JP2001135873A - 圧電変換素子 - Google Patents

圧電変換素子

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JP2001135873A
JP2001135873A JP31683099A JP31683099A JP2001135873A JP 2001135873 A JP2001135873 A JP 2001135873A JP 31683099 A JP31683099 A JP 31683099A JP 31683099 A JP31683099 A JP 31683099A JP 2001135873 A JP2001135873 A JP 2001135873A
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piezoelectric
electrode
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supply terminal
conversion element
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Satoshi Araya
聡 新家
Koji Katsuragi
廣治 葛城
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Minolta Co Ltd
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    • HELECTRICITY
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    • H02N2/021Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using intermittent driving, e.g. step motors, piezoleg motors
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状体に形成した圧電変換素子の内側面から
給電し、圧電変換素子の外形寸法を小さくした圧電変換
素子を提供する。 【解決手段】 シート状の圧電素子11の表面に第1電
極12、裏面に第2電極13を形成し、巻き上げて筒状
体に形成する。この筒状体を所定の温度で焼成し、電極
間に電圧を印加して分極させて圧電変換素子10が完成
する。筒状体の内側面の空洞部に露出した第1電極12
及び第2電極13にリード線をハンダ付け、或いは接触
子を備えた給電端子を筒状体の内側面の空洞部に挿入し
て第1電極12及び第2電極13に接触子を接触させる
ことにより給電する。従来のものより圧電変換素子の外
形寸法を小さくすることができ、アクチエータに組み込
んだ場合もアクチエータを小型に纏めることができ、装
置の小型化に寄与することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は圧電変換素子、特
にシート状の圧電材料を巻き上げて筒状体に形成した圧
電変換素子の構造、及び圧電変換素子の給電端子の構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電変換素子を使用したアクチエータ
は、供給される電気エネルギを駆動力に変換する変換効
率が高く、小型軽量でありながら発生する駆動力が大き
く、また、駆動力を容易に制御できるため、カメラ、計
測機器、その他の精密機械の被駆動部材の駆動や位置決
めに利用されるようになつてきた。
【0003】このようなアクチエータで使用される駆動
源である圧電変換素子には、単位の圧電素子を複数枚積
層して構成したものがある。これは、単位の圧電素子に
発生する厚み方向の変位をできるだけ大きくして取り出
すためである。
【0004】単位の圧電素子を複数枚積層して構成した
圧電変換素子は、単位素子それぞれの表面に電極体(以
下、単に電極という)を設ける工程、積層して接着する
工程、各層の電極を結線する工程という繁雑な作業を経
て製造されるので、コストの高いものであつた。
【0005】このため、表面に電極が形成された2枚の
薄板状の圧電素子を積層した積層体を中空筒状に巻いて
構成した圧電変換素子が提案されている。
【0006】図16は、このような2枚の薄板状の圧電
