JP2001144247A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001144247A
JP2001144247A JP32221799A JP32221799A JP2001144247A JP 2001144247 A JP2001144247 A JP 2001144247A JP 32221799 A JP32221799 A JP 32221799A JP 32221799 A JP32221799 A JP 32221799A JP 2001144247 A JP2001144247 A JP 2001144247A
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Nobuaki Sato
信明 佐藤
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤の塗布作業時間を短縮し、接着剤の使
用量を節減できる品質の高い半導体装置を提供する。 【解決手段】 インナーリード40を有するリードフレ
ーム20と、リードフレーム20の表裏両面に接合して
搭載される第1、第2の半導体チップ50、60と、第
1、第2の半導体チップ50、60とインナーリード4
0とを電気的に連結する連結手段70と、これらを封止
する封止樹脂80とを有する半導体装置10において、
第1、第2の半導体チップ50、60の素子搭載部30
の中央には、第1、第2の半導体チップ50、60の何
れか一方の前後幅より広い広幅空間部31が形成され、
広幅空間部31の左右両側に第1、第2の半導体チップ
50、60の接合部32が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップレベ
ルで三次元実装された半導体装置に関し、特に、リード
フレームの両面に半導体チップを搭載し、一体に封止し
てなる半導体装置の半導体チップ搭載部の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電極パッドが左、右両側に設けら
れたDUAL型の半導体チップをリードフレームの表裏
両面に搭載することによって三次元実装された半導体装
置は、例えば特開平10−154786号公報に開示さ
れている。この半導体装置は、例えば図5に示すよう
に、リードフレーム100の中央に設けた半導体チップ
200の形状より僅かに大きい形状の半導体チップ搭載
部(以下、素子搭載部という)110と、その両側にそ
れぞれ素子搭載部110に搭載した半導体チップ200
の電極パッドに対応する複数のインナーリード120と
を備えている。半導体チップ200は、素子搭載部11
0の表裏両面に塗布した接着剤によってそれぞれ固定さ
れる。インナーリード120と半導体チップ200の電
極パッドとはワイヤーボンディングによりそれぞれ電気
的に接続され、封止樹脂によってインナーリード12
0、ワイヤーボンディング及び半導体チップ200が一
体にモールドされて半導体装置が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、半導
体装置はメモリー容量が大幅に増加したものが要求され
てきており、半導体チップの形状も大型化して、例えば
正方形の一辺が12〜15mm程度の形状のものが多く
なっている。前記従来例では、素子搭載部の全面に接着
剤を塗布しているが、半導体チップの形状が大型化する
と接着面積も大きくなり、接着剤を素子搭載部に均一な
厚みにするために、半導体チップの裏面全体が一様に濡
れるように接着剤を広げなければならない。そのため、
接着剤の塗布作業では、接着剤を素子搭載部のほぼ全面
に広げるために、半導体チップ1個当たり片面で例えば
15〜25秒という長い時間がかかる。また、接着剤の
使用量もそれだけ多くなるという問題があった。また、
素子搭載部の接着面積が広いため、両方の半導体チップ
の間から接着剤に含まれる溶剤等の気体や混入した空気
の排出が十分行われず、封止樹脂によってモールドした
際に気泡が生じたり、熱膨張によって亀裂が生じたりし
て、品質を低下させるおそれがあった。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたもので、接着剤の塗布作業時間を
短縮し、接着剤の使用量を節減できる品質の高い半導体
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る半導体装置は、インナーリードを有するリードフレ
ームと、リードフレームの表裏両面に接合して搭載され
る第1、第2の半導体チップと、第1、第2の半導体チ
ップとインナーリードとを電気的に連結する連結手段
と、これらを封止する封止樹脂とを有する半導体装置に
おいて、第1、第2の半導体チップの素子搭載部の中央
には、第1、第2の半導体チップの何れか一方の前後幅
より広い広幅空間部が形成され、広幅空間部の左右両側
に第1、第2の半導体チップの接合部が形成されてい
る。これにより、素子搭載部に設けた第1、第2の半導
体チップを接合するための接合部は、広幅空間部の両側
に分離して設けられ、両方の接合部を合わせても素子搭
載部全体の面積より小さくなる。したがって、第1、第
2の半導体チップを接合するための接着剤を塗布する面
