JP2001138496A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2001138496A
JP2001138496A JP31984599A JP31984599A JP2001138496A JP 2001138496 A JP2001138496 A JP 2001138496A JP 31984599 A JP31984599 A JP 31984599A JP 31984599 A JP31984599 A JP 31984599A JP 2001138496 A JP2001138496 A JP 2001138496A
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Japan
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maintenance
cassette
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print
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JP31984599A
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English (en)
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Masaaki Koyaizu
正明 小柳出
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷コマンド受信から印刷が終了するまでの
間に、メンテナンスを行うことを極力防止し、印刷処理
全体のスループットを向上させる。 【解決手段】 前回のメンテナンス処理からの印刷枚数
をカウントする印刷枚数カウンタ23bと、給紙カセッ
ト4が取出されたか否かを検出する給紙カセットセンサ
4aとを設け、印刷枚数カウンタによる印刷枚数Pが予
め設定した次のメンテナンス処理を行う規定枚数KPを
経過した場合であっても、給紙カセットセンサが給紙カ
セット無しを検出すればメンテナンス処理を行い、給紙
カセット無しを検出しなければメンテナンス処理を行わ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のタイミング
でインクジェットヘッドのメンテナンス処理を実行する
インクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、インクジェ
ットヘッドを構成するインク室のインク吐出口に用紙の
紙粉付いて目詰りを起したり、気泡が入って吐出口のイ
ンクの表面張力が崩れてしまったり、インク室の吐出口
にゴミがついたりすると、そのインク室はインク不吐出
状態となる。このため、その状態を回復するメンテナン
ス処理は不可欠である。
【0003】このようなメンテナンス処理としては、イ
ンクジェットヘッドの吐出口側に図示しないインク受け
をのばし、受けに向って印刷出力と同じようにインクを
吐出口から吐出させるスピット、インクの供給側から圧
力をかけてインクを吐出口から出させるパージなどを行
う。
【0004】従来、このようなメンテナンス処理を行う
タイミングとしては、印刷枚数が予め設定した印刷枚数
を越えたときや、前回のメンテナンスからの経過時間が
予め設定した時間を越えたとき、又はこれらの組合せで
行うようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインク
ジェットプリンタでは、複数の印刷媒体を連続して印刷
する場合のようにすべての印刷が終了するまでに時間が
かかる場合には、印刷実行中であっても、印刷枚数が予
め設定した印刷枚数を越えたときや、前回のメンテナン
スからの経過時間が予め設定した時間を越えたときに
は、印刷を一旦中断して、メンテナンス処理が行われ
る。これでは、極端に印刷コマンド受信からすべての印
刷が終了するまでの印刷処理全体のスループットが低下
してしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、印刷コマンド受信から
印刷が終了するまでの間に、メンテナンスを行うことを
極力防止することができ、印刷処理全体のスループット
を向上させることができるインクジェットプリンタを提
供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、給
紙カセットに印刷媒体を収納し、この給紙カセットから
取出した印刷媒体に印刷を行うものであって、所定のタ
イミングでインクジェットヘッドのメンテナンス処理を
実行するインクジェットプリンタにおいて、前回のメン
テナンス処理からの印刷枚数をカウントする印刷枚数カ
ウント手段と、給紙カセットの印刷媒体がなくなったか
否かを検出する印刷媒体有無検出手段と、印刷枚数カウ
