JP2001140975A - 防振用配管継手 - Google Patents

防振用配管継手

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JP2001140975A
JP2001140975A JP32216799A JP32216799A JP2001140975A JP 2001140975 A JP2001140975 A JP 2001140975A JP 32216799 A JP32216799 A JP 32216799A JP 32216799 A JP32216799 A JP 32216799A JP 2001140975 A JP2001140975 A JP 2001140975A
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JP
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vibration
pipe
damping
pipe joint
pipe wall
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JP32216799A
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Takeshi Yokoyama
武 横山
Toshiya Okano
俊也 岡野
Ken Yasuda
研 安田
Eiichi Kakisako
栄一 柿迫
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SAIRENSU KK
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
SAIRENSU KK
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、振動源から配管経路へ伝達される振
動を減衰させる防振用配管継手に関し、優れた振動減衰
能力をし、高圧使用に耐え、且つ必要な流量が得られる
防振用配管継手を提供することを目的とする。 【解決手段】ベローズ状に形成された管壁部1、1’は
固定リング8で連結されている。振動源の常用振動域の
周波数成分より低い固有振動数を有するように管壁部
1、1’外周に固定リングで固定された調整用錘6、7
が取り付けられている。調整用錘6、7とフランジ2、
3との間にはそれぞれ粘弾性体4、5が接着されてい
る。本防振用配管継手は振動源と配管系との間あるいは
配管系中に挿入して使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動源から配管経
路へ伝達される振動を減衰させる防振用配管継手に関
し、特に、ガスエンジンヒートポンプ(以下、GHPと
いう)におけるガスエンジンやコンプレッサ等で発生し
た振動が配管系に伝達するのを低減させる防振用配管継
手に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンやコンプレッサ等を備えたGH
Pでは、それらが稼働中に発生する振動を配管系にでき
るだけ伝達させないように十分な防振対策を施す必要が
ある。例えばコンプレッサに接続された配管系にコンプ
レッサからの振動が伝達され続けると、許容限度を超え
る応力が発生して疲労により配管系が破損してしまう場
合がある。
【0003】図10はGHPの概略の構成を示してい
る。ガスを燃焼させて燃焼室内のピストンを往復運動さ
せ、それを回転運動に変換するガスエンジン100が屋
外に設置されている。ガスエンジン100の回転運動は
コンプレッサ(圧縮機)102に伝達される。コンプレ
ッサ102は、冷媒戻り配管系104から流入する冷媒
を圧縮して冷媒送り配管系106へ送り出すようになっ
ている。
【0004】冷媒送り配管系106に送り出された圧縮
された冷媒は凝縮器108に流入する。凝縮器108内
の冷媒は回転ファン(図示せず)の送風により冷却され
て凝縮する。凝縮した冷媒は室内の空気調節機内に送ら
れて膨張弁(図示せず)から噴出する際に膨張し蒸発器
110に流入して蒸発する。冷媒が蒸発する際に蒸発器
110周囲を流れる空気は熱を奪われて冷却される。蒸
発した冷媒は冷媒戻り配管系104から再びコンプレッ
サ102に流入して上記と同様の動作を繰り返す。
【0005】このようなGHPにおいて、冷媒戻り配管
系104は振動絶縁用のフレキシブル管112を介して
コンプレッサ102に接続され、冷媒送り配管系106
は振動絶縁用のフレキシブル管114を介してコンプレ
ッサ102に接続されている。
【0006】このフレキシブル管112、114は、ス
