JP2001136586A - 遠隔制御情報転送方法 - Google Patents

遠隔制御情報転送方法

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JP2001136586A
JP2001136586A JP31820799A JP31820799A JP2001136586A JP 2001136586 A JP2001136586 A JP 2001136586A JP 31820799 A JP31820799 A JP 31820799A JP 31820799 A JP31820799 A JP 31820799A JP 2001136586 A JP2001136586 A JP 2001136586A
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Takeshi Kawahara
武 川原
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DX Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御しようとする被制御機器の制御情報を自
動的に遠隔制御装置に設定する。 【解決手段】 複数の被制御機器を遠隔制御装置が一斉
に呼び出す(ステップS2)。各被制御機器の遠隔制御
装置への応答が衝突したとき、各被制御機器の中から代
表機器を決定する(ステップS10、S12)。代表機器が
各被制御機器のリストを遠隔制御装置に送信する(ステ
ップS14)。リストの中から所望の被制御機器を選択し
て、該所望の機器に選択されたことを代表機器を介して
遠隔制御装置から通知する(ステップS20)。所望の被
制御機器から遠隔制御装置に制御情報を送信する(ステ
ップS28)。この制御情報を前記遠隔制御装置が記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台の遠隔制御装
置によって複数台の被制御機器を制御する場合に、この
遠隔制御装置に遠隔制御情報を転送する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、1台の遠隔制御装置によって複数
台の被制御機器を遠隔制御することが行われている。例
えば、1台の遠隔制御装置によって、テレビジョン受像
機とビデオテープレコーダを制御することが行われてい
る。このような場合、同一メーカによって製造された複
数台の機器であれば、遠隔制御用信号には統一がとられ
ているが、異なるメーカ製の機器では、遠隔制御用信号
に統一がとられておらず、各機器用にそれぞれ別の遠隔
制御装置を使用することが行われており、操作が面倒で
あった。この点を解決するため、いわゆる学習リモコン
が開発されている。学習リモコンを使用する場合、制御
しようとしている機器専用の遠隔制御装置の赤外線発光
部と、学習リモコンの赤外線受光部とを接近させて、専
用の遠隔制御装置の各制御用のボタンを押して、その制
御信号を発生させ、これを学習リモコンに記憶させるこ
とを、各機能ごとに行う。また、同様に他の機器専用の
遠隔制御装置についても同様な学習動作を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この学習リモコンで
は、1台の遠隔制御装置において、複数台の機器を遠隔
制御することができるが、その前には、何度も学習リモ
コンに学習動作をさせなければならず、その作業が非常
に面倒であった。
【0004】本発明は、学習動作を行わなくても、複数
の被制御機器を1台の遠隔制御装置によって遠隔制御す
ることができる遠隔制御情報転送方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による遠隔制御情
報転送方法は、第1乃至第3の過程を備えている。第1
の過程では、複数の被制御機器を遠隔制御装置が一斉に
呼び出す。この場合、遠隔制御装置は、1台だけ使用さ
れている。複数の被制御機器としては、遠隔制御信号を
受信して、その制御信号の指示に従って動作を行うもの
が使用される。第2の過程では、前記呼出に応答した被
制御機器の中から所望の被制御機器を選択して、選択さ
