JP2001137727A - 塊砕装置 - Google Patents

塊砕装置

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JP2001137727A
JP2001137727A JP32672499A JP32672499A JP2001137727A JP 2001137727 A JP2001137727 A JP 2001137727A JP 32672499 A JP32672499 A JP 32672499A JP 32672499 A JP32672499 A JP 32672499A JP 2001137727 A JP2001137727 A JP 2001137727A
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JP
Japan
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base plate
crushing
drum
crushed
plates
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32672499A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Iida
好孝 飯田
Yuichi Okawa
裕一 大川
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Sumitomo Metal Mining Siporex KK
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Siporex KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば軽量気泡コンクリート(ALC)パネ
ル等の塊体、特に未養生の半可塑状態の塊体(半可塑性
体)を効率よく破砕できるようにする。また破砕屑が台
板に張り付いた場合にも確実に除去できるようにする。 【解決手段】 破砕すべき塊体Wを載置する移動可能な
台板4と、その台板上に載置した塊体を順次破砕する回
転可能な破砕ドラム3とを備え、その破砕ドラムを、そ
の回転中心軸31と、その周囲に設けた複数枚の平板3
2および螺旋板33a・33bと、その平板および螺旋
板の外周に設けたドラム母線方向ほぼ全長にわたって延
びる複数本の横棒34とで構成したことを特徴とする。
また破砕ドラム3の後方に台板上に残留した破砕屑を掻
き取るためのスクレーパ5を設け、そのスクレーパを油
圧シリンダ等の押圧手段6により前記台板に所定の圧力
で圧接させるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば軽量気泡コン
クリート(ALC)パネル等の塊体、特に未養生の半可
塑状態の塊体(半可塑性体)を破砕するための塊砕装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなALCパネルを製造
する場合、その原料スラリーを型枠等に投入して所定形
状の半可塑性体を成形し、次いでピアノ線等で個々のパ
ネル寸法に応じた大きさに裁断した後、熱養生して所定
の大きさ寸法のパネルを製造する。その際、ピアノ線で
切断除去した切れ端や不良品等は熱養生することなく破
砕して原料の一部として再利用している。
【0003】上記のような未養生の塊体(半可塑性体)
を破砕する場合、従来は人力で崩す方法、回転式のドラ
ムで崩す方法、ハンマー等で叩き潰す方法等により破砕
しているが、何れの方法においても多大な労力や時間を
要し、しかも必ずしも良好に破砕することができない等
の不具合があった。また往々にして破砕屑が台板等に張
り付いて人力では除去するのが困難となる等の問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みて提案されたもので、上記のような塊体を効率よ
く破砕することのできる塊砕装置を提供することを目的
とする。また破砕屑が台板に張り付いた場合にも確実に
除去することのできる塊砕装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による塊砕装置は、以下の構成としてもので
ある。即ち、破砕すべき塊体を載置する移動可能な台板
と、その台板上に載置した塊体を順次破砕する回転可能
な破砕ドラムとを備え、その破砕ドラムを、その回転中
心軸と、その周囲に設けた複数枚の平板および螺旋板
と、その平板および螺旋板の外周に設けたドラム母線方
向ほぼ全長にわたって延びる複数本の横棒とで構成した
ことを特徴とする。
【0006】上記複数枚の平板は、上記回転中心軸に対
して放射状に設ける、あるいは回転中心軸に対して接線
方向に設けるようにしてもよい。
【0007】また上記破砕ドラムの後方には、台板上に
残留した破砕屑を掻き取るためのスクレーパを設け、そ
のスクレーパは油圧シリンダ等の押圧手段により前記台
板に所定の圧力で圧接させるようにするとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態に基づい
て本発明を具体的に説明する。図1(a)は本発明によ
る塊砕装置の一実施形態を示す平面図、同図(b)はそ
の正面図、図2はその拡大縦断側面図である。
【0009】図において、1は門形の装置本体フレーム
で、そのフレーム1の内方には、軸受部材2を介して破
砕ドラム3が回転自由に設けられ、その破砕ドラム3は
図に省略した駆動機構によって図2の矢印r方向に所定
の速度で回転駆動するように構成されている。その破砕
ドラム3の下方には、破砕すべき塊体Wを載置する台板
4が設けられ、その台板4は図に省略した駆動機構によ
って図2の矢印v方向に所定の速度で水平移動するよう
に構成されている。
【0010】上記破砕ドラム3の後ろ側には、図2に示
すように台板4上に残留した破砕屑を掻き取るためのス
クレーパ5が設けられ、そのスクレーパ5は油圧シリン
ダ等の押圧手段6によって常時台板4に所定の圧力で圧
接させるように構成されている。さらに上記台板4の下
方には、上記破砕ドラム3で破砕した破砕屑、および上
記スクレーパ5で掻き取った破砕屑を回収するための回
収ピット7が設けられ、その回収ピット7は図1(b)
に示すように破砕ドラム3の長手方向中央部よりも一端
側に片寄った位置が最も深く形成されている。
【0011】上記破砕ドラム3は、図3に示すように回
転中心軸31と、その周面に設けた複数枚の平板32お
よび螺旋板33a・33bと、その平板32および螺旋
板33a・33bの外周に設けた上記破砕ドラム3の母
線方向ほぼ全長にわたって延びる複数本の横棒34とで