テンレス合金製で管壁部にはベローズ(蛇腹)状の凹凸
が形成されている。フレキシブル管112、114の管
壁部外周囲には管壁部保護及びバックリング(撓み)防
止のための網状ブレードが巻き付けられている。ベロー
ズ状の管壁部を有するフレキシブル管112、114は
ある程度の可撓性を有しており、その本来の用途は配管
の自由度を向上させるためにあるが、さらに、ガスエン
ジン100やコンプレッサ102で発生した振動を配管
系104、106に伝達させないことも目的とされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現実にはフ
レキシブル管112、114の固有振動数(1次共振周
波数)はGHPのガスエンジン100やコンプレッサ1
02の稼働時に発生する常用振動域を超えた値に設定さ
れている。図11は横軸に周波数f(Hz)をとり、縦
軸に振動伝達率をとったグラフである。図11において
ガスエンジン100の振動発生領域(a)は約15〜1
00Hzであり、コンプレッサ102の振動発生領域
(b)は約100〜250Hzである。それに対してフ
レキシブル管112、114の固有振動数(c)は約4
00Hzである。このフレキシブル管112、114の
ベローズ状の管壁部は例えば肉厚0.5mmのステンレ
ス合金で形成されている。管内径は例えば約15mmで
管の長さは20cm程度であり、重量は100gf程度
である。また、バネ定数は30kgf/cm程度であ
る。
【0008】このようなフレキシブル管112、114
ではGHPの常用振動域での振動低減効果はなく、せい
ぜい常用振動域内の1次共振周波数の高次成分に対して
防振効果を奏するだけに過ぎない。ところが一般に1次
共振周波数のピークが最も振動振幅レベルが大きいの
で、この振動成分を低減させる必要がある。従って、フ
レキシブル管112、114の固有振動数を常用振動域
以下(例えば10Hz以下)に設定する必要が生じる
が、フレキシブル管内を流通する冷媒の圧力(最大30
kgf/cm2)に対する管の強度面からの制限によ
り、管強度を低下させる方向に働くバネ定数の低下は困
難である。また仮にバネ定数を許容値の限界まで低下さ
せたとしても固有振動数は100Hz程度にしか低くな
らず、むしろGHPの常用振動域内にフレキシブル管1
12、114の共振点が移動してしまい使用できなって
しまう。
【0009】フレキシブル管の他に、圧縮機やポンプそ
の他から発生する振動を高圧配管系に伝達させない方法
としては可撓性のある高圧ホースの使用が考えられる。
ところが、高圧ホース自体に振動減衰能力を持たせるた
めにはホースをコイル状に巻いたり相当量の長さを必要
としたりする。従ってその収納スペースを確保するため
に装置が大型化してしまうという問題が生じる。また、
ホースの口径の大きさ等に制限があるため所望の流量を
得ることが困難であるという問題もある。また、ゴムお
よび補強繊維等により流路を形成した防振流体継手が既
に存在する。これによれば防振性能と大流量が得られる
ものの、流路形成部材の特性上高圧流体の流路に用いる
のには適していない。また外傷を受け易い構造であるた
めGHP等の比較的高圧流体が流れる配管系の防振用配
管継手としては使えない。このように現状ではフレキシ
ブル管に代わる防振用配管継手がなく、振動源からの振
動成分のうち高次の振動成分だけは除去し得るフレキシ
ブル管を代用せざるを得ないが、振動による配管系の破
損を低減させるには不十分であるという問題を有してい
る。
【0010】本発明の目的は、優れた振動減衰能力を有
する防振用配管継手を提供することにある。また、本発
明の目的は、優れた振動減衰能力を有し、高圧使用に耐
え、且つ必要な流量が得られる防振用配管継手を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、可撓性が得
られるようにベローズ状に形成された管壁部を有し、振
動源からの振動を低減させるために前記振動源と配管系
との間あるいは前記配管系中に挿入される防振用配管継
手であって、低減させるべき前記振動の周波数領域より
低い固有振動数を有するように前記管壁部に調整用錘が
取り付けられていることを特徴とする防振用配管継手に
よって達成される。このように本発明の防振用配管継手
は低減させようとする振動周波数領域より低い固有振動
数を有するので、固有振動数を越える振動成分を十分低
下させることができる。
【0012】上記本発明の防振用配管継手において、前
記固有振動数は、前記振動の周波数領域の振動伝達率が
1以下となるように設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、所望の周波数領域の振動振幅を確実
に低減させることができる。また上記本発明の防振用配
