JP2001142126A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001142126A
JP2001142126A JP32662399A JP32662399A JP2001142126A JP 2001142126 A JP2001142126 A JP 2001142126A JP 32662399 A JP32662399 A JP 32662399A JP 32662399 A JP32662399 A JP 32662399A JP 2001142126 A JP2001142126 A JP 2001142126A
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JP
Japan
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camera
control circuit
signal
communication
communication mode
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JP32662399A
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Katsunori Nakamura
勝則 中村
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Canon Inc
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラに外部装置を接続する瞬間や外来のノ
イズにより、カメラが安易に通信モードに入ってしまう
おそれがある。 【解決手段】 レリーズ信号その他の起動信号に応答し
てカメラ動作制御を行うとともに、通信モードの設定に
より外部接続端子11を介したカメラ外部との通信制御
を行い、かつカメラ動作制御および通信制御を実行可能
な通常動作状態とこの通常動作状態よりも低い電消費力
となるスタンバイ状態との切り換えが可能な制御回路1
を有するカメラにおいて、制御回路に、通信モード設定
時におけるスタンバイ状態にて起動信号の入力を検知し
たときは通常動作状態に移行させ、この通常動作状態へ
の移行後に起動信号の入力がなくなったことを検知した
ときに、外部接続回路(13,14等)における外部接
続端子とレリーズ端子SW1との接続を遮断して外部装
置12との通信制御を開始させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置との通信
が可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外部装置とのデータ通信機能を備
えたカメラにおいては、特開平10−90774号公報
にて以下のような構成が提案されている。この構成で
は、外部装置とカメラ内CPUとを通信させるために既
存のアクセサリー端子を使用し、カメラを検査モード
(通信モード)に移行させ、カメラの各スイッチ状態や
CPUの状態および撮影シーケンスの実行等により、カ
メラメカニズムのテストを可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構成により外部装置の製品化を考えた場合、カ
メラ内CPUが外部装置をカメラに接続する瞬間や外来
のノイズにより安易に検査モードに入ってしまうおそれ
がある。
【0004】また、正常に検査モードに入ったとして
も、検査中に外部装置を外したり接続状態が悪化したり
した場合になどに、カメラが検査モードに入ったままと
なったり、その他の誤動作状態に陥ったりする可能性も
ある。
【0005】さらに、検査モード中、カメラは常時動作
しているため、検査モード解除を怠った場合などに、電
池の消耗を招くおそれがあるなど、製品として好ましく
ない状況が発生する可能性がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、レリーズ信号その他の起動信号に応
答してカメラ動作制御を行うとともに、通信モードの設
定により外部接続端子を介したカメラ外部との通信制御
を行い、かつカメラ動作制御および通信制御を実行可能
な通常動作状態とこの通常動作状態よりも低い電消費力
となるスタンバイ状態との切り換えが可能な制御回路を
