JP2001134387A - 情報再生装置及び情報処理装置 - Google Patents

情報再生装置及び情報処理装置

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JP2001134387A
JP2001134387A JP31343699A JP31343699A JP2001134387A JP 2001134387 A JP2001134387 A JP 2001134387A JP 31343699 A JP31343699 A JP 31343699A JP 31343699 A JP31343699 A JP 31343699A JP 2001134387 A JP2001134387 A JP 2001134387A
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hard disk
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Akira Nishimura
章 西村
Masatake Fukushima
正剛 福島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報再生装置及び情報処理装置に
関し、例えばビデオ信号を記録するリムーバブルのハー
ドディスク装置、メモリカード等と、これらを装着する
映像機器等に適用して、簡易な構成によりホスト装置で
ビット誤りに対応することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、再生時に誤り訂正困難なエラ
ーが発生した場合、データdataに同期してエラー情
報ERFを外部機器に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報再生装置及び
情報処理装置に関し、例えばビデオ信号を記録するリム
ーバブルのハードディスク装置、メモリカード等と、こ
れらを装着する映像機器等に適用することができる。本
発明は、再生時に誤り訂正困難なエラーが発生した場
合、データに同期してエラー情報を外部機器に送信する
ことにより、簡易な構成によりホスト装置でビット誤り
に対応することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオ信号を記録する装置として
は、記録媒体として磁気テープを用いたビデオテープレ
コーダが広く利用されるようになされている。このよう
なビデオテープレコーダにおいては、時系列により入力
されるビデオ信号及びオーディオ信号をビデオ信号のフ
ィールド又はフレーム単位で区切って、磁気テープに斜
め記録するようになされている。
【0003】これに対してパーソナルコンピュータにお
いては、ハードディスク装置を用いてアプリケーション
プログラム等を記録するようになされており、ハードデ
ィスク装置にあっては、近年、急激に高密度化、小型化
されるようになされている。
【0004】このようなハードディスク装置において
は、パーソナルコンピュータのペリフェラルとして使用
されることにより、セクタ単位でデータを管理して、欠
陥領域の代替処理、誤り訂正処理、リトライの処理等に
より、ハードディスクに記録されたデータを極めて高い
信頼性により再生することができるようになされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでビデオ信号の
記録についても、ハードディスク装置を適用することに
より、小型で、長時間記録可能な記録装置を作成するこ
とができると考えられる。この場合に、ハードディスク
装置においては、データの信頼性よりデータの連続性を
優先することが求められる。
【0006】すなわちビデオ信号においては、ビット誤
りが発生した場合でも、時間軸方向の相関性を利用し
て、補完処理することができる。また連続する画像の表
示等に適用されることにより、再生したデータをリアル
タイムで伝送することが求められる。
【0007】これによりハードディスク装置において
は、パーソナルコンピュータに適用してテキストデータ
等を記録する場合に比して、データの信頼性よりデータ
の連続性を優先することが求められ、具体的にはリトラ
イの数を低減し、場合によってはリトライすることな
く、連続したデータを出力することが求められる。
【0008】ところがこのようにデータの信頼性よりデ
ータの連続性を優先すると、再生したデータにビット誤
りの発生を避け得ず、このビット誤りを補完処理する場
合には、ビット誤りの発生箇所を特定することが必要と
なる。すなわちハードディスク装置においては、誤り訂
正困難なビット誤りが発生した場合、このビット誤りを
エラー情報としてホスト装置に通知することが必要にな
る。
【0009】この場合に、従来のハードディスク装置に
適用されるATA(AT Attachment)、SCSI(Small
Computer System Interface )、IDE(intelligent
drive electronics )等のインターフェースにおいて
は、誤り訂正困難なビット誤りが発生した場合、ホスト
からの読み取りのコマンドに対して読み取り困難のステ
ータスを送出して処理することにより、結局、ビット誤
りの発生箇所を特定することが困難で、これによりホス
ト装置においてビット誤りに対応することが困難な問題
がある。
【0010】この問題を解決する1つの方法として、A
TA規格の拡張として提案されている方法を適用するこ
