向上飲料の製造
方法。 - 【請求項9】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュー
レ30重量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁又
は果実エキスと有色果汁との双方を5重量%〜10重量
%、茶の葉のエキス、ハーブエキス又はスパイスエキス
のいずれかを5重量%〜10重量%と、糖類20重量%
〜30重量%を混合して得ることを特徴とした天然抗酸
化素材を原料とする抗酸化・免疫向上飲料の製造方法。 - 【請求項10】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュ
ーレ30重量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁
又は果実エキスと有色果汁との双方を5重量%〜10重
量%、茶の葉のエキス4重量%〜8重量%、ハーブエキ
ス1重量%〜2重量%、糖類20重量%〜30重量%を
混合して得ることを特徴とした天然抗酸化素材を原料と
する抗酸化・免疫向上飲料の製造方法。 - 【請求項11】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュ
ーレ30重量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁
又は果実エキスと有色果汁との双方を5重量%〜10重
量%、茶の葉のエキス4重量%〜8重量%、スパイスエ
キス1重量%〜2重量%、糖類20重量%〜30重量%
を混合して得ることを特徴とした天然抗酸化素材を原料
とする抗酸化・免疫向上飲料の製造方法。 - 【請求項12】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュ
ーレ30重量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁
又は果実エキスと有色果汁との双方を5重量%〜10重
量%、ハーブエキス2.5重量%〜5重量%、スパイス
エキス2.5重量%〜5重量%、糖類20重量%〜30
重量%を混合して得ることを特徴とした天然抗酸化素材
を原料とする抗酸化・免疫向上飲料の製造方法。 - 【請求項13】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュ
ーレ30重量%〜70重量%、果実エキス又は有色果汁
又は果実エキスと有色果汁との双方を5重量%〜10重
量%、茶の葉のエキス4重量%〜8重量%、ハーブエキ
ス0.5重量%〜1重量%、スパイスエキス0.5重量
%〜1重量%、糖類20重量%〜30重量%を混合して
得ることを特徴とした天然抗酸化素材を原料とする抗酸
化・免疫向上飲料の製造方法。 - 【請求項14】 サンザシ果汁及び/又はサンザシピュ
ーレは抗酸化性が、ESRによるスーパーオキサイド活
性値で100unit/ml以上、茶の葉のエキス、ハ
ーブエキス、スパイスエキスは、それぞれの抗酸化性
が、ESRによるスーパーオキサイド活性値で20,0
00unit/ml以上としたことを特徴とする請求項
4乃至13のいずれか一項記載の天然抗酸化素材を原料
とする抗酸化・免疫向上飲料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32880499A JP2001145474A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 抗酸化・免疫向上飲料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32880499A JP2001145474A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 抗酸化・免疫向上飲料及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001145474A true JP2001145474A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18214296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32880499A Pending JP2001145474A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 抗酸化・免疫向上飲料及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001145474A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100441158B1 (ko) * | 2002-04-01 | 2004-07-21 | 안봉전 | 산사자 추출물을 함유한 기능성 음료 및 그 제조방법 |
JP2005350450A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-12-22 | Shogan Kan | 循環障害及び生活習慣病の予防・治療用薬剤又は食品 |
JP2012039997A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-03-01 | Kuwan:Kk | 種子入りザクロジュースの製造方法、その製造方法を使用して成る種子入りザクロジュース及び前記種子入りザクロジュースを使用して成るザクロ果汁入りゼリー |
CN103315343A (zh) * | 2013-05-22 | 2013-09-25 | 信宜市新宇食品开发有限公司 | 山楂果汁原浆获得方法及应用该原浆制造果汁的加工工艺 |
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CN103493925A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-01-08 | 山东朝能福瑞达生物科技有限公司 | 一种黑茶本草饮料及其制备方法 |
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CN105341579A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-02-24 | 南宁隆盛农业科技有限公司 | 一种提高免疫力的保健饮料及其制备方法 |
JP2019118287A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 花王株式会社 | 飲料組成物 |
-
1999
- 1999-11-18 JP JP32880499A patent/JP2001145474A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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