素子を積層して筒状に形成した圧電変換素子の一例を示
す斜視図で、図17の(a)及び(b)は、その電極形
成面と積層状態を説明する図、図18は、円筒状に形成
された圧電変換素子の円筒軸方向の端面の状態を説明す
る平面図である。
【0007】圧電変換素子の製造工程を説明する。ま
ず、図17の(a)に示すように、薄板状に形成された
圧電セラミックスからなる第1の圧電素子101及び第
2の圧電素子102を準備する。ここで、第2の圧電素
子102の巻き取り方向の長さを第1の圧電素子101
よりも寸法dだけ長くしておく。
【0008】第1の圧電素子101の表面には第1電極
103を形成し、裏面は電極非形成面とする。また、第
2の圧電素子102の表面には第2電極体104を形成
し、裏面は電極非形成面とする(図17の(a)参
照)。
【0009】次に、図17の(b)に示すように、第1
の圧電素子101の電極非形成面と第2の圧電素子10
2の電極形成面が対向するように積層し、この積層体を
セルロースなどで作成した作業用の巻取軸などを使用し
て巻き取り、図16及び図17に示すような筒状体に構
成する。この後、所定の温度で焼成し、さらに分極処理
して圧電変換素子が焼成し完成する。焼成により作業用
の巻取軸は焼失するから、筒状体の最も内側の部分に筒
状の空間が残ることになる。
【0010】第1の圧電素子101の巻き取り方向の長
さを第2の圧電素子102の巻き取り方向の長さよりも
短くすることで、筒状に形成したとき、筒状体の外周面
に露出した第1電極103と第2電極104の端部がず
れ、容易にそれ等の電極にリード線103a及び104
aを接続することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の筒状体
の圧電変換素子では、前記したとおり、第1の圧電素子
101の巻き取り方向の長さを第2の圧電素子102の
巻き取り方向の長さよりも短くすることで、筒状体に形
成したとき第1電極103と第2電極104の端部がず
れるから、容易にそれ等の電極にリード線を取り付ける
ことができるが、圧電変換素子の外周部からリード線を
引き出すため、圧電変換素子全体の外形寸法が大きくな
り、結果として広いスペースを必要とする等の不都合が
あつた。この発明は、上記課題を解決することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、筒状体に形
成した圧電変換素子の内周面に第1及び第2電極を露出
させ、そこからリード線を引き出すように構成して上記
課題を解決したものであり、請求項1の発明は、セラミ
ックス系圧電材料で構成されたシート状圧電素子とこの
シート状圧電素子面に対向する2つの電極体とを積層し
て構成された積層体を巻き上げて筒状体に形成された圧
電変換素子において、前記2つの電極体の少なくとも一
方を前記筒状体の内周面に露出させ、露出された電極部
分を給電端子の接合部とするを特徴とする圧電変換素子
である。
【0013】そして、前記積層体は、セラミックス系圧
電材料で構成されたシート状の圧電素子の表裏両面に電
極体を形成した積層体であつてもよい。
【0014】また、前記積層体は、セラミックス系圧電
材料で構成されたシート状の圧電素子の表面に電極体を
形成した2枚の素子片を、電極体相互の間に圧電素子が
介在するように積層した積層体であつてもよい。
【0015】さらに、前記給電端子は、弾性金属で構成
された接触子を備えた給電端子であり、この場合は、弾
性金属片で構成された接触子とそれを保持する不導体の
保持部材から構成することができる。
【0016】また、前記給電端子は、導電性樹脂又は導
電性ゴムから構成された給電端子であつてもよく、この
場合は、導電性樹脂又は導電性ゴムで形成された導電部
とそれを保持する非導電部から構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。
【0018】[第1の実施の形態]第1の実施の形態の
圧電変換素子は、圧電セラミックス系圧電材料からなる
1枚のシート状の圧電素子の表裏両面にそれぞれ電極体
(以下、単に電極という)を形成し、これを巻上げて筒
状体に形成したものである。
【0019】図1は第1の実施の形態の圧電変換素子の
構成を示す斜視図、図2はその断面図で、説明の都合
上、圧電素子及び電極体の厚みを拡大して示してある。
この圧電変換素子10は、まず、圧電セラミックス系の
圧電材料を使用してシート状の圧電素子11を作り、そ
