JP2001134263A - ギター - Google Patents

ギター

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JP2001134263A
JP2001134263A JP31094699A JP31094699A JP2001134263A JP 2001134263 A JP2001134263 A JP 2001134263A JP 31094699 A JP31094699 A JP 31094699A JP 31094699 A JP31094699 A JP 31094699A JP 2001134263 A JP2001134263 A JP 2001134263A
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guitar
neck
cutaway
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front plate
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Kunihiko Omori
邦彦 大森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高音域での演奏性を向上させて演奏音域を拡
張し、拡張した高音域の共鳴を補充し、カッタウェイ形
成により減少した低音域の共鳴を補充したギターを提供
する。 【解決手段】 カッタウェイに連続するネックの側面及
び背面を、演奏者に把持可能に露出させて高音域での演
奏性を向上し、演奏音域を拡張した高音域における共鳴
を表板の張力形成により補充し、本体内部に音響管共鳴
器を設け、音響管の長さと断面積の大きさ、及び断面積
の拡大形態から共鳴特性を正確に形成することを可能に
して、カッタウェイ形成により減少した低音域の共鳴を
補充することを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホロウボディを備
え、カッタウエイが形成されたギターに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、図9に示すように、ギター100の本体101とネ
ック102との接続部103の側部に、演奏者の掌が侵
入できるカッタウェイ104を形成して、最終フレット
105付近における弦の押え易さ、すなわち、高音域に
おける演奏性を向上したギター100が使用されてい
る。
【0003】しかしながら、ギター100の接続部10
3には、カッタウェイ部分における指板の側面の延長上
に指板側壁107が存在することから、演奏者は最終フ
レット105近傍において押弦する場合、カッタウェイ
104に掌106を侵入してもネック102を把持する
ことができないままに、ネックの背面以外の位置に押弦
する指の支持を求めて演奏しなければならない。このよ
うな演奏形態では、さらに高音側に指板を伸長した場合
等、円滑な演奏が困難になるという問題点があった。
【0004】また、上記ギター100は、カッタウェイ
104が形成されていないギターと比較して本体内部空
間からなる空気室の容積が減少するため、低音域におけ
る共鳴が減少して音響が不十分になる場合がある。さら
に、上記ギター100は、演奏性を向上した高音域にお
ける弦の振動に対する共鳴が不十分な場合がある。
【0005】本発明は、ギターの高音域での演奏性を向
上させて演奏音域を拡張し、低音域から高音域までの表
現性を向上することを目的としている。具体的には、改
良されたカッタウェイを形成して、高音域での演奏性を
向上させて指板を高音側に伸長することにある。また、
上記カッタウェイを形成したことにより減少した低音域
における共鳴を、本体内部空間に音響管を設けて補充す
ることにある。さらに、上記拡張した高音域における弦
の振動を、表板の共振から共鳴させて補充し、音響を向
上したギターを提供することを目的としている。。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体がホロウ
ボディ構造からなり、本体にサウンドホールが形成され
るとともに、指板に装着された最終フレット近傍に、掌
が侵入可能なカッタウエイが形成されたギターにおい
て、上記指板の終端部までネック及びヒールを伸長し
て、上記本体の上端部と上記カッタウェイとの間におい
て、上記ヒールのカッタウェイ側をネックと平行に切除
して、カッタウェイに連続する上記ネックの側面及び背
面を、高音域で演奏する演奏者が把持可能に露出させる
ことが可能となる。
【0007】また、ギター本体の内部に所定の長さを有
する音響管を少なくとも一つ設け、該音響管は一端部か
ら他端部に向かって断面積を拡大、或は縮小させ、上記
一端部を上記サウンドホールに連結している。これによ
り、高音域での演奏性を向上させるため、カッタウェイ
を形成したことにより減少した低音域における共鳴を補
充することが可能となる。
【0008】さらに、上記本体の表板を、指板の終端部
まで伸長したネックの表板側に形成された表板接着面
と、側壁の表板側端面とに接着し、上記表板接着面に対
