JP2001138611A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動プリント情報に含まれるプリント設定中
にプリンタ本体が実行不可能な設定がある場合、その設
定を無視して、希望にそぐわない無駄なプリント出力を
行なったり、突然のエラーにより印刷が出来なくなって
しまったりしていた。特に印刷制御情報を入力した人
と、印刷処理を行う人が異なる場合等では、印刷処理を
行う人は印刷制御情報の内容を認識していないことが有
り、使用者は、どうしてこのようになったのかが分から
ないことがあった。 【解決手段】 画像処理装置に着脱可能な記録媒体から
画像データ及び印刷制御情報を読み込み、読み込んだ印
刷制御情報に基づいて、画像データの印刷を制御し、さ
らにその印刷制御情報に、画像処理装置が実行不可能な
機能の設定がなされていた場合には、その実行不可能な
機能を告知することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体から、画
像データと前記画像データに関する印刷制御情報を読込
み、この印刷制御情報に基づいて、画像データを印刷す
る画像処理装置、画像処理方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】デジタルカメラの普及に伴い、デジタル
カメラで撮影した画像をデジタルラボでのプリントサー
ビスや、家庭用のパーソナルプリンタでプリント出力す
る機会が増大している。

【０００３】これまでの銀塩写真のプリントサービスは
フィルム中の全ての画像を現像し、画像を確認する必要
があるため、全ての画像をプリントする必要があった。
それに対し、前述したデジタルカメラでは撮影した画像
をすぐに確認することが可能であるため、必要な画像だ
けを、必要な枚数プリントすることが可能である。

【０００４】近年、デジタルカメラ等により得られた複
数の画像を、記憶装置に挿脱可能な記憶媒体に記憶して
おき、これと共に、記憶媒体に記憶する画像の中から、
所望の画像を自動的にプリントするための印刷制御情報
としての自動的プリント情報を記憶させ、プリント時に
は、この自動的プリント情報に基づいて、自動的に所望
の画像をプリントするシステムが広まってきている。

【０００５】この種のシステムに関する統一的なフォー
マットとしてDPOF（Digital PrintOrder Format）が知
られている。このDPOFで定義されている、印刷制御情報
の種類としては、印刷したい画像のソース情報（画像フ
ァイル名），日付／時刻，プリント枚数，プリント種
（ノーマルプリントか、インデックスプリントか），文
字およびタイトルの情報，画像回転情報，トリミング情
報等であった。

【０００６】このDPOFを用いて印刷制御情報を画像と共
に記憶した記憶媒体を、ラボサービス店に持ち込むこと
によって、デジタルカメラ等で撮影した画像を、簡単に
プリントアウトすることが出来る。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】従来の複写機等の画像
形成装置では、画像形成装置のユーザーインターフェー
スを操作して、プリント枚数やプリントサイズ等を設定
し、これらの印刷制御情報を装置内のHDDのような大容
量メモリに、画像とともに格納してプリントしている。
また、近年は、画像形成装置とネットワークでつながっ
ているパーソナルコンピュータ等から、画像形成装置の
メモリに印刷制御情報と画像データを転送して、プリン
トしている。

【０００８】しかしながら、DPOFのような印刷制御情報
は、画像とともにメモリーカードのような記憶媒体に記
憶させると言う形態のため、あらかじめ設定しておいた
自動プリント情報に、プリンタ本体が実行不可能な設定
をする場合が発生してしまう。

【０００９】つまり、画像処理装置に着脱可能な記録媒
体を用いる場合、印刷制御情報を記録するユーザーは、
特に持ち込む先の画像処理装置が備える機能を全て知り
得ないので、持ち込み先によって、印刷制御情報に記録
されている処理のうち、対応できる処理と対応できない
処理が存在している場合があるからである。

