JP2001134043A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001134043A
JP2001134043A JP31779799A JP31779799A JP2001134043A JP 2001134043 A JP2001134043 A JP 2001134043A JP 31779799 A JP31779799 A JP 31779799A JP 31779799 A JP31779799 A JP 31779799A JP 2001134043 A JP2001134043 A JP 2001134043A
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和弘 船谷
Hideyuki Yano
秀幸 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度制御専用センサを設けないことでコスト
ダウンを図ると同時に、濃度制御及びレジスト制御に要
する時間を可能な限り短縮することで、ファーストプリ
ントタイム・制御によるダウンタイムが短縮された画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 複数色の像をそれぞれ担持する複数の感
光体ドラム11,12,13,14と、各感光体ドラムに対して
作用する複数のプロセス手段と、各感光体ドラムと対向
し転写材Pを担持搬送する静電吸着搬送ベルト1と、を
有し、前記複数の感光体ドラム上の像を前記静電吸着搬
送ベルト1に担持された転写材Pに順次重ねて転写する
画像形成装置において、前記プロセス手段によって前記
各感光体ドラム上に形成され、更に前記各感光体ドラム
から前記静電吸着搬送ベルト1上の所定の位置に転写さ
れた濃度パッチ9から画像の濃度を検知する複数の光学
センサ8a,8bを有し、前記複数の光学センサ8a,
8bによって複数色分の濃度検知を並行して行うように
構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を用いた画像形成装置に関し、特に異なる色画像を形成
する複数のプロセスユニットを転写材の搬送方向に並設
し、これらを同時に駆動することによって画像形成を行
うインライン方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としては、電子写真
方式、熱転写方式、インクジェット方式等の様々な方式
が用いられている。このうち、電子写真方式を用いたも
のは高速・高画質・静粛性の点で他の方式より優れてお
り、近年普及してきている。
【0003】この電子写真方式においても様々な方式に
分かれており、例えば従来良く知られている多重転写方
式、中間転写方式のほかに、感光体表面にカラー像を重
ねた後に一括転写して像形成を行う多重現像方式、また
複数の異なる色画像を形成する複数の画像形成手段(プ
ロセスステーション)を直列に配置し、転写ベルトによ
り搬送された転写材に現像像を転写するインライン方式
等がある。このうち、インライン方式は、高速化が可能
で、像転写の回数が少なく画質に有利といった理由で優
れた方式である。
【0004】ここで、このインライン方式の画像形成装
置におけるカラーレジスト制御方式について説明する。
【0005】インライン方式の画像形成装置では、装置
製造時の組み付け誤差、部品公差、部品の熱膨張等で機
械寸法が設計値からズレた場合には、主走査位置ズレ
や、副走査位置ズレ等の色毎のレジストズレが発生して
しまう。
【0006】また、ポリゴンスキャナを用いた走査光学
系では、OPCドラムとスキャナとの位置関係で主走査
倍率ズレが発生しやすい。LED等の固定光学素子で
は、露光素子から射出される露光ビームは、各発光点か
らある程度の広がりを持ちつつOPCに結像されるが、
主走査全体倍率が大きく変動することは少ない。これに
対して走査光学系であるポリゴンスキャナでは、露光ビ
ームがスキャナから放射状に走査されるため、スキャナ
とOPCドラムの距離関係が変化してしまった場合は、
主走査方向の画像倍率が各色ステーション毎に顕著に異
なってしまう。
【0007】また、BDからのレーザー書き出し位置を
各ステーション毎に一定にしても、同様の理由から各色
毎に書き出し位置も変化する可能性は高く、主走査方向
の位置ズレが発生する。
【0008】レジストズレの主な項目である、副走査位
置ズレ、主走査位置ズレ、主走査倍率に関しては、ベル
ト上にレジストパッチを形成し、主走査方向に左右振り
分けで2個配置されたレジスト検知センサ131,132(図
10参照)でこれを検知し、主走査、副走査書き出し位置
