JP2001139264A - エレベータ駆動装置の支持装置 - Google Patents

エレベータ駆動装置の支持装置

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JP2001139264A
JP2001139264A JP32497099A JP32497099A JP2001139264A JP 2001139264 A JP2001139264 A JP 2001139264A JP 32497099 A JP32497099 A JP 32497099A JP 32497099 A JP32497099 A JP 32497099A JP 2001139264 A JP2001139264 A JP 2001139264A
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elevator
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動装置5をガイドレール1に取り付けて支
持する場合に、乗かごの上下のローラガイド10a,1
0bの間隔を十分大きくできるようにする。 【解決手段】 駆動装置5を取付部20に取り付け、こ
の取付部20の両側に固定部23の下部を取り付け、固
定部23の上端部をガイドレール1の上端部に固定す
る。これにより、乗かごのローラガイド10aは高い位
置まで上昇可能となり、上下のローラガイド10a,1
0bの間隔を大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの駆動
装置をガイドレールに取り付けて支持する支持装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ホームエレベータや小型エレベータで
は、設置スペースが限られている場合が多いため、昇降
路の省スペース化が望まれている。特にホームエレベー
タは一般住宅に設置するため、省スペースは重要な要素
になっている。そこで、トラクション式のエレベータに
おいては、昇降路の最上部に駆動装置を設置するため
に、乗かご用及びつり合いおもり用のガイドレールの上
部に駆動装置を取り付けて支持する方法がとられること
が多い。ホームエレベータの場合、最小オーバーヘッド
寸法が2400mmと小さいため、駆動装置の設置方法として
は次の2例の何れかを使用することが多い。
【0003】図4,図5は従来の駆動装置の設置方法の
一例を示す図であり、図4は昇降路の概略平面図、図5
は図4のA−A概略断面図である。図において、1は昇
降路2内に設置した一対のガイドレールで、乗かご3用
のガイドレール1aと、つり合いおもり4用のガイドレ
ール1bとが一体に形成されている。5は減速機6とモ
ータ7を備えた駆動装置、8は乗かご3とつり合いおも
り4とを連結した主ロープ(図示省略)が巻かれたトラ
クションシーブである。これらの駆動装置5等は取付台
9によって一対のガイドレール1の間に設置されてい
る。10a,10bは乗かご3のローラガイド、12は
昇降路2の天井である。
【0004】この従来例の特徴はトラクションシーブ8
の回転面が間口方向に設置されていることである。その
ため、主ロープはつり合いおもり4のほぼ重心を吊るこ
とができ、また乗かご3側は奥行き方向の重心近くを吊
ることができるため、乗かご3の乗心地が比較的良いと
いう特徴がある。
【0005】一方、ホームエレベータでは、減速機6は
通常ウオーム式を使用しているため、駆動装置5は縦置
きになり、その高さが高くなる。そのため、取付台9の
位置を下げなければならず、また取付台9との干渉を避
けるためにローラガイド10aの位置も下げなければな
らない。この結果、ローラガイド10a,10bの間隔
が小さくなってローラガイド10a,10bに掛かる偏
荷重が大きくなり、乗かご3の乗心地が悪くなるととも
に、ローラガイド10a,10bの強度を上げる必要が
あるという問題がある。
【0006】図6は他の従来例を示すもので、図4に相
当する図であり、図4と同一符号は同一のものを示して
いる。この従来例の特徴はトラクションシーブ8の回転
面が奥行き方向に設置されていることである。そのた
め、駆動装置5を横置きにしてその高さを低くできる。
これにより、ローラガイド10a,10bの間隔を大き
くでき乗かご2の乗心地を良くできるとともに、ローラ
ガイド10a,10bの強度も低く押さえることができ
る。
【0007】一方、トラクションシーブ8の回転面が奥
行き方向に設置されているため、主ロープは乗かご3の
奥行き方向の重心とつり合いおもり4の重心の両方を吊
ることはできなくなる。そのため、乗かご3のローラガ
イド10a,10bやつり合いおもり4のガイドシュー
にに掛かる偏荷重が大きくなり、乗心地が悪くなるとい
う問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来のも
のは何れもローラガイドやガイドシューに偏荷重がかか
って、乗かご3の乗心地の悪化に繋がるという問題があ
