JP2001139437A - ヘアーリンス組成物 - Google Patents

ヘアーリンス組成物

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JP2001139437A
JP2001139437A JP32079299A JP32079299A JP2001139437A JP 2001139437 A JP2001139437 A JP 2001139437A JP 32079299 A JP32079299 A JP 32079299A JP 32079299 A JP32079299 A JP 32079299A JP 2001139437 A JP2001139437 A JP 2001139437A
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hair rinse
polyoxyethylene
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Kenichi Sugimoto
憲一 杉本
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】毛髪を柔軟にし、毛髪表面を滑らかにし、櫛通
り性を改善し、毛髪にツヤや光沢を付与し、特に、効果
が長時間持続し、乾燥した環境にあっても毛髪のパサツ
キを押さえ、髪のまとまりに優れたヘアーリンス組成物
を提供する。 【解決手段】(A)カチオン性界面活性剤と、(B)炭
素数14〜22のアルキル基を有する高級アルコール
と、(C)下記一般式(I) 【化1】 (上式中、R1はメチル基を表すか又はその一部がフェ
ニル基を表してもよく、R2はメチル基又は水酸基を表
し、nは、800〜20,000の整数を表す)で示さ
れるシリコーンの1種又は2種以上と、(D)20℃に
おいてペースト状であって30℃〜55℃に融点を有す
る油剤を5〜30質量%含有することを特徴とするヘア
ーリンス組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘアーリンス、ヘア
ートリートメント等のヘアーリンス組成物に関し、更に
詳細には、毛髪を柔軟にし、毛髪表面を滑らかにし、櫛
通り性を改善し、毛髪にツヤや光沢を付与し、特に、効
果が長時間持続し、乾燥した環境にあっても毛髪のパサ
ツキを押さえ、髪のまとまりに優れたヘアーリンス組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪に滑らかさや光沢を付与し、櫛通り
をよくするという、いわゆるリンス効果を持つヘアーリ
ンス組成物は、一般にヘアーリンス、ヘアートリートメ
ント、ヘアーパック等の名称で販売されている。これら
のヘアーリンス組成物には、通常、カチオン性界面活性
剤が配合されており、これが毛髪に吸着することによ
り、前記のリンス効果を与えることが知られている。更
に、滑らかさ、光沢、しっとり感等の使用後の感触を向
上させる目的で、例えば、高級アルコール、グリセリン
脂肪酸エステル、高級脂肪酸、流動パラフィン、エステ
ル油等の油分が添加され、これらの配合量の加減によっ
て様々な感触のものが調製されている。
【0003】例えば、特開昭61−28311号公報に
は、カチオン性界面活性剤と高級アルコールが特定比率
で組み合わされた混合成分並びに低粘度油分を、それぞ
れ特定量含めた毛髪化粧料が開示されており、それらは
毛髪に優れた滑らかさとべたつきのない使用感を有して
いることが示されている。また、特開昭63−2221
09号公報には、上記のカチオン性界面活性剤と高分子
シリコーンを特定割合で含むヘアーリンス組成物が開示
され、それが耐洗浄性に優れていることが示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、いず
れもヘアーリンス組成物としての一定の改善がなされて
おり、後者では、耐洗浄性の向上と共に毛髪に対する一
定量の柔軟性、平滑性、ツヤ付与効果を奏することが窺
える。しかしながら、これらのことが更に毛髪に対する
平滑性、柔軟性及びツヤ付与効果を高めたヘアーリンス
組成物についての必要性を無くしたことを意味しておら
ず、例えば、上記のような工夫だけでは、毛表面物性が
改質されるだけであって、洗髪した翌日には毛髪の保湿
性が低下しており、髪がパサついて違和感のある手触り
となり、セットが上手にできない等の問題点を有し、ま
た、これらの効果が長時間持続しない等、満足できる特
性を有していない。従って、本発明の目的は、従来の組
成物が有する利点を低下させることなく、平滑性や柔軟
性及びツヤ付与効果をさらに高め、かつ洗髪後長時間た
っても、それらの効果が持続し、髪のパサツキを押さ
え、髪のまとまりに優れたヘアーリンス組成物を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】係る実情において、本発
明者は鋭意研究を行った結果、カチオン性界面活性剤、
高級アルコール、特定のシリコーンと特定の油剤とを組
み合わせることによって、上記目的を達成することを見
出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、(A)カチオン性界
面活性剤と、(B)炭素数14〜22の長鎖のアルキル
基を有する高級アルコールと、(C)下記一般式(I)
【0007】
