JP2001139906A - 特に窓のフランジを遮蔽するための粘着テープ - Google Patents

特に窓のフランジを遮蔽するための粘着テープ

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JP2001139906A
JP2001139906A JP2000319342A JP2000319342A JP2001139906A JP 2001139906 A JP2001139906 A JP 2001139906A JP 2000319342 A JP2000319342 A JP 2000319342A JP 2000319342 A JP2000319342 A JP 2000319342A JP 2001139906 A JP2001139906 A JP 2001139906A
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ニコライ・ベーム
Siegfried Krupke
ジークフリート・クルプケ
Uwe Dr Schuemann
ウベ・シユーマン
Ulrike Wappler
ウルリケ・バプラー
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Beiersdorf AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に窓のフランジを遮蔽するための粘着テー
プを提供すること。 【解決手段】 その片面にエチレン、酢酸ビニル、アク
リル酸エステル及び、所望の場合には、アクリルアミ
ド、のコポリマーを基礎にした自己粘着組成物が適用さ
れた裏材料を含んでなる粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、なかでも陰
極電気塗膜で塗装された自動車の車体の外面における窓
のフランジを遮蔽するための粘着テープに関する。その
粘着テープの目的は、粘着テープの除去後に、自動車の
ガラス窓を、反応性PU窓接着剤を使用してサーフェー
サー及び上塗り剤を含まない窓のフランジ上に据え付け
ることができるように、その後の塗装及び焼き付け工程
中の重ね塗りに対して窓のフランジを保護することであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のガラス窓は通常、ゴムのシール
を使用して、塗装された自動車の車体に取り付けられ
る。近年、この方法が次第に、反応性接着剤(例えばポ
リウレタンを基剤にしたもの)を使用する窓の据え付け
に置き換わりつつある。窓を、接着剤で被覆し、接着性
ビードが窓のフランジ上に押し付けられるように車体上
に設置する。
【0003】据え付けられた窓、特にフロントガラスは
今日、車体の強化要素として働く。転覆している自動車
のような極端な場合には、それらは屋根の支柱が圧し曲
げられることを防止する。その結果、事故の状況におけ
る現代の自動車の安全性には、十分な接着力が重要であ
る。
【0004】現代の自動車の仕上げ材は、次の順序で
(スキームによる)下塗りされた車体構造の金属に適用
されている様々な塗膜を含んでなる、 − 電気泳動塗膜、通常陰極電気塗膜、 − サーフェーサー又は機能塗膜、 − 色塗り、 − 仕上げ塗り。
【0005】Roempp Lexikon Chem
ie(Version 1.5,Stuttgart/
New York:Gerog ThiemeVerl
ag1998)によると、電気泳動塗装(電着塗装、電
気塗装)は、電界(50ないし400V)の作用により
塗装を実施する方法である。電流を伝導する塗装される
製品が、陽極又は陰極として塗料浴中に導入され、タン
クの壁が実際的には第2の電極として働く。蒸着される
塗料の量は供給電流量に正比例する。電気泳動塗装は特
に、例えば自動車産業における下塗りのために使用され
る。吹き付けロスがなく、得られる塗膜は、到達の困難
な部位においてすら極めて均一である。プラスチック、
ガラス、セラミック等のような基材が伝導性でない場合
は、塗料粒子の静電気帯電により塗装を実施する(静電
塗装)。
【0006】自動車の窓が、塗装工程が完了後に、塗装
された窓のフランジに接着される場合、次の不都合が生
ずる。窓の接着剤をその接着支持体としての上塗りに合
致させなければならないので、多数の適切な接着剤を貯
蔵しておく必要があるために、製造業者により使用され
る多数の上塗り塗料を考えると、不必要に高度な複雑さ
が生じる可能性がある。しかし、複数塗膜の塗装系にお
