JP2001133366A - 標準ガス発生装置 - Google Patents

標準ガス発生装置

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JP2001133366A JP31737799A JP31737799A JP2001133366A JP 2001133366 A JP2001133366 A JP 2001133366A JP 31737799 A JP31737799 A JP 31737799A JP 31737799 A JP31737799 A JP 31737799A JP 2001133366 A JP2001133366 A JP 2001133366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の液体材料を原料とする標準ガスを得
ることができ、しかも広い濃度範囲にわたって標準ガス
を連続的に得ることができる標準ガス発生装置を提供す
ること。 【解決手段】 液体を気化する気化装置1に対して、液
体材料LMの流量を測定する液体用流量計8を備えた液
体材料供給ライン2と、キャリアガスとしての機能をも
有する希釈ガスDG1 の流量を制御するガス流量制御器
14を備えた第1希釈ガスライン3とを並列的に接続す
るとともに、前記気化装置1に、それにおいて発生した
ガスGが前記希釈ガスDG1 とともに流れる発生ガスラ
イン4を接続し、この発生ガスライン4にガス流量制御
器19を設け、さらに、この発生ガスライン4のガス流
量制御器19より下流側に、希釈ガスDG2 の流量を制
御するガス流量制御器23を備えた第2希釈ガスライン
20を接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、標準ガス発生装
置に関し、特に、液体材料を気化して所望濃度の標準ガ
スを発生する装置に関する。
【0002】
【発明の背景】我が国においては、平成9年に、揮発性
有機化合物(VOC)の中で、特に発癌性の恐れがある
ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン
に対し、環境基準値が定められた。そのため、環境濃度
のモニタリングが必要になり、前記VOCを測定する分
析計を校正する標準ガスが必要になってきている。
【0003】
【従来の技術】前記標準ガスを調整する手法として、圧
希釈法や流量比混合法などが公知であるが、これらはい
ずれも原料として気体を使用している。これに対して、
液体材料を原料として所定の濃度の標準ガスを発生する
装置として、例えば、図7に概略的に示すものがある。
この図において、71は気化室で、その内部には、液体
材料72を収容し、上部に孔73を有する容器74が設
けられ、この容器74を適宜の加熱手段75で加熱し、
液体材料72を気化させてガス76が発生するように構
成されている。
【0004】そして、この気化室71の一方には、キャ
リアガスボンベ77、圧力調整器78、流量コントロー
ラ79、モレキュラーシーブス80を備えたキャリアガ
スライン81が接続されており、他方には、希釈器ライ
ン82を有する発生ガスライン83が接続され、さら
に、希釈用ガスボンベ84、圧力調整器85、流量コン
トローラ86、モレキュラーシーブス87を備えた希釈
ガスライン88が接続され、気化室71において生じた
ガス76が希釈ガスライン88によって供給される希釈
ガスと混合されて希釈され、所定の濃度のガスが得られ
るようにしてある。
【0005】なお、図7において、89は精密重量測定
器、90は信号処理装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の標準ガス発生装置においては、液体材料72を収容
した容器74を気化室71内に設け、容器74を加熱に
よって容器74内の液体材料72を気化させるだけであ
るため、気化量が気化室71内における蒸気圧に支配さ
れ、気化される量が少なく、このため、広い濃度範囲の
ガスを発生させることが困難である。そして、気化した
液体材料72が気化室71の内壁に吸着または付着し、
