JP2001140404A - 異形棒鋼の継手 - Google Patents

異形棒鋼の継手

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JP2001140404A
JP2001140404A JP32468999A JP32468999A JP2001140404A JP 2001140404 A JP2001140404 A JP 2001140404A JP 32468999 A JP32468999 A JP 32468999A JP 32468999 A JP32468999 A JP 32468999A JP 2001140404 A JP2001140404 A JP 2001140404A
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Japan
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deformed steel
joint
steel bar
irregularities
steel bars
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Yasuo Imamura
保夫 今村
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IMAMURA SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一対の半割り筒状部材を突き合わせ、それを緊
締バンドで止めるだけで異形棒鋼の接続作業が極めて迅
速に行なえるとともに、異形棒鋼の保持を確実に行なう
ことが可能な異形棒鋼の継手を提供することを目的とす
るものである。 【解決手段】継手部材が周面に凹凸を形成された2本の
異形棒鋼の突き合わせ部分に取り付けられる一対の半割
り筒状部材を備え、かつ半割り筒状部材が上記異形棒鋼
の凹凸に係合する凹凸を内周面に形成され、外周面には
所定幅の周溝をその長さ方向に対して複数形成されてお
り、この周溝内を移動できる幅の緊締バンドを周溝内に
取り付けたことを特徴とする異形棒鋼の継手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異形棒鋼の接続
作業が極めて迅速に行なえるとともに、異形棒鋼表面の
凹凸の配列がずれていてもずれを吸収して難なく対応す
ることができ、かつ異形棒鋼の保持を確実に行なうこと
が可能な異形棒鋼の継手を提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の異形棒鋼の接続手段とし
ては次のような方法が知られている。 A)連結しようとする異形棒鋼の側面を重ね合わせるよ
うにして保持し、これをワイヤ等で結束するようにした
もの。 B)連結しようとする異形棒鋼の端面を突き合わせるよ
うにして保持し、これを加熱しながら圧接するようにし
たもの。 しかしながら、A)の方法は結束作業に手間がかかる
上、強度や耐久性の面でも不満が残るという欠点があっ
た。またB)の方法は得た異形棒鋼の連結部分において
溶着の際に組織が変化してしまい、金属疲労やその他の
負荷がかかると当該部分に割れ等が生じやすいという問
題があった。
【0003】そこでカップラを用いた異形棒鋼の接続手
段が採用されてきており、次のような種々の機構が知ら
れている。 a)異形棒鋼として表面に雄ねじを形成したものを用
い、この雄ねじ付きの異形棒鋼を筒状のカップラにねじ
込むようにしたもの(実公昭60−18497号公報参
照)。 b)異形棒鋼を半割り筒状部材からなるカップラで挟み
付け、カップラ表面に設けた雄ねじに筒状の継手部材を
ねじ付けるようにしたもの(登録実用新案第30555
42号公報参照)。 c)異形棒鋼を半割り筒状部材からなるカップラで挟み
付け、カップラの両端外周に設けたテーパ面にテーパリ
ングを押し込むようにしたもの(実開昭59−3392
2号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、一対の半