積が減少し、接着剤の塗布作業時間が短縮され、接着剤
の使用量を節減できる。また、封止樹脂によって第1、
第2の半導体チップ、ボンディングワイヤ及びインナー
リードとを封止する場合、封止樹脂が第1の半導体チッ
プと第2の半導体チップの間の広幅空間部に充填され
る。そのため、接着剤から排出される溶剤や第1の半導
体チップと第2の半導体チップの間の空気等が広幅空間
部から排出されて、封止樹脂のモールドの際に気泡(ボ
イド)や亀裂が発生しない良質の封止樹脂が形成され
る。
【0005】前記本発明に係る半導体装置において、前
記接合部のうち第1、第2の半導体チップが搭載される
部分には、所定の間隔で複数の第1の貫通孔を形成して
もよい。この場合、第1の半導体チップと第2の半導体
チップを接合部に接着する接着剤が、接合部に設けた第
1の貫通孔に充填されるので、第1、第2の半導体チッ
プ間のアンカーホールとして機能する。前記本発明に係
る半導体装置において、第1、第2の半導体チップの両
側に延長された接合部に、第2の貫通孔を形成してもよ
い。この場合、封止樹脂が延長された接合部に設けた第
2の貫通孔の中に充填され、封止樹脂と接合部とを接合
する。前記本発明に係る半導体装置において、第1の半
導体チップは応力緩衝用接着剤を介して接合部に接合
し、且つ第2の半導体チップに接合してもよい。この場
合、第1の半導体チップと第2の半導体チップとが応力
緩衝用接着剤によって一体に接合される。また、前記本
発明に係る半導体装置において、第1、第2の半導体チ
ップの両側に延長された接合部のいずれか一方の裏表に
は、第1、第2の半導体チップの位置決め合いマークを
形成してもよい。この場合、第1、第2の半導体チップ
が正確に接合部に位置決めされる。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)はそれ
ぞれ本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製作
工程の途中の状態(リードフレーム上に半導体チップを
搭載した状態)を示す平面図、同側断面図、図2は同半
導体装置の側断面図、図3は本発明の第2の実施の形態
に係る半導体装置の平断面図、図4は本発明の第3の実
施の形態に係る半導体装置の側断面図である。
【0007】図1(A)、(B)及び図2に示すよう
に、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置10に
用いるリードフレーム20は、枠部21の内側中央に素
子搭載部30を有し、枠部21の内側の左右両側、すな
わち素子搭載部30の横方向の両側に隣接して外側に複
数のインナーリード40が配列されている。素子搭載部
30の中央には、縦幅(前後幅)が第1の半導体チップ
50及び第2の半導体チップ60の何れか一方の縦幅よ
り広く、横幅(左右幅)が第1の半導体チップ50及び
第2の半導体チップ60の何れの横幅より狭い広幅空間
部31を形成している。広幅空間部31の横方向の両側
(左右両側)には素子搭載部30の表裏両面にそれぞれ
搭載される第1の半導体チップ50及び第2の半導体チ
ップ60を接合する接合部32を設けている。一方側
(ここでは左側)の接合部32には第1の半導体チップ
50及び第2の半導体チップ60の両側に延長された部
分の裏表に、第1の半導体チップ50及び第2の半導体
チップ60のを搭載する位置を決める位置決め合いマー
ク33が設けられている。左右両側の接合部32の延長
された両側には複数の第2の貫通孔34を設けている。
なお、片側の接合部32の横方向の幅は、第1の半導体
チップ50又は第2の半導体チップ60の横方向幅の1
/6〜1/8程度(例えば実寸法で横幅が2mm、縦幅
が12〜16mm程度)でも、通常利用されている例え
ばポリエステル樹脂やエポキシ樹脂等の工業用の接着剤
によって十分な接着強度を維持することができる。
【0008】半導体装置10を形成するときは、リード
フレーム20の接合部32の表面に接着剤を塗布し、接
着剤の厚みを均一にするためにローラーなどにより接合
部32の縦方向に広げる。その後、第1の半導体チップ
50を位置決め合いマーク33に合わせて両方の接合部
32の上に載置し、接着剤を硬化させて固定する。次
に、インナーリード40と第1の半導体チップ50の電
極パッドとを連結手段であるボンディングワイヤ70に
よりそれぞれ電気的に接続する。次に、リードフレーム
20を反転し、表面と同様に接合部32の裏面に接着剤
を塗布し、更に接合部32の縦方向に広げる。その後、
第2の半導体チップ60を位置決め合いマーク33に合
わせて両方の接合部32の上に載置し、接着剤を硬化さ
せて固定する。次に、インナーリード40と第2の半導
体チップ60の電極パッドとをボンディングワイヤ70
によりそれぞれ電気的に接続する。次に、接合部32、
インナーリード40、ボンディングワイヤ70、第1の
半導体チップ50及び第2の半導体チップ60を一体に
封止樹脂80によりモールドし、樹脂により封止する。
最後に、図1(A)2点鎖線で示す横のトリミングライ
ンAと縦のトリミングラインBに沿ってリードフレーム
20を切断して枠部21を除去し、図2に示すような半
導体装置10を得る。
【0009】このようにリードフレーム20には、左右
両側の接合部32の間に広幅空間部31が形成され、し