する勾配を上記側壁端面に設けて、表板全体に掛かる張
力を付与することが好ましい。これにより、カッタウェ
イを形成して高音域での演奏性を向上させて演奏音域を
拡張した高音域における弦の振動を、表板の張力により
共振させることが可能となる。また、上記音響管による
低音域における共鳴に加えて、上記拡張した高音域にお
ける弦の振動を、表板の共振から共鳴させて補充するこ
とが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る実施の形態について説明する。図1は、本発明に
係るギター1を示している。このギター1は、本体2
(表板10)の左右上部に、サウンドホール5と6がそ
れぞれ形成してあり、本体2の内部に設けられた第1音
響管共鳴器7と第2音響管共鳴器8とが上記サウンドホ
ール5と6とにそれぞれ連結されている。また、本体2
とネック3との接合部分の指板9に装着された最終フレ
ット9a近傍に、演奏者の掌が侵入可能なカッタウェイ
4が形成されている。
【0010】上記第1音響管共鳴器7の音響管20は、
表板10に固定されたブリッジ11の下側から、サウン
ドホール5の下側に向かって、本体2の内部空間を、本
体2の高さ方向(図中上下方向)に仕切る複数の仕切壁
12、13、14、15、16、17と、第1音響管共
鳴器7に隣接して設けた第2音響管共鳴器8を構成する
仕切壁18と、本体2の側壁2aと、天板21とで構成
している(図2参照)。
【0011】上記仕切壁13、15、17の右側端部
は、仕切壁18との間に各部位での音響管の断面と同じ
幅の空隙を形成してあり、同様に、上記仕切壁14、1
6との左側端部は、側壁2aとの間に空隙が形成され
て、これら空隙によって仕切壁12〜17で仕切られた
空間が連通し、蛇行した音響管20を形成される。上記
音響管20の始端部20aは、仕切壁12の左側端部と
側壁2aと、天板21及び裏板19とで囲まれた空隙で
あり、本体2の内部下側の空気室22に連通している
(矢印23)。また、音響管20の終端部20bは、上
記サウンドホール5によって、本体2の外部と連通して
いる。
【0012】また、図2に示すように、仕切壁13、1
4、15、及び16は、天板21により仕切られて表板
10と非接触状態にあり、表板上部10aの振動を妨げ
ない。さらに、仕切壁12には段部12aを形成してあ
り、仕切壁12が弾性変形するため、ブリッジ11の振
動が阻害されることを防いでいる。
【0013】上記第1音響管共鳴器7は、空気室22に
おいて音響管20の始端部20a以外の方向を閉じた片
開き管であり、任意の長さを設定できることから、通常
ギターの最低音である6弦E82.41Hzを基本周波数
として共鳴させるため、片開き管内における気柱の振動
の公式f1=V/4l から約103cmの長さを形成し、
断面積の拡大形態を、音響管20の始端部20aから終
端部20bに向かって徐々に拡大するように形成してい
る(f1は基本周波数、Vは気柱内における気体の音
速、lは音響管の長さ)。
【0014】第2音響管共鳴器8の音響管28は、本体
2の右側の内部空間を本体2の幅方向に仕切る複数の仕
切壁18、25、26と、本体2のカッタウェイ側壁2
bとで構成されている。仕切壁25の上端部は、カッタ
ウェイ4を構成する壁面との間に空隙を形成してあり、
下端部は本体2のカッタウェイ側壁2bに接続してあ
る。また、仕切壁26の上端部は、カッタウェイ4の壁
面に接続してあり、下端部は仕切壁25の下端部との間
に空隙を形成している。このように、仕切壁18、2
5、及び26で仕切られた空間が上記空隙で連通して蛇
行した音響管28が形成されている。
【0015】上記音響管28の始端部28aは、仕切壁
18の下端部と仕切壁12の右端部と、図2中の表板1
0及び天板21とで囲まれた空隙であり、図2に示す本
体2の内部中央上部において、表板10と天板21と、
仕切壁12及び仕切壁17とで仕切られた空気室31に
連通している(矢印24)。また、音響管28の終端部
28bは、サウンドホール6によって本体2の外部と連
通している。
【0016】上記第2音響管共鳴器8も第1音響管共鳴
器7と同様に、空気室31から音響管28以外の方向を
閉じた片開き管であり任意の長さを設定できることか
ら、ギターの5弦の解放弦A110.00Hzを基本周波
数として共鳴させるために、上記片開き管内における気
柱振動の公式に基いて約77cmの長さを形成し、仕切壁
18、25、26の間隔を狭くして断面積を小さくし、
断面積の拡大率を低く設定し、終端部28bの近傍で断
面積が拡大するように形成している。
【0017】本実施の形態に係るギター1は、第1音響
管共鳴器7と第2音響管共鳴器8との2系統の独立した
音響管共鳴器を備え、音響管20と音響管28の長さと
断面積の大きさ、及び断面積の拡大形態からそれぞれの
共鳴特性を正確に形成でき、それぞれ所望の基本周波数
と倍音を共鳴させることができる。また、2系統の音響
管の長さの差による基本周波数の差により、所望の周波
数の唸りを発生させて、通常の音響管では共鳴させるこ
とが困難な低音域まで共鳴させることもできる。また、
音響管は2本に限るものではなく、1本であってもよい
