JP2001136855A - 実験動物飼育室における気流制御方法およびその装置 - Google Patents
実験動物飼育室における気流制御方法およびその装置Info
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- JP2001136855A JP2001136855A JP32212499A JP32212499A JP2001136855A JP 2001136855 A JP2001136855 A JP 2001136855A JP 32212499 A JP32212499 A JP 32212499A JP 32212499 A JP32212499 A JP 32212499A JP 2001136855 A JP2001136855 A JP 2001136855A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ロールスクリーンの開放時においても、気流方
向を一定に保持し、飼育空間側の汚染空気が作業空間側
へ逆流するのを防止する。 【解決手段】逆流防止フラッパ付き通気孔が多数形成さ
れたロールスクリーン2によって作業空間Sと飼育空間
Rとに区画し、吹出口3から作業空間S内に新鮮空気を
供給するとともに、吸込口4から前記飼育空間R内の汚
染空気を排出するようにした気流保持システムにおい
て、前記ロールスクリーン2の開閉状態を検出する開閉
検出手段20を設け、かつ前記吹出口3の給気ダクト2
2に給気ダンパ26を配設するとともに、前記吸込口4
の排気ダクト23に排気ダンパ29を配設する。そし
て、前記ロールスクリーン2が閉鎖状態から開放された
ことを前記開閉検出手段20が感知したならば、前記給
気ダンパ26および排気ダンパ29の開き、作業空間S
内に供給される新鮮空気量を一時的に増大する。
向を一定に保持し、飼育空間側の汚染空気が作業空間側
へ逆流するのを防止する。 【解決手段】逆流防止フラッパ付き通気孔が多数形成さ
れたロールスクリーン2によって作業空間Sと飼育空間
Rとに区画し、吹出口3から作業空間S内に新鮮空気を
供給するとともに、吸込口4から前記飼育空間R内の汚
染空気を排出するようにした気流保持システムにおい
て、前記ロールスクリーン2の開閉状態を検出する開閉
検出手段20を設け、かつ前記吹出口3の給気ダクト2
2に給気ダンパ26を配設するとともに、前記吸込口4
の排気ダクト23に排気ダンパ29を配設する。そし
て、前記ロールスクリーン2が閉鎖状態から開放された
ことを前記開閉検出手段20が感知したならば、前記給
気ダンパ26および排気ダンパ29の開き、作業空間S
内に供給される新鮮空気量を一時的に増大する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実験動物を収容す
る飼育空間と、実際に飼育管理者や研究者が作業を行う
作業空間とをロールスクリーン式気流保持装置により仕
切った実験動物飼育室において、前記ロールスクリーン
式気流保持装置を各種作業のために開放した際にも、気
流方向を一定に保持し、汚染空気の作業空間側への逆流
を防止するようにした気流制御方法およびその装置に関
する。
る飼育空間と、実際に飼育管理者や研究者が作業を行う
作業空間とをロールスクリーン式気流保持装置により仕
切った実験動物飼育室において、前記ロールスクリーン
式気流保持装置を各種作業のために開放した際にも、気
流方向を一定に保持し、汚染空気の作業空間側への逆流
を防止するようにした気流制御方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】実験動物を飼育する飼育室においては、
実験動物の飼育に携わる飼育管理者や研究者などが粉
塵、細菌および臭気を含んだ空気に晒され悪環境下での
作業が強いられる、或いは細菌等を体内に吸い込むこと
によりアレルギー疾患にかかるなどの問題が発生してい
たため、従来より吹出口から供給される新鮮空気を室内
に循環させることなく吸込口に向けて一方向の気流状態
とする気流保持装置の提案が幾つか成されている。
実験動物の飼育に携わる飼育管理者や研究者などが粉
塵、細菌および臭気を含んだ空気に晒され悪環境下での
作業が強いられる、或いは細菌等を体内に吸い込むこと
によりアレルギー疾患にかかるなどの問題が発生してい
たため、従来より吹出口から供給される新鮮空気を室内
に循環させることなく吸込口に向けて一方向の気流状態
とする気流保持装置の提案が幾つか成されている。
【0003】本出願人においても、先の実開平5−29
362号公報において、飼育室内を作業空間と飼育空間
とに区画するとともに、作業空間から飼育空間に向かっ
て均一に気流が流れるようにした気流保持装置を提案し
た。かかる気流保持装置は、図2に示されるように、多
数の通気孔が形成されるとともに、これら通気孔毎に飼
育空間がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる逆流
防止フラッパを取り付けたロールスクリーン2によって
作業空間Sと飼育空間R、Rとに区画し、前記作業空間
Sの天井に新鮮空気を供給する吹出口3を設けるととも
に、前記飼育空間R、Rの天井面に汚染空気を排出する
吸込口4,4を設けるようにしたものである。なお、こ
の気流保持装置の詳細については後段の
362号公報において、飼育室内を作業空間と飼育空間
とに区画するとともに、作業空間から飼育空間に向かっ
て均一に気流が流れるようにした気流保持装置を提案し
た。かかる気流保持装置は、図2に示されるように、多
数の通気孔が形成されるとともに、これら通気孔毎に飼
育空間がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる逆流
防止フラッパを取り付けたロールスクリーン2によって
作業空間Sと飼育空間R、Rとに区画し、前記作業空間
Sの天井に新鮮空気を供給する吹出口3を設けるととも
に、前記飼育空間R、Rの天井面に汚染空気を排出する
吸込口4,4を設けるようにしたものである。なお、こ
の気流保持装置の詳細については後段の
【発明の実施の形態】の欄において詳述する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる気流保持装置に
よれば、確かに前記ロールスクリーンを全閉とした状態
では空気の逆流を確実に防止し、作業空間S内の空気を
高い清浄度に保つことが可能であることが実験等で確か
められているが、飼育動物への給餌・給水、飼育マット
の交換、ケージの出し入れ等、頻繁に生じるロールスク
