JP2001140472A - デッキプレート配設装置 - Google Patents

デッキプレート配設装置

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JP2001140472A
JP2001140472A JP32137699A JP32137699A JP2001140472A JP 2001140472 A JP2001140472 A JP 2001140472A JP 32137699 A JP32137699 A JP 32137699A JP 32137699 A JP32137699 A JP 32137699A JP 2001140472 A JP2001140472 A JP 2001140472A
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deck
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plates
arm
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Hideyuki Takada
秀行 高田
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梁上に安全かつ簡単にデッキプレートを敷設
する。 【解決手段】 互いに平行な主梁11,11間を橋絡す
るように複数のデッキプレート2を重畳し、上記デッキ
プレート2の一部に設けられたリブ部2gを把持するデ
ッキプレート把持装置24を設け、重畳された上のデッ
キプレート2から1枚ずつ把持して取上げてから順次移
送して上記主梁11,11間の所定の位置に敷き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物の鉄骨の梁上に予め重畳された複数のデッキプレート
を、上記梁上に敷設するためのデッキプレート配設装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物の鉄骨の梁等
から成る骨組み上にデッキプレートを敷設する作業は、
1つの施工ブロックの必要分毎に梱包されまとめられた
デッキプレートを施工階の所定の場所に予めクレーン等
を用いて揚重しておき、その後作業者が2人1組となっ
て上記デッキプレートを順次上記梁上に敷き込んでいく
方法が採用されている。デッキプレートは、例えば、図
11(a)に示すように、波形断面を有する長尺状の金
属性の板材から成り、中央板2cと、この中央板2cの
両縁に一端が設けられた山部2y,2yと、山部2yの
他端から水平方向に延長された側板2sとを有する。こ
のデッキプレート2は、図11(b)に示すように、施
工ブロックの所定の場所、例えば、2本の互いに平行な
H鋼より成る主梁11,11上に上記主梁11,11間
を橋絡するように積み重ねられている。2人の作業者で
上記デッキプレート2を上記主梁11,11間に敷込む
場合には、それぞれの作業者が上記主梁11,11上に
別れて位置し、各作業者が積み重ねられた上記デッキプ
レート2を上から1枚ずつその両端を持ちながら所定の
場所まで運搬し、上記デッキプレート2を上記平行な主
梁11,11間に敷込むようにしていた。しかしなが
ら、デッキプレート2は、5m以上の長さのものも多
く、デッキプレート2の敷込み作業は幅の狭い鉄骨の主
梁11上で行なうので足場も悪く、更に高所での作業に
なるので危険が伴うものである。
【0003】これを解消するために、複数のデッキプレ
ート2を所定の間隔で上記主梁11,11上に配設する
デッキプレート配設装置が各種開発され、作業性,安全
性向上を図っている。これらは、主梁11,11に対し
て平行に移動する移動手段と、この移動手段の上に設置
された基台と、基台上に搭載された腕部と、この腕部の
先端に設けられたデッキプレート把持装置とより成るも
のである。この把持装置としては、磁石や吸盤を用い
て、デッキプレート2を吸着したり、あるいは腕部の先
端に爪状の挟持部を設け、デッキプレート2の両端を把
持するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらには以下のよう
な問題点があり、すなわち磁石を用いて吸着するタイプ
の欠点は以下である。 デッキプレート2の山部2yの上面が完全なフラット
ではないので、吸着しにくい。 磁力は、引張方向には強いが、摩擦方向は引張方向よ
りは弱いので、デッキプレート2を建て起こすなどの動
