JP2001140812A - 流体式アクチュエータの配管接続構造 - Google Patents

流体式アクチュエータの配管接続構造

Info

Publication number
JP2001140812A
JP2001140812A JP32788099A JP32788099A JP2001140812A JP 2001140812 A JP2001140812 A JP 2001140812A JP 32788099 A JP32788099 A JP 32788099A JP 32788099 A JP32788099 A JP 32788099A JP 2001140812 A JP2001140812 A JP 2001140812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
pipe connection
pin
hole
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32788099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3993351B2 (ja
Inventor
Norihisa Higuchi
典久 樋口
Toshiyuki Yamada
俊之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP32788099A priority Critical patent/JP3993351B2/ja
Publication of JP2001140812A publication Critical patent/JP2001140812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3993351B2 publication Critical patent/JP3993351B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/08Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体配管接続用のコネクタとストッパピン
が、流体圧アクチュエータから不慮の外力によって抜け
ることを防止する。外力やシリンダ内の液圧による負荷
が加わっても、コネクタが傾いて接続孔の内周面をこじ
ったり、シールリングを傷めないようにする。 【解決手段】 コネクタ11の外周に環状溝11eを形
成する。ボス部7の中心軸Oと直交する面上に、配管接
続孔9の内周面をえぐる2本のピン孔13,13を中心
軸Oを挟んで平行に穿設する。両ピン孔13,13の端
部をボス部7の外周面7aに開口する。ピン孔13,1
3にU字状のストッパピン12の軸部12a,12aを
挿通する。軸部12a,12aを配管接続孔9と環状溝
11eの双方に掛け渡して、コネクタ11を回動自在に
抜け止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のブレーキ
やクラッチに用いる液圧マスタシリンダや、車両用ディ
スクブレーキのキャリパ、車両用ドラムブレーキのホイ
ールシリンダ、車両用ブレーキのPバルブやPCVバル
ブ等の液圧コントロールバルブを始め、各種の産業に用
いられる液圧シリンダ等の流体圧アクチュエータに流体
配管を接続する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】液圧式車両用ブレーキの流体圧アクチュ
エータに流体配管を接続する従来技術として、例えば、
特開平9−20225号公報や特開平11−20659
号公報に示されるものがある。
【0003】前者の接続構造は、シリンダボディに突出
するボス部に、一端がシリンダボディ内部のシリンダ孔
と連通し、他端がボス部の座面に開口する配管接続孔を
形成して、該配管接続孔に流体配管の端部に接続したコ
ネクタを嵌挿している。ボス部には切欠き部が座面と一
側部とに開口し、また配管接続孔の内側にはピン孔が周
設されていて、該ピン孔にコネクタを抜け止めするため
にストッパピンが係着される。
【0004】上記ストッパピンは、ピン孔に装着される
リング部と、該リング部の両端から外側へ突出して切欠
き部に係止される一対の脚部とを備えたCリングに形成
され、該脚部をペンチ等で挟んでリング部を縮径させて
ボス部の座面より配管接続孔に挿入し、リング部の外周
側をピン孔に装着すると共に該リング部の内周側をコネ
クタのテーパ面に係着して、脚部を切欠き部に係止する
ことにより、コネクタが回動自在に抜け止めされる。ま
た、ストッパピンの脚部は、先端をボス部の外周面より
も突出させ、突出した脚部をペンチ等で挟んでリング部
