JP2001141085A - 逆流防止弁 - Google Patents
逆流防止弁Info
- Publication number
- JP2001141085A JP2001141085A JP31910499A JP31910499A JP2001141085A JP 2001141085 A JP2001141085 A JP 2001141085A JP 31910499 A JP31910499 A JP 31910499A JP 31910499 A JP31910499 A JP 31910499A JP 2001141085 A JP2001141085 A JP 2001141085A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- valve
- shaft
- guide
- check valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長期間使用しても確実に逆流防止ができる
逆流防止弁を提供する。 【解決手段】 流体が流れる流路に設けられ、逆流を
防止する逆流防止弁において、逆流防止弁を支えるた
め、弁の両端にガイド1及び軸7を設けたので、ガイド
1もしくは軸7が磨耗しても、弁4の傾きを小さくする
ことができ、長期間の使用が可能となる。
逆流防止弁を提供する。 【解決手段】 流体が流れる流路に設けられ、逆流を
防止する逆流防止弁において、逆流防止弁を支えるた
め、弁の両端にガイド1及び軸7を設けたので、ガイド
1もしくは軸7が磨耗しても、弁4の傾きを小さくする
ことができ、長期間の使用が可能となる。
Description
【0001】
【発明に関する技術分野】本発明は、流路内の流体の逆
流を防止するための逆流防止弁に関するものである。
流を防止するための逆流防止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体が流路を流れる場合において、流体
の逆流を防止するために、流路に逆流防止弁を取り付け
る必要があるが、この場合、図1に示すように、弁4が前
後の移動によって傾くことがないように、ガイド1をハ
ウジング3の片面に、さらに軸2を弁4の片面に取り付け
たものが一般的である。
の逆流を防止するために、流路に逆流防止弁を取り付け
る必要があるが、この場合、図1に示すように、弁4が前
後の移動によって傾くことがないように、ガイド1をハ
ウジング3の片面に、さらに軸2を弁4の片面に取り付け
たものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は従来技術の一例
であり、弁4と軸2が一体となっており、軸2はガイド
1のなかを図の左右に動く構造となっている。さらに、
これらはハウジング3の中に収められている。
であり、弁4と軸2が一体となっており、軸2はガイド
1のなかを図の左右に動く構造となっている。さらに、
これらはハウジング3の中に収められている。
【0004】流体が図1の流体進入方向に沿って流れる
場合、弁4は流体の流れにより、図の右の方向(流体進
入方向)に動き、弁4に取り付けられたOリング等のシ
ール部6とハウジング3の間に隙間ができ、よって流体
はその隙間を流れ、その後、ガイド1の開口部を通って
反対側へと抜けていく。
場合、弁4は流体の流れにより、図の右の方向(流体進
入方向)に動き、弁4に取り付けられたOリング等のシ
ール部6とハウジング3の間に隙間ができ、よって流体
はその隙間を流れ、その後、ガイド1の開口部を通って
反対側へと抜けていく。
【0005】しかし、図1の流体進入方向と逆に流れる
場合は、弁4はスプリング5及び流体の圧力で図の左の
方向に動くことにより、弁4とハウジング3の間は、シ
ール部6の作用により、流体は遮断され、流体の流れは
止まる。なお、弁4は、軸2とガイド1の作用により、
弁体が上記のような動作をしても、傾くことはない。し
かしながら、ガイドが片側のみであるため、ガイド1も
しくは軸2が長期使用により磨耗した場合には弁4が傾
き、逆流防止が不完全になるという問題点があった。
場合は、弁4はスプリング5及び流体の圧力で図の左の
方向に動くことにより、弁4とハウジング3の間は、シ
ール部6の作用により、流体は遮断され、流体の流れは
止まる。なお、弁4は、軸2とガイド1の作用により、
弁体が上記のような動作をしても、傾くことはない。し
かしながら、ガイドが片側のみであるため、ガイド1も
しくは軸2が長期使用により磨耗した場合には弁4が傾
き、逆流防止が不完全になるという問題点があった。
【0006】よって本発明は、上記課題を解決するため
になされたもので、本発明の目的は、長期間使用しても
確実に逆流防止ができる逆流防止弁を提供することにあ
る。
になされたもので、本発明の目的は、長期間使用しても