リーンの開放時に、室内の気流バランスが崩れ、飼育空
間R、R側の汚染空気が作業空間S側に逆流することが
あった。
よれば、確かに前記ロールスクリーンを全閉とした状態
では空気の逆流を確実に防止し、作業空間S内の空気を
高い清浄度に保つことが可能であることが実験等で確か
められているが、飼育動物への給餌・給水、飼育マット
の交換、ケージの出し入れ等、頻繁に生じるロールスク
リーンの開放時に、室内の気流バランスが崩れ、飼育空
間R、R側の汚染空気が作業空間S側に逆流することが
あった。
【0005】そこで、本発明の主たる課題は、前述した
逆流防止フラッパ付き通気孔が多数形成されたロールス
クリーンを用いた実験動物飼育室の気流制御システムに
おいて、ロールスクリーンの開放時においても、気流方
向を一定に保持し飼育空間側の汚染空気が作業空間側へ
逆流するのを防止し、常時、作業空間内の空気の清浄度
を維持し得るようにした気流制御方法およびその装置を
提供することにある。
逆流防止フラッパ付き通気孔が多数形成されたロールス
クリーンを用いた実験動物飼育室の気流制御システムに
おいて、ロールスクリーンの開放時においても、気流方
向を一定に保持し飼育空間側の汚染空気が作業空間側へ
逆流するのを防止し、常時、作業空間内の空気の清浄度
を維持し得るようにした気流制御方法およびその装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1発明に係る実験動物飼育室における気流制御方法
は、実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間とに区画
し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口を設け
るとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出する吸込
口を設け、前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻
込みおよび巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、か
つ多数の通気孔が形成されるとともに、これら各通気孔
の飼育空間がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる
逆流防止フラッパを取り付けたロールスクリーンを配設
した実験動物飼育室の気流保持システムにおいて、前記
吹出口に連通する給気ダクトの中間に給気量を調節する
給気ダンパを配設するとともに、前記吸込口に連通する
排気ダクトの中間に排気量を調整する排気ダンパを配設
し、前記ロールスクリーンの閉鎖状態時において、前記
給気ダンパおよび排気ダンパを予め設定された平常時開
度に設定し、所定の給気風量および排気風量により平常
運転している状態から前記ロールスクリーンを開放する
前に又は開放する際に、前記給気ダンパおよび排気ダン
パを予め設定された増風時開度まで開き、前記吹出口か
ら作業空間内に供給される新鮮空気量および前記飼育空
間内の前記吸込口から排出される汚染空気量を増風量状
態とし、その後、前記ロールスクリーンを閉鎖する際に
又は閉鎖した後に、前記給気ダンパおよび排気ダンパを
元の平常時開度まで戻すことを特徴とするものである。
の第1発明に係る実験動物飼育室における気流制御方法
は、実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間とに区画
し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口を設け
るとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出する吸込
口を設け、前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻
込みおよび巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、か
つ多数の通気孔が形成されるとともに、これら各通気孔
の飼育空間がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる
逆流防止フラッパを取り付けたロールスクリーンを配設
した実験動物飼育室の気流保持システムにおいて、前記
吹出口に連通する給気ダクトの中間に給気量を調節する
給気ダンパを配設するとともに、前記吸込口に連通する
排気ダクトの中間に排気量を調整する排気ダンパを配設
し、前記ロールスクリーンの閉鎖状態時において、前記
給気ダンパおよび排気ダンパを予め設定された平常時開
度に設定し、所定の給気風量および排気風量により平常
運転している状態から前記ロールスクリーンを開放する
前に又は開放する際に、前記給気ダンパおよび排気ダン
パを予め設定された増風時開度まで開き、前記吹出口か
ら作業空間内に供給される新鮮空気量および前記飼育空
間内の前記吸込口から排出される汚染空気量を増風量状
態とし、その後、前記ロールスクリーンを閉鎖する際に
又は閉鎖した後に、前記給気ダンパおよび排気ダンパを
元の平常時開度まで戻すことを特徴とするものである。
【0007】次いで、第2発明に係る実験動物の飼育室
を作業空間と飼育空間とに区画し、前記作業空間内に新
鮮空気を供給する吹出口を設けるとともに、前記飼育空
間内に汚染空気を排出する吸込口を設け、前記作業空間
と飼育空間との区画位置に、巻込みおよび巻戻しにより
上下方向に開閉自在とされ、かつ多数の通気孔が形成さ
れるとともに、これら各通気孔の飼育空間がわ面に上部
辺が固定され開閉自在とされる逆流防止フラッパを取り
付けたロールスクリーンを配設した実験動物飼育室の気
流保持システムにおいて、前記ロールスクリーンの開閉
状態を検出する開閉検出手段を設け、かつ前記吹出口に
連通する給気ダクトの中間に給気量を調節する給気ダン
パを配設するとともに、前記吸込口に連通する排気ダク
トの中間に排気量を調整する排気ダンパを配設し、前記
ロールスクリーンの閉鎖状態時において、前記給気ダン
パおよび排気ダンパを予め設定された平常時開度に設定
し、所定の給気風量および排気風量により平常運転して
いる状態から、前記ロールスクリーンが開放されたこと
を前記開閉検出手段が感知したならば、前記給気ダンパ
および排気ダンパを予め設定された増風時開度まで開
き、前記吹出口から作業空間内に供給される新鮮空気量
および前記飼育空間内の前記吸込口から排出される汚染
空気量を増風量状態とし、その後、前記ロールスクリー
ンが開放状態から閉鎖されたことを前記開閉検出手段が