割り筒状部材を突き合わせ、それを緊締バンドで止める
だけで異形棒鋼の接続作業が極めて迅速に行なえるとと
もに、異形棒鋼の保持を確実に行なうことが可能な異形
棒鋼の継手を提供することを目的とするものである。
【0005】またこの発明は、異形棒鋼の表面に形成さ
れた凹凸のピッチが上下でずれていても、異形棒鋼表面
の凹凸の配列のずれを吸収して難なく対応することがで
き、かつ一対の半割り筒状部材を保持するための緊締バ
ンドの取り付けをも無理なくかつ確実に行なうことがで
きる異形棒鋼の継手を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の異形棒鋼の継
手は、継手部材が周面に凹凸を形成された2本の異形棒
鋼の突き合わせ部分に取り付けられる一対の半割り筒状
部材を備え、かつ半割り筒状部材が上記異形棒鋼の凹凸
に係合する凹凸を内周面に形成され、外周面には所定幅
の周溝をその長さ方向に対して複数形成されており、こ
の周溝内を移動できる幅の緊締バンドを周溝内に取り付
けたことを特徴とするものである。
【0007】この発明の異形棒鋼の継手は、継手部材が
周面に凹凸を形成された2本の異形棒鋼の突き合わせ部
分に取り付けられる一対の半割り筒状部材を備え、この
半割り筒状部材が異形棒鋼の突き当て部を介して放射状
に配設されており、かつ半割り筒状部材が上記異形棒鋼
の凹凸に係合する凹凸を内周面に形成したことを特徴と
するものである。
【0008】この発明の異形棒鋼の継手は、継手部材が
周面に凹凸を形成された2本の異形棒鋼の突き合わせ部
分に取り付けられる一対の半割り筒状部材を備え、この
半割り筒状部材が異形棒鋼の突き当て部を介して放射状
に配設されており、半割り筒状部材が上記異形棒鋼の凹
凸に係合する凹凸を内周面に形成され、かつ外周面には
所定幅の周溝をその長さ方向に対して複数形成されてお
り、この周溝内を移動できる幅の緊締バンドを周溝内に
取り付けたことを特徴とするものである。
【0009】この発明の異形棒鋼の継手は、上記周溝
が、少なくとも半割り筒状部材の長さ方向の両端に形成
されていることを特徴とするものである。
【0010】この発明の異形棒鋼の継手は、上記緊締バ
ンドが、一対の半割り円弧状部材からなり、その両端を
ボルト・ナットで固定されていることを特徴とするもの
である。
【0011】この発明の異形棒鋼の継手は、上記ナット
および/またはワッシャが、回転防止用角形部品からな
ることを特徴とするものである。
【0012】この発明によれば、一対の半割り筒状部材
を突き合わせ、それを緊締バンドで止めるだけで異形棒
鋼の接続作業が極めて迅速に行なえるとともに、異形棒
鋼の保持を確実に行なうことが可能な異形棒鋼の継手を
提供することができるようになった。
【0013】しかも、異形棒鋼の曲げ加工を不要とする
ことができるので、異形棒鋼の接続作業が迅速に行なえ
ることはもちろん、異形棒鋼の曲げ加工による強度の低
下をなくすことができて、強度の面でも非常に良好な結
果を得ることができる異形棒鋼の継手を提供することが
できるようになった。
【0014】またこの発明によれば、異形棒鋼の表面に
形成された凹凸のピッチが上下でずれていても、異形棒
鋼表面の凹凸の配列のずれを吸収して難なく対応するこ
とができ、かつ一対の半割り筒状部材を保持するための
緊締バンドの取り付けをも無理なくかつ確実に行なうこ
とができる異形棒鋼の継手を提供することができるよう
になった。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の異形棒鋼の継手
の実施の形態を、図面に基づいて詳細の説明する。図1
は異形棒鋼に取り付ける半割り筒状部材を開いた状態の
斜視図、図2は半割り筒状部材を突き合わせて異形棒鋼
を保持し、半割り筒状部材の周溝に緊締バンドを取り付
けて一対の半割り筒状部材を固定する状態を示す正面
図、図3は緊締バンドの平面図、図4は一対の半割り筒
状部材を固定した状態の1例を示す側面図、図5は一対
の半割り筒状部材を固定した状態の他の例を示す側面図
である。
【0016】図1において、1は異形棒鋼で、周方向に
