JP2001145434A - 魚介類を輸送する方法 - Google Patents

魚介類を輸送する方法

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JP2001145434A
JP2001145434A JP37075599A JP37075599A JP2001145434A JP 2001145434 A JP2001145434 A JP 2001145434A JP 37075599 A JP37075599 A JP 37075599A JP 37075599 A JP37075599 A JP 37075599A JP 2001145434 A JP2001145434 A JP 2001145434A
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lid
bag
shellfish
oxygen
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Yoshiaki Nagaura
善昭 長浦
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の活魚輸送で困難とされた、水漏れ防
止、及び酸素漏れ防止を行なう、活きている魚介類の梱
包及び輸送方法を提供する。さらに、生鮮野菜、生花又
は果物などの鮮度保持の技術をも提供する。 【解決手段】発砲スチロール等で出来ている、容器2と
蓋3で構成されている容器2の内部に、魚介類1を入れ
て、魚介類1を入れた、容器2に蓋3をして、粘着テー
プ4などを使用して、一体として密封した後、容器2の
内部に取り付けている、エアーポンプ22を駆動させ
て、容器2内部にあるだけの、限定された空気(酸素)
を容器2内部の水溶液中に、噴き出す、魚介類を輸送す
る方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚介類、又は生鮮野
菜、又は生花又は果実などを輸送するための方法に関す
るものである。本発明は、魚介類などを活魚の状態に
て、安全に、航空輸送するための方法に関するものであ
る。
【0002】図18は、従来の魚介類1を密封状態にし
て輸送する手段を示す構造概要説明図で、図中、1は魚
介類で、7はビニール袋等で、17は輪ゴム等で、2は
発砲スチロール等で出来た容器で、3は発砲スチロール
等で出来た蓋である。
【0003】発砲スチロール等で出来た容器2の内部
に、ビニール袋等7を使用して、ビニール袋等7の内部
に魚介類1と水溶液と酸素を入れて、輪ゴム等17を使
用して、ビニール袋等7の口の部分を密封し、魚介類1
を輸送している。
【0004】しかし、図18の従来方式では、ビニール
袋等7の内部に、魚介類1と水溶液と酸素を入れた後、
ビニール袋等7の口の部分を密封状態にするのに、輪ゴ
ム等17を使用して、ビニール袋等7内部の気密状態を
維持している、ビニール袋等7の口の部分から、酸素が
漏れる欠点がある。さらに、タイなどの魚介類1の場
合、タイの胸鰭にある、剣などで、ビニール袋等7を突
き破る欠点がある。
【0005】従来、活魚の状態の、魚介類1を航空輸送
する場合、カーボンブラシ、又はその他の材質で出来て
いるブラシを使用した、小型モーター(1.5Vの単3
を2個)を駆動源としている、携帯用ポンプ22を使用
する活魚輸送の方法は、携帯用ポンプ22を駆動してい
る、小型モーターが発生する電波障害(ノイズ)のため
に、飛行機の飛行の障害となるので、ブラシ付きの小型
モーターを使用した、携帯用ポンプ22を使用した、魚
介類1の活魚輸送は、航空輸送することが出来なかっ
た。
【0006】本発明は、従来の活魚輸送で困難とされ
た、水漏れ防止、及び酸素漏れ防止を行なう、活きてい
る魚介類の梱包及び輸送方法を提供する。さらに、生鮮
野菜、生花又は果物などの鮮度保持の技術をも提供す
る。
【0007】本発明は、魚介類、又は生鮮野菜、又は生
花又は果物などを簡便に輸送する方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図17は本発明の魚介類
