JP2001133887A - 背面投写型画像表示装置 - Google Patents

背面投写型画像表示装置

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JP2001133887A
JP2001133887A JP31055799A JP31055799A JP2001133887A JP 2001133887 A JP2001133887 A JP 2001133887A JP 31055799 A JP31055799 A JP 31055799A JP 31055799 A JP31055799 A JP 31055799A JP 2001133887 A JP2001133887 A JP 2001133887A
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成多 山岸
Hiroshi Miyai
宏 宮井
Hiroshi Yamaguchi
博史 山口
Kenichi Ikeda
健一 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3管式のリアプロジェクターにおいてカラー
シェーディングのない高画質を維持しながら、特に外光
に強い装置を提供する。 【解決手段】 異なる入射角をもって各色光がスクリー
ンに入射して画像合成を行うリアプロジェクターにおい
てフレネルレンズを経た光をカラーシェーディング除去
手段でおよそ主光線の平行な光に変換後、透明パネルの
入射側に光吸収作用のある接着剤によって透明なビーズ
を配列することによって構成される光拡散手段に入射せ
しめる。このときカラーシェーディング除去手段は1対
1に対応する入射側レンチキュラーレンズと出射側レン
チキュラーレンズからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の画像表示装置
を水平並置して使用する背面投写型画像表示装置に関
し、特に視野角が広くカラーシェーディングの少ない高
画質、高性能を備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の背面投写型画像表示装置を
図面を用いて説明する。図7は、従来の3管式プロジェ
クターの全体構成図である。同図は、現在、家庭用大型
映像市場の主力であるビデオプロジェクター(投写型表
示装置100示し、これは3つのCRT101,10
2,103上の画像を投写レンズ104,105,10
6で拡大しスクリーン上に合成する構成をしている。こ
のスクリーンは、図7にあるようにコリメート手段であ
るフレネルレンズ107と、光拡散手段のレンチキュラ
ーシート108とからなり、異なる方向から入射する各
色光の主光線を平行にして出射出来ることから観察者の
立ち位置によって色目が変わるカラーシェーディングを
改善している。同時にスクリーン出射面には外光による
黒浮きを防ぐため光吸収材であるブラックストライプ1
09を備え、垂直方向の視野角確保のため拡散材をブラ
ックストライプ109間の基板パネル上に塗布したり、
基板パネル材料に拡散材を混入して構成されている。し
かし図8にあるようにブラックストライプ109間の開
口部には異なる色光の光源像を形成するため、光損失を
防ぐためブラックストライプ109間の間隔を前記光源
像に対し十分確保する必要があり、ブラックストライプ
109の密度が疎となってしまう。従ってこの開口部に
外光が入射した際には拡散材で光を反射してしまうこと
で生じる黒浮きを十分に改善することが出来なかった。
【0003】このような問題を解決するスクリーンが近
年提案されているので以下に示す。第1に特表平9−5
04882号公報に示すビーズタイプのものと、第2に
特開平10−339915号公報に示すブラックストラ
イプタイプのものと、第3に特開平10−111537
号公報に示す着色層タイプのものとがあげられる。第1
のビーズタイプの構成は図9に示すようになっており、
光を透過する材料からなる基板パネル110上に光透過
性の材料からなる微小なビーズ111を光吸収性の接着
剤112を介して固定してなる。入射した光はビーズ1
11で集光され、ビーズ111と基板パネル110とが
接した部分に集光されることで基板パネル110を透過
して拡散光として出射される。このスクリーンの特徴は
ビーズ111が非常に小さいことからファインピッチな
表示が出来ることと、ビーズ111と基板パネル110
とが接した部分は点であり、観察者側から見るとほとん
ど認められないような面積であることから、この開口以
外のスクリーン前面は光吸収性の接着剤で占められ、強
い外光下にあっても黒レベルが浮きにくくなっているこ
とである。 また、ブラックストライプタイプの原理は
図10に示すような構成であり、入射面にレンズ面を備
えたレンチキュラーシート113と、その出射側に配置
された前面パネル114間にブラックストライプ115
と、拡散層116が備えられて構成されている。レンチ
キュラーレンズに入射した光はここで収束され、ブラッ
クストライプ115間に設けられた開口部あるいはその
周辺に集光される。ここを透過した光は拡散層で垂直方
向にも拡散を受けた後出射される。このスクリーンの特
徴はレンチキュラーシート113を薄く形成できるので
ファインピッチ化が容易であることと、拡散層116が
ブラックストライプ115前面にあることからスクリー
ン前面に入射した外光は拡散層116で光路を曲げられ
