JP2001138816A - 走行車両 - Google Patents

走行車両

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JP2001138816A
JP2001138816A JP32825399A JP32825399A JP2001138816A JP 2001138816 A JP2001138816 A JP 2001138816A JP 32825399 A JP32825399 A JP 32825399A JP 32825399 A JP32825399 A JP 32825399A JP 2001138816 A JP2001138816 A JP 2001138816A
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seat
console
opening
driver
seats
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JP32825399A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fukumoto
健氏 福元
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】座席シート間の移動を容易に行うことができる
とともに、座席シート間に物入れ部を設け、その中に物
を入れることができる走行車両を提供する。 【解決手段】ゴルフカート1の前部には、前部座席台3
の上部に運転席シート5、助手席シート6が左右に区分
されて設けられており、それらの間にはコンソール7が
設けられている。コンソール7の上面は、各シート5、
6の上面よりも高さが低く形成されており、運転席シー
ト5から助手席シート6側への移動が容易とされてい
る。コンソール7の上面において、前部側にはキースイ
ッチ、発進/停止ボタン72、警告ランプが取着されて
おり、中央から後部側には複数の物入れ凹部74が形成
されている。後部座席の背もたれ部14の左右両側面に
は、発進/停止ボタン72と同様の発進/停止ボタン7
8が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車両に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴルフバッグ等の物品をプレ
イヤやキャディに代わって運搬したり、プレイヤやキャ
ディ自身が各ホール間を移動するために用いられるゴル
フカートとしては、種々のタイプのものが提供されてい
る。例えば、前記物品のみを運搬可能でプレイヤ等が搭
乗不能な荷物専用タイプ、物品を運搬可能でプレイヤ等
が2人搭乗可能な2人乗りタイプ、物品を運搬可能でプ
レイヤ等が5人搭乗可能な5人乗りタイプ等がある。
【0003】前記2人乗りタイプのゴルフカートでは、
左右方向に2人座れる横長状の座席シートに同時に2人
が、或いは左右一対の座席シートにそれぞれ1人ずつが
座れるようになっている。一方、前記5人乗りタイプの
ゴルフカートでは、前記2人乗りタイプで説明した2種
類の座席構造のいずれかによって前部座席シートに2人
が、そしてさらに後部に左右方向に3人座れる横長状の
後部座席シートに3人が座れるようになっており、前と
後ろで合計5人が座れるようになっている。
【0004】又、近年のゴルフカートにおいては、走行
線にループ線を埋設して、電磁誘導にて自動走行する形
式のものが提案されている。この種のゴルフカートは、
自動/手動切換レバーを備えており、このレバーを切り
換えることにより、自動走行モードと、運転者の操作に
より走行する手動走行モードとが選択されて、いずれの
走行モードによっても走行が可能となっている。そし
て、自動走行モード時には、発進/停止スイッチを操作
することにより、ゴルフカートの走行開始及び停止が行
われる。
【0005】この発進/停止スイッチは、例えば、特開
平9−039787号公報で開示されたゴルフカート
(5人乗りタイプ)のように、複数(同公報では3つで
あり、1つはフロントカウルの操作パネル部分に、残り
の2つは前部座席の背もたれ部分の左右両側)設けられ
ており、そのいずれかの操作によって、走行開始及び停
止が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記2人乗
りタイプ或いは5人乗りタイプのゴルフカートにおい
て、プレイヤ等は移動中に飲料を飲んだりするときに
は、飲料用の缶、コップ等を保持するものが特に設けら
れていないため、それを手に持つか、或いは足元に置く
等する必要があり、非常に面倒であり、又、こぼれる虞
があった。
【0007】又、移動途中で運転を交代する際には、運
転席近傍にはハンドル等のステアリング機構等が存在す
るため、それらが障害となって運転席から助手席側へ、
或いは助手席から運転席側への移動がスムーズに行われ
ない等の不具合があった。
【0008】又、前記公報で開示されたゴルフカートに
は3つの発進/停止スイッチが設けられているものの、
その設置箇所は、ゴルフカートの側部後方にいる車外の
人にとっては、いずれも操作が困難な位置であった。