汚染の原因になる。また、液体材料72を交換した後、
気化室71内の温度や圧力などが安定するまでに時間を
要するとともに、多種類の液体材料を用いたガス発生に
は不向きである。
【0007】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、多種類の液体材料を原料とする
標準ガスを得ることができ、しかも広い濃度範囲にわた
って標準ガスを連続的に得ることができる標準ガス発生
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の標準ガス発生装置は、液体を気化する気
化装置に対して、液体材料の流量を測定する液体用流量
計を備えた液体材料供給ラインと、キャリアガスとして
の機能をも有する希釈ガスの流量を制御するガス流量制
御器を備えた第1希釈ガスラインとを並列的に接続する
とともに、前記気化装置に、それにおいて発生したガス
が前記希釈ガスとともに流れる発生ガスラインを接続
し、この発生ガスラインにガス流量制御器を設け、さら
に、この発生ガスラインのガス流量制御器より下流側
に、希釈ガスの流量を制御するガス流量制御器を備えた
第2希釈ガスラインを接続したことを特徴としている
(請求項1)。
【0009】上記構成よりなる標準ガス発生装置におい
ては、液体を気化する気化装置に対して、液体材料とキ
ャリアガスとしての機能をも有する希釈ガスとが導入さ
れる。この場合、気化装置が液体材料の流量を調整する
ことにより、所定量のガスが発生し、このガスは前記希
釈ガスによって発生ガスラインに導出されるとともに希
釈ガスによって希釈される。この場合、希釈ガスは流量
調整されているので、前記発生ガスは希釈ガスによって
適宜の濃度に希釈される(第1回希釈)。
【0010】前記発生ガスラインに導出された発生ガス
(第1回希釈後のガス)は、さらに、流量制御された希
釈ガスによって所定の濃度に希釈される(第2回希
釈)。
【0011】前記気化装置は、その内部に気液混合部お
よびノズル部が互いに近接して形成され、前記気液混合
部において液体材料を流量制御しながら希釈ガスと混合
し、このときの気液混合体を前記ノズル部から噴霧状態
で放出して液体材料を気化し、この気化によって発生し
たガスを前記希釈ガスとともに前記ノズル部の下流側の
ガス導出路から取り出すようにしてあってもよく(請求
項2)、このようにした場合、液体材料と希釈ガスと
を、液体流量制御機能を備えた気化装置内の気液混合部
において流量制御しながら混合し、この気液混合体をノ
ズル部から効率よく噴霧することができ、液体材料を効
率よくしかも安定した状態で気化することができる。
【0012】また、気化装置に導入される液体材料の流
量は、液体用流量計の出力または発生ガスラインに設け
られる気体用流量計の出力に基づいて制御されるように
してあってもよい(請求項3)。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。図1は、この発明の標準ガス発
生装置の全体構成を概略的に示すもので、この図におい
て、1は液体流量制御機能を備えた気化装置(その構成
は、後で詳しく説明する)である。この気化装置1に
は、液体材料LMを気化装置1に供給する液体材料供給
ライン2と、キャリアガスとしても機能する希釈ガス
(以下、第1希釈ガスという)DG 1 を気化装置1に供
給する第1希釈ガスライン3とが互いに並列的に接続さ
れるとともに、気化装置1において発生したガスGが第
1希釈ガスDG1 とともに流れる発生ガスライン4が接
続されている。
【0014】そして、前記液体材料供給ライン2は、次
のように構成されている。すなわち、5は液体材料供給
ライン2に設けられる原料タンクで、その内部には液体
材料LMが液密に収容され、その上流側には、レギュレ
ータ6を有する不活性ガス供給管7が接続されている。
そして、N2 、He、Arなどの不活性ガスIGが原料
タンク5内の上部空間に供給されることにより、液体材
料LMが液体材料供給ライン2に押し出されるように構
成されている。8は開閉弁9を介して原料タンク5の下
