JP2001132911A - アーク炉用廃プラスチックの吹き込み方法及び廃プラスチック燃焼バーナ - Google Patents

アーク炉用廃プラスチックの吹き込み方法及び廃プラスチック燃焼バーナ

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JP2001132911A
JP2001132911A JP31843899A JP31843899A JP2001132911A JP 2001132911 A JP2001132911 A JP 2001132911A JP 31843899 A JP31843899 A JP 31843899A JP 31843899 A JP31843899 A JP 31843899A JP 2001132911 A JP2001132911 A JP 2001132911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数mm〜十数mm程度の経済的な大きさの廃
プラスチックを使用しつつ、且つバーナ内での廃プラス
チックの燃焼率を向上し、その燃焼によって得られた熱
を有効にスクラップの溶解に利用することが可能なアー
ク炉用廃プラスチック燃焼バーナの提供。 【解決手段】 バーナブロック10の中央部にスクラッ
プのカッティング用の酸素流路13を、その外周に燃料
流路11と燃料燃焼用の酸素流路12、またバーナブロ
ック10の先端からアーク炉の炉壁間に燃焼筒14を備
え、スクラップカッティング用の酸素流れ17と、その
周囲の燃料18および酸素19によって形成される高温
の火炎16とが形成する空間に廃プラスチックを吹き込
むように燃焼筒14内に廃プラスチック吹き込み口15
を設けたことを特徴とするアーク炉用廃プラスチック燃
焼バーナ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料の溶解、
溶融金属の精錬に使用されるアーク炉の炉壁、炉蓋に設
けられる廃プラスチック燃焼バーナに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業廃棄物あるいは一般廃棄物と
して廃棄される廃プラスチックが増加の一途をたどって
いる。一方、地球規模での環境保全の大きなテーマとし
て、炭酸ガス削減への要求が高まっており、廃プラスチ
ックを従来の単純焼却や埋め立てで処理するのではな
く、素材あるいは熱源としてリサイクルすることに取り
組むケースが増えている。特に、現状の廃プラスチック
が多種類のプラスチックが混在する状況にある中で、処
理コスト面からサーマル・リサイクルが注目され、多く
の工業炉で廃プラスチックのサーマル・リサイクルの実
用化、あるいは実用化研究がなされており、廃プラスチ
ックを効率的に燃焼させるためのバーナ構造が種々提案
されている。
【0003】例えば、特開平7−71728号公報にお
いては、粒径1mm以下の廃プラスチックの粉体を吹き
込むノズルの外周に液体燃料を噴霧するノズルを配置す
ることで、廃プラスチックの粉体を確実に着火・安定燃
焼させるバーナ構造が提案されている。また、特開平1
0−185115号公報においては、従来技術として、
着火バーナから供給される燃料用の一次燃焼空気によっ
て、細粒化された1〜2mm程度の金属線被覆の廃プラ
スチックを円筒形の燃焼筒にその内部で旋回流を生じる
ように噴出し、さらに二次燃焼空気を吹き込むことで、
廃プラスチックを燃焼させて焼却炉に噴出する方法が提
案されている。しかしこの方法によれば、前記燃焼筒を
構成する耐火物が廃プラスチックの燃焼で過熱されるた
めに、それを防ぐべくバーナ後端から焼却炉内に直線的
に金属線被覆の廃プラスチックを噴出するノズルと、そ
の周囲に着火用バーナを設けて廃プラスチックを燃焼さ
せる改良技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に提案されて
いるバーナはいずれも1〜2mm程度の粉状の廃プラス
チックを吹き込みの対象としているが、一般に廃プラス
チックを1〜2mm程度に粉砕加工すると加工費がかか
り、さらに嵩比重が小さくなり輸送費がかかるために、
熱源として廃プラスチックを利用するメリットが小さく
なってしまうという問題がある。廃プラスチックのサー
マル・リサイクルによって十分なコストメリットを享受
しようとする場合には、吹き込みに利用する廃プラスチ
ックのサイズが数mm〜十数mm程度とすることが望ま
しい。
【0005】また、上記バーナは廃棄物焼却炉などのバ
ーナ前面の炉内側に空間が存在する炉で使用することを
前提としている。このため、特開平7−71728号公
報で提案されているバーナではバーナ自体に燃焼室を有