形成された複数の突条2のピッチが、その縦断面の上下
において異形棒鋼1の長さ方向にずれた状態において、
所定の間隔で形成された凹凸を備えている。そして上下
突条2の連結部分には、異形棒鋼1の長さ方向に沿った
リブ3が形成されている。
【0017】図中4は、上記異形棒鋼1に取り付ける一
対の半割り筒状部材であり、半割り筒状部材4は上記異
形棒鋼1の凹凸に係合する凹凸、ずなわち凹溝5を内周
面に所定間隔で形成されている。またその外周面には、
所定幅の周溝6をその長さ方向に対して複数形成されて
いる。
【0018】これら一対の半割り筒状部材4は、その分
割された面を突き合わせるようにして、端部を突き合わ
せた状態の一対の異形棒鋼1にまたがってその外周には
め込まれ、それぞれの凹凸を互いに噛み合わせて保持さ
れる。すなわち、異形棒鋼1の円弧状の突条2に半割り
筒状部材4の凹溝5をはめ込むようにして取り付けられ
る。
【0019】その後、図2および図3に示すように、半
割り筒状部材4外周に設けた周溝6内に、周溝6の幅よ
りも狭い幅の緊締バンド7を取り付ける。そして、緊締
バンド7の両側に設けた固定部8をボルト・ナットを取
り付けて固定することにより、一対の半割り筒状部材4
を異形棒鋼1の外周に強固に取り付けるものである。上
記においてボルト9およびナット10は、それぞれ角形
のワッシャ11を介して上記固定部8に取り付けられる
が、ナット10としては角ナットが用いられている。こ
の角ナットは、ボルト9で固定部8に強固に固定するだ
けでなく、緊締バンド7の固定部8側の端部の浮き上が
りを防止することができるので有意義である。
【0020】上記緊締バンド7の幅は、図4に示すよう
に、半割り筒状部材4の外周面に設けた周溝6内を幅方
向に移動できる寸法からなるものであり、周溝6内であ
れば緊締バンド7の取り付け位置は適宜決定することが
できる。
【0021】したがって異形棒鋼1の突条2のピッチの
ずれが、異形棒鋼1の製品によって異なってきた場合で
あっても、図5のように、一対の半割り筒状部材4の位
置をその上下においてずらすことにより、上記ピッチの
ずれを吸収することができる。その際、周溝6の位置も
上下において異なってくるが、上述のように緊締バンド
7の幅は、周溝6内を幅方向に移動できる寸法からなる
ものであり、周溝6内であれば緊締バンド7の取り付け
位置は適宜決定することができるため、周溝6の位置も
同様に吸収することができるのである。
【0022】図6ないし図11は、この発明の異形棒鋼
の継手を異形棒鋼の軸線に沿って突き合わせる、上記直
線状の継手以外のものに適用した例を示すものである。
すなわち、図6の実施例はエルボ型の継手を示し、所定
の曲率のR部分21は中実に形成されており、その両端
の直線部分にはそれぞれ半割り筒状部22が形成されて
いる。23は、上記半割り筒状部22に組み合わせて筒
状をなす半割り筒状部材である。
【0023】図7の実施例はT字型の継手を示し、T字
の連結部分31は中実に形成されており、各端部の直線
部分にはそれぞれ半割り筒状部32が形成されている。
そして33は、上記半割り筒状部22に組み合わせて筒
状をなす半割り筒状部材である。
【0024】図8の実施例は十字型の継手を示し、十字
の連結部分41は中実に形成されており、各端部の直線
部分にはそれぞれ半割り筒状部42が形成されている。
そして43は、上記半割り筒状部42に組み合わせて筒
状をなす半割り筒状部材である。
【0025】図9の実施例は十字型の継手の構成する面
に直角に、さらに継手部材を突設した例を示し、各連結
部分51は中実に形成されており、各端部の直線部分に
はそれぞれ半割り筒状部52が形成されている。そして
53は、上記半割り筒状部52に組み合わせて筒状をな
す半割り筒状部材である。
【0026】図10の実施例はT字型の継手の構成する
面の片側に直角に、さらに継手部材を突設した例を示
し、各連結部分61は中実に形成されており、各端部の
直線部分にはそれぞれ半割り筒状部62が形成されてい
る。そして63は、上記半割り筒状部62に組み合わせ
て筒状をなす半割り筒状部材である。
【0027】図11の実施例は十字型の継手の構成する
