JP2001141315A - 冷凍空調機 - Google Patents

冷凍空調機

Info

Publication number
JP2001141315A
JP2001141315A JP31977599A JP31977599A JP2001141315A JP 2001141315 A JP2001141315 A JP 2001141315A JP 31977599 A JP31977599 A JP 31977599A JP 31977599 A JP31977599 A JP 31977599A JP 2001141315 A JP2001141315 A JP 2001141315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
compressor
expansion
pipe
lubricating oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31977599A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ichikawa
正浩 市川
Yoshiharu Adachi
義治 足立
Kazuo Kushitani
和夫 櫛谷
Shinji Katsuragawa
真治 桂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP31977599A priority Critical patent/JP2001141315A/ja
Publication of JP2001141315A publication Critical patent/JP2001141315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/06Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point using expanders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/002Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
    • F25B9/008Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • F25B2309/061Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/14Power generation using energy from the expansion of the refrigerant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/14Power generation using energy from the expansion of the refrigerant
    • F25B2400/141Power generation using energy from the expansion of the refrigerant the extracted power is not recycled back in the refrigerant circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機のみならず膨張機にも潤滑油を充分に
供給することのできる冷凍空調機を提供すること。 【解決手段】 冷媒5を圧縮する圧縮機21と,圧縮さ
れた冷媒5を冷却する放熱器16と,放熱器16を通過
した冷媒5を膨張させる膨張機22と,膨張した冷媒5
を蒸発させる蒸発器17と,これらの間に冷媒5を循環
させる冷媒配管11を有する冷凍空調機1。圧縮機21
と放熱器16との間には,圧縮機21を通過した冷媒5
とこれに含まれている潤滑油6とを分離するオイル分離
器12が配設してある。オイル分離器12には,冷媒5
から分離された潤滑油6を蒸発器17と圧縮機21との
間へ戻すオイル戻し管と,潤滑油6を放熱器16と膨張
機22との間へ送るオイル送り管14とが配設してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,膨張機を有する蒸気圧縮型の冷
凍空調機に関する。
【0002】
【従来技術】従来より,環境保護の観点から,オゾン層
を破壊せず地球温暖化係数の極めて小さい二酸化炭素等
の冷媒を用いた冷凍空調機が開発されている。該冷凍空
調機9は,図11(A)に示すごとく,冷媒5を圧縮す
るための圧縮機21と,圧縮された冷媒5を冷却するた
めの放熱器96と,該放熱器96を通過した冷媒5を膨
張させるための膨張弁99と,膨張した冷媒5を蒸発さ
せるための蒸発器97とを有する。
【0003】上記圧縮機21には,該圧縮機21を駆動
するための原動機29が取り付けてある。上記圧縮機2
1と放熱器96との間には,上記圧縮機21を通過した
冷媒5と該冷媒5に含まれている潤滑油6とを分離する
ためのオイル分離器92が配設してある。そして,上記
オイル分離器92によって冷媒5と分離された潤滑油6
が,上記圧縮機21の入り口側において上記冷媒5と合
流するよう構成してある。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記冷凍空調
機9は,二酸化炭素の特性上,フロンを冷媒とした冷凍
空調機に比べ冷凍効率(COP)が不充分なため,冷凍
効率を向上させる必要がある。そこで,図11(B)に
示すごとく,冷媒5の膨張行程を等エンタルピーに近い
膨張とする上記膨張弁99に代えて,冷媒5の膨張行程
を等エントロピーに近い膨張とする膨張機22を用いる
ことにより,冷凍効率を向上させた冷凍空調機8がある
(特開平10−19401号広報,特開平10−266
983号広報)。上記膨張機22には,冷媒5の膨張行
程を制御するための負荷装置280が取り付けてある。
【0005】上記膨張機22は,摺動部,シール部等を
多く有する(図2参照)。そのため,上記冷凍空調機8
においては,上記膨張機22に潤滑油6を供給する必要
がある。しかし,上記冷凍空調機8においては,オイル
分離器92により潤滑油6を分離除去された冷媒5が膨
張機22に供給される(図11(B))。即ち,圧縮機