とが考えられる。ここでこの拡張の規格では、誤り訂正
困難なビット誤りが発生した場合、ハードディスク装置
のレジスタにエラーが発生したアドレス(セクタアドレ
ス)を記録し、専用コマンドでこのレジスタの情報を読
み取れるようにするものである。
【0011】ところがこの方法の場合、ホスト装置にお
いては、改めて専用コマンドを発行してビット誤りの発
生したアドレスを読み取る必要があり、これにより連続
してデータを処理している場合には、このようなエラー
情報の取得が補間処理に対して間に合わなくなることが
考えられる。
【0012】またこの方法の場合、誤り訂正困難なビッ
ト誤りが頻発してレジスタに設定する情報が多くなるこ
とも考えられることにより、ハードディスク装置側にお
いては、その分レジスタの容量の増大により回路規模が
増大する問題があり、さらにはエラー情報を別途転送す
ることにより、データ転送速度が全体的に増加する等の
問題がある。
【0013】なお、この方法の場合、誤り訂正困難なビ
ット誤りをセクタ単位(512バイト単位)でしか特定
できないため、補間処理時、正しく読み出されたデータ
エリアまでビット誤りとして補間処理されることにな
り、これによりデータを有効に利用できない欠点もあ
る。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成によりホスト装置でビット誤りに対応す
ることができる情報再生装置と、この情報再生装置に対
応する情報処理装置とを提案しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、所望の機器に接続されて
記録したデータをこの機器に出力する情報再生装置に適
用して、エラー情報を誤り訂正手段の出力データと同期
させて、この出力データと共に先の機器に出力するデー
タ出力手段を備えるようにする。
【0016】また請求項7の発明においては、所望のデ
ータを記録した情報再生装置を接続して、この情報再生
装置より出力されるデータを処理する情報処理装置に適
用して、この情報再生装置が、誤り訂正処理して得られ
るエラー情報をデータと同期させて出力する場合に、こ
のエラー情報のタイミングを基準にして、情報再生装置
より出力されるデータを補間処理するようにする。
【0017】請求項1の構成によれば、エラー情報を誤
り訂正手段の出力データと同期させて、この出力データ
と共に先の機器に出力することにより、この機器におい
ては、このエラー情報に基づいて、ビット誤りの発生箇
所を特定して、順次入力されるデータを処理することが
できる。これよりホスト装置であるこの機器において
は、ビット誤りに対応することが可能となる。また情報
再生装置においては、単に誤り訂正処理結果を保持して
対応する出力データと共に送出すれば良いことにより、
簡易な構成によりホスト装置においてビット誤りに対応
可能とすることができる。
【0018】また請求項7の構成によれば、誤り訂正処
理して得られるエラー情報がデータと同期して入力する
場合に、このエラー情報のタイミングを基準にして、情
報再生装置より出力されるデータを補間処理することに
より、このエラー情報に基づいて、ビット誤りの発生箇
所を特定して、順次入力されるデータを処理することが
でき、これによりビット誤りに対応することが可能とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0020】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るハードディス
ク装置を示すブロック図である。このハードディスク装
置1は、撮像装置、セットトップボックス等のAV機器
2、パーソナルコンピュータ(PC)等に装着されて、
これらの機器より出力される各種データを記録する。ま
たこれらの機器に装着された状態で、又はこれらの装置
より取り外されて他のAV機器、パーソナルコンピュー
タ等に装着された状態で、記録したデータを再生して出
力する。
【0021】このためこのハードディスク装置1は、A
V機器2等に着脱自在に保持され、ビデオデータ、オー
ディオデータを所定フォーマットによりデータ圧縮して
なるデータ(以下AVデータと呼ぶ)、テキストデータ
等をこれらのAV機器2との間で入出力し、またこれら
のデータの入出力に伴う制御コマンド、ステータスデー
タ、アドレス等をこれら機器との間で入出力する。さら
にこれらのデータをハードディスク3に記録し、またこ
のハードディスク3に記録したデータを再生して出力す
る。
【0022】ここでハードディスク3は、図3に示すよ
うにフォーマットされる。すなわちハードディスク3
は、情報記録面を内周側領域と外周側領域とに分割し、
内周側領域がシステムエントリーエリアに割り当てられ
る。また外周側領域がデータエリアに割り当てられる。
【0023】このうちデータエリアは、クラスタに細分
化され、所定フレーム数のデータ量を単位にして、各ク
ラスタにビデオデータ及びオーディオデータが記録され
る。なおこの実施の形態において、ハードディスク3
は、MPEG(Moving PictureExperts Group)のフォ
ーマットによりデータ圧縮されたAVデータを記録する
場合、1クラスタに1GOP分のAVデータが割り当て
られるようになされている。
【0024】なおハードディスク3は、情報記録面が同
心円状に複数のゾーンに区切られ、さらに各ゾーンのト
ラックがそれぞれ長手方向に所定長で区切られて複数の
セクタに分割される。ハードディスク3は、これにより
