JP2001132655A - 給水ポンプのモータ制御装置 - Google Patents

給水ポンプのモータ制御装置

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JP2001132655A
JP2001132655A JP31507799A JP31507799A JP2001132655A JP 2001132655 A JP2001132655 A JP 2001132655A JP 31507799 A JP31507799 A JP 31507799A JP 31507799 A JP31507799 A JP 31507799A JP 2001132655 A JP2001132655 A JP 2001132655A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水タンク内の水が無くなったとき、給水ポ
ンプのモータを停止するようにした給水ポンプのモータ
制御装置を得る。 【解決手段】 モータの回転数が所定の停止回転数を超
えたことを検知してモータを停止する制御回路を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫などの自
動製氷機に使用される給水ポンプのモータ駆動制御に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図24は、冷蔵庫などの自動製氷機の給
水ポンプに使用する一般的な直流ブラシレスモータ(以
下DC−BLMという)の制御・駆動回路の構成を表し
たブロック図である。図中、1はDC−BLM、2はD
C−BLM1を駆動するための駆動回路、11はDC−
BLM1のSTART、STOPなどの制御を行うため
の制御回路、4はDC−BLM1の回転位置を検出する
ための位置検出装置で、ホール素子や磁気抵抗(MR)
素子、コイルなどが使用され、その位置信号は駆動回路
2に入力される。
【0003】図25は、冷蔵庫などで使用している自動
製氷機の給水タンク部の一例を示す縦断面図である。5
は回転可能に取り付けられたマグネットロータで、水な
どを給水するための羽根車が取り付けられている。6は
ステータコイルで、磁界を発生することによりロータ5
を回転させる。7はステータコイル6や位置検出回路
4、駆動回路2などを取り付けるための回路基板、8は
給水タンク、9は給水タンク8に入れられている水、1
0は水9を製氷皿(図示せず)に給水するための給水ポ
ンプで、中にロータ5が内蔵されている。ロータ5を含
む給水ポンプ10は、給水タンク8内にステータコイル
6と分離可能な状態で設置されている。給水タンク8の
水9が無くなった時に給水タンク8に水9を入れるため
に、給水タンク8は取り外すことが出来るような構造に
なっている。
【0004】次に動作について説明する。位置検出回路
4によりDC−BLM1のロータ5の回転位置に対応し
た信号が出力される。一般にホール素子などが使われ、
磁界の大きさに対応した電圧が出力される。駆動回路2
は、入力された位置信号を元にステータコイル6に駆動
電圧を印加する。印加された駆動電圧によりステータコ
イル6に磁界が発生し、この磁界により、ロータ5に回
転トルクが発生し回転する。これにより、給水ポンプ1
0が駆動される。
【0005】図26は製氷皿に一定の水9を給水するた
めの簡単な動作シーケンスの一例を示すフローチャート
である。給水開始信号が出ると(ステップS1)、制御
回路11は、駆動回路2にモータSTART信号を送り
DC−BLM1を回転させる(ステップS2)。DC−
BLM1のロータ5が回転することによりロータ5に取
り付けられた羽根車により水9は、給水ポンプ10の出
口から送出され製氷皿に給水される。給水時間を判定し
所定の給水量に相当する給水時間だけDC−BLM1を
回転させると(ステップS3)、制御回路11から駆動
回路2にモータSTOP信号を送りDC−BLB1を停
止させる(ステップS4)。このシーケンスにより、製
氷皿に水を一定量送ることが出来る。このときの駆動電
圧と回転数との関係を図27に示す。給水量は、DC−
BLM1の駆動時間にほぼ比例するため、駆動時間を変
更することにより給水量を変える事が出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の給水ポンプモー
タの制御は以上のように構成されているので、給水タン
ク8内の水9の有無に関係無くあらかじめ設定されてい
る給水時間だけDC−BLM1を駆動させているため給
水タンク8内の水が無くなってもDC−BLM1は駆動
し続けるという問題点があった。
【0007】また、あらかじめ設定した駆動電圧でDC
−BLM1を駆動させるため給水開始時に製氷皿が水を
はじいてしまい製氷皿周辺に水が飛び散ってしまうとい
う問題点があった。
【0008】また、製氷皿で受けた水を凍らせている間
給水ポンプは停止しているため、給水タンク内の水が劣
化しやすくなるという問題点があった。
【0009】また、給水タンク8内の水の量に関係無く
あらかじめ設定されている給水時間だけDC−BLM1
を駆動させるため給水タンク8内の水量によって給水さ
れる水の量が変わってしまうという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、モータの回転数、電流などを検
出することにより、モータの運転、停止制御を行うもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る給水ポン
プのモータ制御装置は、モータの回転数が所定の停止回
転数を超えたことを検知してモータを停止するようにし
たものである。
【0012】また、モータの電流値が運転可能範囲を外
れたことを検知してモータを停止するようにしたもので
ある。
【0013】また、モータの回転数、または、トルクを
制御する制御回路を備え、モータの回転数、または、ト
ルクを制御する制御指令値が所定の指令範囲を外れたこ