有するカメラにおいて、外部接続端子を、レリーズ信号
を送信するリモートレリーズ装置と、起動信号の送信お
よびコマンド信号その他の情報信号の通信を行う外部装
置とが選択的に接続可能な構成とするとともに、外部接
続端子を制御回路におけるカメラ本体側のレリーズスイ
ッチに接続されているレリーズ端子およびカメラ外部と
の通信を行うための通信端子に接続する外部接続回路を
設け、制御回路に、通信モード設定時におけるスタンバ
イ状態にて起動信号の入力を検知したときは通常動作状
態に移行させ、この通常動作状態への移行後に起動信号
の入力がなくなったことを検知したときに、外部接続回
路における外部接続端子とレリーズ端子との接続を遮断
して通信制御を開始させるようにしている。
【0007】すなわち、本来リモートレリーズ装置の接
続用に設けられた既存の外部接続端子を、外部装置の通
信接続用としても兼用できるようにすることにより、外
部装置の通信接続用の専用外部接続端子を不要としてい
る。
【0008】しかも、スタンバイ状態から起動信号検知
による通常動作状態への移行後に起動信号の入力がなく
なったことを検知したとき、つまり、例えばカメラ本体
側のレリーズスイッチからの露光動作を優先させるため
の長いレリーズ信号が入力されたのではなく、外部装置
から制御回路を通常動作状態に移行させるための短いレ
リーズ信号等の起動信号が入力されたときに限り通信制
御を開始させるようにして、外部装置を接続した瞬間や
外来のノイズにより不用意に通信制御が開始されてしま
ったり、カメラ本体側からのレリーズ信号により不用意
に通信制御が開始されてしまったりすることを確実に防
止している。
【0009】さらに、外部接続回路における外部接続端
子とレリーズ端子との接続を遮断した上で通信制御を行
うようにして、通信制御中にカメラ本体側から外部接続
回路を通じて制御回路の通信端子にレリーズ信号が入力
されることによる通信の不具合の発生を防止できるよう
にしている。
【0010】なお、制御回路に、通常動作状態における
通信モードの設定直後および通信モードの設定解除直後
にスタンバイ状態に移行させるようにして、無駄な電力
消費を抑えられるようにしてもよい。
【0011】また、制御回路に、通信モード設定時にお
けるスタンバイ状態にて起動信号の入力を検知すること
により通常動作状態に移行した後にも起動信号の入力を
検知したとき、つまり、例えばカメラ本体側のレリーズ
スイッチからの露光動作を優先させるための長いレリー
ズ信号が入力されたときは、通信モードの設定を解除す
るようにして、カメラ動作制御、例えば測光、露光とい
った撮影動作やフィルム装填処理を迅速に実行できるよ
うにしてもよい。
【0012】また、制御回路に、通信モード設定時にお
けるスタンバイ状態にて起動信号の入力を検知すること
により通常動作状態に移行した後に起動信号の入力がな
くなったことを検知したときは、外部装置との通信可否
を確認するための通信動作を行わせるようにして、接続
された外部装置が本カメラに対して通信対応可能なもの
かどうかのチェックや外部装置との接続不良および接続
ミス等のチェックを予め行い、誤通信、ひいては無駄な
電力消費を防止できるようにしてもよい。
【0013】そして、外部装置との通信が不能であると
確認したときにスタンバイ状態に移行させることによ
り、通信対応可能な外部装置が接続されたり接続状態が
修正されたりするまでの間の無駄な電力消費の防止が図
れる。
【0014】さらに、外部装置との通信可能が確認され
た後、所定時間内にこの制御回路により受付け可能な情
報信号が入力されなかったときにスタンバイ状態に移行
させるようにして、適正な情報信号が入力されるまでの
間の無駄な電力消費の防止を図るようにしてもよい。
【0015】また、制御回路において、通信モード設定
中においても所定の起動信号や情報信号の受付けを可能
とし、所定の起動信号又は情報信号が入力されたことを
検知したときに通信モードの設定を解除し、入力された
起動信号又は情報信号に応じた動作を行わせるようにし
て、通信制御状態から迅速に起動信号又は情報信号に応
じた動作を実行できるようにしてもよい。
【0016】さらに、カメラ本体の動作状態や設定状態
を表示する既存の表示手段を有する場合において、通信
モードが設定されているときにこの表示手段に通信モー
ドが設定されていることを表示させたり、外部装置から
送信された情報信号に基づく動作を実行するときにこの