この1トラック当たりのセクタ数が内周側のゾーンより
順次増大するようになされ、ゾーンに応じて記録周波数
を可変するゾーンビットレコーディングの手法を適用し
て情報記録面を効率良く利用できるようになされてい
る。
【0025】このようにしてゾーニングされ、セクタ化
されてなるハードディスク3は、情報記録面の面番号、
情報記録面の外周側より連続して割り当てられるトラッ
ク番号、各トラックにおけるセクタを特定するセクタ番
号により、物理アドレスが設定され、さらにこの物理ア
ドレスに対応して情報記録面の外周側より順次設定され
てなる論理アドレスによりユーザーデータがファイル管
理されるようになされている。
【0026】ここで論理アドレスは、複数の論理セクタ
の集合によるクラスタを単位にしたクラスタ番号により
表される。すなわち論理セクタは、情報記録面における
先頭の領域(この場合は最外周である)を0セクタとし
て設定されるデータの記録単位に対応する領域であり、
この実施の形態では、1の物理セクタが1の論理セクタ
に対応して次式により論理セクタ番号を表すことができ
るようになされている。なおここで面番号、トラック番
号、セクタ番号は、物理アドレスによるものである。
【0027】
【数1】
【0028】この実施の形態においては、論理セクタ
は、ユーザーデータに換算して1の論理セクタに512
バイトのデータを記録できるように構成され、複数個の
論理セクタにより1のクラスタが構成されるようになさ
れている。なお、1のクラスタは、一般に2のべき乗個
のセクタにより構成され、ユーザーデータを記録するデ
ータエリアにおいて、ファイルエリアの先頭を2とする
連番であるクラスタ番号により特定されるようになされ
ている。
【0029】データエリアは、このようにして設定され
る各クラスタにクラスタ番号が割り当てられ、このクラ
スタ番号を基準にしてクラスタ単位でアクセスできるよ
うになされている。なおこの実施の形態では、クラスタ
番号を4桁のヘキサ形式により示す。
【0030】これに対してシステムエントリーエリア
は、さらにブートエリア、FAT(Fail Allocation ta
ble )エリア、ディレクトリエリアに分割され、ブート
エリアには、ハードディスク3の立ち上げに必要なデー
タが記録される。これに対してFATエリア及びディレ
クトリエリアには、データエリアに記録したAVデータ
のアクセスに必要なアドレス情報等が記録される。
【0031】すなわちディレクトリエリアには、データ
エリアに記録された各ファイルのファイル名と、各ファ
イルの記録開始位置である先頭クラスタのクラスタ番号
等が記録される。これに対してFATエリアには、各フ
ァイルの先頭クラスタに連続する各クラスタのクラスタ
番号等が記録される。これによりハードディスク3は、
所望するファイル名の先頭クラスタ番号をディレクトリ
エリアから検出した後、この先頭クラスタ番号に続くク
ラスタ番号を順次FATエリアから検出することによ
り、1つのファイルを構成する連続するクラスタのアド
レスを検出できるようになされている。
【0032】かくするにつきこの図3においては、デー
タエリアのクラスタ番号1234h〜1240hまでの
クラスタにファイル1が記録されている場合に、ファイ
ル1の第1クラスタのクラスタ番号1234hを示すコ
ードがディレクトリエリアに記録され、さらにこのクラ
スタ番号1234hから続くクラスタ番号がFATエリ
アの対応する領域に順次記録されるようになされてい
る。なおこの図3においてEOF(End Of File )は、
1つのファイルの最終クラスタを示す識別情報である。
【0033】より詳細には、ディレクトリエリアは、デ
ータエリアに記録した各ファイル毎に、図4に示す構成
のファイル管理用データが記録される。すなわちファイ
ル管理用データは、先頭8バイトにファイル名が割り当
てられ、続く3バイトに各ファイルの拡張子が割り当て
られる。さらに続く1バイトにファイルの属性を示すデ
ータが割り当てられ、続く10バイトがリザーブ用のデ
ータに割り当てられる。また続く2バイトが記録開始時
刻のデータに、続く2バイトが記録日時のデータに割り
当てられ、続く2バイトに先頭クラスタ番号であるクラ
スタ番号が割り当てられるようになされている。なお最
後の4バイトには、ファイル長のデータが割り当てられ
る。
【0034】これに対してFATエリアは(図3)、デ
ータエリアのクラスタ番号に対応してクラスタアドレス
が割り振られ、各クラスタアドレスに続くクラスタのク
ラスタ番号が記録されるようになされている。また図5
に示すように、これらクラスタ番号に割り当てられてい
ないコードのうち、所定のコードがそれぞれ空き領域、
欠陥クラスタ、EOFを示す識別情報に割り当てられる
ようになされている。
【0035】これによりハードディスク3は、FATエ
リアをアクセスしてデータエリアの空き領域を検出でき
るようになされている。これらによりハードディスク3
は、パーソナルコンピュータに適用されるファイル管理
システムと同様に、所定ブロック単位で情報記録面を管
理できるようになされている。
【0036】サーボ回路4は(図2)、ハードディスク
制御回路5の制御によりモータ(M)6を駆動し、これ
によりハードディスク3を所定の回転速度により回転駆
動する。またサーボ回路4は、同様にしてモータ(M)
8を駆動することにより磁気ヘッドをシークさせ、さら
にトラッキング制御する。
【0037】リードライトデータチャンネル部9は、ハ
ードディスク制御回路5の制御により、記録時、ハード