21には潤滑油6が供給されるが,上記膨張機22には
潤滑油6が供給されない。
【0006】また,上記オイル分離器92を使用しない
方法も考えられるが,この場合でも,潤滑油6は放熱器
96に滞留し,膨張機22へ充分に供給されないおそれ
がある。このように,潤滑油6が膨張機22に供給され
ないと,該膨張機22の摺動部等の耐久性,信頼性が低
下したり,ピストンリングやシール部のシール不良等に
より性能低下や冷媒漏れ等の問題が発生する。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,圧縮機のみならず膨張機にも潤滑油を充
分に供給することのできる冷凍空調機を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,冷媒を圧
縮するための圧縮機と,該圧縮機により圧縮された冷媒
を冷却するための放熱器と,該放熱器を通過した冷媒を
膨張させるための膨張機と,該膨張機により膨張した冷
媒を蒸発させるための蒸発器と,これらの間に冷媒を循
環させる冷媒配管を有し,更に上記圧縮機と放熱器との
間には,上記圧縮機を通過した冷媒と該冷媒に含まれて
いる潤滑油とを分離するためのオイル分離器を配設した
冷凍空調機において,上記オイル分離器には,上記冷媒
から分離された上記潤滑油を上記蒸発器と上記圧縮機と
の間の上記冷媒配管へ戻すオイル戻し管と,上記潤滑油
を上記放熱器と上記膨張機との間の上記冷媒配管へ送る
オイル送り管とが配設してあることを特徴とする冷凍空
調機にある(図1参照)。
【0009】本発明において最も注目すべきことは,上
記オイル分離器に,上記潤滑油を上記放熱器と膨張機と
の間の冷媒配管へ送るオイル送り管が配設してあること
である。上記潤滑油は,後述するごとく上記冷媒と混合
された状態あるいは単独で上記圧縮機及び上記膨張機に
供給され,これらの摺動部やシール部等を潤滑する。上
記冷媒としては,例えば二酸化炭素等がある。また,上
記圧縮機及び膨張機としては,例えばレシプロタイプ,
ロータリータイプ,ベーンタイプ,スクロールタイプ,
スクリュータイプ等がある。
【0010】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記冷凍空調機においては,以下のようにして潤滑油が
循環する。即ち,上記圧縮機を通過した冷媒と混合され
た潤滑油は,オイル分離器において,上記冷媒と分離さ
れる。
【0011】分離された潤滑油は,その一部が上記オイ
ル戻し管を通って上記蒸発器と圧縮機との間の冷媒配管
に戻される。そして,上記潤滑油は再び冷媒と混合され
た状態で上記圧縮機に供給される。また,上記オイル分
離器において分離された潤滑油の他の一部は,上記オイ
ル送り管を通って上記放熱器と膨張機との間の冷媒配管
に送られる。そして,上記潤滑油は再び冷媒と混合さ
れ,膨張機に供給される。
【0012】このように,上記冷凍空調機は,オイル分
離器に,上記オイル戻し管のみならず上記オイル送り管
を配設しているため,上記圧縮機と同様に,上記膨張機
にも潤滑油が冷媒に混合された状態で供給される。その
ため,上記膨張機における摺動部やシール部等に対して
は,冷媒によって運ばれた潤滑油が付着し,潤滑効果,
シール効果等を発揮する。それ故,上記摺動部等の耐久
性,信頼性を向上させることができ,ひいては冷凍空調
機の性能低下や冷媒漏れ等を防止することができる。
【0013】以上のごとく,本発明によれば,圧縮機の
みならず膨張機にも潤滑油を充分に供給することのでき
る冷凍空調機を提供することができる。
【0014】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記オイル戻し管及びオイル送り管は,可変又は固定の絞
りを有することが好ましい。これにより,所定量の潤滑
油を確実に膨張機に供給することができる。上記放熱器
と膨張機との間の冷媒配管は,蒸発器と圧縮機との間の
冷媒配管よりも高圧である。そのため,上記絞りを設け
ないとオイル分離器において分離された潤滑油は大部分
がより低圧である蒸発器と圧縮機との間の冷媒配管に流
れてしまう。そこで,上記オイル戻し管に絞り量の大き
い絞りを設け,上記オイル送り管に,これよりも絞り量
の小さい絞りを設けることにより,放熱器と膨張機との
間の冷媒配管へも充分な量の潤滑油を確実に送ることが
できる。
【0015】また,上記可変の絞りとは,手動又は自動
により絞り量を変化させることができる絞りであり,上
記固定の絞りとは絞り量が固定されている絞りである。
上記可変の絞りとする場合には,上記圧縮機及び膨張機
への潤滑油の供給量を,運転状態,運転条件等に応じて
調整することができる。
【0016】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記オイル送り管には,上記潤滑油を冷却するためのオイ
ル冷却器が設けてあることが好ましい(図4参照)。上
記圧縮機から排出された冷媒及びこれに含まれる潤滑油
は高温であるため,上記オイル分離器から上記オイル送
り管へ流れる潤滑油も高温である。一方,上記オイル分
離器を通過した冷媒は放熱器において冷却されるため,
膨張機の直前においては低温となっている。そして,こ
の冷媒の温度が低いほど冷凍効率,冷凍能力は向上す
る。
【0017】ところが,上述のごとく高温のままの潤滑
油が膨張機の入り口側で低温の冷媒に合流することによ
り,冷媒の温度が高くなってしまい,上記冷凍空調機の
冷凍効率,冷凍能力を下げてしまうこととなる。そこ
で,上記のごとく,オイル送り管に上記オイル冷却器を
設けて潤滑油も冷却する。これにより,上記膨張機に導
入される冷媒の温度の上昇を防止することができ,上記
冷凍空調機の冷凍効率や冷凍能力の低下を防止すること
ができる。
【0018】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記膨張機は,上記冷媒を導入して膨張させたのち排出す
る膨張部と,該膨張部における膨張力を機械的動作に変
換させる膨張可動部とを有することが好ましい。上記機
械的動作とは,例えばピストンの往復運動やローターの
回転運動等をいう。この場合には,上記膨張可動部を介
して,上記膨張部に導入された冷媒の膨張行程を制御す
ることができ,効率の高い冷凍空調機を得ることができ
る。また,上記膨張可動部によって冷媒の膨張力を回収
し,これによって上記圧縮機の動力を補助したり,他の