確実に逆流防止ができる逆流防止弁を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために請求項1においては、流体が流
れる流路に設けられ、逆流を防止する逆流防止弁におい
て、逆流防止弁を支えるため、弁の両端にガイド1及び
軸7を設けたので、ガイド1もしくは軸7が磨耗して
も、弁4の傾きを小さくすることができ、長期間の使用
が可能となる。
記目的を達成するために請求項1においては、流体が流
れる流路に設けられ、逆流を防止する逆流防止弁におい
て、逆流防止弁を支えるため、弁の両端にガイド1及び
軸7を設けたので、ガイド1もしくは軸7が磨耗して
も、弁4の傾きを小さくすることができ、長期間の使用
が可能となる。
【0008】請求項2は、流体が流れる流路に設けら
れ、逆流を防止する逆流防止弁において、弁11の流体
入側に弁11を支えるための軸14、弁11の流体出側
に弁11を支えさらに流体を内側に流すための中空軸1
5を設け、さらに流体の流路及び弁11のガイドを兼ね
る第1流体経路9、第2流体経路10を設けたことによ
り、ガイドを個別に取り付けなくても、弁11が傾くこ
となく長期間の使用が可能となり、又ガイドを取り付け
る工程の簡略化及び製造コストの低減が可能となる。
れ、逆流を防止する逆流防止弁において、弁11の流体
入側に弁11を支えるための軸14、弁11の流体出側
に弁11を支えさらに流体を内側に流すための中空軸1
5を設け、さらに流体の流路及び弁11のガイドを兼ね
る第1流体経路9、第2流体経路10を設けたことによ
り、ガイドを個別に取り付けなくても、弁11が傾くこ
となく長期間の使用が可能となり、又ガイドを取り付け
る工程の簡略化及び製造コストの低減が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により、詳細に説明する。図2は本発明の一実施例であ
り、流体が図2の流体進入方向に沿って流れる場合、弁
4は流体の流れにより、図の右の方向(流体進入方向)
に動き、弁4に設けたシール部6とハウジング8の間に
隙間ができ、よってその流体はその隙間を流れ、その
後、図の右側のガイド1の開口部を通って反対側へと抜
けていく。
により、詳細に説明する。図2は本発明の一実施例であ
り、流体が図2の流体進入方向に沿って流れる場合、弁
4は流体の流れにより、図の右の方向(流体進入方向)
に動き、弁4に設けたシール部6とハウジング8の間に
隙間ができ、よってその流体はその隙間を流れ、その
後、図の右側のガイド1の開口部を通って反対側へと抜
けていく。
【0010】しかし、図2の流体進入方向と逆に流れる
場合は、弁4はスプリング5及び流体の圧力で、図の左
の方向に動くことにより、弁4とハウジング8の間はシ
ール部6の作用により流体は遮断され、流体の流れは止
まる。
場合は、弁4はスプリング5及び流体の圧力で、図の左
の方向に動くことにより、弁4とハウジング8の間はシ
ール部6の作用により流体は遮断され、流体の流れは止
まる。
【0011】ここで、弁4の両端に軸7を設け、ハウジ
ング8の両端にガイド1を設けると、軸7もしくはガイ
ド1が磨耗しても弁4を両端で支持できるため弁4の傾
きを小さくすることができ、長期間の使用が可能とな
る。
ング8の両端にガイド1を設けると、軸7もしくはガイ
ド1が磨耗しても弁4を両端で支持できるため弁4の傾
きを小さくすることができ、長期間の使用が可能とな
る。
【0012】図3は本発明の別の実施例であり、軸14
及び中空軸15を設けた弁11及びスプリング12を第
1流体経路9内に組み込み、さらに第2流体経路10と第
1流体経路9を接続した全体構成図である。
及び中空軸15を設けた弁11及びスプリング12を第
1流体経路9内に組み込み、さらに第2流体経路10と第
1流体経路9を接続した全体構成図である。
【0013】流体が図3の流体進入方向に沿って流れる
場合、流体の圧力により、弁11は図3の右の方向(流
体進入方向)へ動き、第1流体経路9と弁11の間に隙
間ができ、流体はその隙間を流れる。さらに、流体は、
中空軸15前部に設けられた隙間からその内部へと入
り、中空軸15の後端へと抜けていく。しかし、流体が
図3の流体進入方向と逆に流れる場合には、弁11がス
プリング12及び流体の圧力で図3の左の方向へと動
き、第1流体経路9と弁11の隙間は無くなり、流体の
流れは止まることになる。
場合、流体の圧力により、弁11は図3の右の方向(流
体進入方向)へ動き、第1流体経路9と弁11の間に隙
間ができ、流体はその隙間を流れる。さらに、流体は、
中空軸15前部に設けられた隙間からその内部へと入
り、中空軸15の後端へと抜けていく。しかし、流体が
図3の流体進入方向と逆に流れる場合には、弁11がス
プリング12及び流体の圧力で図3の左の方向へと動
き、第1流体経路9と弁11の隙間は無くなり、流体の