【００１０】例えば、自動プリント情報でインデックス
プリントが指定されているにもかかわらず、プリンタ本
体がインデックスプリントを行なう機構が備わっていな
い場合、インデックスプリントの設定を無視して、希望
にそぐわない無駄なプリント出力を行なったり、突然の
エラーにより印刷が出来なくなってしまったりしてい
た。

【００１１】また、特に印刷制御情報を入力した人と、
印刷処理を行う人が異なる場合等では、印刷処理を行う
人は印刷制御情報の内容を認識していないことが有り、
使用者は、どうしてプリントが出来ないのか、理由が分
からないことがあった。

【００１２】また、個々の画像処理装置自体に応じて、
可能な処理が異なっていることもある。

【００１３】特に、複写機やプリンター等でオプション
対応となっている、ステープルやパンチ、ソートなど
の、プリントの後処理機ついては、上記のような問題が
発生しやすい。

【００１４】このような場合には,設定しておいたプリ
ントが、正しく行われない可能性がある。

【００１５】このように、プリンタ本体が実行不可能な
設定がある場合の、使用者の使い勝手について、十分な
配慮がなされていなかった。

【００１６】そこで、本発明は、印刷制御情報にプリン
タ本体が実行不可能な設定がある場合の、エラーの発生
に対する使い勝手を向上させることを目的とする。

【００１７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置又画像処理方法は、画像処理装
置に着脱可能な記録媒体から画像データ及び印刷制御情
報を読み込み、読み込んだ印刷制御情報に基づいて、画
像データの印刷を制御し、さらにその印刷制御情報に、
画像処理装置が実行不可能な機能の設定がなされていた
場合には、その実行不可能な機能を告知することを特徴
とする。

【００１８】さらに、告知の内容を表示させることを特
徴とする。

【００１９】またさらに、告知の後の所定の操作の入力
により、印刷を開始させるように制御することを特徴と
する。

【００２０】またさらに、印刷制御情報には、ステープ
ルの指示といった印刷が終了した後の後処理情報を含む
ことを特徴とする。

【００２１】またさらに、印刷制御情報には、両面印刷
を指定する情報を含む事を特徴とする。

【００２２】またさらに、実行不可能な機能がステープ
ル処理またはパンチ処理に関するものであるときは、実
行不可能な機能の告知の後、自動的に印刷処理を開始さ
せることを特徴とする。

【００２３】

【発明の実施の形態】（第１実施例）以下に、図面を参
照して第1実施例を説明する。

【００２４】図１は、第1実施例の印刷システムの構成
を説明するブロック図であり、まず本発明の印刷システ
ムにおけるデジタルカメラについて説明する。

【００２５】101はデジタルカメラ本体で、102は主に光
学画像を取り込むレンズ，取り込んだ光学画像を光電変
換するＣＣＤ，光電変換されたアナログ信号をデジタル
信号に変換するＡ／Ｄ変換部からなる撮像部である。10
3は画像処理部で前記撮像部102から出力されたデジタル
画像信号にフィルター処理，色変換処理，ガンマ補正等
の各種画像処理を行う。104は画像圧縮部で前記画像処
理部103から出力されたデジタル画像信号をＪＰＥＧフ
ォーマットの画像データとして圧縮変換する。105はＵ
Ｉ設定部でユーザーがデジタルカメラ本体を操作するた
めのユーザーインターフェイスであり、撮影した画像に
対して後で説明する自動プリント情報に関する設定を行
う。106はデータ記録部で前記画像圧縮部104，ＵＩ設定
部105と接続されており、ＩＦ部107に対して脱着可能な
メモリーカード108へ画像データと印刷制御情報として
の自動プリント情報を前記ＩＦ部107を介して記録す
る。以上は本発明のデジタルカメラ101の画像記録につ
いての説明である。

【００２６】次に画像表示／再生について説明する。前
述したように撮像された画像データは前記画像処理部10
3で画像処理を施されディスプレイ制御部109に入力され
る。また、メモリーカード108に記録された画像データ
はＩＦ部107を介して110のデータ再生部109により読み
出され、画像伸長部111でＪＰＥＧフォーマットに圧縮
されていた画像データをビットマップデータに伸長変換
された後ディスプレイ制御部109に入力される。ディス
プレイ制御部109は入力された画像データに基づき、デ
ィスプレイ部112に画像を表示する。