や画像クロックを各ステーション毎に微調整することに
よって、精度、再現性に優れたレジスト合わせを行うこ
とができる。
【0009】また、画像形成装置を使用する温湿度条件
やプロセスステーションの使用度合いにより、画像濃度
が変動する。この変動を補正するために、画像濃度の制
御が行われる。ここで、この画像濃度制御について説明
する。
【0010】従来は、画像濃度制御に関しては、図10に
示すように、中間転写体(以下ITBと称す)や静電転
写ベルト(以下ETBと称す)141上に各色の濃度パッ
チ画像142を形成し、これを濃度検知センサ133で読み取
って、高圧条件やレーザーパワーといったプロセス形成
条件にフィードバックすることによって各色の最大濃
度、ハーフトーン階調特性を合わせる手段が用いられて
いる。
【0011】一般的には濃度検知センサ133は、濃度パ
ッチ142を光源で照射し、反射光強度を受光センサで検
知する。その反射光強度の信号はA/Dポート144でA
/D変換された後、制御手段であるCPU145で処理さ
れ、プロセス形成条件にフィードバックされる。
【0012】画像濃度制御は、各色の最大濃度(以下D
maxと称す)を一定に保つことと、ハーフトーンの階調
特性を画像信号に対してリニアに保つことを目的とす
る。
【0013】Dmaxの制御は、各色のカラーバランスを
一定に保つことと同時に、トナーの載り過ぎによる色重
ねした文字の飛び散りや、定着不良を防止する意味も大
きい。
【0014】一方、ハーフトーンの階調制御は、電子写
真特有の非線形的な入出力特性(γ特性)によって、入
力画像信号に対して出力濃度がズレて自然な画像が形成
できないことを防止するため、γ特性を打ち消して入出
力特性をリニアに保つような画像処理を行うことが一般
的である。
【0015】従来は、図10に示すように、濃度制御とレ
ジスト制御はそれぞれ専用のセンサ(レジスト検知セン
サ131,132、濃度検知センサ133)を設け、独立に行っ
ていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、濃度制
御・レジスト制御それぞれに専用のセンサを設けた場
合、図10に示すように計3個のセンサが必要となり、コ
ストアップにつながっていた。この問題を解決するため
に、図11に示すように2つあるレジスト検知センサ13
1,132のうちの1つ(図11ではレジスト検知センサ13
1)を利用して濃度制御を行い、センサの数を低減して
コストダウンを図る方法が考えられるが、この場合、レ
ジスト制御と濃度制御を並行して行うことができず、制
御全体に要する時間が長くなり、ファーストプリントタ
イム・制御による画像形成装置のダウンタイムの増加を
招いていた。
【0017】そこで、本発明の目的は、濃度制御専用セ
ンサを設けないことでコストダウンを図ると同時に、濃
度制御及びレジスト制御に要する時間を可能な限り短縮
することで、ファーストプリントタイム・制御によるダ
ウンタイムが短縮された画像形成装置を提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、複数色の像をそれぞれ担持
する複数の像担持体と、各像担持体に対して作用する複
数のプロセス手段と、各像担持体と対向し転写材を担持
搬送する転写材担持体と、を有し、前記複数の像担持体
上の像を前記転写材担持体に担持された転写材に順次重
ねて転写する画像形成装置において、前記プロセス手段
によって前記各像担持体上に形成され、更に前記各像担
持体から前記転写材担持体上の所定の位置に転写された
所定のテストパターン画像から画像の濃度を検知する複
数の検知手段を有し、前記複数の検知手段によって複数
色分の濃度検知を並行して行うように構成したことを特
徴とする。
【0019】若しくは、複数色の像をそれぞれ担持する
複数の像担持体と、各像担持体に対して作用する複数の
プロセス手段と、各像担持体に形成された像を順次重ね
転写する中間転写体と、中間転写体上の像を転写材に一
括転写する転写手段と、を有し、前記複数の像担持体上
の像を前記中間転写体に順次重ねて転写し、該中間転写
体上の像を転写材に一括転写する画像形成装置におい
て、前記プロセス手段によって前記各像担持体上に形成
され、更に前記各像担持体から前記中間転写体上の所定
の位置に転写された所定のテストパターン画像から画像
の濃度を検知する複数の検知手段を有し、前記複数の検
知手段によって複数色分の濃度検知を並行して行うよう
に構成したことを特徴とする。
【0020】上記構成によれば、前記転写材担持体若し
くは中間転写体上に配置された所定のテストパターン画
像から画像の濃度を検知する複数の検知手段によって複
数色分の濃度検知を並行して行うことで、濃度制御に要
する時間を低減することが可能となる。