【0009】本発明の第1の目的は、座席シート間の移
動を容易に行うことができるとともに、座席シート間に
物入れ部を設け、その中に物を入れることができる走行
車両を提供することにある。又、第2の目的は、走行車
両の側部後方にいる車外の人でも、車両の走行を制御す
るためのスイッチを操作できる走行車両を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、少なくとも一対の座席シートを
備えた走行車両において、前記座席シート間には、シー
トよりも高さが低いコンソールを設け、同コンソールに
は、物入れ部を設けたことを要旨としている。
【0011】従って、請求項1の発明では、一対の座席
シート間に設けられたコンソールは各座席シートよりも
高さが低いため、一方の座席シートから他方の座席シー
ト側への移動時に、コンソールが障害となることが低減
される。又、コンソールには物入れ部が設けられている
ため、その物入れ部に物を入れることが可能である。
【0012】請求項2の発明は、前後にそれぞれ前部座
席シートと、後部座席シートとを備えた請求項1に記載
の走行車両において、前記一対の座席シートは、前部座
席シートであって、前記コンソールには、車両の走行を
制御するための第1制御スイッチを設けたことを要旨と
している。
【0013】従って、請求項2の発明では、前記請求項
1の発明の作用に加えて、第1制御スイッチは一対の前
部座席シート間のコンソールに設けられているため、各
前部座席シートに座った人によって操作可能である。
又、前記第1制御スイッチは後部座席シートに座った人
によっても操作可能である。
【0014】請求項3の発明は、請求項2に記載の発明
において、前記後部座席の車外側側面に、車両の走行を
制御するための第2制御スイッチを設けたことを要旨と
している。
【0015】従って、請求項3の発明では、前記請求項
2の発明の作用に加えて、第2制御スイッチは後部座席
の車外側側面に設けられているため、前部座席シート或
いは後部座席シートに座った人以外の人、例えば、走行
車両の側部後方にいる車外の人によって操作可能であ
る。
【0016】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
に記載の発明において、前部座席シートを支持する前部
座席台の中央上面には、前記コンソールを構成するカバ
ーにて覆われる第1の開口部を有し、前記コンソールを
構成するカバーは、第1の開口部を開閉可能に配置した
ことを要旨としている。
【0017】従って、請求項4の発明では、前記請求項
2又は請求項3の発明の作用に加えて、コンソールを構
成するカバーは第1の開口部を開閉可能であるため、コ
ンソールによって第1の開口部を覆わない場合には、第
1の開口部下方に配置された装置のメインテナンスが可
能となる。一方、コンソールによって第1の開口部を覆
う場合には、第1の開口部からのダスト侵入が防止され
るため、前記装置はダストから保護される。
【0018】請求項5の発明は、請求項2又は請求項3
に記載の発明において、前部座席シートを支持する前部
座席台の中央上面には、前記コンソールを構成するカバ
ーにて覆われる第1の開口部と、前部座席シートにより
覆われるとともに第1の開口部と連通する第2の開口部
とを有し、前記コンソールを構成するカバーは、第1の
開口部を開閉可能に配置し、前部座席シートは第2の開
口部を開閉可能に配置したことを要旨としている。
【0019】従って、請求項5の発明では、前記請求項
2又は請求項3の発明の作用に加えて、コンソールを構
成するカバーは第1の開口部を開閉可能であり、各前部
座席シートは第2の開口部を開閉可能である。そして、
各前部座席シートによって第2の開口部を覆い、コンソ
ールによって第1の開口部を覆わない場合には、第1の
開口部のみが「開」状態になり、第2の開口部からのダ
スト侵入が防止されたうえで第1の開口部下方に配置さ
れた装置のメインテナンスが可能となる。
【0020】請求項6の発明は、請求項2〜請求項5の
うち何れか一項に記載の発明において、前部座席シート
を、前部座席シートを支持する支持部材に対して移動自
在に配置し、同シートの下方に位置する他の部材の面
に、物入れ凹部を設けたことを要旨としている。
【0021】従って、請求項6の発明では、前記請求項
2〜請求項5のうち何れか一項の発明の作用に加えて、
前部座席シートを支持部材に対して移動させたうえで、
前部座席シートの下方に位置する他の部材の面の物入れ
凹部に物を入れたり、或いは物入れ凹部から物を取り出
すことが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を図面に従って説明する。図1はゴルフカ
ートを示す斜視図である。本実施形態のゴルフカート1
は、前後に座席を有する多人数乗り(本実施形態では5
人乗り)タイプであって、しかも自動走行モードと、運
転者の操作により走行する手動走行モードとの2つのモ
ードでの走行が可能となっている。このゴルフカート1
の走行線にはループ線(図示しない)が埋設されてお
り、ゴルフカート1は自動走行モード時には電磁誘導に
て自動走行される。