るがブラックストライプ115に至り、全反射されるこ
となくここで吸収されることにより強い外光下にあって
も黒レベルが浮きにくくなっている。
【0004】さらに着色層タイプの原理は図11に示す
ような構成であり、基本的には入射面にシリンドリカル
レンズ117を備えたレンチキュラーシート118と、
前記シリンドリカルレンズ117の入射面近傍に着色層
119を備えており、この基盤であるレンチキュラーシ
ート118の材料は着色されていないかまたは前記着色
層119より薄く着色されて構成されている。従って前
記着色層119に入射した光はここを透過後、レンチキ
ュラーレンズ117に入射した光はここで収束されたの
ちに広がりを持って観察者側に射出される。
【0005】このスクリーンの特徴は図11から分かる
ように周囲の環境からの外光のうち、着色層119に対
して入射角小さく入射する光はここを透過することで筐
体内に吸収され再度スクリーン面に戻る光はほとんどな
く有害光とはならない、また、着色層119に対して入
射角大きく入射する光は着色層119と空気面間におい
て全反射せしめられる。全反射された光のうち、いくら
かの光は観察者側に戻る光路をたどるがこのとき着色層
を通る距離が長くなることから、着色層でほとんど吸収
されてしまう。このようにしてこの着色層タイプにおい
ても画像表示装置からの光は大きく劣化無く、レンチキ
ュラーシート118を薄く形成できるのでファインピッ
チ化が容易であることと、スクリーンに入射した外光が
反射されないことから強い外光下にあっても黒レベルが
浮きにくくなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ビ
ーズタイプ、ブラックストライプタイプの提案共に入射
側レンズ(ビーズタイプはビーズ、ブラックストライプ
タイプはシリンドリカルレンズ)で微小面積の開口部に
集光する必要がある。従ってこれらはカラー画像を表示
する画像表示装置上の画像を1つの投写レンズで拡大投
射した画像を拡大表示するには問題ないが、先に述べた
ようにCRTを用いた現在主流のプロジェクターに用い
ると各色光で入射側レンズに異なる角度で入射すること
から中心にあるCRT以外の色光は光吸収層上に集光し
てしまうことから光利用効率を大きく損なう上に、色バ
ランスも取れなくなってしまう。
【0007】また前記着色層タイプの提案においては先
に述べたようにCRTを用いた現在主流のプロジェクタ
ーに用いると各色光で入射側レンズに異なる角度で入射
することから出射光の強度分布が色により変わってしま
い、顕著なカラーシェーディングとなってしまう。従っ
てこれらはカラー画像を表示する画像表示装置上の画像
を1つの投写レンズで拡大投射した画像を拡大表示する
には問題ないが、先に述べたようにCRTを用いた現在
主流のプロジェクターに用いると各色光で入射側レンズ
に異なる角度で入射することから中心にあるCRT以外
の色光は光吸収層上に集光してしまうことから光利用効
率を大きく損なったり、色バランス、カラーシェーディ
ングも取れなくなってしまう。
【0008】従ってプロジェクター市場を今以上に拡大
するにはCRT3管式プロジェクターにおいて以上にあ
げた3つの提案以外の外光の影響による黒浮きを抑える
提案が新たに求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の発明による画像表示装置は、入力信号に応じて
画像表示を行う画像表示装置と前記画像表示装置上の画
像を拡大投写する投写レンズとからなり互いに水平方向
に配置された3原色画像投写部と、前記3原色画像投写
部によって投写された画像を映すように設けられた透過
型スクリーンとを備えてなり、前記透過型スクリーンは
最も投写レンズ側にそれぞれ各色光の画像投写部からの
角度を持った入射光をテレセントリックな光に変換可能
なコリメート手段と、その出射側に配置されており、入
射面に水平方向の光を収束する入射側レンチキュラーレ
ンズを備え出射面には前記収束光に対応した出射側レン
チキュラーレンズを備えてなり前記コリメート手段を経
た前記画像投写部からの各色光の主光線を互いに平行に
して出射するカラーシェーディング除去手段と、さらに
その出射側に配置されており透明な材料からなる微小ビ
ーズが透明な材料からなる基盤シートの入射面上に配置
され、基盤シートと微小ビーズ間の光透過部以外の基盤
シートの入射面上を不透明な結合剤で覆われてなる光拡
散手段と、から構成される。
【0010】第2の発明による画像表示装置は入力信号
に応じて画像表示を行う画像表示装置と前記画像表示装
置上の画像を拡大投写する投写レンズとからなり互いに
水平方向に配置された3原色画像投写部と、前記3原色
画像投写部によって投写された画像を映すように設けら
れた透過型スクリーンとを備えてなり、前記透過型スク
リーンは最も投写レンズ側にそれぞれ各色光の画像投写
部からの角度を持った入射光をテレセントリックな光に
変換可能なコリメート手段と、その出射側に配置されて
おり、入射面に水平方向の光を収束する入射側レンチキ
ュラーレンズを備え出射面には前記収束光に対応した出
射側レンチキュラーレンズを備えてなり前記コリメート
手段を経た前記画像投写部からの各色光の主光線を互い
に平行にして出射するカラーシェーディング除去手段
と、さらにその出射側に配置されており入射面に水平方
向の光を収束する入射側レンチキュラーレンズを備え、
その結像位置あるいはその近傍以外の部分には光を吸収
