JP2002140499A - 営業支援システム - Google Patents

営業支援システム

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JP2002140499A
JP2002140499A JP2000335691A JP2000335691A JP2002140499A JP 2002140499 A JP2002140499 A JP 2002140499A JP 2000335691 A JP2000335691 A JP 2000335691A JP 2000335691 A JP2000335691 A JP 2000335691A JP 2002140499 A JP2002140499 A JP 2002140499A
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Kenichi Igarashi
健一 五十嵐
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話およびインターネットを利用して、営
業支援のための様々な機能をリアルタイムに実行する。 【解決手段】営業支援システムは、インターネットへの
接続機能および該インターネットを介して受信した情報
を表示するブラウザ機能を有する携帯電話にインターネ
ットを介して接続されることのできるサーバー上に実現
され、前記携帯電話のブラウザに、営業支援機能の一覧
を示す営業支援メニューを提供するメニュー提供手段
と、前記営業支援機能を実行するプログラムおよび該プ
ログラムによって使用されるデータを格納する記憶装置
と、前記提供された営業支援メニューから営業支援機能
が選択されたことに応答して、該選択された営業支援機
能に対応するプログラムを起動し、該プログラムの処理
結果を前記ブラウザに送信する営業支援機能実行手段と
を備える。また、営業支援機能を実行するときに、対応
するプログラムをダウンロードすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末を利用
して営業員を支援するシステムに関し、より具体的に
は、営業員が商品を販売するに際し、携帯電話およびイ
ンターネットを介して営業員に様々な機能を提供して営
業活動を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】営業員が顧客を訪問して営業活動を展開
する際、従来はいわゆるベテランの営業員によって作成
された営業のためのノウハウを記載した書類その他営業
活動に必要な書類を携帯し、営業に役立たせていた。ま
た最近は、紙の書類に代えてパーソナルコンピュータな
どの携帯できる電子機器に必要な情報を電子データとし
て記憶しておき、営業活動を行う際に参照するか、また
は該電子機器をネットワークを介してサーバーに接続
し、サーバーが管理しているデータを読み出したり、デ
ータをダウンロードして活用するようになってきてい
る。
【0003】このような営業活動を支援するためのシス
テムとして、たとえば、特開平8−305747号公報
には、多数の保険商品の中から、個々の顧客に適した保
険商品を抽出するシステムが記載されている。このシス
テムによると、保険商品名、その商品情報および該商品
に適合しない絞り込み条件を予め格納しておき、さら
に、顧客の年齢等の客観的情報および計画性の有無等の
主観的情報を絞り込み条件として予め格納しておく。顧
客への保険商品の提案時には、顧客の客観的情報および
主観的情報が絞り込み条件となっている商品を除外した
保険商品を、提案商品として抽出する。
【0004】また、営業員が携帯可能な営業支援のため
の装置として、特開平8−194749号公報には、携
帯することのできる保険設計コンサルティング装置が記
載されている。この装置はタッチペンを備えており、さ
らに保険設計に必要な情報および画面を予め格納してい
る。営業員は、画面からタッチペンによって所望の選択
肢を選択し、さらに文字等を記入することにより、顧客
と面談しながら保険のコンサルティングを遂行する。
【0005】さらに、特開平6−231112号公報に
は、営業支援システムに適用されるコンサルティング支
援システムが記載されている。このシステムによると、
画面から項目が選択されたことに応答して、コンサルテ
ィングに関する情報が解説画面として表示され、さらに
解説画面内の選択肢が選択されたことに応答して、詳細
な情報である参考解説画面が表示される。これらの画面
から、所定のファンクションキーを押すことにより、用
語の解説画面が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】営業活動を展開するに
あたって、営業員は、通常紙ベースで顧客と商談し、そ
の後営業所に帰ってから必要なデータを端末から打ち込
み、必要な書類を印刷するということを行っているのが
現状である。
【0007】一方で、特開平6−231112号公報の
ようなシステムをノート型のパーソナルコンピュータに
導入して営業活動を行ったり、または上記の特開平8−
194749号公報のもののように所定の業務に専用に
使用される携帯型端末を使用して営業活動を行ったりす
ることが普及してきている。しかしながら、これらの電
子機器を使用して営業活動を行おうとすると、それぞれ
の電子機器にそれぞれの営業活動に必要なプログラムお
よびデータを導入する必要がある。したがって、これら
のプログラムおよびデータに対して変更が生じた場合に
は、すべての電子機器にプログラムおよび/またはデー
タを導入しなおさなければならず、これは大変工数のか
かる作業である。また、サービスを向上させるために営
業対象の商品の種類やサービス内容が増えていくにつ
れ、電子機器に格納するデータ量が増大し、電子機器の
記憶容量を圧迫する。また、特開平8−194749号