【0021】更に、例えば画像のレジスト位置を検知す
る複数の検知手段を前記濃度検知用の検知手段として用
い、各色の濃度検知を振り分けて複数色分の濃度制御を
並行して行うことで、濃度制御に要する時間を低減する
ことが可能となり、更にコストダウンを図ることが可能
となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用した画像形成装置の一実施形態について具体的に説
明する。
【0023】〔第1実施形態〕第1実施形態に係る画像
形成装置について図1〜図7を用いて詳しく説明する。
図6はインライン方式の電子写真画像形成装置の模式的
概略図である。図6において、転写材担持体としての静
電吸着搬送ベルト(ETB)1は、複数の支持部材であ
る駆動ローラ2、吸着対向ローラ3、テンションローラ
4,5の各ローラにより張架され、図中矢印方向に回転
する。静電吸着搬送ベルト1の周面には異なる色画像を
形成する複数のプロセスステーションY(yellow)、M(m
agenta)、C(cyan)、BK(black)が転写材の搬送方向に
一列に配置されており、各プロセスステーション内の感
光体ドラム11,12,13,14が静電吸着搬送ベルト1を介
して転写ローラ51,52,53,54に当接されている。ま
た、プロセスステーションの上流には吸着ローラ6が配
置され、静電吸着搬送ベルト1を介して前記吸着対向ロ
ーラ3に当接している。ここで、転写材Pは吸着ローラ
6と吸着対向ローラ3とで形成するニップ部を通過する
際にバイアスを印加され、静電吸着搬送ベルト1に静電
的に吸着され、図中矢印方向に搬送される。
【0024】本実施形態では、静電転写ベルト1として
周長800mm、厚さ100μmのポリイミドの樹脂フィルムを
用いているが、これに限定されるものではない。例え
ば、厚さ50〜200μm、体積抵抗率109〜1016Ωcm程度の
PVdF、ETFE、PET、ポリカーボネート等の樹
脂フィルムや、或いは厚さ0.5〜2mm程度のEPDM等
のゴムの基層の上にPTFE等のフッ素樹脂を分散した
ものを表層として設けたものを用いても良い。
【0025】ここで、画像形成プロセスについて説明す
る。先ず、プロセスステーション内の画像形成プロセス
について説明する。説明はyellowのプロセスステーショ
ンYを用いて行うが、他の色のプロセスステーションも
同様である。
【0026】図7にプロセスステーションの構成を示
す。感光体ドラム11は帯電装置21によって一様に帯電さ
れ、画像露光装置31からの走査光により潜像を形成され
る。この潜像は現像装置41によって現像され、感光体ド
ラム11上にトナー像が形成される。後述する転写プロセ
スで転写されなかった転写残トナーはクリーニング装置
61によって除去される。
【0027】次に転写プロセスについて説明する。一般
的に用いられる反転現像方式において、感光体ドラムが
例えば負極性のOPC感光体ドラムの場合、露光部を現
像する際には負極性トナーが用いられる。従って、転写
ローラ51〜54にはバイアス電源71〜74から正極性の転写
バイアスが印加される。ここで、転写ローラとしては低
抵抗ローラを用いるのが一般的である。
【0028】実際のプリントプロセスにおいては、静電
吸着搬送ベルト1の移動速度と各プロセスステーション
の転写位置間の距離を考慮して、転写材上に形成される
各色のトナー像の位置が一致するタイミングでプロセス
ステーションでの画像形成、転写プロセス、転写材Pの
搬送を行い、転写材PがプロセスステーションY,M,
C,BKを一度通過する間に転写材上にトナー像が形成
される。転写材上にトナー像が完成された後、転写材P
は定着装置(不図示)に通され、転写材P上に前記トナ
ー像が定着される。
【0029】以上のプロセスが終了すると、静電吸着搬
送ベルト1は除電帯電装置10によって除電され、次のプ
リントプロセスに備える。
【0030】ところで、静電吸着搬送ベルト1の周長
や、プロセスステーションの取付位置のバラツキによ
り、転写材上で各色のトナー像を一致させるタイミング
は画像形成装置間で個体差があり、また、使用環境や通
紙枚数によってもこのタイミングは変化する。このタイ
ミングが合わない場合、各色のトナー像が転写材上でズ
レて形成されてしまい、色味の変動等を引き起こしてし
まうため、定期的若しくはリアルタイムでレジストの検
知を行い、このタイミングを補正する必要がある。ここ
で、レジスト検知について簡単に説明する。
【0031】このレジスト検知を行うため、この画像形
成装置には、転写材へのトナー像の転写に先立って所定
のレジスト検知用パターンを前記静電転写ベルト1上に
転写するよう前記プロセステーションY,M,C,BK