の表面及び裏面に第1電極12及び第2電極13を形成
する。次に、その中央部を連結部14として一定幅を残
して、圧電素子相互が積層されるように巻上げ、筒状体
に形成する。
【0020】圧電変換素子10の製造工程を説明する。
まず、圧電素子11の材料としては、PZT(PbZr
3 ・PbTiO3 )を主成分とする圧電セラミックス
を使用する。このセラミックス粉体を溶剤、分散剤、バ
インダ、可塑剤等と混合し、ブレード等を使用して均一
な平面に作成して一定の厚さ、例えば20〜100μm
の厚さに引き伸ばす。溶剤を蒸発させて乾燥すると、グ
リーンシートと呼ばれる柔軟性のあるシートを得ること
ができる。
【0021】次に、このグリーンシート(圧電素子)の
表裏両面に、スクリーン印刷等の手段でペースト状の電
極材料、例えば白金(Pt)系、銀−パラジウム(Ag
−Pd)系の電極材料を適当な樹脂バインダでペースト
状にした電極材料を、3〜7μmの厚さに印刷して第1
電極12及び第2電極13を形成し(焼成後は樹脂バイ
ンダが揮発して1〜3μm程度になる)、所定の大きさ
に切断する。
【0022】次に、図3に示すように、軸方向にスリッ
ト19が形成された巻取軸18を準備し、表裏両面にそ
れぞれ第1電極12及び第2電極13が形成されたシー
ト状の圧電素子11の中央部の連結部14を巻取軸18
のスリット19に挟み、圧電素子相互が積層されるよう
に巻上げて筒状体に形成する。
【0023】巻上げの完了した筒状体から巻取軸18を
抜くと、筒状体の内側には連結部14で2つに仕切られ
た2つの空洞部12a、13aができる。即ち、連結部
14の一方の面及びこれに対向する面には第1電極12
が露出した空洞部12aができ、連結部14の他方の面
及びこれに対向する面には第2電極13が露出した空洞
部13aができるから、これらの電極の露出した空洞部
を給電端子の接合部として使用することができる。給電
端子の構成については後で説明する。
【0024】次に、この巻き上げられた筒状の積層体を
所定の温度条件で焼成する。焼成する温度条件は、例え
ば、図4に示すように、5時間程度かけて500℃まで
序々に温度を高め、500℃で一定時間焼成した後、最
初から9時間後に1200℃まで序々に温度を高める。
さらに、1200℃で約0.3時間焼成した後、6時間
程度かけて常温まで冷却する。
【0025】分極の方向は圧電素子の厚み方向とし、例
えば、60℃の環境において、第1電極12及び第2電
極13の間に1.5kV/mmの電圧を20分間印加し
て分極させる。圧電素子を分極させることで、圧電変換
素子10に筒状軸方向の変位を発生させることができ
る。
【0026】次に、筒状体の中央部に形成された空洞部
を給電端子の接合部としてリード線を接続する方法につ
いて説明する。第1のリード線の接続方法は、空洞部に
露出している電極にリード線をハンダ接合、或いは導電
性ペーストで接合するものである。
【0027】図5はその接合方法の一例を示すもので、
空洞部12aに露出した第1電極12、空洞部13aに
露出した第2電極13に、ハンダや導電性ペーストを利
用してリード線12b、13bを接合する。例えば、空
洞部12a、13aにリード線12b、13bを挿入し
た後、ハンダや導電性ペースト12s、13sを充填し
てリード線を接合する。
【0028】一般にハンダ接合には、両金属間の溶融等
を含む化学的な接合と、接合面の微細な凹凸にハンダが
食い込む機械的な接合とがある。一方、圧電変換素子の
製造では、前記したように高温度での焼成工程があるた
め、電極の材料として、白金(Pt)系、銀−パラジウ
ム(Ag−Pd)系等の融点の高い電極材料が使用され
る。
【0029】前記した融点の高い電極材料とハンダとは
化学的な接合性が悪いため、電極とリード線とのハンダ
接合は主として機械的な接合によるものとなるが、この
接合性の悪さによりリード線が外れるなどの事故が発生
しやすい。しかし、空洞部にハンダを充填することによ
り接合面が広くなり、リード線を強固に接合することが
できる。
【0030】第2のリード線の接続方法は、弾性金属で
構成された接触子を空洞部に挿入し、露出している電極
に接触させて接合するものである。
【0031】図6はその一例を示すもので、不導体(電
気絶縁性)の保持部材15aに弾性金属材料で構成した
接触子12d、13dを取り付けた給電端子15を準備
する。接触子12d、13dにはリード線12b、13
bを接合しておく。
【0032】次に、接触子12dが空洞部12aに露出