感知したならば、前記給気ダンパおよび排気ダンパを元
の平常時開度まで戻すことを特徴とするものである。
を作業空間と飼育空間とに区画し、前記作業空間内に新
鮮空気を供給する吹出口を設けるとともに、前記飼育空
間内に汚染空気を排出する吸込口を設け、前記作業空間
と飼育空間との区画位置に、巻込みおよび巻戻しにより
上下方向に開閉自在とされ、かつ多数の通気孔が形成さ
れるとともに、これら各通気孔の飼育空間がわ面に上部
辺が固定され開閉自在とされる逆流防止フラッパを取り
付けたロールスクリーンを配設した実験動物飼育室の気
流保持システムにおいて、前記ロールスクリーンの開閉
状態を検出する開閉検出手段を設け、かつ前記吹出口に
連通する給気ダクトの中間に給気量を調節する給気ダン
パを配設するとともに、前記吸込口に連通する排気ダク
トの中間に排気量を調整する排気ダンパを配設し、前記
ロールスクリーンの閉鎖状態時において、前記給気ダン
パおよび排気ダンパを予め設定された平常時開度に設定
し、所定の給気風量および排気風量により平常運転して
いる状態から、前記ロールスクリーンが開放されたこと
を前記開閉検出手段が感知したならば、前記給気ダンパ
および排気ダンパを予め設定された増風時開度まで開
き、前記吹出口から作業空間内に供給される新鮮空気量
および前記飼育空間内の前記吸込口から排出される汚染
空気量を増風量状態とし、その後、前記ロールスクリー
ンが開放状態から閉鎖されたことを前記開閉検出手段が
感知したならば、前記給気ダンパおよび排気ダンパを元
の平常時開度まで戻すことを特徴とするものである。
【0008】この場合、前記ロールスクリーンが閉鎖状
態から開放された際の前記給気ダンパおよび排気ダンパ
の開操作において、先ず排気ダンパの開度を大きくした
後、これに遅れて給気ダンパ側の開度を大きくする段階
的手順により行い、一方前記ロールスクリーンが開放状
態から閉鎖された際の前記給気ダンパおよび排気ダンパ
の閉操作において、先ず給気ダンパの開度を元に戻した
後、これに遅れて排気ダンパ側の開度を元に戻す段階的
手順により行うようにするのが望ましい。
態から開放された際の前記給気ダンパおよび排気ダンパ
の開操作において、先ず排気ダンパの開度を大きくした
後、これに遅れて給気ダンパ側の開度を大きくする段階
的手順により行い、一方前記ロールスクリーンが開放状
態から閉鎖された際の前記給気ダンパおよび排気ダンパ
の閉操作において、先ず給気ダンパの開度を元に戻した
後、これに遅れて排気ダンパ側の開度を元に戻す段階的
手順により行うようにするのが望ましい。
【0009】また、前記ロールスクリーンが開放状態か
ら閉鎖された際に、前記給気ダンパおよび排気ダンパの
閉操作を行う前に、所定時間の間、増風量状態を継続し
て行うようにするのが望ましい。
ら閉鎖された際に、前記給気ダンパおよび排気ダンパの
閉操作を行う前に、所定時間の間、増風量状態を継続し
て行うようにするのが望ましい。
【0010】他方、実験動物飼育室における気流制御装
置は、実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間とに区画
し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口を設け
るとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出する吸込
口を設け、前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻
込みおよび巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、か
つ多数の通気孔が形成されるとともに、これら各通気孔
の飼育空間がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる
逆流防止フラッパを取り付けたロールスクリーンを配設
し、前記ロールスクリーンの開閉状態を検出する開閉検
出手段を設け、かつ前記吹出口に連通する給気ダクトの
中間に給気量を調節する給気ダンパを配設するととも
に、前記吸込口に連通する排気ダクトの中間に排気量を
調整する排気ダンパを配設したことを特徴とするもので
ある。
置は、実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間とに区画
し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口を設け
るとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出する吸込
口を設け、前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻
込みおよび巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、か
つ多数の通気孔が形成されるとともに、これら各通気孔
の飼育空間がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる
逆流防止フラッパを取り付けたロールスクリーンを配設
し、前記ロールスクリーンの開閉状態を検出する開閉検
出手段を設け、かつ前記吹出口に連通する給気ダクトの
中間に給気量を調節する給気ダンパを配設するととも
に、前記吸込口に連通する排気ダクトの中間に排気量を
調整する排気ダンパを配設したことを特徴とするもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
て図面を参照しながら詳述する。
【0012】先ず、最初に本出願人が先の実開平5−2
9362号公報において提案した気流保持装置の構造に
ついて詳述することとする。図1は実験動物飼育室1の
平面図であり、図2はその横断面図(図1のII−II線矢
視図)である。
9362号公報において提案した気流保持装置の構造に
ついて詳述することとする。図1は実験動物飼育室1の
平面図であり、図2はその横断面図(図1のII−II線矢
視図)である。
【0013】図1に示される動物飼育室1は、ドア10
より至る室内中央部分を作業空間Sとするとともに、そ
の両側の空間を飼育空間R、Rとし、これら作業空間S
と飼育空間R、Rとの仕切位置に、逆流防止フラッパ付
き通気孔を多数有するロールスクリーン式気流保持装置
2、2…を配置して区画し、そして図2に示されるよう
に、前記作業空間Sの天井に設けられた吹出口3,3…
より作業空間S内に新鮮空気を供給し、前記ロールスク