れたことを該所望の機器に前記遠隔制御装置から通知す
る。第3の過程では、前記所望の被制御機器から前記遠
隔制御装置に制御情報を送信し、この制御情報を前記遠
隔制御装置が記憶する。この制御情報は、前記所望の被
制御機器を制御するためのものである。
【0006】この遠隔制御情報転送方法では、実際に制
御を行うときに、制御される被制御機器から遠隔制御装
置に制御情報が転送されるので、遠隔制御装置に各被制
御機器の制御情報を予め記憶させておく必要はなく、操
作性が向上する。
【0007】各被制御機器はネットワーク接続されてい
るものとできる。この場合、第1の過程における遠隔制
御装置から各被制御機器への一斉呼出は、ワイヤレス送
信で行われる。このワイヤレス送信では、赤外線等の光
信号、超音波信号または高周波信号を搬送波として使用
することができる。第2の過程では、前記呼出に応答し
てきた機器のうち、代表機器が、前記遠隔制御装置に呼
出に応答した機器のリストをワイヤレスで送信する。前
記遠隔制御装置は、このリストから選択した被制御機器
への通知を、前記代表機器までワイヤレスで送信し、前
記代表機器からネットワークを介して行う。
【0008】このように構成すると、ワイヤレスで遠隔
制御装置から呼出を行ったとき、各被制御機器が同時に
呼出応答して衝突が生じても、以後、一台の代表機器の
みとワイヤレスで送信し、各被制御機器にはネットワー
クを介して通信することができるので、特定の被制御機
器からのみ制御情報を遠隔制御装置に正確に伝送するこ
とができる。
【0009】なお、特定の被制御機器から制御情報を遠
隔制御装置に伝送する場合、ワイヤレスで特定の被制御
機器から遠隔制御装置に伝送することもできるし、特定
の被制御機器から代表機器にネットワークを介して伝送
し、代表機器からワイヤレスで伝送することもできる。
【0010】前記各被制御機器には識別番号が割り当て
られているものとすることができる。この場合、前記呼
び出された被制御機器は、前記呼出応答に対して前記遠
隔制御装置から呼出応答の衝突の通知を受けたとき、自
己の識別番号に関連する時間の経過後に呼出応答通知を
前記ネットワークに送信し、最後に呼出応答通知を発し
た被制御機器を前記代表機器とする。自己の識別番号に
関連する時間は、例えば識別番号に比例した時間または
反比例した時間とすることができる。識別番号は、固定
的に各被制御機器に割り当てられているものとすること
もできる。この場合、代表権が移る順番が固定となる。
また、各被制御機器の識別番号は、例えば電源が各被制
御機器に一斉に供給されたときや一部の被制御機器に電
源が供給されたとき、一部の被制御機器または全ての被
制御機器がリセットされたとき等に、改めて識別番号が
割り当てられるものとすることもできる。この場合、い
ずれの機器が代表機器となるかは、不定である。
【0011】このように構成した場合、代表機器は、最
後に呼出応答通知を発生した被制御機器であるので、呼
出通知を発生しようとしている全ての機器が呼出応答を
した後に代表となっている。従って、代表機器は、呼出
応答通知を発生した全ての被制御機器とネットワークを
介して通信可能である。
【0012】代表機器が前記遠隔制御装置に呼出応答し
たとき、前記遠隔制御装置から確認通知が非到達である
と、前記遠隔制御装置から確認通知が到達するまで、前
記呼出応答通知を速く発した被制御機器に順に代表機器
を変更することができる。例えば、固定的に識別番号を
割り当てた場合には、代表権を呼出応答通知をしたひと
つ前の識別番号の被制御機器に変更することができる。
【0013】このように構成すると、たとえ遠隔制御装
置が確実にいずれかの機器を代表機器として認識するこ
とができる。
【0014】第2の過程を次のように変更することもで
きる。即ち、前記呼び出された被制御機器は、前記呼出
応答に対して前記遠隔制御機器から呼出応答の衝突の通
知を受けたとき、乱数を発生し、当該乱数に関連した時
間の経過後に前記遠隔制御装置に呼出応答通知し、前記
遠隔制御装置は、前記呼出応答通知が非衝突のとき、確
認通知を発し、衝突のとき、衝突通知を送信する。
【0015】このように構成すると、各被制御機器をネ
ットワークで接続することができない場合や、ネットワ