構成され、それらは互いに溶接等で一体的に固着されて
いる。
【0012】上記複数枚の平板32は、本実施例におい
ては前記回収ピット7の最も深い位置に対応して破砕ド
ラム3の長手方向中央部よりも一端側に片寄った位置に
おいて、上記回転中心軸31の周囲に放射状に設けら
れ、その両側に上記の螺旋板33a・33bが設けられ
ている。その両螺旋板33a・33bは、螺旋方向(ね
じれ方向)が互いに反対方向になるように形成され、破
砕ドラム3を前記図2の矢印r方向に回動することによ
って、破砕した破砕屑が順次平板32の方向に導かれる
ように構成されている。また上記の横棒34は、破砕ド
ラム3の周方向にほぼ等間隔に設けられ、その各横棒3
4の内側に上記の平板32が位置するように構成されて
いる(図3(b)参照)。
【0013】上記の構成において、例えば未養生のAL
Cパネル等の塊体Wを破砕するに当たっては、その塊体
Wを台板4上に載置し、その台板4と共に塊体Wを破砕
ドラム3に向かって所定の速度で前進させる。それと同
時に破砕ドラム3を図に省略した駆動機構により図2の
矢印r方向に所定の速度で回転駆動させると、その破砕
ドラム3によって塊体Wが順次破砕されていく。特に、
本発明においては破砕ドラム3を平板32と螺旋板33
a・33bおよび破砕ドラム3の母線方向に略全長にわ
たって延びる横棒34とで構成したので、塊体Wを万遍
なく且つ効率よく破砕することができる。上記のように
して破砕された破砕屑は、螺旋板33a・33bによっ
て順次平板32の方向に導かれる。
【0014】また破砕ドラム3を通過して台板4上に残
留する破砕屑は、その台板4の移動に伴って、破砕ドラ
ム3の後方に設けたスクレーパ5により順次自動的に掻
き取られていく。特に本発明においては上記スクレーパ
5を流体シリンダ等の押圧手段6により台板4上に所定
の圧力で常時圧接させて密着させるようにしたので、確
実に掻き取ることができる。
【0015】上記のようにして破砕ドラム3で破砕さ
れ、螺旋板33a・33bで平板32の方向に導かれた
破砕屑は、台板4の後端部が破砕ドラム3の下側を通過
することによって順次回収ピット7内に落下し、またス
クレーパ5によって掻き取られた破砕屑は、台板4の後
端部がスクレーパ5の下側を通過することによって回収
ピット7内に落下して回収されるものである。
【0016】なお上記実施形態においては、平板32を
中心軸31に対して放射状に設けたが、例えば図4に示
すように中心軸31に対して接線方向に設けてもよい。
そのようにすると、平板32による破砕効果を向上させ
ることができる。図4において、35は隣り合う平板3
2の外側の端部に溶接等で固着した間隔保持用の連結棒
である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明による塊砕装
置は、破砕すべき塊体Wを載置する移動可能な台板4
と、その台板4上に載置した塊体Wを順次破砕する回転
可能な破砕ドラム3とを備え、その破砕ドラム3を、そ
の回転中心軸31と、その周囲に設けた複数枚の平板3
2および螺旋板33a・33bとで構成し、その平板3
2および螺旋板33a・33bの外周に複数本の横棒3
4を上記破砕ドラム3の母線方向ほぼ全長にわたって設
けたから、塊体Wを万遍なく且つ効率よく破砕すること
ができる。この場合、上記複数枚の平板32を上記回転
中心軸31に対して放射状に設けると、破砕屑を前記回
収ピット7等に良好に排出させることができ、また回転
中心軸に対して接線方向に設けると、平板32による破
砕効果を向上させることができる。さらに上記破砕ドラ
ム3の後方に、台板4上に残留した破砕屑を掻き取るた
めのスクレーパ5を設け、そのスクレーパ5を油圧シリ
ンダ等の押圧手段6により前記台板4に所定の圧力で圧
接させるようにすると破砕屑を良好に掻き取ることがで
きるもので、塊体の破砕および掻き取り効率のよい塊砕
装置を安価に提供できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による塊砕装置の平面図。
(b)はその正面図。
【図2】上記塊砕装置の拡大縦断側面図。
【図3】(a)は破砕ドラムの正面図。(b)は(a)
におけるB−B線拡大断面図。(c)は(a)における
C−C線拡大断面図。
【図4】(a)は破砕ドラムの変更例の正面図。(b)
は(a)におけるB−B線拡大断面図。(c)は(a)
におけるC−C線拡大断面図。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 軸受部材 3 破砕ドラム 4 台板 5 スクレーパ 6 押圧手段 7 回収ピット 31 中心軸 32 平板 33a、33b 螺旋板 34 横棒 W 塊体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕すべき塊体を載置する移動可能な台
    板と、その台板上に載置した塊体を順次破砕する回転可
    能な破砕ドラムとを備え、その破砕ドラムを、その回転
    中心軸と、その周囲に設けた複数枚の平板および螺旋板
    と、その平板および螺旋板の外周に設けたドラム母線方
    向ほぼ全長にわたって延びる複数本の横棒とで構成した
    ことを特徴とする塊砕装置。
  2. 【請求項2】 前記複数枚の平板は、前記中心軸に対し
    て放射状に設けられている請求項1記載の塊砕装置。
  3. 【請求項3】 前記複数枚の平板は、前記中心軸に対し
    て接線方向に設けられている請求項1記載の塊砕装置。
  4. 【請求項4】 前記破砕ドラムの後方に台板上に残留し
    た破砕屑を掻き取るためのスクレーパを設け、そのスク
    レーパを油圧シリンダ等の押圧手段により前記台板に所
    定の圧力で圧接させるようにした請求項1、2または3
    に記載の塊砕装置。
JP32672499A 1999-11-17 1999-11-17 塊砕装置 Withdrawn JP2001137727A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101745444B (zh) * 2008-12-09 2012-06-27 沈阳铝镁设计研究院有限公司 一种往复式碎料机及碎料方法

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CN101745444B (zh) * 2008-12-09 2012-06-27 沈阳铝镁设计研究院有限公司 一种往复式碎料机及碎料方法

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Effective date: 20070206