を縮径させることによって、容易に取り外しができるよ
うにしている。
【0005】一方、後者の接続構造は、シリンダボディ
のボス部に前者と同様の配管接続孔が形成され、同じく
ボス部に配管接続孔の半径方向線と平行な1本のピン孔
が配管接続孔の内周面をえぐって貫通形成されている。
流体配管と一体のコネクタ部分には2条のフランジが周
設され、該フランジを前記ピン孔の上下に位置させると
共に、該ピン孔にストッパピンを圧入することによっ
て、流体配管のコネクタ部分が配管接続孔に回動可能に
抜け止めされている。
【0006】ところで、車両メーカにおいて車体を組み
立てする際に、車体周りに作業スペースが充分に取れな
い等の理由から、ブレーキやクラッチのメーカが、予め
ブレーキやクラッチと流体圧アクチュエータとを流体配
管で接続して、いわゆるプレフィルド(PRE−FIL
LED)状態で出荷することが行われており、流体圧ア
クチュエータと流体配管との接続に上述の接続構造が用
いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、流体配
管接続用のコネクタは、周方向の回動以外の方向の動き
を規制して流体圧アクチュエータに接続されるため、プ
レフィルド状態での搬送時に、流体圧アクチュエータと
流体配管との接続部に捩れ等のいたずらな外力がかかっ
たり、流体圧アクチュエータを車体に取り付ける際に、
流体圧アクチュエータと車体側とを無理に位置合わせす
るために、流体圧アクチュエータと流体配管との接続部
に内部応力を与えることがある。
【0008】このうち、前者の接続構造では、ストッパ
ピンのリング部の外周側が配管接続孔のピン孔に係合す
るのみで、リング部の上側はコネクタと係合せずに開放
されているため、流体配管に過大な抜け方向の外力が加
わると、コネクタとストッパピンとが緩んでシール性を
損なったり、配管接続孔から外れる虞があった。
【0009】また、後者の接続構造では、1本のストッ
パピンがコネクタ部の一個所に係合しているのみである
ため、接続部に作用する外力や流体圧によってコネクタ
部がストッパピンを支点として傾くことがある。この結
果、コネクタ部が配管接続孔の内周面をこじってこじり
粉が流体に混入したり、コネクタ部と配管接続孔との間
に介装されるシールリングが早期に傷む虞がある。
【0010】そこで本発明は、コネクタに不慮の外力や
液体圧による負荷が加わることがあっても、コネクタの
外れや緩み,こじり粉の混入やシールリングの損耗を有
効に防止することのできる流体式アクチュエータの配管
接続構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1発明では、流体式アクチュエータのシリンダボ
ディにボス部を突設して、該ボス部に前記シリンダボデ
ィ内部のシリンダ孔と連通する配管接続孔を形成し、該
配管接続孔内部に嵌挿した流体配管接続用のコネクタを
ストッパピンにて抜け止めする流体式アクチュエータの
配管接続構造において、前記コネクタの外周に環状溝を
形成し、前記ボス部の中心軸と直交する面上に、前記配
管接続孔の内周面をえぐる2本のピン孔を前記ボス部の
中心軸を挟んで平行に穿設し、両ピン孔の少なくとも一
方の端部をそれぞれ前記ボス部の外周面に開口して、こ
れらピン孔にU字状に形成したストッパピンの軸部を挿
通すると共に、該軸部を前記配管接続孔と環状溝の双方
に掛け渡して前記コネクタを回動自在に抜け止めする。
【0012】また、第2発明では、流体式アクチュエー
タのシリンダボディにボス部を突設して、該ボス部に前
記シリンダボディ内部のシリンダ孔と連通する配管接続
孔を形成し、該配管接続孔内部に嵌挿した流体配管接続
用のコネクタをストッパピンにて抜け止めする流体式ア
クチュエータの配管接続構造において、前記コネクタの
外周に環状溝を形成し、前記ボス部の中心軸と直交する
面上に、前記配管接続孔の内周面をえぐる複数のピン孔
を穿設し、該ピン孔の少なくとも一方の端部を前記ボス
部の外周面に開口して、各ピン孔にそれぞれストッパピ
ンを挿通し、該ストッパピンを前記配管接続孔と環状溝
の双方に掛け渡して前記コネクタを回動自在に抜け止め
すると共に、前記環状溝と前記ストッパピンとの当接部
を、前記環状溝の周方向に等間隔に配設する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の流体圧アクチュエ
ータを、車両のクラッチに用いる液圧マスタシリンダに
適用した各形態例を図面に基づいて説明する。
【0014】図1乃至図3は本発明の第1形態例を示す
もので、図1は液圧マスタシリンダと配管の接続構造を
示す要部断面図、図2は液圧マスタシリンダの断面正面
図、図3は図1のIII−III断面図である。
