JP2001138675A - カード - Google Patents

カード

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JP2001138675A
JP2001138675A JP32422399A JP32422399A JP2001138675A JP 2001138675 A JP2001138675 A JP 2001138675A JP 32422399 A JP32422399 A JP 32422399A JP 32422399 A JP32422399 A JP 32422399A JP 2001138675 A JP2001138675 A JP 2001138675A
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JP
Japan
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card
finger
concave portion
recesses
hole
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JP32422399A
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Kazutoshi Isachi
一利 伊佐地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュカード、クレジットカード等のカ
ードにおいて、カード入れ等からの取り出しを、スムー
ズに行うことができるカードを提供する。 【解決手段】 カード10の4辺に沿って凹部12a〜
12dを設ける。この凹部12a〜12dは略楕円形状
を呈している。凹部の代わりに穴部としてもよい。 【効果】 カードの取出しを円滑に行うことができると
ともに、カードの裏表を識別でき、また、凹部等の形状
や大きさを変えることにより、カードの種類を識別する
ことも可能となり、特に、盲目の人には有効となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードに関するも
のであり、特にカード入れ等からの取り出しをスムーズ
に行うことができるカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、キャッシュカードやクレジッ
トカード等、種々のカードが使われており、それらのカ
ードの表面は略平滑状に形成されている。又、カードは
プラスチック等、硬質の素材で作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の様なカ
ードを財布等に設けられたカード入れ等から出し入れす
る際、該カード上で指が滑り、出し入れが困難な場合が
あった。特に、キャッシュカードや、クレジットカード
等は硬質な素材で形成されており、さらに、カード入れ
の幅としては、カードの幅と略同一の幅を有しているの
が一般的であることから、カード入れに挿入してあるカ
ードを指でつまんで取り出すには無理な場合があった。
特に、カード入れの中に、該カード入れの容量に対し
て、最大容量にあたる枚数のカードが挿入してある場
合、該カード同士、又は該カードとカード入れが密着し
た状態になるため、カード入れからカードを取り出すの
に、困難を要する場合があった。
【0004】そこで、本発明は、カード入れ等からの取
り出しを、スムーズに行うことができるカードを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、カー
ドであって、該カードにおける平面領域に、掛止部が設
けられていることを特徴とする。この第1の構成のカー
ドにおいては、掛止部が設けられているので、この掛止
部に指を引っかけることができる。つまり、平滑状のカ
ード上に設けられた掛止部を利用して、カードをカード
入れ等より、スムーズに取り出すことができる。
【0006】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記掛止部が、凹部、穴部、凸部の少なくともいず
れかであることを特徴とする。よって、凹部、穴部、凸
部の少なくともいずれかからなる掛止部に指を掛止して
カードを取り出すことができる。
【0007】また、第3には、上記第1又は第2の構成
において、上記カードが略長方形状を呈し、上記掛止部
が、該略長方形の外周に沿った端部に設けられているこ
とを特徴とする。この第3の構成のカードにおいては、
掛止部が、略長方形の外周に沿った端部に設けられてい
るので、カード入れ等に挿入されているカードを取り出
す場合、該端部にある掛止部を利用して、スムーズに該
カードを取り出すことができる。
【0008】また、第4には、上記第1から第3までの
いずれかの構成において、上記掛止部が、該略長方形状
の辺部の略中央付近に設けられていることを特徴とす
る。この第4の構成のカードにおいては、掛止部が端部
の略中央付近に設けられているので、カードを引き抜く
力が左右均等に掛かり、カード入れ等にカードが挿入し
てある状態からカードの取出し方向に平行にカードを取
り出すことができる。つまり、カード入れ等からカード
を取り出す際に、取り出す途中でカードが斜めになった
り、カード入れ等内でカードが引っかかるのを防止する
ことができる。
【0009】また、第5には、上記第1から第4までの
いずれかの構成において、上記掛止部が、各辺に対応し
て4つ設けられていることを特徴とする。この第5の構
成のカードにおいては、掛止部が各辺と対応して4つ設
けられているので、該カードにおいて、4辺のどの辺か
らカード入れに挿入しても、いずれかの辺の端部に設け
られた掛止部を用いてカードを取り出すことができる。