【0023】図1において、走行車両としてのゴルフカ
ート1の車体下部を支持するメインフレーム2(図2参
照)の前部には前部座席台3が、後部にはリアカウル4
がそれぞれ設けられている。支持部材及び他の部材とし
ての前部座席台3の上部には、運転席シート5と助手席
シート6とが左右に区分されて設けられており、運転席
シート5と助手席シート6との間にはコンソール7が設
けられている。本実施形態では、運転席シート5及び助
手席シート6は、それぞれ座席シート及び前部座席シー
トを構成している。一方、リアカウル4の上部には後部
座席台8を介して、左右方向(尚、本実施形態では、左
右方向を車幅方向ということもある)に3人座れる横長
状の後部座席シート9が設けられており、ゴルフカート
1は5人乗りとされている。
【0024】運転席シート5及び助手席シート6の後部
には、それぞれ座席ステー11を介して背もたれ部12
が設けられている。一方、後部座席シート9の後部には
一対の座席ステー13を介して横長状の背もたれ部14
が設けられている。又、運転席シート5、助手席シート
6、後部座席シート9の外側方にはそれぞれアシストバ
ー15、16、17が設けられている。
【0025】前記前部座席台3とリアカウル4との間に
は後部座席シート9に座る人用の後部ステップ21が設
けられており、前部座席台3の前方には運転席シート5
に座る人用、助手席シート6に座る人用の前部ステップ
22(図1においては運転席シート5に座る人用の前部
ステップ22のみ図示)が設けられている。前部ステッ
プ22の前端部にはフロントカウル23が一体に設けら
れている。運転席シート5の前方には、フロントカウル
23から突出して配置されたハンドル等のステアリング
機構24が設けられており、又、運転席シート5の足元
前方にはブレーキペダル25及びアクセルペダル26が
設けられている。前記前部座席台3の下方には左右一対
の前輪27(図1では左側の前輪27のみ図示)が懸架
されており、又、リアカウル4の後部下方には左右一対
の後輪28(図1では左側の後輪28のみ図示)が懸架
されている。
【0026】前記フロントカウル23の上部には一対の
フロントピラー31が上方に延設されている。一方、前
記後部座席シート9の背もたれ部14の上部には、前記
座席ステー13と一体に形成された一対のリアピラー3
2(図1においては片側のみ図示)が上方に延設されて
いる。前記フロントピラー31及びリアピラー32の上
端部間にはルーフ33が支持されている。前記リアカウ
ル4の後方には、バッグキャリア34が斜め上方に向か
って延設されており、その上にゴルフバッグを載せるこ
とができるようになっている。又、バッグキャリア34
の左右両側には、傘やパター等を収容可能な一対の収容
ケース35が設けられている。
【0027】図2に示すように、前記メインフレーム2
は丸パイプからなり、その中間部とそれより前方には、
それぞれ一対の中間フレーム部41とフロントフレーム
部42とフロントサブフレーム部43とが一体に形成さ
れている。前記各中間フレーム部41は、車体の長手方
向に沿った所定平面上に形成されている。前記各フロン
トフレーム部42は、前記各中間フレーム部41と同一
平面上に各中間フレーム部41間よりも幅狭に形成され
ている。前記各フロントサブフレーム部43は、前記各
フロントフレーム部42と同一平面上に各フロントフレ
ーム部42間よりも幅広に形成された一対の水平フレー
ム部43aと、L字状に上方に曲折された一対の曲折フ
レーム部43bとからなる。
【0028】前記一対のフロントサブフレーム部43の
各水平フレーム部43a間には、断面逆チャンネル状を
なす補強フレーム44が車幅方向に延びるように固設さ
れている。補強フレーム44の左右両端は各水平フレー
ム部43aよりも外側に突出されている。そして、各水
平フレーム部43a及び補強フレーム44を被覆するよ
うに、中空状に成形された合成樹脂からなる前部ステッ
プ22が設けられている。
【0029】前部ステップ22の下面には図3(a)、
(b)に示すように、各水平フレーム部43a及び補強
フレーム44を配置すべく、前後方向に2つ、左右方向
に1つのフレーム配置凹部45が形成されている。一
方、前部ステップ22において前記補強フレーム44の
突出部分に対応する部位(左右1箇所ずつ)には、イン
サート成形により設けられた雌ねじ46が配置されてお
り、ボルト47(片側のみ図示)を介して前部ステップ
22が補強フレーム44に取り付けられている。一方、
フロントカウル23は中空状に成形されて、前記前部ス
テップ22と一体に連結されており、その上部には後方
に向かってダッシュボード部48が突設されている。前
記ダッシュボード部48の下方には足元凹部49が形成
されており、前部ステップ22とフロントカウル23と
の間に設けた貫通孔50を介して、足元凹部49内には
前記各曲折フレーム部43bが突出して配置されてい
る。
【0030】前記各フロントフレーム部42の左右両側
には、フロントフレーム部42に配置した図示しない懸
架装置を介して各前輪27が懸架されており、その懸架
部分を覆うように、各フロントフレーム部42間に設け
られた図示しない前部座席台支持フレームを介して前部
座席台3が支持されている。
