JP2001134519A - クライアント・サーバーシステム及び業務支援システム - Google Patents

クライアント・サーバーシステム及び業務支援システム

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JP2001134519A
JP2001134519A JP31588399A JP31588399A JP2001134519A JP 2001134519 A JP2001134519 A JP 2001134519A JP 31588399 A JP31588399 A JP 31588399A JP 31588399 A JP31588399 A JP 31588399A JP 2001134519 A JP2001134519 A JP 2001134519A
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Tokuichi Yasumoto
徳一 保本
Tatsunori Shiraishi
達紀 白石
Tatsuya Nagami
達也 永見
Koichi Tateyama
公一 舘山
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信費の低減と処理効率を向上させる。 【解決手段】 処理要求を受付けるWebブラウザ17
が組込まれたクライアント12と、クライアントに対し
てネットワーク13を介して接続され、クライアントか
らの処理要求をWebサーバー27で受信し、処理部2
9で処理するサーバーとからなるシステムである。そし
て、クライアント12は、動作モードをネットワークモ
ード又はローカルモードに選択する動作モード選択手段
15,18a、18bと、ローカルモードに選択された
状態で、Webブラウザ17から出力された処理要求を
受けるWebサーバー(HTMLサービス)20と、こ
の処理要求が指定する処理を実施する処理部21と、ネ
ットワークモードに選択された状態で、Webブラウザ
17から出力された処理要求をネットワーク13を介し
てサーバー14へ送信する処理要求送信手段19とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバーとクライ
アントとからなり、クライアントで操作入力された処理
要求に対応する処理をクライアント又はサーバーで行う
クライアント・サーバーシステム、及びクライアントで
操作入力された業務支援要求に対応する業務支援処理を
クライアント又はサーバーで行う業務支援システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】証券業、保険業、銀行業等の金融業や訪
問販売業においては、外回りの各営業員に対して例えば
携帯用のパーソナルコンピユータ等の端末機からなるク
ライアントを所持させ、訪問先でこのクライアントから
本社に配設されたサーバーにアクセスすることによっ
て、必要な情報をサーバーから取り寄せて客に呈示する
とともに、契約結果等をサーバーへ登録する。
【0003】このような各営業員に対する業務支援を実
施する業務支援システムは例えば図5に示すように構成
されている。
【0004】各営業員が所持する携帯用のパーソナルコ
ンピユータからなるクライアント1は必要に応じて通信
回線網2を介して本社に配設されたサーバー1に接続さ
れる。各クライアント1内には、端末処理部4と通信I
F(インターフエース)5が組込まれ、サーバー3内に
は、通信IF6と業務支援処理部7とデータベース8と
が組込まれている。また、サーバー3内の業務支援処理
部7は、必要に応じて、商用データベース9やPOSデ
ータベース10等が含まれる外部データベース11をア
クセスすることが可能である。
【0005】また、クライアント1とサーバー3間の通
信手段として、各営業員が所持している携帯電話やPH
Sをクライアント1に取付けて、この携帯電話やPHS
を介してサーバー3との間で通信回線を形成したのち、
クライアント1とサーバー3間で情報交換を実施する。
【0006】このような構成の業務支援システムにおい
て、営業員が顧客宅を訪問して、クライアント1の電源
を立上げ、携帯電話やPHSを用いて、サーバー3との
間で通信回線を形成して、クライアント1からサーバー
3の業務処理部7へ開始処理要求を送信させる。サーバ
ー3の業務処理部7は開始処理要求を受領すると、デー
タベース8から該当顧客に対応するデータを読出して、
要求元クライアント1へ送出する。また、サーバー3の
業務処理部7は、必要とあれば、外部データベース11