する特性を備えた材料からなブラックストライプ層と、
拡散材料を含む材料からなる拡散パネルとからなる光拡
散手段と、からなることを特徴として構成される。
【0011】第3の発明による画像表示装置は入力信号
に応じて画像表示を行う画像表示装置と前記画像表示装
置上の画像を拡大投写する投写レンズとからなり互いに
水平方向に配置された3原色画像投写部と、前記3原色
画像投写部によって投写された画像を映すように設けら
れた透過型スクリーンとを備えてなり、前記透過型スク
リーンは最も投写レンズ側にそれぞれ各色光の画像投写
部からの角度を持った入射光をテレセントリックな光に
変換可能なコリメート手段と、その出射側に配置されて
おり、入射面に水平方向の光を収束する入射側レンチキ
ュラーレンズを備え出射面には前記収束光に対応した出
射側レンチキュラーレンズを備えてなり前記コリメート
手段を経た前記画像投写部からの各色光の主光線を互い
に平行にして出射するカラーシェーディング除去手段
と、さらにその出射側に配置されており入射面に水平方
向の光を収束するレンチキュラーレンズを備え、前記レ
ンチキュラーレンズの少なくとも入射面の近傍に形成さ
れた着色層を備え、その基板材料は着色されていないか
または前記着色層より薄く着色されていることを特徴と
してなる光拡散手段と、からなることを特徴として構成
される。
【0012】前記第1、2、3の発明において透過型ス
クリーンのコリメート手段は透過型スクリーンから画像
投写部までの距離におよそ等しい焦点距離のフレネルレ
ンズシートであることを特徴として構成される。
【0013】前記第1、2、3の発明において透過型ス
クリーンのカラーシェーディング除去手段の入射側レン
チキュラーレンズは3原色画像投写部の像を水平方向に
ついておよそその水平方向のピッチ同等あるいは水平方
向のピッチより小さく形成するような焦点距離の設定で
あり、出射レンチキュラーレンズはこの結像範囲を包括
する水平方向の幅を有することを特徴として構成され
る。
【0014】前記第1、2、3の発明において透過型ス
クリーンのカラーシェーディング除去手段の出射レンチ
キュラーレンズはおよそ入射側レンチキュラーレンズの
結像位置に配置されていることを特徴として構成され
る。
【0015】前記第1、2、3の発明において透過型ス
クリーンのカラーシェーディング除去手段の出射レンチ
キュラーレンズはおよそ入射側レンチキュラーレンズま
での距離を焦点距離とするレンチキュラーレンズである
ことを特徴として構成される。
【0016】前記第1、2、3の発明において透過型ス
クリーンのカラーシェーディング除去手段の入射側レン
チキュラーレンズは3原色画像投写部の像を水平方向に
ついておよそその水平方向のピッチより小さく形成する
ような焦点距離の設定であり、出射レンチキュラーレン
ズはこの結像範囲を包括しながらも入射側レンチキュラ
ーレンズの水平方向の幅より狭い構成であり、隣り合う
出射レンチキュラーレンズ間には光吸収剤が備えられて
いることを特徴として構成される。
【0017】前記第1、2、3の発明において透過型ス
クリーンのカラーシェーディング除去手段は片面に前記
入射側レンチキュラーレンズ、反対面には前記出射レン
チキュラーレンズを備えたレンチキュラーシートである
ことを特徴として構成される。
【0018】前記第2の発明において光拡散手段の拡散
パネルは透明な材料からなる平面パネルと入射面側に備
えられた拡散層からなることを特徴として構成される。
【0019】前記第2の発明において光拡散手段のブラ
ックストライプ層、拡散パネル間が密着されてなること
を特徴として構成される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明によれば異なる角度から入
射する各色光の主光線をカラーシェーディング除去手段
でおよそ平行に変換したのちに外光の影響を受けにくい
光拡散手段に入射せしめることにより、光利用効率を落
とすことなく外光に強い複数の画像表示装置を備えたプ
ロジェクター(たとえばCRT3管式プロジェクター)
を提供することが出来る。 (実施の形態1)図1は実施の形態1の概略構成図であ
り、図2はスクリーン部周辺の拡大図である。本例の投
写型画像表示装置200は水平方向に一列に配置された
赤色用CRT201、緑色用CRT202、青色用CR
T203とそれぞれのCRTの前部に配置され、各色光
を所望の位置に導く照明レンズ204、205、206
からなる画像表示装置207と、前記照明レンズ20
4、205、206の出射瞳まで距離とおよそ等しい焦
点距離を持つフレネルレンズ211が各色について画像
表示装置207からの光を各色光の主光線208、20
9、210に対して略平行光に変換するコリメート手段
として配置され、その出射側にはそれぞれ同ピッチで同
じ方向に配列されたシリンドリカルレンズを入射面と出
射面に備え、入射面側のシリンドリカルレンズ212は
およそ出射面側シリンドリカルレンズ213間での距離
に等しい焦点距離を持ち、出射面側のシリンドリカルレ
ンズ213はおよそ入射面側シリンドリカルレンズ21
2間での距離に等しい焦点距離を持つ。このように構成
されることで図からも分かるようにシリンドリカルレン
ズ212の中央部に入射した各色光の主光線208,2
09,210についてみるとこれらの光はシリンドリカ
ルレンズ213の入射側焦点位置にあるのでおよそ平行
光としてシリンドリカルレンズ213から互いに平行な