発電機等の動力として使用するなど,エネルギーを有効
に利用することができる。
【0019】次に,請求項5に記載の発明のように,上
記膨張部には上記放熱器から延設された冷媒配管が接続
されており,上記膨張可動部には上記蒸発器へ連結され
た冷媒配管が接続されており,上記膨張機に導入された
潤滑油を含んだ冷媒は,上記膨張部から上記膨張可動部
へ流入し排出されるよう構成してあることが好ましい
(図8(A)参照)。
【0020】これにより,上記放熱器において冷却され
た冷媒を低温のまま膨張部へ導入することができる。そ
のため,冷凍効率の高い冷凍空調機を得ることができ
る。即ち,冷媒が上記と逆に上記膨張可動部から膨張部
へ流入する場合には,膨張可動部における摩擦熱などに
より加熱された潤滑油を含む冷媒が膨張部へ導入され
る。そのため,冷凍空調機の冷凍効率が低下するおそれ
がある。これに対し,本発明によれば,上述のように膨
張部から膨張可動部へと冷媒が流れるので,膨張部導入
直前における冷媒の温度上昇を防止することができ,高
い冷凍効率を維持することができる。
【0021】次に,請求項6に記載の発明のように,上
記膨張機の膨張可動部には,上記オイル送り管から分岐
した分岐管を接続してあり,かつ,上記蒸発器と上記圧
縮機との間の冷媒配管には上記膨張可動部から延設した
分岐戻し管が連結してあり,上記オイル送り管から上記
分岐管を介して上記膨張可動部へ潤滑油を直接供給する
と共に,該膨張可動部から上記蒸発器と上記圧縮機との
間の冷媒配管に上記分岐戻し管を介して上記潤滑油を直
接送り出すよう構成してあることが好ましい(図5,図
6,図9,図10参照)。
【0022】この場合にも,上記膨張部に,上記膨張可
動部から冷媒や潤滑油が流入することがないため,請求
項5に記載の発明の場合と同様に,上記膨張部に導入さ
れる冷媒の温度を上昇させることがなく,冷凍空調機の
冷凍効率を低下させるおそれがない。また,潤滑油を直
接上記膨張可動部に供給するため一層確実に該膨張可動
部の潤滑を行うことができる。
【0023】次に,請求項7に記載の発明のように,上
記分岐管は,可変又は固定の絞りを有することが好まし
い。これにより,上記膨張可動部あるいは上記圧縮可動
部に,所定量の潤滑油を確実に供給することができる。
【0024】次に,請求項8に記載の発明のように,上
記圧縮機は,上記冷媒を導入して圧縮したのち排出する
圧縮部と,機械的動作により上記圧縮部における圧縮力
を発生させる圧縮可動部とを有することが好ましい。こ
れにより,確実に冷媒の圧縮行程を行うことができる。
【0025】次に,請求項9に記載の発明のように,上
記圧縮可動部には上記蒸発器から延設された冷媒配管が
接続されており,上記圧縮部は上記放熱器へ連結された
冷媒配管が接続されており,上記圧縮機に導入された潤
滑油を含んだ冷媒は,上記圧縮可動部から上記圧縮部へ
流入し排出されるよう構成してあることが好ましい(図
8(B)参照)。
【0026】これにより,低温の冷媒及び潤滑油が上記
圧縮可動部に供給されるため,該圧縮可動部の変質,破
損を防止することができる。即ち,上記と逆に冷媒と潤
滑油が上記圧縮部から圧縮可動部に流入する場合には,
圧縮部において高温となった冷媒が上記圧縮可動部に流
入するため,該圧縮可動部が高温となりすぎて変質する
おそれがある。これに対し,本発明によれば,このよう
な変質のおそれがなく,圧縮可動部の破損を防止するこ
とができる。
【0027】次に,請求項10に記載の発明のように,
上記圧縮機と上記膨張機は一体的に構成されており,上
記圧縮機における圧縮可動部は,上記膨張機における膨
張可動部を兼ねていることが好ましい(図2,図3参
照)。これにより,上記膨張機における冷媒の膨張力
が,直接上記圧縮機における冷媒の圧縮力の発生を補助
することとなり,上記冷凍空調機の効率を一層向上させ
ることができる。また,上記冷凍空調機を小型化するこ
とができる。
【0028】次に,請求項11に記載の発明のように,
上記冷媒は二酸化炭素であることが好ましい。これによ
り,地球環境を破壊することなく,冷凍効率の高い冷凍
空調機を得ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる冷凍空調機につき,図1〜
図3を用いて説明する。本例の冷凍空調機1は,図1に
示すごとく,冷媒5を圧縮するための圧縮機21と,該
圧縮機21により圧縮された冷媒5を冷却するための放
熱器16と,該放熱器16を通過した冷媒5を膨張させ
るための膨張機22と,該膨張機22により膨張した冷
媒5を蒸発させるための蒸発器17を有する。
【0030】また,上記冷凍空調機1は,これらの間に
冷媒5を循環させる冷媒配管11を有する。更に上記圧
縮機21と放熱器16との間には,上記圧縮機21を通
過した冷媒5と該冷媒5に含まれている潤滑油6とを分
離するためのオイル分離器12が配設されている。
【0031】該オイル分離器12には,上記冷媒5から
分離された上記潤滑油6を上記蒸発器17と上記圧縮機
21との間の冷媒配管111へ戻すオイル戻し管13
と,上記潤滑油6を上記放熱器16と上記膨張機21と
の間の上記冷媒配管113へ送るオイル送り管14とが
配設してある。また,上記オイル戻し管13及びオイル
送り管14は,それぞれ可変の絞り131及び141を
有する。
【0032】また,上記蒸発器17と上記圧縮機21と
の間には蒸発器17から排出された気体の冷媒5と,液
体の冷媒5及び潤滑油6とを分離するためのアキュムレ
ータ18が設けてある。該アキュムレータ18からは分
離された液体の冷媒5及び潤滑油6を,圧縮機21の手
前の冷媒配管111に所定量供給するオイル供給管19
が設けてある。該オイル供給管19には潤滑油6の供給
量を調整するための調整弁191が設けてある。
【0033】また,上記圧縮機21と膨張機22は,図
2に示すごとく一体化され,レシプロタイプの圧縮膨張
機2を構成している。該圧縮膨張機2は,冷媒5を導入
して圧縮したのち排出する圧縮部210と,冷媒5を導
入して膨張させたのち排出する膨張部220と,該膨張
部220における膨張力を機械的動作に変換させると共
に機械的動作によって上記圧縮部210における圧縮力
を発生させる可動部23を有する。
【0034】上記圧縮膨張機2は,図2に示すごとく,
圧縮部210に複数の圧縮シリンダ213を,また膨張
部220に複数の膨張シリンダ223を有している。ま