を輸送する手段を示す構造概要説明図で、図中、1は魚
介類で、2及び3は、発砲スチロール製の容器と蓋で、
4は粘着テープで、5は孔で、7又は8は円筒形状の袋
で、16は蓋冷剤で、20は両面接着テープで、22は
エアーポンプで、27はアルミホイルで、28はフロー
トである。
【0009】
【作用】従来、魚介類1を輸送している、ビニール、又
はポリエチレンなどで出来ている袋7に、例えば、タ
イ、海老、カニなどの魚介類1を、直接に、入れて輸送
すると、タイの胸鰭などの剣で、袋7が破損して、袋7
に、小さい穴が形成される。此の問題を解決する手段と
して、刺のある、魚介類1の場合、発砲スチロールなど
で出来ている、容器2の内部に、魚介類1を入れて、容
器2を密封したあと、容器2に小さい孔5を形成する
か、又は孔5を形成した容器2を使用して、容器2内部
に、酸素を注入したあと、容器2に形成している孔5
に、粘着テープ4などを使用して塞いで、容器2を密封
した容器2を、酸素などのガスが漏れないとされてい
る、ポリエチレン、ビニール、又はポリエチレン、ナイ
ロン、ポリエチレンの3層構造で出来ている、3層構造
の袋7の内部に入れて、密封し、その後、袋7の内部の
空気を脱気すると、発砲スチロールで出来ている、容器
2の内部に、酸素を密封することが出来ることと、タ
イ、海老、オコゼなどの魚介類1が、容器2内部で、あ
ばれても、袋7が、やぶれるということがなくなる。
又、容器2内部の酸素を、容器2内部に設置している、
エアーポンプ22を使用して、水溶液中に、強制的に、
噴き込むことが出来る構造とすることも出来る。
【0010】空気の主な組成は、酸素(O)が約20
%で、窒素(N)が、約80%である。空気の比重を
1.0とした場合の、相対的な比重は、酸素が、1.1
05となり、窒素は、0.962となるので、発砲スチ
ロール等で出来ている、容器2の蓋3の、上に位置して
いる、孔5より、容器2内部に、酸素を注入するなら
ば、蓋3に形成している、孔5より、すぐに酸素が漏れ
だすことはない。何故ならば、窒素よりも、酸素のほう
が重いからである。
【0011】蓄冷剤16を、発砲スチロール等で出来て
いる、蓋3の裏面に貼り付ける手段として、常温の状態
にて、蓋3の裏面に、両面接着テープ20、又は片面接
着テープ21などの接着テープを使用して、蓋3の裏面
に、蓄冷剤16を貼り付けて固定した後、−20℃前後
の、冷凍庫内部に入れて、蓄冷剤16と蓋3を、一緒に
冷却して、蓄冷剤16を凍結するならば、蓄冷剤16を
使用する段階にて発生する、水分の影響を受けても、蓋
3より、蓄冷剤16が離脱することがない。だけども、
凍結した後の、蓋冷剤16を、蓋3に、両面接着テープ
20を使用して貼り付けても、蓄冷剤16の表面上にて
発生している、水分の影響により、蓋3に蓄冷剤16を
貼り付けて固定することが出来ない。
【0012】蓄冷剤16に、両面接着テープ20を貼り
付けている、蓄冷剤16のその他の使用方法としては、
生鮮野菜、生花及び果物などを、輸送する技術として使
用することが出来る。例えば、発砲スチロール等で出来
ている、断熱容器の、容器2又は蓋3に、常温にて、貼
り付けた後、蓄冷剤16を貼り付けている、容器2又は
蓋3を、冷凍庫に入れて、蓄冷剤16を凍結して使用す
ると、容易に、容器2の蓋3に、蓄冷剤16を貼り付け
ることが出来るので、容器2内部に入れている、生鮮魚
介類1、例えば、ウニ、カニ、海老などの、魚介類1か
ら、生鮮野菜の、マツタケ、レタス、ブロッコリーなど
を、冷却して、輸送する技術として、又は生花、果物な
どを輸送する場合の、鮮度保持の、輸送手段としても、
利用出来る、輸送技術としても使用することが出来る。
【0013】カーボンブラシ、又はその他の材質で出来
ているブラシを使用している構造の、小型モーターを駆
動源とする、携帯用ポンプ22(エアーポンプ)の場
合、電波障害のもととなるノイズ(雑音)が発生する、
このノイズを除去する手段として、携帯用ポンプ22
を、家庭用として使用している、アルミホイル(アルミ