リーン式気流保持装置2の通気孔を通して飼育空間R、
R内に新鮮空気を流入させ、その後前記飼育空間R、R
の天井に設けられた吸込口4,4…より汚染空気を外部
に排出するようにしたものである。
より至る室内中央部分を作業空間Sとするとともに、そ
の両側の空間を飼育空間R、Rとし、これら作業空間S
と飼育空間R、Rとの仕切位置に、逆流防止フラッパ付
き通気孔を多数有するロールスクリーン式気流保持装置
2、2…を配置して区画し、そして図2に示されるよう
に、前記作業空間Sの天井に設けられた吹出口3,3…
より作業空間S内に新鮮空気を供給し、前記ロールスク
リーン式気流保持装置2の通気孔を通して飼育空間R、
R内に新鮮空気を流入させ、その後前記飼育空間R、R
の天井に設けられた吸込口4,4…より汚染空気を外部
に排出するようにしたものである。
【0014】以下、その具体的な構造およびロールスク
リーン式気流保持装置2の開放時における気流の逆流防
止方法について順に説明すると、前記作業空間Sは、図
2に示されるように、飼育管理者や研究者が往来し実際
に飼育管理等を行う通路状の空間部分であり、一方の飼
育空間R、Rには高さ方向に所定間隔で棚板18a、1
8a…を備えたラック18が設置され、前記棚板18a
の上にはマウス、ラット等の実験動物が収容されるケー
ジ19が夫々設置される。
リーン式気流保持装置2の開放時における気流の逆流防
止方法について順に説明すると、前記作業空間Sは、図
2に示されるように、飼育管理者や研究者が往来し実際
に飼育管理等を行う通路状の空間部分であり、一方の飼
育空間R、Rには高さ方向に所定間隔で棚板18a、1
8a…を備えたラック18が設置され、前記棚板18a
の上にはマウス、ラット等の実験動物が収容されるケー
ジ19が夫々設置される。
【0015】前記作業空間Sと飼育空間R、Rとを仕切
る前記ロールスクリーン式気流保持装置2(以下、単に
ロールスクリーンともいう。)は、詳細には図3に示さ
れるように、左右対のサポート柱11A、11Bおよび
これらサポート柱11A、11Bの上部同士を連結する
スクリーン収納部12とにより構成される門型枠を支持
フレームとして、前記スクリーン収納部12内の回転軸
に巻回されているロールスクリーン本体13を巻込みお
よび巻戻しにより上下方向に開閉自在とした装置であ
る。前記ロールスクリーン本体13の先端部には、ロー
ルスクリーン本体13が気流によって飼育空間R、R側
に膨出しないようにするとともに、ロールスクリーン本
体13を任意の段位置で開放保持できるようにするため
のスライドガイドバー15が設けられている。すなわ
ち、前記サポート柱11A、11Bには、内面側に開口
を向けたスライドガイド溝11aが形成されているとと
もに、高さ方向に所定間隔で前記スライドガイドバー1
5を係止させるための係止突起11b、11b…が設け
られている。前記スライドガイド溝11a内には、図4
に示されるように、前記ロールスクリーン本体13の先
端両側縁部を咬止するとともに、前記スライドガイド溝
11aに沿って移動自在とされるスライドガイド14が
嵌設され、ロールスクリーン本体13を閉鎖させた際に
風圧によって弓形に変形するのを防止するようになって
いる。また、前記スライドガイドバー15は、図5に示
されるように、中間のワンタッチグリップ15Aの操作
により端面より出没自在とされるラッチ15aを備えて
おり、前記係止突起11b、11b…位置において前記
ラッチ15a、15aを突出させ係止させることにより
開閉途中の中間位置にて停止させることができるように
なっている。
る前記ロールスクリーン式気流保持装置2(以下、単に
ロールスクリーンともいう。)は、詳細には図3に示さ
れるように、左右対のサポート柱11A、11Bおよび
これらサポート柱11A、11Bの上部同士を連結する
スクリーン収納部12とにより構成される門型枠を支持
フレームとして、前記スクリーン収納部12内の回転軸
に巻回されているロールスクリーン本体13を巻込みお
よび巻戻しにより上下方向に開閉自在とした装置であ
る。前記ロールスクリーン本体13の先端部には、ロー
ルスクリーン本体13が気流によって飼育空間R、R側
に膨出しないようにするとともに、ロールスクリーン本
体13を任意の段位置で開放保持できるようにするため
のスライドガイドバー15が設けられている。すなわ
ち、前記サポート柱11A、11Bには、内面側に開口
を向けたスライドガイド溝11aが形成されているとと
もに、高さ方向に所定間隔で前記スライドガイドバー1
5を係止させるための係止突起11b、11b…が設け
られている。前記スライドガイド溝11a内には、図4
に示されるように、前記ロールスクリーン本体13の先
端両側縁部を咬止するとともに、前記スライドガイド溝
11aに沿って移動自在とされるスライドガイド14が
嵌設され、ロールスクリーン本体13を閉鎖させた際に
風圧によって弓形に変形するのを防止するようになって
いる。また、前記スライドガイドバー15は、図5に示
されるように、中間のワンタッチグリップ15Aの操作
により端面より出没自在とされるラッチ15aを備えて
おり、前記係止突起11b、11b…位置において前記
ラッチ15a、15aを突出させ係止させることにより
開閉途中の中間位置にて停止させることができるように
なっている。
【0016】一方前記ロールスクリーン本体13には、
飼育空間R、R内に設置されるラック18の各棚板18
aに対応する位置、すなわち実験動物を収容するケージ
19の配設高さ位置に対応する高さ位置にそれぞれ、水
平方向に所定の間隔で均等な開口面積で通気孔13a、
13a…が形成されている。この通気孔13aには、図
6に示されるように、通気孔13aの飼育空間R側の面
に上辺部が前記通気孔13aの上部に固定され、空気の
流入によって自由に開閉される逆流防止フラッパ16が
設けられている。なお、この逆流防止フラッパ16の下
端には、気流の流入量を均一化するために僅かの錘17
を設けるようにしてもよい。
飼育空間R、R内に設置されるラック18の各棚板18
aに対応する位置、すなわち実験動物を収容するケージ
19の配設高さ位置に対応する高さ位置にそれぞれ、水
平方向に所定の間隔で均等な開口面積で通気孔13a、
13a…が形成されている。この通気孔13aには、図
6に示されるように、通気孔13aの飼育空間R側の面
に上辺部が前記通気孔13aの上部に固定され、空気の
流入によって自由に開閉される逆流防止フラッパ16が
設けられている。なお、この逆流防止フラッパ16の下
端には、気流の流入量を均一化するために僅かの錘17
を設けるようにしてもよい。
【0017】かかるロールスクリーン式気流保持装置2