た,上記圧縮シリンダ213及び膨張シリンダ223に
は,ピストン24が摺動可能に配設してあり,該ピスト
ン24の一端が圧縮シリンダ213内に配置され,他端
が膨張シリンダ223内に配置されている。
【0035】また,上記ピストン24の長さ方向の中央
部には凹部241が設けてある。また,上位圧縮膨張機
2は,回転軸26に斜めに固定された円盤状の斜板25
を上記可動部23に有する。該斜板25の端部における
両面にはシュー251が取り付けてあり,該シュー25
1が上記ピストン24の凹部241に摺動可能に係合し
てある。
【0036】これにより,図1に示す原動機29によっ
て上記回転軸26を回転させると,上記ピストン24が
シリンダ213内及びシリンダ223内において往復運
動を行う。また,上記回転軸26の膨張機22側の先端
部には,回転弁261が設けてある。該回転弁261を
上記回転軸26と共に回転させることにより,高圧ポー
ト221から供給される冷媒5を複数の膨張シリンダ2
23に順次導入すると共に,該膨張シリンダ223にお
いて膨張した冷媒5を低圧ポート222から順次排出す
る。
【0037】また,図3に示すごとく,上記圧縮膨張機
2の膨張部22には,上記放熱器16から延設された冷
媒配管113が接続されていると共に,上記蒸発器17
へ連結された冷媒配管114が接続されている。即ち,
図2に示すごとく,上記膨張部220の高圧ポート22
1に上記冷媒配管113が接続され,低圧ポート222
に上記冷媒配管114が接続されている。
【0038】一方,図3に示すごとく,上記圧縮膨張機
2の可動部23には,上記蒸発器17から延設された冷
媒配管111が接続されている。更に,上記圧縮膨張機
2の圧縮部210には,上記オイル分離器12へ連結さ
れた冷媒配管112が接続されている。即ち,図2に示
すごとく,上記可動部23の潤滑ポート231に上記冷
媒配管111が接続され,上記圧縮部210の吐出ポー
ト212に冷媒配管112が接続されている。
【0039】次に,上記冷凍空調機1の作用につき,1
サイクルの冷媒5の挙動を中心に,図1を用いて説明す
る。まず,上記圧縮膨張機2における圧縮機21によっ
て冷媒5を臨界圧力以上に圧縮する。次いで,高温高圧
の超臨界状態となった冷媒5を,これに含まれる潤滑油
6をオイル分離器12によって除去した後,放熱器16
において冷却する。
【0040】次いで,高圧の冷媒5を,膨張機22に導
入して等エントロピーに近い膨張をさせる。即ち,上記
ピストン24によって負荷をかけながら膨張させること
により上記冷媒5に等エントロピーに近い膨張をさせ
る。また,このとき,冷媒5の膨張力によるピストン2
4への押圧力は,上記圧縮機21による冷媒5の圧縮力
の補助となる。
【0041】上記膨張機22において膨張した冷媒5
を,蒸発器17により蒸発させることにより,その蒸発
潜熱を外部から吸熱して冷房を行う。蒸発器17から排
出された気液混合状態の冷媒5を,アキュムレータ18
によって気体と液体に分離する。分離された気体の冷媒
5を圧縮機21に導入し1サイクルを終了する。以上の
サイクルを連続的に繰り返すことにより冷凍空調を行
う。
【0042】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記冷凍空調機1においては,以下のようにして潤滑油6
が循環する(図1)。即ち,上記圧縮機21を通過した
冷媒5と混合された潤滑油6は,オイル分離器12にお
いて,上記冷媒5と分離される。
【0043】分離された潤滑油6は,その一部が上記オ
イル戻し管13を通って上記アキュムレータ18と圧縮
機21との間の冷媒配管111に戻される。そして,上
記潤滑油6は再び冷媒5と混合された状態で上記圧縮機
21に供給される。即ち,上記潤滑油6は,図2,図3
に示すごとく,上記圧縮膨張機2の潤滑ポート231か
ら可動部23へ冷媒5と共に供給され,上記シュー25
1とピストン24の凹部241との摺動部等を潤滑す
る。上記可動部23を潤滑した潤滑油6は,冷媒5と共
に排出ポート232から移送経路233を介して上記圧
縮機21の吸入ポート211へ送られ,圧縮部210の
圧縮シリンダ213に導入される。上記移送経路233
は,上記圧縮膨張機2の内部において冷媒5および潤滑
油6を可動部23から圧縮部210へ送る経路とするこ
ともできる。
【0044】該圧縮シリンダ213において,上記潤滑
油6は,上記ピストン24のピストンリング242と圧
縮シリンダ213の内壁との摺動部等を潤滑する。ま
た,圧縮シリンダ213を潤滑した潤滑油6は,上記吐
出ポート212から冷媒5と共に冷媒配管112へ吐出
される。
【0045】また,上記オイル分離器12において分離
された潤滑油6の他の一部は,図1に示すごとく,上記
オイル送り管14を通って上記放熱器16と膨張機22
との間の冷媒配管113に送られる。そして,上記潤滑
油6は再び冷媒5と混合され,膨張機22に供給され
る。
【0046】即ち,上記潤滑油6は,図2,図3に示す
ごとく,上記圧縮膨張機2の高圧ポート221から膨張
部220へ冷媒5と共に供給され,上記回転弁261
や,上記ピストン24のピストンリング243と膨張シ
リンダ223の内壁との摺動部等を潤滑する。上記膨張
部220を潤滑した潤滑油6は,低圧ポート222から
冷媒5と共に排出される。
【0047】このように,上記冷凍空調機1は,オイル
分離器12に,上記オイル戻し管13のみならず上記オ
イル送り管14を配設しているため,上記圧縮機21と
同様に,上記膨張機22にも潤滑油6が冷媒5に混合さ
れた状態で供給される。そのため,上記膨張機22にお
ける摺動部やシール部等に対しては,冷媒5によって運
ばれた潤滑油6が付着し,潤滑効果,シール効果等を発
揮する。それ故,上記摺動部等の耐久性,信頼性を向上
させることができ,ひいては冷凍空調機1の性能低下や
冷媒漏れ等を防止することができる。
【0048】また,上記オイル戻し管13及びオイル送
り管14は,それぞれ可変の絞り131及び141を有
するため,所定量の潤滑油6を確実に膨張機22に供給
することができる。上記放熱器16と膨張機22との間
の冷媒配管113は,蒸発器17と圧縮機21との間の
冷媒配管111よりも高圧である。そのため,上記絞り
131,141を設けないとオイル分離器12において
分離された潤滑油6は大部分がより低圧である蒸発器1
7と圧縮機21との間の冷媒配管111に流れてしま
う。