箔)等で包むか、又はポリプロピレンフィルムの表面上
に、アルミニウムを蒸着しているフィルム、又はその他
の化成品で出来ているフィルムとラミネートした金属フ
ィルム27を使用して袋を作り、この金属フィルム27
の袋の内部に携帯用ポンプ22を挿入して、携帯用ポン
プ22を使用すると電波障害のもととなるノイズ(雑
音)を安いコストにて、一切、簡単に除去することがで
きる。尚、家庭用のアルミホイルとは、例えば、社名
が、サンホイルの場合、幅が25cmで、長さが8m
で、厚さが15μmで、約100円程度の商品であるの
で、携帯用ポンプ22を、1個を完全に包むのに、40
cm程の長さがあればよいので、1個当たりのコストは
5円程度の材料費のコストにて、電波障害のもととなる
ノイズを完全に防止することが出来る。
【0014】さらに、アルミホイル(アルミ箔)以外
に、銅線、又はその他の金属で出来ている、極く細い銅
線などを使用して、円筒形状をした、金網形状のものを
製作し、この金網で出来ている、円筒形状の内部に、エ
アーポンプ22を入れて駆動させても、電波障害のもと
となるノイズを防止することも出来る。作業性として
は、女性が使用する、ナイロンで出来ている、ストッキ
ィング形状に類似の、円筒形状をしたものを、銅線など
の金属を使用して出来ている、網目状のもののもので、
袋を作り、この袋の内部にエアーポンプ22を挿入し
て、ノイズを防止するほうが、アルミホイル27を使用
して包むよりも作用性はよい。
【0015】さらに、周波数が70MHzから、1GH
z以上の周波数が高い領域の、電波障害に関しての除去
については、アルミホイル27が、大変に有効であるけ
れども、比較的に、周波数が低い領域である、70MH
z以下、特に30MHz、20MHzから、数MHzに
かけては、銅線などで作った、金網が大変に有効である
ので、携帯用ポンプ22を、最初に、アルミホイル27
を使用して包装したあと、携帯用ポンプ22を、金網を
使用して巻くか、又は金網で出来ている袋に挿入して使
用すると、周波数が高い、例えば、1GHz以上の領域
から、数MHzまでの、広い領域の放射妨害電界(電波
障害)を、容易に除去することが出来る、相乗効果が発
生する。尚、銅又は鉄などで出来ている、金網の網目
の、大きさによって、除去することが出来る、放射妨害
電界の周波数の波長が決まるので、金網の網目が異な
る、種類の、網目の金網を2種類以上だけで使用する
か、又は網目が異なる2種類以上の金網と、アルミホイ
ル27を併用して使用すると、なお、一段と効果的に、
放射妨害電界を除去することが出来る。又、最初に、金
網を使用して、携帯用ポンプ22を巻いたあと、金網を
巻いた携帯用ポンプ22の上から、アルミホイル27を
巻いても、効果としては同じである。
【0016】さらに、上記の手段とは別に、防磁材料を
混入した樹脂を使用して、携帯用ポンプ22の収納容器
(ケース)を形成するとか、又は防磁塗料を、携帯用ポ
ンプ22の収納容器に塗布するとか、又はコンデンサー
を、小型モーターに取り付けて、電波障害を防止するこ
とも出来るけれども、もっとも安い材料費で、完全に、
いろいろな波長である、周波数を防止することが出来る
のは、アルミホイル27(アルミ箔)と、鉄などで出来
ている金網を使用するのが、効果的である。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図17に関連して本発明の実施
例を説明する。図1〜図17は本例の魚介類を輸送する
手段を示す構造概要説明図で、図1、図2、図4、図
5、図6、図7、図8、図12、図13、図14、図1
5、図16及び図17は縦断面図で、図3及び図9は上
面図で、図10及び図11は側面図で、図中、1は魚介
類で、2は容器で、3は蓋で、4は粘着テープで、5は
孔で、6は酸素を注入するノズルで、7は袋で、8は突
起を形成した袋で、9、10、11、12及び13は熱
融着部分で、14は突起部分で、15はダンボール箱
で、16は蓄冷剤で、17は桟で、18は第2の蓋で、
19は空間部分で、20は両面接着テープで、21は片
面接着テープで、22はポンプで、23はストーンで、