によれば、吹出口から吹き出された新鮮空気が前記ロー
ルスクリーン本体13に形成された逆流防止フラッパ付
き通気孔13a、13a…を通して飼育空間R、R側に
風速がほぼ一定の状態で均一に流れるようになるため、
飼育室1内の作業空間Sの空気を高い清浄度で保つこと
が可能となる。また、飼育室1を作業空間Sと飼育空間
Rとに略1/2の容積により分割するため、換気回数の
大幅な低減が可能となり、運転費が格段に省エネルギー
化されるようになる。
によれば、吹出口から吹き出された新鮮空気が前記ロー
ルスクリーン本体13に形成された逆流防止フラッパ付
き通気孔13a、13a…を通して飼育空間R、R側に
風速がほぼ一定の状態で均一に流れるようになるため、
飼育室1内の作業空間Sの空気を高い清浄度で保つこと
が可能となる。また、飼育室1を作業空間Sと飼育空間
Rとに略1/2の容積により分割するため、換気回数の
大幅な低減が可能となり、運転費が格段に省エネルギー
化されるようになる。
【0018】かかる気流保持システムの場合、前記ロー
ルスクリーン本体13を閉鎖した状態であれば、少ない
換気回数で前記作業空間Sが高い清浄度に維持されるこ
とは、本発明者等が過去に行った実験等により明らかに
されているが、飼育動物への給餌・給水、飼育マットの
交換、ケージの出し入れ等、頻繁に生じるロールスクリ
ーン本体13の開放時に、室内の気流バランスが崩れ、
飼育空間R、R側の汚染空気が作業空間S側に逆流する
ことがあった。
ルスクリーン本体13を閉鎖した状態であれば、少ない
換気回数で前記作業空間Sが高い清浄度に維持されるこ
とは、本発明者等が過去に行った実験等により明らかに
されているが、飼育動物への給餌・給水、飼育マットの
交換、ケージの出し入れ等、頻繁に生じるロールスクリ
ーン本体13の開放時に、室内の気流バランスが崩れ、
飼育空間R、R側の汚染空気が作業空間S側に逆流する
ことがあった。
【0019】そこで本発明では、このロールスクリーン
開放時の気流逆流を防止するために前記気流保持システ
ムに改良を加え、図7に示される気流保持システムとし
た。以下、具体的に詳述すると、サポート柱11A、1
1Bの少なくとも一方側下端部にロールスクリーン本体
13が開閉されたことを検出するリミットスイッチ、マ
イクロスイッチ、光電スイッチ、近接スイッチ等の開閉
検出センサー20を設置する。なお、この開閉検出セン
サー20としては、他にロールスクリーン本体13の巻
取り軸の回転および回転量を検出する等、種々の方法が
考えられるが、要は、ロールスクリーン本体13が全閉
の状態にあるか、一部でも開放の状態にあるかを検出す
るものであればよい。前記開閉検出センサー20によっ
て検出された信号は制御器30に送られる。なお、開閉
検出センサー20と制御器30との間に設けられた遅延
タイマー32は、ロールスクリーン2が開放状態から閉
鎖された際に、その検出信号を若干遅らせて制御器30
に入力するためのものである。
開放時の気流逆流を防止するために前記気流保持システ
ムに改良を加え、図7に示される気流保持システムとし
た。以下、具体的に詳述すると、サポート柱11A、1
1Bの少なくとも一方側下端部にロールスクリーン本体
13が開閉されたことを検出するリミットスイッチ、マ
イクロスイッチ、光電スイッチ、近接スイッチ等の開閉
検出センサー20を設置する。なお、この開閉検出セン
サー20としては、他にロールスクリーン本体13の巻
取り軸の回転および回転量を検出する等、種々の方法が
考えられるが、要は、ロールスクリーン本体13が全閉
の状態にあるか、一部でも開放の状態にあるかを検出す
るものであればよい。前記開閉検出センサー20によっ
て検出された信号は制御器30に送られる。なお、開閉
検出センサー20と制御器30との間に設けられた遅延
タイマー32は、ロールスクリーン2が開放状態から閉
鎖された際に、その検出信号を若干遅らせて制御器30
に入力するためのものである。
【0020】一方、新鮮空気を作業空間Sに供給する給
気ダクト22の中間にモータ25によって給気風量を可
変制御し得る給気ダンパ26を配設するとともに、飼育
空間Rからの汚染空気を外部に排出する排気ダクト23
の中間にモータ27によって排気風量を可変制御し得る
排気ダンパ29を配設する。後述の前記給気ダンパ26
および排気ダンパ29のロールスクリーン閉鎖時開口率
(平常時開度)およびロールスクリーン開放開口率(増
風時開度)の設定は、風量設定器31によって設定され
る。
気ダクト22の中間にモータ25によって給気風量を可
変制御し得る給気ダンパ26を配設するとともに、飼育
空間Rからの汚染空気を外部に排出する排気ダクト23
の中間にモータ27によって排気風量を可変制御し得る
排気ダンパ29を配設する。後述の前記給気ダンパ26
および排気ダンパ29のロールスクリーン閉鎖時開口率
(平常時開度)およびロールスクリーン開放開口率(増
風時開度)の設定は、風量設定器31によって設定され
る。
【0021】かかる気流方向保持システムにおいては、
図8に示されるように、すべてのロールスクリーン2が
閉鎖された状態時には、給気ダンパ26および排気ダン
パ29は平常時開度に設定され、給気量をたとえば換気
回数:10回/hrとして平常運転される。この状態から
1または複数のロールスクリーン2が開放された場合に
は、このロールスクリーン2の開操作を開閉検出センサ
ー20が感知し、制御器30に送信される。制御器30
では、給気ダンパ26および排気ダンパ29を予め設定
された増風時開度まで開き、たとえば換気回数:20回
/hr程度まで給気風量および排気風量の増大を図る。こ
の際のダンパ開操作手順としては、先ず排気ダンパ29
を開いた後、これに遅れて、具体的には10〜20秒程
度遅れて給気ダンパ26を開くようにするのが望まし
い。すなわち、給気ダンパ26と排気ダンパ29とを同
時に開いた場合には、飼育空間R、R側の静圧が上昇し
作業空間S側に汚染空気が流入する虞があるため、先ず
排気ダンパ29を開いて飼育空間R、R側を減圧した
後、これに遅れて給気ダンパ26を開くようにすること
で作業空間S側に汚染空気を漏洩させることなく速やか
に排出することができるようになる。
図8に示されるように、すべてのロールスクリーン2が
閉鎖された状態時には、給気ダンパ26および排気ダン
パ29は平常時開度に設定され、給気量をたとえば換気
回数:10回/hrとして平常運転される。この状態から
1または複数のロールスクリーン2が開放された場合に
は、このロールスクリーン2の開操作を開閉検出センサ
ー20が感知し、制御器30に送信される。制御器30