表示手段に情報信号に基づく動作を実行していることを
表示させたりして、撮影者にカメラがどのような状態に
あるのかを明確に認識させるようにしてもよい。
【0017】この場合、情報信号に基づく動作を実行し
ていることの表示を、表示手段における、既存の露出補
正表示を変化させることで行うようにして、上記動作実
行中を表示する新たな表示手段を設けることを不要とし
てもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施形態であ
るカメラの回路構成を示している。この図において、1
はカメラ動作の制御および通信機能を持ったCPU(制
御回路)である。
【0019】2はCPU1の低速動作、すなわち低消費
電力動作のための低速クロックを発振するXTAL(ク
リスタル)である。3はCPU1の高速動作による通常
動作のための高速クロックを発振する高速発振器であ
る。
【0020】4はカメラ本体に設けられたレリーズスイ
ッチの半押し(第1ストローク操作)に対応してオン状
態となるSW1であり、このSW1(4)のオン、すな
わち、レリーズ信号の出力により測光、測距等の撮影準
備動作が開始される。
【0021】5は同レリーズスイッチの全押し(第2ス
トローク操作)に対応してオン状態となるSW2で、こ
のSW2(5)のオンにより露光動作が開始される。
【0022】6はカメラ動作のオン・オフ(電源のオン
・オフ)をコントロールするメインスイッチである。
【0023】7は背蓋又はカートリッジ室蓋の開閉に連
動した蓋開閉スイッチである。8はフィルムカートリッ
ジの在否に応動するフィルム在否スイッチである。9は
CPU1を外部装置12との通信モードに設定する通信
モード設定スイッチである。
【0024】10はカメラの動作や設定状態を表示する
表示装置で、CPU1からの情報を受け、その情報に応
じた表示を行う。11はリモコンソケット(外部接続端
子)で、通常は、図2に示すレリーズケーブルと接続さ
れる既存の端子である。
【0025】図2には、レリーズケーブルの配線構成を
示している。この図中、21はケーブル上のレリーズス
イッチの半押し(第1ストローク操作)に対応してオン
状態となるSW1、22はケーブル上のレリーズスイッ
チの全押し(第2ストローク操作)に対応してオン状態
となるSW2であり、いずれもカメラ本体側のレリーズ
スイッチと同様の構成および機能を有する。
【0026】20は図1のリモコンソケット11に接続
されるコネクタで、20aはSW1(21)に接続され
た第1端子である。20bはSW2(22)に接続され
た第2端子である。さらに、コネクタ20は、SW1
(21)とSW2(22)のリモコン端子20cを有す
る。
【0027】なお、リモコンソケット11にも、同様に
このコネクタ20内の端子20a,20b,20cに対
応した、第1端子11a、第2端子11bおよび接地端
子11cが設けられており、コネクタ20により接続さ
れたレリーズケーブルからのレリーズ信号をCPU1に
入力可能となっている。
【0028】また、外部装置12にも、同様に端子が設
けられて、リモコンソケット11に接続される構成とな
っている。
【0029】リモコンソケット11における第1端子1
1aは、CPU1の受信端子RXDと接続され、第2端
子11bはCPU1の送信端子TXDと接続されてい
る。このため、リモコンソケット11に接続された外部
装置12がCPU1と通信可能な装置であれば、外部装
置12とCPU1間での通信が可能となる。
【0030】ここで、外部装置12は、例えばカメラの
各種機能を検査するための装置やカメラ内のメモリに記
憶されているプログラム等のデータを書き換えるための
装置であり、カメラに各種機能を実行させるための、レ
リーズ信号やコマンド信号およびデータ信号といった情
報信号をCPU1に対して送信したり、コマンド信号に
基づくカメラ動作の結果を示すデータ信号や書き換えら
れたデータを確認させるためのデータ信号をCPU1か
ら受信したりする。
【0031】13は第1端子11aをCPU1のSW1
端子(レリーズ端子)へ接続可能とするスイッチング素
子1で、CPU1のコントロール端子PSELのHi信
号により接続状態となる。
【0032】14は第2端子11bをCPU1のSW2
端子(レリーズ端子)へ接続可能とするスイッチング素
子2で、コントロール端子PSELのHi信号により接
続可能となる。
【0033】通常のカメラ動作モード時には、このPS