とを検知してモータを停止するようにしたものである。
【0014】また、モータを起動してから一定期間は、
モータ停止信号を無視するようにしたものである。
【0015】また、モータ起動時の水の送出量を所定の
送出量より少なくし、その後、徐々に所定の送出量にな
るようにモータ回転数を制御するようにしたものであ
る。
【0016】また、モータの回転数を任意の低回転数で
起動し、所定の時間経過後に設定回転数で回転するよう
にしたものである。
【0017】また、モータより給水する必要がないとき
は、水が送出されない回転数でモータを回転させるもの
である。
【0018】また、送出すべき水が収容されている給水
タンク内の水量を検出し、所定水量を送出するために必
要なモータの駆動時間またはモータの回転数を設定した
ものである。
【0019】また、モータの回転数から給水タンク内の
水量を検出するものである。
【0020】また、モータの駆動電流から給水タンク内
の水量を検出するものである。
【0021】また、モータの回転数又はトルクを制御す
る制御回路を備え、モータの回転数又はトルクを制御す
る制御指令値から給水タンクの水量を検出するものであ
る。
【0022】この発明に係る給水ポンプモータは、マグ
ネットロータが設けられた第一の筐体と、ステータコイ
ルが設けられ、上記第一の筐体を収納するための第二の
筐体とを備え、上記第一の筐体が上記第二の筐体に対し
て着脱可能な構成である。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1について説明する。図1は、冷蔵庫などの
自動製氷機の給水ポンプに使用する、この発明のポンプ
モータの制御・駆動回路の構成を表したブロック図であ
る。図1において、1はDC−BLM、2はDC−BL
M1を駆動するための駆動回路、3はDC−BLM1の
START,STOPなどの制御やDC−BLM1のロ
ータの回転数や駆動回路2がDC−BLM1に印加する
電流などを検出するための制御回路、4は磁界の大きさ
などによりDC−BLM1の回転位置を検出するための
位置検出回路で、ホール素子、磁気抵抗(MR)素子や
コイルなどが使用され、その位置信号は駆動回路2と制
御回路3に入力される。
【0024】次に動作について説明する。一般に位置検
出装置付DC−BLM1の駆動回路の場合、位置検出回
路4から出力されたDC−BLM1の回転位置信号は、
駆動回路2に入力される。一般に位置検出回路4として
はホール素子などが使われ、磁界の大きさに対応した電
圧が出力される。入力された位置信号を元にDC−BL
M1のステータコイル6に駆動電圧を印加する。これに
よりロータ5に回転トルクが発生しロータ5が回転す
る。ロータ5の回転により位置検出信号の電圧が変化す
る。その位置信号の変化に対応したロータ5の位置にあ
ったステータコイル6に電圧が印加されることによりロ
ータ5が回転し続けることになる。また、制御回路3で
は、位置検出回路4からの位置検出信号により回転数
を、駆動回路2のDC−BLM1への電流、電圧などか
らDC−BLM1のトルクを検出することができ、それ
を元に回転数やトルクなどを制御することもできる。
【0025】ロータ5の回転は、ロータ5にかかる負荷
により回転数が変化する。負荷が軽い場合は回転が高
く、負荷が重い場合は回転が低くなる。給水タンクに水
が無くなった場合は、ロータの負荷が軽くなるため、図
2に示すように回転数が上昇する。あらかじめ、停止回
転数を設定しておき停止回転数を超えた場合は、給水タ
ンク8に水が無くなったと判断しDC−BLM1の駆動
を停止する。また、負荷が重く回転数が低くなり給水可
能回転数を下回った場合は、給水ができなくなるため同
様にDC−BLM1の駆動を停止する。
【0026】図3は製氷皿に給水するための簡単な動作
シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水開
始信号が出ると(ステップS11)、制御回路3は、駆
動回路2にモータSTART信号を送りDC−BLM1
を回転させる(ステップS12)。DC−BLM1のロ
ータ5が回転することによりロータ5に取り付けられた
羽根車により水9は、給水ポンプ10の出口から送出さ
れ製氷皿に給水される。制御回路3は位置検出回路4か
らの位置検出信号からロータ5の回転数を検出し、図2
の停止回転数以下か否かを判定する(ステップS1
3)。停止回転数以下であれば回転を続け、停止回転数
を超えればDC−BLM1を停止させる(ステップS1
4)。また、給水可能な回転数に達したか否かを判定し
(ステップS15)、何らかの原因でロータ5の負荷が
非常に大きく回転数が給水可能な回転数に達しないとき
は、給水ポンプ10から水が給水できないためDC−B
LM1を停止させる(ステップS14)。
【0027】続いて、給水時間を判定し、給水時間があ
らかじめ設定した給水時間に達したときは(ステップS
16)、制御回路3から駆動回路2にモータSTOP信
号を送りDC−BLM1を停止させる(ステップS1
4)。給水時間に達していなければ、回転を続け、回転
数の検出ルーチンへ戻る。
【0028】このシーケンスにより、給水タンク8内に
十分な水9がある場合は、製氷皿に水を一定量送ること
が出来る。給水タンク8内に十分な水9が無い場合に
は、DC−BLM1が停止するため無駄な電力を消費す
ることが無い。また、水9が無いことも検出できるため
ユーザに知らせることも可能である。また、給水量は、
DC−BLM1の駆動時間にほぼ比例するため、駆動時
間を変更することにより給水量を変えることが出来る。
【0029】なお、この実施の形態では、回転数を判定
してから給水時間を判定しているが、給水時間を判定し
てから回転数を判定しても同様の効果を奏する。
【0030】なお、この実施の形態では、使用している
給水ポンプモータをDC−BLMとして説明したが、D
C−BLM以外のモータを使用しても同様の効果を奏す
る。
【0031】ハードの変更をせずソフトの変更だけで実
現できるため、リサイクルのために行ったハード面の対