公報のもののような携帯型端末では汎用性が無く、携帯
電話が普及してきている今日、営業員は営業支援用の端
末と携帯電話とを持ち歩かなくてはならなくなる。
【0008】また、上記特開平6−231112号公報
および特開平8−305747号公報のもののような装
置をオンラインで接続し、サーバーから必要に応じてデ
ータをダウンロードすることも考えられるが、その場合
には、端末装置をネットワークまたはインターネットを
介してホストサーバーに接続しなければならず、そのた
めのインフラストラクチャが必要になり、さらに端末側
には通信ソフトが必要となる。
【0009】したがって、営業員が顧客と面談しながら
営業活動に必要な機能をいつでも実行することができ、
かつコストを抑制することができる営業支援システムが
望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の営業支援システムは、発明
のインターネットへの接続機能および該インターネット
を介して受信した情報を表示するブラウザ機能を有する
携帯電話にインターネットを介して接続されることので
きるサーバー上に実現され、携帯電話のブラウザに、営
業支援機能の一覧を示す営業支援メニューを提供するメ
ニュー提供手段と、営業支援機能を実行するプログラム
および該プログラムによって使用されるデータを格納す
る記憶装置と、前記提供された営業支援メニューから営
業支援機能が選択されたことに応答して、該選択された
営業支援機能に対応するプログラムを起動し、該プログ
ラムの処理結果を前記ブラウザに送信する営業支援機能
実行手段とを備える、という構成をとる。
【0011】この発明によると、営業員は、専用の営業
支援ツールとしての端末を持ち歩くことなく、既存の携
帯電話およびインターネットを利用して様々な営業支援
のための機能を利用することができるので、顧客の要望
に応えてリアルタイムに様々な情報を取得し、それを顧
客に提示することができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の営業支援シ
ステムにおいて、営業支援メニューから営業支援機能が
選択されたことに応答して、該選択された機能に対応す
るプログラムを前記携帯電話にダウンロードする営業支
援機能配信手段を備え、該携帯電話上で該プログラムが
稼働して営業支援機能を実行できるようにする、という
構成をとる。
【0013】この発明によると、携帯電話からサーバー
にアクセスし、サーバーにおいて様々な営業支援機能を
起動したり、またはサーバーのデータを参照したりする
だけでなく、営業支援機能を実現するプログラムを携帯
電話にダウンロードすることができるので、必要に応じ
て携帯電話上でも営業支援機能を実行することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明に従う営業支援システム
の以下に詳細に説明する実施形態は自動車に関わる営業
活動を前提としているが、営業員が様々な商品およびサ
ービスについて営業活動を行う際の営業支援システムに
広く適用されることができる。
【0015】図面を参照し、この発明の実施の形態を説
明する。図1は、この発明に従う営業支援システムを備
えるネットワークの接続形態の全体図を示す。X社の営
業員が携帯する携帯電話1は、通常の電話機能の他に、
インターネット2に接続できる通信機能、およびインタ
ーネットを介して受信した情報を表示するブラウザ機能
を有している。したがって、営業員は、インターネット
を介して電子メールをやりとりしたり、URLを指定し
て様々なWEBページにアクセスすることができる。
【0016】システム11は、X社の社内ネットワーク
・システムを示す。この例では、社内LANによって構
成されたイントラネット12にX社の複数のパーソナル
コンピュータ13が接続されており、それぞれのパーソ
ナルコンピュータ13から、内部設置サーバ14にアク
セスすることができる。X社の社内システム11は、専
用線15およびファイアウォール(FW)16を介し
て、X社のWEBサーバー4に接続されている。ファイ
アウォールは、パケットの選別機能を持つルータであ
り、パケットヘッダに含まれる送信元ホストアドレス、
宛先ホストアドレス、およびプロトコルの種別などの情
報を用いて、パケットの選別を行う。この実施例では、
ファイアウォール16は、WEBサーバ4から社内シス
テム11の内部設置サーバ14に向けられた送信を通
し、その他の来信する通信は拒絶するよう設定されてい
る。
【0017】WEBサーバー4はX社の社外に設けられ
たサーバーであり、インターネット2およびX社のシス
テム11に接続されている。WEBサーバー4は、営業
支援システム10を備える。営業支援システム10は、
記憶装置6および7を備えており、記憶装置6には、営
業支援を実行するのに必要なプログラムおよびデータが
格納され、記憶装置7には、携帯電話1のブラウザに表
示されることのできる、営業支援システム用に作成され
たWEBページが格納されている。これらのWEBペー
ジは、具体的にはHTML文書として格納されている。
【0018】他のWEBサーバー21は、X社のWEB
サーバー4とは異なるサーバーを示しており、インター
ネット2に接続されている。他のWEBサーバー21
は、異なる会社のサーバー、および営業支援システム1
0が備わるサーバー4とは異なるX社のサーバーを含
む。記憶装置7に記憶されたWEBページに、WEBサ
ーバー21のアドレス(URL)をリンクづけることに
より、該WEBページからWEBサーバー21のプログ
ラム/データ22を参照することができる。
【0019】こうして、携帯電話1は、WEBサーバー
4の営業支援システム10にアクセスすることができ、
営業支援システム10は、携帯電話1のブラウザに様々
なWEBページ7を提供することができる。携帯電話1
は、提供されたWEBページを介して、営業支援システ