かも広幅空間部31の縦幅を第1の半導体チップ50及
び第2の半導体チップ60の何れか一方の縦幅より広く
している。したがって、左右両側の接合部32に第1の
半導体チップ50及び第2の半導体チップ60を搭載し
たとき、広幅空間部31と第1の半導体チップ50又は
第2の半導体チップ60との縦幅の差だけ広幅空間部3
1が広くなり、第1の半導体チップ50及び第2の半導
体チップ60の縦方向の両端に開口部ができる。その開
口部が樹脂導入部35を形成することになり、封止樹脂
80をモールドするとき、樹脂導入部35から広幅空間
部31の中に封止樹脂80が充填され、それに伴って広
幅空間部31内にあった空気や接着剤から排出される溶
剤などが排出される。その結果、封止樹脂のモールドの
際に高温に加熱されても空気の熱膨張による亀裂などが
発生することが防止できる。また、封止樹脂80は接合
部32の延長された両側に設けた第2の貫通孔34の中
にも充填され、第2の貫通孔34が封止樹脂80のアン
カーホールとして機能し、封止樹脂80と接合部32と
の接合を強固にする。また、各接合部32の横方向の幅
を第1の半導体チップ50又は第2の半導体チップ60
の横方向幅の1/6〜1/8程度にすることができるの
で、接着剤を塗布する面積は、従来例のように半導体チ
ップの全面積に塗布する場合に比べて、1/3〜1/4
程度になり、塗布時間及び接着剤の量も1/3〜1/4
程度にすることができる。
【0010】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体装置11の平断面図で、接合部32の第1、第2
の半導体チップ50、60を搭載する部分に第1の貫通
孔36を所定間隔で複数個設けたものである。そして、
接合部32の表裏面全体に接着剤を塗布し、第1、第2
の半導体チップ50、60を接合部32に接合する。第
1、第2の半導体チップ50、60が接合部32に押し
つけられると、接着剤の流動性により接合部32に塗布
した接着剤が第1の貫通孔36の中に流れ込む。これに
より、第1の貫通孔36が第1、第2の半導体チップ5
0、60間のアンカーホールとして機能し、第1の貫通
孔36に充填された接着剤によって第1の半導体チップ
50と第2の半導体チップ60が強固に接合することが
できる。
【0011】図4は本発明の第3の実施の形態に係る半
導体装置12で、第1の半導体チップ50を接合部32
に接合するときに、例えば熱可塑性樹脂又はエポキシ樹
脂等の半硬化状態(Bステージ)の熱硬化性樹脂からな
るシート状の応力緩衝用接着剤90を予め第1の半導体
チップ50の裏面全体に貼付して、第1の半導体チップ
50を接合部32の表面上に載せて接合する。更にリー
ドフレーム20を反転して、第2の半導体チップ60の
裏面全体に応力緩衝用接着剤90を貼付し、第2の半導
体チップ60を接合部32裏面上に載せ、第1の半導体
チップ50と第2の半導体チップ60を接合部32の表
裏両面に押しつけながら加熱して第1の半導体チップ5
0、第2の半導体チップ60及び接合部32を一体に接
合する。このとき、加熱により応力緩衝用接着剤90が
軟化して流動性が生じるので、広幅空間部31に応力緩
衝用接着剤90が充填され、その状態で硬化される。そ
の後、インナーリード40と第1、第2の半導体チップ
50、60の電極パッドとをボンディングワイヤ70に
よりそれぞれ電気的に接続し、更に封止樹脂80により
封止する。この場合、第1の半導体チップ50と第2の
半導体チップ60と接合部32とが応力緩衝用接着剤9
0によって一体に接合されるので、第1、第2の半導体
チップ50、60が強固に接合される。また、応力緩衝
用接着剤90は第1の貫通孔36にも充填されて、更に
第1の半導体チップ50と第2の半導体チップ60と接
合部32とが強固に接合される。
【0012】
【発明の効果】請求項1〜5記載の半導体装置において
は、第1、第2の半導体チップの素子搭載部の中央に、
第1、第2の半導体チップの何れか一方より広い前後幅
を有する広幅空間部が形成され、広幅空間部の左右両側
に第1、第2の半導体チップの接合部が形成されている
ので、従来のように半導体チップとほぼ同じ面積を有す
る素子搭載部のほぼ全面にわたって接着剤を塗布する場
合に比べて、素子搭載部の接着剤塗布面積が極めて小さ
く、例えば1/3〜1/4程度となる。それに伴って、
接着剤の塗布作業の時間と、接着剤の使用量を節減でき
る。また、接着工程で用いる接着装置(ダイボンダー)
の使用台数も従来に比べて、例えば1/3〜1/4程度
となり、設備費及び設備占有面積が少なくて済む効果が
ある。また、第1、第2の半導体チップの両側に延長さ
れた両接合部の間に樹脂導入部を形成しているので、封
止樹脂によって第1、第2の半導体チップ、ボンディン
グワイヤ及びインナーリードを封止する場合、封止樹脂
が樹脂導入部から第1の半導体チップと第2の半導体チ
ップの間に充填されて、接着剤から排出される溶剤や第
1の半導体チップと第2の半導体チップの間の空気が排
出され、封止樹脂のモールドの際に高温に加熱されても
空気の熱膨張による亀裂などが発生することが防止で
き、高品質の半導体装置を提供できる。
【0013】特に請求項2記載の半導体装置において、
接合部のうち第1、第2の半導体チップを搭載する部分
には、所定の間隔で複数の第1の貫通孔を形成している