管継手において、前記管壁部は、複数層からなる積層構
造を有していることを特徴とする。積層構造にすること
により管強度を維持しつつバネ定数を低くすることが可
能になる。
【0013】また、上記本発明の防振用配管継手におい
て、前記調整用錘は全体として中空の筒形状を有し、固
定部材を介して前記管壁部を内包するように前記管壁部
に固定されることを特徴とする。また、上記本発明の防
振用配管継手において、前記調整用錘は、前記管壁部の
管軸方向に分割されていることを特徴とする。このよう
に構成すれば、固有振動数を低下させた防振用配管継手
を容易に製造することができる。
【0014】また、上記本発明の防振用配管継手におい
て、前記固定部材は、管軸方向に対向する2つの前記管
壁部を連結する中空筒部を有していることを特徴とす
る。この構成により、実質的に管壁部の両端部間の任意
位置で前記調整用錘を管壁部に固定することができる。
管壁部両端間のほぼ中央に中空筒部が位置するようにす
れば、バランスよく調整用錘を固定できる。
【0015】また、上記本発明の防振用配管継手におい
て、前記固有振動数での振動振幅レベルを低下させる減
衰部材が付加されていることを特徴とする。また、前記
減衰部材は、粘弾性体であることを特徴とする。さらに
前記減衰部材は、前記調整用錘と前記管壁部との間に設
けられていることを特徴とする。またさらに、前記減衰
部材は、前記管壁部の両端部に設けられていることを特
徴とする。このように粘弾性体等の減衰要素を前記調整
用錘と前記管壁部との間に接続することにより、本発明
の防振用配管継手の固有振動数近傍における振動振幅レ
ベルを低減することができるようになる。従って、例え
ば回転系の振動源が0Hzから徐々に常用振動域まで回
転数を上げると、その振動周波数が一時的に防振用配管
継手の固有振動数と一致する状態が生じるが、その際の
共振の振動振幅レベルを低減させることができるように
なる。また、振動源からの振動を前記調整用錘の慣性力
に変換し、これをバネ要素及び減衰要素で低減すること
ができる。
【0016】さらに、上記本発明の防振用配管継手にお
いて、前記管壁部の管軸方向の伸張を抑制する伸張抑制
部材を備えたことを特徴とする。さらに、前記管壁部
は、予め伸張されていることを特徴とする。
【0017】このように本発明の防振用配管継手は、必
要流量に応じて選択された内径を有する管壁部と、管壁
部外周上に固定部材で固定された調整用錘と、管壁部と
調整用錘とを連結させる粘弾性体とを有している。そし
て、調整用錘の質量と管壁部のベローズのバネ弾性およ
び接合媒体である粘弾性体とによって減衰振動系を構成
し、管壁部一端に加えられた振動が他端に伝達するのを
防止あるいは軽減することができる。また、調整用錘を
固定部材及び管壁部両端の粘弾性体を介して管壁部に接
続するため、管壁部内部圧力により生じる管壁部の撓み
を抑制する機能も併せて有する。さらに調整用錘は全体
として中空の筒形状で管壁部を内包するため、管壁部内
部圧力により撓みが大きくなろうとしても調整用錘内壁
に管壁部が当って撓みを抑制することができる。さら
に、伸張抑制部材を設けることにより、さらに管壁部内
部圧力による管壁部の伸張を抑制することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
防振用配管継手を図1乃至図9を用いて説明する。ここ
では、本実施の形態による防振用配管継手を図10に示
したGHPのフレキシブル管112、114の代替とし
て用いた例で説明する。また、このGHPではフレキシ
ブル管112、114部以外からコンプレッサ102等
の振動が配管系に伝達しないものとして説明する。
【0019】まず、図1及び図2を用いて本実施の形態
による防振用配管継手の概略構造について説明する。図
1は、防振用配管継手の管軸に沿う一断面を示してい
る。図2は同斜視図である。図1及び図2に示すよう
に、本実施の形態による防振用配管継手は、従来のフレ
キシブル管とほぼ同様の構成の管壁部1、1’を有して
いる。管壁部1、1’は、ステンレス合金製でベローズ
状の凹凸が形成されている。管壁部1、1’の内径は例
えば約15mmであり、各管壁部1、1’の長さは10
cm程度であり、重量はそれぞれ約50gf程度であ
る。また、管壁部1、1’の管壁は、図3に示すように
外側層1aと内側層1bの2層構造に形成されている。
図3はベローズ状の管壁一部断面を示している。外側層
1aと内側層1bの厚さは共に0.25mmであり、そ
れらが積層されて管壁部1、1’の管壁は0.5mmの
肉厚を有している。この構造にすることにより、管内を
流れる冷媒による管内壁部圧力に対する管強度を従来と
同等に維持しつつ、単層の管壁構造の場合と比較してバ