24はチューブで、25は空間で、26は排水口で、2
7はアルミホイルで、、28はフロートで、29は排水
口である。
【0018】図1、図2、図3及び図4にて図示してい
るのは、発砲スチロールで出来ている、容器2に、水溶
液と魚介類1を入れて、容器2に蓋3をして、粘着テー
プ4を使用して、容器2と蓋3を一体とし、容器2を密
封した後、蓋3に穴5を形成した場合と、蓋3に孔5を
形成しない場合の状態を図示している。又、さらに蓄冷
剤16を、容器2に形成している、空間に挿入している
場合と、蓋3に、蓄冷剤16を桟17を形成して固定す
るか、又は両面接着テープ20、又は片面接着テープ2
1を使用して、蓋3に固定している場合の状態を図示し
ている。
【0019】図5、図6、図7、図8及び図9にて図示
しているのは、図4にて図示している、容器2の内部に
入れている、魚介類1と、水溶液中に、蓋3に形成した
孔5より、酸素を注入するノズル6を使用して、酸素を
注入した後、粘着テープ4を使用して、酸素を注入した
孔5を塞ぎ、容器2内部を密封している状態を図示して
いる。又、図8及び図9にて図示しているのは、蓄冷剤
16を、第1の蓋3に形成した空間に設置した後、第2
の蓋18を使用して密封している状態を図示している。
第1の蓋3に、空間部分19を形成して、蓄冷剤16の
冷気が容器2内部の水溶液を冷却する状態を図示してい
る。
【0020】図10にて図示しているのは、ナイロンを
中間に、両側面をポリエチレンで3層構造にしたチュー
ブを使用して、片側を熱融着部分9を形成して、製作し
た袋7を図示している。
【0021】図11にて図示しているのは、本考案の出
願人である、長浦善昭氏が、平成4年特許願第3191
83号として特許出願している、袋8の形状を図示して
いる、熱融着部分11を形成して、突起部分14を形成
しているのが特徴である。
【0022】図12にて図示しているのは、図10にて
図示している、袋7の内部に、魚介類1と水溶液を入れ
た容器2を入れて、袋7の内部の空気を脱気した後、熱
融着部分10を形成して、袋7の内部を密封する前に、
容器2内部に、両面接着テープ20を使用して固定する
か、又はその他の手段を使用して固定している、エアー
ポンプ22を、袋7、又は容器2の内部に一緒に密封し
た状態を図示している。
【0023】さらに、袋7は8を使用しない場合には、
下記のようにしてもよい、発砲スチロール等で出来てい
る、容器2と蓋3で構成されている容器2の内部に、魚
介類1と水溶液を入れて、魚介類1を入れた、容器2に
蓋3をして、粘着テープ4などを使用して、容器2と蓋
3を、一体として、容器2を密封したあと、図16及び
図17に示しているように、アルミホイル27と金網を
使用して、全面を包装している、エアーポンプ22を、
両面接着テープ20を使用して、容器2の内部に固定す
るか、又は図17に示しているように、発泡スチロール
等で出来ている、フロート28を水溶液の液面上に浮か
べて、このフロート28の上に、アルミホイル27と、
金網を使用して、全面を包装している、エアーポンプ2
2を浮かべて使用するとよい。尚、図17に示してい
る、フロート28に排水口29を形成することにより、
エアーポンプ22が濡れるのを防止することが出来る。
【0024】図14にて図示しているのは、図11にて
図示している、突起部分14を形成した、袋8の内部
に、魚介類1と水溶液を入れた、容器2を入れて、熱融
着部分12を密封した後、突起部分14より、掃除機な
どを使用して、袋8内部の空気を脱気した後、熱融着部
分13を形成して、袋8の内部を、密封した状態を図示
している。
【0025】図15にて図示しているのは、図14にて
図示している、袋7又は袋8を使用して密封した、容器
2を、個別に輸送するときの場合を考慮して、外装に、
ダンボール箱15を使用して、包装している、出来上が
りの包装状態を図示している。
【0026】図16にて図示しているのは、酸素をあま
り必要としない魚介類1、例えば、オコゼ、ヒラメ、な
どの場合には、容器2に孔5を形成して、酸素を容器2