を検索して、その検索結果も同時に要求元クライアント
1へ送信する。
【0007】該当顧客に対応するデータを受信したクラ
イアント1における端末処理部4は受信した該当顧客の
データを用いて、例えば販売する金融商品の説明のため
の資料(資金運用予想)を作成して、クライアント1の
表示部に表示出力する。
【0008】そして、営業員は、例えば顧客との間で金
融商品に対する販売商談がまとまると、その販売契約を
サーバー3へ送信する。サーバー3の業務処理部7は受
領した販売契約をデータべース8の該当顧客の領域に登
録するとともに、販売契約に関する所定の販売登録処理
を実施する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す業務支援システムにおいてもまだ解消すべき次のよ
うな課題があった。
【0010】すなわち、各クライアント1は、訪問した
顧客先で、営業活動を開始する場合、必ず、携帯電話や
PHSを用いて、サーバー3と回線接続して、サーバー
3から必要なデータ(情報)を入手したのち、このデー
タ(情報)を加工して表示器に表示していた。したがっ
て、通信費が上昇する。
【0011】また、クライアント1は、その都度、必要
なデータをサーバー3から取寄せる必要があるので、そ
のサーバー3をアクセスする時間がかかり、操作者(営
業員)側から見た場合におけるクライアント1の端末処
理部4における処理応答特性が低下する。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、クライアントとサーバーとの両方のプラッ
トフォームにWeb手法を採用することによって、通信
費を大幅に低減できるとともに、クライアントにおける
処理応答特性を向上でき、アプリケーションの開発やソ
フト部材に対する維持管理の負担を軽減できるクライア
ント・サーバーシステム及び業務支援システムを提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のクライアント・
サーバーシステムは、操作入力された処理要求を受付け
るWebブラウザが組込まれたクライアントと、このク
ライアントに対してネットワークを介して接続され、ク
ライアントからの処理要求をWebサーバーで受信し、
処理部で処理するサーバーとからなる。
【0014】さらに、クライアントに対して、動作モー
ドをネットワークモード又はローカルモードに選択する
動作モード選択手段と、この動作モードがローカルモー
ドに選択された状態で、Webブラウザから出力された
処理要求を受けるWebサーバーと、このWebサーバ
ーで受けた処理要求が指定する処理を実施する処理部
と、動作モードがネットワークモードに選択された状態
で、Webブラウザから出力された処理要求をネットワ
ークを介してサーバーへ送信する処理要求送信手段とを
備えている。
【0015】このように構成されたクライアント・サー
バーシステムにおいては、サーバーにはWebサーバー
が組込まれており、クライアントにはWebブラウザが
設けられており、クライアントは必要に応じて、ネット
ワークを介してサーバーと接続可能である。
【0016】そして、動作モードがネットワークモード
の状態においては、クライアントのWebブラウザを用
いて操作入力された処理要求がネットワークを介してサ
ーバーのWebサーバーで受信され、サーバーの処理部
で処理要求に対応した処理が実施される。そして、必要
な場合、その処理結果がHTMLフォーマットでWeb
サーバーを介して処理要求元のクライアントへ送信され
る。しかして、クライアントにおいて、処理結果がWe
bブラウザを用いて例えば表示部に表示出される。
【0017】さらに、この発明においては、クライアン
トにおいもWebサーバーと処理部とが組込まれてい
る。
【0018】そして、動作モードがローカルモードの状
態においては、クライアントのWebブラウザを用いて
操作入力された処理要求は、サーバーのWebサーバー
でなくて、クライアント内のWebサーバーで受信さ
れ、クライアント内の処理部で処理要求に対応した処理
が実施される。そして、必要な場合、その処理結果がH
TMLフォーマットでWebサーバーを介してWebブ
ラウザへ転送され、このWebブラウザを用いて例えば
表示部に表示出される。
【0019】このように、クライアントにおいてもサー
バーと同様のWebサーバーと処理部とが設けられてい
るので、クライアント単独で処理を実施できる。すなわ
ち、サーバーとの間のデータ伝送を極力少なくすること
により、通信費を節減するととともに、クライアントに