主光線214、215、216として出射される。ま
た、シリンドリカルレンズ212におよそ平行光として
入射した緑光217、209、218についてみればシ
リンドリカルレンズ212は焦点位置をシリンドリカル
レンズ213の位置に持つことからシリンドリカルレン
ズ213の中心部に集光せしめられる。赤光、青光はそ
れぞれ主光線208,210について平行な光として入
射することからシリンドリカルレンズ213上緑光と隣
り合う位置に集光せしめられる。このような作用を果た
すカラーシェーディング除去手段であるレンチキュラー
シート219と、その出射側には透明パネル220上に
光吸収作用のある黒色の接着剤221で光を透過する透
明な材料からなる無数のビーズ222が図にあるように
ビーズ222と透明パネル220が接して固定されてい
る。従ってビーズ222に入射した光は平行光であれば
ビーズ222と透明パネル220が接している光を透過
する開口部223に集光されて透明パネル220を抜け
て観察者側に出射される。このときビーズ222を非常
に小さく設定して開口部223への入射角を大きくすれ
ば広視野角化が可能な拡散手段としてビーズタイプ拡散
パネル224を構成できる。以上により実施の形態1は
構成される。
【0021】このとき観察者側から最前面に配置された
ビーズタイプ拡散パネル224をみると開口部223は
全体面積に対し非常に小さい面積であることから観察者
側から強い外光が入射してもほとんど接着剤221で吸
収される上、開口部223を抜けた光も拡散剤が配置さ
れていないことから筐体内に入射するが再度この開口部
223に戻って観察者に観察されることはないことから
環境に左右されることなく、常に締まった黒を提要する
事が出来る。もちろんビーズタイプ拡散パネル224に
入射する各色光ともおよそ主光線は平行になっているの
で射出される光の角度分布も同じになることから観察者
にはカラーシェーディングのない均一な色を再現した画
像を提供できる。
【0022】以上に述べた構成にあるカラーシェーディ
ング除去手段であるレンチキュラーシート219は照明
レンズ204、205、206の出射瞳像をシリンドリ
カルレンズ212によりシリンドリカルレンズ213上
の異なる位置に形成するが、このときの光源像(出射瞳
像)はシリンドリカルレンズ213の幅(1ピッチ)内
に収まるようにその厚みが決定されている。ちなみにレ
ンズのピッチが一定で厚みが薄くなれば各シリンドリカ
ルレンズの焦点距離は短くなり、シリンドリカルレンズ
213上に形成される像は小さくできるが出射光の広が
り角が大きくなるのでビーズタイプ拡散パネル224で
開口部223に集光しきれない光が損失となる可能性も
ある。一方レンズのピッチが一定で厚みが厚くなれば各
シリンドリカルレンズの焦点距離は長くなり、シリンド
リカルレンズ213上に形成される像が大きくなり、1
つのシリンドリカルレンズ213に入らずにとなりのレ
ンズに入射すれば迷光となり光損失となる。よって照明
レンズ204、205、206の出射瞳像の大きさとそ
れぞれの間隔とカラーシェーディング除去手段であるレ
ンチキュラーシート219までの距離、シリンドリカル
レンズ212、213のピッチと焦点距離、ビーズタイ
プ拡散パネル224の入射角に対する光透過率特性を把
握して最も光利用特性の優れた構成を取ることが望まし
い。
【0023】さらにはシリンドリカルレンズ213に十
分小さく光源像を形成できればシリンドリカルレンズ2
13の隣り合うレンズ間に光吸収層であるブラックスト
ライプを形成すれば迷光による混色など画質劣化要因を
確実に除くことが出来る。
【0024】上記実施の形態1ではビーズタイプ拡散パ
ネル224においてビーズ222と透明パネル220が
接して固定されているとしたが必ずしも接していなくて
も、ビーズ222で集光された光が透明パネル220に
到達するような構成(光透過部に遮光材が介入しない)
であれば応用可能なことは言うまでもない。
【0025】ここに示したビーズタイプ拡散パネル22
4は後に述べる構成と比較して特に外光に強いという特
徴を有しているのでこの構成によれば特に強い外光下で
も高コントラスト化実現できる。 (実施の形態2)図3は実施の形態2の概略構成図であ
り、図4はスクリーン部周辺の拡大図である。本例の投
写型画像表示装置300は水平方向に一列に配置された
赤色用CRT301、緑色用CRT302、青色用CR
T303とそれぞれのCRTの前部に配置され、各色光
を所望の位置に導く照明レンズ304、305、306
からなる画像表示装置307と、前記照明レンズ30
4、305、306の出射瞳まで距離とおよそ等しい焦
点距離を持つフレネルレンズ311が各色について画像
表示装置307からの光を各色光の主光線308、30
9、310に対して略平行光に変換するコリメート手段
として配置され、その出射側にはそれぞれ同ピッチで同
じ方向に配列されたシリンドリカルレンズを入射面と出
射面に備え、入射面側のシリンドリカルレンズ312は
およそ出射面側シリンドリカルレンズ313間での距離
に等しい焦点距離を持ち、出射面側のシリンドリカルレ
ンズ313はおよそ入射面側シリンドリカルレンズ31
2間での距離に等しい焦点距離を持つ。このように構成
されることで図からも分かるようにシリンドリカルレン
ズ312の中央部に入射した各色光の主光線308,3
09,310についてみるとこれらの光はシリンドリカ
ルレンズ313の入射側焦点位置にあるのでおよそ平行
光としてシリンドリカルレンズ313から互いに平行な