ム10の記憶装置6に格納されたデータを参照したり、
記憶装置6に格納されたプログラムを起動したりするこ
とができる。携帯電話1のブラウザに提供されたWEB
ページが他のWEBサーバー21にリンクづけられてい
る場合には、該WEBサーバー21のプログラム/デー
タ22が参照される。また、携帯電話1のブラウザに提
供されたWEBページが社内システム11の内部設置サ
ーバー14にリンクづけられている場合には、該サーバ
ー14のプログラム/データを参照することもできる。
また、サーバー4、21または14にあるデータを、携
帯電話1にダウンロードして、携帯電話1のメモリに格
納することもできる。
【0020】また、WEBサーバー4のアプリケーショ
ンを携帯電話1にダウンロードして、携帯電話1上で営
業支援機能を起動させることができる。これは、たとえ
ば、ハードウェアに依存しないJava仮想マシンを携帯電
話1に搭載することにより実現される。この場合、所望
の営業支援機能を実行するときに、対応するアプリケー
ションがサーバーから携帯電話にダウンロードされる。
実行時にダウンロードされるので、事前に携帯電話にア
プリけーションを導入しておく必要がない。
【0021】一方、X社のパーソナルコンピュータ13
も携帯電話1と同様に、WEBサーバー4の営業支援シ
ステム10にアクセスして、WEBサーバー4の記憶装
置6に格納されたデータを参照したりプログラムを起動
したりすることができる。さらに、X社のパーソナルコ
ンピュータ13は、WEBサーバー4の営業支援システ
ム10において使用されるプログラム/データ/ページ
を作成/更新して、内部設置サーバー14からWEBサ
ーバー4にアップロードすることができる。アップロー
ドされたプログラム/データは記憶装置6に、ページは
記憶装置7に記憶される。
【0022】この実施例では、X社の社内システム11
の外部に設置されたX社のWEBサーバー4に営業支援
システム10が設けられているが、この実施形態に限定
されるものではなく、営業支援システム10のWEBペ
ージ7のみをWEBサーバー4に設け、その他のプログ
ラムおよびデータ6をX社の社内システム11に設ける
こともできる。
【0023】図1に示されるように、営業支援システム
10に必要なプログラムおよびデータは、営業員が持ち
歩く携帯電話1には格納されておらず、すべてX社のW
EBサーバー4の営業支援システム10、社内システム
11の内部設置サーバー14、または他社サーバー21
に格納されている。営業員は、携帯電話1のブラウザに
表示された営業支援メニューから選択するだけで、必要
な時に必要な機能、たとえばいずれかのサーバーのプロ
グラムを起動してデータを参照したり、いずれかのサー
バーのデータをダウンロードしたりなどを実行すること
ができる。また、必要に応じて、サーバーのプログラム
をダウンロードして携帯電話1上で営業支援機能を実行
させることもできる。既存のネットワークであるインタ
ーネットおよび汎用性の高い携帯電話を使用して営業支
援機能をいつでもどこでも実行することができるので、
専用端末に比べてコストを低く抑えることができ、しか
も利便性が高い。さらに、営業支援に必要なプログラム
およびデータはサーバーで一元管理されているので、こ
れらに変更が生じた場合のメンテナンスの手間を軽減す
ることができる。
【0024】図2は、営業支援システム10のより詳細
な構成を示すブロック図である。ブラウザ8は、図1に
示される携帯電話1のブラウザに対応する。しかし、図
1を参照して述べたように、X社の社内システム11の
パーソナルコンピュータ13のブラウザにも、図2の営
業支援システム10を適用することができる。ブラウザ
8は、インターネット2を介して営業支援システム10
に接続されている。
【0025】営業支援システム10は送受信部9を備
え、送受信部9は、ブラウザ8から送られてきたデータ
の受信、および営業支援システム10からのブラウザ8
へのデータの送信を制御する。認証部31は、営業員が
営業支援システム10にログオンする際の認証を実行す
る。地図検索部32は、顧客名、住所等をキーとして地
図を検索する。クレジット計算部33は、顧客のクレジ
ットの要望に応えるために様々な観点からクレジット計
算を行う。クレジット審査部34は、顧客の信用情報を
照会してクレジットの審査を行う。納期検索部35は、
顧客が購入した車両の納期を検索する。大安仏滅検索3
6は、大安および仏滅に相当する日を検索する。保険照
会部37は、様々な損害保険の商品および該商品のサー
ビス内容を照会する。中古車検索部38は、X社が取り
扱う中古車を検索する。
【0026】営業支援システム10は、ページファイル
40を備える。ページファイル40には、営業支援シス
テム10が携帯電話1のブラウザ8に提供するそれぞれ
のWEBページがファイルとして格納されており、それ
ぞれのページは、典型的にはHTMLで記述されてい
る。
【0027】認証データベース41は、営業員が営業支
援システム10に入るためのログオン情報を格納する。
図3は、認証データベース41のレコードの例を示し、
該レコードは、販売店コード、拠点コード、営業コード
およびパスワードのフィールドを有する。販売店コード
は営業員が所属する販売店を識別するコードであり、た
とえば2桁で都道府県、次の2桁で市区群、残り3桁を
連番としたコード体系を有する。拠点コードは、営業員
が属する営業所の拠点を識別するコードを示す。営業コ
ードおよびパスワードは、営業員に固有に割り振られた
コードを示す。
【0028】顧客データベース42は、顧客に関する情
報を格納する。図4は顧客データベース42のレコード
の例を示し、該レコードは、顧客コード、顧客名、フリ
ガナ、性別、生年月日、郵便番号、住所、住所フリガ
ナ、電話番号、職業、勤務先、勤務先住所、勤務先電話
番号、購入車両情報、駐車場情報のフィールドを有す
る。購入車両情報フィールドは、実際にはさらに複数の