作を行う場合、磁力が弱いとデッキプレート2を把持し
ていられない可能性があり、磁力の強い磁石が必要とな
っていた。吸盤を用いて吸着するタイプの欠点として
は、デッキプレート2は、構造上凹凸になっているた
め、フラットな面の幅が狭く、確実に吸着することが難
しい。爪状の挟持部でデッキプレート2の両端を把持す
るタイプの欠点を以下に示す。 挟持部をデッキプレート2の両端に位置決めすること
が難しい。 2枚のデッキプレート2を1度に把持してしまうこと
がある。
【0005】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、コンクリート構造物の鉄骨の梁上に安全
に、簡単にデッキプレートを敷設することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この請求項1に係る発明
は、デッキプレートの一部に設けられたリブ部を把持す
る把持装置を設けたものである。
【0007】この請求項2に係る発明は、上記リブ部
は、上記デッキプレートの長手方向に沿って形成された
ものである。
【0008】この請求項3に係る発明は、上記リブ部
は、くびれ部を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。 実施の形態1.図1ないし図6は、本発明によるデッキ
プレート配設装置の一実施の形態を示す斜視図及び断面
図であり、図11と同じものは同一符号を用いている。
各図において、1は積重ねられたデッキプレート2を、
上のものから1枚づつ取上げて主梁11,11に沿って
所定の位置まで移動した後に、このデッキプレート2を
主梁11,11上に降ろすことで平面状に敷き詰めるデ
ッキプレート配設装置である。上記デッキプレート2は
主梁11,11間を橋絡する如く主梁11,11の上に
配置されるが、主梁11,11を構成する水平板11g
の表面の内縁側11uに配置される如く、その長さ寸法
があらかじめ設定されている。これにより、水平板11
gの表面の外縁側に後述の走行手段20が走行可能とな
っている。デッキプレート2は、従来例で説明したよう
に中央板2cの両側に山部2y,2yを有し、この山部
2y,2yの外側に側板2s,2sを設けて波板状に形
成されるものであるが、上記デッキプレート2には、中
央板2cの中央を上部方向に膨出する如く変形して形成
したリブ部2gがデッキプレート2の長さ方向に沿って
形成される。このリブ部2gは、デッキプレート2の長
さ方向(主梁11,11間方向)に延長する如く設けら
れるもので、中央板2cの中央を上部方向に膨出させ、
しかもその上部側において幅広となるように横方向に張
出す如く成形されて、くびれ部2hを有している。左,
右の側板2sにも、このリブ部2gとほぼ同一構成のリ
ブ部2iが形成されて、デッキプレート2同士を重ねた
ときの上,下方向のバランスが取れるように構成され
る。
【0010】上記デッキプレート配設装置1は、両側の
主梁11の水平板11gの外縁側に沿って走行可能な走
行手段20と、この走行手段20に下端が接続されて、
上,下方向に延長する脚部21,21と、両脚部21,
21の上端間に橋絡された水平枠部22と、この水平枠
部22の中央に設けられた上,下方向のガイド孔22a
と、このガイド孔22aに貫入されて垂下する昇降枠部
23と、昇降枠部23の下端側に取付けられたデッキプ
レート把持装置24とから構成される。
【0011】上記走行手段20は、図2に示すように上
記脚部21が固定される水平板20aに取付けられた走
行用モータ20bと、脱輪防止用の大径の支承輪20c
を外側に有する上車輪20dと、H鋼より成る主梁11
の水平板11gの下面に当接回動する如く設けられた下
車輪20eと、安定輪20mとから構成され、モータ2
0bを回動することで、その動力を動力伝達ギヤ20h
を介して上車輪20dに伝達してこれを回転して、主梁
11の上を前,後方向に走行可能となっている。なお、
下車輪20eは水平板20aに一端が回動自在に取り付
けられて、水平板11gの外縁側方向に回動して、下車
輪20eを水平板11gの下面に当接させる反転アーム
20tの先端に枢着される。
【0012】上記昇降枠部23は上,下方向にスライド
自在となっている。この昇降枠部23は、例えば図3に
示す昇降機構23Aにより上下方向に昇降される。昇降
機構23Aは、昇降枠部23の一側面に縦方向に延長す
る如く設けられたラック23bと、減速ギヤ23cに設
けられたピニオン23dと、上記減速ギヤ23cを回動
させるモータ23eとから構成される。モータ23eを