【0010】また、第6には、上記第1から第5までの
いずれかの構成において、上記掛止部が略楕円状を呈し
ていることを特徴とする。この第6の構成のカードにお
いては、掛止部が略楕円状を呈しているため、楕円の長
軸が辺部に沿うように該掛止部を配設することにより、
該カード上への印字領域を広く確保することが可能とな
る。
【0011】また、第7には、上記第1から第6までの
いずれかの構成において、上記カードがキャッシュカー
ド、クレジットカード、テレホンカードのうちの少なく
ともいずれかであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。
【0013】まず、第1実施例に基づくカード10は、
図1、図2に示すように、略長方形状を呈し、その角部
にはアールが形成されている。つまり、その大きさ、形
状は、従来からのキャッシュカードやクレジットカード
等と略同様であり、その素材としては、例えば、合成樹
脂等により形成されている。本実施例では、キャッシュ
カードを例に取って説明する。
【0014】また、このカード10には、その平面領域
に4つの凹部、すなわち、凹部12a、12b、12
c、12dが設けられている。つまり、上記掛止部とし
ての上記凹部12a〜12dはカード10の外周に沿っ
た端部に設けられており、さらに、該凹部12a〜12
dは該カード10の4辺の各辺部の略中央付近に設けら
れている。この凹部12a〜12dは、図1、図2に示
すように、略楕円状の平面形状を有し、また、凹部12
dの断面形状は、図3に示すように形成され、該凹部1
2dの外周はなだらかに傾斜し、該凹部12dの底面は
略平面を呈している。なお、凹部12a〜12cの断面
形状も同様に図3に示すように形成されている。
【0015】上記のような構成のカードの製造方法とし
ては、上記のような形状に型成形してもよいし、平板形
状に形成後、凹部12a〜12dを設けるようにしても
よい。
【0016】上記構成カード10の使用状態について説
明する。すでにカード入れ等に挿入してあるカードを取
り出す場合について図4を用いて説明する。財布Sに設
けられたカード入れ20に挿入されているカード10に
設けられた凹部12a〜12dのうち、外部に露出した
凹部であって、カード10の取出し方向に設けられた凹
部に指30を押し当て、その状態で、該指30によって
カード10をカード挿入方向と反対方向にずらす。図4
では、凹部12aに指を押し当てた例となっている。
【0017】すると、該凹部12aに指30を掛止する
ことができ、指30と凹部12a間に生じる摩擦を利用
して、カード10をカード入れよりスムーズに取り出す
ことができる。なお、凹部12a以外の凹部に指を掛止
してもよいことはいうまでもない。また、上記凹部12
a〜12dは略楕円状を呈しているため、カード表面の
印字領域を確保することが可能となる。つまり、凹部1
2aと凹部12c間の領域を例に取ると、凹部12a、
12cが略楕円形状に形成され、かつ、辺部に沿って横
長となるように設けられている。つまり、略楕円形状の
長軸が、該凹部が近接する辺部に沿うように、該凹部1
2a、12cが設けられている。よって、凹部12aと
凹部12c間の領域を広く取ることが可能となり、印字
領域を広く確保することが可能となる。なお、凹部12
bと凹部12d間においても同様である。この点は、後
述の第2実施例においても同様である。
【0018】また、カードの使用方法等の説明を該カー
ドの裏面に記載する場合、該裏面は略平滑状を保ったま
まなので、容易に該説明等を記載することができる。
【0019】また、凹部12a〜12dが設けられてい
ることによって、指で触るだけでカードの表面と裏面と
を識別でき、例えば、盲目の人でもカードの裏表を識別
することが可能となる。また、凹部の形状や大きさをカ
ードの種類によって変えることによって、指で該凹部を
触るだけでカードの種類を識別することができ、盲目の
人でもカードの種類を識別することが可能となる。
【0020】次に、第2実施例について説明する。この
第2実施例のカードは上記第1実施例のカードと略同様
の構成であるが、凹部の代わりに穴部とした点が異な
る。つまり、図5、図6に示すように、カード40は略
長方形状を呈し、上記掛止部としての4つの穴部42
a、42b、42c、42dを有している。上記穴部4
2a〜42dはカード40の外周に沿った端部に設けら
れており、さらに、該穴部42a〜42dは該カード4
0の4辺の各辺部の略中央付近に設けられている。ま
た、穴部42a〜42dは、図5、図6に示すように、
略楕円状を呈しており、該略楕円形状の長軸が各穴部が
近接する辺部に沿うように、各穴部42a〜42dが配
設されている。また、図7に示すように、穴部42a〜
42dはカード40を貫通した状態で設けられている。
【0021】上記構成カード40の使用状態について説
明する。カード40の使用状態は上記カード10の使用
状態と同じである。つまり、すでにカード入れ等に挿入
してあるカードを取り出す場合を図4を用いて説明する
と、カード入れ20に挿入してあるカード40の上端に
設けてある穴部42aに指30を押し当て、その状態
で、該指30によってカード40をカード挿入方向と反
対方向にずらす。
【0022】上記のようにカード40に穴部が設けてあ
ることによって、該穴部に指を引っかけることができ
る。つまり、平滑状のカード上に設けられた穴部を利用
して、カードをカード入れ等より、スムーズに取り出す
ことができる。なお、当然穴部42a以外の穴部が露出
している場合には、その穴部を利用する。
【0023】また、カードの使用方法等の説明を該カー
ドの裏面に記載する場合、該裏面は略平滑状を保ったま
まなので、容易に該説明等を記載することができる。ま
た、穴部42a〜42dが設けられていることによっ
て、指で触るだけでカードの表面と裏面とを識別でき、