では、給気ダンパ26および排気ダンパ29を予め設定
された増風時開度まで開き、たとえば換気回数:20回
/hr程度まで給気風量および排気風量の増大を図る。こ
の際のダンパ開操作手順としては、先ず排気ダンパ29
を開いた後、これに遅れて、具体的には10〜20秒程
度遅れて給気ダンパ26を開くようにするのが望まし
い。すなわち、給気ダンパ26と排気ダンパ29とを同
時に開いた場合には、飼育空間R、R側の静圧が上昇し
作業空間S側に汚染空気が流入する虞があるため、先ず
排気ダンパ29を開いて飼育空間R、R側を減圧した
後、これに遅れて給気ダンパ26を開くようにすること
で作業空間S側に汚染空気を漏洩させることなく速やか
に排出することができるようになる。
【0022】その後、作業を完了し、ロールスクリーン
2が閉鎖された場合には、このロールスクリーン2の閉
操作を開閉検出センサー20が感知し、検出信号が制御
器30に送信される。この検出信号は、前記遅延タイマ
ー32により制御器30への入力がタイミング的に数秒
から数十秒だけ、具体的には10〜20秒程度遅らされ
て入力される。つまり、ロールスクリーン2を閉鎖され
たタイミングから所定時間だけ増風量状態を継続するこ
とにより、作業によって生じた塵埃等を速やかに室外に
排出するようにした後、給気ダンパ26および排気ダン
パ29を元の平常時開度に戻すようにする。この際のダ
ンパ閉操作手順としては、最初に給気ダンパ26を平常
時の開度まで戻し給気量を減量させた後、これに遅れ
て、具体的には10〜20秒程度遅れて排気ダンパ29
を平常時の開度まで戻すようにするのが望ましい。この
ように、排気ダンパの閉操作を遅らせることで飼育空間
R、R側を負圧の状態とでき、飼育空間R、R側から作
業空間S側への汚染空気の漏洩を確実に防止できるよう
になる。なお、前述したロールスクリーン2開放時にお
ける給気ダンパ26および排気ダンパ29の開閉状況を
図化すれば図9のようになる。
2が閉鎖された場合には、このロールスクリーン2の閉
操作を開閉検出センサー20が感知し、検出信号が制御
器30に送信される。この検出信号は、前記遅延タイマ
ー32により制御器30への入力がタイミング的に数秒
から数十秒だけ、具体的には10〜20秒程度遅らされ
て入力される。つまり、ロールスクリーン2を閉鎖され
たタイミングから所定時間だけ増風量状態を継続するこ
とにより、作業によって生じた塵埃等を速やかに室外に
排出するようにした後、給気ダンパ26および排気ダン
パ29を元の平常時開度に戻すようにする。この際のダ
ンパ閉操作手順としては、最初に給気ダンパ26を平常
時の開度まで戻し給気量を減量させた後、これに遅れ
て、具体的には10〜20秒程度遅れて排気ダンパ29
を平常時の開度まで戻すようにするのが望ましい。この
ように、排気ダンパの閉操作を遅らせることで飼育空間
R、R側を負圧の状態とでき、飼育空間R、R側から作
業空間S側への汚染空気の漏洩を確実に防止できるよう
になる。なお、前述したロールスクリーン2開放時にお
ける給気ダンパ26および排気ダンパ29の開閉状況を
図化すれば図9のようになる。
【0023】ところで、上記例ではロールスクリーン2
の開閉動作を開閉検出センサー20によって感知するこ
とによって自動的に給気ダンパ26および排気ダンパ2
9の開閉操作を行うようにしたが、この開閉操作は手動
操作によって行うようにしてもよい。給気ダンパ26と
排気ダンパ29との開閉操作を自動操作する場合には、
開閉操作忘れ等の人為的ミスを確実に無くすことが可能
になるが、ロールスクリーン2を開放したタイミングか
ら実際に給気ダンパ26および排気ダンパ29が増風時
開度になるまでのタイムラグが生ずる。しかし、手動操
作によって給気ダンパ26と排気ダンパ29との開閉操
作を行う場合には、ロールスクリーン2を開放する前
に、手動操作によって事前に増風量状態とすることがで
きるようになるため、塵埃量低減および逆流防止の観点
からは有利なものとなる。
の開閉動作を開閉検出センサー20によって感知するこ
とによって自動的に給気ダンパ26および排気ダンパ2
9の開閉操作を行うようにしたが、この開閉操作は手動
操作によって行うようにしてもよい。給気ダンパ26と
排気ダンパ29との開閉操作を自動操作する場合には、
開閉操作忘れ等の人為的ミスを確実に無くすことが可能
になるが、ロールスクリーン2を開放したタイミングか
ら実際に給気ダンパ26および排気ダンパ29が増風時
開度になるまでのタイムラグが生ずる。しかし、手動操
作によって給気ダンパ26と排気ダンパ29との開閉操
作を行う場合には、ロールスクリーン2を開放する前
に、手動操作によって事前に増風量状態とすることがで
きるようになるため、塵埃量低減および逆流防止の観点
からは有利なものとなる。
【0024】また、ロールスクリーン2を開放する前に
増風量状態とする他の方法としては、たとえば入口ドア
部に開閉センサを取り付けたり、作業空間Sの通路部分
に赤外線センサーを取り付けるなどして、飼育管理者や
研究者が飼育室に入室したことを感知した際に自動的に
増風量状態とし、退室を感知した際に元の平常時開度に
戻すようにしてもよい。
増風量状態とする他の方法としては、たとえば入口ドア
部に開閉センサを取り付けたり、作業空間Sの通路部分
に赤外線センサーを取り付けるなどして、飼育管理者や
研究者が飼育室に入室したことを感知した際に自動的に
増風量状態とし、退室を感知した際に元の平常時開度に
戻すようにしてもよい。
【0025】
【実施例】前述のように、ロールスクリーン閉鎖時に換
気回数を約10回/hr程度として平常運転している状態
からロールスクリーン2が開放された場合には給気ダン
パ26および排気ダンパ29の開度を大きくし、換気回
数:約20回/hr程度まで風量の増大を行った場合(以
下、本発明法)と、ロールスクリーン2が開放されても
風量の増大は行わずスクリーン閉鎖時と同じ風量を継続
した場合(以下、比較法)との2ケースについて、作業
空間Sにおける発生粉塵量の比較を行った。なお、粉塵
量測定はレーザー光源パーティクルカウンターを使用
し、対象粉塵の粒径は0.5μmとした。
気回数を約10回/hr程度として平常運転している状態
からロールスクリーン2が開放された場合には給気ダン
パ26および排気ダンパ29の開度を大きくし、換気回
数:約20回/hr程度まで風量の増大を行った場合(以
下、本発明法)と、ロールスクリーン2が開放されても
風量の増大は行わずスクリーン閉鎖時と同じ風量を継続
した場合(以下、比較法)との2ケースについて、作業
空間Sにおける発生粉塵量の比較を行った。なお、粉塵
量測定はレーザー光源パーティクルカウンターを使用