おける処理応答速度を向上できる。
【0020】また、別の発明の業務支援システムは、操
作入力された業務支援要求を受付けるWebブラウザが
組込まれたクライアントと、このクライアントに対して
ネットワークを介して接続され、クライアントからの業
務支援要求をWebサーバーで受信し、業務支援処理部
で業務支援処理するサーバーとからなる。
【0021】さらに、クライアントに対して、動作モー
ドをネットワークモード又はローカルモードに選択する
動作モード選択手段と、この動作モードがローカルモー
ドに選択された状態で、Webブラウザから出力された
業務支援要求を受けるWebサーバーと、このWebサ
ーバーで受けた業務支援要求が指定する業務支援処理を
実施する業務支援処理部と、動作モードがネットワーク
モードに選択された状態で、Webブラウザから出力さ
れた業務支援要求をネットワークを介してサーバーへ送
信する処理要求送信手段とをを備えている。
【0022】このように構成された業務支援システムに
おいても、クライアント及びサーバーにそれぞれWeb
サーバーと業務支援処理部とが設けられている。
【0023】したがって、上述した発明とほぼ同様の作
用効果を奏することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係る業務支援シス
テムの概略構成を示すブロック図である。この業務支援
システムは、例えばパーソナルコンピユータからなる複
数台のクライアント12がネットワークとしてのインタ
ーネット13を介してサーバー14に接続可能である。
なお、説明を簡単にするために、図1では1台のクライ
アント12のみしか記載していない。
【0025】クライアント12内には、このクライアン
ト12を所持する営業員が処理要求を操作入力したり動
作モードを選択するためのキーボード等の操作部15、
表示部16、操作部15からの処理要求を受付けるとと
もに、HTML言語で記述された処理結果を表示部16
に表示する閲覧ソフトとしてのWebブラウザ17、動
作モード選択部18a、切換部18b、通信IF19、
HTMLサービス20、業務支援処理部21、データベ
ース22が設けられている。さらに、このクライアント
12の業務支援処理部21は、必要に応じて、外部デー
タベース25の商用データベース23及びPOSデータ
ベース24を検索する。
【0026】また、例えば、各営業員が所属する金融機
関(会社)の本社に配設されたサーバー14内には、通
信IF26、Webサーバー27、業務支援処理部2
8、データベース29が設けれらている。
【0027】クライアント12の通信IF19がインタ
ーネット13を介してサーバー14の通信IF26に接
続する手法として、一般の固定式の加入者電話の他に携
帯電話やPHS等が用いられる。
【0028】サーバー14のWebサーバー27は、イ
ンターネット13を介してクライアント12から自己ア
ドレスを措定した業務支援要求を受けると、業務支援処
理部28へ処理要求を送出し、業務支援処理部28から
出力されたHTML言語で記述された処理結果をインタ
ーネット13を介して要求元のクライアント12へ返信
する。
【0029】クライアント12のHTMLサービス20
は、サーバー14のWebサーバー27とほぼ同一の機
能を有する。すなわち、HTMLサービス20は、We
bブラウザ17から切換部18bを介して自己アドレス
を措定した業務支援要求を受けると、業務支援処理部2
1へ処理要求を送出し、業務支援処理部21から出力さ
れたHTML言語で記述された処理結果をWebブラウ
ザ17へ返信する。
【0030】サーバー14のデータベース29にはこの
金融機関(会社)が有する全ての情報が記憶されてい
る。この情報の中には全ての取扱い金融商品情報や全て
の顧客情報が含まれる。一方、クライアント12のデー
タベース22には、サーバー14のデータベース29に
記憶された取扱い金融商品情報や全ての顧客情報のう
ち、このクライアント12を所持してしている営業員が
販売する金融商品の情報や営業員が担当する顧客の顧客
情報が記憶されている。
【0031】クライアント12に設けられた業務支援処
理部21とサーバー14に設けられた業務支援処理部2
1とは同一構成であり、ともに入力された業務支援要求
が指定する業務支援処理を実施する。
【0032】図2は、業務支援処理部21、27の概略
構成を示すブロック図である。この業務支援処理部2
1、27は、スクリプトインタプリタ30、HTMLス
クリプトファイル31、業務支援モジュール群32及び
データオブジェクトOLE34とで構成されている。そ