【0015】クラッチ用の液圧マスタシリンダ1は、車
体に固設される横長のシリンダボディ2に、一端を開口
した有底のシリンダ孔3が設けられ、該シリンダ孔3に
ピストン4が液密かつ移動可能に内挿されると共に、ピ
ストン4とシリンダ孔3の底壁との間に液圧室5が画成
されている。
【0016】ピストン4の後端面には凹部4aが球面状
に形成され、該凹部4aにプッシュロッド6の球面状頭
部6aが収容されていて、プッシュロッド6の基端に連
結されたクラッチペダルを踏み操作すると、プッシュロ
ッド6が液圧マスタシリンダ1方向へ前進し、ピストン
4をシリンダ孔3の底部方向へ押動して、液圧室5内の
作動液を昇圧するようになっている。
【0017】液圧室5の先端側上部にはボス部7が突設
され、該ボス部7には、液圧室5に連通する小径の流体
流通孔8と、ボス部7の座面に開口する大径の配管接続
孔9とが連設されている。配管接続孔9には、クラッチ
の近傍に配設された別途のスレーブシリンダにつながれ
る流体配管10のコネクタ11が嵌挿され、該コネクタ
11を配管接続孔9にストッパピン12を用いて回動可
能に抜け止めしている。
【0018】ボス部7には、その中心軸Oと直交する面
S上に、配管接続孔9の内周面を直線状にえぐる2本の
ピン孔13,13が中心軸Oを挟んで平行に穿設され、
該ピン孔13,13の両端を、ボス部7の外周面7aに
開口させている。
【0019】コネクタ11は、流体配管10を接続する
ための大径部11aと、配管接続孔9に嵌挿される中径
部11bと、流体流通孔8に嵌挿される小径部11cと
を有しており、大径部11aには流体配管10が固定ボ
ルト14を用いて取付けられ、また、中径部11bと小
径部11cの中心軸上には、流体配管10と流体流通孔
8とに連通する連通孔11dが形成されている。中径部
11bの外周には環状溝11eが形成されており、コネ
クタ11を配管接続孔9へ嵌挿した際には、環状溝11
eが配管接続孔9のピン孔13と共にボス部7の中心軸
Oと直交する面S上に配設されるようになっている。
【0020】前記ストッパピン12は、金属製の棒材を
U字状に折曲げて形成したもので、2本の軸部12a,
12aの長さは、ボス部7に形成されたピン孔13,1
3よりも長く形成されており、さらに一方の軸部12a
の端部には、切込み部12bが形成されている。
【0021】コネクタ11は、配管接続孔9と中径部1
1bの底部間にシールリング15を介装して嵌挿され、
該シールリング15によって配管接続孔9と中径部11
bとの間が液密にシールされると共に、液圧室5と流体
流通孔8,連通孔11d,流体配管10とが連通する。
そして、このようにコネクタ11を配管接続孔9に嵌挿
すると、コネクタ11の環状溝11eと配管接続孔9の
ピン孔13,13とが面S上で内外に位置合わせされ、
ピン孔13,13の開口よりストッパピン12の軸部1
2a,12aを挿入することによって、軸部12a,1
2aがピン孔13,13と環状溝11eの双方に掛け渡
され、コネクタ11が配管接続孔9に回動可能に抜け止
めされる。
【0022】ストッパピン12の軸部12a,12aの
先端は、ピン孔13,13よりボス部7の外方へ突出
し、一方の軸部12a先端の切込み部12bに楔を打っ
て切込み部12bを広げることにより、ストッパピン1
2が抜け止めされる。
【0023】上述のように本形態例では、U字状のスト
ッパピン12をボス部2aに形成したピン孔13,13
に挿通するだけで、コネクタ11を簡単に接続すること
ができ、液圧マスタシリンダ1を流体配管10と接続し
たプレフィルド状態で搬送する際に、液圧マスタシリン
ダ1と流体配管10との接続部に不慮の外力が加わって
も、コネクタ11とストッパピン12が正規の接続状態
から傾いたり抜け落ちることがない。
【0024】また、ストッパピン12の軸部12a,1
2aは、ボス部2aの中心軸Oと直交する面上に、中心
軸Oを挟んで平行に挿通され、コネクタ11の環状溝1
1eを軸部12a,12aが均等に支持するので、車体
組付け後の液圧マスタシリンダ1と流体配管10との接
続部に飛石等の不慮の外力が加わったり、作動時に液圧
室5に発生する液圧が作用しても、コネクタ11が傾く
ことを有効に防止できる。これによって、コネクタ11
が配管接続孔9の内周面をこじることがなくなるので、
こじり粉が作動液に混入する虞がなく、さらに、コネク
タ11の傾きによって、シールリング15を早期に損耗
させることもなくなる。
【0025】図4は、本発明の第2形態例を示す配管の
接続構造を示す要部断面図で、ボス部7には、その中心
軸Oと直交する1つの面上に、シリンダ軸方向とこれに
直交する方向に2本ずつのピン孔20,20,21,2
1が、配管接続孔9の内周面を直線状にえぐって穿設さ
れている。ピン孔20,20,21,21の両端は、ボ