流れは止まることになる。
【0014】ここで、第1流体経路9の入口部の径をを
軸14の径よりやや大きめに合わせ、第2流体経路10
の入口部の径を中空軸15の径よりやや大きめに合わせ
たため、これらがガイドとして作用し、弁11が流体の
流れにより前後に動いても弁11は傾くことなく長期間
安定に作動する。したがって図1及び図2に示すような
ガイド1は不要であり、ガイド1を取り付ける工程の簡
略化及び製造コストの低減が可能となる。
軸14の径よりやや大きめに合わせ、第2流体経路10
の入口部の径を中空軸15の径よりやや大きめに合わせ
たため、これらがガイドとして作用し、弁11が流体の
流れにより前後に動いても弁11は傾くことなく長期間
安定に作動する。したがって図1及び図2に示すような
ガイド1は不要であり、ガイド1を取り付ける工程の簡
略化及び製造コストの低減が可能となる。
【図1】従来技術の一例
【図2】本発明の逆流防止弁の構成図
【図3】本発明の逆流防止弁の別の実施例における構成
図
図
1 ・・・ガイド 2 ・・・軸 3 ・・・ハウジング 4 ・・・弁 5 ・・・スプリング 6 ・・・シール部 7 ・・・軸 8 ・・・ハウジング 9 ・・・第1流体経路 10・・・第2流体経路 11・・・弁 12・・・スプリング 13・・・シール部 14・・・軸 15・・・中空軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 浩樹 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜43番1号 日本 ユプロ株式会社内 Fターム(参考) 3H058 AA03 AA05 BB03 BB24 BB37 CC02 CD25 CD26 EE02
Claims (2)
- 【請求項1】 流体が流れる流路に設けられ、逆流を防
止する逆流防止弁において、逆流防止弁を支えるため、
弁の両端にガイド1及び軸7を設けたことを特徴とする
逆流防止弁。 - 【請求項2】 流体が流れる流路に設けられ、逆流を防
止する逆流防止弁において、弁11の流体入側に弁11
を支えるための軸14、弁11の流体出側に弁11を支
えさらに流体を内側に流すための中空軸15を設け、さ
らに流体の流路及び弁11のガイドを兼ねる第1流体経
路9、第2流体経路10を設けたことを特徴とする逆流
防止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31910499A JP2001141085A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 逆流防止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31910499A JP2001141085A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 逆流防止弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001141085A true JP2001141085A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18106517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31910499A Pending JP2001141085A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 逆流防止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001141085A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022539391A (ja) * | 2019-06-28 | 2022-09-08 | トゥ クム コーポレーション リミテッド | 組立可能なチェックバルブ |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP31910499A patent/JP2001141085A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022539391A (ja) * | 2019-06-28 | 2022-09-08 | トゥ クム コーポレーション リミテッド | 組立可能なチェックバルブ |
JP7489121B2 (ja) | 2019-06-28 | 2024-05-23 | トゥ クム コーポレーション リミテッド | 組立可能なチェックバルブ |
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