EL端子はHiに固定され、レリーズケーブルからのレ
リーズ信号をCPU1に入力可能として、レリーズケー
ブルからのレリーズ操作を可能にしている。また、外部
装置12との通信時には、このPSEL端子はLoに設
定され、SW1端子およびSW2端子と受信端子RXD
および送信端子TXDとの接続を遮断して、カメラ本体
側レリーズスイッチSW1(4)、SW2(5)のオン
により外部装置12との通信がNGとならないようにし
ている。
【0034】次に、本実施形態のカメラの動作および制
御について、図3および図4を用いて説明する。図3
は、通信モード設定シーケンスを示すシーケンス図であ
る。
【0035】まずステップ#100では、カメラはスタ
ンバイ状態、すなわちCPU1が低速動作の状態になっ
ており、ステップ#101で、いずれかのスイッチ変化
があるまでこのスタンバイ状態を続ける。
【0036】ステップ#101で、いずれかのスイッチ
変化(つまり、起動信号の入力)を検知すると、ステッ
プ#102で電源オン(本実施形態では、CPU1を高
速動作する通常動作状態に移行させることを意味する)
し、ステップ#103で操作されたスイッチが通信モー
ド設定スイッチ9であったか否かをチェックする。通信
モード設定スイッチ9でなかった場合には、ステップ#
108のその他のスイッチ処理へ移行し、操作されたス
イッチに応じた処理へジャンプする。
【0037】ステップ#103で、通信モード設定スイ
ッチ9がオンされたと判断した場合には、ステップ#1
04で前回既に通信モードが設定されていたかをチェッ
クし、既に通信モードが設定されていた場合には、ステ
ップ#105にて通信モードをリセット(解除)する。
【0038】そして、ステップ#106で、後述する図
5中の表示装置10における通信モード設定中表示部3
1を消灯すると共にスタンバイ表示にして、ステップ#
107にて電源オフ(本実施形態ではCPU1を低速動
作に移行させることを意味する)し、ステップ#100
のスタンバイへ戻る。
【0039】ここで、図5を用いて表示装置について説
明する。図中、30は液晶パネル、31は通信モード設
定中表示部、32はシャッタースピード表示部、33は
絞り値表示部である。34は露出補正表示部であり、例
えば、露出補正を+1.0F補正をかけている場合は、
「+1」のFのドットのみを点灯させる。すなわち、こ
の露出補正表示部34は、多数の表示ドットのうち1つ
のドットを点灯することにより、露出の補正量を表示す
るものである。
【0040】図3のステップ#106の動作では、この
図5中、通信モード設定中表示部31を消灯することを
意味する。
【0041】ステップ#104で通信モードが前回セッ
トされておらず、通信モード設定スイッチ9が操作され
たと判断したときは、ステップ#109で通信モードを
セットし、ステップ#110で通信モード設定中表示部
31を点灯させ、ステップ#111で電源オフし、ステ
ップ#112の通信モードスタンバイ状態へと移行す
る。
【0042】このように、通信モードの設定直後にスタ
ンバイ状態に移行することにより、通信モード設定後い
ずれかのスイッチ変化(図4のステップ#201)が生
じるまでの無駄な電力消費が抑えられる。
【0043】図4は、リモコンソケット11に接続され
た外部装置12との通信シーケンスを示す図であり、図
3のステップ#112において通信モードスタンバイ状
態に移行した後の流れについて説明する。
【0044】ステップ#200では、ステップ#112
と同様に、通信モードのスタンバイ状態で、ステップ#
201のスイッチ変化待ちとなっている。ステップ#2
01でいずれかのスイッチ変化があったと判断すると、
ステップ#202にて電源オン、すなわちCPU1を通
常動作状態とする。
【0045】次に、ステップ#203では、ステップ#
201でのスイッチ変化がカメラ本体側のSW1(4)
又は特定のスイッチの変化であるかの判断を行い、SW
1(4)であれば、ステップ#204へ移行し、さらに
SW1(4)がオンされている状態であるかを判断す
る。ここで、SW1(4)がオンされている状態であっ
た場合は、露光動作を優先させるものとして、ステップ
#220で通信モードをリセット(解除)すると共に、
ステップ#221にて通信モード設定中表示部31を消
灯し、ステップ#202の測光ルーチンへ移行する。
【0046】ステップ#204でSW(4)1がオンさ
れていない、すなわちステップ#201のスイッチ変化