した第1電極12に接触し、接触子13dが空洞部13
aに露出した第2電極13に接触するように保持部材1
5aを筒状体に挿入すると、接触子12d、13dを介
して第1電極12及び第2電極13とリード線12b、
13bを接続することができる。
【0033】保持部材15aはポリカーボネイトやAB
S樹脂、セラミックスなどの電気絶縁性の材料を使用
し、接触子12d、13dには銅系の材料或いは鉄系の
材料に銅メッキを施した弾性材料を使用するものとす
る。接触子の形状は一例であり、電極との接触部に突起
を設けたり、ばね性を制御するための切り欠きを設けて
もよい。
【0034】第3のリード線の接続方法は、弾性を有す
る導電性樹脂や導電性ゴムなどから構成された給電端子
を空洞部に挿入し、露出している電極に接触させて接合
するものである。
【0035】図7はその一例を示すもので、16及び1
7は金属フィラーなどを含む弾性を有する導電性樹脂や
導電性ゴムなどから構成された給電端子で、給電端子の
一部(図7では下半分)を、圧電変換素子10の空洞部
12a、13aの最大内径よりも太径に形成してあり、
その上端には適宜の手段でリード線を接続する。
【0036】この給電端子16及び17を圧電変換素子
10の空洞部12a、13aに挿入すると、給電端子1
6及び17は弾性変形してそれぞれ空洞部12a、13
aの内側の第1電極12、第2電極13に接触し、第1
電極12、第2電極13をリード線に接続することがで
きる。
【0037】なお、上記給電端子には、弾性変形域を大
きくするために切り欠きや孔を設けたり、電極との接触
性を改善するために突起を設けるなどしてもよい。
【0038】[第2の実施の形態]第2の実施の形態の
圧電変換素子は、表面に第1電極が形成された第1の圧
電素子と、表面に第2電極が形成された第2の圧電素子
とを積層し、電極形成面を内側にして巻上げ、筒状体に
形成したものである。
【0039】図8は第2の実施の形態の圧電変換素子2
0の構成を示す断面図で、説明の都合上、圧電素子及び
電極の厚みを拡大して示してある。圧電セラミックス系
圧電材料からなるシートの表面に第1電極22を形成
し、裏面は電極非形成面とした第1の圧電素子21と、
同じくシートの表面に第2電極24を形成し、裏面は電
極非形成面とした第2の圧電素子23とを作成する。
【0040】次に、第1の圧電素子21の電極非形成面
と第2の圧電素子23の第2電極24とが対向するよう
に積層して、この積層体を、その第1の圧電素子21の
第1電極22の形成面、及び第2の圧電素子23の第2
電極24の形成面を内側にして巻上げ、中心部に空洞部
28が形成された筒状体に形成する。
【0041】第1及び第2の圧電素子を積層するとき
は、図8に示すように、筒状体の形成時に筒状体内側面
で第1の圧電素子21の端部と第2の圧電素子23の端
部とが略180°ずれた位置にくるように配置して積層
する。これは給電端子の接触子が両方の電極に同時に接
触しないようにするためである。
【0042】圧電素子の材料やグリーンシートの作成、
及び電極材料と電極の形成処理、巻き上げられた筒状体
の焼成及び分極処理等は、先に説明した第1の実施の形
態のものと同じであるから、ここでは説明を省略する
が、このような処理を経て圧電変換素子20が完成す
る。
【0043】次に、筒状体の中央部に形成された空洞部
を給電端子の接合部としてリード線を接続する方法につ
いて説明する。
【0044】第1のリード線の接続方法は、弾性金属片
から構成された接触子を備えた給電端子を空洞部に挿入
し、露出している電極に接触させて接合するものであ
る。
【0045】図9は、その第1の例を示すもので、ま
ず、電気絶縁性の保持部材25aに弾性材料で構成した
接触子22d、24dを取り付けた給電端子25を準備
する。保持部材25aには2つの接触子22d、24d
の中間に絶縁板25bを設け、接触子相互の接触事故を
防止するように構成するとよい。絶縁板25bは筒状体
と給電端子25との半径方向の位置決めにも使用するこ
とができる。
【0046】接触子22d、24dには直接リード線2
2b、24bを接合してもよく、また、図9に示すよう
に電気絶縁性のキャップ25cを介してリード線22
b、24bを接合するようにしてもよい。
【0047】接触子22d、24dを備えた保持部材2
5aを筒状の圧電変換素子20の空洞部28に挿入し、
接触子22dを空洞部28に露出した第1電極22に接