内部に注入する必要性がないので、酸素を注入する孔5
を形成していない場合の、出来上がりの包装状態を図示
している。ただし、酸素を必要とする場合には、容器2
内部の水溶液中に、容器2内部に密封されている空気
(酸素)を強制的に溶解させる手段として、円筒形状
の、袋7又は8と、容器2の間に、両面接着テープ20
を使用して、容器2に固定するか、又は容器2内部に固
定している、エアーポンプ22を使用して、容器2内部
の酸素を、強制的に水溶液中に溶解させることが出来
る。尚、袋7又は8を使用しなくても、よい場合もあ
る。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、魚
介類と、ポリエチレン、又は塩化ビニール、又はその他
の素材で出来ている袋と、直接に接触させることなく、
容器内部に、酸素を密封することが出来るので、剣を持
っている魚介類、例えば、タイ、海老、オコゼなどの魚
介類を、安全に輸送することが出来る。さらに、第1の
利点は袋の内部に、直接に、魚介類を入れないで、容器
に直接に、魚介類を入れて、容器の内部に、酸素を密封
するので容器内部の空間を広く使用することで、酸素を
密封することが出来る、容量が大となる、さらに、第2
の利点は、容器内部の、水溶液と酸素が接触する、表面
積が大きくなるので、水溶液中に酸素が溶ける、酸素の
溶解量が大となる、第3の利点は、容器内部に携帯用の
エアーポンプを取り付けて、容器内部の、限定された空
気(酸素)を、強制的に、水溶液中に溶解させることが
出来る構造とすることが出来る。さらに、第4の利点
は、容器の外側から、袋を使用して、密封することで、
完全に、酸素を密封することが出来ることと、水漏れが
一切、起こらないことで、航空輸送、又はその他の輸送
手段にとっても、安全な、活きている、魚介類の梱包、
及び輸送方法である。
【0028】容器の内部又は外部に、両面接着テープ、
又はその他の手段を使用して、乾電池付きのエアーポン
プを固定して、容器内部に設置しているストーンとポン
プをチューブを使用して接続し、容器内部の水溶液中
に、空気又は酸素を噴き出すことが出来る構造とした容
器を、円筒形状の袋、又はその他の形状の袋の、内部に
挿入して、袋の内部の空気を脱気した後、円筒形状の、
袋の内部に入れている、エアーポンプのスイッチを、袋
の外側から、エアーポンプのスイッチを入れて、エアー
ポンプを駆動させることが出来る構造とするならば、航
空輸送の輸送中だけ袋の外側から、エアーポンプのスイ
ッチを切って、エアーポンプの駆動を停止させることが
出来るので、以下のような利点がある。 航空輸送の、輸送中の、輸送時間だけ、エアーポン
プの駆動を停止させることが出来るので、航空会社が、
荷物の荷受けをしてくれる。 航空輸送を行なう、輸送の直前まで、エアーポンプ
を使用して、袋の内部にある、容器内部の酸素を、容器
内部の水溶液中に、噴き込み、水溶液中に、強制的に、
酸素を溶解させることが出来る。 航空機が、目的地に、到着した段階にて、エアーポ
ンプのスイッチを入れて、エアーポンプを駆動させるこ
とが出来る。 エアーポンプを内蔵した容器を、円筒形状、又はそ
の他の形状をした袋に挿入して、脱気して密封した構造
の包装なので、水漏れが、一切ないので、航空会社が荷
物を引き受けてくれる。 例えば、北海道の、羽幌町にて漁獲される甘海老
を、活きている状態にて出荷する場合、羽幌町を、午前
9:00頃出荷して、羽幌町から千歳空港にて、東京、
大阪、金沢、九州、沖縄行きの、飛行機に荷物を積込む
までに、荷物の集荷及びその他に、約9時間程の時間が
必要である。此の6時間の時間を、エアーポンプを使用
することが出来ることと、飛行機が東京、大阪の空港に
到着した段階から、魚市場の、せり売りが、始まる、翌
朝の午前6時頃までの、約9時間程、エアーポンプを使
用することが出来るので、エアーポンプを使用すること
が出来ない時間は、飛行機が飛行中の、3時間程だけと
なり、これにより、甘海老を活きたままの状態にて、翌
日の、消費地の魚市場に出荷することが出来る。
【0029】さらに、航空機が飛行機が飛行中でも、容