いては、自動車の窓の全体的接着力は、もっとも弱い地
点に依存し、従って上塗りに対する接着剤の接着力より
もずっと低い可能性がある事実が、より重要である。
【0007】従って、一番下の塗料塗膜の陰極電気塗膜
に窓を適用させることが好都合である。製造業者により
使用される陰極電気塗装調製物の数は通常、上塗り塗料
数よりも少ない。最初に、窓の接着剤に対して規定され
た接着支持体が少なく、そして第2に、2枚の境界層を
もつ下塗りされた金属/陰極電気塗膜/窓の接着剤を含
んでなる系は複雑な全体的塗装系よりも低い破損の危険
性を与える。
【0008】陰極電気塗膜の適用後に窓のフランジを遮
蔽するためには、欧州特許第0 655 989号に記
載のようなPVCプラスチソールを使用することができ
る。このプラスチソールは液体形態で窓のフランジに適
用され、上塗りされ、そして、少なくとも163℃の温
度の焼き付け相の期間にゲル化されて、固体フィルムを
もたらす。この方法の欠点は、焼き付けが実施された後
のマスク取り外しの目的のために、「グリップタブ」を
機械的に露出する必要があり、その場合、陰極の電気塗
膜もまた損傷され易い可能性があり、これは何か、その
後の腐食の危険性をもたらす点である。窓のフランジ上
でプラスチソールのストリップは、場合によっては一度
ならず、溶接シームを充填しているPVCシームのシー
ラントを横切る。ゲル化時には、容易な遮蔽物除去を妨
げる、シームのシーラントとPVCプラスチソールの窓
のフランジのマスキングの間の強力な接着の事象がしば
しば認められる。もう一つは、接着支持体の、プラスチ
ソールに関連した汚染であり、それは窓の接着剤と、前
にプラスチソールで遮蔽された陰極電気塗膜との間の境
界に接着不全の増加をもたらすことが認められる。その
結果、窓の、要求される接着の保全が確保されない。こ
の欠点は下塗り剤を使用することにより抑制することが
できるが、このような段階は労力を要し、望ましくない
溶剤の流出をもたらし、そして、上塗り塗膜上への予期
せぬ跳ね返り又は滴りの結果として、塗膜に対する修復
を要する可能性がある。
【0009】窓のフランジのマスキングに対する、より
好都合な可能性は、粘着テープの使用である。長年の
間、マスキングは、天然ゴム粘着組成物で自己粘着性に
されたPVC−ポリエステルのラミネートを使用して実
施されてきた。このラミネートは、プラスチソールビー
ドと同様に、表面仕上げ及び塗装の前に、電気塗装され
た窓のフランジに接着され、焼き付け後に、それに適用
された塗料の塗膜と一緒に取り外される。適用は、手に
より、又は自動化工程においてはロボットにより実施す
ることができる。この最後に述べられた製品の欠点は、
数々の陰極電気塗膜上に認められ、そして天然ゴムの自
己粘着組成物からもたらされる、接着支持体の汚染であ
る。この場合にも、前記の欠点をもつ下塗りが接着支持
体を再活性化する可能性がある。
【0010】陰極電気塗膜の焼き付け条件が接着支持体
としてのその特性及び、マスキングにより誘起される汚
染に対するその感受性、に著しく影響することが知られ
ている。高すぎる及び低すぎる焼き付け温度は両方と
も、悪い影響をもつ可能性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】先行技術の不都合を示
さないか又は、同程度には示さない粘着組成物を含む、
特に窓のフランジのマスキングのための粘着テープを開
発することが本発明の目的である。なかでも、その粘着
テープは、粘着テープの除去後に、自動車のガラス窓
を、反応性のPU窓接着剤を使用して、窓のフランジ上
に据え付けることができるように、窓のフランジを保護
しなければならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、主要請求項
に特記された粘着テープにより達成される。副請求項
は、当該粘着テープの好都合な開発物に関する。
【0013】従って、本発明は、その片面にエチレン、
酢酸ビニル、アクリル酸エステル、及び、所望の場合に
は、アクリルアミド、のコポリマーに基づいた、自己粘
着組成物を適用された裏材料を含んでなる、特に窓フラ
ンジのマスキングのための粘着テープを提供する。この
ようなコポリマーは、欧州特許公開第0 017 98
6号に記載されている。
【0014】驚くべきことには、そして当業者に予知出
来なかったことには、例えばAirProducts
Polymers,Burghausen,Germa
nyにより、分散物として、市販されているような、モ