主光線314、315、316として出射される。ま
た、シリンドリカルレンズ312におよそ平行光として
入射した緑光317、309、318についてみればシ
リンドリカルレンズ312は焦点位置をシリンドリカル
レンズ313の位置に持つことからシリンドリカルレン
ズ313の中心部に集光せしめられる。赤光、青光はそ
れぞれ主光線308,310について平行な光として入
射することからシリンドリカルレンズ313上緑光と隣
り合う位置に集光せしめられる。このような作用を果た
すカラーシェーディング除去手段であるレンチキュラー
シート319と、その出射側には透明パネル320上の
前記レンチキュラーシート319側に拡散材により形成
された光拡散層321が備えられており、さらに光吸収
作用のある黒色の材料からなるブラックストライプ32
2が接着剤323により光拡散層321と前記レンチキ
ュラーシート319側はシリンドリカルレンズ324の
集合体でなり他面を平面としたレンチキュラーシート3
25の平面側に狭持されて構成されるブラックストライ
プタイプ拡散パネル326が配置されている。ここに述
べたブラックストライプタイプ拡散パネル326のシリ
ンドリカルレンズ324は前記シリンドリカルレンズ3
13と同じく入射光に対して水平方向に屈折作用を与え
るように並列されており、そのピッチはシリンドリカル
レンズ313に必ずしも一対一に対応する必要はなく、
ここではシリンドリカルレンズ313のピッチに対して
十分小さく構成する。さらにシリンドリカルレンズ32
4は略平行で入射する光が集光する位置がおよそブラッ
クストライプ322までの距離になるよう設定されてい
る。すなわちシリンドリカルレンズ324の焦点距離は
レンチキュラーシート325の厚さにほぼ等しく設定さ
れている。また、ブラックストライプ322は垂直方向
に延びて形成されており、そのストライプ間にはシリン
ドリカルレンズ324で集光された光が透過するに足り
るだけの最小の間隔が設けられている。
【0026】このとき観察者側から最前面に配置された
ブラックストライプタイプ拡散パネル326をみるとブ
ラックストライプ322間の間隔は全体面積に対し非常
に小さい面積であることから実施の形態1と同様に観察
者側から強い外光が入射してもほとんどブラックストラ
イプ322で反射される上、ブラックストライプ322
間の間隔を抜けた光は筐体内に入射するが、再度このブ
ラックストライプ322間の間隔に戻って観察者に観察
されることはないことから環境に左右されることなく、
常に締まった黒を提要する事が出来る。もちろんブラッ
クストライプタイプ拡散パネル326に入射する各色光
ともおよそ主光線は平行になっているので射出される光
の角度分布も同じになることから観察者にはカラーシェ
ーディングのない均一な色を再現した画像を提供でき
る。
【0027】以上に述べた構成にあるカラーシェーディ
ング除去手段であるレンチキュラーシート319は照明
レンズ304、305、306の出射瞳像をシリンドリ
カルレンズ312によりシリンドリカルレンズ313上
の異なる位置に形成するが、このときの光源像(出射瞳
像)はシリンドリカルレンズ313の幅(1ピッチ)内
に収まるようにその厚みが決定されている。ちなみにレ
ンズのピッチが一定で厚みが薄くなれば各シリンドリカ
ルレンズの焦点距離は短くなり、シリンドリカルレンズ
313上に形成される像は小さくできるが出射光の広が
り角が大きくなるのでブラックストライプタイプ拡散パ
ネル326でブラックストライプ322間の間隔に集光
しきれない光が損失となる可能性もある。一方レンズの
ピッチが一定で厚みが厚くなれば各シリンドリカルレン
ズの焦点距離は長くなり、シリンドリカルレンズ313
上に形成される像が大きくなり、1つのシリンドリカル
レンズ313に入らずにとなりレンズに入射すれば迷光
となり光損失となる。よって照明レンズ304、30
5、306の出射瞳像の大きさとそれぞれの間隔とカラ
ーシェーディング除去手段であるレンチキュラーシート
319までの距離、シリンドリカルレンズ312、31
3のピッチと焦点距離、ブラックストライプタイプ拡散
パネル326の入射角に対する光透過率特性を把握して
最も光利用特性の優れた構成を取ることが望ましい。
【0028】さらにはシリンドリカルレンズ313に十
分小さく光源像を形成できればシリンドリカルレンズ3
13の隣り合うレンズ間に光吸収層であるブラックスト
ライプを形成すれば迷光による混色など画質劣化要因を
確実に除くことが出来る。
【0029】上記実施の形態2ではブラックストライプ
タイプ拡散パネル326においてブラックストライプ3
22が接着剤323により光拡散層321と密着してい
たがここを密着せずに空気層としても画像表示装置から
の光はほとんど損失無く利用できる。但し外光が拡散層
において屈折せしめられ大きな入射角で入射すると空気
層で反射されて黒浮きを生じることになるので密着する
ことが望ましい。
【0030】ここに示したブラックストライプタイプ拡
散パネル326は実施の形態1の構成と比較して水平と
垂直の視野角を独立して設定することが出来、実施の形
態3の構成と比較して外光に強いという特徴を有してい
るのでこの構成によれば特に画像表示装置に明るさ余裕
がない場合でも高画質化を実現できる。 (実施の形態3)図5は実施の形態3の概略構成図であ
り、図6はスクリーン部周辺の拡大図である。本例の投
写型画像表示装置400は水平方向に一列に配置された