ネ定数を約半分程度に小さくすることができる。なお、
管壁の総数は2層に限らず3層以上の積層構造にしても
もちろんよい。
【0020】図1において管壁部1の左方端部にはベロ
ーズ形状が形成されておらず円管状になっている。この
円管状端部はフランジ2にはめ込まれて溶接等によりフ
ランジ2に固定されている。また、フランジ2の鍔側開
口端には図10に示したコンプレッサ102と接続する
ための接続管50がはめ込まれて溶接等によりフランジ
2に固定されている。一方、管壁部1’の右方端部もベ
ローズ形状が形成されておらず円管状になっている。こ
の円管状端部はフランジ3にはめ込まれて溶接等により
フランジ3に固定されている。また、フランジ3の鍔側
開口端には図10に示した配管系104または106と
接続するための接続管51がはめ込まれて溶接等により
フランジ3に固定されている。
【0021】図1、図2と共に図4を参照して、管壁部
1の右方端部と管壁部1’の左方端部は、固定部材であ
る固定リング8の中空円筒部8aに管軸方向に両側から
対向して溶接等により連結されている。従って、接続管
50、フランジ2、管壁部1、固定リング8の中空円筒
部8a、管壁部1’、フランジ3、及び接続管51で冷
媒の流路が形成される。なお、本願においては、接続管
やフランジ等管軸方向に取り付けられた部材は管壁部の
一部とみなすことにする。また、フランジ2側が図10
に示したコンプレッサ102に接続されフランジ3側が
冷媒戻り配管系104や冷媒送り配管系106に接続さ
れて、GHPのヒートサイクルが構成される。
【0022】固定リング8の中空円筒部8aの外壁周囲
には、図5に示す調整用錘6及び7を固定支持するため
の、管軸方向に比較的薄い円柱形状をした支持部8bが
形成されている。支持部8bの直径方向には対向して2
個の締結部8c、8dが設けられている。締結部8cに
は調整用錘6に設けられた穴6aを介して締結具9aが
挿入され、締結部8c及び締結具9aで調整用錘6を挟
み込んで固定リング8に固定している。同様にして、締
結部8dには調整用錘7に設けられた穴7aを介して締
結具9bが挿入され、締結部8d及び締結具9bで調整
用錘7を挟み込んで固定リング8に固定している。な
お、固定リング8の締結部8c、8d及び締結具9a、
9bは調整用錘6、7と管壁部1、1’との間の空隙の
幅を一定に保つように締結されている。締結部8c、8
d及び締結具9a、9bによる締結機構は具体的にはボ
ルト機構やねじ機構等種々の構成をとることができる。
【0023】図1、図2と共に図5を参照して、調整用
錘6、7はそれぞれ管壁部1、1’の管軸に沿って円筒
を2分割したほぼ半円筒形状に形成されている。なお、
図2では、調整用錘6、7は二点鎖線で示している。調
整用錘6、7は、本実施の形態による防振用配管継手の
固有振動数がガスエンジン100やコンプレッサ102
の常用振動域(約15〜250Hz程度)より低い、例
えば9〜10Hzになるように所定の重量に調整されて
いる。本実施の形態では、調整用錘6、7を調整して防
振用配管継手全体の重量を約2.8kgfに設定してい
る。
【0024】固定リング8に調整用錘6と調整用錘7と
を組み付けると、調整用錘6及び調整用錘7の管軸方向
に沿う端辺間に間隙が形成された中空の円筒形状が形成
される。これにより調整用錘6と調整用錘7とで形成さ
れる中空円筒が管壁部1、1’を内包した二重円筒形状
が構成される。また、固定用リング8は、調整用錘6、
7と管壁部1、1’とを管軸方向にそれぞれほぼ等分す
る位置で調整用錘6、7を管壁部1、1’に固定してい
る。
【0025】フランジ2の外側管状部2aの外周囲には
輪帯状に粘弾性体4が接着され、粘弾性体4の輪帯状外
表面に調整用錘6、7の一端部内面側が接着されてい
る。一方、フランジ3の外側管状部3aの外周囲にも輪
帯状に粘弾性体5が接着され、粘弾性体5の輪帯状外表
面に調整用錘6、7の他端部内面側が接着されている。
従って、粘弾性体4及び5を介してフランジ2、3と調
整用錘6、7とは連結されている。これら粘弾性体4、
5は、主としてガスエンジン100及びコンプレッサ1
02の始動から通常運転に至るまでの間、すなわち接続
管50に伝達する振動周波数が0Hzから常用振動域
(15Hz以上)に達するまでの間で、本実施の形態に
よる防振用配管継手の有する固有振動数(例えば9〜1
0Hz)を通過する際の共振のピークを抑えるために設
けられている。ガスエンジン100が回転を開始したば
かりの低回転時には、接続管50から伝達される振動は
管壁部1、1’の管軸方向に変位する振動振幅が大き
い。このときフランジ2、3と調整用錘6、7との間に
設けられた粘弾性体4、5は管軸方向に時間と共に変化
する剪断力を受け、この力に対する粘性抵抗で防振用配