し、対象粉塵の粒径は0.5μmとした。
【0026】その計測結果を図10に示す。ロールスク
リーン開放時に風量の増大を行わない比較法の場合に
は、ロールスクリーン2の開放によって気流が乱され、
作業空間Sの粉塵量が増加していることが判る。一方、
本発明法の場合には、ロールスクリーン2の開放時に風
量の増大を行った結果、作業空間Sの粉塵量はロールス
クリーン2の閉鎖時(平常運転時)よりも逆に減少する
結果となった。
リーン開放時に風量の増大を行わない比較法の場合に
は、ロールスクリーン2の開放によって気流が乱され、
作業空間Sの粉塵量が増加していることが判る。一方、
本発明法の場合には、ロールスクリーン2の開放時に風
量の増大を行った結果、作業空間Sの粉塵量はロールス
クリーン2の閉鎖時(平常運転時)よりも逆に減少する
結果となった。
【0027】以上の実験結果から判るように、本発明法
に従ってロールスクリーン2の開放時に風量を一時的に
増大させてやることによって、気流の逆流を抑え、ロー
ルスクリーン2の開放時であってもロールスクリーン2
の閉鎖時と同等以上の清浄度を保つことが可能となる。
に従ってロールスクリーン2の開放時に風量を一時的に
増大させてやることによって、気流の逆流を抑え、ロー
ルスクリーン2の開放時であってもロールスクリーン2
の閉鎖時と同等以上の清浄度を保つことが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、前記
逆流防止フラッパ付き通気孔が多数形成されたロールス
クリーンを用いた実験動物飼育室の気流制御システムに
おいて、ロールスクリーンの開放時においても、気流方
向を一定に保持し飼育空間側の汚染空気が作業空間側へ
逆流するのを防止し、常時、作業空間内の空気を清浄に
維持し得るようになる。
逆流防止フラッパ付き通気孔が多数形成されたロールス
クリーンを用いた実験動物飼育室の気流制御システムに
おいて、ロールスクリーンの開放時においても、気流方
向を一定に保持し飼育空間側の汚染空気が作業空間側へ
逆流するのを防止し、常時、作業空間内の空気を清浄に
維持し得るようになる。
【図1】実験動物飼育室1の平面図である。
【図2】その横断面図(図1のII−II線矢視図)であ
る。
る。
【図3】ロールスクリーン式気流保持装置2の斜視図で
ある。
ある。
【図4】サポート柱11Aの断面図である。
【図5】スライドガイドバー15の要部斜視図である。
【図6】逆流防止フラッパ16を有する通気孔13a部
の断面図である。
の断面図である。
【図7】本発明に係る気流制御システムの概略図であ
る。
る。
【図8】本発明気流制御方法における給気ダンパおよび
排気ダンパの操作手順フロー図である。
排気ダンパの操作手順フロー図である。
【図9】前記操作手順フローを図示したグラフである。
【図10】実施例におけるロールスクリーン開放前後に
おける発生粉塵量(0.5μm)測定結果を示す図であ
る。
おける発生粉塵量(0.5μm)測定結果を示す図であ
る。
1…動物飼育室、2…ロールスクリーン式気流保持装
置、3…吹出口、4…吸込口、11A・11B…サポー
ト柱、12…スクリーン収納部、13…ロールスクリー
ン本体、13a…通気孔、16…逆流防止フラッパ、2
0…開閉検出センサー、26…給気ダンパ、29…排気
ダンパ、30…制御器、31…風量設定器、32…遅延
タイマー、S…作業空間、R…飼育空間
置、3…吹出口、4…吸込口、11A・11B…サポー
ト柱、12…スクリーン収納部、13…ロールスクリー
ン本体、13a…通気孔、16…逆流防止フラッパ、2
0…開閉検出センサー、26…給気ダンパ、29…排気
ダンパ、30…制御器、31…風量設定器、32…遅延
タイマー、S…作業空間、R…飼育空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草刈 秀年 東京都中央区日本橋本石町4丁目4番20号 三井第2別館 新日本空調株式会社内 (72)発明者 立田 敏明 東京都中央区日本橋本石町4丁目4番20号 三井第2別館 新日本空調株式会社内 Fターム(参考) 2B101 AA11 BB03 BB05 FA01 FA07 3L058 BD00 BE08 BF09 BG01
Claims (5)
- 【請求項1】実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間と
に区画し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口
を設けるとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出す
る吸込口を設け、 前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻込みおよび
巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、かつ多数の通
気孔が形成されるとともに、これら各通気孔の飼育空間
がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる逆流防止フ
ラッパを取り付けたロールスクリーンを配設した実験動
物飼育室の気流保持システムにおいて、前記吹出口に連
通する給気ダクトの中間に給気量を調節する給気ダンパ
を配設するとともに、前記吸込口に連通する排気ダクト
の中間に排気量を調整する排気ダンパを配設し、 前記ロールスクリーンの閉鎖状態時において、前記給気
ダンパおよび排気ダンパを予め設定された平常時開度に
設定し、所定の給気風量および排気風量により平常運転
している状態から前記ロールスクリーンを開放する前に
又は開放する際に、前記給気ダンパおよび排気ダンパを
予め設定された増風時開度まで開き、前記吹出口から作
業空間内に供給される新鮮空気量および前記飼育空間内
の前記吸込口から排出される汚染空気量を増風量状態と
し、 その後、前記ロールスクリーンを閉鎖する際に又は閉鎖
した後に、前記給気ダンパおよび排気ダンパを元の平常
時開度まで戻すことを特徴とする実験動物飼育室におけ
る気流制御方法。 - 【請求項2】実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間と
に区画し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口
を設けるとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出す