器の内部に内蔵しているエアーポンプを駆動させたい場
合には、エアーポンプをアルミホイルを使用して全面を
包装するか、又はアルミホイルと、ポリプロピレン、又
はポリエチレンなどのフィルムをラミネートした、複合
フィルムで製作した袋の内部に、エアーポンプ(携帯用
ポンプ)を入れて使用すると、エアーポンプが発生する
電波障害(ノイズ)を容易に除去することが出来るの
で、飛行機が飛行中でも、エアーポンプを駆動させるこ
とが出来ることになり、上記(0024)にて説明して
いるように、飛行機が飛行中は、エアーポンプのスイッ
チを停止させる必要性もなくなるので、より一段と魚介
類の活魚輸送が簡単となり、魚介類の活きもよくなる利
点がある。
【0030】岡山県工業技術センターにて、平成11年
11月18日に、放射妨害電界強度測定の、結果判明し
たことは、厚さが15μmの、サン・アルミニウム工業
(株)社製のアルミホイルを使用して、エアーポンプの
全面を、1回だけ全面包装した場合と、2回だけエアー
ポンプを包装した場合の、測定結果から判明したこと
は、1回だけ、又は2回だけエアーポンプの全面を包装
した場合ともに、Limit2以下のdBであった。
尚、Limit2以下とは、全く危険性(他の電子機器
に影響を与えないこと)がないことを示している数値で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図2】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図3】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、上面図である。
【図4】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図5】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図6】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図7】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図8】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図9】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を示
す構造概要説明図で、上面図である。
【図10】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、側面図である。
【図11】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、側面図である。
【図12】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図13】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図14】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図15】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図16】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図17】 本発明の実施例の魚介類を輸送する手段を
示す構造概要説明図で、縦断面図である。
【図18】 従来の、魚介類を輸送する手段を示す構造
概要説明図で、縦断面図である。
【符号の説明】
1 魚介類 2 発砲スチロール製の容器(略して、容器とする) 3 発砲スチロール製の蓋(略して、蓋とする) 4 粘着テープ 5 孔 6 酸素を注入するノズル(略して、ノズルとする) 7 ビニール、ポリエチレン、ナイロンポリエチレン、
などで出来ている袋(略して、袋とする) 8 突起を形成した袋(略して、袋とする) 9、10、11、12及び13 熱融着部分 14 突起部分15 ダンボール、又はその他の素材で