策に影響を及ぼすことはない。
【0032】実施の形態2.上記実施の形態1では、D
C−BLM1の回転数を検出してDC−BLM1の駆動
を停止するポンプモータ制御について説明したが、DC
−BLM1の駆動電流を検出してDC−BLM1の駆動
を停止しても同様の効果を奏する。
【0033】図4は、この発明の実施の形態2を示すポ
ンプモータ制御を説明するための特性図である。DC−
BLM1を使って給水ポンプ10から水を給水している
ときは、図4に示す運転可能範囲内の駆動電流が流れて
いる。駆動電流は、ロータ5にかかる負荷によって変化
し、負荷が小さいときには電流が少なく、負荷が大きい
ときには電流が多く流れる。給水タンク8内に水9が無
くなるとロータ5の負荷が小さくなるためDC−BLM
1の電流は非常に小さくなる。また、何らかの原因で負
荷が大きくなった場合は、図5に示すようにDC−BL
M1の電流は大きくなり、回転数が低下するために給水
ができなくなる。そこで、DC−BLM1の駆動電流
が、運転可能範囲を外れたときには水9が無いか、給水
不可能と判断してDC−BLM1を停止する。
【0034】図6は製氷皿に給水するための簡単な動作
シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水開
始信号が出ると(ステップS21)、制御回路3は、駆
動回路2にモータSTARTの信号送りDC−BLM1
を回転させる(ステップS22)。DC−BLM1のロ
ータ5が回転することによりロータ5に取り付けられた
羽根車により水9は、給水ポンプ10の出口から送出さ
れ製氷皿に給水される。制御回路3は駆動回路2からス
テータコイル6に印加している駆動電流を検出し図4、
図5の運転可能範囲内であるか否かを判定し(ステップ
S23)、運転可能範囲内であれば回転を続け、範囲外
であればDC−BLM1を停止させる(ステップS2
4)。
【0035】続いて、給水時間を判定し、給水時間があ
らかじめ設定した給水時間に達したときは(ステップS
25)、制御回路3から駆動回路2にモータSTOP信
号を送りDC−BLM1を停止させる(ステップS2
4)。給水時間に達していなければ、回転を続け、回転
数の検出ルーチンへ戻る。
【0036】このシーケンスにより、給水タンク8内に
十分な水9がある場合は、製氷皿に水を一定量送ること
が出来る。給水タンク8内に十分な水9が無い場合に
は、DC−BLM1が停止するため無駄な電力を消費す
ることが無い。また、水9が無いことも検出できるため
ユーザに知らせることも可能である。また、給水量は、
DC−BLM1の駆動時間にほぼ比例するため、駆動時
間を変更することにより給水量を変えることが出来る。
【0037】なお、この実施の形態2では、電流を判定
してから給水時間を判定しているが、給水時間を判定し
てから電流を判定しても同様の効果を奏する。
【0038】なお、この実施の形態2では、使用してい
るモータをDC−BLMとして説明したが、DC−BL
M以外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0039】実施の形態3.上記実施の形態1、2で
は、DC−BLM1の回転数、駆動電流を検出してDC
−BLM1の駆動を停止するポンプモータ制御について
説明したが、DC−BLM1の回転数、トルク等の制御
を行う制御回路の制御指令値を検出してDC−BLM1
の駆動を停止しても同様の効果を奏する。
【0040】図7は、この発明の実施の形態3を示すポ
ンプモータ制御を説明するための特性図である。位置検
出回路4からの位置検出信号や駆動回路2からの駆動電
流からロータ5の回転数やトルクを検出し、回転数やト
ルクなどを一定になるように制御している場合は、ロー
タ5にかかる負荷により制御指令値も変化する。例え
ば、ロータ5の回転数を制御している場合、ロータ5に
かかる負荷が小さくなると回転数が高くなるため制御指
令値は回転数を所定の値に下げるために変化する。図7
の場合は、制御指令値が小さくなるような制御を例にし
ている。また、ロータ5にかかる負荷が大きくなると回
転数が小さくなるため制御指令値は大きくなるように制
御する。給水タンク8内に水9が無くなるとロータ5の
負荷が小さくなるため制御指令値は非常に小さくなる。
また、何らかの原因で負荷が大きくなった場合は、制御
指令値は大きくなり、ある程度大きくなると制御範囲を
越えてしまい回転数が低下するために給水ができなくな
る。そこで、制御指令値が、所定の範囲すなわち、停止
指令値1と停止指令値2との間を外れたときには水9が
無いか、給水不可能と判断してDC−BLM1を停止す
る。
【0041】図8は製氷皿に給水するための簡単な動作
シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水開
始信号が出ると(ステップS31)、制御回路3は、駆
動回路2にモータSTART信号を送りモータを回転さ
せる(ステップS32)。ロータ5が回転することによ
りロータ5に取り付けられた羽根車により水9は、給水
ポンプ10の出口から送出され製氷皿に給水される。制
御回路3は、位置検出回路4からロータ5の回転数を、
駆動回路2からステータコイル6に印加している駆動電
流をそれぞれ検出し、これにより制御指令値が図7の停
止指令値1乃至2の範囲内であるか否かを判定し(ステ
ップS33)、所定の範囲内であれば回転を続け、範囲
外であればDC−BLM1を停止させる(ステップS3
4)。
【0042】続いて、給水時間を判定し、給水時間があ
らかじめ設定した給水時間に達したときは(ステップS
35)、制御回路3から駆動回路2にモータSTOP信
号を送りDC−BLM1を停止させる。給水時間に達し
ていなければ、回転を続け、回転数の検出ルーチンへ戻
る。
【0043】このシーケンスにより、給水タンク8内に
十分な水9がある場合は、製氷皿に水を一定量送ること
が出来る。給水タンク8内に十分な水9が無い場合に
は、DC−BLM1を停止するため無駄な電力を消費す
ることが無い。また、水9が無いことも検出できるため