【0049】そこで,上記オイル戻し管13及びオイル
送り管14にそれぞれ絞り131,141を設け,上記
オイル戻し管13の絞り131の絞り量を小さくし,上
記オイル送り管14の絞り141の絞り量を上記絞り1
31の絞り量よりも大きくする。これにより,放熱器1
6と膨張機22との間の冷媒配管113へも充分な量の
潤滑油6を送ることができる。また,上記絞り131及
び141は可変であるため,上記圧縮機21及び膨張機
22への潤滑油6の供給量を,冷凍空調機1の運転状
態,運転条件等に応じて適宜調整することができる。
【0050】また,上記圧縮膨張機2の可動部23は,
膨張部220における膨張力をシリンダ24の機械的動
作に変換させることができるため,上記冷媒5の膨張力
を上記可動部23によって回収して上記圧縮部210に
おける圧縮力の補助に利用することができる。
【0051】また,上記圧縮機21に導入された潤滑油
6を含んだ冷媒5は,上記可動部23から圧縮部210
へ流入し排出されるため,上記可動部23の変質,破損
を防止することができる。即ち,上記と逆に冷媒5が上
記圧縮部210から可動部23に流入する場合には,圧
縮部210において高温となった冷媒5と潤滑油6が上
記可動部23に流入するため,該可動部23が高温とな
りすぎて変質するおそれがある。これに対し,本発明に
よれば,このような変質のおそれがなく,可動部23の
破損を防止することができる。
【0052】また,上記圧縮機21と上記膨張機22は
一体的に構成されている。そして,一つの可動部23
が,上記圧縮部210における冷媒5の圧縮力の発生
と,膨張部220における冷媒5の膨張の制御及び膨張
力の回収を行う。そのため,膨張部220における冷媒
5の膨張力が直接冷媒5の圧縮力の発生を補助すること
となり,上記冷凍空調機1の効率を一層向上させること
ができる。また,上記冷凍空調機1を小型化することが
できる。また,上記冷媒5としては二酸化炭素を用いる
ため,地球環境を破壊することなく,冷凍効率の高い冷
凍空調機1を得ることができる。
【0053】以上のごとく,本例によれば,圧縮機のみ
ならず膨張機にも潤滑油を充分に供給することのできる
冷凍空調機を提供することができる。
【0054】実施形態例2 本例は,図4に示すごとく,オイル送り管14に,潤滑
油6を冷却するためのオイル冷却器142を設けた冷凍
空調機1の例である。その他は,実施形態例1と同様で
ある。
【0055】上記圧縮機21から排出された冷媒5及び
これに含まれる潤滑油6は高温であるため,上記オイル
分離器12から上記オイル送り管14へ流れる潤滑油6
も高温である。一方,上記オイル分離器12を通過した
冷媒5は放熱器16において冷却されるため,膨張機2
2の直前においては低温となっている。そして,この冷
媒5の温度が低いほど冷凍効率,冷凍能力は向上する。
【0056】ところが,上述のごとく高温となった潤滑
油6が膨張機22の入り口側で低温の冷媒5に合流する
ことにより,冷媒5の温度が高くなってしまい,上記冷
凍空調機1の冷凍効率,冷凍能力を下げてしまうことと
なる。そこで,上記のごとく,オイル送り管14に上記
オイル冷却器142を設けて潤滑油6も冷却する。これ
により,上記膨張機22に導入される冷媒5の温度の上
昇を防ぐことができ,上記冷凍空調機1の冷凍効率や冷
凍能力の低下を防止することができる。その他は,実施
形態例1と同様の作用効果を有する。なお,図4におけ
る符号は,実施形態例1と同様のものを表す。
【0057】実施形態例3 本例は,図5,図6に示すごとく,オイル送り管14に
分岐管145を設け,膨張機22の可動部23に冷媒5
から分離した潤滑油6を直接供給するよう構成した冷凍
空調機1の例である。
【0058】即ち,図5,図6に示すごとく,圧縮膨張
機2の可動部23には,オイル送り管14から分岐した
分岐管145を接続してある。そして,蒸発器17とア
キュムレータ18との間の冷媒配管115には,上記可
動部23から延設した分岐戻し管146が連結してあ
る。
【0059】これにより,図6に示すごとく,上記オイ
ル送り管14から上記分岐管145を介して上記可動部
23へ潤滑油6を直接供給すると共に,該可動部23か
ら蒸発器17とアキュムレータ18との間の冷媒配管1
15に上記分岐戻し管146を介して上記潤滑油6を直
接送り出す。即ち,上記分岐管145は上記可動部23
の潤滑ポート231(図2参照)に接続されており,上
記分岐戻し管146は上記可動部23の排出ポート23
2(図2参照)に接続されている。
【0060】また,上記圧縮膨張機2における圧縮部2
1には,潤滑油6が冷媒5と共に供給され,そのままオ
イル分離器12側へ排出される。即ち,上記アキュムレ
ータ18から延設された冷媒配管111は,圧縮部21
0の吸入ポート211(図2参照)に接続されており,
上記オイル分離器12に接続される冷媒配管112は,
圧縮機210の吐出ポート212(図2参照)に接続さ
れている。なお,本例の場合には,図2に示す移送経路
233は設けられていない。その他は,実施形態例2と
同様である。
【0061】本例の場合には,上記放熱器16において
冷却された冷媒5を低温のまま膨張部220へ導入する
ことができる。そのため,冷凍効率の高い冷凍空調機1
を得ることができる。上記冷媒5が上記と逆に上記可動
部23から膨張部22へ流入する場合には,可動部23
における摩擦熱などにより加熱された潤滑油6を含む冷
媒5が膨張部220へ導入される。そのため,冷凍空調
機1の冷凍効率が低下するおそれがある。これに対し,
本例によれば,上述のように膨張部22から可動部23
へと冷媒5が流れるので,膨張部22への導入直前にお
ける冷媒5の温度上昇を防止することができ,高い冷凍
効率を維持することができる。
【0062】また,潤滑油6を直接上記可動部23に供
給するため一層確実に可動部23の潤滑を行うことがで
きる。その他は,実施形態例1,2と同様の作用効果を
有する。なお,図5における符号は,実施形態例1と同
様のものを表す。
【0063】実施形態例4 本例は,図7,図8に示すごとく,圧縮機21と膨張機
22とを別体とした冷凍空調機1の例である。即ち,上
記圧縮機21は,図8(B)に示すごとく,冷媒5を導
入して圧縮したのち排出する圧縮部210と,機械的動
作により上記圧縮部210における圧縮力を発生させる
圧縮可動部219とを有する。また,上記膨張機22
は,図8(A)に示すごとく,冷媒5を導入したのち膨