ノマーのエチレン(E)、酢酸ビニル(VA)、アクリ
ル酸エステル(Ac)及びアクリルアミド(Acam)
に基づいたこの種の合成ゴムが、この適用に適した粘着
組成物であることが判明している。
【0015】一つの好ましい態様において、自己粘着組
成物は次の組成を有する、 エチレン 10ないし30重量%、特に好ましくは10ないし15重 量%、 酢酸ビニル 20ないし55重量%、特に好ましくは30ないし35重 量%、 アクリル酸エステル 30ないし69重量%、特に好ましくは50ないし60重 量% アクリルアミド 0ないし8重量%、特に好ましくは0.5重量%。
【0016】なかでも、自己粘着組成物の好ましい態様
に従う組成をもつ製品VinnapasEAF60は、
窓の粘着剤の接着において広範な陰極電気塗膜適合性を
示し、更に、新規に接着された状態及び、実地における
ような(例えば、180℃で20分間)熱暴露後の両方
において、陰極電気塗装基材上の平衡した接着力、並び
に更に、湾曲部上での接着に対する良好なせんだん安定
性、のような重要な基準を満たす。
【0017】自己粘着組成物は、熱乾燥が、好ましくは
15ないし40μmの厚さをもつ粘着フィルムをもたら
すように、分散形態で裏材料に適用することができる。
【0018】適切な裏材料は、原則として、接着状態に
おいて、180℃を越える熱抵抗及び、最大200μm
までの厚さで十分な機械的強度をもつ、ウェブ形態のす
べての材料を含む。それらは、なかでも、テレフタル酸
ポリエチレン(PET)フィルムのようなポリエステル
フィルム、及び更に軟質PVCフィルム及び更に木綿を
基礎にした織物、芳香族ポリアミド及び/又はポリエス
テルを基礎にした織物、及び更に不織物、又は前記材料
の組み合わせ物を含む。
【0019】裏材料に応じて、粘着組成物への裏材料の
有効な接着を確保する下塗り剤を使用することができ
る。
【0020】更に好都合には、剥離被膜が、容易な巻き
出し性の目的のために裏材料の裏面に存在する可能性が
あり、特に組成物が裏面に十分に接着する時に存在す
る。分離媒体なしで、材料をローラーに巻き取らなけれ
ばならない場合には特に剥離用被膜が忠告される。
【0021】本発明の粘着テープの利点は、なかでも、
それが自動車の組み立てに使用される時に表れる。以下
の本文には、類似の適用の実施例によってのみ選択され
るが、この適用が、詳細に説明される。
【0022】粘着テープの補助により、その意図は、窓
の接着剤のための接着支持体としてのその機能におい
て、陰極電気塗膜に悪い影響を与えずに、反応性接着剤
を使用して、自動車の窓が前記のフランジに接着される
ために、下流の塗装段階の期間の上塗りに対して、車体
の陰極電気塗装された窓のフランジを保護することであ
る。この適合性はできるだけ広範な様々な陰極電気塗膜
材料に対して広く適用されなければならない。
【0023】陰極電気塗膜が下塗りされた車体の外側に
適用される電気塗装法の後に、そして反応性の新鮮な陰
極電気塗膜が熱暴露により架橋化される陰極電気塗膜の
焼き付け後に、エチレン−酢酸ビニル−アクリラート−
アクリルアミドのコポリマーを含んでなる、好ましく提
唱された自己粘着組成物を含む粘着テープが、好ましく
は10ないし25mmの幅で窓のフランジに接着され
る。
【0024】この適用の経過中、その後の塗装段階から
の吹き付けの霧がどんな折り目の下方にも透過すること
ができないように曲面の周囲にテープを伸長しなければ
ならない。テープは、すべての塗装段階が完了するまで
車体上に滞留する。車体が冷却された後に、遮蔽物を外
された陰極電気塗膜の痕跡上に粘着組成物の残渣を残さ
ずに、それに接着している塗膜と一緒にテープをはがす
ことができる。この痕跡は、ポリウレタンを基剤にした
反応性接着剤の補助による、自動車の窓の接着のための
確実な接着支持体を提供する。
【0025】それにより、どんな方法でも本発明を制約
することを望まずに、一実施例に関する好ましい態様に
おいて、本発明の粘着テープを以下に説明する。更に、
不適切な粘着テープが説明されている、二件の比較例が
与えられている。
【0026】
【実施例】窓のフランジのマスキングのために使用され
る粘着テープに適した自己粘着組成物は原則として、天
然ゴム、合成ゴム、又はアクリラートポリマーに基づい
た組成物である。しかし、試験されたすべての天然ゴム
の組成物及び直鎖のアクリル組成物により、陰極電気塗
膜の汚染が検出された。これは、Fordのテスト法M
99G169の方法に従って実施例1において更に説明
されるようにな決定的な試験を使用して決定された。こ