面の両側に直角に、さらに継手部材を突設した例を示
し、各連結部分71は中実に形成されており、各端部の
直線部分にはそれぞれ半割り筒状部72が形成されてい
る。そして73は、上記半割り筒状部72に組み合わせ
て筒状をなす半割り筒状部材である。
【0028】なお図示はしないが、図6ないし図11の
実施例でも、半割り筒状部22〜および半割り筒状部材
23〜内周側の異形棒鋼の凹凸に対応する凹凸や、半割
り筒状部22〜および半割り筒状部材23〜の外周上の
周溝は、それぞれ上記実施例のものと同様に形成されて
いる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、一対の半割り筒状部
材を突き合わせ、それを緊締バンドで止めるだけで異形
棒鋼の接続作業が極めて迅速に行なえるとともに、異形
棒鋼の保持を確実に行なうことが可能な異形棒鋼の継手
を提供することができるようになった。
【0030】しかも、異形棒鋼の曲げ加工を不要とする
ことができるので、異形棒鋼の接続作業が迅速に行なえ
ることはもちろん、異形棒鋼の曲げ加工による強度の低
下をなくすことができて、強度の面でも非常に良好な結
果を得ることができる異形棒鋼の継手を提供することが
できるようになった。
【0031】またこの発明によれば、異形棒鋼の表面に
形成された凹凸のピッチが上下でずれていても、異形棒
鋼表面の凹凸の配列のずれを吸収して難なく対応するこ
とができ、かつ一対の半割り筒状部材を保持するための
緊締バンドの取り付けをも無理なくかつ確実に行なうこ
とができる異形棒鋼の継手を提供することができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】異形棒鋼に取り付ける半割り筒状部材を開いた
状態の斜視図である。
【図2】半割り筒状部材を突き合わせて異形棒鋼を保持
し、半割り筒状部材の周溝に緊締バンドを取り付けて一
対の半割り筒状部材を固定する状態を示す正面図であ
る。
【図3】緊締バンドの平面図である。
【図4】一対の半割り筒状部材を固定した状態の1例を
示す側面図である。
【図5】一対の半割り筒状部材を固定した状態の他の例
を示す側面図である。
【図6】この発明の異形棒鋼の継手としてのエルボ型の
継手を示す概略図である。
【図7】この発明の異形棒鋼の継手としてのT字型の継
手を示す概略図である。
【図8】この発明の異形棒鋼の継手としての十字型の継
手を示す概略図である。
【図9】この発明の異形棒鋼の継手としての十字型の継
手の構成する面に直角に、さらに継手部材を突設した例
を示す概略図である。
【図10】この発明の異形棒鋼の継手としてのT字型の
継手の構成する面の片側に直角に、さらに継手部材を突
設した例を示す概略図である。
【図11】この発明の異形棒鋼の継手としての十字型の
継手の構成する面の両側に直角に、さらに継手部材を突
設した例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 異形棒鋼 2 突条 3 リブ 4 半割り筒状部材 5 凹溝 6 周溝 7 緊締バンド 8 固定部 9 ボルト 10 ナット 11 ワッシャ 21 R部分 22 半割り筒状部 23 半割り筒状部材 31 連結部分 32 半割り筒状部 33 半割り筒状部材 41 連結部分 42 半割り筒状部 43 半割り筒状部材 51 連結部分 52 半割り筒状部 53 半割り筒状部材 61 連結部分 62 半割り筒状部 63 半割り筒状部材 71 連結部分 72 半割り筒状部 73 半割り筒状部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月6日(1999.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図中4は、上記異形棒鋼1に取り付ける
所望の強度を有する金属材料をもって鋳造した、例えば
鉄やアルミのダイキャスト製品等からなる一対の半割り
筒状部材であり、半割り筒状部材4は上記異形棒鋼1の
凹凸に係合する凹凸、ずなわち凹溝5を内周面に所定間
隔で形成されている。またその外周面には、所定幅の周