流側に設けられる液体マスフローメータとしての液体用
流量計で、原料タンク5側から流れてくる液体材料LM
の流量を計測するものである。この液体用流量計8とし
て例えば公知の液体マスフローメータを用いることがで
きる。そして、この液体用流量計8の検出結果は、装置
全体を制御したり、検出信号などに基づいて演算を行う
装置制御部10に送出される。なお、11は液体用流量
計8と気化装置1との間に介装される開閉弁である。
【0015】また、前記第1希釈ガスライン3は、次の
ように構成されている。すなわち、第1希釈ガスライン
3の上流側には、希釈ガス供給源(図示していない)が
設けられており、例えば、N2 、He、Arなどの不活
性ガスのいずれかを第1希釈ガスDG1 として供給する
もので、その下流側には、開閉弁(図示していない)を
介してレギュレータ12が設けられ、さらに、開閉弁1
3を介して希釈用マスフローコントラーラとしての気体
用流量制御装置14が設けられている。この気体用流量
制御装置14は、気化装置1に対して供給される第1希
釈ガスDG1 が所定量になるように制御するもので、装
置制御部10からの制御信号に基づいて開度が調節され
る。この気体用流量制御装置14として例えば公知の気
体マスフローコントローラを用いることができる。な
お、15は気体用流量制御装置14と気化装置1との間
に介装される開閉弁である。
【0016】前記発生ガスライン4は、次のように構成
されている。この発生ガスライン4には、気体用流量計
16が介装され、その下流側には排気ライン17が分岐
接続されている。そして、気体用流量計16は、気化装
置1からのガス(後述するように、液体材料LMが気化
して生じたガスGと第1希釈ガスDG1 との混合ガス)
KG1 の流量を計測するもので、その計測結果は装置制
御部10に送られる。この気体用流量計16として例え
ば公知のガスマスフローメータを用いることができる。
また、排気ライン17には分岐接続点近傍に開閉弁18
が設けられ、その下流側は適宜のガス処理部(図示して
いない)に接続されている。そして、前記排気ライン1
7と分岐した発生ガスライン4には、サンプリング用マ
スフローコントローラとしての気体用流量制御装置19
が介装されている。この気体用流量制御装置19は、前
記混合ガスKG1 のうちの所定量をサンプリングするも
ので、装置制御部10からの制御信号に基づいて開度が
調節される。この気体用流量制御装置19として例えば
公知の気体マスフローコントローラを用いることができ
る。
【0017】20は第2希釈ガスラインで、その下流側
が発生ガスライン4の気体用流量制御装置19の下流側
の点4aにおいて合流している。この第2希釈ガスライ
ン20は、その上流側に希釈ガス供給源(図示していな
い)が設けられており、例えば、N2 、He、Arなど
の不活性ガスのいずれかを第2希釈ガスDG2 として供
給するもので、その下流側には、開閉弁(図示していな
い)を介してレギュレータ21が設けられ、さらに、開
閉弁22を介して希釈用マスフローコントローラとして
の気体用流量制御装置23が設けられている。この気体
用流量制御装置23は、発生ガスライン4を流れるガス
KG1 に対して供給される第2希釈ガスDG2 が所定量
になるように制御するもので、装置制御部10からの制
御信号に基づいて開度が調節される。この気体用流量制
御装置23として例えば公知の気体マスフローコントロ
ーラを用いることができる。第2希釈ガスライン20と
合流した発生ガスライン4の下流側は、発生口(図示し
ていない)に接続されている。
【0018】次に、前記気化装置1の具体的構造につい
て、図2〜図5を参照しながら説明する。まず、図2に
おいて、24は例えば直方体形状の本体ブロックで、ス
テンレス鋼などのように耐熱性および耐腐食性に富む素
材よりなる。この本体ブロック24の内部には、3つの
流路25,26,27が形成されている。
【0019】前記流路25は、液体材料LMを後述する
気液混合部41に導入するもので、この液体材料導入路
23は、その一端が本体ブロック24の左側面に開口
し、他端が本体ブロック24の上面に開口するよう、逆