の方法に従うと、窓の接着剤は凝集破損につき試験され
る。否定的な事象においては、接着剤と接着支持体(陰
極電気塗膜)との間に接着不全が存在する。 (実施例1)25μmの厚さのテレフタル酸ポリエチレ
ンフィルムを二塩化ポリビニリデン溶液で片面に下塗り
し、VinnapasEAF60(Air Produ
cts Polymers,Burghausen,G
ermany)を被覆し、乾燥後、全厚さ50μmをも
つ粘着テープを与えた。
【0027】金属の試験パネルは異なる種類の陰極電気
塗膜を電気泳動により塗装され、製造業者の推薦(表1
を参照されたい)に従って焼き付けられた。粘着テープ
を20mmの幅で、気泡を含まずに、金属試験パネルに
接着し、堅く押し付けた。次いで、接着されたパネルを
表1に従った温度に暴露させた。冷却後、粘着テープを
パネルから剥離した。その除去直後に、表1に従って、
異なるPU基剤の窓接着剤を、暴露された部位に約5m
mの厚さで適用し、前に接着されたストリップは完全に
覆われ、更に両側に数ミリメーターの出っ張りを有し
た。
【0028】次いで、金属試験パネルを湿度反応性窓接
着剤の完全な硬化のために、23℃±1℃及び50%±
3%の相対大気湿度で7日間、貯蔵した。
【0029】硬化後、最初に、カッターナイフを使用し
て、粘着テープの境界線に沿って縦方向に切目を入れ
た。次いで、粘着ビードを一方の端でつまみあげ、陰極
電気塗装支持体から剥離した。約5ないし10mmの距
離において、ビードの開放端の側から接着支持体まで、
それぞれ、剥離地点においてカッターナイフで切目を入
れた。前に粘着テープが接着されていた試験区域の部分
及び出っ張って接着された区域(突起物)で、同様な方
法を実施した。
【0030】以前に、窓のフランジのマスキングテープ
が接着されていた試験区域における、この取り外しから
もたらされた窓の接着剤の破損パターンにより、前に接
着されていなかった区域に比較した凝集破損が、全体の
破損の割合として算定された。100%の凝集破損は可
能な最良の結果である。
【0031】表1から明らかなように、テープは試験さ
れたすべての陰極電気塗膜/窓接着剤の組み合わせ物に
おいて、適合性であると判明した。
【0032】更なる試験として、粘着テープを、175
℃で10分間焼き付けてあるCathoguard31
0を塗装された金属の試験パネルに所定の半径(r=1
00mm)をもつ曲線の形態に適用した。接着された金
属パネルは最初に、180℃のオーブン内で5分間、状
態調節され、次いで180℃で15分間熱処理された。
【0033】オーブン内でのその時間後、曲線形態に接
着されたテープは前と同じ曲線半径を有した、すなわち
組成物は高温ですら実際的なせんだん安定性を有する。
【0034】冷却後、粘着テープを金属パネルから外し
た。取り外し時に、金属パネル上に組成物の可視的残渣
を残さずに、2.6N/cmの力が測定された。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】(比較例2)25μmの厚さのテレフタル
酸ポリエチレンフィルムを、二塩化ポリビニリデン溶液
で片面に下塗りし、塩化亜鉛水溶液(10%)3重量部
及びDesmodur L75(Bayer)0.1重
量部を添加された、アクリル酸n−ブチル40重量部、
アクリル酸2−エチルヘキシル52重量部、アクリル酸
4重量部及びメタクリル酸グリシジル4重量部のポリマ
ー溶液で被覆し、乾燥後、50μmの全厚さを有する粘
着テープを与えた。
【0038】このテープを、2種類の異なる陰極電気塗
膜について、実施例1と同様に、そして表2に従って試
験した。両方の種類に対して、陰極電気塗膜とのテープ
の粘着組成物の相互作用に起因させることができる、接
着支持体の汚染による、窓の接着剤の接着不全が認めら
れた。
【0039】更なる試験として、粘着テープを10分
間、175℃で焼き付けてあるCathoguard3
10で塗装した金属試験パネルに所定の半径(r=10
0mm)をもつ曲線の形態で適用した。接着された金属
パネルを最初に、オーブン内で180℃で5分間、条件
調整し、次いで180℃で15分間、熱処理した。
【0040】オーブン内におけるその時間後、曲線の形
態で接着されたテープは以前と同じ曲線半径を有した、
すなわち、当該組成物は高温下ですら実際的なせんだん
安定性を有する。
【0041】冷却後、粘着テープを金属パネルから取り
外した。取り外し時に、金属パネル上に可視的な組成物
の残渣を残さずに、3.1N/cmの力が測定された。 (比較例3)25μmの厚さのテレフタル酸ポリエチレ