【化2】
【0008】(上式中、R1はメチル基を表すか又はそ
の一部がフェニル基を表してもよく、R2はメチル基又
は水酸基を表し、nは、800〜20,000の整数を
表す)で示されるシリコーンの1種又は2種以上と、
(D)20℃においてペースト状であって、30℃〜5
5℃に融点を有する油剤を5〜30質量%(以下、単に
%と略する)含有することを特徴とするヘアーリンス組
成物にある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる成分(A)の
カチオン性界面活性剤は、下記一般式(II)
【0010】
【化3】
【0011】(上式中、R3〜R6のうちいずれか1個又
は2個は炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基、
ヒドロキシアルキル基又はヒドロキシアルケニル基を表
し、残りは、炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロ
キシアルキル基又はベンジル基を表し、Xはハロゲン原
子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を表す)で示され
る。
【0012】上記式(II)のR3〜R6のうちいずれか
1個又は2個の炭素数8〜24のアルキル基は、例えば
セチル基、ステアリル基、ベヘニル基、12−ヒドロキ
システアリル基等であり、炭素数16〜22のアルキル
基が好ましく、特に好ましいものとしてはステアリル基
及びベヘニル基が挙げられる。炭素数1〜3のアルキル
基もしくはヒドロキシアルキル基又はベンジル基は、好
ましいものとしては、メチル基、エチル基、プロピル
基、ヒドロキシメチル基及びヒドロキシエチル基が挙げ
られる。Xのハロゲン原子は、好ましくは塩素原子又は
臭素原子である。
【0013】前記一般式(II)で示される第4級アン
モニウム塩としては、例えば、塩化セチルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルジ
メチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ステアリル
ジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウ
ム、及びセチルトリエチルアンモニウムメチルサルフェ
ート等を挙げることができる。その中でも特に、塩化ス
テアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチ
ルアンモニウム及び塩化ジステアリルジメチルアンモニ
ウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム並
びにこれらの混合物が好ましい。
【0014】これらのカチオン性界面活性剤は、それぞ
れ単独で用いることができるし、また2種以上混合して
用いることができる。また、これらのカチオン性界面活
性剤のヘアーリンス組成物中の含有量としては、好まし
くは0.2〜10%、更に好ましくは、1〜5%の範囲
である。カチオン性界面活性剤のヘアーリンス組成物中
での含有量が0.2%より少ない場合は、その効果を充
分に発揮することができない場合があり、また、カチオ
ン性界面活性剤のヘアーリンス組成物中での含有量が1
0%より多くなると、毛髪に吸着する量が多くなりす
ぎ、感触上不都合が生じる上に、組成物の安定性を保つ
ことが難しい場合がある。
【0015】本発明で用いられる成分(B)は、炭素数
14〜22の長鎖のアルキル基を有する高級アルコール
である。好ましいものとしては、炭素数16〜22の長
鎖高級アルコール、例えばセチルアルコール、ステアリ
ルアルコール、ベヘニルアルコール、及び他の脂肪族ア
ルコールである。これらの高級アルコールは、それぞれ
単独で用いることができるし、また2種以上混合して用
いることができる。また、これらの高級アルコールのヘ
アーリンス組成物中の含有量としては、好ましくは1〜
20%、更に好ましくは、3〜10%の範囲である。高
級アルコールのヘアーリンス組成物中での含有量が1%
より少ない場合は、組成物の粘性が低く、毛髪への残留
性が低下してその効果を充分に発揮することができない
場合があり、また、20%より多くなると、組成物が硬
くなりすぎ、使用上使いにくいという問題を発生する場
合があり、また、これら高級アルコールが毛髪に吸着す
る量が多くなりすぎ、感触上硬くなったりパサつき等の
不都合が生じる場合がある。
【0016】本発明で用いられる成分(C)は、前記一
般式(I)で表わされるシリコーンであり、例えばジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
末端水酸基含有ジメチルポリシロキサン、末端水酸基含
有メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。
【0017】本発明で用いられるシリコーンの平均重合
度nは800〜20,000であり、好ましくは180
0〜3000である。平均重合度が800未満ではしっ
とり感がなく毛髪の柔軟性に劣り、平均重合度が20,
000を越えると髪にパサツキを生じてしまう。
【0018】本発明のヘアーリンス組成物には、これら
のシリコーンの1種又は2種以上の混合物が総量を基準
として好ましくは0.5〜20%、更に好ましくは1.