を制御する手段が設けられている。
【0032】本実施形態では、前記プロセスステーショ
ンY,M,C,BKを通過した後の領域において、前記
静電吸着搬送ベルト1の外周面と対向する位置に、前記
レジスト検知用パターンの検知を行う検知手段としての
光学センサ8a,8b(レジスト検知センサ)を設けて
いる。この光学センサ8a,8bにより、前記レジスト
検知用パターンを検知し、この検知結果に基づき、必要
に応じて画像の書込タイミングを調整することで、画像
のレジスト位置制御を行っている。
【0033】尚、各光学センサ8a,8bの検知信号
は、各A/Dポート92を介して制御手段としてのCPU
91に送られる。
【0034】また、画像形成装置を使用する温湿度条件
やプロセスステーションの使用度合いにより、画像濃度
が変動する。この変動を補正するために、画像濃度の制
御を行っている。ここで、この画像濃度制御について簡
単に説明する。
【0035】レジスト検知と同様に、濃度制御について
もこの画像形成装置は、画像形成プロセスに先立って所
定の濃度検知用パターン画像(後述の濃度パッチ)を前
記静電吸着搬送ベルト1上に転写するよう前記プロセス
ステーションY,M,C,BKを制御する手段が設けら
れている。
【0036】そして本発明では、濃度検知を行う検知手
段として、前述のレジスト検知を行う光学センサ8a,
8bを用いている。この光学センサ8a,8bにより、
前記濃度検知用パターン(後述の濃度パッチ)に所定の
光を照射し、その反射成分を検知することで濃度を検知
し、この検知結果に基づき、現像バイアス、帯電電位な
どを調整することで画像濃度の制御を行っている。
【0037】ここで、図2を用いて、検知手段としての
光学センサ8について簡単に説明する。光学センサ8
は、プロセス手段としての帯電装置、現像装置等を制御
して前記各感光体ドラム上に形成され、更に前記各感光
体ドラムから前記静電吸着搬送ベルト1に転写された所
定のテストパターン画像(レジスト検知パターンや濃度
検知用パターン)を検知するものである。
【0038】図2に示すように、光学センサ8(8a,
8b)は、LEDなどの発光素子81と、フォトダイオー
ドなどの受光素子82からなる。発光素子81による照射光
は、静電吸着搬送ベルト1に対して45°の角度で入射
し、検知位置83で反射される。受光素子82は照射光の正
反射成分を検知する位置に設けられている。
【0039】この検知位置83で反射される光の量は、下
地となる静電吸着搬送ベルト1の反射率とテストパター
ン画像である濃度パッチ9のトナー量で決定される。濃
度パッチ9のトナー量が増加すると、それだけ下地であ
る静電吸着搬送ベルト1の表面が隠され、センサからの
出力は低下していく。図3に濃度パッチのトナー量と光
学センサ8のセンサ出力の関係を示す。
【0040】尚、本実施形態では、正反射光を検出する
タイプの光学センサ8a,8bを用いているが、これに
限定されるものではなく、例えば、拡散光を検出するタ
イプや静電吸着搬送ベルト1及びその上に形成されたト
ナー像を透過した光を検出するタイプのセンサも用いて
も良い。
【0041】次に、所定のテストパターン画像である濃
度パッチの形成について詳述する。
【0042】まず、濃度パッチ9の大きさは、センサの
光学的実効スポット径・スキャニング幅・取り付け精度
等により決定され、本実施形態においては15mm×15mmの
濃度パッチを形成している。また、本実施形態では、こ
の濃度パッチ9を現像バイアスを変化させて5つ形成し
ている。また、濃度パッチ9の形成時には、感光体ドラ
ムの露光履歴(いわゆるゴースト)の影響を受けないよ
う留意する必要がある。そのためには、感光体ドラム一
周のうちに必要なパッチ9を全て形成するのが望まし
い。しかしながら、本実施形態では直径30mmの感光体ド
ラムを用いており、このドラムに前記の大きさのパッチ
を5つ形成すると、パッチの間隔は約3mmとなる。これ
は、現像バイアスを切り替えるのに十分な間隔とはいえ
ない。そこで、本実施形態では、図5に示すように、感
光体ドラム一周を5等分し、そこに1つおきにパッチを
形成することで、図1に示すようにパッチ9の間隔が約
21mmとなり、現像バイアスの切り替えの問題を解決して
いる。同時に、感光体ドラム上の同じ位置に続けてパッ
チを形成しないので、感光体ドラムの露光履歴の影響も
受けていない。
【0043】濃度制御実施値には、上記の濃度パッチ9
が、各色のプロセスステーションY,M,C,BKによ
り静電吸着搬送ベルト1上の所定の位置に形成される。
【0044】本実施形態においては、図1に示すよう
に、各色の濃度検知を2つあるレジスト検知センサ8
a,8bのそれぞれに振り分けて、同時に2色分の濃度
制御を並行して行うようにしているので、濃度制御に要