【0031】前部座席台3は図2に示すように、左右一
対のシート支持部51が前壁52及び後壁53を介して
一体形成されており、各シート支持部51間の空間59
(第1の開口部を構成する)には、図示しない各種装置
(停点通過スイッチ、ブレーキ解除スイッチ等のスイッ
チ類やコントローラ等の電装品)が収納されている。前
記各シート支持部51の上面である面としての支持面5
4の中央には、平面視略正方形状をなす物入れ凹部55
がそれぞれ凹設されており、各物入れ凹部55内に、雨
天時にゴルフバッグを覆うためのシート等の収納物を収
納することができるようになっている。そして、前記各
物入れ凹部55を含む各支持面54の全体を覆うよう
に、運転席シート5、助手席シート6がそれぞれ前方に
回動可能(移動自在)に支持されており、各物入れ凹部
55内に収納物を収納したり、各物入れ凹部55内から
収納物を取り出すことができるようになっている。
【0032】この運転席シート5、助手席シート6の支
持構造を図4(a)、(b)を用いて説明する。尚、運
転席シート5の支持構造と助手席シート6の支持構造と
は同様であるため、運転席シート5の支持構造のみを説
明し、助手席シート6の支持構造の説明は省略する。
【0033】前記運転席シート5用のシート支持部51
において、支持面54の前側中央には、前記物入れ凹部
55よりも浅い取付凹部56が凹設されており、その取
付凹部56に断面L字形状をなす係止フレーム61が固
着されている。係止フレーム61の上面には係止部63
を形成すべく、U字形状をなす係止用孔62が穿設され
ている。一方、前記運転席シート5の下面前寄り中央に
は、前記係止フレーム61に係合可能な板金64が固着
されている。板金64は、下段水平部65、垂直部6
6、上段水平部67からなり、下段水平部65から垂直
部66にかけて係止用孔68が穿設されている。
【0034】そして、支持面54に対して運転席シート
5が載置されているとき(載置時)には、板金64の垂
直部66が係止フレーム61の係止用孔62に対して垂
直方向に貫通されており、下段水平部65は係止フレー
ム61の下面よりも下方に配置されている。一方、物入
れ凹部55内に収納物を収納する際等に運転席シート5
が前方に回動されると、板金64の垂直部66が係止フ
レーム61の係止用孔62から上方に抜け、やがて下段
水平部65が係止用孔62に対して上下に貫通される。
そして、運転席シート5の前方回動に伴って板金64が
前方に移動し、係止フレーム61の係止部63が板金6
4の係止用孔68に対して嵌入される。
【0035】即ち、板金64を備えた運転席シート5
は、係止フレーム61の係止部63を支点として前方回
動するようになっており、下段水平部65が垂直状にな
る状態までで回動を終了し、板金64が係止フレーム6
1から脱落しないことにより、運転席シート5がシート
支持部51から離脱しないようになっている。従って、
運転席シート5を前方回動して物入れ凹部55内に収納
物を収納したり、物入れ凹部55内から収納物を取り出
したりすることが可能となっており、このとき運転席シ
ート5が前方回動によって脱落せず、作業終了後はすぐ
に運転席シート5を後方に回動して元に戻すことができ
るようになっている。
【0036】前記運転席シート5と助手席シート6との
間には、前記前部座席台3の各シート支持部51間の空
間59を覆うようにコンソール7(カバー)が取り外し
可能に取着されている。前記前部座席台3の各シート支
持部51の互いに対向する側面(空間59側)におい
て、各シート支持部51の支持面54から前壁52に向
かう一対の傾斜面51a近傍、及び後壁53近傍には、
それぞれ取付凹部51b(全部で4つであるが、図2で
は2つを図示)が凹設されている。そして、各傾斜面5
1aと取付凹部51bとの間、及び各支持面54と取付
凹部51bとの間には、それぞれ雌ねじが螺刻された金
具57(全部で4つであるが、図5(a)では1つのみ
図示)が取り付けられている。そして、各金具57に対
して、コンソール7の左右両側に設けた貫通孔7a(全
部で4つ)を介してビス58を螺合することにより、コ
ンソール7が前部座席台3に対して着脱自在に固定され
ている。
【0037】前記コンソール7の上面は、運転席シート
5や助手席シート6の上面よりも高さが低く形成されて
いる。従って、一方の座席シート(例えば、運転席シー
ト5)から他方の座席シート(例えば、助手席シート
6)側への移動時に、コンソール7が障害となることが
低減される。
【0038】コンソール7の上面において、前部側には
キースイッチ71、発進/停止ボタン72、警告ランプ
73が取着されており、中央から後部側には複数(本実
施形態では5つ)の物入れ凹部74が形成されている。
第1制御スイッチとしての発進/停止ボタン72は図5
(b)に示すように、コンソール7の上面に凹設された
取付凹部75に装着されている。発進/停止ボタン72
には、取付凹部75と連通された挿通孔76に挿入され
たハーネス72bが接続されており、このハーネス72
bは各シート支持部51間の空間59に配設されたコン
トローラ(図示しない)に接続されたハーネス77に対
してカプラ72cを介して接続されている。尚、キース