出来ている箱(略して、ダンボール箱とする) 16 蓄冷剤、又は保冷剤(略して、蓄冷剤とする) 17 棒又は桟(略して、桟とする) 18 第1の蓋3に設置する第2の蓋(略して、第2の
蓋とする) 19 空間部分 20 両面接着テープ 21 片面接着テープ 22 乾電池付きポンプ(略して、エアーポンプとす
る) 23 空気又は酸素噴き出し口(略して、ストーンとす
る) 24 ビニールチューブ(略して、チューブとする) 25 エアーポンプを収納する空間(略して、空間とす
る) 26 排水口 27 金属、又は非鉄金属又はアルミと、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンなどとラミネート加工して出来ている
フィルム(略して、アルミホイルとする) 28 発砲スチロールなどで出来ているフロート(略し
て、フロートとする) 29 フロートに形成している排水口(略して、排水口
とする)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発砲スチロール等で出来ている、容器2
    と蓋3で構成されている容器2の内部に、魚介類1を入
    れて、魚介類1を入れた、容器2に蓋3をして、粘着テ
    ープ4などを使用して、一体として密封した後、容器2
    の内部に取り付けている、エアーポンプ22を駆動させ
    て、容器2内部にあるだけの、限定された空気(酸素)
    を、容器2内部の水溶液中に噴き出すことを特徴とする
    魚介類を輸送する方法。
  2. 【請求項2】 携帯用ポンプ22の外側から、アルミホ
    イル27(アルミ箔)を、単独にて使用するか、又はア
    ルミホイル27と金網を併用して、携帯用のポンプ22
    の表面の、全面を包装することにより、携帯用ポンプ2
    2から発生する、電波障害(ノイズ)を防止することを
    特徴とする魚介類を輸送する方法。
  3. 【請求項3】 アルミホイル27(アルミ箔)、又はそ
    の他の金属で出来ているフィルムとポリエチレン、又は
    その他の化成品で出来ているフィルムをラミネートした
    フィルム27を使用して、携帯用ポンプ22の表面の、
    全面を包装することにより、携帯用ポンプ22から発生
    する、電波障害(ノイズ)を防止することを特徴とする
    魚介類を輸送する方法。
  4. 【請求項4】 アルミホイル27(アルミ箔)とポリエ
    チレンなどで出来ているフィルムをラミネートしたフィ
    ルム27を使用して製作した袋の内部に、携帯用ポンプ
    22を挿入して使用することにより、携帯用ポンプ22
    から発生する、電波障害(ノイズ)を防止することを特
    徴とする魚介類を輸送する方法。
  5. 【請求項5】 発砲スチロール等で出来ている、容器2
    と蓋3で構成されている、容器2の内部に魚介類1を入
    れて、魚介類1を入れた容器2と蓋3を、粘着テープ4
    などを使用して、一体としたあと、円筒形状の袋7又は
    その他の形状の袋8に入れて、円筒形状の、袋7又はそ
    の他の形状の袋8内部の空気を脱気して、容器2を密封
    する、魚介類を輸送する方法。
  6. 【請求項6】 発砲スチロール等で出来ている、容器2
    と蓋3で構成されている、容器2の内部に魚介類1を入
    れて、魚介類1を入れた容器2と蓋3を、粘着テープ4
    などを使用して、一体としたあと、容器2に孔5を形成
    して、容器2内部に酸素を注入し、容器2に形成した孔
    5を、粘着テープ4などで塞ぎ、その後、円筒形状の袋
    7又はその他の形状の袋8に入れて、円筒形状の、袋7
    又はその他の形状の袋8内部の空気を脱気して、容器2
    を密封する、魚介類を輸送する方法。
  7. 【請求項7】 発砲スチロール等で出来ている、容器2
    と蓋3で構成されている、容器2の内部に魚介類1を入
    れて、魚介類1を入れている容器2と蓋3を、粘着テー