ユーザに知らせることも可能である。また、給水量は、
モータの駆動時間にほぼ比例するため、駆動時間を変更
することにより給水量を変えることが出来る。
【0044】なお、この実施の形態3では、制御指令値
を判定してから給水時間を判定しているが、給水時間を
判定してから制御指令値を判定しても同様の効果を奏す
る。
【0045】なお、この実施の形態3では、使用してい
るモータをDC−BLMとして説明したが、DC−BL
M以外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0046】実施の形態4.上記実施の形態1〜3で
は、給水タンク8内の水9の有無や何らかの原因でロー
タ5の回転数が上がらないときにDC−BLM1を停止
するようにしていた。
【0047】DC−BLM1の起動は、ロータ5が停止
状態から徐々に回転数が上がり所定の回転数に達する。
その時の駆動電流は、ロータ5の停止時は最大電流が流
れ、回転数が上がるにつれて徐々に小さくなりやがて定
常電流に達する。回転数やトルクを制御している場合
は、ロータ5が停止している状態で制御指令値は最大と
なり、所定の回転数に近づくにつれ所定の制御指令値と
なる。
【0048】上記実施の形態1〜3の場合、起動時に回
転数、電流や制御指令値が所定の範囲から外れてしまい
モータ停止の制御がかかってしまう恐れがある。そこ
で、実施の形態4では、正常起動状態において、DC−
BLM1が所定の回転数になるまでの時間は、回転数、
電流や制御指令値が所定の範囲外であってもモータ停止
の制御を行わないようにする。その後、上記実施の形態
1〜3のルーチンに入るようにする。これにより、起動
時の誤制御をなくすことができる。
【0049】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5によるポンプモータ制御を示す特性図である。図
9において、横軸は時間、縦軸は給水ポンプ10からの
水9の送出量を表している。給水開始時の送出量を所定
の送出量より少なくし、徐々に送出量を増加し所定の送
出量になるようにする。給水開始時に所定の送出量で送
出すると、製氷皿に勢いよく水9が入り、製氷皿の周辺
に水9が飛び散ってしまう恐れがある。しかし、給水開
始時の送出量を減らすことにより、製氷皿周辺への飛び
散りを減らすことができる。その後、所定の給水量に徐
々に近づけることにより製氷皿周辺への飛び散りを減ら
すことができる。
【0050】図10は製氷皿に給水するための簡単な動
作シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水
開始信号が出ると(ステップS41)、制御回路3は、
駆動回路2にモータSTART信号を送りモータを回転
させる(ステップS42)。ロータ5が回転することに
よりロータ5に取り付けられた羽根車により水9は、給
水ポンプ10の出口から送出された製氷皿に給水され
る。このとき給水開始時のロータ5の回転数は予め所定
の回転数よりも低い値に設定されている。制御回路3は
位置検出回路4からロータ5の回転数を検出し(ステッ
プS43)、所定の回転数に達していなければ到達する
までロータ5の回転数を上げる(ステップS44)。所
定の回転数に達したらそのままの回転数で回転を続け
る。
【0051】続いて、給水時間を判定し(ステップS4
5)、給水時間があらかじめ設定した給水時間に達した
ときは制御回路3から駆動回路2にモータSTOP信号
を送りDC−BLM1を停止させる(ステップS4
6)。給水時間に達していなければ、回転を続け、回転
数の検出ルーチンへ戻る。
【0052】このシーケンスにより、給水開始時の送出
量を減らすことにより製氷皿周辺への水9の飛び散りを
抑えることができる。また、給水量は、モータの駆動時
間にほぼ比例するため、駆動時間を変更することにより
給水量を変えることが出来る。
【0053】なお、給水開始時の送出量を所定の送出量
より少なくしてるが、送出可能な最低量に予め設定して
から給水を開始しても良い。
【0054】なお、この実施の形態5では、回転数の判
定と回転数の増加を行った後、給水時間の判定を行って
いるが、逆に給水時間を判定してから回転数の判定と回
転数の増加を行っても同様の効果を奏する。
【0055】なお、この実施の形態5では、使用してい
るモータをDC−BLMとして説明したが、DC−BL
M以外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0056】実施の形態6.上記実施の形態5では、給
水開始から徐々に回転数を増加して所定の回転数にまで
上昇させているが、給水開始から所定の時間送出量を維
持した回転数をあげ所定の送出量にしても同様の効果を
奏する。
【0057】図11は、この発明の実施の形態6による
ポンプモータ制御を示す特性図である。図11におい
て、横軸は時間、縦軸はポンプ10からの水9の送出量
を表している。給水開始時は送出量を所定の送出量より
少なく、または、送出可能な最低量にし、所定時間t1
の間その送出量を維持する。その後、徐々に送出量を増
加し所定の送出量になるようにする。給水開始時に所定
の送出量で送出すると、製氷皿に勢いよく水9が入り、
製氷皿の周辺に水9が飛び散ってしまう。しかし、給水
開始時の送出量を減らすことにより製氷皿周辺への飛び
散りを減らすことができる。また、給水開始時の少ない
送出量で所定時間t1維持し製氷皿へある程度の水9が
溜まってから所定の送出量に増加させることによりさら
に製氷皿周辺への飛び散りを軽減することができる。
【0058】図12は製氷皿に給水するための簡単な動
作シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水
開始信号が出ると(ステップS51)、制御回路3は、
駆動回路2にモータSTART信号を送りモータを回転
させる(ステップS22)。ロータ5が回転することに
よりロータ5に取り付けられた羽根車により水9は、給
水ポンプ10の出口から送出され製氷皿に給水される。