L字型を呈している。そして、流路26は、第1希釈ガ
スDG1 を気液混合部41に導入するもので、この希釈
ガス導入路26は、その一端が本体ブロック24の右側
面に開口し、他端が本体ブロック24の上面に開口する
よう、L字型を呈している。また、流路27は、ガス導
出路として機能するもので、このガス導出路27は、そ
の一端が本体ブロック24の下面に開口し、他端が本体
ブロック24の適宜位置までほぼ一直線に形成され、そ
の上端側は後述するノズル部43を介して気液混合部4
1に連なっている。
【0020】さらに、図2において、28は本体ブロッ
ク24全体を加熱するヒータで、例えばカートリッジヒ
ータよりなり、ガス導出路27の近傍に着脱自在に内蔵
されている。29は本体ブロック24の温度を検出する
温度センサとしての熱電対である。
【0021】そして、図2において、30,31は本体
ブロック24の左右の側面にシール部材32を介して着
脱自在に設けられる接続ブロックで、各ブロック30,
31には、液体材料導入路25、第1希釈ガス導入路2
6とそれぞれ連通する流路30a,31aが形成されて
おり、液体材料導入路25、希釈ガス導入路26のそれ
ぞれがブロック30,31を介して外部の液体材料供給
ライン2、第1希釈ガス供給ライン3と接続されるよう
になっている。なお、図2においては、ガス導出路25
と外部の発生ガスライン4との接続構造については示し
てないが、適宜の接続部材を用いて所定の接続が行われ
ることはいうまでもない。
【0022】次に、上記本体ブロック24の上面におけ
る構成を、図2〜図4を参照しながら説明する。図2に
おいて、33は弁ブロックで、本体ブロック24の上面
24aにOリング34を介して載置され、例えばステン
レス鋼などのように熱伝導性および耐腐食性の良好な素
材からなる。この弁ブロック33と前記上面24aとの
間に、液体流量制御機能を有するバルブ35が形成され
る。すなわち、弁ブロック33の内部空間36に、ダイ
ヤフラム37がばね38によって常時上方に付勢される
ようにして設けられている。
【0023】ここで、前記本体ブロック24の上面24
aにおける構成を、図3および図5を参照しながら説明
すると、39は前記上面24aのほぼ中央部に形成され
るバルブシートで、二つの環状の隔壁39a,39bよ
りなり、ダイヤフラム37とともにバルブ35を構成す
るものである。そして、両バルブシート39a,39b
によって囲まれた平面視環状の凹部40は、液体材料導
入路25の下流側の開口25aを含むように形成され、
液流路として機能する。
【0024】また、内側のバルブシート39aによって
囲まれた平面視円形の凹部39には、図5に示すよう
に、その直径上に第1希釈ガス導入路26の下流側の開
口26aと、ガス導出路27への孔42とが開設される
とともに、これらの開口26aおよび孔42を含む浅い
細長い溝43が形成されており、開口26aから流入す
る第1希釈ガスDG1 と、内側のバルブシート39aと
ダイヤフラム37との間の隙間から流入する液体材料L
Mとが混合されるように構成され、気液混合部として機
能する。
【0025】そして、44は前記孔42とガス導出路2
7との間に形成されるノズル部で、このノズル部44
は、その直径および長さはかなり小さく、例えば直径は
0.8mm以下、長さは1.0mm以下である。また、
このノズル部44は、気液混合部41とできるだけ近接
して設けるのがよい。そして、このノズル部44におい
ては、気液混合部41において生じた気液混合体Mが噴
霧状態にしてガス導出路27に放出され、これにより、
気液混合体Mに含まれる液体材料LMがガス化され、こ
のガスは第1希釈ガスDG1 と混合して混合ガスKGと
なる。
【0026】なお、図3において、45は外側のバルブ
シート39b外側に形成されるOリング溝で、前記Oリ
ング34が装填される。
【0027】そして、前記ダイヤフラム37は、耐熱性
および耐腐食性が良好かつ適当な弾性を有する素材より
なり、図4(A),(B)に示すように、軸部37aの
下方にバルブシート39の上面と当接または離間する弁
部37bが形成されるとともに、この周囲に薄肉部37