し、2本以上設けるようにしてもよい。また、何れかの
本体内部空間には複数の仕切壁を設けず、通常の空気室
からなる共鳴器にしてもよい。また、音響管共鳴器は、
一般的なカッタウエイが形成されたギターに設けるよう
にしてもよい。
【0018】次に上記表板接着面に対する勾配を上記側
壁端面に設けて、表板全体に加わる張力を形成する構成
について説明する。図3、図4に示すネック3の表板接
着面3gは平面であり、平面状の表板10cを装着し
て、表板接着面3gに対し垂直方向に押圧して支持する
と、平面状の表板10cは、表板接着面3gの延長面上
の位置になる。
【0019】続いて、上記支持された平面状の表板10
cを、本体上端2dと表板接着面3gとの交点45を軸
として、側壁端面2cを、形成する張力に応じた勾配に
傾斜させた面2eに合わせて形成し、平面状の表板10
cの周縁上を押圧して接着することにより湾曲した表板
10の状態になり、表板10全体に掛かる垂直方向の張
力を付与することができる。なお、全ての図に力木を示
していないが、表板10、裏板19には力木が接着され
ている。
【0020】次いで、指板の終端部まで伸長したネック
3及びヒール40と本体2との接続状態に付いて説明す
る。図5に示すように、カッタウェイ側部40cをネッ
ク3と平行に切除したヒール40は、本体上端2dの位
置に形成した側壁接着部40aに側壁2aを接着してあ
り、カッタウェイ4に形成したカッタウェイ側壁接着部
40bにカッタウェイ側壁2bを接着してある。また、
図6に示すように、ネック3は、表面側の表板接着面3
gに表板10を接着してあり、背面側の裏板接着面40
dに裏板19を接着して、本体2の構成主材と一体にな
り、カッタウェイ4に連続するネック3の側面及び背面
3bが、演奏者の把持可能に露出している。
【0021】上記接続形成において、ネック3及びネッ
ク接続部を含む本体形成枠を使用すると、本体2とネッ
ク3の接続角度を正確にすることができる。高音域での
演奏性を向上する上記接続構成は、本体上端2dからの
支持により、ネック3の自由端側の長さは従来と変らず
ネック3の剛性を保つことができ、本体上端2dからネ
ック終端部3e及びヒール40の終端部40eまでの支
持距離が長いことから、本体2によるネック3に対する
支持力を増すことができ、演奏音域を拡張し高音側に伸
長した指板9の屈曲を防ぐことができる(図5参照)。
【0022】また、図7に示すように、ネック3と40
を、ネック60とヒール70とに分割した場合、ネック
60の終端側をナット62とボルト71とにより、カッ
タウェイ側部40c側をナット62と側ボルト72とに
より、ネック60をヒール70に接合する。
【0023】次に、ギター1の動作に付いて説明する。
上記構成からなるギター1は、奏者に弾かれた弦33の
振動は、弾性体である表板10に固定されたブリッジ1
1に伝わり、ブリッジの底面から表板10を振動させ
る。
【0024】上記構成による表板10に伝達された弦3
3からの振動は、図3に示す表板接着面3gに対する勾
配を側壁端面2cに設け、表板10全体に掛る垂直方向
の張力を付与したことから、表板10の弾力が増して表
板10の基本周波数及び倍振動の周波数帯が上昇し、ギ
ター1の演奏音域を拡張した高音域における弦の振動か
ら、表板10の共振を発生させることができる。
【0025】上記張力形成構成により弾力を増した表板
10の振動の一部は、表板10から直接放射される音波
となり、上記演奏音域を拡張した高音域における音波を
一部補充することができ、一部は本体2内部に設けられ
た第1音響管共鳴器7と第2音響管共鳴器8内の空気を
振動させる。
【0026】詳しくは、第1音響管共鳴器7では、表板
下部10bの振動が空気室22内の空気を振動させる
(図2参照)。この振動によって発生した進行波7a
は、矢印23から、音響管20の始端部20aに進入
し、終端部20bに向かって断面積が徐々に増加する音
響管20を通り終端部20bに伝達される。このように
して、終端部20bに伝達された進行波がサウンドホー
ル5で大気に接触すると、一部はサウンドホール5から
放射される音波となり、一部は第1音響管共鳴器7内の
空気の弾力により反射して空気室22に向かう反射波と
なる。
【0027】この反射波と進行波とが干渉することで、
通常ギターの最低音である6弦E82.41Hzの基本周
波数と倍音が定常波となり共鳴する。また、共鳴周波数
には10パーセント程の許容範囲がある。音響管20の
始端部20aから終端部20bに向かって断面積を徐々
に拡大したことにより、基本周波数と奇数次、偶数次双
方の低次倍音が優勢に共鳴して、カッタウェイ4を形成
したために減少した低音域における共鳴が補充される。
【0028】第2音響管共鳴器8においても同様に、表
板上部10aの振動が空気室31内の空気を振動させ
る。この振動によって発生した進行波8aは、始端部2
8aから音響管28を通って終端部28bに伝達され
る。このようにして、終端部28bに伝達された進行波
がサウンドホール6で大気に接触すると、一部はサウン
ドホール6から放射される音波となり、一部は第2音響
管共鳴器8内の空気の弾力により反射して空気室31に