ディスク制御回路5の出力データを記録再生系の特性に
適した方式により符号化処理してビット系列のデータを
生成し、このデータにより磁気ヘッドを駆動する。また
再生時、リードライトデータチャンネル部9は、磁気ヘ
ッドより得られる再生信号を信号処理して再生データを
生成し、この再生データをハードディスク制御回路5に
出力する。
【0038】ハードディスク制御回路5は、中央処理ユ
ニット12(図1参照)の指示によりハードディスク3
上のデータを管理する制御回路であり、バッファメモリ
10より入力されるAVデータに応じてサーボ回路4の
動作を制御すると共に、このAVデータをリードライト
データチャンネル部9に出力することにより、中央処理
ユニット12により指示されるクラスタにこれらのAV
データを記録する。また再生時、同様にしてサーボ回路
4の動作を制御してリードライトデータチャンネル部9
の出力データをバッファメモリ10に出力し、これによ
り中央処理ユニット12により指示されたクラスタを再
生する。
【0039】インターフェース制御回路(IF制御)1
1は、例えばSCSIコントローラ、IDEコントロー
ラ、ATAコントローラ等により形成され、これらAV
機器2との間で送受するデータ、制御コマンンド、アド
レス等の入出力回路を構成する。これらのうちAVデー
タについて、インターフェース制御回路(IF制御)1
1は、記録時、バッファメモリ10を介して、AV機器
2より入力されるAVデータをハードディスク制御回路
5に出力する。また再生時、バッファメモリ10を介し
て、ハードディスク制御回路5より出力されるAVデー
タをAV機器2に出力する。
【0040】図1は、図2のハードディスク装置1をさ
らに詳細に示すブロック図である。上述した基本的な構
成に係るハードディスク装置1においては、この図1に
示す詳細な構成により、再生したAVデータのエラー情
報ERFをAV機器2に通知する。
【0041】すなわちこのハードディスク装置1におい
て、誤り訂正回路(ECC)13は、記録時、バッファ
メモリ10を介して入力されるAVデータdataに誤
り訂正符号を付加して出力する。また誤り訂正回路(E
CC)13は、再生時、ハードディスク制御回路5より
出力されるAVデータdataを誤り訂正処理してバッ
ファメモリ10に出力する。この誤り訂正処理におい
て、誤り訂正回路(ECC)13は、誤り訂正困難なビ
ット誤りが検出されると、対応するAVデータdata
をバッファメモリ10に出力するタイミングでエラーフ
ラグERFを立ち上げ、これにより誤り訂正処理結果で
あるエラー情報を出力する。なおここで誤り訂正回路1
3は、8ビットで1バイトを構成するAVデータの1バ
イトを単位にしてエラーフラグERFを出力する。
【0042】バッファコントローラ14は、中央処理ユ
ニット12の制御によりバッファメモリ10を制御する
コントローラであり、それぞれスイッチ回路15を介し
て、読み出しアドレス生成回路16で生成される読み出
し用アドレス、書き込みアドレス生成回路17で生成さ
れる書き込み用アドレスを選択的にバッファメモリ10
に出力することにより、バッファメモリ10をアドレス
制御する。
【0043】すなわち記録時、バッファコントローラ1
4は、インターフェース制御回路11から間欠的に出力
されるAVデータに同期してバッファメモリ10に書き
込みアドレスを出力し、これによりインターフェース制
御回路11から出力されるAVデータをバッファメモリ
10に記録する。また、所定のタイミングで書き込みア
ドレスに代えて読み出しアドレスを出力することによ
り、このようにしてバッファメモリ10に記録したAV
データを誤り訂正回路13に出力する。
【0044】また再生時、バッファコントローラ14
は、誤り訂正回路13から間欠的に出力されるAVデー
タに同期してバッファメモリ10に書き込みアドレスを
出力し、これにより誤り訂正回路13から出力されるA
Vデータをバッファメモリ10に記録する。また、所定
のタイミングで書き込みアドレスに代えて読み出しアド
レスを出力することにより、このようにしてバッファメ
モリ10に記録したAVデータをインターフェース制御
回路11に出力する。
【0045】バッファメモリ10は、バッファコントロ
ーラ14のアドレス制御により、順次入力されるAVデ
ータを記録すると共に、記録したAVデータを出力す
る。これにより記録時においては、インターフェース制
御回路11より出力されるAVデータを一時保持して誤
り訂正回路13に出力し、再生時、これとは逆に訂正回
路13から出力されるAVデータを一時保持してインタ
ーフェース制御回路11に出力する。
【0046】バッファメモリ10は、このようにしてA
Vデータを一時保持して出力する際に、誤り訂正回路1
3から出力されるエラーフラグERFをAVデータと共
に一時保持して出力する。これによりハードディスク装
置1においては、AVデータを対応するエラー情報と共
に一時バッファメモリ10に保持した後、外部機器2に
出力するようになされている。
【0047】このためSCSI等によるインターフェー
ス制御回路11においては、リザーブに設定された端子
を介してエラー情報ERFをAV機器2に通知するよう
になされ、これによりAVデータに同期して、バイト単
位でエラー情報をAV機器2に通知するようになされて
いる。またAV機器2においては、このようにAVデー
タに同期して入力されるエラー情報ERFのタイミング
を基準にして、AVデータを補間処理するようになされ
ている。
【0048】かくしてこれらによりハードディスク3