【００２７】次に本実施例のプリンタについて説明す
る。

【００２８】113はプリンタ本体で、114はＩＦ部であ
り、メモリーカード108が脱着可能である。ＩＦ部114に
メモリーカード108が接続され、プリンタ操作部119上の
自動プリントを指示するキーが押されると、115のプリ
ントデータ解析部はＩＦ部114を介してメモリーカード1
08から入力される各種データを解析し、画像データは画
像処理部116、自動プリント情報はプリンタ制御部117に
出力する。116は画像処理部で入力された画像データに
対して色変換処理を含む種々の画像処理（反転，回転，
特殊効果処理等を含む）を施す。117はプリンタ装置全
体の制御を行うプリンタ制御部で、プリントデータ解析
部115から入力された自動プリント情報に基づき画像処
理部116、プリンタエンジン118を制御する。118はプリ
ンタエンジンで画像処理部116から入力された画像デー
タに基づきプリント出力を行う。119はユーザーがプリ
ンタを操作する為の操作部で、120は操作部内に含まれ
装置の現在の状態を表示する表示部である。

【００２９】図２は本実施例の画像処理装置の概略図で
ある。

【００３０】201は感光ドラムであり、202の前露光ラン
プによって画像形成に備えて除電される。203は１次帯
電器であり、感光ドラム201を一様に帯電させる。204は
露光手段であり、例えば半導体レーザー等で構成され、
前述した画像処理部116で処理された画像データに基づ
いて感光ドラム201を露光し、静電潜像を形成する。205
は現像器であり、黒色の現像剤（トナー）が収容されて
いる。206は転写前帯電器であり、感光ドラム201上に現
像されたトナー像を用紙に転写する前に高圧をかける。
207，208，209は給紙ユニットであり、各給紙ローラ21
0，211，212の駆動により、転写用紙が装置内へ給送さ
れレジストローラ213の配設位置で一旦停止し、感光ド
ラム201に形成された画像との書き出しタイミングがと
られ再給送される。214は転写帯電器であり、感光ドラ
ム201上に現像されたトナー像を給送される転写用紙に
転写する。215は分離帯電気であり、転写動作の終了し
た転写用紙を感光ドラム201より分離する。転写されず
に感光ドラム201上に残ったトナーはクリーナー216によ
って回収される。217は搬送ベルトで、転写プロセスの
終了した転写用紙を定着器218に搬送し、例えば熱によ
り定着させ転写用紙を出力する。

【００３１】図３は本実施例の記憶媒体内のディレクト
リ構造を説明した図である。

【００３２】301〜304はディレクトリで、302，303は画
像データを格納しているディレクトリである。304は自
動プリント情報を格納するディレクトリである。305〜3
09は画像データのファイルであり、前述したようにＪＰ
ＥＧフォーマットのデータとして格納されている。310
は自動プリント情報のファイルで、例えばテキストデー
タである。この図からわかるように画像データと自動プ
リント情報は別々のディレクトリに格納されている。

【００３３】図４は本実施例の自動プリント情報のファ
イル構造を説明した図である。

【００３４】印刷制御情報としての自動プリント情報
（AUTPRINT.MRK）310のファイル構造はヘッダーセクシ
ョン401と402〜404のジョブセクションにわかれてい
る。ヘッダーセクション401内にはこの自動プリント情
報（AUTPRINT.MRK）310を作成したデジタルカメラの機
種名，作成日時の情報が入っている。402〜404の各ジョ
ブセクションにはジョブのＩＤナンバー，プリント種の
設定（スタンダードプリント，インデックスプリント
等），画像ファイル名指定（例えばABC001.JPG，XYZ00
1.JPG），画像処理指定（トリミング情報，回転情報，
日付印刷，タイトル印刷等），両面印刷指定，ステイプ
ル指定、パンチ（２穴や３０穴など）指定の情報が入っ
ている。両面印刷指定とは画像データをプリント出力す
る際に両面印刷して出力するかどうかの指定する情報で
ある。ステイプル指定とは画像データをプリント出力す
る際のステイプル処理を指定する情報である。内容はス
テープルの有り無し，ステープル位置（コーナーステイ
プルや、シングルステイプル、ダブルステイプル）を指
定する情報である。