イッチ71及び警告ランプ73も発進/停止ボタン72
と同様にして、コンソール7に対して装着されている。
【0039】コンソール7は空間59を開閉可能に配置
されており、図5(b)に示すように、コンソール7に
よって空間59を覆う場合には、空間59は「閉」状態
になり、空間59上方(コンソール7が存在する)から
のダスト侵入が防止されるため、空間59下方に配置さ
れた各種装置はダストから保護される。
【0040】そして、前記各ビス58(全部で4つ)を
取り外し、さらにキースイッチ71、発進/停止ボタン
72、警告ランプ73に接続されたハーネス72b等
を、ハーネス77等に対してカプラ72c等を介して外
すことにより、コンソール7と前部座席台3とが完全に
分離される。このようにコンソール7によって空間59
を覆わない場合には、図示はしないが、空間59は
「開」状態になり、空間59下方に配置された各種装置
のメインテナンスを施すことができるようになってい
る。
【0041】尚、運転席(運転席シート5)近傍には、
自動/手動切換レバー(図示しない)が設けられてお
り、同自動/手動切換レバーは、自動走行モードと手動
走行モードとに選択的に切り換え可能である。又、後部
座席シート9の背もたれ部14の左右両側面(後部座席
の車外側側面を構成する)には、それぞれ前記発進/停
止ボタン72と同様の第2制御スイッチとしての発進/
停止ボタン78(図1では片方のみを図示)が設けられ
ている。この発進/停止ボタン78の位置は、運転席シ
ート5、助手席シート6、後部座席シート9のいずれか
に座った人以外の人、例えば、ゴルフカート1の側部後
方にいる車外の人によって操作可能な位置とされてい
る。
【0042】前記キースイッチ71は、「切」、
「入」、「セルフ(自動)」に選択的に切り換え可能で
ある。キースイッチ71が「入」に設定されていると
き、手動走行モードによる走行(手動走行)及び自動走
行モードによる走行(自動走行)のうちいずれかの走行
が可能となっている。又、キースイッチ71が「セル
フ」に設定されているとき、自動走行のみが可能となっ
ている。前記発進/停止ボタン72、78(本実施形態
では合計3つ)は、自動/手動切換レバーが自動走行モ
ードに設定された状態で、いずれかのボタンが押圧操作
(1回目)されると、ゴルフカート1が自動走行を開始
し、その後、いずれかのボタンが押圧操作(2回目)さ
れると、ゴルフカート1が停止するようになっている。
即ち、発進/停止ボタン72、78は、車両の走行を制
御するためのものである。
【0043】物入れ部としての物入れ凹部74は図6に
示すように、飲料用の缶、コップ等を保持するホルダと
して用いられる平面視円形状をなすものや、小物等の収
納物が収納可能な小物入れとして用いられる平面視長方
形状をなすもの等、複数種の大きさを備えている。
【0044】前記キースイッチ71、発進/停止ボタン
72、警告ランプ73、物入れ凹部74の位置は、運転
席シート5に座った人、助手席シート6に座った人、後
部座席シート9に座った人のいずれの人によっても、操
作(キースイッチ71、発進/停止ボタン72)や視認
(警告ランプ73)、さらには利用(物入れ凹部74)
が可能な位置とされている。
【0045】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、運転席シート5と助手席シート
6との間に各シート5、6よりも高さが低いコンソール
7を設けたため、一方の座席シート(例えば、運転席シ
ート5)から他方の座席シート(例えば、助手席シート
6)側への移動を容易に行うことができるとともに、コ
ンソール7に物入れ凹部74を設けたため、その物入れ
凹部74にコップや小物等を入れることができる。
【0046】尚、特開平9−198137号公報で開示
された従来のゴルフカートは、前部座席が2シータ(左
右一対の前部座席を有している)とされているが、それ
らの間は狭く、本実施形態の物入れ凹部74のような物
入れ部が存在していない。従って、前部座席間にコップ
等を入れることができない。
【0047】(2)本実施形態では、運転席シート5と
助手席シート6との間のコンソール7に発進/停止ボタ
ン72を設けたため、運転席シート5や助手席シート6
に座った人のみならず、後部座席シート9に座った人も
発進/停止ボタン72を操作することができる。又、キ
ースイッチ71、警告ランプ73、物入れ凹部74にお
いても、運転席シート5、助手席シート6、後部座席シ
ート9のいずれのシートに座った人によっても、操作、
視認、利用を可能にできる。
【0048】(3)本実施形態では、後部座席シート9
の背もたれ部14の左右両側面に発進/停止ボタン78
を設けたため、ゴルフカート1の側部後方にいる車外の
人が発進/停止ボタン78を操作することができる。
【0049】ここで、自動走行モード時に、ゴルフカー
ト1の自動走行を開始させたり、或いは停止させたりす
るとき、本実施形態では、合計3つある発進/停止ボタ
ン72、78のいずれかを押圧操作すればよい。そし
て、発進/停止ボタン72は、運転席シート5、助手席
シート6、後部座席シート9のいずれかに座った人によ
って操作可能であり、発進/停止ボタン78は、ゴルフ