がSW1(4)のオンであっても、ステップ#204で
はすでにオフしている様な短い時間のSW1(4)のオ
ンだった場合は、通信可能な外部装置12からの起動の
ためのレリーズ信号入力であったと判断し、ステップ#
205へ移行する。
【0047】ステップ#205では、図1のPSEL端
子をLoに設定すると共に、SW1端子およびSW2端
子の検知を中止する。
【0048】続いてステップ#206で、CPU1は送
信端子TXDから規程のデータを含むデータ信号を送信
し、ステップ#207ではその送信データに対応する受
信データを含むデータ信号が外部装置12から送信さ
れ、受信端子RXDにて受信されるかを判断する。ここ
で、対応するデータが得られない場合は、通信対応でき
る外部装置ではない、または外部装置12との接続状態
が悪いと判断し、ステップ#216へ移行する。
【0049】ステップ#216では、再びPSEL端子
をHiに設定し、SW1端子およびSW2端子の入力を
検知状態にし、次のステップへ進む。
【0050】ステップ#207で送信データに対応する
受信データが受信端子RXDにて受信された場合には、
通信対応可能な外部装置と判断し、ステップ#208で
所定タイマーをセットし、ステップ#209でその所定
タイマー中、外部装置12からのコマンド信号(もしく
はデータ信号)の受信待ちとなる。
【0051】このコマンド信号とは、カメラシーケンス
の実行、例えば、測光、露光動作の制御や、カメラ内露
光データの外部装置12への出力要求等として予め決め
られている。
【0052】ステップ#209のタイマー中に、コマン
ド信号が受信されなかった場合は、ステップ#207と
同様に、通信対応できる外部装置ではない、又は外部装
置との接続状態が悪い、若しくはリモコンソケット11
からケーブルが外れたとして、ステップ#216へ移行
する。
【0053】ステップ#209で、タイマー内に正常に
コマンド信号が受信されるとステップ#210にてその
コマンド信号に対応する動作を実行すると共に、ステッ
プ#211にてコマンド対応動作実行中の表示を行う。
【0054】ここで、図6に、コマンド対応動作実行中
の表示方法を示す。
【0055】コマンド対応動作実行中表示は、図5にて
説明した露出補正表示部34のドットを用い、図6に示
すように所定時間おきに点灯ドットを1個ずつ増加させ
て行う。
【0056】また、コマンド対応動作の実行中におい
て、ステップ#212では、特定スイッチの変化も監視
している。さらに、ステップ#213では、コマンド実
行中又は次のコマンド信号があるかをチェックし、コマ
ンド実行中であれば、ステップ#210、ステップ#2
11、ステップ#212、ステップ#213とくり返
し、新たなコマンド信号があった場合には、ステップ#
210にてコマンド対応動作を実行し、表示を行う。
【0057】ステップ#213でコマンド対応動作の実
行が終了し、また新たなコマンド信号もない場合には、
ステップ#215へ移行し、コマンド対応動作実行中表
示を消灯させる。一方、ステップ#212にてコマンド
対応動作の実行中に特定スイッチとしてのメインスイッ
チ6や通信モード設定スイッチ9等が操作された場合の
強制終了動作や、同じく特定スイッチとしての蓋開閉ス
イッチやフィルム在否スイッチ8の変化による撮影動作
への移行にすばやく対応させるため、これら特定スイッ
チが変化した場合には、ステップ#214に移行して現
在実行中のコマンド対応動作までを実行し、現コマンド
対応動作が終了すると、ステップ#215へ移行する。
【0058】ステップ#217では、ステップ#212
の特定スイッチ変化により通信が終了したか否かの判断
を行い、特定スイッチが変化せずに通常通りコマンド対
応動作が終了した場合は、ステップ#218へ進み、S
W1(4)の状態を再度チェックし、オンされていれば
前述したステップ#220へ移行し、SW1がオフして
いればステップ#219で電源オフし、ステップ#20
0の通信スタンバイへ戻って通信待ちとなる。
【0059】なお、ステップ#203で変化したスイッ
チが特定スイッチおよびSW1(4)以外のスイッチで
あった場合は、そのままステップ#219へ移行して電
源オフし、ステップ#200の通信スタンバイに戻る。
これは、通信スタンバイ状態では特定スイッチもしくは
SW1以外のスイッチからの信号を受け付けないように
するためである。
【0060】ステップ#203又はステップ#212に