ークで接続したとしても、識別番号をネットワークを介
して各被制御機器に伝送することができない場合でも、
所望の被制御機器から制御情報を遠隔制御装置に転送す
ることができる。従って、各被制御機器と遠隔制御装置
とが、ワイヤレスのみで通信する場合にも実施すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の遠隔制御
情報転送方法は、図2に示すようなシステムを使用す
る。このシステムは、複数台、例えば6台の被制御機器
2a乃至2fを有している。これら被制御機器2a乃至
2fは、例えばテレビジョン受像機や衛星放送受信機、
衛星通信受信機、ビデオテープレコーダ、コンパクトデ
ィスクプレーヤ等の家庭電化製品であり、例えば1つの
オーディオラック等に密集して配置されている。これら
被制御機器2a乃至2fは、ワイヤレス、例えば赤外線
制御信号を受信したとき、その赤外線制御信号によって
指示された動作を行うように構成されている。各被制御
機器2a乃至2fは、上述した赤外線制御信号を受信す
るためと、受信したときに応答するために、赤外線送受
信部4a乃至4fを備えている。
【0017】このシステムは、各被制御機器2a乃至2
fに上述した赤外線制御信号を送信して、各被制御機器
を2a乃至2fを遠隔制御する遠隔制御装置6も有して
いる。この遠隔制御装置6は、赤外線制御信号を送信
し、かつ各被制御機器2a乃至2fからの応答用の赤外
線信号を受信するように構成されている。
【0018】また、これら被制御機器2a乃至2fは、
ネットワーク接続され、そのインターフェースとして例
えばIEEE1394のインターフェースを各被制御機
器2a乃至2fが備えている。被制御機器2a乃至2d
がシリアル接続され、被制御機器2e、2fがそれぞれ
単独で被制御機器2dに接続されている。なお、各被制
御機器2a乃至2fの接続形態としては、他のものも使
用することができる。例えば、各被制御機器2a、2
b、2cそれぞれが単独で、被制御機器2dに接続され
ることもある。
【0019】このようなシステムにおいて、各被制御機
器2a乃至2fのうち使用者が所望のものを、遠隔制御
装置6によって遠隔制御可能とする方法について、以
下、図1乃至図7を参照して、説明する。なお、図1に
おいて、RCは、遠隔制御装置6を意味する。図2乃至
図7に示すように、各被制御機器2aに識別番号0が、
同2bに識別番号1が、同2cに識別番号2が、同2d
に識別番号5が、同2eに識別番号3が、同2fに識別
番号4が割り当てられているとする。
【0020】まず、遠隔制御装置6の所定のボタンを操
作することによって、各被制御機器2a乃至2fに対し
て選択要求を送信する(ステップS2)。このとき、図
2に点線で示すように、各被制御機器2a乃至2fに対
して、遠隔制御装置6から赤外線制御信号が送信され
る。
【0021】この赤外線制御信号を受信した各被制御機
器2a乃至2fは、図3に点線で示すように、赤外線制
御信号を遠隔制御装置6に送信し、選択要求に対して応
答する(ステップS4)。
【0022】遠隔制御装置6は、衝突が生じたか、即
ち、複数の被制御機器から応答があったかの判断を行う
(ステップS6)。この衝突は、オーディオラック等に
密集して、被制御機器2a乃至2fを配置している場合
に生じる。
【0023】衝突があったと判断された場合、遠隔制御
装置6が衝突がある旨を、図4に点線で示すように、赤
外線制御信号によって、応答があった各被制御機器に送
信する(ステップS8)。なお、この送信は自動的に行
ってもよいし、衝突がある旨を遠隔制御装置6の表示装
置に表示し、使用者が所定のボタンを操作して、衝突が
ある旨の制御信号を各被制御機器に送信してもよい。
【0024】衝突がある旨の通知を受けた各被制御機器
は、基準時、例えばこの通知を受けたときから、自己の
識別番号に予め定めた時間tを乗算した時間の経過後
に、図5に実線の矢印で示すように、ネットワークを介
して他の被制御機器の全てに呼出応答通知をブロードキ
ャストする(ステップS10)。従って、識別番号の小
さなものから順に呼出応答通知を行うことになる。
【0025】呼出応答通知を受けた各被制御機器2a乃
至2fは、それぞれ通知を受けた機器のリストを作成す