    プ4などを使用して、一体としたあと、容器2に形成し
    ている孔5より、容器2内部に酸素を注入し、容器2に
    形成した孔5を、粘着テープ4などで塞ぎ、その後、円
    筒形状の袋7又はその他の形状の袋8に入れて、円筒形
    状の、袋7又はその他の形状の袋8内部の空気を脱気し
    て、袋7又はその他の形状の袋8を使用して、密封した
    容器2を、ダンボール箱15などで、外装して、魚介類
    を輸送する方法。
  8. 【請求項8】 発砲スチロール等で出来ている、容器2
    の内部に、酸素を注入する場合、酸素を注入するのに使
    用する、酸素注入用のノズル6を使用して、容器2又は
    蓋3を突き破り、容器2又は蓋3に、孔5を形成して、
    容器2内部に酸素を注入することを特徴とする魚介類を
    輸送する方法。
  9. 【請求項9】 発砲スチロール等で出来ている、容器2
    又は蓋3に、酸素を注入するための、ノズル6を挿入す
    るための孔5を、容器2又は蓋3を成型するときに、同
    時に、成型することを特徴とする魚介類を輸送する方
    法。
  10. 【請求項10】 容器2を形成している、蓋3に設けて
    いる、孔5より、ノズル6を出来るだけ、縦方向(垂直
    方向)の方向に使用して、容器2内部に、酸素を注入す
    ることを特徴とする魚介類を輸送する方法。
  11. 【請求項11】 容器2内部に酸素を注入する場合、容
    器2内部の水溶液中にノズル6を到達させて、ノズル6
    を使用して、容器2内部の水溶液中に、酸素を注入する
    ことを特徴とする魚介類を輸送する方法。
  12. 【請求項12】 容器2と、蓋3を使用して形成してい
    る容器2の内部に、魚介類1と水溶液を入れて、容器2
    の内部に酸素を注入し、容器2を、円筒形状の、袋7又
    はその他の形状の袋8に入れて、円筒形状の、袋7又は
    その他の形状の袋8内部の空気を脱気して、容器2を密
    封し、容器2の内部、又は容器2の外部に取り付けてい
    る、エアーポンプ22を駆動させて、容器2内部の酸素
    を、容器2内部の水溶液中に、ストーン23を経由して
    噴き出すことを特徴とする魚介類を輸送する方法。
  13. 【請求項13】 容器2、又は蓋3の、内壁又は外壁
    に、エアーポンプ22を収納する空間25を、容器2を
    成型するときに、容器2と一体成型して、エアーポンプ
    22を収納する空間25にエアーポンプ22を収納する
    か、又は両面接着テープ20を使用して、エアーポンプ
    22を容器2の、内部又は外部に固定することを特徴と
    する魚介類を輸送する方法。
  14. 【請求項14】 蓄冷剤16を、発砲スチロール等で出
    来ている、蓋3の裏面に、貼り付けて固定する手段とし
    て、常温の状態にて、蓋3の裏面に、両面接着テープ2
    0又は片面接着テープ21を使用して固定した後、両面
    接着テープ20などを使用して、蓄冷剤16を裏面に貼
    り付けた蓋3を、−20℃前後の、冷凍庫内部に入れ
    て、蓄冷剤16と蓋3を、一緒に冷却して、蓄冷剤16
    を凍結することを特徴とする魚介類を輸送する方法。
  15. 【請求項15】 蓄冷剤16を、発砲スチロール等で出
    来ている、容器2の側壁に貼り付けて固定する手段とし
    て、常温の状態にて、容器2の側壁に、両面接着テープ
    20を使用して、蓄冷剤16を貼り付けて、固定した
    後、蓄冷剤16を貼り付けている、容器2を、−20℃
    前後の、冷凍庫内部に入れて、蓄冷剤16と容器2を、
    一緒に冷却して、蓄冷剤16を凍結することを特徴とす
    る魚介類を輸送する方法。
  16. 【請求項16】 蓄冷剤16の表面上に、両面接着テー
    プ20を貼り付けていることを特徴とする魚介類を輸送
    する方法。
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