0〜10%配合される。配合量が0.5%より少ない場
合は、乾燥後の毛髪のなめらかさや効果の持続性に良好
な結果が得られない場合があり、また20%を越えた場
合は、感触上さらさらとした感触となり、しっとり感に
劣り、また、パサツキを生じて好ましくい場合がある。
【0019】本発明で用いられる成分(D)は、20℃
においてペースト状であって、非結晶性の半固体であ
り、ワセリン様及び軟膏様の状態のことを意味する。そ
して、30℃〜55℃に融点(凝固点)を有する油剤で
ある。これら油剤の例としては、ワセリン等の炭化水
素、カカオ脂、シアバター等の油脂、ラノリン、精製ラ
ノリン等のロウエステル、ヒドロキシステアリン酸オク
チル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン
酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステ
リル、オレイン酸フィトステリル等のエステル、ジペン
タエリスリトール脂肪酸エステル、ヘキサオキシステア
リン酸ジペンタエリトリット等のエリスリトールエステ
ル、グリセリン脂肪酸エステルアジピン酸縮合物が挙げ
られる。これらペースト状の油剤は、それぞれ単独で用
いることができ、また2種以上混合して用いることがで
きる。また、これらのペースト状の油剤のヘアーリンス
組成物中の含有量としては、5〜30%であり、好まし
くは、8〜20%の範囲である。ペースト状の油剤のヘ
アーリンス組成物中での含有量が5%より少ない場合
は、その効果を充分に発揮することができず、また、3
0%より多くなると、毛髪への残留量が多すぎてべたつ
く等の不都合が生じる。
【0020】更に、本発明のヘアーリンス組成物におい
ては、成分(C)のシリコーンと成分(D)の油剤を特
定の量的関係で配合することが好ましい。成分(C)に
対する成分(D)の質量比[(D)/(C)]が0.1
〜5.0の範囲が好ましく、更に好ましくは、0.5〜
4.0の範囲である。上記質量比が0.1未満では、感
触上あまり好ましくなく、また本発明の効果を充分に発
揮することがでない場合がある。5.0を越えるとべた
つく等の不都合を生じる場合がある。
【0021】本発明のヘアーリンス組成物は、上記カチ
オン性界面活性剤、高級アルコール、特定のシリコー
ン、及び特定の油分を必須成分とし、適宜水や溶剤を加
え一般に調製されるが、これらの必須成分以外にも、本
発明の効果を損なわない範囲で通常ヘアーリンス組成物
に配合される他の成分を添加することができる。
【0022】そのような成分としては、たとえばラウリ
ル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸エタノールアミン、
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノール
アミン等のアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン(2E
O)ラウリルーテル硫酸トリエタノールアミン(尚、E
Oはエチレンオキサイドで、EOの前の数値はエチレン
オキサイドの付加モル数を示す)、ポリオキシエチレン
(3EO)アルキル(炭素数11〜15のいずれか又は
2種以上の混合物)エーテル硫酸ナトリウム等のポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ラウリルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、ラウリルベンゼンスルホン酸
トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレン(3EO)トリデシルエーテル
酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル酢酸塩、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ラウロ
イルサルコシントリエタノールアミン、ラウロイルメチ
ル−β−アラニンナトリウム、ラウロイル−L−グルタ
ミン酸ナトリウム、ラウロイル−L−グルタミン酸トリ
エタノールアミン、ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸ナ
トリウム、ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸トリエタノ
ールアミン、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、
ラウロイルメチルタウリンナトリウム等のN−アシルア
ミノ酸塩、エーテル硫酸アルカンスルホン酸ナトリウ
ム、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム、ウン
デシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウ
ム、オクチルフェノキシジエトキシエチルスルホン酸ナ
トリウム、オレイン酸アミドスルホコハク酸二ナトリウ
ム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハ
ク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキ
ル(炭素数12〜15)エーテルリン酸ナトリウム、ポ
リオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、
ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、
ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリ
ウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、テトラデセンス
ルホン酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤が挙げら
れる。
【0023】また、2−アルキル−N−カルボキシメチ
ル−N−ヒドロキシエチルイミダゾニウムベタイン、ウ
ンデシルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタインナト
リウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カル
ボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、ステアリルジ
ヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジメチルアミノ
酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸
アミドプロピルベタイン、ヤシ油アルキルN−カルボキ
シエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
インナトリウム、ヤシ油アルキルN−カルボキシエトキ
シエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナ
トリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキルN−カルボキシ
メトキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウ
ムジナトリウムラウリル硫酸、N−ヤシ油脂肪酸アシル
L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩
等の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキル(炭
素数12〜14)エーテル(7EO)、ポリオキエチレ
ンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレ
イルエーテル、ポリオキシエチレンオレイン酸グリセリ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンセチル
ステアリルジエーテル、ポリオキシエチレンソルビトー
ル・ラノリン(40EO)、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンデシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエ
チレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコー
ル、ポリオキシプロピレンステアリルエーテル等のノニ
オン性界面活性剤が挙げられる。
【0024】更に、カチオン化セルロース、カチオン化
ヒドロキシエチルセルロース、ポリ(塩化ジアリルジメ
チルアンモニウム)、ポリビニルピリジン、ポリエチレ
ンイミン等のカチオン性ポリマー、両性ポリマー、アニ
オン性ポリマー等の合成ポリマー、イソステアリン酸ジ
エタノールアミド、ウンデシレン酸モノエタノールアミ
ド、オレイン酸ジエタノールアミド、牛脂肪酸モノエタ
ノールアミド、硬化牛脂肪酸シエタノールアミド、ステ
アリン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエチルア
ミノエチルアミド、ステアリン酸モノエタノールアミ
ド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸エ
タノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラ
ウリン酸イソプロパノールアミド、ラウリン酸エタノー
ルアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ラノリン脂
肪酸ジエタノールアミド等の増粘剤、ワックス、パラフ
ィン、脂肪酸エステル、グリセライド、動植物油等の油
脂類、動植物抽出物、ポリサッカライド又はその誘導
体、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、エチレングリコール、グリセリン、ポリエチレング
リコール等の湿潤剤、エタノール、メタノール、プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコ
ール類、L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸ナト
リウム、DL−アラニン、L−アルギニン、グリシン、
L−グルタミン酸、L−システイン、L−スレオニン等
のアミノ酸等を挙げることができる。
【0025】本発明のヘアーリンス組成物は、毛髪を保
護し、毛髪の状態を改善し、かつ毛髪の良好な状態を長
期間維持させるものであり、本発明のヘアーリンス組成
物には、そのような目的で使用されるものであれば、特
に形態、剤型にはとらわれない。具体的な形態として
は、ヘアーリンス、ヘアーコンディショナー、ヘアート
リートメント、ヘアーパック等が挙げられる。また、ロ
ーション、クリーム、スプレー、ミスト、フォーム、ジ
ェル等種々のものとすることができる。
【0026】
【実施例】つぎに実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。まず、実施例に先立って各実施例で採用した試
験法及び評価法を説明する。
【0027】本発明のヘアーリンス組成物の効果を評価
するために、まず、次の方法で毛髪を処理した。毛髪の
処理方法は、5g/15cmの日本人黒色毛髪を市販の
シャンプーで処理し、それぞれのヘアーリンス組成物を
シャンプーで洗浄した毛髪に2g塗布し、その後、お湯
で充分に洗い流し、タオルドライを行い、25℃湿度6
0%の環境下において24時間乾燥させた。そして、ま
とまりやすさ、潤い、ツヤ、櫛通りの項目について評価
を行った。更に、毛髪がパサツキやすい環境(25℃湿
度30%)にて24時間乾燥させ、パサツキ及びしっと
り感について評価を行った。
【0028】(1)まとまりやすさ 20名の専門パネラーにを用いて毛髪のまとまりやすさ
を評価した。尚、評価基準は以下の通りである。 ◎ :極めて良好 毛髪のまとまりがよいと答えた被験
者の数が17人以上 ○ :良好 毛髪のまとまりがよいと答えた被験
者の数が12人以上、17人未満 △ :やや悪い 毛髪のまとまりがよいと答えた被験
者の数が8人以上、12人未満 × :悪い 毛髪のまとまりがよいと答えた被験
者の数が8人未満
【0029】(2)潤い 20名の専門パネラーにを用いて毛髪の潤いを評価し
た。尚、評価基準は以下の通りである。 ◎ :極めて良好 潤いがあると答えた被験者の数が1
7人以上 ○ :良好 潤いがあると答えた被験者の数が1
2人以上、17人未満 △ :やや悪い 潤いがあると答えた被験者の数が8
人以上、12人未満 × :悪い 潤いがあると答えた被験者の数が8
人未満
【0030】(3)ツヤ ゴニオフォトメーター(自動変角光度計GP−IR、村
上色彩研究所製)を用いて、光を毛髪に対して30度の
角度から光を入射し、毛髪上で反射した光量を測定し
た。最大反射光量を正反射光量、0度の反射光量を拡散
反射光量とし、以下の式にしたがって、ツヤ値を求め
た。尚、ツヤ値はその値が高いほどツヤがあることを示
すものである。ツヤ値=(正反射光量−拡散反射光量)
/拡散反射光量
【0031】(4)櫛通り 櫛通り性は、動摩擦係数を測定することにより評価し
た。摩擦磨耗試験機(NRF型、日本レオロジー社製)
を使用し、荷重20g、毎分10回転の測定条件で行
い、10本の毛髪の平均値を求めた。尚、動摩擦係数が
低いほど、櫛通りが良いことを示すものである。
【0032】(5)低湿度環境でのパサツキ 20名の専門パネラーにを用いて毛髪の潤いを評価し
た。尚、評価基準は以下の通りである。 ◎ :極めて良好 パサツキがないと答えた被験者の数
が15人以上 ○ :良好 パサツキがないと答えた被験者の数
が10人以上、15人未満 △ :やや悪い パサツキがないと答えた被験者の数
が7人以上、10人未満 × :悪い パサツキがないと答えた被験者の数
が7人未満(5)
【0033】(6)低湿度環境でのしっとり感 20名の専門パネラーにを用いて毛髪の潤いを評価し
た。尚、評価基準は以下の通りである。 ◎ :極めて良好 しっとり感があると答えた被験者の
数が15人以上 ○ :良好 しっとり感があると答えた被験者の
数が10人以上、15人未満 △ :やや悪い しっとり感があると答えた被験者の
数が7人以上、10人未満 × :悪い しっとり感があると答えた被験者の
数が7人未満
【0034】実施例1及び比較例1〜4(ヘアーリン
ス) 表1に示す組成のヘアーリンスを常法により調製し、こ
れらを使用したときの毛髪のまとまりやすさ、潤い、ツ
ヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べた。結果を
表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1の結果から明らかなように、本発明の
ヘアーリンス組成物は、毛髪のまとまりやすさ、潤い、
ツヤ、櫛通り、パサツキ、しっとり感のいずれも項目に
おいても評価が高かった。これに対し、必須成分を含有
していない比較例1〜4の組成物は、いずれも劣った性
能を示し、本発明の目的を達成できなかった。
【0037】実施例2〜4及び比較例5〜8(ヘアーコ
ンディショナー) 表2に示す組成のヘアーコンディショナーを常法により
調製し、これらを使用したときの毛髪のまとまりやす
さ、潤い、ツヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調