る(ステップS12)。
【0026】各被制御機器2a乃至2fは、自己が呼出
応答通知を行った後、ネットワークに存在する機器の数
nに予め定めた時間tをかけた時間T(T=n×t)以
内に、他の被制御機器から通知を受け取ると、自己が最
上位の識別番号を持っていないことが判明する。この場
合、最上位の識別番号を持っていない被制御機器は、リ
ストを作成するが直ちになんら処理を行わない。ところ
が、最上位の識別番号をもつ被制御機器は、自己が通知
を行っているにもかかわらず基準時間から所定時間T経
過しても、いずれの被制御機器からも呼出応答通知を受
けない。従って、自己が最上位の識別番号を持つ被制御
機器であると認識できる。
【0027】そこで、最上位の識別番号nを持つ被制御
機器(この実施の形態では、識別番号5を持つ被制御機
器2d)は、今までに送信されてきたリストに自己を加
えて、図5に点線で示すように、遠隔制御装置6に赤外
線で通知する(ステップS14)。
【0028】最上位の被制御機器は、遠隔制御装置6か
らリスト受信通知が到達したか判断する(ステップS1
6)。リスト受信通知が到達しなかった場合、最上位機
器を識別番号が一つ若い被制御機器に変更する(ステッ
プS18)。即ち識別番号が1つ小さい被制御機器に代
表権が渡されて代表機器が変更される。再び、ステップ
S14を実行して、新たな最上位機器(代表機器)から
リストを送信する。以下、遠隔制御装置6から受信通知
が到達するまで、ステップS14、S16、S18のル
ープを繰り返す。
【0029】ステップS16において、遠隔制御装置6
から受信通知が到達したとき、遠隔制御装置6の表示画
面には、図5に拡大して示すように、先の呼出に応答し
た機器の各識別番号と機器名が表示される(ステップ1
9)。
【0030】遠隔制御装置6に表示された各機器名のう
ち、使用者が使用しようとする機器を、遠隔制御装置6
の所定のボタンを操作することによって選択すると、遠
隔制御装置6は、図6に点線で示すように、代表機器に
対して赤外線制御信号を送信し、選択通知を送信する
(ステップS20)。この選択通知を受けた代表機器
は、図6に実線で示すようにネットワークを介して該当
機器に選択通知を送信する(ステップS22)。この選
択通知によって選択された被制御機器は、自己が選択さ
れたことを使用者に確認させるために、パイロットラン
プ等の表示装置を点滅させる。これは、使用者が間違っ
て選択を行っていないか使用者に確認させるためであ
る。特に、同一メーカの同一機種の複数の機器が、被制
御機器に含まれているときに有効である。なお、このパ
イロットランプ等の点滅によって選択が間違っていない
ことを使用者が確認した後、決定信号を遠隔制御装置6
から代表機器に送信し、ネットワークを通じて当該機器
に伝送する(ステップ23)。なお、ステップS20や
S23において遠隔制御装置6から信号が出力されたに
も拘らず、代表機器が直ちに応答しないことが、遠隔制
御装置6の向きによって生じることがある。この場合、
遠隔制御装置6からの信号を受信できた被制御機器は、
代表機器が受信に失敗したとして、代表機器の識別番号
n×tの時間内で、かつ受信できた機器の識別番号×t
までにどの機器からも応答がない場合、自分が代表機器
となり通信を行う。
【0031】選択通知を受けた被制御機器は、この被制
御機器に固有の識別番号や、この被制御機器が遠隔制御
装置6と通信するために必要な情報を、ネットワークを
介して代表機器に送信する(ステップS24)。代表機
器は、これを赤外線信号に変換して、図7に点線で示す
ように遠隔制御装置6に送信する(ステップS26)。
この時点で、代表機器の代表権が無効にされる。
【0032】選択された被制御機器が、この機器を制御
するために必要な制御情報を図7に点線で示すように赤
外線で遠隔制御装置に送信する(ステップS28)。こ
れが遠隔制御装置6に記憶され、遠隔制御装置6の表示
画面には、選択された被制御機器の複数の制御用のボタ
ンや、これらボタンに各種制御用の機能が割り当てられ
る。その結果、選択された被制御機器を遠隔制御装置6
によって図7に点線で示すように直接に赤外線によって
制御することができるようになる。
【0033】なお、ステップS6において、衝突が生じ