張させて排出する膨張部220と,該膨張部220にお
ける膨張力を機械的動作に変換させる膨張可動部229
とを有する。
【0064】上記圧縮部210及び膨張部220は,実
施形態例1における圧縮部210及び膨張部220(図
2)と略同様の構成である。また,上記圧縮可動部21
9は,膨張部220が一体的に結合していない構成とな
っている他は,実施形態例1における可動部23と略同
様の構成である。また,上記膨張可動部229は,圧縮
部210が一体的に結合していない構成となっている他
は,実施形態例1における可動部23と略同様の構成で
ある。
【0065】上記膨張機22は,図8(A)に示すごと
く,膨張部220に,上記放熱器16から延設された冷
媒配管113を接続している。また,上記膨張可動部2
29には,上記蒸発器17へ連結された冷媒配管114
が接続されている。上記膨張機22に導入された潤滑油
6を含んだ冷媒5は,上記膨張部220から上記膨張可
動部229へ流入し排出される(図8(A))。
【0066】また,上記圧縮機21は,図8(B)に示
すごとく,圧縮可動部219に,アキュムレータ18か
ら延設された冷媒配管111が接続されている。また,
上記圧縮部210は上記放熱器16へ連結された冷媒配
管112が接続されている。上記圧縮機21に導入され
た潤滑油6を含んだ冷媒5は,上記圧縮可動部219か
ら上記圧縮部210へ流入し排出される(図8
(B))。また,図7に示すごとく,上記膨張機22に
は発電機28が取り付けてあり,これによって膨張可動
部229に負荷をかけることにより上記膨張部220に
おける冷媒5の膨張行程を制御すると共に,冷媒5の膨
張力を回収して発電を行う。その他は,実施形態例2と
同様である。
【0067】本例の場合には,上記圧縮機21と膨張機
22とが別体に構成されているため,圧縮機21と膨張
機22との位置関係は特に制限されず,自由な配置をす
ることができる。また,上記のごとく,上記膨張機22
に発電機28を取り付けることにより,冷媒5の膨張力
を電力に変換することができる。
【0068】また,上記膨張機22は,潤滑油6を膨張
部220から膨張可動部229へ流入させるよう構成し
てあるため,上記放熱器16において冷却された冷媒5
を低温のまま膨張部220へ導入することができる。そ
のため,冷凍効率の高い冷凍空調機1を得ることができ
る。
【0069】上記冷媒5が上記と逆に上記膨張可動部2
29から膨張部220へ流入する場合には,膨張可動部
229における摩擦熱などにより加熱された潤滑油6を
含む冷媒5が膨張部220へ導入される。そのため,冷
凍空調機1の冷凍効率が低下するおそれがある。これに
対し,本例によれば,上述のように膨張部220から膨
張可動部229へ流れるので,膨張部220への導入直
前における冷媒5の温度上昇を防止することができ,高
い冷凍効率を維持することができる。
【0070】また,上記圧縮機21は,潤滑油6を圧縮
可動部219から圧縮部210へ流入させるよう構成し
てあるため,該圧縮可動部の変質,破損を防止すること
ができる。その他,実施形態例2と同様の作用効果を有
する。なお,図7における符号は,実施形態例1と同様
のものを表す。
【0071】実施形態例5 本例は,図9,図10に示すごとく,圧縮機21と膨張
機22とを別体に設けると共に,膨張機22の膨張可動
部229に冷媒5から分離した潤滑油6を直接供給する
よう構成した冷凍空調機1の例である。
【0072】圧縮機21と膨張機22とを別体に設けた
点は,実施形態例4と同様である。また,上記膨張可動
部229に冷媒5から分離した潤滑油6を直接供給する
手段としては,実施形態例3と同様に分岐管145と分
岐戻り管146を設けた。この場合,潤滑油6の流れに
関しては,実施形態例3における可動部23が本例にお
ける膨張可動部229に対応する(図10)。
【0073】上記圧縮機21及び膨張機22における潤
滑油6の流れは,図10に示すとおりである。即ち,オ
イル送り管14を流れる潤滑油6は,その一部が分岐管
145へ分岐し,他の一部はそのまま冷媒配管113内
の冷媒5と合流する。この冷媒5と合流した潤滑油6
は,上記膨張機22における膨張部220に導入され
る。そして,上記潤滑油6は,膨張部220を潤滑した
のち蒸発器17側へ排出される。また,上記オイル送り
管14から上記分岐管145へ分岐した潤滑油6は,直
接上記膨張可動部229に導入される。そして,膨張可
動部229を潤滑した潤滑油6は,蒸発器17とアキュ
ムレータ18との間の冷媒配管115に直接送り出され
る。
【0074】また,上記圧縮機21における圧縮可動部
219には,潤滑油6が冷媒5と共に供給される。圧縮
可動部219を潤滑した潤滑油6は,冷媒5と共に圧縮
部210に供給され,圧縮部210を潤滑したのち,冷
媒5と共にオイル分離器12側へ排出される。その他
は,実施形態例4と同様である。
【0075】本例の場合には,実施形態例3と同様に,
膨張部229へ導入する冷媒の温度を上昇させることが
なく,冷却効率の高い冷凍空調機1を得ることができ
る。その他,実施形態例4と同様の作用効果を有する。
【0076】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,圧縮機
のみならず膨張機にも潤滑油を充分に供給することので
きる冷凍空調機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,冷凍空調機の説明図。
【図2】実施形態例1における,圧縮膨張機の断面図。
【図3】実施形態例1における,圧縮膨張機を通る冷媒
及び潤滑油の流れの説明図。
【図4】実施形態例2における,冷凍空調機の説明図。
【図5】実施形態例3における,冷凍空調機の説明図。
【図6】実施形態例3における,圧縮膨張機を通る冷媒
及び潤滑油の流れの説明図。
【図7】実施形態例4における,冷凍空調機の説明図。
【図8】実施形態例4における,(A)膨張機を通る冷
媒及び潤滑油の流れの説明図,(B)圧縮機を通る冷媒
及び潤滑油の流れの説明図。
【図9】実施形態例5における,冷凍空調機の説明図。
【図10】実施形態例3における,圧縮機及び膨張機を
通る冷媒及び潤滑油の流れの説明図。
【図11】従来例における,(A)膨張弁を用いた冷凍
空調機,(B)膨張機を用いた冷凍空調機の説明図。
【符号の説明】
1...冷凍空調機, 11,111,112,113,114,115...