ス部7の外周面7aに開口していて、中心軸Oと直交す
る1つの面上での4つのピン孔20,20,21,21
を正方形の井桁を組んだように見せている。
【0026】コネクタ11の外周には、第1形態例と同
様に環状溝11eが形成されており、シリンダ軸と直交
するピン孔21,21と環状溝11eとの組み合わせに
は、第1形態例と同様のU字状のストッパピン12が用
いられ、またシリンダ軸方向のピン孔20,20と環状
溝11eとの組み合わせには、ストッパピン12の軸部
12a,12a間の距離よりも短いストッパピン22,
22が用いられる。
【0027】コネクタ11の接続には、まず2本の短い
ストッパピン22,22をピン孔20,20に挿通し
て、ストッパピン22,22をピン孔20,20と環状
溝11eの中央部に掛け渡し、次いでU字状のストッパ
ピン12の軸部12a,12aをピン孔21,21に第
1形態例と同様に挿通して、軸部12a,12aをピン
孔21,21と環状溝11eの双方に掛け渡す。2本の
短いストッパピン22,22は、U字状ストッパピン1
2の軸部12a,12aの間に配設され、ストッパピン
12の軸部12a,12a及びストッパピン22,22
と、環状溝11eの最奥部との4つの当接部Aが、環状
溝11eの周方向に90度づつ等間隔に位置する。
【0028】U字状のストッパピン12は、一方の軸部
12aの切込み部12bを楔で広げることにより抜け止
めされ、これにより、ストッパピン12の軸部12a,
12aの間に配設されるストッパピン22,22も抜け
止めされる。
【0029】上述のように、本形態例では、ストッパピ
ン12の軸部12a,12a及びストッパピン22,2
2と、環状溝11eとの4つの当接部Aが、環状溝11
eの周方向に等間隔に位置するよう設定されているの
で、コネクタ11をストッパピン12,22,22によ
って均等に支持することができ、第1形態例と同様に、
作動時に液圧室5に発生する液圧や、シリンダボディ2
やボス部7に不慮の外力が作用しても、コネクタ11の
抜けや傾きを有効に防止し、シール性能を良好に保つと
同時に、作動液へのこじり粉の混入やシールリングの早
期損耗をよく防ぐことができる。
【0030】尚、本発明は、第1,第2形態例のように
U字状のストッパピンを用いるものに限らず、ピン孔毎
にストッパピンを用いるようにしてもよい。ストッパピ
ンとピン孔との組み合わせは、2組以上複数組を用いて
もよく、いずれの場合も、ストッパピンと環状溝との当
接部が、環状溝の周方向に等間隔に位置するよう設定す
ればよい。
【0031】また、第2形態例では、ストッパピンと環
状溝との当接部を環状溝の最奥部に設定したが、この当
接部は、環状溝の最奥部よりも開口側に設定してもよ
い。ボス部に穿設するピン孔は、ストッパピンを差し込
む必要から、少なくともいずれか一方の端部をボス部の
外周面に開口させる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明または第
2発明によれば、ストッパピンをボス部のピン孔に挿通
するだけでコネクタを簡単に接続することができ、流体
圧アクチュエータを流体配管と接続したプレフィルド状
態で搬送する際に、流体圧アクチュエータと流体配管と
の接続部に不慮の外力が加わっても、コネクタとストッ
パピンが正規の接続状態から傾いたり抜け落ちることが
ない。
【0033】また、ストッパピンの複数の軸部がコネク
タの外周を均等に支持するので、車体組付け後の流体圧
アクチュエータと流体配管との接続部に飛石等の不慮の
外力が加わったり、作動時に流体圧アクチュエータの液
圧室に発生する液圧が作用しても、コネクタが傾くこと
を有効に防止できる。これによって、コネクタが配管接
続孔の内周面をこじることがなくなるので、こじり粉が
作動液に混入する虞がなく、さらにコネクタの傾きによ
ってシールリングを早期に損耗させることもなくなる。
【0034】さらに第1発明では、U字状のストッパピ
ンを用いることにより、コネクタの着脱作業を簡便行え
るというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1形態例を示すクラッチ用液圧マ
スタシリンダと配管との接続構造を示す要部断面図
【図2】 本発明の第1形態例を示すクラッチ用液圧マ
スタシリンダの断面正面図
【図3】 図1のIII−III断面図
【図4】 本発明の第2形態例を示すクラッチ用液圧マ
スタシリンダと配管との接続構造を示す要部断面図
【符号の説明】
1…液圧マスタシリンダ(本発明の流体圧アクチュエー
タ)、2…シリンダボディ、3…シリンダ孔、4…ピス
トン、5…液圧室、7…ボス部、7a…ボス部7の外周
面、8…流体流通孔、9…配管接続孔、10…流体配
管、11…コネクタ、11e…環状溝、12,22…ス