赤色用CRT401、緑色用CRT402、青色用CR
T403とそれぞれのCRTの前部に配置され、各色光
を所望の位置に導く照明レンズ404、405、406
からなる画像表示装置407と、前記照明レンズ40
4、405、406の出射瞳まで距離とおよそ等しい焦
点距離を持つフレネルレンズ411が各色について画像
表示装置407からの光を各色光の主光線408、40
9、410に対して略平行光に変換するコリメート手段
として配置され、その出射側にはそれぞれ同ピッチで同
じ方向に配列されたシリンドリカルレンズ412を入射
面に備えた第一のレンチキュラーシート413が配され
ている。シリンドリカルレンズ412は第2レンチキュ
ラーシート414の出射面側に備えられたシリンドリカ
ルレンズ415間での距離に等しい焦点距離を持ち、シ
リンドリカルレンズ415はおよそシリンドリカルレン
ズ412間との距離に等しい焦点距離を持つ。このよう
に構成されることで図からも分かるようにシリンドリカ
ルレンズ412の中央部に入射した各色光の主光線40
8,409,410についてみるとこれらの光はシリン
ドリカルレンズ415の入射側焦点位置にあるのでおよ
そ平行光としてシリンドリカルレンズ415から互いに
平行な主光線416、417、418として出射され
る。また、シリンドリカルレンズ412におよそ平行光
として入射した緑光419、409、420についてみ
ればシリンドリカルレンズ412は焦点位置をシリンド
リカルレンズ415の位置に持つことからシリンドリカ
ルレンズ415の中心部に集光せしめられる。赤光、青
光はそれぞれ主光線408,410について平行な光と
して入射することからシリンドリカルレンズ415上緑
光と隣り合う位置に集光せしめられる。このような作用
を果たすカラーシェーディング除去手段である第一のレ
ンチキュラーシート413、第2のレンチキュラーシー
ト414と、その出射側には入射側にシリンドリカルレ
ンズ421を配し、他面は平面からなり、シリンドリカ
ルレンズ421の入射側には着色層422が設けられて
なる第3のレンチキュラーシート423が配置されてい
る。シリンドリカルレンズ421のピッチはシリンドリ
カルレンズ412、415に必ずしも一対一に対応する
必要はなく、ここではシリンドリカルレンズ412,4
15のピッチに対して十分小さく構成する。
【0031】このとき観察者側から最前面に配置された
第3のレンチキュラーシート423をみると実施の形態
1、2と同様に観察者側から強い外光が入射しても着色
層422に小さな入射角で入射下光は筐体内で吸収さ
れ、大きな入射角で入射した光は着色層422内で全反
射角により長い光路経て再度観察者側に射出されるが、
着色層422の光路中でほとんどの光は吸収されるため
再度戻る光はごくわずかとなる。従って環境に左右され
ることなく、常に締まった黒を提要する事が出来る。も
ちろん第3のレンチキュラーシート423に入射する各
色光ともおよそ主光線は平行になっているので射出され
る光の角度分布も同じになることから観察者にはカラー
シェーディングのない均一な色を再現した画像を提供で
きる。
【0032】以上に述べた構成にあるカラーシェーディ
ング除去手段である第一のレンチキュラーシート41
3、第2のレンチキュラーシート414は照明レンズ4
04、405、406の出射瞳像をシリンドリカルレン
ズ412によりシリンドリカルレンズ415上の異なる
位置に形成するが、このときの光源像(出射瞳像)はシ
リンドリカルレンズ415の幅(1ピッチ)内に収まる
ようにその厚みが決定されている。ちなみにレンズのピ
ッチが一定で厚みが薄くなれば各シリンドリカルレンズ
の焦点距離は短くなり、シリンドリカルレンズ415上
に形成される像は小さくできるが出射光の広がり角が大
きくなるので第3のレンチキュラーシート423でシリ
ンドリカルレンズ421で全反射されたり、希望する視
野角よりも角度が大きくなりすぎることから観察者は所
望の明るさを得られなくなってしまう。
【0033】一方レンズのピッチが一定で厚みが厚くな
れば各シリンドリカルレンズの焦点距離は長くなり、シ
リンドリカルレンズ415上に形成される像が大きくな
り、1つのシリンドリカルレンズ415に入らずにとな
りレンズに入射すれば迷光となり光損失となる。よって
照明レンズ404、405、406の出射瞳像の大きさ
とそれぞれの間隔とカラーシェーディング除去手段であ
るレンチキュラーシート413までの距離、シリンドリ
カルレンズ412、415のピッチと焦点距離、第3の
レンチキュラーシート423の入射角に対する光透過率
特性を把握して最も光利用特性の優れた構成を取ること
が望ましい。
【0034】さらにはシリンドリカルレンズ415に十
分小さく光源像を形成できればシリンドリカルレンズ4
15の隣り合うレンズ間に光吸収層であるブラックスト
ライプを形成すれば迷光による混色など画質劣化要因を
確実に除くことが出来る。
【0035】ここに示した第3のレンチキュラーシート
423は実施の形態1、2の構成と比べ比較的外光に対
してやや弱くなるが、実施の形態1の構成と比較して水
平と垂直の視野角を独立して設定することが出来る。ま
たこの構成では押し出し成形等で安価に製造できること
が最大の長所である。よってこの構成によれば特に画像
表示装置に明るさ余裕がない場合でも高画質化を比較的
安価に実現できる。
【0036】以上に述べた実施の形態ではCRTを用い
て画像表示を行っているが必ずしもこれにとらわれるこ