このときのロータ5の回転数は所定の回転数より低い
値、または、送出可能な最低回転数に設定されている
(ステップS53)。モータSTARTから所定時間t
1経過したかを判定し(ステップS54)、t1経過す
れば制御回路3は位置検出回路4からロータ5の回転数
を検出する(ステップS55)。所定の回転数に達して
いなければ到達するまでロータ5の回転数を上げる(ス
テップS56)。所定の回転数に達したらそのままの回
転数で回転を続ける。
【0059】続いて、給水時間を判定し(ステップS5
7)、給水時間があらかじめ設定した給水時間に達した
ときは制御回路3から駆動回路2にモータ停止信号を送
りDC−BLM1を停止させる(ステップS58)。給
水時間に達していなければ、回転を続け、回転数の検出
ルーチンへ戻る。
【0060】このシーケンスにより、給水開始時の送出
量を減らすことにより製氷皿周辺への水9の飛び散りを
抑えることができる。また、給水量は、モータの駆動時
間にほぼ比例するため、駆動時間を変更することにより
給水量を変えることが出来る。
【0061】なお、この実施の形態6では、所定時間t
1後に徐々に送出量を増加させていたが、所定時間t1
の値によっては、所定時間t1後に直ちに所定の送出量
にしても同様の効果を奏する。
【0062】なお、この実施の形態6では、回転数の判
定と回転数の増加を行った後、給水時間の判定を行って
いるが、逆に給水時間を判定してから回転数の判定と回
転数の増加を行っても同様の効果を奏する。
【0063】なお、この実施の形態6では、使用してい
るモータをDC−BLMとして説明したが、DC−BL
M以外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0064】実施の形態7.図13は、この発明の実施
の形態7によるポンプモータ制御を示す特性図である。
横軸に時間、縦軸に回転数とDC−BLM1に印加する
駆動電圧を表わしている。
【0065】図14は、冷蔵庫などで使用している自動
製氷機の給水タンク部の一例を示す縦断面図である。5
は回転可能に取り付けられたマグネットロータで、水な
どを給水するための羽根車が取り付けられている。6は
ステータコイルで、磁界を発生することによりロータ5
を回転させる。7はステータコイル6や位置検出回路
4、駆動回路2などを取り付けるための回路基板、8は
給水タンク、9は給水タンク8に入れられている水、1
0は水9を製氷皿に給水するための給水ポンプで、中に
ロータ5が内蔵されている。給水ポンプ10は、給水タ
ンク8内にステータコイル6と分離可能な状態で設置さ
れている。給水ポンプ10上部の給水境界位置を越える
と水9が製氷皿などに給水される。給水タンク8の水9
が無くなった時に給水タンク8に水9を入れるために、
給水タンク8は取り外すことが出来るような構造になっ
ている。
【0066】次に動作について説明する。製氷皿などに
水9を給水する時は、DC−BLM1に駆動電圧を印加
する。このときの駆動電圧は、図14の給水境界位置を
越える揚程となる回転数となる電圧に設定する。これに
より製氷皿に水9が給水されることになる。製氷皿に所
定の水量が給水されると給水を止めるためにDC−BL
M1に印加している駆動電圧を下げる。このときの駆動
電圧は、図14の給水境界位置以下の揚程となる電圧に
設定することにより製氷皿に給水されることはない。
【0067】通常、給水しないときにはロータ5の回転
を止めるために、駆動電圧は印加しない。このとき、給
水タンク8内の水9はそのままの状態を保つことにな
る。このため、給水タンク8内の壁面にぬめりが発生し
水9を劣化させることになる。そこで、給水しないとき
には、図13のように水9が給水境界位置に達しない程
度でロータ5を回転させる。ロータの回転により給水タ
ンク8内の水9は巡回させられることになる。これによ
り、給水タンク8の壁面に発生するぬめりを抑えること
ができ、水9の劣化を抑えることが可能となる。
【0068】上記実施の形態7の場合、給水しない時に
常にロータ5を回転させているが、断続運転や任意の時
間だけ運転をしても同様な効果を奏する。
【0069】なお、実施の形態7では、使用しているモ
ータをDC−BLMとして説明したが、DC−BLM以
外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0070】実施の形態8.図15は、この発明の実施
の形態8によるポンプモータ制御を説明するための特性
図である。横軸に給水タンク8内の水量、縦軸に回転数
を表している。給水タンク8、給水ポンプ10の形状、
DC−BLM1の特性によりグラフの形は変わるが、こ
の実施の形態8では、図15に示す特性について説明す
る。図15において、水量が多くなると回転数が下が
り、水量が少なくなると回転数が上がる。
【0071】図16は、横軸に給水タンク8内の水量、
縦軸に給水ポンプ10から流出される流量を表してい
る。給水タンク8内の水9の水量が多くなると水9の上
面から給水境界位置までの長さが短くなるため、流量が
多くなる。このため、DC−BLM1の負荷としては大
きくなり、回転数は低くなる。給水タンク8内の水9の
水量が少なくなるにつれ図16に示すように流量も少な
くなるため、図15に示すように回転数が高くなる。上
記のことより、DC−BLM1の回転数を計測すれば、
給水タンク8内の水9の水量を推定することができる。
【0072】図17は製氷皿に給水するための簡単な動
作シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水
開始信号が出ると(ステップS61)、制御回路3は、
駆動回路2にモータSTART信号を送りDC−BLM
1を回転させる(ステップS62)。ロータ5が回転す
ることによりロータ5に取り付けられた羽根車により水
9は、給水ポンプ10の出口から送出され製氷皿に給水
される。制御回路3は、位置検出回路4からの位置検出
信号でロータ5の回転数を検出し、図15から給水タン