フィールドを有しており、たとえば購入した車両の車
名、型式、車台番号、車両番号等を格納する。駐車場情
報フィールドも、実際には複数のフィールドを有してお
り、駐車場住所、駐車場所有者の名前、住所および電話
番号、駐車場契約期間、駐車場契約日等を格納する。
【0029】地図情報43は、他のWEBサーバー21
に配置されたデータベースであり、広域地図(たとえ
ば、東京都○○区××1丁目のレベル)だけでなく、広
域地図をさらに細分化した狭域地図(たとえば、東京都
○○区××1丁目△番地△号のレベル)をも格納する。
【0030】利率テーブル44は、クレジットを計算す
る時に適用される実質年率を格納する。図5に、利率テ
ーブル44の例を示す。省略時値の実質年率は5.6%
であり、その他に車両の種類、支払い回数および適用さ
れる実質年率が対応づけて格納されている。このよう
に、車両の種類、支払い回数などに従って実質年率が異
なる値に設定される場合には、利率テーブル44を設け
て、営業員が検索できるようにする。
【0031】審査情報45は、この実施例では他のサー
バー21に配置されており、顧客がクレジットを申し込
む際の審査に関係する様々な情報を格納する。たとえ
ば、審査情報45は、クレジット会社が所有している情
報、および該クレジット会社が他の専門の信用情報機関
から提供された情報を格納する。
【0032】上記データベースに含まれるフィールドの
種類は単なる例であり、他のフィールドを含めることは
任意である。また、それぞれのデータベースが配置され
る場所は図2の実施例に限定されるものでなく、異なる
サーバーに配置することができる。
【0033】納期情報46は、車両の納期に関する情報
を格納する。カレンダー47は、カレンダー、およびそ
れぞれの日にちについての大安、仏滅などの六曜の情報
を格納する。保険サービス情報48は、車両の任意保険
の商品に関する情報を格納する。中古車情報48は、X
社が取り扱う中古車についての情報を格納する。
【0034】営業支援システムへのログオン 図6は営業支援システムの認証処理を示すフローチャー
トであり、認証部31によって実行される。営業員は最
初に、営業支援システム10のホームページのURLを
指定してインターネットに接続する。URLは、予め携
帯電話に登録しておくことができる。携帯電話からのア
クセス要求に応答して、営業支援システム10の認証部
31は、ページファイル40からログオン画面を抽出
し、携帯電話1のブラウザ8に送信する(71、7
2)。ログオン画面の例を図7の(a)に示す。ログオ
ン画面には、販売店コード、拠点コード、営業コード、
パスワードの4項目が表示されており、営業員は、これ
らを1つずつ選択して入力することができる。たとえ
ば、販売店コードを選択することにより販売店コードの
入力画面が表示されるので、7桁の販売店コードを入力
する。こうして、4項目すべてについて入力した後、送
信ボタンを押すことにより、認証情報は営業支援システ
ム10に送信される。
【0035】認証部31は認証情報を受信し(73)、
受信した認証情報が、認証データベース41に格納され
た情報と一致しているかどうか判断する(74)。一致
していれば認証がOKされたと判断し、認証部31はペ
ージファイル40からメインメニューを抽出し、ブラウ
ザ8に送信する(75)。一致しなければ認証が拒否さ
れたと判断し、その旨を示す通知メッセージ用のページ
をページファイル40から抽出し、ブラウザ8に送信す
る(76)。図7の(b)に、メインメニューの表示例
を示す。
【0036】図8に、営業支援システム10のメニュー
体系を示す。メインメニューには、地図検索52、クレ
ジット計算53、クレジット審査54、納期検索55、
大安/仏滅検索56、損害保険57、中古車検索58お
よび補助機能59のメニュー項目があり、このうちメニ
ュー52〜58は、図2の機能ブロック32〜38にそ
れぞれ対応する。さらに、この実施例では、地図検索5
2は、顧客名検索、住所検索、電話番号検索、郵便番号
検索、駅名検索のサブメニュー61が関連づけられてい
る。クレジット計算53には、月々の支払い、所要資
金、支払い回数、ボーナス加算額のサブメニュー62が
関連づけられている。損害保険57には、いくつかの損
害保険会社名がサブメニュー63として関連づけられて
いる。さらに、補助機能59には、消費税計算、レート
変換、利率検索というサブメニュー64が関連づけられ
ている。
【0037】メインメニュー50のこれらのメニュー項
目から所望の機能が選択されると、選択された機能に対
応するプログラムが起動され、サーバーにおいて処理が
実行される。以下に、それぞれの機能について説明す
る。
【0038】地図検索 図18は、地図検索部32によって実行されるフローチ
ャートを示す。営業員は、地図を検索したいと所望する
場合には、メインメニューから「地図検索」を選択し、
送信する。それに応答して地図検索部32が起動され
る。地図検索部32は、図9の(a)に示されるような
サブメニューをブラウザ8に送信する(81)。サブメ
ニューから明らかなように、営業員は、顧客名、住所、
電話番号、郵便番号、駅名から地図を検索することがで
きる。さらに、営業員は「その他」を選択することによ
り、たとえば目標物(市役所、警察署など)から地図を
検索することもできる。
【0039】営業員は、顧客を訪問する際に顧客住所を
地図で確認するため、サブメニューから顧客名検索を選
択して送信する。それに応答して、地図検索部32は、
ページファイル40から「顧客入力」画面を抽出し、ブ
ラウザ8に送信する(82、83)。この画面の例を図
9の(b)に示す。営業員は、所望の顧客名を入力して
送信する。顧客名はフルネームで入力する必要はなく、
ひらがな、カタカナ、または漢字の頭文字のみを入力す
ることができる。地図検索部32は、入力された顧客名
を受信し、受信した顧客名に一致するすべてのレコード
を顧客データベース42から抽出し、ブラウザ8に送信