して、業務支援モジュール群32は、実際の業務支援処
理を実施する、商談案件管理コンポーネント32a、コ
ンタクト管理コンポーネント32b、マスタ管理コンポ
ーネント32c、システム管理コンポーネント32d等
の複数の処理コンポーネントで構成されている。
【0033】このような構成の業務支援処理部21、2
7において、スクリプトインタプリタ30は、HTML
サービス20又はWebサーバー27から業務支援の処
理要求が入力すると、HTMLスクリプトファイル31
のスクリプトを参照して、業務支援モジュール群32に
処理要求を行う。業務支援モジュール群32において、
処理要求に対応する管理コンポーネント32a〜32d
が、例えばデータオブジェクトOLE34を介してデー
タベース34を検索して、必要なデータ(情報)を取り
込んで、処理要求に応じた業務支援処理を行う。そし
て、処理結果をスクリプトインタプリタ30へ応答す
る。スクリプトインタプリタ30は、処理結果を、HT
MLスクリプトファイル31のスクリプトを参照して、
HTML言語(HTMLファイル状態)に変換して処理
要求元のHTMLサービス20又はWebサーバー27
へ返信する。
【0034】図1のクライアント12において、操作者
(営業員)は、サーバー14の業務支援処理部28を用
いて業務支援処理を実行する「ネットワークモード」
と、自己の業務支援処理部21を用いて業務支援処理を
実行する「ローカルモード」との二つの動作モードを選
択設定できる。具体的には、操作者(営業員)が操作部
15を介して動作モード選択部18aに「ネットワーク
モード」を選択設定すると、切換部18bがWebブラ
ウザ17に対する入出力先を通信IF19へ切換え、動
作モード選択部18aに「ローカルモード」を選択設定
すると、切換部18bがWebブラウザ17に対する入
出力先をHTMLサービス20へ切換える。
【0035】このように構成された営業支援システムに
おいて、サーバー14が金融機関(会社)の本社に配設
され、各クライアント12が各営業員に携帯されている
とする。
【0036】各営業員は、顧客宅を訪問してクライアン
ト12を用いて販売する金融商品を説明する場合、電源
投入して、操作部15を操作して、動作モードを「ロー
カルモード」に設定する。すると、Webブラウザ17
が切換部18bを介してHTMLサービス20に接続さ
れる。図4は、動作モードが「ローカルモード」に選択
された状態における処理要求と処理結果との流れを示す
図である。
【0037】この状態において、営業員は、顧客名及び
金融商品名を指定した商品の説明処理要求(業務支援要
求)を操作部15を介して操作入力すると、この処理要
求はWebブラウザ17を介して、自己のHTMLサー
ビス20へ入力される。HTMLサービス20は、この
処理要求を業務支援処理部21へ送出する。業務支援処
理部21は、データベース22から該当顧客の預かり金
融資産を含む各種の情報を取り込んで、販売しようとす
る金曜商品を該当顧客が購入した場合の、資産運用結果
の予想を算出して、この算出結果を処理結果として、H
TMLサービス20へ返信する。HTMLサービス20
は処理結果をWebブラウザ17へ返信する。Webブ
ラウザ17は入力されたHTML言語で記述された処理
結果(HTMLファイル)を表示部16に表示出力す
る。
【0038】この場合、業務支援処理部21は、必要に
応じて、商用データベース23やPOSデータベース2
4等が含まれる外部データベース25を検索して必要な
情報を得て、この検索情報を処理結果の一部に組込んで
HTMLサービス20へ送出する。
【0039】営業員は、この表示部16に表示された処
理結果のグラフ等を顧客に見せて、販売金融製品の説明
を行う。
【0040】そして、顧客との間で金融商品に対する販
売商談がまとまると、営業員は、操作部15を操作し
て、動作モードを「ネットワークモード」に設定する。
すると、Webブラウザ17が切換部18bへ接続され
る。図3は、動作モードが「ネットワークモード」に選
択された状態における処理要求と処理結果との流れを示
す図である。
【0041】この状態で、顧客名、商品名、契約条件を
指定した契約処理要求(業務処理要求)を操作部15を
介して入力すると、この契約処理要求はWebブラウザ
17を介して、通信IF19へ入力される。通信IF1
9はこの契約処理要求をインターネット13を介してサ
ーバー14のWebサーバー27へ送信する。サーバー
14のWebサーバー27は、入力した契約処理要求を
業務支援処理部28へ送出する。サーバー14の乗務支
援処理部28は受領した契約処理要求に基づいて、販売