cを備え、さらに、この薄肉部37cの周囲に厚肉部3
7dを備えてなるもので、常時はばね38によって上方
に付勢されることにより、弁部37bがバルブシート3
9aからは離間しているが、軸部37aに下方向への押
圧力が作用すると、弁部37bがバルブシート39aと
当接する方向に変移するように構成されている。
【0028】46はダイヤフラム37を下方に押圧して
これを歪ませるアクチュエータで、この実施の形態にお
いては、弁ブロック33の上部に立設されたハウジング
47内に複数の圧電素子を積層してなるピエゾスタック
48を設け、このピエゾスタック48の下方の押圧部4
9をダイヤフラム37の軸部37aに当接させたピエゾ
アクチュエータに構成されている。
【0029】次に、上述のように構成された標準ガス発
生装置の動作について説明する。不活性ガスIGとして
のHeガスを原料タンク5に供給すると、原料タンク5
内の液体材料LMが加圧され、液体材料LMは液体材料
供給ライン2を気化装置1方向に流れる。この液体材料
LMの流量は、液体流量計8で計測され、この計測結果
は、装置制御部10に入力される。そして、前記液体材
料LMは、気化装置1内に導入される。そして、液体流
量設定信号に応じた流量となるように、装置制御部10
から制御信号が気化装置1に送られる。これにより、ピ
エゾアクチュエータ46が動作して、バルブ35の開度
を調整する。これにより、気化装置1内に導入された液
体材料LMは、図3に示すように、液体材料導入路25
を経て液流路40に至り、さらに、図3および図5に示
すように、液流路40からバルブシート39aとダイヤ
フラム37の弁部37bとの隙間を経て、適宜の温度に
なっている気液混合部41に入る。
【0030】一方、第1希釈ガスライン3には、図示し
ていない希釈ガス供給源からの第1希釈ガスDG1 (例
えばN2 ガス)が流れ、この第1希釈ガスDG1 は、気
体用流量制御装置14において流量制御されて気化装置
1方向に送られ、この気化装置1内の気液混合部41に
送られる。気化装置1内に導入された第1希釈ガスDG
1 は、図3に示すように、第1希釈ガス導入路26を経
て気液混合部41に入る。
【0031】前記気液混合部41に入った液体材料LM
と第1希釈ガスDG1 は互いに混合される。特に、気液
混合部41に細長い溝43が形成されており、液体材料
LMがこの溝43に流れこみながら第1希釈ガスDG1
と混合されるので、両者LM,DG1 が十分に混ざり合
った気液混合体Mとなる。
【0032】そして、前記気液混合体Mは、気液混合部
41の孔42を経てノズル部44からガス導出路27に
向けて放出される。このとき、気液混合体Mのなかの液
体材料LMが気化されてガスGとなる。この気化ガスG
は、気液混合体M中の第1希釈ガスDG1 と混合する。
つまり、液体材料LMが気化して発生したガスGは、第
1希釈ガスDG1 によって希釈され、混合ガスKG1
なってガス導出路27を下流側に流れていく。このと
き、ガス導出路27は、ヒータ28によって加熱されて
いるので、結露が生ずることはない。
【0033】そして、前記混合ガスKG1 は、ガス導出
路27の下流側の発生ガスライン4を流れ、気体用流量
計16を経て下流側に流れる。混合ガスKG1 の流量
は、気体用流量計16で計測され、この計測結果は、装
置制御部10に入力される。そして、発生ガスライン4
には、その開度が装置制御部10からの指令によって設
定される気体用流量制御装置19が設けられているの
で、この気体用流量制御装置19によってサンプリング
される所定量の混合ガスKG1 が発生ガスライン4を下
流側に流れ、余剰の混合ガスKG1 は、排気ライン17
に導かれ、適宜処理される。
【0034】そして、前記気体用流量制御装置19を経
た混合ガスKG1 は、さらに、発生ガスライン4を下流
側に流れ、発生ガスライン4と第2希釈ガスライン20
の合流点4aに至る。この第2希釈ガスライン20に
は、図示していない希釈ガス供給源からの第2希釈ガス
DG2 (第1希釈ガスDG1 と同じガス、つまり、N2
ガス)が流れており、この第2希釈ガスDG2 は、装置