カート1の側部後方にいる車外の人によって操作可能で
あるため、従来よりも発進/停止ボタン72、78のい
ずれかを操作できる人の範囲を広げることができる。
【0050】即ち、従来の特開平9−039787号公
報で開示されたゴルフカートには、本実施形態のゴルフ
カート1の発進/停止ボタン72、78の合計個数と同
じ3つの発進/停止スイッチが設けられている。1つ
は、前部座席に座る人にとって操作しやすいフロントカ
ウルの操作パネル部分(前部座席よりも前方にあるた
め、後部座席に座る人が操作するのは困難な位置)に設
けられている。残りの2つは、後部座席に座る人にとっ
て操作し易い前部座席の背もたれ部分の左右両側(前部
座席の左右両側にあるため、ゴルフカートの側部後方に
いる車外の人が操作するのは困難な位置)に1つずつ設
けられている。従って、3つの発進/停止スイッチを備
えながら、ゴルフカートの側部後方にいる車外の人には
それらが操作できないことになる。
【0051】ところが、本実施形態のゴルフカート1に
おいては、前記公報と同じ個数の発進/停止ボタン7
2、78でありながら、従来においては操作することが
できなかったゴルフカート1の側部後方にいる車外の人
でも操作できることになり、発進/停止ボタン72、7
8のいずれかを操作できる人の範囲を広げることができ
る。
【0052】(4)本実施形態では、前部座席台3の各
シート支持部51間において、空間59をコンソール7
によって覆って「閉」状態にすることが可能であるた
め、空間59上方(コンソール7が存在する)からのダ
スト侵入が防止され、空間59下方に配置された各種装
置をダストから保護することができる。
【0053】(5)本実施形態では、前部座席台3の各
シート支持部51間において、空間59をコンソール7
によって覆わずに「開」状態にすることが可能であるた
め、空間59下方に配置された各種装置のメインテナン
スを行うことができる。
【0054】(6)本実施形態では、運転席シート5や
助手席シート6を前部座席台3に対して前方回動可能と
し、しかも前部座席台3の上面に物入れ凹部55を設け
たため、運転席シート5や助手席シート6を前部座席台
3に対して前方回動させたうえで、物入れ凹部55内に
収納物を入れたり、或いは物入れ凹部55から収納物を
取り出すことができる。
【0055】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図7及び図8を参照して説明する。尚、本実施形
態のゴルフカート1は、前記第1実施形態に比較して、
前部座席台3の形状が異なっており、前記第1実施形態
の構成と同一又は相当する構成については同一符号を付
して説明を省略する。
【0056】さて、本実施形態の前部座席台3の各シー
ト支持部51の互いに対向する内側面には、それぞれ凹
部81が上下方向に延設されており、各凹部81は各シ
ート支持部51間の空間59(第1の開口部を構成す
る)と連通されている。各凹部81は上方にも下方にも
開口されており、上部開口部(第2の開口部を構成す
る)は符号83にて、下部開口部は符号84にて図示さ
れている。
【0057】そして、各物入れ凹部55、各上部開口部
83を含む各支持面54の全体を覆うように、運転席シ
ート5、助手席シート6が前記第1実施形態と同様に、
それぞれ前方に回動可能に支持されている。即ち、運転
席シート5、助手席シート6は各上部開口部83を開閉
可能に配置されており、図8では各シート5、6によっ
て各上部開口部83が「閉」状態とされている。
【0058】又、運転席シート5と助手席シート6との
間には、前記第1実施形態と同様に、空間59を覆うよ
うにコンソール7(カバー)が取り外し可能に取着され
ているが、図8では説明の便宜上、コンソール7を取り
外した状態が図示されている。即ち、コンソール7は空
間59を開閉可能に配置されており、図8ではコンソー
ル7によって空間59が覆われておらず、空間59は
「開」状態とされている。
【0059】図8に示すように、運転席シート5、助手
席シート6によって各上部開口部83を覆い、コンソー
ル7によって空間59を覆わない場合には、空間59の
みが「開」状態になり、各上部開口部83上方からのダ
スト侵入が防止されたうえで空間59及び凹部81内の
各種装置(コントローラ等)のメインテナンスが可能と
なる。
【0060】又、図示はしないが、運転席シート5、助
手席シート6によって各上部開口部83を覆わず、コン
ソール7によって空間59を覆う場合には、各上部開口
部83のみが「開」状態になり、空間59上方(コンソ
ール7が存在する)からのダスト侵入が防止されたうえ
で空間59及び凹部81内の各種装置(コントローラ
等)のメインテナンスが可能となる。
【0061】従って、本実施形態によれば、前記第1実
施形態における(1)〜(6)に記載の効果に加えて、
以下のような効果を得ることができる。 (7)本実施形態では、前部座席台3の各シート支持部
51間において、空間59のみを「開」状態にすること
が可能であるため、「閉」状態とされる各上部開口部8
3上方からのダスト侵入を防止したうえで空間59等に
設けられた各種装置のメインテナンスを行うことができ
る。