べた。結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】表2の結果から明らかなように、本発明の
ヘアーリンス組成物は、毛髪のまとまりやすさ、潤い、
ツヤ、櫛通り、パサツキ、しっとり感のいずれも評価が
高かった。これに対し、必須成分を含有していない比較
例5〜8の組成物は、いずれも劣った性能を示し、本発
明の目的を達成できなかった。
【0040】実施例5〜7及び比較例9〜12(ヘアー
リンス) 表3に示す組成のヘアーリンスを常法により調製し、こ
れらを使用したときの毛髪のまとまりやすさ、潤い、ツ
ヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べた。結果を
表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】表3の結果から明らかなように、本発明の
ヘアーリンス組成物は、いずれの項目においても評価が
高かった。これに対し、必須成分を含有していない比較
例9〜12の組成物は、いずれも劣った性能を示し、本
発明の目的を達成できなかった。
【0043】実施例8〜10、比較例13及び14(ヘ
アートリートメント) 表4に示す組成のヘアートリートメントを常法により調
製し、これらを使用したときの毛髪のまとまりやすさ、
潤い、ツヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べ
た。結果を表4に示す。
【0044】
【表4】
【0045】表4の結果から明らかなように、本発明の
ヘアーリンス組成物は、いずれの項目においても評価が
高かった。これに対し、平均重合度が800〜20,0
00の範囲を越えたジメチルポリシロキサンを配合した
比較例13及び14の組成物は、いずれも劣った性能を
示し、本発明の目的を達成できなかった。
【0046】実施例11〜13、比較例15及び16
(ヘアーリンス) 表5に示す組成のヘアーリンスを常法により調製し、こ
れらを使用したときの毛髪のまとまりやすさ、潤い、ツ
ヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べた。結果を
表5に示す。
【0047】
【表5】
【0048】表5の結果から明らかなように、本発明の
ヘアーリンス組成物は、いずれの評価項目においても高
い結果を示した。一方、本発明と異なる(D)成分(油
剤)からなる比較例15及び16の組成物は、いずれも
劣った性能を示し、本発明の目的を達成できなかった。
【0049】実施例14(ヘアーリンス) 下記に示す組成のヘアーリンスを常法により調整し、こ
れらを使用したときの髪のまとまりやすさ、潤い、ツ
ヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べた。
【0050】 配合成分 % ・塩化セチルトリメチルアンモニウム 2.0 ・塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.5 ・セタノール 5.0 ・ジメチルポリシロキサン 5.0 (平均重合度=2000) ・吸着精製ラノリン 10.0 (20℃:ペースト状、融点:40℃) ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100EO) 0.5 ・メチルフェニルポリシロキサン(300cSt) 3.0 ・軽質流動イソパラフィン 3.0 ・ジイソステアリン酸ポリグリセリル 2.0 ・真珠タンパク抽出液 1.0 ・1,3−ブチレングリコール 5.0 ・防腐剤 微量 ・香料 適量 ・精製水 バランス
【0051】実施例15(ヘアーコンディショナー) 下記に示す組成のヘアーコンデイショナーを常法により
調整し、これらを使用したときの髪のまとまりやすさ、
潤い、ツヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べ
た。
【0052】 配合成分 % ・塩化アルキルトリメチルアンモニウム 3.8 ・塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.0 ・ジメチルポリシロキサン 4.0 (平均重合度=3000) ・ステアリルアルコール 3.0 ・ベヘニルアルコール 3.5 ・オレイン酸フィトステリル 12.0 (20℃:ペースト状、融点:32℃) ・グリセリン 2.5 ・流動パラフィン 0.2 ・パルミチン酸セチル 2.0 ・精製ラノリン 1.0 ・ラノリン脂肪酸 1.0 ・防腐剤 微量 ・香料 適量 ・精製水 バランス
【0053】実施例16(ヘアートリートメント) 下記に示す組成のヘアートリートメントを常法により調
整し、これらを使用したときの髪のまとまりやすさ、潤
い、ツヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べた。