回転させることで、減速ギヤ23cを介してピニオン2
3dを回転させて、ラック23bを上,下方向に移動さ
せて、昇降枠部23をガイド孔22a中で上,下にスラ
イドする。
【0013】デッキプレート把持装置24は、昇降枠部
23の下端に固定されて、前,後方向(デッキプレート
2の幅方向)に延長する水平板から成る保持フレーム2
4aと、この保持フレーム24aの下面中央側に取付け
られた逆U字状のブラケット24bと、このブラケット
24bの両側の側板24c,24cに軸24d,24d
を介して枢着された揺動板24e,24eと、この2個
の揺動板24e,24eの下端の両面に取付けられた把
持チャック部24f,24fと、上記保持フレーム24
aの下面に2個取り付けられ、かつロッド24g,24
gの先端が上記揺動板24e,24eの上部側に枢着さ
れた駆動シリンダ24h,24hと、保持フレーム24
aの両端下面より下方向に突出するデッキ押えシリンダ
24i,24iと、押えセンサ24j,24jと、側板
24c,24cの下部側に、外側にはみ出すように回動
自在に枢着されたガイドローラ24m,24mより成
る。上記軸24dは揺動板24e,24eの上,下方向
中央に、側板24c,24c方向に突出する如く設けら
れ、側板24c,24cに回動自在に取付けられて、揺
動板24e,24eを前,後方向に揺動自在に支持する
ものである。揺動板24e,24eの対向間隔は、リブ
部2gの幅とほぼ等しい寸法に設定される。上記把持チ
ャック部24f,24fは、上記くびれ部2h内に係合
する如く、くびれ部2h,2h方向に突出している。上
記ロッド24gを駆動シリンダ24hより突出させるこ
とにより、揺動板24eが軸24dを中心として下側が
開くことになり、把持チャック部24fがくびれ部2h
より離間して係合がはずれる。ロッド24gを後退させ
ることにより、以上とは逆に把持チャック部24fをく
びれ部2hに係合できる。ガイドローラ24mは側板2
4cが下降するときに、山部2y,2yの内側の傾斜面
に接してスライドして、デッキプレート2とデッキプレ
ート配設装置1との間の前,後方向の位置調整を行う。
押えセンサ24jは、デッキプレート把持装置24が下
降されたときに山部2yに接触してストップ信号を出力
して、下降を停止するものである。デッキ押えシリンダ
24iは、ロッドの下端が両側の山部2yの上面に当接
することにより、デッキプレート2の上,下方向の揺れ
を防止するものである。
【0014】以上の構成において、図6に示すように梁
の一端側の上に積重ね状態にあるデッキプレート2を上
のものから取上げるには、まず図6(a)に示す如く、
把持チャック部24fがリブ部2gの直上に対応する如
くデッキプレート配設装置1を主梁11に沿って運転し
て位置調整をする。この場合、把持チャック部24fは
互いに開いた状態とする。つぎに、図6(b)に示す如
く昇降枠部23を下降させる。ここで、押えセンサ24
jが山部2yの上面に接触することでストップすること
でストップ信号が出力されて、昇降枠部23の下降が停
止される。この停止位置では、丁度把持チャック部24
fがくびれ部2hに対応するものである。ここで、駆動
シリンダ24hを駆動することにより、図6(c)に示
す如くロッド24gを一定ストローク後退させ、把持チ
ャック部24fをくびれ部2hに係合させてリブ部2g
を把持する。つぎに、図6(d)に示すようにデッキ押
えシリンダ24iのロッドを突出させてロッド先端で山
部2yの上面を押圧することにより、デッキプレート2
の山部2y側を中心とする上,下方向のぐらつきを抑え
る。つぎに、図6(e)に示すように昇降枠部23を上
方向に移動させることにより、把持チャック24fでリ
ブ部2gを把持し、かつデッキプレート2の左,右の山
部2yの上面を押えて安定を保ったまま、最上部のデッ
キプレート2を取上げることができる。つぎにデッキプ
レート配設装置1を走行させて所定の位置まで移送して
停止させた後、昇降枠部23を下降させ、デッキプレー
ト2が主梁11の上に載置された後に、把持チャック部
24fを開いてリブ部2gを解放することにより、主梁
11の所定位置への一枚のデッキプレート2の敷き込み
が完了する。デッキプレート配設装置1をもとの位置ま
で走行させ、最上部のデッキプレート2を把持後に取り
上げて、上記の敷き込まれたデッキプレート2の隣りの
位置(積み重ねられたデッキプレート2側)に停止後、
このデッキプレート2を降して解放する。このような動
作を繰返すことで敷き込みが可能となる。このように、
リブ部2gをデッキプレート2に設けて、リブ部2gの
