JP2001143811A - スライドドア用給電装置 - Google Patents

スライドドア用給電装置

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JP2001143811A
JP2001143811A JP32012699A JP32012699A JP2001143811A JP 2001143811 A JP2001143811 A JP 2001143811A JP 32012699 A JP32012699 A JP 32012699A JP 32012699 A JP32012699 A JP 32012699A JP 2001143811 A JP2001143811 A JP 2001143811A
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JP
Japan
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connector
cover
slide door
terminal
closed
Prior art date
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Pending
Application number
JP32012699A
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English (en)
Inventor
Shoji Osaki
祥司 大崎
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的接続不良を防ぎ、人が感電するのを防
ぐことができるスライドドア用給電装置を提供する。 【解決手段】 端子31を保持する保持部32が車体1
に取り付けられた第1のコネクタ30と、端子41を保
持する保持部42がスライドドア2に取り付けられた第
2のコネクタ40とからなり、スライドドア2を閉じる
ことにより両コネクタ30、40の端子31、41同士
が電気的に接続するスライドドア用給電装置において、
第1のコネクタの保持部32には、端子31を被うカバ
ー33が開閉可能に取り付けられ、スライドドア2が開
いている状態では、前記カバー33は閉じており、スラ
イドドア2を閉じると、両コネクタ30、40の保持部
32、42が嵌合し、前記カバー33は開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体側に
設けた端子とスライドドア側に設けた端子とをスライド
ドアを閉めることにより接触させて、車体側からドア側
に給電するスライドドア用給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、自動車のスライドド
ア2は、車体1の側面に形成された開口部3の下縁に設
けられたガイドレール4に沿って、摺動自在に案内さ
れ、開閉のために移動する。スライドドア用給電装置
は、車体1側(開口部3のピラー側)に設けられたコネ
クタとスライドドア2側に設けられたコネクタから構成
されている。例えば図7(a)に示すように、車体側の
コネクタ10は、基板部11に設けた略楕円筒状の隆起
部12内に複数の雌端子13を配位した雌コネクタであ
る。雌端子13には、常時、電圧が印加されている。ま
た、図7(b)に示すように、スライドドア側のコネク
タ20は、基板部21から隆起した略楕円台状の隆起部
22に、前記雌端子13に対応する数と位置関係にある
雄端子23を設けた雄コネクタである。24は、隆起部
22のまわりの基板部21上に設けられたシール部材で
あり、コネクタ10との接続時には、シール部材24は
コネクタ10の隆起部12の端面と当接するように寸法
付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のスライドドア用
給電装置には次のような問題があった。即ち、車体側の
コネクタ10の雌端子13は露出し、常時、電圧が印加
されている。そのため、端子13に水がかかって、錆や
電食が発生し、スライドドア2を閉めて、コネクタ10
とコネクタ20を電気的に接続した際に、接続不良が生
じる恐れがあった。また、人がコネクタ10に触れて、
感電する危険性もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するためになされたもので、端子を保持する保持部が車
体に取り付けられた第1のコネクタと、端子を保持する
保持部がスライドドアに取り付けられた第2のコネクタ
とからなり、スライドドアを閉じることにより両コネク
タの端子同士が電気的に接続するスライドドア用給電装
置において、第1のコネクタの保持部には、端子を被う
カバーが開閉可能に取り付けられ、スライドドアが開い
ている状態では、前記カバーは閉じており、スライドド
アを閉じると、両コネクタの保持部が嵌合し、前記カバ
ーは開くことを特徴とするものである。
【0005】本発明によれば、スライドドアが開いてい
る状態では、車体側のコネクタの端子を被うカバーが閉
じているため、前記コネクタの端子はカバーで被われ、
露出していないので、前記端子に水がかかるの防ぐこと
ができ、また、人が触れて、感電するのを防ぐこともで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかるス
ライドドア用給電装置の一実施形態の斜視図である。本
実施形態は、車体1側のコネクタ30とスライドドア2
側のコネクタ40とから構成されている。
【0007】コネクタ30は、端子31、ポリエチレン
テレフタレートなどの樹脂からなる保持部32、カバー
33から構成されている。保持部32は、図2(a)〜
(c)に示すように、車体1に取り付けられる基板部3
2aと、端子31を囲み、基板部32a上に垂設された
縦長のレーストラック状の外周壁32bとからなる。外
周壁32bには、縦方向にカバー33をガイドする溝3
2cが形成されている。カバー33は、図3(a)〜
(c)に示すように、両側端面に縦方向の凸状部33a
を有し、下端部33bの片面が傾斜して、先端にいくほ
ど厚さが薄くなっている。カバー33は、下端部33b