する(84)。送信されてきた顧客名の一覧を示す画面
の例を図9の(c)に示す。営業員は、送信されてきた
顧客名の一覧から所望の顧客を選択し、送信する。
【0040】地図検索部32は、選択された顧客名をキ
ーとして顧客データベース42をアクセスし、該顧客の
住所を抽出する(85)。次に、地図検索部32は、抽
出した顧客の住所をキーとして地図情報43をアクセス
し、該顧客の住所付近の地図データを抽出し、送信する
(86)。こうして、図9の(d)に示されるように、
ブラウザ8には顧客の住所付近の地図が表示される。営
業員は、ブラウザに表示された地図を参照しながら、顧
客を訪問することができる。このとき、営業員は、携帯
電話のキーを操作することにより、地図の縮尺を切り換
えることができ、さらに東西南北に地図を移動させるこ
とができる。
【0041】クレジット計算 図19は、クレジット計算部33によって実行されるフ
ローチャートを示す。顧客は、車両を購入するのにクレ
ジットを組むと月々の支払い額がどうなるのか、支払い
額の合計はどうなるのかを即座に知りたいと欲すること
が多い。そのような場合、営業員は、メインメニューか
らクレジット計算を選択し、送信する。それに応答して
クレジット計算部33が起動される。クレジット計算部
33は、図10に示されるようなサブメニューをページ
ファイルから抽出し、ブラウザ8に送信する(91)。
このサブメニューに示されるように、営業員は、月々の
支払額、所要資金、支払い回数、ボーナス加算額という
ように様々な観点からクレジット計算を行うことができ
る。
【0042】資金、支払い回数、ボーナス加算額から、
月々の支払いがいくらになるかを計算したいと欲する場
合には、サブメニューから「月々の支払額」を選択し、
送信する。それに応答して、クレジット計算部33は、
月々の支払額用の入力画面をページファイル40から抽
出し、該入力画面の実質年率フィールドに、利率テーブ
ル44から抽出した省略時値の利率を設定する。その
後、該省略時値の利率が設定された入力画面をブラウザ
8に送信する(92、93)。図11の(a)に、この
入力画面の例を示す。実質年率の入力フィールドに、利
率テーブル44から抽出された省略時値の実質年率が表
示されている。営業員は、それぞれの入力フィールドに
データを入力し、送信する。適用する実質年率が省略時
値のものと異なる場合には、営業員は、異なる実質年率
を入力することができる。クレジット計算部33は、受
信した入力データに基づいて、月々の支払額を求め、算
出した結果をブラウザ8に送信する(94)。この算出
結果を示す画面の例を図11の(b)に示す。
【0043】月々の支払額、ボーナス加算額および支払
い回数から、全体の支払い資金がいくらになるかを計算
したいと欲する場合には、図10に示されるサブメニュ
ーから「所要資金」を選択し、送信する。それに応答し
て、クレジット計算部33は、所要資金用の入力画面を
ページファイル40から抽出し、該入力画面の実質年率
フィールドに、利率テーブル44を参照して省略時値の
利率を設定する。その後、該入力画面をブラウザ8に送
信する(95、96)。図11の(c)に、入力画面の
例を示す。営業員は、それぞれの入力フィールドにデー
タを入力し、送信する。クレジット計算部33は、受信
した入力データに基づいて所要資金を算出し、算出した
結果をブラウザ8に送信する(97)。この算出結果を
示す画面の例を図11の(d)に示す。
【0044】所要資金、月々の支払額、ボーナス加算額
から、支払い回数が何回になるかを算出したいと欲する
場合には、図10に示されるサブメニューから「支払回
数」を選択し、送信する。それに応答して、クレジット
計算部33は、支払い回数用の入力画面をページファイ
ル40から抽出し、利率テーブル44を参照して省略時
値の利率を入力画面の実質年率フィールドに設定し、そ
の後該入力画面をブラウザ8に送信する(98、9
9)。図11の(e)に、入力画面の例を示す。営業員
は、それぞれの入力フィールドにデータを入力し、送信
する。クレジット計算部33は、受信した入力データに
基づいて支払い回数を算出し、結果をブラウザ8に送信
する(100)。この算出結果を示す画面例を図11の
(f)に示す。
【0045】所要資金、月々の支払額、支払い回数か
ら、ボーナス加算額がいくらになるかを算出したいと欲
する場合には、図10に示されるサブメニューから「ボ
ーナス加算額」を選択し、送信する。これに応答して、
クレジット計算部33は、それに応答して、クレジット
計算部33は、ボーナス加算額用の入力画面をページフ
ァイル40から抽出し、利率テーブル44を参照して省
略時値の利率を実質年率フィールドに設定し、その後該
入力画面をブラウザ8に送信する(101、102)。
図11の(g)に、入力画面の例を示す。営業員は、そ
れぞれの入力フィールドにデータを入力し、送信する。
クレジット計算部33は、受信した入力データに基づい
てボーナス支払額を算出し、結果をブラウザ8に送信す
る(103)。この算出結果を示す画面例を図11の
(h)に示す。
【0046】クレジット審査 図20は、クレジット審査部34によって実行されるフ
ローチャートを示す。営業員は、顧客がクレジットを希
望する場合、その場で顧客の審査を実行することができ
る。これは、顧客がクレジットを組むことができるかど
うかを判断するために行われる審査である。この実施例
では、審査情報44に格納された、クレジット会社が保
有する情報、および他の専門の個人信用機関が保有する
情報に基づいて審査を実行する。審査は様々な観点から
行うことができ、他の審査情報を加味して行うことは任
意である。
【0047】営業員は、メインメニューから「クレジッ
ト審査」を選択し、送信する。それに応答して、クレジ
ット審査部34が起動される。クレジット審査部34
は、クレジット審査用の入力画面をページファイル40
から抽出し、ブラウザ8に送信する。入力画面の例を図