トッパピン、12a…ストッパピン12の脚部、13,
20,21…ピン孔、15…シールリング、O…ボス部
7の中心軸、A…ストッパピン12,22と環状溝11
eとの当接部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16L 37/14 F16L 27/08 Z 3J106 Fターム(参考) 3D047 BB33 CC17 CC35 JJ01 3H081 BB01 CC01 DD26 DD31 3H104 JA04 JB02 JC06 JD09 KA04 KB20 LF02 3J037 AA08 BB02 JA08 3J057 AA07 BB03 CB03 CB08 DA20 HH01 JJ01 3J106 AB01 BA02 BB01 BC04 EA03 EB05 EC02 EC07 ED33 EE01 EF04 EF05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体式アクチュエータのシリンダボディ
    にボス部を突設して、該ボス部に前記シリンダボディ内
    部のシリンダ孔と連通する配管接続孔を形成し、該配管
    接続孔内部に嵌挿した流体配管接続用のコネクタをスト
    ッパピンにて抜け止めする流体式アクチュエータの配管
    接続構造において、前記コネクタの外周に環状溝を形成
    し、前記ボス部の中心軸と直交する面上に、前記配管接
    続孔の内周面をえぐる2本のピン孔を前記ボス部の中心
    軸を挟んで平行に穿設し、両ピン孔の少なくとも一方の
    端部をそれぞれ前記ボス部の外周面に開口して、これら
    ピン孔にU字状に形成したストッパピンの軸部を挿通す
    ると共に、該軸部を前記配管接続孔と環状溝の双方に掛
    け渡して前記コネクタを回動自在に抜け止めしたことを
    特徴とする流体式アクチュエータの配管接続構造。
  2. 【請求項2】 流体式アクチュエータのシリンダボディ
    にボス部を突設して、該ボス部に前記シリンダボディ内
    部のシリンダ孔と連通する配管接続孔を形成し、該配管
    接続孔内部に嵌挿した流体配管接続用のコネクタをスト
    ッパピンにて抜け止めする流体式アクチュエータの配管
    接続構造において、前記コネクタの外周に環状溝を形成
    し、前記ボス部の中心軸と直交する面上に、前記配管接
    続孔の内周面をえぐる複数のピン孔を穿設し、該ピン孔
    の少なくとも一方の端部を前記ボス部の外周面に開口し
    て、各ピン孔にそれぞれストッパピンを挿通し、該スト
    ッパピンを前記配管接続孔と環状溝の双方に掛け渡して
    前記コネクタを回動自在に抜け止めすると共に、前記環
    状溝と前記ストッパピンとの当接部を、前記環状溝の周
    方向に等間隔に配設したことを特徴とする流体式アクチ
    ュエータの配管接続構造。
JP32788099A 1999-11-18 1999-11-18 流体式アクチュエータの配管接続構造 Expired - Lifetime JP3993351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32788099A JP3993351B2 (ja) 1999-11-18 1999-11-18 流体式アクチュエータの配管接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32788099A JP3993351B2 (ja) 1999-11-18 1999-11-18 流体式アクチュエータの配管接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001140812A true JP2001140812A (ja) 2001-05-22
JP3993351B2 JP3993351B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=18204021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32788099A Expired - Lifetime JP3993351B2 (ja) 1999-11-18 1999-11-18 流体式アクチュエータの配管接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3993351B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021112A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Nissin Kogyo Co Ltd 流体式アクチュエータの配管接続構造