の傾斜面が外側になるようにして、凸状部33aが保持
部32の溝32cにはめ込まれ、溝32cに沿って落と
し込まれて、外周壁32bの横幅が狭くなる直線状部3
2b1 と円弧状部32b2 との境付近で支持される。カ
バー33の長さは保持部32に装着された状態で、図1
に示すように、カバー33の下端部33bと外周壁32
bの円弧状部32b2 の間に間隙34が生じるように設
定されている。
【0008】コネクタ40は、図1に示すように、端子
41、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂からなる
保持部42から構成されている。保持部42は、スライ
ドドア2に取り付けられる基板部42aと、端子41を
囲み、基板部42aに垂設された縦長のレーストラック
状の外周壁42bとからなる。外周壁42bは、下方に
いくほど高く張り出しており、コネクタ30の外周壁3
2bの内側に入り、嵌合する形状になっている。
【0009】コネクタ30とコネクタ40の嵌合は以下
のようにして行われる。即ち、スライドドア2を閉じる
と、図4(a)に示すように、コネクタ40の外周壁4
2bの張り出した下端はカバー33の下端の間隙34に
入り込み、外周壁42bの下端はカバー33の下端部3
3bの斜面に当接し、カバー33を押し上げる。さら
に、外周壁42bを外周壁32b内に押し込むと、図4
(b)に示すように、カバー33は外周壁42bの傾斜
する周縁部にそって押し上げられる。外周壁32bと外
周壁42bの嵌合が完了した状態では、カバー33は外
周壁42bの上側に載った状態になっている(図4
(c))。なお、スライドドア2を再び開くと、外周壁
42bが外周壁32bから外れて、カバー33は溝32
cに沿って落下し、端子31を被う。
【0010】本実施形態では、スライドドア2が開い
て、コネクタ30とコネクタ40が分離している状態で
は、コネクタ30のカバー33が外周壁32bの溝32
cに落とし込まれて、端子31を被っており、スライド
ドア2が閉じて、コネクタ30とコネクタ40が嵌合し
た状態では、カバー33が外周壁42bで持ち上げられ
て、端子31と端子41が接続する。従って、スライド
ドア2が開いている状態では、車体1側のコネクタ30
の端子31はカバー33で被われているので、電圧が印
加されている端子31に水がかかるの防ぐことができ、
また、人が触れて、感電するのを防ぐこともできる。
【0011】図5(a)、(b)はそれぞれ、他の実施
形態の車体側のコネクタの正面図および側面図である。
このコネクタ50は、前記実施例のスライドドア側のコ
ネクタ40と嵌合するものである。本実施形態では、カ
バー51は2個の二つ割れのカバー本体51aからな
る。カバー本体51aの下端部51bは、端面が厚さ方
向に傾斜して、先端にいくほど厚さが薄くなっている。
これら2個のカバー本体51aは、上端が保持部53の
基板部53a上に垂設された外周壁53bの上端にピン
52で回動可能に取り付けられている。
【0012】本実施形態では、スライドドア2が開いて
いる状態では、2個のカバー本体51aはピン52を支
点にして垂下し、相互に側面で当接し、カバー51は閉
じた状態になっている。スライドドア2が閉まると、図
1に示したコネクタ40の張り出した下端が2個のカバ
ー本体51aの下端部51bの傾斜面に当接し、図5
(a)に示すように、2個のカバー本体51の下端部5
1bを左右に押し広げる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ライドドアが開いている状態では、車体側のコネクタの
端子を被うカバーが閉じているため、前記コネクタの端
子はカバーで被われ、露出していないので、前記端子に
水がかかるのを防ぐことができ、また、人が触れて感電
するのを防ぐこともできるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライドドア用給電装置の一実施
形態の斜視図である。
【図2】(a)〜(c)はそれぞれ、上記実施形態の車
体側コネクタの保持部の正面図、側面図および平面図で
ある。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれ、上記実施形態の車
体側コネクタのカバーの正面図、側面図および平面図で
ある。
【図4】(a)〜(c)はそれぞれ、上記実施形態の車
体側コネクタとスライドドア側コネクタの嵌合の過程を
説明する図である。
【図5】(a)および(b)はそれぞれ、他の実施形態
の車体側コネクタの正面図および側面図である。
【図6】スライドドア式自動車の側面図である。
【図7】(a)および(b)はそれぞれ、従来の車体側
コネクタおよびスライドドア側コネクタの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 車体 2 スライドドア 30、40、50 コネクタ 31、41 端子 32、42、53 保持部 32a、42a、53a基板部 32b、42b、53b外周壁 32b1 直線状部 32b2 円弧状部 32c 溝 33、51 カバー 33a 凸状部 33b、51b 下端部 34、54 間隙 51a カバー本体 52 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を保持する保持部が車体に取り付け
    られた第1のコネクタと、端子を保持する保持部がスラ
    イドドアに取り付けられた第2のコネクタとからなり、
    スライドドアを閉じることにより両コネクタの端子同士
    が電気的に接続するスライドドア用給電装置において、
    第1のコネクタの保持部には、端子を被うカバーが開閉
    可能に取り付けられ、スライドドアが開いている状態で
    は、前記カバーは閉じており、スライドドアを閉じる
    と、両コネクタの保持部が嵌合し、前記カバーは開くこ
    とを特徴とするスライドドア用給電装置。
JP32012699A 1999-11-10 1999-11-10 スライドドア用給電装置 Pending JP2001143811A (ja)

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