て、特定スイッチが変化した場合において、それがメイ
ンスイッチ6であった場合は、ステップ#224のロッ
ク処理に移行し、通信モード設定スイッチ9であった場
合は、ステップ#225からステップ#228へ移行
し、通信モードをリセットすると共に、ステップ#22
9で通信モード設定中表示31を消灯し、ステップ#2
30で電源オフして、ステップ#231のスタンバイ状
態へ戻る。これは、図3のステップ#100と同じ内容
である。
【0061】また、変化した特定スイッチがフィルム在
否スイッチ8であった場合は、ステップ#226からス
テップ#227へ移行し、フィルム装填処理を行う。
【0062】また、変化した特定スイッチが蓋開閉スイ
ッチ7であった場合は、ステップ#232からステップ
#233へ移行し、蓋開閉処理へ移行する。
【0063】なお、本実施形態では、外部接続端子とし
てリモコンソケット11内のリモコン端子を使用した場
合について説明したが、本発明は、既存のコネクタ端
子、例えばストロボ装置との通信端子を使用する場合に
も適用できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本来リモートレリーズ装置の接続用に設けられた既存の
外部接続端子を、外部装置の通信接続用としても兼用で
きるようにしているので、外部装置の通信接続用の専用
外部接続端子を不要とすることができる。
【0065】しかも、スタンバイ状態から起動信号検知
による通常動作状態への移行後に起動信号の入力がなく
なったことを検知したときに限り、通信制御を開始させ
るようにしているので、外部装置を接続した瞬間や外来
のノイズにより不用意に通信制御が開始されてしまった
り、カメラ本体側からの露光動作を行わせるための長い
レリーズ信号により不用意に通信制御が開始されてしま
ったりすることを確実に防止することができる。
【0066】さらに、外部接続回路における外部接続端
子とレリーズ端子との接続を遮断した上で通信制御を行
うようにしているので、通信制御中にカメラ本体側から
外部接続回路を通じて制御回路の通信端子にレリーズ信
号が入力されることによる通信の不具合の発生を防止す
ることができる。
【0067】なお、通常動作状態における通信モードの
設定直後および通信モードの設定解除直後にスタンバイ
状態に移行させるようにすれば、無駄な電力消費を抑え
ることができる。
【0068】また、通信モード設定時におけるスタンバ
イ状態にて起動信号の入力を検知することにより通常動
作状態に移行した後にも起動信号の入力を検知したとき
には通信モードの設定を解除するようにすれば、カメラ
動作制御、例えば測光、露光といった撮影動作やフィル
ム装填処理を迅速に実行させることができる。
【0069】また、通信モード設定時におけるスタンバ
イ状態にて起動信号の入力を検知することにより通常動
作状態に移行した後に起動信号の入力がなくなったこと
を検知したときに外部装置との通信可否を確認するため
の通信動作を行わせるようにすれば、接続された外部装
置が本カメラに対して通信対応可能なものかどうかのチ
ェックや外部装置との接続不良および接続ミス等のチェ
ックを予め確認できるので、誤通信、ひいては無駄な電
力消費を防止することができる。
【0070】そして、外部装置との通信が不能であると
確認したときにスタンバイ状態に移行させるようにすれ
ば、通信対応可能な外部装置が接続されたり接続状態が
修正されたりするまでの間の無駄な電力消費を防止でき
る。
【0071】さらに、外部装置との通信可能が確認され
た後、所定時間内にこの制御回路により受付け可能な情
報信号が入力されなかったときにスタンバイ状態に移行
させるようにすれば、適正な情報信号が入力されるまで
の間の無駄な電力消費を防止できる。
【0072】また、制御回路において、通信モード設定
中においても所定の起動信号や情報信号の受付けを可能
とし、所定の起動信号又は情報信号が入力されたことを
検知したときに通信モードの設定を解除し、入力された
起動信号又は情報信号に応じた動作を行わせるようにす
れば、通信制御状態から迅速に起動信号又は情報信号に
応じた動作を実行させることができる。
【0073】さらに、カメラ本体の動作状態や設定状態
を表示する既存の表示手段を有する場合において、通信
モードが設定されているときにこの表示手段に通信モー
ドが設定されていることを表示させたり、外部装置から