【００３５】次に図５、６、７を用いて、本実施例にお
ける自動プリント情報によるプリント出力動作を詳しく
説明する。

【００３６】図５は本実施例の自動プリント情報を詳し
く説明した図である。

【００３７】図６は本実施例の自動プリント動作を示す
フローチャートである。

【００３８】図７は本実施例の画像処理装置における表
示例である。

【００３９】メモリーカード108がプリンタ本体のＩＦ
部114に接続され、操作部上の自動プリントを指示する
キーが押されると（S601）、プリントデータ解析部115
はメモリーカード108内の情報を解析する（S602）。前
述したように自動プリント情報（ここではAUTPRINT.MR
K）をプリンタ制御部に出力する。501は前に図４で説明
したヘッダーセクションである。502,503は同様にJOBセ
クションである。今、502のジョブセクションについて
詳しく説明する。JOBセクション502はジョブのＩＤが00
1（PRT□PID=001）で、プリント種は、1枚の画像を1枚
の紙にプリントするスタンダードプリント（PRT□TYP=S
TD）、プリント枚数は1枚（PRT□QTY=003）、両面印刷
を指定（PRT□TSD=001，但し000の場合は両面指定無
し）、ステイプル指定は左辺2個所綴じのダブルステイ
プル（PRT□STP=002，但し000の場合はステイプル無
し、001は左上1個所綴じのコーナーステイプル、003の
場合は、左辺１ヶ所綴のシングルステイプル）が指定さ
れている。プリントする画像はABC001.JPEG, ABC002.JP
EG, ABC003.JPEG, ABC004.JPEG, XYZ001.JPEG, XYZ002.
JPEG, XYZ003.JPEG, XYZ004.JPEGである。但し、 ABC00
1.JPEGに関してはトリミングの指定（CFG□TRM=200,10
0,600,1000；これは画素番号X200,Y100を基準点にX600,
Y1000画素をトリミングする）と回転の指定（CFG□ROT=
90；右回りに９０度回転）の画像処理、 ABC002.JPEGに
は日付印刷とシャープネスの画像処理、 ABC002.JPEGに
はトリミングと日付印刷、 ABC004.JPEGは日付印刷と回
転の画像処理が指定されている。今、前述したように自
動プリント情報には、両面印刷及びステイプル処理が指
定されている(S603)が、プリンタ本体に両面印刷やステ
イプルを行う機構が備わっていない場合には、プリンタ
制御部117は表示部120に、その旨を告知する表示を行う
（S604）。例えばステイプルの機構が備わっていない場
合は、図７の括弧書きに示すような表示で、ステイプル
が実行できない旨を告知する。その後、ユーザーが再度
自動プリントキーを押すと、実行できない機能を無視し
て、その他の設定された画像処理を実行(S606)し、プリ
ンタエンジン118を制御しプリント出力を行う（S60
7）。

【００４０】また、本実施例では、簡単のために白黒複
写機を用いて説明したが、カラープリンターやカラー複
写機にも適用できることは言うまでも無い。

【００４１】上記の説明では、ステイプルや両面印刷の
機構を用いて説明したが、当然これに限るものではな
く、インデックスプリントやトリミング、回転といった
機能に適用してもよい。しかし、拡大・縮小や、トリミ
ング、回転といったソフトウェア上で実行できる機能と
違って、ステープルやパンチ穴あけ機能のような、印刷
後処理や、両面印刷等は、フィニッシャーや両面印刷ユ
ニットといったハードウェアが必要となる機能であっ
て、多くの場合、これらのハードウェアがオプションと
なっている現状から、ユーザーによって利用できる機能
が異なりやすい。