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動装置を取
り付ける取付部の位置を低くすることによって、駆動装
置の縦置きを可能とし、またこの取付部のガイドレール
への固定位置を高くすることによって、乗かごの上下の
ローラガイドの間隔を大きく取れるようにしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図3
により説明する。図1は要部の平面図、図2は図1のB
−B部分断面図、図3は図2のC−C断面図である。図
において、20は駆動装置5等を取り付ける取付部であ
り、マシンビーム21と一対のマシンベッド22,22
を備え、このマシンベッド22,22に駆動装置5等を
固定してある。23,23は一対の固定部であり、乗か
ご用ガイドレール1aとの間には少なくともローラガイ
ド10aが通過可能な距離をおいて配置され、その下部
は取付部20の両側にそれぞれ取り付けられ、上部はガ
イドレール1の上部に固定されている。24は固定部2
3の中間部をつり合いおもり用ガイドレール1bに保持
するブラケットであり、ガイドレール1bにクリップ2
4aで止められている。また図4,図5と同一符号は同
一のものを示している。
【0011】本実施形態は、取付部20が低い位置にあ
るため、駆動装置5を縦置きにしてトラクションシーブ
8の回転面を間口方向に設置することができる。このた
め主ロープはつり合いおもり4のほぼ重心及び、乗かご
3の奥行き方向の重心近くを吊ることができるため、乗
かご3の乗心地を良くすることができる。
【0012】また、固定部23によって取付部20をガ
イドレール1の上部に固定することができるため、乗か
ご3のローラガイド10aは図2の位置まで上昇するこ
とができる。このため、図6で説明したように、ローラ
ガイド10a,10bの間隔を大きくして乗かご3の乗
心地を良くできるとともに、ローラガイド10a,10
bの強度も低く押さえることができる。
【0013】更に、ブラケット24によって固底部23
の中間部ををつり合いおもり用ガイドレール1bに保持
させることにより、取付部20の揺動を防止している。
尚、つり合いおもり4は乗かご3よりも小さく、最上昇
位置に来てもそのガイドシューがブラケット24と干渉
することはない。
【0014】前記の実施形態では、乗かご,つり合いお
もりの案内具としてローラガイド,ガイドシューを使用
しているが、状況に応じて適当な案内具を使用すればよ
い。本発明は、乗かごの乗心地を損なうことなく、駆動
装置等の設置のための空間を確保するものであるから、
設置される駆動装置の種類はウオーム式に限定されるこ
とはなく、またホームエレベータに限定されるものでも
ない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オーバーヘッド寸法が小さいエレベータであっても、乗
かごの乗心地を損なうことなく駆動装置等を設置するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の平面図であ
る。
【図2】図1のB−B部分断面図である。
【図3】図2のC−C断面図である。
【図4】従来の駆動装置の設置方法の一例を示す昇降路
の概略平面図である。
【図5】図4のA−A概略断面図である。
【図6】他の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 1a 乗かご用のガイドレール 1b つり合いおもり用のガイドレール 3 乗かご 4 つり合いおもり 5 駆動装置 8 トラクションシーブ 20 取付部 23 固定部 24 ブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの駆動装置をガイドレールで
    支持させる支持装置において、 前記支持装置は、前記駆動装置を取り付ける取付部と、
    この取付部を前記ガイドレールに固定する固定部を有
    し、固定部のガイドレールに固定する位置が前記取付部
    よりも高い位置になるように構成したことを特徴とする
    エレベータ駆動装置の支持装置。
  2. 【請求項2】 エレベータの駆動装置を複数のガイドレ
    ールで支持させる支持装置において、 前記支持装置は、前記駆動装置を取り付ける取付部と、
    この取付部の両側に立設するように取り付けた一対の固
    定部とを有し、前記固定部の上端部をそれぞれ各ガイド
    レールに固定する構成としたエレベータ駆動装置の支持
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイドレールは、乗かご用ガイドレ
    ールと、つり合いおもり用ガイドレールが一体になった
    構成のガイドレールであり、このガイドレールは一対設
    置されていることを特徴をする請求項1又は請求項2記
    載のエレベータ駆動装置の支持装置。
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