ク8内の水9の水量を推定する(ステップS63)。こ
の水量から、製氷皿に給水する水9が所定の量になるた
めのDC−BLM1の回転数、または給水時間を設定す
る(ステップS64)。そして、設定した回転数で回転
を続け給水する。
【0073】続いて、設定した給水時間に達したか否か
を判定し(ステップS65)、給水時間が設定した給水
時間に達したときは制御回路3から駆動回路2にモータ
STOP信号を送りDC−BLM1を停止させる(ステ
ップS66)。給水時間に達していなければ回転を続け
る。
【0074】このシーケンスにより、給水タンク8内に
水9の水量に拘らず、製氷皿に一定量の水を送ることが
出来る。また、給水量は、モータの回転数、給水時間に
より自由に変えることができる。
【0075】また、DC−BLM1の回転数から給水タ
ンク8内の水9の水量が推定できるため、給水タンク8
内の水9では製氷皿に所定の量を給水できない場合は、
給水を停止し、または、使用者に知らせることもでき
る。
【0076】なお、この実施の形態では、使用している
モータをDC−BLMとして説明したが、DC−BLM
以外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0077】実施の形態9.図18は、この発明の実施
の形態9によるポンプモータ制御を説明するための特性
図である。横軸に給水タンク8内の水量、縦軸にDC−
BLM1の駆動電流を表している。給水タンク8、給水
ポンプ10の形状、DC−BLM1の特性によりグラフ
の形は変わるが、この実施の形態9では、図18に示す
特性について説明する。図18において、水量が多くな
ると駆動電流が上り、水量が少なくなると駆動電流が下
がる。
【0078】図19は、横軸に給水タンク8内の水量、
縦軸にポンプ10から送出される流量を表している。給
水タンク8内の水9の水量が多くなると水9の上面から
給水境界位置までの長さが短くなるため、流量が多くな
る。このため、DC−BLM1の負荷としては大きくな
り、駆動電流が多く流れる。給水タンク8内の水9の水
量が少なくなるにつれ図19に示すように流量も少なく
なるため、図18に示すように駆動電流が少なくなる。
これより、DC−BLM1の駆動電流を計測すれば、給
水タンク8内の水9の水量を推定する事ができる。
【0079】図20は製氷皿に給水するための簡単な動
作シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水
開始信号が出ると(ステップS71)、制御回路3は、
駆動回路2にモータSTART信号を送りモータを回転
させる(ステップS72)。ロータ5が回転することに
よりロータ5に取り付けられた羽根車により水9は、給
水ポンプ10の出口から送出され製氷皿に給水される。
制御回路3は駆動回路2からDC−BLM1に印加され
る駆動電流を検出し(ステップS73)、図18より給
水タンク8内の水9の水量を推定する。この水量から、
製氷皿に給水する水9が所定の量になるためのDC−B
LM1の回転数、または給水時間を設定する(ステップ
S74)。そして、設定した回転数で回転を続け給水す
る。
【0080】続いて、設定した給水時間に達したか否か
を判定し(ステップS75)、給水時間が設定した給水
時間に達したときは制御回路3から駆動回路2にモータ
STOP信号を送りDC−BLM1を停止させる(ステ
ップS76)。給水時間に達していなければ回転を続け
る。
【0081】このシーケンスにより、給水タンク8内に
水9の水量に拘らず、製氷皿に一定量の水を送ることが
出来る。また、給水量は、モータの回転数、給水時間に
より自由に変えることができる。
【0082】また、DC−BLM1の電流から給水タン
ク8内の水9の水量が推定できるため、所定の水9を給
水できない場合は、給水を停止し、または、使用者に知
らせることもできる。
【0083】なお、この実施の形態では、使用している
モータをDC−BLMとして説明したが、DC−BLM
以外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0084】実施の形態10.図21は、この発明の実
施の形態10によるポンプモータ制御を説明するための
特性図である。横軸に給水タンク8内の水量、縦軸にD
C−BLM1の回転数、またはトルクを制御するための
制御指令値を表している。給水タンク8、給水ポンプ1
0の形状、DC−BLM1の特性によりグラフの形は変
わるが、この実施の形態10では、図21に示す特性に
ついて説明する。図21において、水量が多くなると制
御指令値が上り、水量が少なくなると制御指令値が下が
る。
【0085】図22は、横軸に給水タンク8内の水量、
縦軸に給水ポンプ10から流出される流量を表してい
る。給水タンク8内の水9の水量が多くなると水9の上
面から給水境界位置までの長さが短くなるため、流量が
多くなる。このため、DC−BLM1の負荷としては大
きくなり、回転数、またはトルクをあげる為に制御指令
値を上げる。給水タンク8内の水9の水量が少なくなる
につれ図22に示すように流量も少なくなるため、図2
1に示すように制御指令値が小さくなる。これより、制
御指令値を計測すれば、給水タンク8内の水9の量を推
定することができる。
【0086】図23は製氷皿に給水するための簡単な動
作シーケンスの一例を示すフローチャートである。給水
開始信号が出ると(ステップS81)、制御回路3は、
駆動回路2にモータSTART信号を送りモータを回転
させる(ステップS82)。ロータ5が回転することに
よりロータ5に取り付けられた羽根車により水9は、給
水ポンプ10の出口から送出され製氷皿に給水される。
次に、DC−BLM1の回転数、またはトルクを制御す
るための制御指令値を検出し(ステップS83)、図2
1より給水タンク8内の水9の水量を推定する。この水
量から、製氷皿に給水する水9が所定の量になるための
DC−BLM1の回転数、または給水時間を設定する
(ステップS84)。そして、設定した回転数で回転を
続け給水する。