触させ、接触子24dを空洞部28に露出した第2電極
24に接触させると、接触子22d、24dを介して第
1電極22及び第2電極24とリード線22b、24b
を接続することができる。
【0048】第2のリード線の接続方法は、弾性を有す
る導電性樹脂や導電性ゴムなどから構成された円筒形の
給電端子を空洞部に挿入し、空洞部に露出している電極
に接触させて接合するものである。
【0049】図10は、その一例を示すもので、給電端
子31は、金属フィラーなどを含む弾性を有する導電性
樹脂や導電性ゴムなどから構成された接触子32及び3
3と非導電性樹脂やゴムなどの材料からなる絶縁部材3
4とを一体に押出し成形などで円筒形に形成する。給電
端子31の直径は圧電変換素子20の空洞部28の最大
内径よりも太径に形成してあり、半径方向に180°対
向した位置に接触子32及び33が位置するようにし、
接触子32及び33の上端には適宜の手段でリード線を
接続する。
【0050】なお、上記の給電端子において、導電性樹
脂や導電性ゴムの部分を金属箔で構成し、非導電性樹脂
やゴムなどの材料からなる絶縁部材34と一体成形する
こともできる。
【0051】この給電端子31を圧電変換素子20の空
洞部28に挿入すると、給電端子31は弾性変形して、
接触子32及び33はそれぞれ空洞部28の内面の第1
電極22、第2電極24に接触し、第1電極22、第2
電極24をリード線に接続することができる。
【0052】圧電変換素子を固定する固定部材を利用し
て圧電変換素子に給電端子を接続するように構成するこ
ともできる。以下、これについて説明する。
【0053】図11は、その第1の例を示すもので、固
定部材41の中心部に圧電変換素子20の空洞部28と
略同径の孔42を設け、圧電変換素子20を固定する。
一方、給電端子35は固定部材41の孔42よりもやや
細径の円柱体36に、図9に示す給電端子31の接触子
22d及び24dと略同形の接触子22e及び24eを
取り付け、円柱体の反対側(圧電変換素子から遠い側)
からリード線を引き出してある。
【0054】固定部材41の孔42と圧電変換素子20
の空洞部28とが同軸になるように配置して、固定部材
41に圧電変換素子20を接着等の方法で固定し、孔4
2に給電端子35を挿入し、圧電変換素子20の空洞部
に露出している第1電極22及び第2電極24と給電端
子31の接触子22e及び24eとを接触させ、第1電
極22及び第2電極24とリード線22b、24bを接
続する。固定部材41は、金属などの導電性の材料、非
導電性の材料のいずれでもよい。
【0055】この方法によれば、給電端子35を挿入す
るだけで圧電変換素子20にリード線を接続できるの
で、ハンダ付けによるよりも生産性を高めることができ
る。
【0056】図12は、その第2の例を示すもので、固
定部材41に接触子22e及び24eを取り付けた給電
端子35を設け、圧電変換素子20の空洞部28を給電
端子35に挿入することで、圧電変換素子20の空洞部
に露出している第1電極22及び第2電極24と給電端
子35の接触子22e及び24eとを接触させると共
に、圧電変換素子20を固定部材41に接着等の方法で
固定する。固定部材41を金属などの導電性の材料で構
成し、接触子の一方を固定部材41に直接固定して接触
子の他方のみを絶縁して固定部材41を貫通させるとき
は、配線構造を簡単にすることができる。
【0057】図13は、その第3の例を示すもので、固
定部材41には接触子22eを取り付けた給電端子35
aを設け、駆動軸45には接触子24eを取り付けた給
電端子35bを設けておく。そして、圧電変換素子20
の空洞部28を固定部材41側の給電端子35aに挿入
して空洞部28に露出している第1電極22と給電端子
35aの接触子22eとを接触させると共に、圧電変換
素子20の一方の端部を固定部材41に接着等の方法で
固定する。
【0058】さらに、圧電変換素子20の反対側から駆
動軸に設けた給電端子35bの接触子24eを挿入して
空洞部28に露出している第2電極24と給電端子35
bの接触子24eとを接触させると共に、圧電変換素子
20の端部を駆動軸45に接着等の方法で固定する。
【0059】この方法によれば、固定部材41及び駆動
軸45を利用して第1及び第2の電極に給電することが
でき、配線構造を簡単にすることができる。
【0060】[アクチエータの構成]次に、上記した圧
電変換素子を使用したアクチエータの構成を、図14及
び図15を参照して説明する。以下の説明では図11に