【0062】(8)本実施形態では、前部座席台3の各
シート支持部51間において、各上部開口部83のみを
「開」状態にすることが可能であるため、「閉」状態と
される空間59上方からのダスト侵入を防止したうえで
凹部81等に設けられた各種装置のメインテナンスを行
うことができる。
【0063】なお、前記各実施形態は以下のように変更
してもよい。 ・前記各実施形態では、運転席シート5と助手席シート
6との間にコンソール7を設けたが、次のようにしても
よい。即ち、前記各実施形態では、左右方向に3人座れ
る横長状の後部座席シート9としたが、これを左側後部
座席シートと右側後部座席シートとに区分して設け、そ
の左側後部座席シートと右側後部座席シートとの間に、
同両シートよりも高さが低く、しかも物入れ凹部74と
同様の物入れ部を有するコンソールを設けてもよい。
【0064】この場合、前部座席シートは、前記各実施
形態と同様に運転席シート5と助手席シート6とに区分
してもよい(この場合、4人乗り)し、或いは左右方向
に3人座れるように横長状に構成してもよい(この場
合、5人乗り)。又、前部座席シートを運転席シート5
と助手席シート6とに区分した場合、運転席シート5と
助手席シート6との間にコンソール7を設けてもよい
し、コンソール7を設けなくてもよい。
【0065】このようにした場合には、左右両側の後部
座席シート間に同両シートよりも高さが低いコンソール
を設けることにより、一方の座席シート(例えば、左側
後部座席シート)から他方の座席シート(例えば、右側
後部座席シート)側への移動を容易に行うことができる
とともに、コンソールに物入れ部を設けることにより、
その物入れ部に物を入れることができる。
【0066】又、前部座席シートを運転席シート5と助
手席シート6とに区分してそれらの間にコンソール7を
設け、且つ、後部座席シートを左側後部座席シートと右
側後部座席シートとに区分してそれらの間に物入れ部を
有するコンソールを設けた場合には、前側においても後
ろ側においても左右方向への移動を容易に行うことがで
きるとともに、各コンソールの物入れ部に物を入れるこ
とができる。
【0067】・前記各実施形態では、前後に座席を有す
る多人数乗り(前記各実施形態では5人乗り)タイプの
ゴルフカート1に具体化したが、前に座席を有し、後ろ
には座席を有さない2人乗りタイプのゴルフカートに具
体化してもよい。この場合、座席は2シータであり、そ
れらの間に各シートよりも高さが低く、しかも物入れ部
を有するコンソール(例えば、前記各実施形態のコンソ
ール7)を設けることとする。
【0068】・前記実施形態では、自動走行モードと手
動走行モードとの2つのモードでの走行が可能なゴルフ
カート1に具体化したが、手動走行のみが可能な走行車
両(例えば、ゴルフカート)に具体化してもよい。この
場合も、前席或いは後席のうち少なくともいずれか一方
を2シータとし、それらの間にコンソール7のようなコ
ンソールを設ける。又、この場合、発進/停止ボタン7
2、発進/停止ボタン78を省略する。
【0069】・前記実施形態では、走行車両としてのゴ
ルフカート1に具体化したが、ゴルフカート以外の走行
車両、例えば、バギー車、ゴーカート等に具体化しても
よい。
【0070】・前記各実施形態では、前部座席台3に対
してコンソール7をビス58(前記各実施形態では4
つ)を介して取り外し可能に取着したが、前部座席台3
とコンソール7との間にヒンジを設けて、そのヒンジを
支点にして前部座席台3に対してコンソール7を回動可
能に支持してもよい。この場合、コンソール7を、前部
座席台3の各シート支持部51間の空間59を開閉可能
に配置する。
【0071】このようにした場合にも、コンソール7に
よって空間59を「開」状態にしたときには、空間59
下方に配置された各種装置のメインテナンスを行うこと
ができる。又、コンソール7によって空間59を「閉」
状態にしたときには、空間59上方(コンソール7が存
在する)からのダスト侵入が防止され、前記各種装置を
ダストから保護することができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、一対の
座席シート間に各座席シートよりも高さが低いコンソー
ルを設けたため、一方の座席シートから他方の座席シー
ト側への移動を容易に行うことができるとともに、コン
ソールに物入れ部を設けたため、その物入れ部に物を入
れることができる。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、前記請求
項1に記載の発明の効果に加えて、一対の前部座席シー
ト間のコンソールに第1制御スイッチを設けたため、各
前部座席シートに座った人のみならず、後部座席シート
に座った人も第1制御スイッチを操作することができ
る。
【0074】請求項3に記載の発明によれば、前記請求
項2に記載の発明の効果に加えて、後部座席の車外側側
面に第2制御スイッチを設けたため、走行車両の側部後
方にいる車外の人が第2制御スイッチを操作することが
できる。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、前記請求
項2又は請求項3に記載の発明の効果に加えて、コンソ