くびれ部2hを把持チャック部24fで把持すること
で、デッキプレート2を高い信頼性を有して取上げて、
所定位置に敷き込むことができる。
【0015】実施の形態2.図7ないし図10は本発明
によるデッキプレート配設装置の他の実施の形態を示す
斜視図及び断面図であり、図11と同じものは同一符号
を用いている。各図において、40はデッキプレート配
設装置であり、通常2台配置されるもので、このデッキ
プレート配設装置40は主梁11,11間に2台平行に
位置され、両端が主梁11a,11aに接続された小梁
12,12の上を走行して敷込みを行うものである。な
お、110は主梁11,11,11a,11aの端部が
接続される柱である。積重ね状態のデッキプレート2は
クレーン等で主梁11,小梁12の端部側にこれらを橋
絡する如く載置され、デッキプレート配設装置40,4
0で上のものから1枚づつ取上げられた後、主梁11,
小梁12の反対側の端部からデッキプレート2方向に敷
込まれる。上記デッキプレート配設装置40は、図9に
示す如く前述した走行手段20とほぼ同一の構成の走行
手段41により前,後方向に移送される。なお、上記走
行手段41は水平板20aの左,右に上車輪20d,反
転アーム20t及び下車輪20eを有し、これ等左,右
の上車輪20d,反転アーム20t及び下車輪20eに
より小梁12の水平板12gの上面の左,右両縁側に沿
って走行する。上記デッキプレート配設装置40は図8
に示すように水平板20aの一端より立上る立上り枠4
0aと、この立上り枠40aの上端と、水平板20aの
他端との間に連結されたU字状の傾斜部材40bと、こ
の傾斜部材40bの傾斜上側に設けられた2枚の軸受板
40j,40jとこれ等軸受板40j,40j間に取付
けられた水平軸40cと、この水平軸40cに一端が枢
着されて、走行手段41の進行の前,後方向に回動自在
となり、ほぼ中央が幾分折曲された第1アーム40d
と、この第1アーム40dの先端に取付けられた軸40
eと、この軸40eに一端が枢着された第2アーム40
fとから構成される。上記第2アーム40fの先端は図
5に示すデッキプレート把持装置24の保持フレーム2
4aの上面中央側に固着される。上記第1アーム40d
は、図10に示すように積重ね状態によるデッキプレー
ト2側から、その反対側を向くように回動可能となり、
また第2アーム40fは第1アーム40dの先端側にお
いて、第1アーム40dの回動方向にほぼ180度反転
自在となっている。上記第1アーム40dは例えばモー
タ40iで駆動されるギヤ機構40mで回動され、また
第2アーム40fはモータ40nで回動されるギヤ機構
40sで回動されるように構成してもよい。図8におい
て、40tはモータ40i,40nを駆動するコントロ
ールボックスであり、図外のリモートコントロールスイ
ッチからの操作信号にもとづきモータ40i,40n,
23e,駆動シリンダ24h等を制御する。
【0016】以上の構成によれば、図7,図8に示す如
く積重ね状態によるデッキプレート2までデッキプレー
ト配設装置40が近づいて、図10に示す如く第1アー
ム40dをこのデッキプレート2方向に回動させ、第2
アーム40fもその下部が下向きとなるように回動させ
て、第1アーム40dを徐々に下降させるように回動す
る。押えセンサ24jが山部2yの上面に接触すること
でストップ信号が出力されて、第1アーム40dの下降
が停止される。駆動シリンダ24hを駆動することによ
り、ロッド24gを一定ストローク後退させ、把持チャ
ック部24fをくびれ部2hに係合させてリブ部2gを
把持する。つぎに、デッキ押えシリンダ24iのロッド
を突出させてロッド先端で山部2yの上面を押圧するこ
とにより、デッキプレート2の山部2y側を中心とする
上,下方向のぐらつきを抑える。つぎに、第1アーム4
0dを上方向に回動させ、かつ第2アーム40fを反転
させることにより、把持チャック24fでリブ部2gを
把持し、かつデッキプレート2の左,右の山部2yの上
面を押えて安定を保ったまま、最上部のデッキプレート
2を取上げてから、反対方向に一回転することができ
る。つぎにデッキプレート配設装置40を積み重ね状態
のデッキプレート2とは反対方向に走行させて所定の位
置まで移送して停止させた後、第1アーム40dを下方
向に回動させ、デッキプレート2が主梁11の上に載置
された後に、把持チャック部24fを開いてリブ部2g
を解放することにより、デッキプレート2の所定位置へ
の敷き込みが完了する。このように、リブ部2gをデッ
キプレート2に設けて、リブ部2gのくびれ部2hを把