とはなく、液晶等のライトバルブを用いた構成において
も応用可能であることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば現在市場
で主流である3管式リアプロジェクターにおいて、カラ
ーシェーディング除去手段により異なる角度から光拡散
手段に入射してくる各色光を主光線がおよそ平行な光と
し、外光の影響を受けにくい光拡散手段に入射せしめる
ことにより、光利用効率を落とすことなく外光に強いプ
ロジェクターを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の全体構成図
【図2】実施の形態1のスクリーン周辺拡大図
【図3】実施の形態2の全体構成図
【図4】実施の形態2のスクリーン周辺拡大図
【図5】実施の形態3の全体構成図
【図6】実施の形態3のスクリーン周辺拡大図
【図7】従来の3管式プロジェクターの全体構成図
【図8】従来の3管式プロジェクターのスクリーン周辺
拡大図
【図9】従来のビーズタイプ拡散手段説明図
【図10】従来のブラックストライプ拡散手段説明図
【図11】従来の着色層拡散手段説明図
【符号の説明】
100、200、300、400、500、600 投
写型画像表示装置 101、201、301、401 赤色用CRT 102、202、302、402 緑色用CRT 103、203、303、403 青色用CRT 104、105、106、204、205、206、3
04、305、306、 404、405、406 照
明レンズ 207、307、407 画像表示装置 208、308、214、314、408、416 赤
光主光線 209、309、215、315、409、417 緑
光主光線 210、310、216、316、410、418 青
光主光線 107、211、311、411 フレネルレンズ 117、212、213、312、313、324、4
12、415、421シリンドリカルレンズ 217、218、317、318、419、420 緑
光 108、118、113、219、319、325、4
23 レンチキュラーシート 110 基板パネル 114 前面パネル 220、320 透明パネル 112、221 光吸収作用のある黒色の接着剤 111、222 ビーズ 223 開口部 224 ビーズタイプ拡散パネル 116、321 光拡散層 109、115、322 ブラックストライプ 323 接着剤 326 ブラックストライプタイプ拡散パネル 413 第一のレンチキュラーシート 414 第2のレンチキュラーシート 119、422 着色層
フロントページの続き (72)発明者 山口 博史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 池田 健一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H021 BA24 BA26 BA27 BA28 5C058 AA01 BA06 DA03 EA01 EA12 EA32 EA35 EA36 EA37 5C060 GA02 GB07 HC06 HC07 HC11 JA19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に応じて画像表示を行う画像表
    示装置と前記画像表示装置上の画像を拡大投写する照明
    レンズとからなり互いに水平方向に配置された3原色画
    像投写部と、前記3原色画像投写部によって投写された
    画像を映すように設けられた透過型スクリーンとを備え
    てなり、 前記透過型スクリーンは最も照明レンズ側にそれぞれ各
    色光の画像投写部からの角度を持った入射光をテレセン
    トリックな光に変換可能なコリメート手段と、その出射
    側に配置されており、入射面に水平方向の光を収束する
    入射側レンチキュラーレンズを備え出射面には前記収束
    光に対応した出射側レンチキュラーレンズを備えてなり
    前記コリメート手段を経た前記画像投写部からの各色光
    の主光線を互いに平行にして出射するカラーシェーディ
    ング除去手段と、さらにその出射側に配置されており透
    明な材料からなる微小ビーズが透明な材料からなる基盤
    シートの入射面上に配置され、基盤シートと微小ビーズ
    間の光透過部以外の基盤シートの入射面上を不透明な結
    合剤で覆われてなる光拡散手段と、からなることを特徴
    とする背面投写型画像表示装置。
  2. 【請求項2】 入力信号に応じて画像表示を行う画像表
    示装置と前記画像表示装置上の画像を拡大投写する照明
    レンズとからなり互いに水平方向に配置された3原色画
    像投写部と、前記3原色画像投写部によって投写された
    画像を映すように設けられた透過型スクリーンとを備え
    てなり、 前記透過型スクリーンは最も照明レンズ側にそれぞれ各
    色光の画像投写部からの角度を持った入射光をテレセン
    トリックな光に変換可能なコリメート手段と、その出射
    側に配置されており、入射面に水平方向の光を収束する
    入射側レンチキュラーレンズを備え出射面には前記収束
    光に対応した出射側レンチキュラーレンズを備えてなり
    前記コリメート手段を経た前記画像投写部からの各色光
    の主光線を互いに平行にして出射するカラーシェーディ
    ング除去手段と、さらにその出射側に配置されており入