する時間を半減することができ、濃度検知専用のセンサ
を用意することなく、制御全体に要する時間も短縮する
ことができる。
【0045】本実施形態のような構成をとった場合、2
つのセンサの特性の差(発光素子の光量変動等)によ
り、各色の間で濃度の不一致が生じてしまう懸念がある
が、本実施形態では予め下地である静電吸着搬送ベルト
1の反射出力(V0)をそれぞれのセンサ8a,8bで
測定しておき、各濃度パッチの出力(Vn)をV0で規格
化した値、即ちVn/V0を濃度換算表と比較することに
より、センサの特性に依存しない形でパッチの濃度を得
ている。
【0046】尚、正反射光を検知するセンサの場合、あ
る濃度のパッチに対する光の反射率はどの程度下地がト
ナーに覆われるかによって決まり、照射光量によらない
ので、このような方法が可能となる(図4参照)。
【0047】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、2つあるレジスト検知センサ8a,8bのそれぞれ
に、各色の濃度検知を振り分けて、2色分の濃度制御を
並行して行うようにしているので、濃度制御に要する時
間を低減することができ、更にコストダウンを図ること
ができる。
【0048】尚、本実施形態では、搬送ベルト(ET
B)方式を用いて説明を行ったが、中間転写体方式にお
いても同様の効果が得られる。
【0049】〔第2実施形態〕第2実施形態に係る画像
形成装置について図8を用いて詳しく説明する。図8は
第2実施形態に係る画像形成装置の模式的要部概略図で
ある。尚、前述した実施形態と同等の機能を有する部材
には同一符号を付している。
【0050】本実施形態においては、図8に示すよう
に、光学センサ8aが検知する濃度パッチ9と光学セン
サ8bが検知する濃度パッチ9を位相をずらして形成
し、2つのセンサ8a,8bが同時に濃度パッチ9を検
知しないようにしている。
【0051】尚、第1実施形態で説明したように、本実
施形態においてもパッチ9の大きさが15mm×15mm、パッ
チ9の間隔が21mmあるので、この構成は可能である。
【0052】このような構成をとることで、2つのセン
サ8a,8bからの信号を同時に処理する必要がなくな
り、第1実施形態に比べてA/Dポート92を1つ減らす
ことができ、コストダウンを図ることができる。また、
CPU91への負荷も減るので、より安価なCPUを用い
ることが可能となる。
【0053】また、この構成をとることによる、濃度制
御に要する時間の増加は、前述した実施形態に比べてパ
ッチ1つ分(=15mm)であり、僅かである。従って、本
実施形態によれば、前述した実施形態とほぼ同等の効果
が得られ、加えて更にコストダウンが図れる。
【0054】尚、本実施形態でも、前述した実施形態同
様、搬送ベルト(ETB)方式を用いて説明を行った
が、中間転写体方式においても同様の効果が得られる。
【0055】〔第3実施形態〕第3実施形態に係る画像
形成装置について図9を用いて詳しく説明する。図9は
本実施形態に係る画像形成装置の模式的要部概略図であ
る。尚、前述した実施形態と同等の機能を有する部材に
は同一符号を付している。
【0056】本実施形態において、静電吸着搬送ベルト
1上に、異なる色の濃度パッチ9が交互に静電吸着搬送
ベルト1の周方向に並ぶように形成されている。図9中
で、Yellow、Magenta、Cyan、Blackの各色の濃度パッチ
9にはそれぞれY,M,C,BKと付してある。
【0057】第1実施形態で説明したように、各色の濃
度パッチ9は、現像バイアスの切り替えと感光体ドラム
の露光履歴の問題から、間隔を開けて形成しており、こ
の間隔は、濃度パッチ9のサイズ15mm×15mmに対して21
mmある。そこで、本実施形態においては静電吸着搬送ベ
ルト1上のこの間隔の全て又は一部に異なる色の濃度パ
ッチ9を形成し、これを検知するようにしている。こう
することで、パッチ間の間隔が狭まり、前述した第1実
施形態より短い時間で濃度制御を行うことが可能とな
る。
【0058】尚、本実施形態では、図9に示すように、
プロセスステーションY,Cで形成されベルト1に対し
て交互に転写された濃度パッチ9を一方の光学センサ8
aで検知し、プロセスステーションM,BKで形成され
ベルト1に対して交互に転写された濃度パッチ9を他方
の光学センサ8bで検知する場合を例示している。
【0059】また、濃度パッチ9の間隔は狭まるが、そ
れぞれの色の濃度パッチ9は各プロセスステーション
Y,M,C,BKで第1実施形態で説明したように形成
されており、現像バイアスの切り替えや感光体ドラムの
露光履歴の問題は発生しない。
【0060】本実施形態の説明は、複数の光学センサを