向かう反射波となる。
【0029】この反射波と進行波とが干渉して、ギター
の5弦の解放弦A110.00Hzの基本周波数と倍音が
定常波となり共鳴する。また、共鳴周波数には10パー
セント程の許容範囲がある。音響管28の幅径を細くし
て断面積を小さくしたことにより、倍振動が起りやすく
なり多くの高次倍音を共鳴させることができる。
【0030】また、断面積の拡大率を低く設定して、終
端部28bの近傍で断面積を拡大したことにより、サウ
ンドホール6から倍音が優勢に放射するので、拡張した
高音域における音波を、表板10の共振から共鳴させて
補充することができる。
【0031】図8に示すように、演奏者は、カッタウェ
イ4に掌50を侵入した状態で、カッタウェイ4及び、
指板9の終端部まで伸長したネックの終端部3eに連続
するネック3の側面及び背面3bを把持することができ
る。
【0032】以上のようにして、ギター1では最終フレ
ット9a及び最終フレット近傍において演奏に支障を来
すことが無い。なお、ギター1のサウンドホール5、6
は、本体2の左右上部に形成してあるので、指板9の延
長線上から外れ、指板9を伸長することの障害にならな
い。従って指板9を高音側に随意に延ばせる利点があ
る。カッタウェイ4に連続するネック3の側面及び背面
3bが演奏者の把持可能に露出してかつ、ネック3の剛
性を保ち指板9の屈曲を防ぐ接続構成と共に、指板9を
高音側に伸長することができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
係るギターは、カッタウェイに連続するネックの側面及
び背面を、高音域で押弦する演奏者の把持可能に露出さ
せている。これにより、演奏者は、カッタウェイに掌を
侵入し、ネックを把持した状態で最終フレット、及び最
終フレット近傍の弦を確実に押さえることができ、円滑
な演奏を行うことができる。
【0034】また、本体内部に音響管が設けらたギター
では、音響管の長さと断面積の大きさ、及び断面積の拡
大形態により共鳴特性を正確に形成できることから、カ
ッタウェイを形成したことにより減少した低音域におけ
る共鳴を補充することができる。
【0035】さらに、表板接着面に対する勾配を上記側
壁端面に設けて、表板全体に加わる張力を形成したギタ
ーでは、演奏音域を拡張した高音域における弦の振動
を、表板の張力により共振させて一部補充することがで
き、残りの一部を音響管により共鳴させて補充すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明でのギターの部分正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のII−II線断面図であり、説明に不要な部
材を省略している。
【図4】本発明でのギターの部分正面図であり、指板、
表板、ネックの順に分解している。
【図5】本発明でのギターの部分背面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】他の実施の形態に係るギターの断面図である。
【図8】本発明に係るギターの使用状態を示す背面斜視
図である。
【図9】従来のギターの使用状態を示す背面斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…ギター、2…本体、2c…側壁端面、3…ネック、
3g…表板接着面、4…カッタウェイ、5、6…サウン
ドホール、7…第1音響管共鳴器、8…第2音響管共鳴
器、9…指板、10…表板、11…ブリッジ、40…ヒ
ール。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月8日(1999.11.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体がホロウボディ構造からなり、上記
    本体にサウンドホールが形成されるとともに、指板に装
    着された最終フレット近傍に、掌が侵入可能なカッタウ
    ェイが形成されたギターにおいて、 上記指板の終端部までネック及びヒールを伸長して、上
    記本体の上端部と上記カッタウェイとの間で上記ヒール
    のカッタウェイ側をネックと平行に切除して、カッタウ
    ェイに連続する上記ネックの側面及び背面を、演奏者の
    把持可能に露出させたことを特徴とするギター。
  2. 【請求項2】 上記本体の内部に所定の長さを有する音
    響管を少なくとも一つ設け、該音響管は一端部から他端
    部に向かって断面積を拡大、或は縮小させ、上記一端部
    を上記サウンドホールに連結したことを特徴とする請求
    項1に記載のギター。
  3. 【請求項3】 上記本体の表板を、指板の終端部まで伸
    長したネックの表板側に形成された表板接着面と、側壁
    の表板側端面とに接着し、上記表板接着面に対する勾配
    を上記側壁端面に設けて、表板全体に掛かる張力を形成
    したことを特徴とする請求項1、または2に記載のギタ
    ー。
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