【0087】続いて、設定した給水時間に達したか否か
を判定し(ステップS85)、給水時間が設定した給水
時間に達したときは制御回路3から駆動回路2にモータ
STOP信号を送りモータを停止させる(ステップS8
6)。そして、給水時間に達していなければ、回転を続
ける。
【0088】このシーケンスにより、給水タンク8内に
水9の水量に拘らず、製氷皿に一定量の水を送ることが
出来る。また、給水量は、モータの回転数、給水時間に
より自由に変えることができる。
【0089】また、制御指令値から給水タンク8内の水
9の水量が推定できるため、所定の水9を給水できない
場合は、給水を停止し、または、使用者に知らせること
もできる。
【0090】なお、この実施の形態では、使用している
モータをDC−BLMとして説明したが、DC−BLM
以外のモータを使用しても同様の効果を奏する。
【0091】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下のような効果がある。
【0092】ロータの回転数が所定の停止回転数を超え
たことを検知してモータを停止させているので、給水タ
ンク内の水が無くなってもモータを動かし続けることが
なく、省エネ効果がある。
【0093】モータの駆動電流を利用して検知している
ので、回路構成が非常に安価にできる。
【0094】モータの回転数やトルクを制御するための
制御指令値信号を利用して検知しているので、回路構成
が非常に安価にできる。
【0095】起動直後の一定期間は水の有無検出を行わ
ず、モータ停止信号を無視するので、起動時の誤作動を
抑えることができる。
【0096】モータの回転数を徐々に上げるためのシー
ケンスを追加しているので、制御回路が安価にできる。
また、給水される製氷皿周辺への飛び散りが減少するた
め清掃性が向上し衛生的になる。
【0097】モータ起動時の水の送出量を最小に設定し
たので、給水される製氷皿周辺への飛び散りが減少する
ため清掃性が向上し衛生的になる。
【0098】モータの回転数を任意の低回転数で起動
し、所定の時間回転後所定の回転数に上げているので、
給水される製氷皿周辺への飛び散りが減少するため清掃
性が向上し衛生的になる。
【0099】給水しない時は給水しない回転数でモータ
を動かすことができるので、給水タンク内の水を巡回で
き、給水タンク内壁にぬめりがつきにくくなり給水タン
ク内の水の劣化を抑えることができる。
【0100】給水タンクの水の水量からモータの回転数
や給水時間を設定するため、給水タンクの水の水量に拘
らず一定の量の水を製氷皿に給水することができる。
【0101】給水タンクの水の水量をモータの回転数か
ら推定するため、制御回路が安価にできる。
【0102】給水タンクの水の水量をモータの電流から
推定するため、制御回路が安価にできる。
【0103】給水タンクの水の水量をモータの制御指令
値から推定するため、制御回路が安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による給水ポンプの
モータ制御装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるモータの回転
数と駆動電圧の関係を示す特性図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による製氷皿に給水
するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャート
である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるポンプモータ
制御を説明するための特性図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるポンプモータ
制御を説明するための特性図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による製氷皿に給水
するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャート
である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるポンプモータ
制御を説明するための特性図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による製氷皿に給水
するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャート
である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるポンプモータ
制御を説明するための特性図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による製氷皿に給
水するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャー
トである。
【図11】 この発明の実施の形態6によるポンプモー
タ制御を説明するための特性図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による製氷皿に給
水するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャー
トである。
【図13】 この発明の実施の形態7によるポンプモー
タ制御を説明するための特性図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による自動製氷機
の給水タンク部の一例を示す縦断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態8によるポンプモー
タ制御を説明するための特性図である。
【図16】 この発明の実施の形態8によるポンプモー
タ制御を説明するための特性図である。
【図17】 この発明の実施の形態8による製氷皿に給
水するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャー
トである。
【図18】 この発明の実施の形態9によるポンプモー
タ制御を説明するための特性図である。
【図19】 この発明の実施の形態9によるポンプモー
タ制御を説明するための特性図である。
【図20】 この発明の実施の形態9による製氷皿に給
水するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャー
トである。
【図21】 この発明の実施の形態10によるポンプモ
ータ制御を説明するための特性図である。
【図22】 この発明の実施の形態10によるポンプモ
ータ制御を説明するための特性図である。
【図23】 この発明の実施の形態10による製氷皿に
給水するための簡単な動作シーケンスを示すフローチャ
ートである。
【図24】 従来の給水ポンプのモータ制御装置を示す
ブロック図である。
【図25】 従来の冷蔵庫などで使用している自動製氷
機の給水タンク部の一例を示す縦断面図である。
【図26】 従来の製氷皿に給水するための簡単な動作
シーケンスを示すフローチャートである。
【図27】 従来の駆動電圧と回転数の関係を示す特性
図である。
【符号の説明】
1 DC−BLM(直流ブラシレスモータ)、2 駆動
回路、3、11 制御回路、4 位置検出回路(ホール
素子)、5 マグネットロータ、6 ステータコイル、
7 基板、8 給水タンク、9 水、10 ポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 篤 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3H020 AA08 BA02 BA03 BA07 BA12 BA25 CA05 DA02 DA05 DA30 EA09 EA14 3H045 AA06 AA09 AA12 AA23 AA40 BA03 BA07 BA24 BA32 BA45 CA09 DA02 DA04 DA43 DA50 EA17 EA26 EA35 EA42 3H071 AA01 BB03 CC15 CC18 CC19 CC44 DD84 5H530 AA07 BB01 CC14 CC18 CD01 CD21 CD33 CD36 CF05 EF01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを用いた給水ポンプにおいて、前
    記モータの回転数が所定の停止回転数を超えたことを検
    知してモータを停止することを特徴とする給水ポンプの
    モータ制御装置。
  2. 【請求項2】 モータの電流値が運転可能範囲を外れた
    ことを検知してモータを停止することを特徴とする給水
    ポンプのモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 モータの回転数、または、トルクを制御
    する制御回路を備え、モータの回転数、または、トルク
    を制御する制御指令値が所定の指令範囲を外れたことを
    検知してモータを停止することを特徴とする給水ポンプ
    のモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 モータを起動してから一定期間は、モー
    タ停止信号を無視するようにしたことを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれかに記載の給水ポンプのモータ
    制御装置。
  5. 【請求項5】 モータを用いた給水ポンプにおいて、前
    記モータ起動時の水の送出量を所定の送出量より少なく
    し、その後、徐々に所定の送出量になるようにモータ回
    転数を制御することを特徴とする給水ポンプのモータ制
    御装置。
  6. 【請求項6】 モータ起動時に水の送出量を最少に設定
    したことを特徴とする請求項5記載の給水ポンプのモー
    タ制御装置。
  7. 【請求項7】 モータを用いた給水ポンプにおいて、前
    記モータの回転数を任意の低回転数で起動し、所定の時
    間経過後に設定回転数で回転するようにしたことを特徴
    とする給水ポンプのモータ制御装置。
  8. 【請求項8】 モータを用いた給水ポンプにおいて、前
    記モータより給水する必要がないときは、水が送出され
    ない回転数で前記モータを回転させることを特徴とする
    給水ポンプのモータ制御装置。
  9. 【請求項9】 モータを用いた給水ポンプ装置におい
    て、送出すべき水が収容されている給水タンク内の水量
    を検出し、所定水量を送出するために必要なモータの駆
    動時間、または、モータの回転数を設定することを特徴
    とする給水ポンプのモータ制御装置。
  10. 【請求項10】 モータの回転数から給水タンク内の水
    量を検出することを特徴とする請求項9記載の給水ポン
    プのモータ制御装置。
  11. 【請求項11】 モータの駆動電流から給水タンク内の
    水量を検出することを特徴とする請求項9記載の給水ポ
    ンプのモータ制御装置。
  12. 【請求項12】 モータの回転数、又は、トルクを制御
    する制御回路を備え、モータの回転数、又は、トルクを
    制御する制御指令値から給水タンク内の水量を検出する
    ことを特徴とする請求項9記載の給水ポンプのモータ制
    御装置。
  13. 【請求項13】 マグネットロータが設けられた第一の
    筐体と、ステータコイルが設けられ、上記第一の筐体を
    収納するための第二の筐体とを備え、上記第一の筐体が
    上記第二の筐体に対して着脱可能な構成であることを特
    徴とする請求項1、請求項5〜請求項12のいずれかに
    記載の給水ポンプモータ。
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