ていないと判断されたとき、即ち、遠隔制御装置6によ
る呼出に対して1台の被制御装置のみが応答したとき、
遠隔制御装置6から直接に当該被制御機器に対して選択
通知が送信される(ステップS30)。これに応答し
て、当該被制御機器が、この被制御機器に固有の識別番
号や、この被制御機器が遠隔制御装置6と通信するため
に必要な情報を赤外線で遠隔制御装置6に送信する(ス
テップS32)。そして、ステップS28が実行され
て、選択された被制御機器が、この被制御機器を制御す
るために必要な制御情報を赤外線で遠隔制御装置6に送
信する。
【0034】なお、上記の実施の形態では、代表機器が
決定された段階で、代表機器から自動的に遠隔制御装置
6にリストを送信したが、遠隔制御装置6からリストの
送信を要求したときに、代表機器からリストを送信する
こともできる。
【0035】また、遠隔制御装置6によって特定の被制
御機器が選択されたとき、制御情報を赤外線によって、
この特定の被制御機器から遠隔制御装置6に送信した
が、制御情報をネットワークを介して代表機器に送信
し、代表機器から赤外線で遠隔制御装置6に送信するこ
ともできる。
【0036】また、上記の実施の形態では、各被制御機
器のインターフェースがIEEE1394であり、識別
番号が、電源の供給時やリセット時に変更される可能性
があるので、いずれの被制御機器にいずれの識別番号が
割り当てられるか不定であった。そのため、最も識別番
号が大きくなる被制御機器を捜し、これを代表機器とし
たが、割り当てられた識別番号が常に一定である場合に
は、特定の被制御機器を予め代表機器と決定しておくこ
ともできる。
【0037】また、上記の実施の形態では、ステップS
22において、選択された被制御機器は、パイロットラ
ンプ等の表示装置を点滅させて、視覚的に報知したが、
適当な発音手段を設け、これを作動させて聴覚的に報知
してもよい。
【0038】上記の実施の形態では、各被制御機器2a
乃至2fは、ネットワークで接続したが、被制御機器が
ネットワークを構成するためのインターフェースを備え
ていない場合や、たとえネットワークを構成することが
可能なインターフェースを備えていても、そのインター
フェースでは識別番号を各被制御機器にあたえることが
できない場合には、例えば次のように構成することもで
きる。
【0039】即ち、遠隔制御装置6から衝突通知があっ
たとき、呼出応答した被制御機器は、それぞれ乱数発生
器によって乱数を発生し、この乱数に比例した時間だけ
衝突通知があったときから経過したときに(この経過時
間は、例えば最大でも約0.5秒以内が望ましい。)、
直接に遠隔制御装置6に対して通信に必要な識別番号や
通信情報を送る。遠隔制御装置6が受信に成功した場合
には、認知した旨を当該被制御機器に遠隔制御装置6か
ら送信する。複数の機器において同一の乱数が発生し、
衝突が生じた場合には、被制御機器には認知した旨の通
知が遠隔制御装置から送信されないので、別の乱数を発
生させて、これを元に上述したように識別番号等を送信
する。認知した旨の通知が遠隔制御装置6から得られる
まで、異なる乱数によってこのような作業を繰り返す。
【0040】呼出に応答した全ての被制御機器と遠隔制
御装置との間で通信が可能となると、遠隔制御装置6で
は、通信が可能な機器のリストを作成し、これを遠隔制
御装置6の表示装置に表示する。使用者は、このリスト
の中から使用しようとする機器を選択し、選択した旨を
赤外線で当該機器に送信する。このとき、当該機器は、
表示装置等を点滅させて、選択されていることを使用者
に知らせる。使用者は、表示部が点滅している被制御機
器が所望のものであることが確認できたとき、決定ボタ
ンを操作して、決定通知を赤外線によって当該機器に送
信する。当該機器は、これに応じて制御情報を遠隔制御
装置6に送信する。これによって、制御用の画面が、遠
隔制御装置の表示部に表示される。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
被制御機器を1台の遠隔制御装置によって制御すること
ができる上に、遠隔制御装置に制御しようとする被制御
機器の制御情報が自動的に設定されるので、一々使用者