用いて濃度検知を行う方式で行ったが、1つの光学セン
サで濃度検知を行う場合においても濃度検知に要する時
間を短縮する効果があることは言うまでもない。
【0061】尚、上述した第1〜3の実施形態では、各
プロセスステーションY,M,C,BKにて感光体ドラ
ムに形成されたトナー像を、転写材担持体であるところ
の静電吸着搬送ベルト1に担持された転写材Pに対して
順次重ねて転写する構成の画像形成装置を例示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各プ
ロセスステーションにて感光体ドラムに形成された像を
中間転写体に順次重ねて転写し、該中間転写体に重ね転
写された像を転写材に一括転写する構成の画像形成装置
であっても本発明を適用することで、前述した効果と同
様の効果が期待できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材担持体若しくは中間転写体上に配置された所定の
テストパターン画像から画像の濃度を検知する複数の検
知手段によって複数色分の濃度検知を並行して行うこと
で、濃度制御に要する時間を低減することができ、制御
による画像形成装置のダウンタイム及びファーストプリ
ントタイム等を短縮することができる。
【0063】更に、例えば画像のレジスト位置を検知す
る複数の検知手段を前記濃度検知用の検知手段として用
い、各色の濃度検知を振り分けて複数色分の濃度制御を
並行して行うことで、濃度制御に要する時間を低減する
ことができ、更にコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る画像形成装置の模式的概略
【図2】光学センサの一形態を示す構成図
【図3】パッチの濃度と光学センサの出力の関係をを示
す図
【図4】光学センサの出力の規格化を示す図
【図5】感光体ドラム上における濃度パッチ形成の順序
を示す図
【図6】本発明に係る画像形成装置の模式的概略構成図
【図7】前記画像形成装置におけるプロセスステーショ
ンの概略構成図
【図8】第2実施形態に係る画像形成装置の模式的要部
概略図
【図9】第3実施形態に係る画像形成装置の模式的要部
概略図
【図10】従来技術の説明図
【図11】従来技術の説明図
【符号の説明】
P …転写材 Y,M,C,BK …プロセスステーション 1 …静電吸着搬送ベルト 2 …駆動ローラ 3 …吸着対向ローラ 4,5 …テンションローラ 6 …吸着ローラ 8,8a,8b …光学センサ 9 …濃度パッチ 10 …除電帯電装置 11,12,13,14 …感光体ドラム 21,22,23,24 …帯電装置 31,32,33,34 …画像露光装置 41,42,43,44 …現像装置 51,52,53,54 …転写ローラ 61,62,63,64 …クリーニング装置 71,72,73,74 …バイアス電源 81 …発光素子 82 …受光素子 83 …検知位置 91 …CPU 92 …ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 研吾 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA09 DE02 DE09 DE10 EA02 EB04 EB06 EC03 EC06 ED04 2H030 AA01 AB02 BB13 BB16 BB36 BB42 BB46 BB56 2H032 BA09 BA18 BA23 CA01 CA13 CA15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の像をそれぞれ担持する複数の像
    担持体と、各像担持体に対して作用する複数のプロセス
    手段と、各像担持体と対向し転写材を担持搬送する転写
    材担持体と、を有し、前記複数の像担持体上の像を前記
    転写材担持体に担持された転写材に順次重ねて転写する
    画像形成装置において、 前記プロセス手段によって前記各像担持体上に形成さ
    れ、更に前記各像担持体から前記転写材担持体上の所定
    の位置に転写された所定のテストパターン画像から画像
    の濃度を検知する複数の検知手段を有し、 前記複数の検知手段によって複数色分の濃度検知を並行
    して行うように構成したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記転写材担持体の移動方向において、
    テストパターン画像を各検知手段毎に等間隔に配置し、
    該テストパターン画像を前記各検知手段で同時に検知す
    るように構成したことを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写材担持体の移動方向において、