は、AVデータを保持するデータ記録手段を構成し、誤
り訂正回路13は、このデータ記録手段より再生された
AVデータを誤り訂正処理してエラー情報であるエラー
フラグERFを出力する誤り訂正手段を構成するように
なされている。またバッファメモリ10及びインターフ
ェース制御回路11は、このエラー情報ERFを誤り訂
正手段の出力データと同期させて、この出力データと共
にAV機器2に出力するデータ出力手段を構成するよう
になされている。
【0049】さらにこの実施の形態において、バッファ
メモリ10は、誤り訂正処理されたAVデータを一時保
持して出力するデータ保持手段と、このデータ保持手段
に保持されたAVデータと関連付けて、エラー情報を一
時記録して出力する誤り記録手段を構成するようになさ
れている。
【0050】中央処理ユニット(CPU)12は、この
ハードディスク装置1の動作を制御するコントローラで
ある。中央処理ユニット12は、電源が立ち上げられる
と、ハードディスク3よりブートデータエリアのデータ
を読み出し、初期設定の処理を実行する。この初期設定
の処理において、中央処理ユニット12は、FATエリ
ア、ディレクトリーエリアのデータをハードディスク3
より読み出して図示しないメモリに保持する。
【0051】このようにして初期設定の処理が完了する
と、中央処理ユニット12は、インターフェース制御回
路11より入力される制御コマンドを解析し、その解析
結果に応じて所定の処理手順を実行することにより全体
の動作を制御する。
【0052】すなわち中央処理ユニット12は、インタ
ーフェース制御回路11を介してAV機器2より再生の
コマンドが入力されると、このコマンドに付加されたフ
ァイル名によりメモリに保持したディレクトリエリアの
データを検索する。これにより例えばAV機器2よりフ
ァイル1を特定する再生のコマンドが入力された場合、
中央処理ユニット12は、この検索によりこの図3に示
す例ではファイル1の先頭クラスタのクラスタ番号12
34hを示すコードを検出する。
【0053】さらに中央処理ユニット12は、この検出
したコードによりメモリに保持したFATエリアのデー
タをアクセスし、ここでこのクラスタ番号1234hに
対応するFATアドレスから続くクラスタ番号を検出す
る。ここで中央処理ユニット12は、図3の例では、ク
ラスタ番号1235hを検出する。中央処理ユニット1
2は、この検出したクラスタ番号がEOFで無い場合、
このクラスタ番号によりデータエリアをアクセスする。
これにより中央処理ユニット12は、AV機器2より特
定されたファイルのデータについて、先頭クラスタのデ
ータをハードディスク3より再生し、この再生したデー
タをハードディスク制御回路5、バッファメモリ10、
インターフェース制御回路11を介してAV機器2に出
力する。
【0054】さらに中央処理ユニット12は、このよう
にして1クラスタ分のデータを再生すると、続いてメモ
リに保持したFATエリアのデータをアクセスしてクラ
スタ番号を検出し、EOFが検出されるまで、FATエ
リアのデータのアクセス、データエリアのアクセスによ
るAVデータの再生を繰り返す。これにより中央処理ユ
ニット12は、AV機器2により指定されたファイルに
ついて、FATエリアに記録されたクラスタ番号を順次
辿ってデータエリアに記録されたデータを再生する。
【0055】これに対して記録のコマンドが入力される
と、中央処理ユニット12は、同様のハードディスク制
御回路5の動作の制御により、メモリに保持したFAT
エリアのデータを検索し、空きの状態を示すコード00
00hを順次検出する。さらに中央処理ユニット12
は、このコード0000hによる特定されるデータエリ
アをアクセスするようにハードディスク制御回路5の動
作の制御し、順次AV機器2より入力されるAVデータ
をハードディスク3に記録する。
【0056】中央処理ユニット12は、これによりクラ
スタ単位で順次入力されるAVデータをハードディスク
3に記録し、この記録の処理と同時並列的に、メモリに
保持したFATエリアのデータを更新する。またAVデ
ータの記録が完了すると、図4について上述したデータ
構造によるファイル管理用データによりメモリに保持し
たディレクトリエリアのデータを更新する。さらに中央
処理ユニット12は、このようにして更新したメモリの
内容により、ハードディスク3のFATエリア、ディレ
クトリエリアを更新し、これにより記録したAVデータ
を再生可能にシステムエントリーエリアを更新する。
【0057】(1−1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、ハードディスク装置1は(図
2)、例えば撮像装置、セットトップボックス等のAV
機器2に装着されて、電源が立ち上げられると、ハード
ディスク3のシステムエントリーエリアに記録されたデ
ータがメモリにロードされる。
【0058】ハードディスク装置1は、これらのAV機
器2より記録の制御コマンドが入力されると、この制御
コマンドに続いて入力されるAVデータがハードディス
ク制御回路5を介してリードライトデータチャンネル部
9に入力され、ここで記録に適したフォーマットにより
変調されて磁気ヘッドが駆動され、ハードディスク3の
空き領域に順次記録される。このときハードディスク装
置1は、メモリにロードされたシステムエントリーエリ
アのデータよりハードディスク3の空き領域が順次検出
され(図3及び図5)、この検出した空き領域に順次A
Vデータが記録される。またこの記録の処理に対応する