が制御情報を遠隔制御装置に設定する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔制御情報転送方法の一実施の
形態のフローチャートである。
【図2】図1に遠隔制御情報転送方法において遠隔制御
装置からの一斉呼出の状態を示す図である。
【図3】図1の遠隔制御情報転送方法において一斉呼出
に各被制御機器が応答した状態を示す図である。
【図4】図1の遠隔制御情報転送方法において遠隔制御
装置が衝突を通している状態を示す図である。
【図5】図1の遠隔制御情報転送方法において、各被制
御機器のうち代表機器が決定された状態を示す図であ
る。
【図6】図1の遠隔制御情報転送方法において、代表機
器に対して機器選択通知を遠隔制御装置から送信してい
る状態を示す図である。
【図7】図1の遠隔制御情報転送方法において、代表機
器を介して選択された被制御機器への通信情報が遠隔制
御装置に伝送され、かつ遠隔制御装置に選択された被制
御機器から制御情報が伝送され、選択された被制御機器
を遠隔制御装置が制御している状態を示す図である。
【符号の説明】
2a乃至2f 被制御機器 6 遠隔制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御機器を遠隔制御装置が一斉
    に呼び出す第1の過程と、 前記呼出に応答した被制御機器の中から所望の被制御機
    器を選択して、該所望の機器に選択されたことを前記遠
    隔制御装置から通知する第2の過程と、 前記所望の被制御機器から前記遠隔制御装置に前記所望
    の被制御機器の制御情報を送信し、この制御情報を前記
    遠隔制御装置が記憶する第3の過程とを、具備する遠隔
    制御情報転送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遠隔制御方法において、
    前記各被制御機器はネットワーク接続されており、第1
    の過程における遠隔制御装置から各被制御機器への一斉
    呼出は、ワイヤレス送信で行われ、 第2の過程では、前記呼出に応答してきた被制御機器の
    うち、代表機器が、前記遠隔制御装置に呼出に応答した
    機器のリストをワイヤレスで送信し、前記遠隔制御装置
    は、このリストから選択した被制御機器への通知を、前
    記代表機器までワイヤレスで送信し、前記代表機器から
    ネットワークを介して、行う遠隔制御情報転送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遠隔制御方法において、
    前記各被制御機器には識別番号が割り当てられ、前記呼
    び出された被制御機器は、前記呼出応答に対して前記遠
    隔制御装置から呼出応答の衝突の通知を受けたとき、自
    己の識別番号に関連する時間の経過後に呼出応答通知を
    前記ネットワークに送信し、最後に呼出応答通知を発し
    た被制御機器を前記代表機器とする遠隔制御情報転送方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の遠隔制御方法において、
    前記代表機器が前記遠隔制御装置に呼出応答したとき、
    前記遠隔制御装置から確認通知が非到達であると、前記
    遠隔制御装置から確認通知が到達するまで、前記呼出応
    答通知を先に発生していた機器に順に代表機器を変更す
    る遠隔制御情報転送方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の遠隔制御方法において、
    第2の過程では、前記呼び出された被制御機器は、前記
    呼出応答に対して前記遠隔制御装置から呼出応答の衝突
    の通知を受けたとき、乱数を発生し、当該乱数に関連し
    た時間の経過後に前記遠隔制御装置に呼出応答通知し、
    前記遠隔制御装置は、前記呼出応答通知が非衝突のと
    き、確認通知を発し、衝突のとき、衝突通知を送信する
    遠隔制御情報転送方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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