    射面に水平方向の光を収束する入射側レンチキュラーレ
    ンズを備え、その結像位置あるいはその近傍以外の部分
    には光を吸収する特性を備えた材料からなるブラックス
    トライプ層と、拡散材料を含む材料からなる拡散パネル
    とからなる光拡散手段と、からなることを特徴とする背
    面投写型画像表示装置。
  3. 【請求項3】 入力信号に応じて画像表示を行う画像表
    示装置と前記画像表示装置上の画像を拡大投写する照明
    レンズとからなり互いに水平方向に配置された3原色画
    像投写部と、前記3原色画像投写部によって投写された
    画像を映すように設けられた透過型スクリーンとを備え
    てなり、 前記透過型スクリーンは最も照明レンズ側にそれぞれ各
    色光の画像投写部からの角度を持った入射光をテレセン
    トリックな光に変換可能なコリメート手段と、その出射
    側に配置されており、入射面に水平方向の光を収束する
    入射側レンチキュラーレンズを備え出射面には前記収束
    光に対応した出射側レンチキュラーレンズを備えてなり
    前記コリメート手段を経た前記画像投写部からの各色光
    の主光線を互いに平行にして出射するカラーシェーディ
    ング除去手段と、さらにその出射側に配置されており入
    射面に水平方向の光を収束するレンチキュラーレンズを
    備え、前記レンチキュラーレンズの少なくとも入射面の
    近傍に形成された着色層を備え、その基板材料は着色さ
    れていないかまたは前記着色層より薄く着色されている
    ことを特徴としてなる光拡散手段と、からなることを特
    徴とする背面投写型画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記透過型スクリーンのコリメート手段
    は透過型スクリーンから画像投写部までの距離におよそ
    等しい焦点距離のフレネルレンズシートであることを特
    徴とする請求項1、2または3記載の背面投写型画像表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記透過型スクリーンのカラーシェーデ
    ィング除去手段の入射側レンチキュラーレンズは3原色
    画像投写部の像を水平方向についておよそその水平方向
    のピッチ同等あるいは水平方向のピッチより小さく形成
    するような焦点距離の設定であり、出射レンチキュラー
    レンズはこの結像範囲を包括する水平方向の幅を有する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の背面投写
    型画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記透過型スクリーンのカラーシェーデ
    ィング除去手段の出射レンチキュラーレンズはおよそ入
    射側レンチキュラーレンズの結像位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3記載の背面投写型画
    像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記透過型スクリーンのカラーシェーデ
    ィング除去手段の出射レンチキュラーレンズはおよそ入
    射側レンチキュラーレンズまでの距離を焦点距離とする
    レンチキュラーレンズであることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の背面投写型画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記透過型スクリーンのカラーシェーデ
    ィング除去手段の入射側レンチキュラーレンズは3原色
    画像投写部の像を水平方向についておよそその水平方向
    のピッチより小さく形成するような焦点距離の設定であ
    り、出射レンチキュラーレンズはこの結像範囲を包括し
    ながらも入射側レンチキュラーレンズの水平方向の幅よ
    り狭い構成であり、隣り合う出射レンチキュラーレンズ
    間には光吸収剤が備えられていることを特徴とする請求
    項1、2または3記載の背面投写型画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記透過型スクリーンのカラーシェーデ
    ィング除去手段は片面に前記入射側レンチキュラーレン
    ズ、反対面には前記出射レンチキュラーレンズを備えた
    レンチキュラーシートであることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の背面投写型画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記光拡散手段の拡散パネルは透明な
    材料からなる平面パネルと入射面側に備えられた拡散層
    からなることを特徴とする請求項2記載の背面投写型画
    像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記光拡散手段のブラックストライプ
    層、拡散パネル間が密着されてなることを特徴とする請
    求項2記載の背面投写型画像表示装置。
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