ンフィルムを、二塩化ポリビニリデン溶液で片面に下塗
りし、60%の酢酸ビニル画分を含むエチレン−酢酸ビ
ニルのトルエン溶液で被覆して、乾燥後、50μmの全
厚さを有する粘着テープを与えた。
【0042】10分間、175℃で焼き付けてあるCa
thoguard310に接着後、そして40分間、1
70℃で、接着されたテープを熱暴露後、テープは残渣
なしには取り外すことができなかった。取り外しの角度
及び速度に応じて、組成物の移動及び組成物の凝集破損
の例の両方が存在した。
【0043】更なる試験として、粘着テープを、10分
間175℃で焼き付けてあるCathoguard31
0で塗装した金属試験パネルに、所定の半径(r=10
0mm)をもつ曲線の形態に適用した。接着された金属
パネルを最初に、5分間、オーブン内で180℃に条件
調整し、次いで15分間、180℃で熱処理した。
【0044】曲線の形態で接着されたテープは、オーブ
ン内の時間後、以前よりずっと大きい曲線半径を有し
た、すなわち当該組成物は、曲面上に前以て伸長された
裏材料のレジリエンスに耐えさせるような、実地に遭遇
された高温下で必要なせんだん安定性をもたない。
【0045】本発明の特徴及び態様を以下に示す。
【0046】1. その片面にエチレン、酢酸ビニル、
アクリル酸エステル及び、所望の場合には、アクリルア
ミド、のコポリマーを基礎にした自己粘着組成物を適用
された裏材料を含んでなる粘着テープ。
【0047】2. 裏材料と自己粘着組成物の間に下塗
り剤が存在する第1項記載の粘着テープ。
【0048】3. 裏材料の裏面に剥離被膜が存在す
る、第1項及び第2項のどちらかに記載の粘着テープ。
【0049】4. 自己粘着組成物が次の組成、 エチレン 10ないし30重量%、特に好ましくは10ないし15重 量%、 酢酸ビニル 20ないし55重量%、特に好ましくは30ないし35重 量%、 アクリル酸エステル 30ないし69重量%、特に好ましくは50ないし60重 量%、 アクリルアミド 0ないし8重量%、特に好ましくは0.5重量%、 を有する、第1項ないし第3項のいづれかに記載の粘着
テープ。
【0050】5. 自己粘着組成物が15ないし40μ
mの厚さを有する、第1項ないし第4項のいづれかに記
載の粘着テープ。
【0051】6. 前記裏材料がテレフタル酸ポリエチ
レンフィルムのようなポリエステルフィルム、軟質PV
Cフィルム及び更に、木綿を基礎にした織物、芳香族ポ
リアミド及び/又はポリエステルを基礎にした織物、並
びに更に不織物、あるいは前記の材料の組み合わせ物を
含んでなる、第1項ないし第5項のいづれかに記載の粘
着テープ。
【0052】7. 窓のフランジを遮蔽するための前項
のいづれかに記載の粘着テープの使用法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジークフリート・クルプケ ドイツ・デー−25463トルネシユ・モーア レガーベーク40 (72)発明者 ウベ・シユーマン ドイツ・デー−25421ピネベルク・ホラン ドベーク26アー (72)発明者 ウルリケ・バプラー ドイツ・デー−20253ハンブルク・モルト ケシユトラーセ6

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その片面に、エチレン、酢酸ビニル、ア
    クリル酸エステル及び、所望の場合には、アクリルアミ
    ド、のコポリマーを基礎にした自己粘着組成物を適用さ
    れた裏材料を含んでなる、粘着テープ。
  2. 【請求項2】 窓のフランジを遮蔽するための、請求項
    1記載の粘着テープの使用法。
JP2000319342A 1999-10-29 2000-10-19 特に窓のフランジを遮蔽するための粘着テープ Pending JP2001139906A (ja)

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DE19952213A DE19952213A1 (de) 1999-10-29 1999-10-29 Klebeband insbesondere zur Abdeckung von Fensterflanschen
DE19952213.8 1999-10-29

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Cited By (1)

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