    テストパターン画像を各検知手段毎に等間隔に且つ位相
    をずらして配置し、該テストパターン画像を前記各検知
    手段で同時に検知しないように構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写材担持体の移動方向において、
    同一色のテストパターン画像を各検知手段毎に等間隔に
    配置し、且つ前記同一色のテストパターン画像の間の全
    て又は一部に他色のテストパターン画像を配置し、該テ
    ストパターン画像を前記各検知手段で検知するように構
    成したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、前記転写材担持体上に
    形成されたテストパターン画像を検知することによって
    前記転写材担持体上に形成される画像のレジスト位置を
    検知する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 複数色の像をそれぞれ担持する複数の像
    担持体と、各像担持体に対して作用する複数のプロセス
    手段と、各像担持体に形成された像を順次重ね転写する
    中間転写体と、中間転写体上の像を転写材に一括転写す
    る転写手段と、を有し、前記複数の像担持体上の像を前
    記中間転写体に順次重ねて転写し、該中間転写体上の像
    を転写材に一括転写する画像形成装置において、 前記プロセス手段によって前記各像担持体上に形成さ
    れ、更に前記各像担持体から前記中間転写体上の所定の
    位置に転写された所定のテストパターン画像から画像の
    濃度を検知する複数の検知手段を有し、 前記複数の検知手段によって複数色分の濃度検知を並行
    して行うように構成したことを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記中間転写体の移動方向において、テ
    ストパターン画像を各検知手段毎に等間隔に配置し、該
    テストパターン画像を前記各検知手段で同時に検知する
    ように構成したことを特徴とする請求項6に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記中間転写体の移動方向において、テ
    ストパターン画像を各検知手段毎に等間隔に且つ位相を
    ずらして配置し、該テストパターン画像を前記各検知手
    段で同時に検知しないように構成したことを特徴とする
    請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記中間転写体の移動方向において、同
    一色のテストパターン画像を各検知手段毎に等間隔に配
    置し、且つ前記同一色のテストパターン画像の間の全て
    又は一部に他色のテストパターン画像を配置し、該テス
    トパターン画像を前記各検知手段で検知するように構成
    したことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記検知手段は、前記中間転写体上に
    形成されたテストパターン画像を検知することによって
    前記中間転写体上に形成される画像のレジスト位置を検
    知する手段であることを特徴とする請求項6〜請求項9
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記検知手段は、前記テストパターン
    画像を照射する照射光の正反射成分を検知するものであ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記検知手段は、前記テストパターン
    画像を照射する照射光の拡散反射成分を検知するもので
    あることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記検知手段は、前記テストパターン
    画像を照射する照射光の前記転写材担持体及び前記テス
    トパターン画像を透過した成分を検知するものであるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記画像形成装置は、前記像担持体に
    対して作用するプロセス手段を前記像担持体と共に一体
    に備えた着脱自在なプロセスステーションを複数有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記
    載の画像形成装置。
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