ント手段によるカウント枚数が予め設定した次のメンテ
ナンス処理を行う規定枚数を経過した場合であって、印
刷媒体有無判断手段が印刷媒体無しを検出した場合に、
メンテナンス処理を行うメンテナンス処理制御手段とを
設けたことを特徴とするインクジェットプリンタであ
る。
【0008】請求項2の本発明は、本体に脱着可能な給
紙カセットに印刷媒体を収納し、この給紙カセットから
取出した印刷媒体に印刷を行うものであって、所定のタ
イミングでインクジェットヘッドのメンテナンス処理を
実行するインクジェットプリンタにおいて、前回のメン
テナンス処理からの印刷枚数をカウントする印刷枚数カ
ウント手段と、給紙カセットが取出されたか否かを検出
する給紙カセット有無検出手段と、印刷枚数カウント手
段によるカウント枚数が予め設定した次のメンテナンス
処理を行う規定枚数を経過した場合であって、給紙カセ
ット有無検出手段が給紙カセットが取出されていること
を検出した場合に、メンテナンス処理を行うメンテナン
ス処理制御手段とを設けたことを特徴とするインクジェ
ットプリンタである。
【0009】請求項3の本発明は、給紙カセットに印刷
媒体を収納し、この給紙カセットから取出した印刷媒体
に印刷を行うものであって、所定のタイミングでインク
ジェットヘッドのメンテナンス処理を実行するインクジ
ェットプリンタにおいて、前回のメンテナンス処理から
の経過時間を計時する計時手段と、給紙カセットの印刷
媒体がなくなったか否かを検出する印刷媒体有無検出手
段と、計時手段による計時時間が予め設定した次のメン
テナンス処理を行う規定時間を経過した場合であって、
印刷媒体有無判断手段が印刷媒体無しを検出した場合
に、メンテナンス処理を行うメンテナンス処理制御手段
とを設けたことを特徴とするインクジェットプリンタで
ある。
【0010】請求項4の本発明は、本体に脱着可能な給
紙カセットに印刷媒体を収納し、この給紙カセットから
取出した印刷媒体に印刷を行うものであって、所定のタ
イミングでインクジェットヘッドのメンテナンス処理を
実行するインクジェットプリンタにおいて、前回のメン
テナンス処理からの経過時間を計時する計時手段と、給
紙カセットが取出されたか否かを検出する給紙カセット
有無検出手段と、計時手段による計時時間が予め設定し
た次のメンテナンス処理を行う規定時間を経過した場合
であって、給紙カセット有無検出手段が給紙カセットが
取出されていることを検出した場合に、メンテナンス処
理を行うメンテナンス処理制御手段とを設けたことを特
徴とするインクジェットプリンタである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図4を参照して説明する。図1は、本実施の形態
に係るインクジェットプリンタの構成を示す断面図で、
1は本体1aと本体1aに開閉自在に設けられてたカバ
ー1bからなる筐体、2はこの筐体1のほぼ中央に図中
矢印方向に回転自在に配設されたドラム、3は複数のイ
ンク室を配設してなりこれらインク室のインク吐出口を
ドラム2に対向して設けたインクジェットヘッド、4は
給紙カセット、5は排紙口、6は給紙カセット4から給
紙された印刷媒体としての用紙10の搬送路を示してい
る。
【0012】上記給紙カセット4近傍には、給紙カセッ
ト4の用紙10を1枚ずつピックアップして搬送路6へ
導入させるピックアップローラ7が設けられている。ま
た上記搬送路6には給紙カセット4からの用紙10を搬
送路6に沿って搬送させる搬送ローラ8が設けられてい
る。
【0013】上記給紙カセット4は、本体1aに矢印の
ように脱着自在に構成されている。そして、上記本体1
aには、この給紙カセット4の脱着の有無を検出する給
紙カセット有無検出手段としての給紙カセットセンサ4
aが設けられている。この給紙カセットセンサ4aは、
例えばマイクロスイッチで構成され、給紙カセット4が
取出されるとオフになり、給紙カセット4がセットされ
るとオンになるようになっている。なお、この給紙カセ
ット4が取出されると、印刷を中止する。
【0014】また、上記本体1aには、収納された用紙
の有無を検出する印刷媒体有無検出手段としてのペーパ
エンプティセンサ4bが設けられている。このペーパエ
ンプティセンサ4bは、例えば受光素子と発光素子から
なる光透過型センサで構成し、受光素子と発光素子を給
紙カセット4の用紙収納部の上下にずらして配置させ
る。このペーパエンプティセンサ4bにより、光が透過
した場合は用紙無し(ペーパエンプティ)を検出したこ
とになり、光が透過しなかった場合は用紙有りを検出し
たことになる。
【0015】このようなインクジェットプリンタは、印
刷を行う場合、給紙カセット4からの用紙10をドラム
2に巻付けて、用紙10ごとドラム2を回転しインクジ
ェットヘッド3からインク出力を行う。これによれば、
複数の用紙を連続して印刷できる。本実施の形態に係る
インクジェットプリンタは、所定時間当りの連続枚数と
して20枚/分の連続印刷が可能である。
【0016】図2は、本実施の形態に係るインクジェッ