管継手の有する固有振動数の振動振幅のピークを低減さ
せることができる。粘弾性体4、5は、粘性抵抗と弾性
部材の挙動とを併せ持ち、振動による変形を熱エネルギ
に変換して振動を吸収する材料(例えば、3M社製のス
コッチダンプ(3M社の登録商標)等)が用いられてい
る。減衰部材としては上記以外のゴム系の粘弾性体等を
用いることも可能である。
【0026】以上のような構成により、コンプレッサ1
02から接続管50に伝達される振動のうち、防振用配
管継手の固有振動数より高い周波数領域の振動が接続管
51に接続された配管系104、106側に伝達するの
を低減させることが可能になる。
【0027】次に、以上の構成による防振用配管継手の
固有振動数を決定する方法について説明する。ここで、
ベローズ状管壁部1、1’のバネ定数をkf、粘弾性体
4、5の複素バネ定数をkv(1+jη)、調整用錘
6、7および固定リング8、管壁部1、1’さらにその
他の付帯部品の質量を加えた総質量をmとし、接続管5
0より加えられる振動の振幅をvとすると、接続管51
に発生する振動振幅uに関する運動方程式は次式で与え
られる。但し、粘弾性体4、5等の粘性係数は無視して
いる。
【0028】 md2u/dt2+{kf+kv(1+jη)}u=v … 式(1)
【0029】このときの振動伝達率|u/v|は、 |u/v|=[((1+α)2+η2)/{(1+α)2(1−(ω/ωn)22 +η2}]1/2 … 式(2) となる。ここで、 ωn={kv(1+α)/m}1/2、α=kf/kv、
ωは角振動数
【0030】である。上記式(1)に基づき、総質量
m、管壁部1、1’のバネ定数kf、および粘弾性体
4、5の材料を適宜調整し、さらに粘弾性体4、5及び
現実の振動系の有する粘性係数を考慮すれば、接続管5
0に伝達する常用振動域より低い固有振動数を有する振
動系が実現できることが解る。図6は、上記式(1)及
び式(2)に基づいて得られた振動周波数特性を示すグ
ラフである。横軸はリニア表示の振動周波数f(Hz)
を表し、縦軸はログ表示の振動絶縁レベル(20dB/
div)を表している。既に述べたように、総質量m=
2.8kgfで、管壁部1、1’のバネ定数がkf=1
4.1kgf/cmであるとすると、図6に示すように
約7Hzの非減衰固有振動数を有する配管継手を得るこ
とができる。
【0031】次に、図6に示した振動周波数特性を有す
る配管継手に上記スコッチダンプNo.4650のサイ
ズ6mm×2cm2を粘弾性体4、5として用いると、
図7に示す振動周波数特性が得られる。図7において、
横軸はリニア表示の振動周波数f(Hz)を表し、縦軸
はログ表示の振動絶縁レベル(10dB/div)を表
している。図7に示すように、粘弾性体4、5を用いる
ことにより、約40dBあった共振のピークを約5dB
程度まで減衰させることができる。減衰項が入ることに
より、防振用配管継手の減衰固有振動数は高くなり、約
9Hz程度になるが、防振用配管継手の減衰固有振動数
の√2倍以上の振動数(図7における約13Hz以上)
の振動に対して振動絶縁レベルを0dB以下にすること
ができる。
【0032】図8は、図7に示した防振用配管継手の振
動周波数特性を振動伝達率で表したものである。図8に
おいて、横軸はリニア表示の振動周波数f(Hz)を表
し、縦軸は振動伝達率|u/v|を表している。図8に
示すように、粘弾性体4、5を用いることにより、共振
のピークにおける振動伝達率を約1.8程度まで減衰さ
せることができる。また、防振用配管継手の減衰固有振
動数の√2倍以上の振動数(図8における約13Hz以
上)の振動に対して振動伝達率を1以下にすることがで
きる。このようにして本実施の形態による防振用配管継
手によりGHPの配管系への無用な振動伝達を確実に低
減させることができるようになる。
【0033】次に、本実施の形態で示した防振用配管継
手の構造の他の利点について説明する。一般に従来のフ
レキシブル管のベローズ状管壁部は管内部の圧力に応じ
て伸長し、管両端だけが支持・固定されている場合には
管自体が湾曲しようとする。フレキシブル管の固有振動
数を小さくするために管壁部のバネ定数を小さくするに
は管壁部の管長を延ばすことが考えられるが、そうする
と管内部を流れる冷媒による内圧で生じる管壁部の撓み
(バックリング)はさらに大きくなってしまう。そこ
で、本実施の形態による防振用配管継手では、従来より
短い管壁部1、1’を固定リング8を介して連結固定
し、さらに固定リング8に固定された調整用錘6、7を
粘弾性体4、5を介してフランジ2、4に接続すること
により、管壁部両端部及び中点位置の3点で接続して、
管壁部1、1’の管軸方向に直交する方向に作用する変
位をある程度抑えることができる。また、管壁部1、