12に示す。営業員は、それぞれの入力フィールドにデ
ータを入力し、送信する。審査には多少時間がかかるの
で、入力画面の返信先Telフィールドに電話番号を入力
することにより、審査結果は後でその電話番号にかかっ
てくるようにすることができる。または、入力画面に電
子メールフィールドを設け、審査結果を電子メールで受
け取るようにすることもできる。
【0048】クレジット審査部34は、受信した入力デ
ータに基づいて審査情報44をアクセスし、顧客を特定
する。その後、審査情報44に含まれる該顧客の借入希
望額、勤務会社、勤続年数、年齢、返済比率、取引内
容、信用情報などの情報に基づいて、受信した入力デー
タの所要資金および支払い回数が許容されるかどうか判
断する。クレジット審査部34は、審査結果を携帯電話
1に送信する。送信は、電子メール、またはその他のメ
ッセージの手法を使用して任意の方法で行うことができ
る。クレジット会社の担当者が、審査結果を確認して携
帯電話に電話をかけるようにしてもよい。クレジット審
査に関する情報は個人情報であるので、インターネット
を介した情報のやりとりは、暗号化などのセキュリティ
をかけて行われる。
【0049】このように、クレジットの審査もその場で
実行することができるので、顧客のクレジット計画を効
率よく検討することができる。上記のクレジットの計算
および審査の実施例は、他のローン計算およびリース計
算にも適用することができる。
【0050】納期検索 図20は、納期検索部35によって実行されるフローチ
ャートを示す。営業員は、顧客が購入する車両の納期を
確認したいと欲する場合には、メインメニューから納期
検索を選択する。納期とは、工場から営業所に納入する
ことのできる日をいう。それに応答して、納期検索部3
5が起動される。納期検索部35は、納期検索のための
入力画面をページファイル40から抽出し、ブラウザ8
に送信する(121)。入力画面の例を図13の(a)
に示す。営業員は、入力画面から車名、型式、ミッショ
ンおよび車体色を入力し、送信する。これらの入力フィ
ールドすべてにデータを入力する必要はなく、またフル
スペルで入力する必要もない。納期検索部35は、入力
されたデータを受信し、該受信したデータに一致するす
べてのレコードを納期情報46から抽出し、ブラウザ8
に送信する(122)。送信されてきた該当車一覧を示
す画面の例を図13の(b)に示す。営業員は、送信さ
れてきた該当車一覧から所望の車種を選択し、送信す
る。納期検索部35は、選択された車種をキーとして納
期情報46をアクセスし、該車種の在庫の有無および納
期予定日を抽出し、ブラウザ8に送信する(123)。
納期検索結果の画面の例を図13の(c)に示す。
【0051】こうして、営業員は、即座に顧客が購入す
る車両の納期を知ることができる。納期情報46を、X
社の生産システムと連携させることにより、確度の高い
納期情報を得ることができる。
【0052】大安/仏滅検索 図21は、大安/仏滅検索部36によって実行されるフ
ローチャートを示す。車両を顧客に納車する場合、大安
(さもなければ友引)の日が好ましく、特に仏滅の日は
避けなければならない。そこで営業員は、納期予定日以
降で大安または友引の日を検索するために、メインメニ
ューから「大安/仏滅検索」を選択し、送信する。それ
に応答して、大安/仏滅検索部36が起動される。大安
/仏滅検索部36は、大安/仏滅検索のための入力画面
をページファイル40から抽出し、ブラウザ8に送信す
る(131)。入力画面の例を図14の(a)に示す。
営業員は、たとえば上記の納期検索によって抽出された
納期予定日の年および月を入力し、送信する。それに応
答して大安/仏滅検索部36は、カレンダー情報47を
アクセスして、入力された年/月の大安の日および仏滅
の日を抽出し、ブラウザ8に送信する(132)。検索
結果の画面の例を図14の(b)に示す。こうして営業
員は、納期予定日以降の大安の日の中から、顧客の都合
のいい日を、顧客を訪問しながら即座に選択することが
できる。
【0053】保険照会 図22は、保険照会部37によって実行されるフローチ
ャートを示す。車を購入するときは、自賠責保険の他
に、任意保険の損害保険に加入することが多い。それぞ
れの保険会社から様々な損害保険の商品が売り出されて
おり、それぞれの保険商品にはサービス、保険金額にお
いて違いがある。したがって、それらの保険商品の中か
ら顧客のニーズに適合した保険商品を選択するのが好ま
しい。
【0054】営業員は、保険の種類、サービス内容、お
よび保険金額を照会しようと欲するときは、メインメニ
ューから「損害保険」を選択し、送信する。それに応答
して、保険照会部37が起動され、保険照会部37は、
損害保険のサブメニューに対応するページをページファ
イル40から抽出し、ブラウザ8に送信する(14
1)。このサブメニューの画明の例を図15の(a)に
示す。
【0055】営業員は、それぞれの保険会社を選択する
ことにより、選択した保険会社の損害保険の商品一覧を
参照することができる。たとえば、「○○会社」を選択
して送信すると、保険照会部37は、保険情報48から
○○会社の保険商品の一覧を抽出し、ブラウザ8に送信
する(142)。こうして送信された保険商品の一覧画
面の例を図15の(b)に示す。営業員は、それぞれの
保険商品を選択することにより、それぞれの保険商品の
サービス内容を参照することができる(143)。図1
5の(c)は、図15の(b)の商品Aが選択されたこ
とに応答して、ブラウザ8に送信される画面の例を示
す。この画面において、下線と共に表示されている対人
補償、対物補償、A特約、B特約などを選択して送信す
ることにより、それぞれの補償内容、特約内容の詳細を
見ることができる。また、保険料試算を選択して送信す
ることができ、これに応答して保険照会部37は、保険
料を試算するための画面(図示せず)をブラウザ8に送