トプリンタの構成を示すブロック図で、21は制御部本
体を構成するCPU(中央処理装置)、22はこのCP
U21が各部を制御するためのプログラムデータ等を格
納したROM(リード・オンリ・メモリ)、23はCP
U21が行う各種データ処理のために使用されるメモリ
エリア等を設けたRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)、24はI/O(入出力)ポート、25はホストコ
ンピュータ26が通信ケーブルを介して接続されるI/
F(インタフェース)である。上記CPU21とROM
22、RAM23、I/Oポート24、I/F25とは
制御バス、システムバス、データバス等のバスライン2
7により電気的に接続されている。
【0017】上記RAM23には、前回のメンテナンス
からの経過時間T(分)を計時カウントする計時手段と
してのタイマカウンタ23a、前回のメンテナンスから
の印刷枚数P(枚)をカウントする印刷枚数カウント手
段としての印刷枚数カウンタ23b、時間メンテナンス
フラグFt、枚数メンテナンスフラグFpの他、メンテ
ナンス規定時間KT(分)、メンテナンス規定枚数KP
(枚)の各規定値を記憶する規定値エリア23c、ホス
トコンピュータ26からの印刷データを一時的に受信す
る図示しない受信バッファなどが設けられている。
【0018】上記I/Oポート24には、上記インクジ
ェットヘッド3のインク室を駆動するヘッドドライバ2
8、上記ドラム2・ピックアップローラ7・搬送ローラ
8などを駆動する搬送モータ29を駆動するモータドラ
イバ31、電源スイッチ32がそれぞれ接続されてい
る。また、上記給紙カセットセンサ4a・ペーパエンプ
ティセンサ4bの他、ドラム2に用紙10が正常に巻付
いたことを検出するチャックセンサやカバー開放を検出
するカバーセンサなどの各種センサ33が接続されてい
る。
【0019】上記CPU21は、電源スイッチ32がオ
ンされると、図4に示すような処理を行うようになって
いる。すなわち、CPU21は先ずST(ステップ)1
にてイニシャル処理を行う。このイニシャル処理ではR
AM23の受信バッファを初期化したり、各メカニカル
機構の初期化を行う。
【0020】次に、ST2にて初期メンテナンスを行
う。この初期メンテナンスは、電源投入時のメンテナン
スのことであり、例えばインクジェットヘッドの吐出口
側に図示しないインク受けをのばし、このインク受けに
向って印字出力と同じようにインクを吐出口から吐出さ
せるスピット、インク室のインク供給側から圧力をかけ
てインクを吐出口から出させるパージなどを行う。その
他、インク室の吐出口へ吸引部材をのばし、吸引部材の
圧力によって吐出口からインクを吸引させるようにして
もよい。以降のメンテナンス処理も同様にインクの吐出
しなどを行う。
【0021】続いて、ST3にてRAM23の各カウン
タ23a、23bをリセットし、前回のメンテナンスか
らの経過時間T(分)、前回のメンテナンスからの印刷
枚数P(枚)を0とし、時間フラグFt及び枚数フラグ
Fpを0(リセット)にする。
【0022】続いて、ST4にてRAM23のタイマカ
ウンタ23aにより前回のメンテナンスからの経過時間
Tをカウントする。そして、ST5にてタイマカウンタ
23aの経過時間TがRAM4の規定値エリア23cに
記憶した規定時間KTを越えたか否かを判断する。ST
5にてK>KTであると判断した場合はST6にてRA
M23の時間フラグFtを1(セット)にしてST7の
処理に移り、K>KTでないと判断した場合はそのまま
ST7の処理に移る。
【0023】そして、ST7にてホストコンピュータ2
6から印刷コマンドを受信したか否かを判断する。ST
7にて受信コマンドを受信していないと判断した場合は
ST8にて電源スイッチ32がオフされたか否かを判断
する。ST8にて電源スイッチ32がオフされたと判断
した場合は電源を切る処理を行って一連の処理を終了す
る。ST8にて電源スイッチ32がオフされていないと
判断した場合は、ST4の処理に戻る。
【0024】また、ST7にて受信コマンドを受信した
と判断した場合はST9にて給紙カセットセンサ4aか
らの出力により給紙カセット4がセットされているか否
かを判断する。ST9にて給紙カセット4がセットされ
ていると判断した場合はペーパエンプティセンサ4bか
らの出力によりペーパエンプティか否かを判断する。
【0025】上記ST9にて給紙カセット4がセットさ
れていないと判断した場合、上記ST10にてペーパエ
ンプティであると判断した場合は、ST15にて枚数フ
ラグFpが1か否かを判断する。ST15にて枚数フラ
グFpが1でないと判断した場合はST9の処理に戻
り、枚数フラグFpが1であると判断した場合はST1
6にて上述した初期メンテナンスの場合と同様にインク
の吐出等のメンテナンス処理を実行し(請求項1又は請
求項2のメンテナンス処理制御手段)、ST17にて時
間フラグFt、枚数フラグFpを0(リセット)にして