しておらず、特開平10−185115号公報の改良技
術のバーナではその記載内容にあるごとく、噴出ノズル
から吹き込まれる廃プラスチックはバーナ内で十分に燃
焼する必要はなく、ある割合の廃プラスチックが炉内で
燃焼する構造とすることによって、バーナの燃焼筒の耐
火物を保護することが提案されている。
【0006】このように、従来より廃プラスチック燃焼
バーナについては、種々の構造が提案されているが、ほ
とんど焼却炉に採用されているもので、アーク炉に採用
されているものはほとんど提案されていない。
【0007】アーク炉では原料であるスクラップを炉内
に充満する形で投入し、主として炉の中央部で発生させ
るアークのエネルギでスクラップを溶解し、アーク発生
部から遠い炉壁近傍のスクラップの溶解を補助するため
に、油や気体燃料の燃焼バーナが利用されている。した
がって、バーナ前面にはスクラップが存在することが前
提で、特にスクラップの溶解初期の段階では、バーナ前
面にはほとんど空間が存在しない。このような状態下
で、上記公報に提案されているような廃プラスチック燃
焼バーナを油や気体燃料のバーナの代替として使用する
と、特に廃プラスチックの流量とそれを搬送するための
空気等の気体の流量が多くなると、バーナ中央部から噴
出する廃プラスチックと搬送ガスが燃料の燃焼によって
形成される火炎と接触しないまま吹き抜ける状態とな
り、燃焼されないか又は加熱されただけの廃プラスチッ
クが、炉壁近傍のスクラップに衝突して跳ね返り、水
冷の炉壁に付着した後に燃焼する、あるいは炉壁近傍
のスクラップと水冷の炉壁のわずかな空間を通って炉か
ら集塵されてしまうために燃焼熱がスクラップの溶解に
十分寄与しないという問題が発生する。また当然のこと
ではあるが、数mm〜十数mm程度の経済的な大きさの
廃プラスチックを吹き込む場合には、その燃焼速度が遅
いために上述の燃焼熱の利用効率が一層低下することと
なる。
【0008】さらには、特開平10−185115号公
報の従来技術において、着火バーナから供給される燃料
用の一次燃焼空気によって、細粒化された1〜2mm程
度の金属線被覆の廃プラスチックを円筒形の燃焼筒にそ
の内部で旋回流を生じるように噴出し、さらに二次燃焼
空気を吹き込むことで廃プラスチックを燃焼させて焼却
炉に噴出する方法が提案されている。しかしこの方法で
は、燃焼筒に噴出した廃プラスチックはそのほとんどが
燃焼されるものの、旋回流れに沿ってガス化し、燃焼筒
の内壁近傍で燃焼するために、燃焼筒内壁を構成する耐
火物が廃プラスチックの燃焼で過熱されてしまうという
問題がある。
【0009】また、上記従来技術のバーナでは、燃焼用
として空気を利用し、大きな空間内で廃プラスチックを
完全に燃焼することになり、炉の周囲に十分なスペース
を確保することが困難なアーク炉には適用できない。
【0010】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、数mm〜十数mm程度の経済的
な大きさの廃プラスチックを使用しつつ、且つバーナ内
での廃プラスチックの燃焼率を向上し、その燃焼によっ
て得られた熱を有効にスクラップの溶解に利用すること
が可能なアーク炉用廃プラスチック燃焼バーナを提供す
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央部にスク
ラップカッティング用酸素を噴出する流路13を配置
し、その周囲に燃料を噴出する流路11と燃料燃焼用の
酸素を噴出する流路12を配置したバーナを用い、該バ
ーナの噴出口先端とアーク炉炉室との間に燃焼空間20
を設け、前記燃焼空間20内において、前記燃料の噴出
流18とそれと隣り合う燃焼用の酸素の噴出流19間、
あるいは互いに隣り合う燃焼用の酸素の噴出流19間に
廃プラスチックを吹き込むことを特徴とするアーク炉用
廃プラスチックの吹き込み方法であり、中央部にスクラ
ップカッティング用酸素を噴出する流路13を配置し、
その周囲に燃料を噴出する流路11と燃料燃焼用の酸素
を噴出する流路12を配置したバーナブロック10と、
該バーナブロック10の噴出口先端とアーク炉炉室との
間にあって内部が燃焼空間20となる燃焼筒14と、前
記燃焼筒14内において前記燃料の噴出流18とそれと
隣り合う燃焼用の酸素の噴出流19間、あるいは互いに
隣り合う燃焼用の酸素の噴出流19間に廃プラスチック
を吹き込む吹き込み口15を設けたことを特徴とするア
ーク炉用廃プラスチック燃焼バーナである。また前記廃
プラスチック吹き込み口15を前記燃焼筒14内に1個
ないしは複数個設けたことを特徴とする上記バーナを採