信する。営業員は、その画面において、顧客の保険料を
試算することができる。こうして、顧客のニーズを聞き
ながら適切な任意保険を顧客に紹介することができる。
【0056】他の実施例では、最初に保険会社の一覧を
表示するのではなく、たとえばPAP(自家用自動車保
険)またはSAP(車両保険)について各保険会社の商
品名の一覧を表示するようにしてもよい。
【0057】中古車検索 図23は、中古車検索部38によって実行されるフロー
チャートを示す。営業員は、顧客が所望する中古車を検
索したいと欲する場合には、メインメニューから中古車
検索を選択する。それに応答して、中古車検索部38が
起動される。中古車検索部38は、中古車検索のための
入力画面をページファイル40から抽出し、ブラウザ8
に送信する(151)。入力画面の例を図16の(a)
に示す。営業員は、入力画面から車名、タイプ(4ドア
セダン、2ドア、ハッチバック、商用車、軽等の区
別)、排気量を入力し、送信する。入力フィールドに右
横についているボタンを選択することにより、車名、タ
イプおよび排気量の選択項目が表示されるので、それら
を選択することにより入力フィールドにデータを入力す
ることができる。また、これらの入力フィールドのすべ
てにデータを入力する必要はない。
【0058】中古車検索部37は、入力されたデータを
受信し、該受信したデータに一致するすべてのレコード
を中古車情報49から抽出し、ブラウザ8に送信する
(152)。送信されてきた中古車一覧を示す画面の例
を図16の(b)に示す。営業員は、送信されてきた中
古車一覧から所望の車両を選択し、送信する。中古車検
索部38は、選択された車両をキーとして中古車情報4
9をアクセスし、該車両の詳細な情報を抽出し、ブラウ
ザ8に送信する(153)。中古車の詳細な情報の画面
例を図16の(c)に示す。こうして、営業員は、携帯
電話のブラウザから、顧客が所望する中古車を顧客を訪
問しながら検索することができる。
【0059】補助機能 営業員は、メインメニューから「補助機能」を選択する
ことができる。それに応答して補助機能部39が起動さ
れ、該補助機能部39は、「補助機能」のサブメニュー
をページファイル40から抽出し、ブラウザ8に送信す
る。サブメニューの画面例を図17の(a)に示す。
【0060】消費税計算を実行する場合には、サブメニ
ューから消費税計算を選択する。それに応答して、補助
機能部39は、ページファイル40から消費税計算のた
めの入力画面を抽出し、ブラウザ8に送信する。入力画
面の例を図17の(b)に示す。営業員は、税込み価格
から本体価格を算出した場合には上部のフィールドに税
込み価格の金額を入力し、一方本体価格から税込み価格
を算出したい場合には下部のフィールドに本体価格の金
額を入力し、送信する。それに応答して、補助機能部3
9は、本体価格または税込み価格を算出し、結果をブラ
ウザ8に送信する図17の(c)に、本体価格から消費
税込みの価格を取得した画面の例を示す。
【0061】実質年率からアドオン率を求める場合に
は、サブメニューからレート変換を選択する。それに応
答して、補助機能部39は、ページファイル40からレ
ート変換の入力画面を抽出し、ブラウザ8に送信する。
入力画面の例を図17の(d)に示す。営業員は、実質
年率および支払い回数を入力し、送信する。それに応答
して、補助機能部39は、予め決められた変換式に従っ
て実質年率をアドオン率に変換し、変換結果をブラウザ
8に送信する。図17の(e)に、変換結果の画面の例
を示す。
【0062】利率テーブル44を検索する場合には、サ
ブメニューから利率テーブル検索を選択する。それに応
答して、補助機能部39は、ページファイル40から利
率テーブル検索のための入力画面を抽出し、ブラウザ8
に送信する。入力画面の例を図17の(f)に示す。営
業員は、検索ワードおよび/または支払い回数を入力
し、送信する。検索ワードには、車名、顧客名など任意
のワードを入力することができる。支払い回数は、入力
フィールドの右横に設けられた下付ボタンを選択するこ
とにより、予め決められた選択項目を入力データとして
選択することもできる。検索ワードおよび支払い回数の
どちらかを入力するだけでもよい。補助機能部39は、
受信したデータに基づいて利率テーブル44を検索し、
該当するレコードを抽出し、ブラウザ8に送信する。た
とえば検索ワードに「A」とのみ入力された場合には、
補助機能部39は、利率テーブル44の項目フィールド
の中に「A」が含まれるすべてのレコードを抽出し、ブ
ラウザ8に送信する。このとき、現在の省略時値の実質
年率も併せて表示する。こうして、顧客が購入する車両
の実質年率が、省略時値と異なるかどうかを判断するこ
とができ、異なる場合には、検索された実質年率を使用
して、上記のクレジット計算を実行する。
【0063】このように、営業支援メニューから所望の
機能を選択するだけで、営業員は、顧客を訪問しつつ、
顧客に適切なクレジット計画を検討したり、顧客のニー
ズに適合した保険を照会したりなどの営業活動を展開す
ることができる。顧客に依頼されるたびに営業所に戻っ
てデータを取得したり、様々な所に電話して情報を確認
したりすることなく、顧客に依頼されたその場で顧客に
情報を提示することができる。
【0064】図1を参照して述べたように、営業支援機
能に対応するアプリケーションを、必要に応じて携帯電
話にダウンロードして、携帯電話上で実行することもで
きる。たとえば、上記のクレジット計算を行うとき、メ
インメニューから「クレジット計算」が選択されたこと
に応答して、クレジット計算部33は、対応するプログ
ラムおよびデータを携帯電話上にダウンロードする。営
業員は、図11に示されるような入力画面からデータを
入力し、ブラウザに表示された「計算」ボタンを選択す
ることにより、携帯電話上でクレジット計算を実行する
ことができる。この場合、計算を行うたびにサーバーに
接続する必要がなくなるので、クレジット計算を実行す