ST9の処理に移る。
【0026】上記ST10にてペーパエンプティでない
と判断した場合は、ST11にて時間フラグFtが1か
否かを判断する。ST11にて時間フラグFtが1であ
ると判断した場合はST16にてインクの吐出等のメン
テナンス処理を実行し、ST17にて時間フラグFt、
枚数フラグFpを0(リセット)にし、タイマカウンタ
23a及び印刷枚数カウンタ23bをリセットしてST
9の処理に移る。
【0027】ST11にて時間フラグFtが1でないと
判断した場合は、ST12にて印刷処理を実行し、RA
M23の印刷枚数カウンタ23bにより前回のメンテナ
ンスからの印刷枚数P(枚)のカウント値をインクリメ
ントしていく。
【0028】次に、ST13にて前回のメンテナンスか
らの印刷枚数Pがメンテナンス規定枚数KTを越えたか
否かを判断する。ST13にてP>KPでないと判断し
た場合はST9の処理に戻り、P>KPであると判断し
た場合はST14にて枚数フラグFpを1(セット)に
してST9の処理に移る。
【0029】ここで、印刷処理中において、給紙カセッ
トセンサ4aにより給紙カセット無しが検出された場
合、又はペーパエンプティセンサ4bにより用紙無しが
検出された場合、CPU21は、図4に示すような割込
処理が行われる。
【0030】すなわち、CPU21はST21にて印刷
枚数カウンタ23bによる前回のメンテナンスからの印
刷枚数Pがメンテナンス規定枚数KPを越えたか否かを
判断する。ST21にてP>KPでないと判断した場合
はST22にてタイマカウンタ23aによる前回のメン
テナンスからの経過時間Tがメンテナンス規定時間KT
を越えたか否かを判断する。
【0031】上記ST21でP>KPであると判断した
場合、ST22でT>KTであると判断した場合は、S
T23にて上述した初期メンテナンスの場合と同様にイ
ンクの吐出等のメンテナンス処理を実行し(請求項1な
いし請求項4のいずれかのメンテナンス処理制御手
段)、ST24にて時間フラグFt、枚数フラグFpを
0(リセット)にして割込処理を終了する。また、ST
22でT>KTでないと判断した場合は、そのまま割込
処理を終了する。
【0032】このような構成の本発明の実施の形態にお
いては、先ず、電源をオンした時に初期メンテナンスを
行い、その後、ホストコンピュータ26から印刷コマン
ドを受信したときに、前回のメンテナンスからの経過時
間Tが規定時間KTを越えているか又は前回のメンテナ
ンスからの印刷枚数Pが規定枚数KPを越えていれば
(時間フラグFt=1)、メンテナンスを行う。
【0033】また、印刷コマンドを受信した後、給紙カ
セット4がセットされていないか又はペーパエンプティ
となっている場合に、前回のメンテナンスからの印刷枚
数Pが規定枚数KPを越えていれば(枚数フラグFp=
1)、メンテナンスを行う。すなわち、印刷コマンドを
受信した後、前回のメンテナンスからの印刷枚数Pが規
定枚数KPを越えていても、給紙カセット4がセットさ
れおり、ペーパエンプティにもなっていなければ、メン
テナンスを行わない。これにより、印刷コマンドを受信
してから印刷を終了するまでのスループットの低下を防
止できる。
【0034】さらに、印刷処理中において、給紙カセッ
トセンサ4aにより給紙カセット無しが検出された場
合、又はペーパエンプティセンサ4bにより用紙無しが
検出された場合には、割込処理により、前回のメンテナ
ンスからの印刷枚数Pが規定枚数KPを越えているか、
又は前回のメンテナンスからの経過時間Tが規定時間K
Tを越えている場合は、メンテナンスを行う。すなわ
ち、印刷処理中は、割込処理により前回のメンテナンス
からの印刷枚数Pが規定枚数KPを越えており、又は前
回のメンテナンスからの印刷時間Tが規定時間KTを越
えていても、給紙カセット4がセットされおり、ペーパ
エンプティにもなっていなければ、メンテナンスを行わ
ない。
【0035】これにより、印刷処理中においても、すべ
ての印刷を終了するまでのスループットの低下を防止で
きる。特に、連続して印刷を実行する場合に、その印刷
処理中にはメンテナンスを実行しないので、スループッ
トの低下を防止する効果が大きい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項2
の本発明によれば、前回のメンテナンスからの印刷枚数
が次のメンテナンス処理を行う規定枚数を越えた場合で
あっても、請求項1の本発明のようにペーパエンプティ
(印刷媒体無し)となっていたり、又は請求項2の本発
明のように給紙カセットが取出された場合にメンテナン
スを行うことにより、印刷コマンド受信からすべての印
刷が終了するまでの間にメンテナンス処理を行うことを
極力防止でき、印刷処理全体のスループットを向上させ
ることができる。
【0037】また、請求項3、請求項4の本発明によれ
ば、前回のメンテナンスからの経過時間が次のメンテナ
ンス処理を行う規定時間を越えた場合であっても、請求
項3の本発明のようにペーパエンプティ(印刷媒体無