用することにより上記問題点を解決するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、アーク炉の縦断面図であ
り、本発明の廃プラスチック燃焼バーナ8を炉壁に取り
付けた実施例を示している。図2(a)は、本発明の廃
プラスチック燃焼バーナの切断断面図であり、図2
(b)がそのA−Aの矢視であってバーナブロック10
の噴出口先端を示した図、図2(c)が同じくB−Bの
矢視であって燃焼筒14内の各ガスの流路と廃プラスチ
ックの吹き込み口15を示した図である。
【0013】一般に、アーク炉は炉体1とアーク4を発
生するための可動電極2が貫通する炉蓋3で構成されて
おり、炉体1及び炉蓋3にはアーク4による熱に耐え得
るよう水冷構造のバネル5が取り付けられている。ま
た、炉蓋3には炉内で発生するガスを吸引するためのダ
クト6が設けられる。
【0014】アーク炉では原料であるスクラップ7を炉
内に充満する形で投入し、炉の中央部で発生させるアー
ク4のエネルギでスクラップ7を溶解する。また、アー
ク4の発生部から遠い炉壁近傍のスクラップの溶解を補
助するために、従来から油や気体燃料の燃焼バーナが設
置されており、図1では油や気体燃料の燃焼バーナの代
わりに、廃プラスチック燃焼バーナ8を設置した状態を
示している。スクラップ7を溶解している時、特に溶解
の初期段階ではバーナ8の前面にはスクラップ7が存在
し、バーナ8とスクラップ7の間の空間9は極めて小さ
い状態にある。こうした状態の下で、吹き込んだ廃プラ
スチックが燃焼されないか又は加熱されただけで、炉
壁近傍のスクラップ7に衝突して跳ね返り、炉壁のパネ
ル5に付着した後に燃焼する、あるいは炉壁近傍のス
クラップ7と炉壁のパネル5のわずかな空間を通ってダ
クト6から吸引されてしまわないように、バーナ8の内
部で極力廃プラスチックを燃焼し、その熱をスクラップ
の溶解に十分に利用することが重要である。
【0015】図2(a)は本発明の廃プラスチック燃焼
バーナをアーク炉炉体1の側壁に設置したものである。
図2(a)において、中央部にスクラップカッティング
用の酸素流路13を設け、その周囲に複数個の燃料流路
11と燃料燃焼用の酸素流路12を配置して、バーナブ
ロック10を形成している。図2(b)に示す場合にお
いては、中央部のスクラップカッティング用酸素流路1
3の周りに、燃料流路11と酸素流路12が交互に配置
されている。このバーナブロック10は、燃焼筒14を
介してアーク炉の側壁に配置している。バーナブロック
10の噴出口先端と炉室との間には、燃焼筒14に囲ま
れた燃焼空間20が形成される。燃焼筒14には廃プラ
スチックを吹き込む吹き込み口15を設けている。
【0016】このバーナの燃焼空間20内には、中央部
にスクラップカッティング用の酸素流れ17が形成され
る。燃料流路11から噴出した燃料は燃焼筒14の燃焼
空間20内で燃料噴出流18となり、酸素流路12から
噴出した酸素は燃焼空間20内で酸素噴出流19とな
り、両噴流は混合して火炎16を発生する。
【0017】図2(c)に示すように、廃プラスチック
吹き込み口15は、燃焼筒14内において、燃料の噴出
流18とそれと隣り合う燃焼用の酸素の噴出流19間、
あるいは互いに隣り合う燃焼用の酸素の噴出流19間に
廃プラスチックを吹き込むように設けられる。燃焼筒1
4内においてプラスチック吹き込み口15から燃料噴出
流18と酸素噴出流19の間に吹き込まれた廃プラスチ
ック21は、火炎16とスクラップカッティング用の酸
素流れ17の間に形成されている空間に入り、噴流内で
均一に撹拌されて高温の火炎に包まれて効率的に燃焼す
ることが可能となる。
【0018】図2(c)では複数の廃プラスチック吹き
込み口15を各々独立に設置しているが、スペース上の
制約等がある場合には燃焼筒14の廻りに分配ヘッダー
を設け、ヘッダーに設ける複数の支管から廃プラスチッ
クを吹き込むこともできる。図2(b)は、燃料流路1
1と酸素流路12が交互に配置された例を示している
が、燃料とその燃焼用酸素が十分に混合され、火炎16
が安定的に形成されれば、配置はこの限りではない。例
えば、燃料流路11がスクラップカッティング用の酸素
流路13の外側に、さらにその外周に酸素流路12を配
置してもよい。また、スクラップカッティング用の酸素
流路13については、その噴出口がストレートに形成さ
れた例を示しているが、酸素によるスクラップのカッテ
ィング能力を向上する目的で、噴出口の形状をラバール
ノズルとしてもよい。
【0019】以上のように、本発明においては廃プラス
チックは燃焼筒14の燃焼空間20内において吹き込ま
れるので、燃焼空間20におけるバーナブロック10の
前方中央部に形成されるスクラップカッティング用の酸
素流れ17と、その周囲の燃料およびその燃焼用の酸素