冷媒配管, 12...オイル分離器, 13...オイル戻し管, 14...オイル送り管, 16...放熱器, 17...蒸発器, 2...圧縮膨張機, 21...圧縮機, 22...膨張機, 5...冷媒, 6...潤滑油,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫛谷 和夫 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 桂川 真治 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮するための圧縮機と,該圧縮
    機により圧縮された冷媒を冷却するための放熱器と,該
    放熱器を通過した冷媒を膨張させるための膨張機と,該
    膨張機により膨張した冷媒を蒸発させるための蒸発器
    と,これらの間に冷媒を循環させる冷媒配管を有し,更
    に上記圧縮機と放熱器との間には,上記圧縮機を通過し
    た冷媒と該冷媒に含まれている潤滑油とを分離するため
    のオイル分離器を配設した冷凍空調機において,上記オ
    イル分離器には,上記冷媒から分離された上記潤滑油を
    上記蒸発器と上記圧縮機との間の上記冷媒配管へ戻すオ
    イル戻し管と,上記潤滑油を上記放熱器と上記膨張機と
    の間の上記冷媒配管へ送るオイル送り管とが配設してあ
    ることを特徴とする冷凍空調機。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記オイル戻し管及
    びオイル送り管は,可変又は固定の絞りを有することを
    特徴とする冷凍空調機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記オイル送
    り管には,上記潤滑油を冷却するためのオイル冷却器が
    設けてあることを特徴とする冷凍空調機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記膨張機は,上記冷媒を導入して膨張させたのち排出
    する膨張部と,該膨張部における膨張力を機械的動作に
    変換させる膨張可動部とを有することを特徴とする冷凍
    空調機。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記膨張部には上記
    放熱器から延設された冷媒配管が接続されており,上記
    膨張可動部には上記蒸発器へ連結された冷媒配管が接続
    されており,上記膨張機に導入された潤滑油を含んだ冷
    媒は,上記膨張部から上記膨張可動部へ流入し排出され
    るよう構成してあることを特徴とする冷凍空調機。
  6. 【請求項6】 請求項4において,上記膨張機の膨張可
    動部には,上記オイル送り管から分岐した分岐管を接続
    してあり,かつ,上記蒸発器と上記圧縮機との間の冷媒
    配管には上記膨張可動部から延設した分岐戻し管が連結
    してあり,上記オイル送り管から上記分岐管を介して上
    記膨張可動部へ潤滑油を直接供給すると共に,該膨張可
    動部から上記蒸発器と上記圧縮機との間の冷媒配管に上
    記分岐戻し管を介して上記潤滑油を直接送り出すよう構
    成してあることを特徴とする冷凍空調機。
  7. 【請求項7】 請求項6において,上記分岐管は,可変
    又は固定の絞りを有することを特徴とする冷凍空調機。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項において,
    上記圧縮機は,上記冷媒を導入して圧縮したのち排出す
    る圧縮部と,機械的動作により上記圧縮部における圧縮
    力を発生させる圧縮可動部とを有することを特徴とする
    冷凍空調機。
  9. 【請求項9】 請求項8において,上記圧縮可動部には
    上記蒸発器から延設された冷媒配管が接続されており,
    上記圧縮部は上記放熱器へ連結された冷媒配管が接続さ
    れており,上記圧縮機に導入された潤滑油を含んだ冷媒
    は,上記圧縮可動部から上記圧縮部へ流入し排出される
    よう構成してあることを特徴とする冷凍空調機。
  10. 【請求項10】 請求項8において,上記圧縮機と上記
    膨張機は一体的に構成されており,上記圧縮機における
    圧縮可動部は,上記膨張機における膨張可動部を兼ねて
    いることを特徴とする冷凍空調機。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一項におい
    て,上記冷媒は二酸化炭素であることを特徴とする冷凍
    空調機。
JP31977599A 1999-11-10 1999-11-10 冷凍空調機 Pending JP2001141315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31977599A JP2001141315A (ja) 1999-11-10 1999-11-10 冷凍空調機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31977599A JP2001141315A (ja) 1999-11-10 1999-11-10 冷凍空調機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001141315A true JP2001141315A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18114054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31977599A Pending JP2001141315A (ja) 1999-11-10 1999-11-10 冷凍空調機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001141315A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003089766A1 (fr) * 2002-04-19 2003-10-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Moteur a expansion rotatif a ailettes
EP1376032A2 (en) * 2002-06-25 2004-01-02 Carrier Corporation Expander-compressor capacity control
EP1411309A2 (en) 2002-10-18 2004-04-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Expander
WO2006013970A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Daikin Industries, Ltd. 冷凍サイクル装置
JP2006071137A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2006132523A (ja) * 2004-10-05 2006-05-25 Denso Corp 複合流体機械
WO2006095572A1 (ja) * 2005-03-09 2006-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 冷凍サイクル装置
JP2007225188A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷凍サイクル装置
WO2007123088A1 (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
WO2007123087A1 (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
JP2007285674A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2007332974A (ja) * 2007-09-10 2007-12-27 Daikin Ind Ltd 流体機械
JP2008075531A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Fujitsu General Ltd 膨張機を備えた冷媒回路
JP2008145100A (ja) * 2008-02-25 2008-06-26 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2008157583A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Fujitsu General Ltd 冷媒回路
JP2008223651A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Daikin Ind Ltd 流体機械
JP2009174476A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 膨張機
WO2009098862A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
WO2009098863A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
CN102257332A (zh) * 2008-12-22 2011-11-23 松下电器产业株式会社 制冷循环装置
WO2012029203A1 (ja) * 2010-09-02 2012-03-08 三菱電機株式会社 膨張機および冷凍サイクル装置
WO2013140992A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 サンデン株式会社 冷凍サイクル及び冷凍ショーケース