ようにメモリに保持したシステムエントリーエリアのデ
ータが更新され(図4)、このメモリの内容と対応する
ようにハードディスク3のシステムエントリーエリアが
更新される。
【0059】またこれらのAV機器に接続された状態
で、またこれらの機器より取り外されて他のAV機器に
装着された状態で、再生の制御コマンドが入力される
と、磁気ヘッドより得られる再生信号がリードライトデ
ータチャンネル部9により処理されてAVデータが再生
され、このAVデータがハードディスク制御回路5、イ
ンターフェース制御回路11を介してAV機器2に出力
される。このときハードディスク装置1は、メモリに保
持したシステムエントリーエリアのデータの検索によ
り、AVデータが記録されてなるクラスタ番号が順次検
索され、このクラスタ番号によるクラスタを順次再生す
ることにより、AV機器2より指示されたファイルが再
生される。
【0060】このようにしてAVデータを記録再生する
につき、ハードディスク装置1は(図1)、記録時、バ
ッファコントローラ14のアドレス制御に係るバッファ
メモリ10に、インターフェース制御回路11より出力
されるAVデータが一時保持され、続く誤り訂正回路1
3により誤り訂正符号が付加されてハードディスク3に
記録される。また再生時、誤り訂正回路13において、
このようにして付加された誤り訂正符号を用いて誤り訂
正処理された後、バッファメモリ10に一時保持され、
インターフェース制御回路11を介してAV機器2に出
力される。
【0061】ハードディスク装置1では、この誤り訂正
回路13における誤り訂正処理の際に、誤り訂正困難な
ビット誤りが検出されると、誤り訂正回路13よりエラ
ーフラグERFが立ち上げられ、このエラーフラグER
Fが対応するAVデータと共にバッファメモリ10に一
時保持される。これによりハードディスク装置1では、
エラー情報ERFがAVデータと関連付けられて一時記
録される。
【0062】さらにバッファメモリ10よりAVデータ
を読み出してインターフェース制御回路11に出力する
際に、このエラーフラグERFも同時に読み出されてイ
ンターフェース制御回路11に出力され、このインター
フェース制御回路11よりAVデータと共にエラーフラ
グERFが出力される。これによりハードディスク装置
1では、一時記録したエラー情報ERFをAVデータと
共にホスト装置に送出する。
【0063】これによりハードディスク装置1では、バ
ッファメモリ10に併せてエラー情報ERFを記録する
だけの簡易な構成により、バイト単位で、ビット誤りの
発生した箇所を特定して、かつAVデータに同期して対
応するエラー情報ERFを生成してAV機器2に伝送す
る。
【0064】これによりホスト装置であるAV機器2に
おいては、このエラー情報ERFに基づいて順次入力さ
れるAVデータを補間処理することができ、ビット誤り
に有効に対応することができる。またバイト単位で、ビ
ット誤りの発生した箇所が特定されることにより、他の
正しく再生されたAVデータについては、補間処理する
ことなく利用することができ、これにより再生されたデ
ータを有効に利用して処理することができる。
【0065】(1−1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、再生時に誤り訂正困難なエラーが
発生した場合、AVデータに同期してエラー情報を送信
することにより、簡易な構成によりホスト装置でビット
誤りに対応することができる。
【0066】またAVデータと共にエラー情報をバッフ
ァメモリに記録して、AVデータと関連付けてエラー情
報を一時保持した後、出力することにより、簡易な構成
でホスト装置でビット誤りに対応可能とすることができ
る。
【0067】またホスト装置においては、このようにA
Vデータに同期して伝送されるエラー情報のタイミング
を基準にしてAVデータを処理することにより、簡易か
つ確実にAVデータを処理することができる。
【0068】(2)第2の実施の形態 図6は、本発明の第2の実施に形態に係るハードディス
ク装置21を示すブロック図である。このハードディス
ク装置21は、バッファコントローラ24の構成が異な
る点を除いて、第1の実施の形態に係るハードディスク
装置1と同一に構成される。
【0069】ここでバッファコントローラ24は、書き
込みアドレス生成回路27より出力される書き込みアド
レス、読み出しアドレス生成回路26より出力される読
み出しアドレスをスイッチ回路15を介してバッファメ
モリ10に選択的に出力する。これによりバッファコン
トローラ24は、バッファメモリ10をアドレス制御し
て、記録時、インターフェース制御回路11から入力さ
れるAVデータをバッファメモリ10を介して誤り訂正
回路13に入力し、また再生時、誤り訂正回路13から
出力されるAVデータをバッファメモリ10を介してイ
ンターフェース制御回路11に出力する。
【0070】このためバッファコントローラ24におい
て、書き込みアドレス生成回路27このバッファメモリ
10のアドレス制御用の書き込みアドレスを生成する。
さらに書き込みアドレス生成回路27は、誤り訂正回路
13より出力されるエラーフラグが立ち上がると、バッ
ファメモリ10に出力する書き込みアドレスをエラーレ
ジスタ28に出力し、このアドレスをエラーレジスタ2
8にセットする。
【0071】これに対して読み出しアドレス生成回路2
6は、バッファメモリ10のアドレス制御用の読み出し
アドレスを生成してスイッチ回路15に出力すると共
に、比較回路(COMP)29に出力する。