【0054】 配合成分 % ・塩化セチルトリメチルアンモニウム 4.0 ・ステアリルアルコール 2.0 ・セチルアルコール 5.0 ・ジメチルポリシロキサン 3.0 (平均重合度=2100) ・グリセリン脂肪酸エステルアジピン酸縮合物 11.0 (20℃:ペースト状、融点:40℃) ・ジグリセリン 3.0 ・プロピレングリコール 3.0 ・流動パラフィン 1.0 ・ジメチルポリシロキサン(100cSt) 5.0 ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40EO) 2.0 ・パルミチン酸オクチル 1.0 ・ラノリンアルコール 3.0 ・加水分解ケラチン 0.1 ・ウンデシレン酸トレハロース 0.1 ・マイカ 0.2 ・防腐剤 微量 ・香料 適量 ・精製水 バランス
【0055】実施例17(ヘアーパック) 下記に示す組成のヘアーパックを常法により調整し、こ
れらを使用したときの髪のまとまりやすさ、潤い、ツ
ヤ、櫛通り性、パサツキ、しっとり感を調べた。
【0056】 配合成分 % ・セチルアルコール 8.0 ・塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 3.0 ・塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.5 ・ジメチルポリシロキサン 3.0 (平均重合度=2300) ・白色ワセリン 10.0 (20℃:ペースト状、融点:52℃) ・精製ラノリン 3.0 ・プロピレングリコール 5.0 ・ジシソステアリン酸ポリグリセリル 2.0 ・ポリエーテル変性シリコーン 1.0 (KF−6001:信越化学社製) ・ジメチルポリシロキサン(100cSt) 3.0 ・スクワラン 0.5 ・オリーブ油 0.5 ・コレステリン 0.5 ・ステアリン酸コレステリル 0.5 ・精製ホホバ油 0.5 ・ローヤルゼリーエキス 1.0 ・加水分解ケラチン 1.0 ・ゴボウエキス 0.1 ・ゲンチアナエキス 0.1 ・セイヨウノコギリソウエキス 0.1 ・ユキノシタエキス 0.1 ・ウスベニアオイエキス 0.1 ・スギナエキス 0.1 ・ムラサキセンブリエキス 0.1 ・サンショウエキス 0.1 ・オランダカラシエキス 0.1 ・シナノキエキス 0.1 ・サボンソウエキス 0.1 ・ショウブエキス 0.1 ・ヤグルマギクエキス 0.1 ・カンゾウ抽出末 0.5 ・防腐剤 微量 ・香料 適量 ・精製水 バランス
【0057】実施例14〜17で得られたヘアーリンス
組成物は、いずれも毛髪のまとまりやすさ、潤い、ツ
ヤ、櫛通り、パサツキ及びしっとり感のいずれも評価が
高く、優れた効果を有していた。
【0058】
【発明の効果】本発明のヘアーリンス組成物は、毛髪を
柔軟にし、毛髪表面を滑らかにし、櫛通り性を改善し、
毛髪にツヤや光沢を付与し、特に、その効果が長時間持
続し、乾燥した環境にあっても毛髪のパサツキを押さ
え、髪のまとまりに優れるという顕著な効果を発揮する
ものである。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA072 AA082 AA112 AA122 AB432 AC012 AC022 AC071 AC072 AC112 AC122 AC172 AC352 AC392 AC422 AC432 AC482 AC692 AD042 AD151 AD152 AD162 AD212 AD412 AD492 AD512 BB06 CC33 CC38 CC39 CC50 DD23 EE06 EE07 EE28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)カチオン性界面活性剤と、(B)
    炭素数14〜22のアルキル基を有する高級アルコール
    と、(C)下記一般式(I) 【化1】 (上式中、R1はメチル基を表すか又はその一部がフェ
    ニル基を表してもよく、R2はメチル基又は水酸基を表
    し、nは、800〜20,000の整数を表す)で示さ
    れるシリコーンの1種又は2種以上と、(D)20℃に
    おいてペースト状であって30℃〜55℃に融点を有す
    る油剤5〜30質量%とを含有することを特徴とするヘ
    アーリンス組成物。
  2. 【請求項2】 (C)と(D)との質量比[(D)/
    (C)]が、0.1〜5.0である請求項1記載のヘア
    ーリンス組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199636A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Toho Chem Ind Co Ltd 毛髪用組成物
JP2012508688A (ja) * 2008-06-25 2012-04-12 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー セチルトリメチルアンモニウムクロリド含有ヘアコンディショニング組成物
JP2012097047A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Nof Corp 毛髪化粧料
JP2014094924A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Nof Corp 毛髪化粧料

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