Cited By (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7347675B2 (en) 2002-04-19 2008-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Vane rotary expansion engine
WO2003089766A1 (fr) * 2002-04-19 2003-10-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Moteur a expansion rotatif a ailettes
EP1376032A2 (en) * 2002-06-25 2004-01-02 Carrier Corporation Expander-compressor capacity control
EP1376032A3 (en) * 2002-06-25 2007-02-28 Carrier Corporation Expander-compressor capacity control
EP1411309A2 (en) 2002-10-18 2004-04-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Expander
WO2006013970A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Daikin Industries, Ltd. 冷凍サイクル装置
JP2006071137A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2006132523A (ja) * 2004-10-05 2006-05-25 Denso Corp 複合流体機械
JP4549941B2 (ja) * 2004-10-05 2010-09-22 株式会社デンソー 複合流体機械
WO2006095572A1 (ja) * 2005-03-09 2006-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 冷凍サイクル装置
JP2007225188A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷凍サイクル装置
JP4682869B2 (ja) * 2006-02-23 2011-05-11 パナソニック株式会社 冷凍サイクル装置
JP2007285681A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP4591402B2 (ja) * 2006-04-20 2010-12-01 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
US8312732B2 (en) 2006-04-20 2012-11-20 Daikin Industries, Ltd. Refrigerating apparatus
AU2007241900B2 (en) * 2006-04-20 2010-03-04 Daikin Industries, Ltd. Refrigerating apparatus
JP2007285674A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
US8122735B2 (en) 2006-04-20 2012-02-28 Daikin Industries, Ltd. Refrigerating apparatus
AU2007241901B2 (en) * 2006-04-20 2010-03-04 Daikin Industries, Ltd. Refrigerating apparatus
WO2007123088A1 (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
JP4715615B2 (ja) * 2006-04-20 2011-07-06 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2007285680A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
WO2007123087A1 (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
JP2008075531A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Fujitsu General Ltd 膨張機を備えた冷媒回路
JP2008157583A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Fujitsu General Ltd 冷媒回路
JP2008223651A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Daikin Ind Ltd 流体機械
JP4626635B2 (ja) * 2007-09-10 2011-02-09 ダイキン工業株式会社 流体機械
JP2007332974A (ja) * 2007-09-10 2007-12-27 Daikin Ind Ltd 流体機械
JP2009174476A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 膨張機
US20100275634A1 (en) * 2008-02-06 2010-11-04 Tetsuya Okamoto Refrigeration apparatus
JP2009210248A (ja) * 2008-02-06 2009-09-17 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
WO2009098863A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
WO2009098862A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
JP2010032195A (ja) * 2008-02-06 2010-02-12 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
AU2009210984B2 (en) * 2008-02-06 2011-11-24 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration apparatus
JP2008145100A (ja) * 2008-02-25 2008-06-26 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
CN102257332A (zh) * 2008-12-22 2011-11-23 松下电器产业株式会社 制冷循环装置
WO2012029203A1 (ja) * 2010-09-02 2012-03-08 三菱電機株式会社 膨張機および冷凍サイクル装置
JPWO2012029203A1 (ja) * 2010-09-02 2013-10-28 三菱電機株式会社 膨張機および冷凍サイクル装置
WO2013140992A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 サンデン株式会社 冷凍サイクル及び冷凍ショーケース
JP2013200058A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Sanden Corp 冷凍サイクル及び冷凍ショーケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001141315A (ja) 冷凍空調機
US7334428B2 (en) Cooling system for a rotary screw compressor
JP4658347B2 (ja) 超臨界蒸気圧縮冷凍サイクル
EP1215449A1 (en) Multi-stage compression refrigerating device
US20200378659A1 (en) Lubricant management in an hvacr system
JP2008506885A (ja) 冷凍システムおよび冷凍方法
JPWO2008050654A1 (ja) 冷凍サイクル装置
EP1215450A1 (en) Multi-stage compression refrigerating device
US6877340B2 (en) Expander
JP2009270745A (ja) 冷凍システム
JP2008224053A (ja) 冷凍装置
EP1509733B1 (en) Expander driven motor for auxiliary machinery
US6385995B1 (en) Apparatus having a refrigeration circuit
JP2004150749A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2004251528A (ja) 冷凍空調装置
EP1865274A1 (en) Vapor-compression refrigeration circuit and automotive air-conditioning system using the refrigeration circuit
JP2000337282A (ja) 2段形スクリュ圧縮機
JP4825519B2 (ja) 膨張圧縮機
KR100309011B1 (ko) 냉동사이클
JP3291469B2 (ja) 回転式圧縮機
JP2006029761A (ja) 冷蔵庫
JP2009210248A (ja) 冷凍装置
JP3229109B2 (ja) 冷凍空調装置
JP5115355B2 (ja) 流体機械
KR20060122038A (ko) 고효율 에어사이클 시스템