ールを構成するカバーによって第1の開口部を開閉可能
としたため、第1の開口部下方に配置された装置のメイ
ンテナンスを行うことができる。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、前記請求
項2又は請求項3に記載の発明の効果に加えて、第1の
開口部のみ、或いは第2の開口部のみを「開」状態にす
ることが可能であるため、「閉」状態とされる開口部か
らのダスト侵入を防止したうえで「開」状態とされる開
口部下方に配置された装置のメインテナンスを行うこと
ができる。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、前記請求
項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の発明の効果に
加えて、前部座席シートを支持部材に対して移動自在に
配置し、しかも前部座席シートの下方に位置する他の部
材の面に物入れ凹部を設けたため、前部座席シートを支
持部材に対して移動させたうえで、物入れ凹部に物を入
れたり、或いは物入れ凹部から物を取り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のゴルフカートを示す斜視図。
【図2】 前部座席付近の概略分解斜視図。
【図3】 (a)はメインフレームに対する前部ステッ
プの取付構造を示す側断面図であり、(b)は正断面図
である。
【図4】 (a)は前部座席台に対する運転席シートの
取付構造を示す側断面図であり、(b)は板金及び係止
フレームを示す斜視図である。
【図5】 (a)は前部座席台に対するコンソールの取
付構造を示す断面図であり、(b)はコンソールに対す
る発進/停止ボタンの取付構造を示す側断面図である。
【図6】 ゴルフカートの要部概略平面図。
【図7】 第2実施形態の前部座席台を示す斜視図。
【図8】 前部座席台からコンソールを取り外した状態
を示す概略平面図。
【符号の説明】
1…走行車両としてのゴルフカート、3…支持部材及び
他の部材としての前部座席台、5…座席シート及び前部
座席シートとしての運転席シート、6…座席シート及び
前部座席シートとしての助手席シート、7…コンソー
ル、9…後部座席シート、54…面としての支持面、5
5…物入れ凹部、59…第1の開口部としての空間、7
2…第1制御スイッチとしての発進/停止ボタン、74
…物入れ部としての物入れ凹部、78…第2制御スイッ
チとしての発進/停止ボタン、83…第2の開口部とし
ての上部開口部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の座席シートを備えた走
    行車両において、 前記座席シート間には、シートよりも高さが低いコンソ
    ールを設け、同コンソールには、物入れ部を設けたこと
    を特徴とする走行車両。
  2. 【請求項2】 前後にそれぞれ前部座席シートと、後部
    座席シートとを備えた走行車両において、 前記一対の座席シートは、前部座席シートであって、 前記コンソールには、車両の走行を制御するための第1
    制御スイッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の走行車両。
  3. 【請求項3】 前記後部座席の車外側側面に、車両の走
    行を制御するための第2制御スイッチを設けた請求項2
    に記載の走行車両。
  4. 【請求項4】 前部座席シートを支持する前部座席台の
    中央上面には、前記コンソールを構成するカバーにて覆
    われる第1の開口部を有し、 前記コンソールを構成するカバーは、第1の開口部を開
    閉可能に配置したことを特徴とする請求項2又は請求項
    3に記載の走行車両。
  5. 【請求項5】 前部座席シートを支持する前部座席台の
    中央上面には、前記コンソールを構成するカバーにて覆
    われる第1の開口部と、前部座席シートにより覆われる
    とともに第1の開口部と連通する第2の開口部とを有
    し、 前記コンソールを構成するカバーは、第1の開口部を開
    閉可能に配置し、 前部座席シートは第2の開口部を開閉可能に配置したこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の走行車
    両。
  6. 【請求項6】 前部座席シートを、前部座席シートを支
    持する支持部材に対して移動自在に配置し、同シートの
    下方に位置する他の部材の面に、物入れ凹部を設けた請
    求項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の走行車両。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042241A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Daikyonishikawa Corp 内装パネルの組付構造

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