送信された情報信号に基づく動作を実行するときにこの
表示手段にコマンド信号に基づく動作を実行しているこ
とを表示させたりすれば、撮影者にカメラがどのような
状態にあるのかを明確に認識させることができる。
【0074】この場合、情報信号に基づく動作を実行し
ていることの表示を、表示手段における、既存の露出補
正表示を変化させることで行うようにして、上記動作実
行中を表示する新たな表示手段を不要とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラおよびこの
カメラに接続可能な外部装置の回路構成を示すブロック
図。
【図2】上記カメラに接続可能なレリーズケーブルの配
線図。
【図3】上記カメラにおける通信モード設定シーケンス
を示すシーケンス図。
【図4】上記カメラにおける通信シーケンスを示すシー
ケンス図。
【図5】上記カメラの動作や設定状態を表示する表示装
置を示す図。
【図6】図5の表示装置における露出補正表示のドット
表示部の変化を示す図。
【符号の説明】
1 CPU 2 XTAL 3 高速発振器 4 SW1 5 SW2 10 表示装置 11 リモコンソケット 12 外部装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レリーズ信号その他の起動信号に応答し
    てカメラ動作制御を行うとともに、通信モードの設定に
    より外部接続端子を介したカメラ外部との通信制御を行
    い、かつ前記カメラ動作制御および前記通信制御を実行
    可能な通常動作状態とこの通常動作状態よりも低い電消
    費力となるスタンバイ状態との切り換えが可能な制御回
    路を有するカメラにおいて、 前記外部接続端子が、レリーズ信号を送信するリモート
    レリーズ装置と、起動信号の送信およびコマンド信号そ
    の他の情報信号の通信を行う外部装置とが選択的に接続
    可能な構成であるとともに、 前記外部接続端子を、前記制御回路におけるカメラ本体
    側のレリーズスイッチに接続されているレリーズ端子お
    よびカメラ外部との通信を行うための通信端子に接続す
    る外部接続回路を有しており、 前記制御回路は、前記通信モード設定時における前記ス
    タンバイ状態にて起動信号の入力を検知したときは前記
    通常動作状態に移行し、この通常動作状態への移行後に
    起動信号の入力がなくなったことを検知したときに、前
    記外部接続回路における前記外部接続端子と前記レリー
    ズ端子との接続を遮断して前記通信制御を開始すること
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記通常動作状態にお
    ける前記通信モードの設定直後および前記通信モードの
    設定解除直後に前記スタンバイ状態に移行することを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記通信モード設定時
    における前記スタンバイ状態にて起動信号の入力を検知
    することにより前記通常動作状態に移行した後にも起動
    信号の入力を検知したときは、前記通信モードの設定を
    解除することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、前記通信モード設定時
    における前記スタンバイ状態にて起動信号の入力を検知
    することにより前記通常動作状態に移行した後に起動信
    号の入力がなくなったことを検知したときは、前記外部
    装置との通信可否を確認するための通信動作を行うこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、前記外部装置との通信
    が不能であると確認したときは、前記スタンバイ状態に
    移行することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、前記外部装置との通信
    が可能であると確認した後、所定時間内に、この制御回
    路により受付け可能な情報信号が入力されたときは、こ
    の情報信号に基づく動作を行うことを特徴とする請求項
    4又は5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御回路は、前記所定時間内に、こ