制御部10からの指令によって制御された気体用流量制
御装置23において流量制御されて、前記合流点4a方
向に送られる。その結果、合流点4aにおいては、混合
ガスKG1 と第2希釈ガスDG2 とが合流し、混合ガス
KG1 は第2希釈ガスDG2 によって希釈され、混合ガ
スKG2 となる。この混合ガスKG2 は、N2 ガスによ
る2回にわたる希釈により、所定濃度の標準ガスとなっ
ており、発生ガスライン4の下流側の発生口(図示して
いない)方向に流れていく。
【0035】次に、上述した標準ガス発生装置によっ
て、液体材料としてのオクタフルオロシクロペンテン
(C5 6 )を気化した例について、数値を挙げて説明
する。液体状態のオクタフルオロシクロペンテンを所定
の温度に保持された気化装置1に供給することにより、
上述したように、オクタフルオロシクロペンテンが気化
して、標準ガスGが発生し、その流量は0℃換算で2c
c/minとなる(以下、0℃換算の流量をSCCMと
表記する)。この場合、気化装置1には、第1希釈ガス
DG1 としてN2 ガスが流量制御されて供給されてお
り、このN2 ガスによる1回目の希釈により濃度が1/
5000の標準ガスとなる。
【0036】そして、前記希釈された標準ガスを、気体
用流量制御装置19によって10SCCMサンプリング
し、第2希釈ガスDG2 としてのN2 ガス(これは気体
用流量制御装置23によって所定流量となるようにして
ある)によって2回目の希釈を行ってさらに濃度を1/
2000希釈することにより、0.2ppmの標準ガス
が得られた。この場合、1回希釈の標準ガスを100S
CCMサンプリングすると、2ppmの標準ガスが得ら
れる。
【0037】図6は、上記標準ガス発生装置によって、
0.2〜2ppmのオクタフルオロシクロペンテンの標
準ガスを発生させたときの発生濃度と波数1000.5
9cm-1における吸光度との関係を示すもので、相関係
数の2乗が0.9995となり、非常に直線性に優れた
標準ガスが得られることがわかる。
【0038】以上説明したように、この発明の標準ガス
発生装置によれば、広い濃度範囲にわたって標準ガスを
連続的に得ることができる。そして、多種類の液体材料
を原料とする標準ガスを得る場合、液体材料を取り替え
るだけでよく、冒頭に掲げた従来装置のような不都合が
生ずることはない。
【0039】そして、上述の実施の形態においては、液
体流量制御機能を備えた気化装置1内に形成した気液混
合部41において、液体材料LMを流量制御しながら第
1希釈ガスDG1 と混合し、このときの気液混合体M
を、気液混合部41に近接するノズル部44から噴霧状
態で放出して液体材料LMを気化するようにしているの
で、良好に混合された状態の気液混合体Mをノズル部4
4から放出することができ、気液混合体M中の液体材料
LMを効率よくしかも安定した状態で気化することがで
きる。
【0040】また、上記実施の形態においては、気化装
置1における液体材料LMの流量制御を、液体用流量計
8の出力に基づいて行うようにしているので、気液混合
部41に対して液体材料LMを最適量供給することがで
きる。
【0041】この発明は、上述の実施の形態に限られる
ものではなく、種々に変形して実施することができる。
すなわち、液体材料導入路25や第1希釈ガス導入路2
6は、必ずしも鉤型状に形成する必要はなく、ストレー
トであってもよい。そして、ヒータ28はプレートヒー
タであってもよく、ヒータ28による加熱温度は、液体
材料LMの種類などに応じて適宜設定できる。また、こ
のヒータ28は、本体ブロック24の気液混合部41や
ガス導出路27の近傍を加熱できるようにしてあればよ
く、特に、ノズル部44から液体材料LMを噴霧状態で
放出することによってガスを好適に生成できる程度にし
てあればよい。
【0042】そして、気化装置1における液体材料LM
の流量制御を、発生ガスライン4に設けられた気体用流
量計16の出力に基づいて行うようにしてもよく、この
ようにした場合、より精度よく液体材料LMの流量を制
御することができる。
【0043】また、アクチュエータ46として、電磁式