1’の外周囲に設けられた調整用錘6、7は、管壁部に
巻き付けて管壁部保護及びバックリング防止を図る従来
の網状ブレードと同様の機能も発揮することができる。
このような構成により、管壁部1、1’の伸張を容易に
確実に防止することができるようになる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態による防
振用配管継手を図9を用いて説明する。上記第1の実施
の形態における防振用配管継手が可撓性を有する配管系
の中途に接合される場合には、冷媒による管内壁部に作
用する圧力により管壁部1、1’は管軸方向に伸長し、
フランジ2、3と調整用錘6、7との間の粘弾性体4、
5に剪断力が働く。この剪断力が限界を超えれば調整用
錘6、7と粘弾性体4、5とは分離して継手は破壊す
る。そこで本実施の形態では、第1の実施の形態の図1
及び図2に示した構成に加えて伸縮制御部材を付加して
いる。すなわち、両端のフランジ2、3の外側面にパッ
キン12、13をそれぞれ取り付けて、パッキン12、
13を介して押さえ板10、11を取り付ける。そし
て、両端の押さえ板10、11を複数(本例では4本)
のロッド14によって連結している。管軸方向に順に押
さえ板10、ロッド14、及び押さえ板11を設けた構
造により、管軸方向の伸縮を抑えることができる。従っ
て、管壁部1,1’の内圧の影響による伸長は抑制さ
れ、粘弾性体4、5に働く剪断力が限界を超えることは
なくなるので、可撓性を有する配管系の途中に本実施の
形態による防振用配管継手を接合することが可能とな
る。さらに、予め管壁部1、1’を管軸方向に伸張させ
て引張応力を作用させた状態で両端のフランジ2、3の
外側面の押さえ板10、11をロッド14によって連結
するようにしてもよい。こうすることにより管内に冷媒
が流通して管内圧力が高くなった状態で引張応力との釣
り合いがとれるようになるので、GHP稼働中のロッド
14に無駄な応力を発生させずに済むようになる。
【0035】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態では調整用
錘6、7は管壁部1、1’の管軸方向に2分割されて全
体として筒形状を構成しているが、本発明はこれに限ら
ず、管軸方向に3分割以上で設けられていてもよく、ま
たは、分割せずに一体的に形成された筒形状の調整用錘
を用いることも可能である。また、調整用錘6、7は円
筒状である必要はなく、例えば管軸方向に直交する断面
の形状が四角形状や六角形状等であってももちろんかま
わない。
【0036】また、上記実施の形態では、固定リング8
の両側に同一形状の管壁部1、1’を対向させて接続し
たが、本発明はこれに限らず、複数の固定リング8を用
いて3個以上の管壁部をつなぎ合わせるようにしてもも
ちろんよい。
【0037】また、上記実施の形態では、防振用配管継
手の固有振動数を14Hz〜15Hzに設定した設計事
例で説明しているが、本発明はこれに限らず、調整用錘
6、7の調整等により固有振動数を10Hz以下にする
ことも可能である。また、減衰要素を選択することによ
り共振ピークのレベルをより低減させることも可能であ
る。
【0038】また、上記実施の形態では、エンジンやコ
ンプレッサ等を備えたGHPに本発明を適用した例で説
明したが、本発明はこれに限られず、例えば、圧縮機や
ポンプその他から発生する振動を高圧配管系に伝達させ
ないための種々の防振用配管継手に適用することができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、優れた振
動減衰能力を有する防振用配管継手を実現できる。ま
た、本発明によれば、優れた振動減衰能力と共に高圧使
用に耐え且つ必要な流量が得られる防振用配管継手を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の概略の構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の概略の構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の管壁部の層構造を説明する断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の固定リング8の構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の調整用錘6、7の構造を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の非減衰固有振動数と振動絶縁レベルを示す図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の減衰固有振動数と振動絶縁レベルを示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による防振用配管継