溝6をその長さ方向に対して複数形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】その後、図2および図3に示すように、半
割り筒状部材4外周に設けた周溝6内に、周溝6の幅よ
りも狭い幅の帯鋼等からなる緊締バンド7を取り付け
る。そして、緊締バンド7の両側に設けた固定部8をボ
ルト・ナットを取り付けて固定することにより、一対の
半割り筒状部材4を異形棒鋼1の外周に強固に取り付け
るものである。上記においてボルト9およびナット10
は、それぞれ角形のワッシャ11を介して上記固定部8
に取り付けられるが、ナット10としては角ナットが用
いられている。この角ナットは、ボルト9で固定部8に
強固に固定するだけでなく、緊締バンド7の固定部8側
の端部の浮き上がりを防止することができるので有意義
である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月14日(1999.12.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図中4は、上記異形棒鋼1に取り付ける
所望の強度を有する金属材料をもって鋳造した、例えば
鉄やアルミのダイキャスト製品、あるいは鍛造品等から
なる一対の半割り筒状部材であり、半割り筒状部材4は
上記異形棒鋼1の凹凸に係合する凹凸、ずなわち凹溝5
を内周面に所定間隔で形成されている。またその外周面
には、所定幅の周溝6をその長さ方向に対して複数形成
されている。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手部材が周面に凹凸を形成された2本
    の異形棒鋼の突き合わせ部分に取り付けられる一対の半
    割り筒状部材を備え、かつ半割り筒状部材が上記異形棒
    鋼の凹凸に係合する凹凸を内周面に形成され、外周面に
    は所定幅の周溝をその長さ方向に対して複数形成されて
    おり、この周溝内を移動できる幅の緊締バンドを周溝内
    に取り付けたことを特徴とする異形棒鋼の継手。
  2. 【請求項2】 継手部材が周面に凹凸を形成された2本
    の異形棒鋼の突き合わせ部分に取り付けられる一対の半
    割り筒状部材を備え、この半割り筒状部材が異形棒鋼の
    突き当て部を介して放射状に配設されており、かつ半割
    り筒状部材が上記異形棒鋼の凹凸に係合する凹凸を内周
    面に形成したことを特徴とする異形棒鋼の継手。
  3. 【請求項3】 継手部材が周面に凹凸を形成された2本
    の異形棒鋼の突き合わせ部分に取り付けられる一対の半
    割り筒状部材を備え、この半割り筒状部材が異形棒鋼の
    突き当て部を介して放射状に配設されており、半割り筒
    状部材が上記異形棒鋼の凹凸に係合する凹凸を内周面に
    形成され、かつ外周面には所定幅の周溝をその長さ方向
    に対して複数形成されており、この周溝内を移動できる
    幅の緊締バンドを周溝内に取り付けたことを特徴とする
    異形棒鋼の継手。
  4. 【請求項4】 周溝が、少なくとも半割り筒状部材の長
    さ方向の両端に形成されている請求項1ないし3のいず
    れかに記載の異形棒鋼の継手。
  5. 【請求項5】 緊締バンドが、一対の半割り円弧状部材
    からなり、その両端をボルト・ナットで固定される請求
    項1または3に記載の異形棒鋼の継手。
  6. 【請求項6】 ナットおよび/またはワッシャが、回転
    防止用角形部品からなる請求項5に記載の異形棒鋼の継
    手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5630554B1 (ja) * 2013-10-31 2014-11-26 有限会社今村精工 異形棒鋼の継手構造の形成方法
CN112127550A (zh) * 2020-09-22 2020-12-25 湖南汇渠建筑科技有限公司 一种装配式建筑构件钢筋连接套筒组件

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