示す第2の実施の形態の圧電変換素子20を使用したア
クチエータで説明するが、第1の実施の形態の圧電変換
素子10を使用した場合も同様である。
【0061】図14はアクチエータの構成を示す断面図
である。図14において、51は基台、52、53、5
4は支持ブロツク、55は駆動軸で、駆動軸55は、圧
電変換素子20に発生する軸方向の変位により軸方向
(矢印a方向、及びこれと反対方向)に変位可能に支持
ブロツク53及び支持ブロツク54により支持されてい
る。
【0062】圧電変換素子20の一端は支持ブロツク5
2に接着固定され、他端は駆動軸55の一端に接着固定
される。圧電変換素子20の中心部に形成された空洞部
には給電端子31(図11参照)が挿入され、駆動パル
ス発生回路60から緩やかな立上がり部と急速な立下が
り部、或いは急速な立上がり部と緩やかな立下がり部を
有する鋸歯状波パルスが供給されるように構成されてい
る。
【0063】56はスライダで、スライダ56と駆動軸
55とは適当な摩擦力で摩擦結合している。図15は、
スライダ56と駆動軸55との摩擦結合部の構成を示す
断面図で、スライダ56には駆動軸55が貫通してお
り、スライダ56の駆動軸55が貫通している下部に
は、開口部56aが形成され、駆動軸55の下半分が露
出している。また、この開口部56aには駆動軸55の
下半分に当接するパツド57が嵌挿され、パツド57は
板ばね58により押し上げられていて、駆動軸55とス
ライダ56及びパツド57は板ばね58の付勢力Fによ
り圧接され、適当な摩擦力で摩擦結合している。また、
スライダ56には、図示しないテーブル等の被駆動部材
が結合されているものとする。
【0064】その動作を説明する。圧電変換素子20の
第1電極22と第2電極24を駆動パルス発生回路60
に接続し、第1電極22と第2電極24との間に数10
kHzの鋸歯状波駆動パルスを印加すると、圧電変換素
子20には軸方向に伸縮変位が生じるので、圧電変換素
子20に結合した駆動軸55には軸方向に速度の異なる
往復振動が発生する。これにより駆動軸55に摩擦結合
したスライダ56は、駆動軸55上を滑りながら駆動軸
の往復振動の非対称性により速度の遅い振動方向に移動
し、スライダに結合されたテーブル等の被駆動部材を移
動させることができる。
【0065】以上説明した実施の形態では、筒状体に形
成された圧電変換素子の中心部に形成された空洞部を利
用して正負の電極への給電を行うように構成されている
が、空洞部を利用して正負いずれか一方の電極にのみ給
電し、他方の電極への給電を圧電変換素子の側面から行
うように構成することもできる。
【0066】また、グリーンシートの上に電極を印刷等
の方法で形成するとき、マスキングを行つてグリーンシ
ートの端面に一方の電極が露出し、他方の電極は端面に
露出しないように電極を印刷形成し、巻上げて筒状体に
形成したとき、端面に露出した電極には端面から給電
し、端面に露出していない電極には中心部に形成された
空洞部を利用して給電を行うように構成してもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の圧電変
換素子は筒状体に形成された圧電変換素子であつて、電
極を筒状体の内側面に露出させ、筒状体の内側面から電
極へ給電するように構成されたものであるから、従来の
圧電変換素子のように筒状体の外側面に露出した電極に
リード線をハンダ接合する等したものに比較して圧電変
換素子の外形寸法を小さくすることができる。
【0068】そして、筒状体の内側面に給電端子を挿入
することで電極への給電のための配線が済むので組立工
程が簡略化され、作業性が著しく改善される。
【0069】また、この構成により、圧電変換素子をア
クチエータに組み込んだ場合もアクチエータを小型に纏
めることができ、このアクチエータを使用する装置の小
型化に寄与することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の圧電変換素子の外観を示す
斜視図。
【図2】第1の実施の形態の圧電変換素子の構成を示す
断面図。
【図3】第1の実施の形態の圧電変換素子を巻取軸を使
用して筒状体に巻上げる様子を説明する図。
【図4】圧電変換素子の焼成温度条件の一例を示す図。
【図5】図1に示す圧電変換素子へのリード線接続方法
の第1の例を説明する図。
【図6】図1に示す圧電変換素子へのリード線接続方法
の第2の例を説明する図。