契約を作成し、データべース29の該当顧客の領域に登
録するとともに、販売契約に関する所定の販売登録処理
を実施する。そして、その契約番号や詳細契約内容を処
理結果として、Webサーバー27へ返信する。Web
サーバー27は処理結果を通信IF26及びインターネ
ット13を介して契約処理要求元のクライアント12へ
返信する。
【0042】クライアント12の通信IF19を介して
受信された処理結果はWebブラウザ17へ入力され
る。Webブラウザ17は入力されたHTML言語で記
述された契約番号や詳細契約内容からなる処理結果(H
TMLファイル)を表示部16に表示出力する。
【0043】このように構成された営業支援システムに
おいては、サーバー14にはWebサーバー27が組込
まれており、クライアント12にはサーバー14のWe
bサーバー27と同一機能を有するHTMLサービス2
0が設けられている。また、クライアント12には、サ
ーバー14内に設けられた業務支援処理部28とほぼ同
一の業務支援処理部21が設けられている。さらに、ク
ライアント12は「ネットワークモード」と「ローカル
モード」との2つの動作モードを使い分けることが可能
である。又、クライアント12はこのクライアント12
を携帯する営業員が営業活動を行うときに必要な情報を
記憶するデータベース22が組込まれている。
【0044】したがって、クライアント12の業務支援
処理部21で実行できる処理要求に対しては、できるだ
け動作モードを「ローカルモード」に設定して、業務を
実施する。そして、例えば契約処理等のどうしも本社の
サーバー14の業務支援処理部28で実行する必要のあ
る処理要求に対しては、動作モードを「ネットワークモ
ード」に設定して、処理要求をサーバー14へ送信し
て、サーバー14の業務支援処理部28で業務を実施さ
せる。
【0045】したがって、サーバー14にネットワーク
13を介して接続されている時間を大幅に短縮できるの
で、通信費用を大幅に節減できる。
【0046】さらに、「ローカルモード」時において
は、インターネット13等の外部通信網を介して各種デ
ータや情報を送受信する必要がないので、操作者(営業
員)側から見たクライアント12の処理応答速度を向上
できるとともに、処理動作の安定性を確保できる。
【0047】さらに、この営業支援システムにおいて
は、サーバー14とクライアント12はいずれも、基本
となるハードウエアやソフトウエアを示すプラットフォ
ームとして、業界標準であるWebの手法(プロトコ
ル)を採用している。
【0048】したがって、クライアント12に組込む業
務支援処理部21は、サーバー14の業務支援処理部2
8と同一、又は1部を抽出したものでよく、「ローカル
モード」で処理業務を実行させるために、別途、クライ
アント12専用の業務支援処理部21を新規に作成する
必要がない。したがって、アプリケーションの開発費用
が図5に示す従来システムに比較して格段に上昇するこ
とはない。
【0049】さらに、前述したようにプラットフォーム
として、業界標準であるWebの手法(プロトコル)を
採用していので、HTMLサービス20を含む市販の多
くのソフト部材をそのまま組込むことが可能であるの
で、システムの製造費をさらに節減でき、その上、シス
テムの維持管理費を節減できる。
【0050】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。実施形態システムにおいては、例え
ば、金融機関(会社)の外回りの各営業員に対して業務
支援を行う営業支援システムについて説明を行った。
【0051】しかし、サーバー12及びクライアント1
2の業務支援処理部28,21を構成する図2に示す各
管理コンポーネント32a〜32dを任意の業務を行う
管理コンポーネントに変更可能である。この場合、業務
支援処理部28,21の名称はただの処理部となる。
【0052】そして、この場合、クライアント12の操
作部13から、操作者が操作入力する。処理要求は、上
述した処理部に組込まれている管理コンポーネントが実
施可能は処理要求となる。
【0053】このように構成されたクライアント・サー
バーシステムであったとしても、上述した営業支援シス
テムとほぼ同様の技術的効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクライア
ント・サーバーシステム及び業務支援システムにおいて
は、クライアントとサーバーとの両方において、クライ
アントで入力された処理要求を実行する処理部を設け、
さらに共通して、プラットフォームにWeb手法を採用