のものやサーマル式のものを用いてもよい。
【0044】さらに、液体材料LMは、常温常圧で液体
状態であるものに限られるものではなく、常温常圧で気
体であっても適宜加圧することにより常温で液体となる
ようなものであってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、気化装置、液体マスフローメータ、希釈用マスフロ
ーコントローラ、サンプリング用マスフローコントロー
ラを組み合わせてなるものであり、多種類の液体材料を
原料とする標準ガスを確実に得ることができ、しかも広
い濃度範囲にわたって標準ガスを連続的に得ることがで
きる。そして、前記各部材の組み合わせにより、pp
b、pptレベルといった非常に低濃度の標準ガスを精
度よく確実に発生させることができるため、特に、揮発
性有機化合物の標準ガスの発生に適している。
【0046】そして、請求項2のように構成した場合、
液体材料と希釈ガスとを、液体流量制御機能を備えた気
化装置内の気液混合部において流量制御しながら混合
し、この気液混合体をノズル部から効率よく噴霧するこ
とができ、液体材料を効率よくしかも安定した状態で気
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る標準ガス発生装置の全体構成を
概略的に示す図である。
【図2】前記標準ガス発生装置における気化装置の一例
を示す縦断面図である。
【図3】前記気化装置における要部の構成を示す縦断斜
視図である。
【図4】前記気化装置の動作説明図で、(A)はバルブ
の閉状態を示す図、(B)はバルブの開状態を示す図で
ある。
【図5】前記気液混合部の動作説明図である。
【図6】0.2〜2ppmのオクタフルオロシクロペン
テンの標準ガスを発生させたときの発生濃度と波数10
00.59cm-1における吸光度との関係を示す図であ
る。
【図7】従来の標準ガス発生装置を概略的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1…気化装置、2…液体材料供給ライン、3…第1希釈
ガスライン、4…発生ガスライン、8…液体用流量計、
14…ガス流量制御器、16…気体用流量計、19…ガ
ス流量制御器、20…第2希釈ガスライン、23…ガス
流量制御器、27…ガス導出路、41…気液混合部、4
4…ノズル部、LM…液体材料、DG1,DG2 …希釈
ガス、G…気化ガス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を気化する気化装置に対して、液体
    材料の流量を測定する液体用流量計を備えた液体材料供
    給ラインと、キャリアガスとしての機能をも有する希釈
    ガスの流量を制御するガス流量制御器を備えた第1希釈
    ガスラインとを並列的に接続するとともに、前記気化装
    置に、それにおいて発生したガスが前記希釈ガスととも
    に流れる発生ガスラインを接続し、この発生ガスライン
    にガス流量制御器を設け、さらに、この発生ガスライン
    のガス流量制御器より下流側に、希釈ガスの流量を制御
    するガス流量制御器を備えた第2希釈ガスラインを接続
    したことを特徴とする標準ガス発生装置。
  2. 【請求項2】 気化装置が、その内部に気液混合部およ
    びノズル部が互いに近接して形成され、前記気液混合部
    において液体材料を流量制御しながら希釈ガスと混合
    し、このときの気液混合体を前記ノズル部から噴霧状態
    で放出して液体材料を気化し、この気化によって発生し
    たガスを希釈ガスとともに前記ノズル部の下流側のガス
    導出路から取り出すようにしてある請求項1に記載の標
    準ガス発生装置。
  3. 【請求項3】 気化装置に導入される液体材料の流量
    が、液体用流量計の出力または発生ガスラインに設けら
    れる気体用流量計の出力に基づいて制御されるようにし
    てある請求項1または2に記載の標準ガス発生装置。
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