【００４２】そこで、メモリーカードのような、装置に
着脱可能な記憶媒体に、画像データと、DPOFなどの印刷
制御情報を記憶させて、ユーザーが所望の画像処理装置
に、記憶媒体を持ち込むと、画像処理装置自体が備える
機能と、メモリーカードの印刷制御情報に設定されてい
る機能が、一致しない場合が発生しやすい。

【００４３】つまり、実施例のように、ステープルやパ
ンチ穴あけ機能のような、印刷後処理や、両面印刷等が
備わっているどうかを調べた上で、印刷制御情報の登録
を行うことは、エラーの発生を防止する上で有効である
が、これはとても面倒であるし、複数の画像処理装置を
利用可能な場合に、それぞれの機能を認識することは非
常に大変な作業であり、前もって調べるという作業をす
るのでは、大変使い勝手が悪い。

【００４４】また、表示画面において、実行できない機
能の種類を告知することによって、使用者は何が実行で
きないかを知ることが出来る。

【００４５】記憶媒体には、印刷制御情報が記憶されて
いるので、この情報を解析することによって、実行でき
ない機能の種類を特定できると共に、これを表示するこ
とが出来るのである。

【００４６】そして、実行できない機能を知った上で、
プリントの実行を改めて指示することが出来るので、意
図しない印刷結果が得られてしまうことを防止できる。

【００４７】ただし、ステープルやパンチ機能に関して
は、印刷した後の処理であるため、得られる画像には何
ら影響はなく、ユーザーの指示を待つまでもなく印刷す
る様にしてもよい。この場合、処理は迅速に進み操作性
が向上するが、指定と異なる処理を行うのであるから、
ユーザーへの告知は行った方がよい。

【００４８】なお、本実施例では、実行できない機能の
告知を、表示画面上へ表示することで行ったがこれに限
るものではなく、警告音や音声によって行ってもよい。
表示することで視覚的に認識することが出来るという効
果が有るが、とくに音声により告知すれば、少し離れた
ところに居たとしても、エラーの発生とその理由を知る
ことが出来る。

【００４９】以上の発明は、例えば使用者がコンピュー
ターを操作しながら、印刷コマンドを送信して、プリン
タに印刷をさせる場合とは違って、プリンタの機能を認
識し得ない状況で印刷設定する場合、つまりDPOFを用い
るような場合等に、特に有効である。

【００５０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実行できない機能の種類を告知することによって、使用
者は何が実行できないかを知ることが出来る。特に着脱
可能な記憶媒体に印刷制御情報を記録する場合には、持
ち込み先の画像処理装置によって、処理できる機能が異
なりやすいので、実行できない機能を使用者に認識させ
る本発明は、使い勝手がよい。

【００５１】また、実行できない機能の告知を、表示画
面上へ表示することで、視覚的にすぐに認識することが
出来る。

【００５２】また、告知の後の前記所定の操作の入力に
より、印刷を開始するように制御するので、実行できな
い機能を知った上で、プリントの実行を改めて指示する
ことが出来、意図しない印刷結果が得られてしまうこと
を防止できる。

【００５３】また、印刷制御情報に、ステープルやパン
チ穴あけ機能のような、印刷後処理や、両面印刷等の機
能に関する情報を含む場合に適用することが、特にこの
ましい。

【００５４】また、実行不可能な機能がステープル処理
またはパンチ処理に関するものであるときは、前記告知
の後、自動的に印刷処理を開始することで、より操作性
が増す。