している。したがって、クライアントとサーバー間の通
信費を大幅に低減できるとともに、クライアントにおけ
る処理応答特性を向上でき、アプリケーションの開発や
維持管理の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる業務支援システム
の概略構成を示すブロック図
【図2】同実施形態の業務支援システムに組込まれた業
務支援処理部の概略構成を示すブロック図
【図3】同実施形態の業務支援システムのクライアント
において、動作モードが「ネットワークモード」に選択
された状態における処理要求と処理結果との流れを示す
【図4】同実施形態の業務支援システムのクライアント
において、動作モードが「ローカルモード」に選択され
た状態における処理要求と処理結果との流れを示す図
【図5】従来の業務支援システムの概略構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】
12…クライアント 13…インターネット 14…サーバー 15…操作部 16…表示部 17…Webブラウザ 18…動作モード選択部 19,26…通信IF 20…HTMLサービス(Webサーバー) 21,28…業務支援処理部 22,29…データベース 25…外部データベース 27…Webサーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永見 達也 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 舘山 公一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5B049 BB46 CC02 CC08 DD01 DD05 EE00 FF04 GG02 GG03 GG06 GG07 5B055 BB12 EE02 EE03 EE04 EE27 5B082 GA03 GA06 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JB02 KA05 KA07 KC44

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作入力された処理要求を受付けるWe
    bブラウザが組込まれたクライアントと、このクライア
    ントに対してネットワークを介して接続され、前記クラ
    イアントからの処理要求をWebサーバーで受信し、処
    理部で処理するサーバーとからなるクライアント・サー
    バーシステムであって、 前記クライアントは、 動作モードをネットワークモード又はローカルモードに
    選択する動作モード選択手段と、 この動作モードがローカルモードに選択された状態で、
    前記Webブラウザから出力された処理要求を受けるW
    ebサーバーと、 このWebサーバーで受けた処理要求が指定する処理を
    実施する処理部と、 前記動作モードがネットワークモードに選択された状態
    で、前記Webブラウザから出力された処理要求を前記
    ネットワークを介して前記サーバーへ送信する処理要求
    送信手段とを備えたことを特徴とするクライアント・サ
    ーバーシステム。
  2. 【請求項2】 操作入力された業務支援要求を受付ける
    Webブラウザが組込まれたクライアントと、このクラ
    イアントに対してネットワークを介して接続され、前記
    クライアントからの業務支援要求をWebサーバーで受
    信し、業務支援処理部で業務支援処理するサーバーとか
    らなる業務支援システムであって、 前記クライアントは、 動作モードをネットワークモード又はローカルモードに
    選択する動作モード選択手段と、 この動作モードがローカルモードに選択された状態で、
    前記Webブラウザから出力された業務支援要求を受け
    るWebサーバーと、 このWebサーバーで受けた業務支援要求が指定する業
    務支援処理を実施する業務支援処理部と、 前記動作モードがネットワークモードに選択された状態
    で、前記Webブラウザから出力された業務支援要求を
    前記ネットワークを介して前記サーバーへ送信する処理
    要求送信手段とを備えたことを特徴とする業務支援シス
    テム。
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Cited By (1)

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