【0072】比較回路29は、この読み出しアドレス生
成回路26から出力される読み出しアドレスと、エラー
レジスタ28にセットされた書き込みアドレスとを比較
し、一致結果が得られると、比較結果を立ち上げる。バ
ッファコントローラ24は、インターフェース制御回路
11を介してこの比較結果をエラー情報ERFとしてA
V機器に出力する。
【0073】図6に示す構成によれば、エラーの発生し
た時点の書き込みアドレスをレジスタに保持することに
より、AVデータと関連付けてエラー情報を一時保持す
るようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。またバッファメモリ10においては、エ
ラー情報を記録する必要が無いことにより、この種のハ
ードディスク装置に適用される汎用性の高いビット長の
メモリを使用して構成することができる。
【0074】(3)第3の実施の形態 図7は、本発明の第3の実施の形態に係る情報記録装置
であるメモリカードを示すブロック図である。このメモ
リカード31は、AV機器、パーソナルコンピュータ等
に装着して、これらの機器の制御によりAVデータ等を
記録し、また記録したデータを出力する。
【0075】すなわちメモリカード31において、制御
回路32は、外部機器の制御によりフラッシュメモリ3
3にAVデータを記録し、また記録したデータを外部機
器に出力する。このとき制御回路32は、誤り訂正符号
を付加してAVデータをフラッシュメモリ33に記録す
る。またこの誤り訂正符号を用いて誤り訂正処理してA
Vデータを出力し、このときこの誤り訂正結果に基づい
て、エラー情報ERFを出力する。
【0076】すなわち図8に示すように、制御回路32
は、論理レベルの切り換えによりシーケンスを切り換え
るコントロールラインBSがホスト側より立ち上げられ
ると、シリアルデータにより各種データを伝送するデー
タラインDIO(図8(B))を介してホスト側より出
力されるTPC(Transfer Protocol Command )を受信
し、このTPCによりデータ通信のプロトコルを確立す
る(図8(A)におけるBS1の期間)。
【0077】さらに制御回路32は、コントロールライ
ンBSが立ち下げられると、続いてホストより出力され
る制御コマンドDataを受け付ける(図8(A)にお
けるBS2の期間)。制御回路32は、この制御コマン
ドDataに付加された誤り訂正符号CRCによりこの
制御コマンドを誤り訂正処理し、必要に応じて再送要求
を発行する。
【0078】ここでこの制御コマンドが書き込みのコマ
ンドの場合、制御回路32は、コントロールラインBS
が立ち上げられると、データラインDIOを介してBS
Yステータス、RDYステータスを順次発行し、これに
よりコマンドに対応するデータ処理が可能であることを
ホストに通知する(図8(A)におけるBS3の期
間)。
【0079】制御回路32は、これにより1つのTPC
フェーズを終了し、続くTPCフェーズのBS1におい
て、ホストより書込みデータ転送TPCを受信する。さ
らにBS2で1セクタ分である512バイトデータを受
信してフラッシュメモリ33に記録する。制御回路32
は、このようなフェーズを繰り返して順次ホスト装置よ
り送出されるAVデータをフラッシュメモリ33に記録
する。なお制御回路32は、クロックラインSCLK
(図8(C))を介してホスト装置より伝送されるクロ
ックを基準にしてこれらの処理を実行する。
【0080】これに対して再生時、制御回路32は、コ
ントロールラインBS(図8(D))がホスト側より立
ち上げられると、同様にしてデータラインDIO(図8
(E))を介してホスト側より出力されるTPCを受信
し、このTPCによりデータ通信のプロトコルを確立す
る(図8(D)におけるBS1の期間)。
【0081】さらに制御回路32は、コントロールライ
ンBSが立ち下げられると、続いてホストより出力され
る再生の制御コマンドDataを受け付け(図8(D)
におけるBS2の期間)、誤り訂正処理した後、この制
御コマンドを解析する。制御回路32は、このコマンド
の解析結果に従ってフラッシュメモリ33よりAVデー
タを読み出して誤り訂正処理し、このときBSYステー
タス、RDYステータスを順次発行する。
【0082】制御回路32は、コントロールラインBS
が立ち上げられると、フラッシュメモリ33より読み出
したAVデータをホストに送出し(図8(D)における
BS3の期間)、1セクタ分、AVデータを送出すると
このフェーズを完了する。制御回路32は、同様のフェ
ーズの繰り返しにより、順次セクタ単位でAVデータを
ホスト装置に出力する。なお制御回路32は、この場合
もクロックラインSCLK(図8(G))を介してホス
ト装置より伝送されるクロックを基準にしてこれらの処
理を実行する。
【0083】制御回路32は、このようにしてAVデー
タを送出する際に、AVデータに誤り訂正困難なビット
誤りが検出されると、このビット誤りの発生したAVデ
ータを送出するタイミングでエラー情報ERFを伝送す
るエラーラインの信号レベルを立ち上げる(図8
(E))。これにより制御回路32は、バイト単位で、
ビット誤りの発生した箇所を特定して、かつAVデータ
に同期して対応するエラー情報ERFを伝送するように
なされている。
【0084】図8に示すように、情報記録装置としてメ
モリカードに本発明を適用しても、第1の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。