る吸込口を設け、 前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻込みおよび
巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、かつ多数の通
気孔が形成されるとともに、これら各通気孔の飼育空間
がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる逆流防止フ
ラッパを取り付けたロールスクリーンを配設した実験動
物飼育室の気流保持システムにおいて、 前記ロールスクリーンの開閉状態を検出する開閉検出手
段を設け、かつ前記吹出口に連通する給気ダクトの中間
に給気量を調節する給気ダンパを配設するとともに、前
記吸込口に連通する排気ダクトの中間に排気量を調整す
る排気ダンパを配設し、 前記ロールスクリーンの閉鎖状態時において、前記給気
ダンパおよび排気ダンパを予め設定された平常時開度に
設定し、所定の給気風量および排気風量により平常運転
している状態から、前記ロールスクリーンが開放された
ことを前記開閉検出手段が感知したならば、前記給気ダ
ンパおよび排気ダンパを予め設定された増風時開度まで
開き、前記吹出口から作業空間内に供給される新鮮空気
量および前記飼育空間内の前記吸込口から排出される汚
染空気量を増風量状態とし、 その後、前記ロールスクリーンが開放状態から閉鎖され
たことを前記開閉検出手段が感知したならば、前記給気
ダンパおよび排気ダンパを元の平常時開度まで戻すこと
を特徴とする実験動物飼育室における気流制御方法。 - 【請求項3】前記ロールスクリーンが閉鎖状態から開放
された際の前記給気ダンパおよび排気ダンパの開操作に
おいて、先ず排気ダンパの開度を大きくした後、これに
遅れて給気ダンパ側の開度を大きくする段階的手順によ
り行い、 一方前記ロールスクリーンが開放状態から閉鎖された際
の前記給気ダンパおよび排気ダンパの閉操作において、
先ず給気ダンパの開度を元に戻した後、これに遅れて排
気ダンパ側の開度を元に戻す段階的手順により行うよう
にする請求項2記載の実験動物飼育室における気流制御
方法。 - 【請求項4】前記ロールスクリーンが開放状態から閉鎖
された際に、前記給気ダンパおよび排気ダンパの閉操作
を行う前に、所定時間の間、増風量状態を継続して行う
ようにする請求項1〜3いずれかに記載の実験動物飼育
室における気流制御方法。 - 【請求項5】実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間と
に区画し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口
を設けるとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出す
る吸込口を設け、 前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻込みおよび
巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、かつ多数の通
気孔が形成されるとともに、これら各通気孔の飼育空間
がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる逆流防止フ
ラッパを取り付けたロールスクリーンを配設し、 前記ロールスクリーンの開閉状態を検出する開閉検出手
段を設け、かつ前記吹出口に連通する給気ダクトの中間
に給気量を調節する給気ダンパを配設するとともに、前
記吸込口に連通する排気ダクトの中間に排気量を調整す
る排気ダンパを配設したことを特徴とする実験動物飼育
室の気流制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32212499A JP2001136855A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 実験動物飼育室における気流制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32212499A JP2001136855A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 実験動物飼育室における気流制御方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001136855A true JP2001136855A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18140204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32212499A Withdrawn JP2001136855A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 実験動物飼育室における気流制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001136855A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003023892A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-28 | Okumura Corp | 高度安全施設とその制御方法 |
| JP2007277819A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Toyota Motor Corp | ペット対応建物 |
| JP2011038732A (ja) * | 2009-08-14 | 2011-02-24 | Dai-Dan Co Ltd | ダクト収容ボックス |
| JP2014176381A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Rung Shin Plastic Ind Co Ltd | 実験動物の飼養設備のガス供給装置 |
| CN107027635A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-08-11 | 苏州达善净化科技有限公司 | 移动式无菌换笼工作站 |
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1999
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