【図面の簡単な説明】

【図1】第１実施例の印刷システムの構成を説明するブ
ロック図

【図２】第１実施例の画像処理装置の概略図

【図３】第１実施例の記憶媒体内のディレクトリ構造を
説明した図

【図４】第１実施例の自動プリント情報のファイル構造
を説明した図

【図５】第１実施例の自動プリント情報を詳しく説明し
た図

【図６】第１実施例の自動プリント動作を示すフローチ
ャート

【図７】実施例の画像処理装置における表示例

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像処理装置に着脱可能な記録媒体から
   画像データ及び印刷制御情報を読み込む手段と、 読み込んだ前記印刷制御情報に基づいて、前記画像デー
   タの印刷を制御する印刷制御手段と、 前記印刷制御情報に、実行不可能な機能の設定がなされ
   ていた場合に、前記実行不可能な機能を告知する告知手
   段を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 【請求項２】 更に、前記告知の内容を表示させる表示
   手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処
   理装置。
3. 【請求項３】 さらに、所定の操作を入力する手段を有
   し、 前記告知の後の前記所定の操作の入力により、印刷を開
   始させるように制御する制御手段を有することを特徴と
   する請求項１乃至２に記載の画像処理装置。
4. 【請求項４】 前記印刷制御情報には、印刷が終了した
   後の後処理情報を含むことを特徴とする請求項１乃至３
   のいずれかに記載の画像処理装置。
5. 【請求項５】 前記後処理情報はステープル処理に関す
   る情報を含むことを特徴とする請求項1乃至４のいずれ
   かに記載の画像処理装置。
6. 【請求項６】 前記印刷制御情報には、両面印刷を指定
   する情報を含む事を特徴とする請求項１乃至５のいずれ
   かに記載の画像処理装置。
7. 【請求項７】 前記実行不可能な機能がステープル処理
   またはパンチ処理に関するものである場合、前記告知の
   後、前記印刷制御手段は、自動的に印刷処理を開始させ
   ることを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載の
   画像処理装置。
8. 【請求項８】 前記画像処理装置は、プリンタの印刷制
   御を行うホストコンピュータであることを特徴とする請
   求項１乃至７のいずれかに記載の画像処理装置。
9. 【請求項９】 前記画像処理装置は、さらに、前記画像
   データを印刷する印刷手段を有することを特徴とする請
   求項１乃至７の何れかに記載の画像処理装置。
10. 【請求項１０】 画像処理装置に着脱可能な記録媒体か
    ら画像データ及び印刷制御情報を読み込む工程と、読み
    込んだ前記印刷制御情報に基づいて、前記画像データの
    印刷を制御する印刷制御工程と、 前記印刷制御情報に、実行不可能な機能の設定がなされ
    ていた場合に、前記実行不可能な機能を告知する告知工
    程を有することを特徴とする画像処理方法。
11. 【請求項１１】 更に、前記告知工程での告知の内容を
    表示させる表示工程を有する特徴とする請求項１０に記
    載の画像処理方法。
12. 【請求項１２】 さらに、所定の操作を入力する工程を
    有し、 前記告知の後の前記所定の操作の入力により、前記画像
    データの印刷を開始させるように制御する制御工程を有
    することを特徴とする請求項１０乃至１１に記載の画像
    処理方法。
13. 【請求項１３】 前記印刷制御情報には、印刷が終了し
    た後の後処理情報を含むことを特徴とする請求項１０乃
    至１２のいずれかに記載の画像処理方法。
14. 【請求項１４】 前記後処理情報はステープル処理に関
    する情報を含むことを特徴とする請求項１０乃至１３の
    いずれかに記載の画像処理方法。
15. 【請求項１５】 前記印刷制御情報には、両面印刷を指
    定する情報を含む事を特徴とする請求項１０乃至１４の
    いずれかに記載の画像処理方法。
16. 【請求項１６】 前記実行不可能な機能がステープル処
    理またはパンチ処理に関するものである場合、前記告知
    の後、前記印刷制御工程は、自動的に印刷処理を開始さ
    せることを特徴とする請求項１０乃至１５のいずれかに
    記載の画像処理方法。