【0085】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、8ビットにより構成
される1バイト単位でエラー情報を伝送する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば16ビット
による2バイト単位でエラー情報を伝送する場合、32
ビット単位でエラー情報を伝送する場合、セクタ単位で
エラー情報を伝送する場合等にも広く適用することがで
きる。
【0086】また上述の実施の形態においては、エラー
情報を別途伝送する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、AVデータでは発生し得ない所定の値にA
Vデータを設定してエラー情報を伝送するようにしても
よい。
【0087】また上述の実施の形態においては、AVデ
ータを再生する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、オーディオデータ、静止画の画像データ等、補
間処理によりビット誤りを補正可能な各種データを再生
する場合に広く適用することができる。
【0088】また上述の実施の形態においては、情報再
生装置として本発明をハードディスク装置、メモリカー
ドに適用する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、光ディスク装置等、所望の機器に接続されて、記
録したデータをこの機器に出力する情報再生装置に広く
適用することができる。
【0089】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、再生時に
誤り訂正困難なエラーが発生した場合、データに同期し
てエラー情報を外部機器に送信することにより、簡易な
構成によりホスト装置でビット誤りに対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るハードディス
ク装置を詳細に示すブロック図である。
【図2】図1のハードディスク装置を用いたシステムを
示すブロック図である。
【図3】図2のハードディスク装置におけるハードディ
スクの記録領域の説明に供する図表である。
【図4】図3のディレクトリエリアに記録されるファイ
ル管理用データを示す図表である。
【図5】図3のFATエリアに記録されるコードを示す
図表である。
【図6】図1との対比により本発明の第2の実施の形態
に係るハードディスク装置を詳細に示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るメモリカード
を示すブロック図である。
【図8】図7のメモリカードの動作の説明に供するタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1、21……ハードディスク装置、3……ハードディス
ク、10……バッファメモリ、12、24……バッファ
コントローラ、11……インターフェース制御回路、1
3……誤り訂正回路、31……メモリカード、32……
制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の機器に接続されて、記録したデータ
    を前記機器に出力する情報再生装置において、 前記データを記録して保持するデータ記録手段と、 前記データ記録手段より再生された前記データを誤り訂
    正処理してエラー情報を出力する誤り訂正手段と、 前記エラー情報を前記誤り訂正手段の出力データと同期
    させて、前記出力データと共に前記機器に出力するデー
    タ出力手段とを備えることを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】前記データ出力手段は、 前記誤り訂正処理されたデータを一時保持して出力する
    データ保持手段と、 前記データ保持手段に保持された前記データと関連付け
    て、前記エラー情報を一時保持して出力する誤り記録手
    段とを有することを特徴とする請求項1に記載の情報再
    生装置。
  3. 【請求項3】前記データ出力手段は、 前記エラー情報を、前記出力データとパラレルに伝送し
    て前記機器に出力することを特徴とする請求項1に記載
    の情報再生装置。
  4. 【請求項4】前記データ出力手段は、 誤り訂正困難な誤りが発生した場合、前記出力データを
    所定値に設定して出力することにより、前記エラー情報
    を前記誤り訂正手段の出力データと同期させて出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
  5. 【請求項5】データ記録手段は、 ハードディスクであることを特徴とする請求項1に記載
    の情報再生装置。
  6. 【請求項6】データ記録手段は、 メモリであることを特徴とする請求項1に記載の情報再
    生装置。
  7. 【請求項7】所望のデータを記録した情報再生装置を接
    続して、前記情報再生装置より出力されるデータを処理
    する情報処理装置において、 前記情報再生装置は、 誤り訂正処理して得られるエラー情報を前記データと同
    期させて出力し、 前記情報処理装置は、 前記エラー情報のタイミングを基準にして、前記情報再
    生装置より出力されるデータを補間処理することを特徴
    とする情報処理装置。
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