    の制御回路により受付け可能な情報信号が入力されなか
    ったときは、前記スタンバイ状態に移行することを特徴
    とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記制御回路は、前記通信モード設定中
    においても所定の起動信号の受付けが可能であり、 この所定の起動信号が入力されたことを検知したとき
    は、前記通信モードの設定を解除し、入力された起動信
    号に応じたカメラ動作制御を行うことを特徴とする請求
    項1から7のいずれかに記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記所定の起動信号が、カメラ電源をオ
    ン・オフさせるための信号、フィルム装填室蓋を開閉さ
    せるための信号、フィルム装填を検知させるための信号
    および前記通信モードを設定するための信号のうち少な
    くとも1つであることを特徴とする請求項8に記載のカ
    メラ。
  10. 【請求項10】 前記制御回路は、前記通信モード設定
    中においても前記外部装置から送信された情報信号の受
    付けが可能であり、 この情報信号が入力されたことを検知したときは、前記
    通信モードの設定を解除し、入力された情報信号に基づ
    く動作を行うことを特徴とする請求項1から9のいずれ
    かに記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 カメラ本体の動作状態又は設定状態を
    表示する表示手段を有しており、 前記制御回路は、前記通信モードが設定されているとき
    に、前記表示手段に前記通信モードが設定されているこ
    とを表示させることを特徴とする請求項1から10のい
    ずれかに記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 前記制御回路は、前記外部装置から送
    信された情報信号に基づく動作を実行するときに、前記
    表示手段に、情報信号に基づく動作を実行していること
    を表示させることを特徴とする請求項11に記載のカメ
    ラ。
  13. 【請求項13】 前記情報信号に基づく動作を実行して
    いることの表示が、前記表示手段における露出補正表示
    を変化させることで行うことを特徴とする請求項12に
    記載のカメラ。
  14. 【請求項14】 レリーズ信号その他の起動信号に応答
    してカメラ動作制御を行うとともに、通信モードの設定
    により外部接続端子を介したカメラ外部との通信制御を
    行い、かつ前記カメラ動作制御および前記通信制御を実
    行可能な通常動作状態とこの通常動作状態よりも低い電
    消費力となるスタンバイ状態との切り換えが可能な制御
    回路を有するカメラにおいて、 前記外部接続端子が、レリーズ信号を送信するリモート
    レリーズ装置と、起動信号の送信およびコマンド信号そ
    の他の情報信号の通信を行う外部装置とが選択的に接続
    可能な構成であるとともに、 カメラ動作状態又はカメラ設定状態を表示する表示手段
    を有しており、 前記制御回路は、前記通信モードが設定されているとき
    に、前記表示手段に前記通信モードが設定されているこ
    とを表示させることを特徴とするカメラ。
  15. 【請求項15】 前記制御回路は、前記外部装置から送
    信された情報信号に基づく動作を実行するときに、前記
    表示手段に、情報信号に基づく動作を実行していること
    を表示させることを特徴とする請求項14に記載のカメ
    ラ。
  16. 【請求項16】 前記情報信号に基づく動作を実行して
    いることの表示が、前記表示手段における露出補正表示
    を変化させることで行うことを特徴とする請求項15に
    記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006293306A (ja) * 2005-03-17 2006-10-26 Ricoh Co Ltd 画像撮影装置及びレリーズ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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