【図7】図1に示す圧電変換素子へのリード線接続方法
の第3の例を説明する図。
【図8】第2の実施の形態の圧電変換素子の構成を示す
断面図。
【図9】図8に示す圧電変換素子へのリード線の接続方
法の第1の例を説明する図。
【図10】図8に示す圧電変換素子へのリード線の接続
方法の第2の例を説明する図。
【図11】圧電変換素子を固定する固定部材を利用して
圧電変換素子に給電端子を接続するように構成したリー
ド線の接続方法の第1の例を説明する図。
【図12】圧電変換素子を固定する固定部材を利用して
圧電変換素子に給電端子を接続するように構成したリー
ド線の接続方法の第2の例を説明する図。
【図13】圧電変換素子を固定する固定部材及び駆動軸
を利用して圧電変換素子に給電端子を接続するように構
成したリード線の接続方法の例を説明する図。
【図14】圧電変換素子を使用したアクチエータの構成
を示す断面図。
【図15】アクチエータのスライダと駆動軸との摩擦結
合部の構成を示す断面図。
【図16】従来の2枚の薄板状の圧電素子を積層して筒
状に形成した圧電変換素子の一例を示す斜視図。
【図17】図16に示す従来の圧電変換素子の電極形成
面と積層状態を説明する図。
【図18】図16に示す従来の圧電変換素子の円筒軸方
向の端面を説明する平面図。
【符号の説明】
10 圧電変換素子 11 圧電素子 12 第1電極 13 第2電極 12a、13a 空洞部 12b、13b リード線 12d、13d 接触子 12s、13s ハンダ、導電性ペースト 14 連結部 15 給電端子 15a 保持部材 16、17 給電端子 18 巻取軸 19 スリット 20 圧電変換素子 21 第1の圧電素子 22 第1電極 22b、24b リード線 22d、24d 接触子 22e、24e 接触子 23 第2の圧電素子 24 第2電極 25 給電端子 25a 保持部材 28 空洞部 31 給電端子 32、33 接触子 34 絶縁部材 35 給電端子 41 固定部材 45 駆動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H680 AA08 BB01 BB13 BB19 DD01 DD23 DD28 DD36 DD39 DD40 DD53 DD73 DD82 DD83 DD88 DD95 FF03 FF32 FF38 GG02 GG11 GG19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス系圧電材料で構成されたシ
    ート状圧電素子とこのシート状圧電素子面に対向する2
    つの電極体とを積層して構成された積層体を巻き上げて
    筒状体に形成された圧電変換素子において、 前記2つの電極体の少なくとも一方を前記筒状体の内周
    面に露出させ、露出された電極部分を給電端子の接合部
    とするを特徴とする圧電変換素子。
  2. 【請求項2】 前記積層体は、セラミックス系圧電材料
    で構成されたシート状の圧電素子の表裏両面に電極体を
    形成した積層体であることを特徴とする請求項1記載の
    圧電変換素子。
  3. 【請求項3】 前記積層体は、セラミックス系圧電材料
    で構成されたシート状の圧電素子の表面に電極体を形成
    した2枚の素子片を、電極体相互の間に圧電素子が介在
    するように積層した積層体であることを特徴とする請求
    項1記載の圧電変換素子。
  4. 【請求項4】 前記給電端子は、弾性金属で構成された
    接触子を備えた給電端子であることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電変換素子。
  5. 【請求項5】 前記給電端子は、弾性金属片で構成され
    た接触子とそれを保持する不導体の保持部材から構成さ
    れることを特徴とする請求項4記載の圧電変換素子。
  6. 【請求項6】 前記給電端子は、導電性樹脂又は導電性
    ゴムから構成された給電端子であることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電変換素子。
  7. 【請求項7】 前記給電端子は、導電性樹脂又は導電性
    ゴムで形成された導電部とそれを保持する非導電部から
    構成されることを特徴とする請求項6記載の圧電変換素
    子。
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