JP2008133690A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 関節部の着脱装置
KR101749385B1 (ko) 2013-11-29 2017-06-20 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 실린더 장치
JP2019173894A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 リューベ株式会社 流体の配管部材

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021112A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Nissin Kogyo Co Ltd 流体式アクチュエータの配管接続構造
JP4574074B2 (ja) * 2001-07-09 2010-11-04 日信工業株式会社 流体式アクチュエータの配管接続構造
JP2008133690A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 関節部の着脱装置
JP4693756B2 (ja) * 2006-11-29 2011-06-01 日立建機株式会社 関節部の着脱装置
KR101749385B1 (ko) 2013-11-29 2017-06-20 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 실린더 장치
JP2019173894A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 リューベ株式会社 流体の配管部材
JP7083153B2 (ja) 2018-03-29 2022-06-10 リューベ株式会社 流体の配管部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP3993351B2 (ja) 2007-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002517682A5 (ja)
CA2354121A1 (fr) Bague de retention axiale d'un flasque sur un disque
JPH0212289B2 (ja)
EP1069332A2 (en) Disk brake with improved caliper
JP2005121174A (ja) 対向ピストン型ディスクブレーキ
JP2001140812A (ja) 流体式アクチュエータの配管接続構造
JPH0657527B2 (ja) エアチャンバ用の単体後部シール
US4613018A (en) Braking caliper for a spot-type disc brake
US7240606B2 (en) Crimped piston to rod joint
JP4574074B2 (ja) 流体式アクチュエータの配管接続構造
JP2785880B2 (ja) ブレーキ装置用マスタシリンダ
JP2003194100A (ja) 圧力発生装置
JP2582115Y2 (ja) マスタシリンダの弁構造
JP4387852B2 (ja) 車両用ディスクブレーキ
ITRM20000345A1 (it) Sistema di ritegno di un cilindro di sterzo sulla scatola ponte in una automobile.
JPH0353951Y2 (ja)
KR19990037103A (ko) 댐퍼 지지구조체
JP2001030890A (ja) センタバルブ型車両用マスタシリンダ
KR200296172Y1 (ko) 차량용 마스터실린더
JPH0411897Y2 (ja)
JPS595272Y2 (ja) 管継手に於ける開閉レバ−取付装置
CN109072999B (zh) 车辆用盘式制动器
WO2000066921A3 (en) Brake quick connect fluid coupling
JP4499951B2 (ja) マスタシリンダ
WO2023242721A1 (en) Brake caliper body and brake caliper

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3993351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term