手の減衰固有振動数と振動伝達率を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による防振用配管継
手の概略の構造を示す断面図である。
【図10】GHPの構成を示す図である。
【図11】従来のフレキシブル管の防振性能を示す図で
ある。
【符号の説明】
1、1’ 管壁部 2、3 フランジ 4、5 粘弾性体 6、7 調整用錘 8 固定リング 8a 中空円筒部 8b 支持部 8c、8d 締結部 9a、9b 締結具 10、11 押さえ板 12、13 パッキン 14 ロッド 100 ガスエンジン 102 コンプレッサ 104 冷媒戻り配管系 106 冷媒送り配管系 108 凝縮器 110 蒸発器 112、114 フレキシブル管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 研 東京都荒川区南千住3−28−70−110 (72)発明者 柿迫 栄一 東京都葛飾区堀切8−3−20−206 Fターム(参考) 3H104 JA07 JB02 JC05 JD09 LB01 LB31 LB36 LF16 LG02 MA08 3J048 AA03 AC05 AD06 AD14 AD16 AD20 BF20 EA29

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性が得られるようにベローズ状に形成
    された管壁部を有し、振動源からの振動を低減させるた
    めに前記振動源と配管系との間あるいは前記配管系中に
    挿入される防振用配管継手であって、 低減させるべき前記振動の周波数領域より低い固有振動
    数を有するように前記管壁部に調整用錘が取り付けられ
    ていることを特徴とする防振用配管継手。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防振用配管継手において、 前記固有振動数は、前記振動の周波数領域の振動伝達率
    が1以下となるように設定されていることを特徴とする
    防振用配管継手。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の防振用配管継手に
    おいて、 前記管壁部は、複数層からなる積層構造を有しているこ
    とを特徴とする防振用配管継手。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の防
    振用配管継手において、 前記調整用錘は全体として中空の筒形状を有し、固定部
    材を介して前記管壁部を内包するように前記管壁部に固
    定されることを特徴とする防振用配管継手。
  5. 【請求項5】請求項4記載の防振用配管継手において、 前記調整用錘は、前記管壁部の管軸方向に分割されてい
    ることを特徴とする防振用配管継手。
  6. 【請求項6】請求項4又は5に記載の防振用配管継手に
    おいて、 前記固定部材は、管軸方向に対向する2つの前記管壁部
    を連結する中空筒部を有していることを特徴とする防振
    用配管継手。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか1項に記載の防
    振用配管継手において、 前記固有振動数での振動振幅レベルを低下させる減衰部
    材が付加されていることを特徴とする防振用配管継手。
  8. 【請求項8】請求項7記載の防振用配管継手において、 前記減衰部材は、粘弾性体であることを特徴とする防振
    用配管継手。
  9. 【請求項9】請求項7又は8に記載の防振用配管継手に
    おいて、 前記減衰部材は、前記調整用錘と前記管壁部との間に設
    けられていることを特徴とする防振用配管継手。
  10. 【請求項10】請求項9記載の防振用配管継手におい
    て、 前記減衰部材は、前記管壁部の両端部に設けられている
    ことを特徴とする防振用配管継手。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のいずれか1項に記載
    の防振用配管継手において、 前記管壁部の管軸方向の伸張を抑制する伸張抑制部材を
    備えたことを特徴とする防振用配管継手。
  12. 【請求項12】請求項11記載の防振用配管継手におい
    て、 前記管壁部は、予め伸張されていることを特徴とする防
    振用配管部材。
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