ので、第1の半導体チップと第2の半導体チップを接合
部に接着する接着剤が、接合部に設けた第1の貫通孔に
充填され、第1の貫通孔に充填された接着剤によって第
1の半導体チップと第2の半導体チップを強固に接合す
ることができる。請求項3記載の半導体装置において
は、第1、第2の半導体チップの両側に延長された接合
部に、第2の貫通孔を形成しているので、封止樹脂が延
長された接合部に設けた第2の貫通孔の中に充填され、
封止樹脂と接合部の接合を強固にすることができる。請
求項4記載の半導体装置においては、第1の半導体チッ
プは応力緩衝用接着剤を介して接合部に接合し、且つ第
2の半導体チップに接合しているので、第1の半導体チ
ップと第2の半導体チップとが応力緩衝用接着剤によっ
て一体に接合され、第1、第2の半導体チップの接合を
強固にすることができる。また、請求項5記載の半導体
装置においては、第1、第2の半導体チップの両側に延
長された接合部のいずれか一方の裏表には、第1、第2
の半導体チップの位置決め合いマークを形成しているの
で、第1、第2の半導体チップが正確に接合部に位置決
めされ、高い寸法精度の半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第1の実施
の形態に係る半導体装置の製作工程の途中の状態(リー
ドフレーム上に半導体チップを搭載した状態)を示す平
面図、同側断面図である。
【図2】同半導体装置の側断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の
平断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の
側断面図である。
【図5】従来例のリードフレーム上に半導体チップを搭
載した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10、11、12:半導体装置、20:リードフレー
ム、21:枠部、30:素子搭載部、31:広幅空間
部、32:接合部、33:位置決め合いマーク、34:
第2の貫通孔、35:樹脂導入部、36:第1の貫通
孔、40:インナーリード:50:第1の半導体チッ
プ、60:第2の半導体チップ、70:ボンディングワ
イヤ、80:封止樹脂、90:応力緩衝用接着剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーリードを有するリードフレーム
    と、該リードフレームの表裏両面に接合して搭載される
    第1、第2の半導体チップと、該第1、第2の半導体チ
    ップと前記インナーリードとを電気的に連結する連結手
    段と、これらを封止する封止樹脂とを有する半導体装置
    において、前記第1、第2の半導体チップの素子搭載部
    の中央には、該第1、第2の半導体チップの何れか一方
    の前後幅より広い広幅空間部が形成され、該広幅空間部
    の左右両側に前記第1、第2の半導体チップの接合部が
    形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記接合部のうち前記第1、第2の半導体チップが搭載さ
    れる部分には、所定の間隔で複数の第1の貫通孔が形成
    されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、前記第1、第2の半導体チップの両側に延長された
    前記接合部には、第2の貫通孔が形成されていることを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導体装置において、前記第1の半導体チップは応力緩衝
    用接着剤を介して前記接合部に接合し、且つ前記第2の
    半導体チップに接合されていることを特徴とする半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半
    導体装置において、前記第1、第2の半導体チップの両
    側に延長された前記接合部のいずれか一方の裏表には、
    前記第1、第2の半導体チップの位置決め合いマークが
    形成されていることを特徴とする半導体装置。
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JP (1) JP2001144247A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060562A (ja) * 2006-08-04 2008-03-13 Dainippon Printing Co Ltd 樹脂封止型半導体装置とその製造方法、半導体装置用基材、および積層型樹脂封止型半導体装置
US8143707B2 (en) 2008-12-26 2012-03-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
JP2012253390A (ja) * 2012-09-24 2012-12-20 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法

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