し)となっていたり、又は請求項4の本発明のように給
紙カセットが取出された場合にメンテナンスを行うこと
により、印刷コマンド受信からすべての印刷が終了する
までの間にメンテナンス処理を行うことを極力防止で
き、印刷処理全体のスループットを向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェットプリ
ンタの構成を示す断面図。
【図2】同実施の形態に係るインクジェットプリンタの
構成を示すブロック図。
【図3】図2に示すCPUが行う一連の処理を示す流れ
図。
【図4】図2に示すCPUが行う割込処理を示す流れ
図。
【符号の説明】
3…インクジェットヘッド 4…給紙カセット 4a…給紙カセットセンサ 4b…ペーパエンドセンサ 21…CPU 22…ROM 23…RAM 23a…タイマカウンタ 23b…印刷枚数カウンタ 23c…規定値エリア 26…ホストコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙カセットに印刷媒体を収納し、この
    給紙カセットから取出した印刷媒体に印刷を行うもので
    あって、所定のタイミングでインクジェットヘッドのメ
    ンテナンス処理を実行するインクジェットプリンタにお
    いて、 前回のメンテナンス処理からの印刷枚数をカウントする
    印刷枚数カウント手段と、 前記給紙カセットの印刷媒体がなくなったか否かを検出
    する印刷媒体有無検出手段と、 前記印刷枚数カウント手段によるカウント枚数が予め設
    定した次のメンテナンス処理を行う規定枚数を経過した
    場合であって、前記印刷媒体有無判断手段が印刷媒体無
    しを検出した場合に、メンテナンス処理を行うメンテナ
    ンス処理制御手段と、を設けたことを特徴とするインク
    ジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 本体に脱着可能な給紙カセットに印刷媒
    体を収納し、この給紙カセットから取出した印刷媒体に
    印刷を行うものであって、所定のタイミングでインクジ
    ェットヘッドのメンテナンス処理を実行するインクジェ
    ットプリンタにおいて、 前回のメンテナンス処理からの印刷枚数をカウントする
    印刷枚数カウント手段と、 前記給紙カセットが取出されたか否かを検出する給紙カ
    セット有無検出手段と、 前記印刷枚数カウント手段によるカウント枚数が予め設
    定した次のメンテナンス処理を行う規定枚数を経過した
    場合であって、前記給紙カセット有無検出手段が給紙カ
    セットが取出されていることを検出した場合に、メンテ
    ナンス処理を行うメンテナンス処理制御手段と、を設け
    たことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 給紙カセットに印刷媒体を収納し、この
    給紙カセットから取出した印刷媒体に印刷を行うもので
    あって、所定のタイミングでインクジェットヘッドのメ
    ンテナンス処理を実行するインクジェットプリンタにお
    いて、 前回のメンテナンス処理からの経過時間を計時する計時
    手段と、 前記給紙カセットの印刷媒体がなくなったか否かを検出
    する印刷媒体有無検出手段と、 前記計時手段による計時時間が予め設定した次のメンテ
    ナンス処理を行う規定時間を経過した場合であって、前
    記印刷媒体有無判断手段が印刷媒体無しを検出した場合
    に、メンテナンス処理を行うメンテナンス処理制御手段
    と、を設けたことを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 本体に脱着可能な給紙カセットに印刷媒
    体を収納し、この給紙カセットから取出した印刷媒体に
    印刷を行うものであって、所定のタイミングでインクジ
    ェットヘッドのメンテナンス処理を実行するインクジェ
    ットプリンタにおいて、 前回のメンテナンス処理からの経過時間を計時する計時
    手段と、 前記給紙カセットが取出されたか否かを検出する給紙カ
    セット有無検出手段と、 前記計時手段による計時時間が予め設定した次のメンテ
    ナンス処理を行う規定時間を経過した場合であって、前
    記給紙カセット有無検出手段が給紙カセットが取出され
    ていることを検出した場合に、メンテナンス処理を行う
    メンテナンス処理制御手段と、を設けたことを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100620530B1 (ko) 2004-11-22 2006-09-12 삼성전자주식회사 사용패턴을 이용하여 메인터넌스 동작을 수행하는화상형성장치 및 그 방법
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