また、穴部の形状や大きさをカードの種類によって変え
ることによって、指で該穴部を触るだけでカードの種類
を識別することができる。
【0024】なお、本実施例では、キャッシュカードを
例に取って説明したが、他のカード、例えば、クレジッ
トカード、ICカード等であってもよい。また、テレホ
ンカード等の厚みが薄いカードに適用してもよい。
【0025】また、カードに磁気記録領域やIC等の記
録領域が設けられている場合に、該記録領域が設けられ
る領域には凹部や穴部を設けないようにして、該記録領
域を保護することも考えられる。例えば、長方形状のあ
る辺に沿って磁気記録領域が設けられている場合には、
その辺に沿った位置には凹部や穴部を設けず、他の3辺
に沿った位置に設けるようにする。
【0026】また、上記の説明では、カードの平面領域
に凹部又は穴部を設けるとして説明したが、凹部、穴部
の代わりに、指を掛止するための上記掛止部として凸部
を設けるようにしてもよい。なお、凸部の形状として
は、例えば、平面視で略楕円形状とする。
【0027】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載のカード
によれば、掛止部が設けられているので、この掛止部に
指を引っかけることができる。つまり、平滑状のカード
上に設けられた掛止部を利用して、カードをカード入れ
等より、スムーズに取り出すことができる。
【0028】また、特に、請求項3に記載のカードによ
れば、掛止部が、略長方形の外周に沿った端部に設けら
れているので、カード入れ等に挿入されているカードを
取り出す場合、該端部にある掛止部を利用して、スムー
ズに該カードを取り出すことができる。
【0029】また、特に、請求項4に記載のカードによ
れば、掛止部が端部の略中央付近に設けられているの
で、カードを引き抜く力が左右均等に掛かり、カード入
れ等にカードが挿入してある状態からカードの取出し方
向に平行にカードを取り出すことができる。つまり、カ
ード入れ等からカードを取り出す際に、取り出す途中で
カードが斜めになったり、カード入れ等内でカードが引
っかかるのを防止することができる。
【0030】また、特に、請求項5に記載のカードによ
れば、掛止部が各辺と対応して4つ設けられているの
で、該カードにおいて、4辺のどの辺からカード入れに
挿入しても、いずれかの辺の端部に設けられた掛止部を
用いてカードを取り出すことができる。また、特に、請
求項6に記載のカードによれば、掛止部が略楕円状を呈
しているため、該カード上への印字の妨げを少なくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づくカードを斜め後方から
視認した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に基づくカードを上方から視認
した状態を示す平面図である。
【図3】図1、図2におけるP−P断面図である。
【図4】カードの使用状態を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例に基づくカードを斜め後方から
視認した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例に基づくカードを上方から視認
した状態を示す平面図である。
【図7】図5、図6におけるQ−Q断面図である。
【符号の説明】
10 カード 12 凹部 40 カード 42 穴部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードであって、 該カードにおける平面領域に、掛止部が設けられている
    ことを特徴とするカード。
  2. 【請求項2】 上記掛止部が、凹部、穴部、凸部の少な
    くともいずれかであることを特徴とする請求項1に記載
    のカード。
  3. 【請求項3】 上記カードが略長方形状を呈し、上記掛
    止部が、該略長方形の外周に沿った端部に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のカード。
  4. 【請求項4】 上記掛止部が、該略長方形状の辺部の略
    中央付近に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2又は3に記載のカード。
  5. 【請求項5】 上記掛止部が、各辺に対応して4つ設け
    られていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は
    4に記載のカード。
  6. 【請求項6】 上記掛止部が略楕円状を呈していること
    を特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載
    のカード。
  7. 【請求項7】 上記カードがキャッシュカード、クレジ
    ットカード、テレホンカードのうちの少なくともいずれ
    かである請求項1又は2又は3又は4又は5又は6のい
    ずれかに記載のカード。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123370A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 穴開きカード内蔵貼り合わせシート
GB2439052A (en) * 2006-06-13 2007-12-19 David Nigel Hall Data card
WO2014030634A1 (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 株式会社レーベン販売 情報記憶カード

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