持チャック部24fで把持することで、デッキプレート
2を高い信頼性を有して取上げて、所定位置に敷き込む
ことができる。
【0017】なお、上記主梁11,11が設けられた柱
110,110に、主梁11,11に平行になるように
綱を架設し、この綱に沿って走行手段20,41を走行
させてもよい。また、走行手段20,41は小梁12の
下側を走行してもよく、これは小梁12の下側の水平板
12gを上車輪20dと下車輪20eとで挟むようにし
て前,後に走行するように構成すればよく、図示はしな
いが図7を上,下を逆さまにしたような構成となる。ま
た、主梁11の下側を走行するようにしてもよい。ま
た、デッキプレート把持装置24は走行手段20,41
から吊り下げるように支持してもよい。また、既にデッ
キプレート2が敷設された部分に走行手段20,41を
設置し、この上に伸縮可能なアームの先端にデッキプレ
ート把持装置24を設け、デッキプレート2が敷設され
た部分を拡張するようにして、デッキプレート2を敷き
込むようにしてもよい。また、デッキプレート2を敷設
したい階よりも下階に走行手段20,41を設置し、昇
降可能なアームの先端にデッキプレート把持装置24を
設け、デッキプレート2を敷設する階にデッキプレート
把持装置24を上昇させて、デッキプレート2を敷き込
むようにしてもよい。これらの伸縮,昇降手段として
は、ラックギヤ,ピニオンギヤ機構やピストン,シリン
ダ機構を用いればよい。また、デッキプレート把持装置
24をクレーンから吊り下げてデッキプレート2を敷き
込むようにしてもよい。このようにデッキプレート把持
装置24は、様々な形態のものに取り付けることができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、デッキプレートの一部に設けられたリブ部を把持す
る把持装置を設けたので、安全かつ簡単にデッキプレー
トを敷設することができる。
【0019】第2の発明によれば、上記リブ部は、上記
デッキプレートの長手方向に沿って形成されたので、デ
ッキプレートを高い信頼性を有して取上げて、所定位置
に敷き込むことができる。
【0020】第3の発明によれば、上記リブ部は、くび
れ部を有するので、デッキプレートを高い信頼性を有し
て取上げて、所定位置に敷き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】 この発明の一実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】 この発明の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図4】 この発明の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】 この発明の一実施の形態を示す側面図であ
る。
【図6】 この発明の一実施の形態を示す側面図であ
る。
【図7】 この発明の一実施の形態を示す平面図であ
る。
【図8】 この発明の他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図9】 この発明の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図10】 この発明の他の実施の形態を示す側面図で
ある。
【図11】 従来例を示す簡略図である。
【符号の説明】
2 デッキプレート、2y 山部、2g リブ部、2h
くびれ部、11,11a 主梁、12 小梁、24
デッキプレート把持装置、24f 把持チャック部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の互いに平行な梁上に上記梁間を橋
    絡するように重畳された複数のデッキプレートを上のも
    のから1枚ずつ把持してから取上げて、このデッキプレ
    ートを順次移送して上記梁間の所定の位置に敷き込むデ
    ッキプレート配設装置において、上記デッキプレートの
    一部に設けられたリブ部を把持する把持装置を設けたこ
    とを特徴とするデッキプレート配設装置。
  2. 【請求項2】 上記リブ部は、上記デッキプレートの長
    手方向に沿って形成されたことを特徴とする請求項1に
    記載のデッキプレート配設装置。
  3. 【請求項3】 上記リブ部は、くびれ部を有することを
    特徴とする請求項1に記載のデッキプレート配設装置。
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