るパフォーマンスが向上し、より効率の良いサービスを
顧客に提供することができるようになる。
【0065】
【発明の効果】この発明によると、営業員は、顧客の要
望に応えてリアルタイムに様々な情報を取得し、それを
顧客に提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における営業支援システム
のネットワーク接続形態の全体を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例における営業支援システム
の全体を示すブロック図。
【図3】この発明の一実施例における認証データベース
のデータ構造の例を示す図。
【図4】この発明の一実施例における顧客データベース
のデータ構造の例を示す図。
【図5】この発明の一実施例における利率テーブルのデ
ータ構造の例を示す図。
【図6】この発明の一実施例における認証処理を示すフ
ローチャート。
【図7】この発明の一実施例における携帯電話のブラウ
ザに表示される(a)ログオン画面、(b)メインメニ
ューの画面の例を示す図。
【図8】この発明の一実施例における営業支援機能のメ
ニュー体系を示す図。
【図9】この発明の一実施例における携帯電話のブラウ
ザに表示される(a)地図検索のサブメニュー、(b)
顧客名入力画面、(c)顧客名一覧、(d)顧客住所に
対応する地図、の画面の例を示す図。
【図10】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示されるクレジット計算のサブメニューの画面
の例を示す図。
【図11】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、(a、b)月々の支払いの入力およ
び出力画面、(c、d)所要資金の入力および出力画
面、(e、f)支払い回数の入力および出力画面、
(g、h)ボーナス加算額の入力および出力画面、の例
を示す図。
【図12】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示されるクレジット審査の入力画面の例を示す
図。
【図13】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、(a)納期検索の入力画面、(b)
該当車種の一覧画面、(c)納期検索結果画面の例を示
す図。
【図14】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示され(a)大安/仏滅検索の入力画面、
(b)大安/仏滅検索の検索結果の画面の例を示す図。
【図15】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、(a)損害保険のサブメニュー、
(b)保険商品の一覧、(c)保険商品の詳細の画面の
例を示す図。
【図16】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、(a)中古車検索の入力画面、
(b)該当車一覧、(c)中古車の詳細の画面の例を示
す図。
【図17】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、(a)補助機能のサブメニュー、
(b、c)消費税計算の入力および出力画面、(d、
e)レート変換の入力および出力画面、(f、g)利率
検索の入力および出力画面の例を示す図。
【図18】この発明の一実施例における地図検索機能を
示すフローチャート。
【図19】この発明の一実施例におけるクレジット計算
機能を示すフローチャート。
【図20】この発明の一実施例におけるクレジット審査
機能を示すフローチャート。
【図21】この発明の一実施例における納期検索機能を
示すフローチャート。
【図22】この発明の一実施例における大安/仏滅検索
機能を示すフローチャート。
【図23】この発明の一実施例における保険照会機能を
示すフローチャート。
【図24】この発明の一実施例における中古車検索機能
を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 携帯電話 4 WEBサー
バー 8 ブラウザ 10 営業支援シ
ステム 42 顧客データベース 43 地図情報 44 利率テーブル 45 審査情報 46 納期情報 48 保険サービ
ス情報

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットへの接続機能および該イン
    ターネットを介して受信した情報を表示するブラウザ機
    能を有する携帯電話にインターネットを介して接続され
    ることのできるサーバー上に実現される営業支援システ
    ムであって、 前記携帯電話のブラウザに、営業支援機能の一覧を示す
    営業支援メニューを提供するメニュー提供手段と、 前記営業支援機能を実行するプログラムおよび該プログ
    ラムによって使用されるデータを格納する記憶装置と、 前記提供された営業支援メニューから営業支援機能が選
    択されたことに応答して、該選択された営業支援機能に
    対応するプログラムを起動し、該プログラムの処理結果
    を前記ブラウザに送信する営業支援機能実行手段と、 を備える営業支援システム。
  2. 【請求項2】前記営業支援メニューから営業支援機能が
    選択されたことに応答して、該選択された機能に対応す
    るプログラムを前記携帯電話にダウンロードする営業支
    援機能配信手段を備え、該携帯電話上で該プログラムが
    稼働して営業支援機能を実行できるようにする請求項1
    に記載の営業支援システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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