によって形成される高温の火炎16とが形成する空間に
入り、廃プラスチックのサイズが数mm〜数十mmであ
っても、燃焼筒14内で効率よく燃焼される。
【0020】
【発明の効果】本発明の効果は、次のとおりである。本
発明による廃プラスチック燃焼バーナにおいては、バー
ナの後端部に設けられるバーナブロックの中央部から噴
出されるスクラップカッティング用の酸素流れと、その
周囲の燃料およびその燃焼用の酸素によって形成される
高温の火炎とが形成する空間に、燃焼筒から噴出された
廃プラスチックが燃料流路から噴出する燃料の噴出流と
それと隣り合う燃焼用の酸素の噴出流の間、あるいは互
いに隣り合う燃焼用の酸素の噴出流間を通過する形で入
るため、スクラップカッティング用の酸素流れと火炎と
によって効率的に燃焼するため、数mm〜十数mm程度
の経済的な大きさの廃プラスチックを使用しつつ、且つ
バーナ内での廃プラスチックの燃焼率を向上でき、その
燃焼によって得られた熱を有効にスクラップの溶解に利
用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃プラスチック燃焼バーナをアーク炉
の炉壁に取り付けた縦断面図である。
【図2】本発明の廃プラスチック燃焼バーナであり、
(a)がその切断断面図、(b)が(a)のA−Aの矢
視であってバーナブロックの噴出口先端を示した図、
(c)が(a)のB−Bの矢視であって燃焼筒内の各ガ
スの流路と廃プラスチックの吹き込み口を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 炉体 2 可動電極 3 炉蓋 4 アーク 5 水冷構造のパネル 6 ダクト 7 スクラップ 8 バーナ 9 空間 10 バーナブロック 11 燃料流路 12 燃料燃焼用の酸素流路 13 スクラップカッティング用の酸素流路 14 燃焼筒 15 廃プラスチックの吹き込み口 16 火炎 17 スクラップカッティング用の酸素流れ 18 燃料の噴出流 19 燃焼用の酸素の噴出流 20 燃焼空間 21 廃プラスチック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 7/12 ZAB F23G 7/12 ZABZ F27B 3/08 F27B 3/08 3/20 3/20 F27D 3/16 F27D 3/16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部にスクラップカッティング用酸素
    を噴出する流路を配置し、その周囲に燃料を噴出する流
    路と燃料燃焼用の酸素を噴出する流路を配置したバーナ
    を用い、該バーナの噴出口先端とアーク炉炉室との間に
    燃焼空間を設け、前記燃焼空間内において、前記燃料の
    噴出流とそれと隣り合う燃焼用の酸素の噴出流間、ある
    いは互いに隣り合う燃焼用の酸素の噴出流間に廃プラス
    チックを吹き込むことを特徴とするアーク炉用廃プラス
    チックの吹き込み方法。
  2. 【請求項2】 中央部にスクラップカッティング用酸素
    を噴出する流路を配置し、その周囲に燃料を噴出する流
    路と燃料燃焼用の酸素を噴出する流路を配置したバーナ
    ブロックと、該バーナブロックの噴出口先端とアーク炉
    炉室との間にあって内部が燃焼空間となる燃焼筒と、前
    記燃焼筒内において前記燃料の噴出流とそれと隣り合う
    燃焼用の酸素の噴出流間、あるいは互いに隣り合う燃焼
    用の酸素の噴出流間に廃プラスチックを吹き込む吹き込
    み口を設けたことを特徴とするアーク炉用廃プラスチッ
    ク燃焼バーナ。
  3. 【請求項3】 前記廃プラスチック吹き込み口を前記燃
    焼筒内に1個ないしは複数個設けたことを特徴とする請
    求項2記載のアーク炉用廃プラスチック燃焼バーナ。
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KR20040032298A (ko) * 2002-10-09 2004-04-17 주식회사 태성산전 공업 버너용 토치
KR101063977B1 (ko) 2009-11-24 2011-09-14 주식회사 한양인더스트리 재연소 연료 분사장치 및 이를 구비한 연소 시스템
JP2018132248A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 三菱日立パワーシステムズ株式会社 バーナ及びバーナを備えたガス化炉並びにバーナの取付方法

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