JP4205409B2 - ポンプの運転制御方法及び運転制御装置 - Google Patents

ポンプの運転制御方法及び運転制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4205409B2
JP4205409B2 JP2002339223A JP2002339223A JP4205409B2 JP 4205409 B2 JP4205409 B2 JP 4205409B2 JP 2002339223 A JP2002339223 A JP 2002339223A JP 2002339223 A JP2002339223 A JP 2002339223A JP 4205409 B2 JP4205409 B2 JP 4205409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
motor
pressure
rotation speed
constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002339223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004169666A (ja
Inventor
栄次 古舘
慧敏 潘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2002339223A priority Critical patent/JP4205409B2/ja
Publication of JP2004169666A publication Critical patent/JP2004169666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4205409B2 publication Critical patent/JP4205409B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、井戸水等の汲み揚げに用いられるポンプの運転制御方法及び運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、離島や山間僻地等にあっては、井戸水をポンプ(給水ポンプ)で汲み揚げて1又は複数個所の給水栓(蛇口)から給水することが行われる。
【0003】
同様に、井戸やタンク等の水や油等の種々の液体を汲み揚げて1又は複数個所の給水栓等のバルブから給液する場合、前記の井戸水の汲み揚げ用のポンプと同様の汲み揚げ用のポンプが用いられる。
【0004】
これらの汲み揚げ用のポンプは、効率等の面から、その駆動用のモータに、ブラシレスDCモータが多用される(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
さらに、この種のポンプの駆動用のモータは、従来、ポンプの吐出圧力を一定に保つように、PID制御等のフィードバック制御(追従形のサーボ制御)による圧力一定制御で駆動される(例えば、特許文献1,2,3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−210670号公報(第1−3頁、図1)
【特許文献2】
特開昭60−79197号公報(第1−2頁、第1図)
【特許文献3】
特開昭54−142602号公報(第1−3頁、第6図,第7図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のように、圧力一定制御によって、ポンプの圧力を一定に制御する場合、例えば、全バルブが開栓されてポンプの吐出圧力が急激に低下したりすると、モータが連続的に過回転数状態でフル回転駆動され続け、異常発熱して故障するだけでなく、危険を伴う問題点がある。
【0008】
一方、前記のフル回転駆動を回避するため、モータを回転数一定制御で駆動し、モータの回転数を一定に保つようにすれば、負荷変動に伴う吐出圧力の変動に対応することができず、例えば、開栓バルブ数が少ないとこに、ポンプの吐出圧力が過大になってポンプや給水(給液)パイプの破損等を招来する問題点がある。
【0009】
なお、バルブが1個所にしかない場合にも、開栓状態(量)の変化によって、前記と同様の問題点が生じる。
【0010】
つぎに、圧力一定制御により、吐出圧力の代わりに吸込圧力を一定に制御してポンプを運転することも考えられるが、この場合も、例えば井戸水の汲み揚げに必要な吸込圧力が井戸の液面(水面)の高低によって変化し、前記と同様の問題点が生じる。
【0011】
そして、井戸水の汲み揚げ用のポンプだけでなく、種々の液体の汲み揚げ用のポンプを運転する際に、同様の問題点が生じる。
【0012】
本発明は、モータの過回転駆動を防止してこの種の汲み揚げ用のポンプを適切に運転することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明のポンプの運転制御方法は、汲み揚げ用のポンプのモータを、前記ポンプの吐出圧力が設定圧力になるように、圧力一定制御で駆動し、前記圧力一定制御により、前記モータの回転数が設定回転数よりヒステリシス分上昇した上限回転数に達したときに、前記モータの回転数が前記設定回転数になるように、前記モータの駆動制御を、前記圧力一定制御から前記回転数一定制御に切換え、前記回転数一定制御により、前記ポンプの吐出圧力が前記設定圧力よりヒステリシス分上昇した上限圧力に達したときに、前記モータの駆動制御を、前記回転数一定制御から前記圧力一定制御に切戻す。
【0018】
したがって、この発明のポンプの運転制御方法の場合、汲み上げ用のポンプは、通常、その吐出圧力が設定圧力になるように、モータが圧力一定制御で駆動される。
【0019】
そして、この圧力一定制御の駆動中に、例えば、前述の全バルブの開栓等による吐出側の負荷変動(過負荷変動)が発生し、モータの回転数が設定回転数より高くなると、モータの駆動制御が、圧力一定制御から回転数一定制御に切換わり、モータの回転数が設定回転数に規制され、回転数の過上昇が抑制される。
【0020】
また、この回転数一定制御の間に、吐出側の負荷状態が変わり、ポンプの吐出圧力が設定圧力より高くなると、モータの駆動制御が圧力一定制御に戻される。
【0021】
そのため、この種の汲み揚げ用のポンプを、その吐出側の負荷状態に応じて一層適切に運転することができる。
【0023】
つぎに、本発明のポンプの運転制御装置は、汲み揚げ用のポンプの吐出圧力を計測する手段と、ポンプのモータの回転数を計測する手段と、吐出圧力,回転数の計測結果に基づきモータを駆動する駆動制御部とを備え、
この駆動制御部に、
吐出圧力の計測結果に基づき、吐出圧力が一定になるように、ポンプのモータを任意的に圧力一定制御で駆動する手段と、
圧力一定制御により、モータの計測された回転数が設定回転数をヒステリシス分越えて上限回転数に上昇したときに、モータの駆動制御を、圧力一定制御から回転数一定制御に切換え、回転数の計測結果に基づき、モータの回転数が設定回転数になるように、モータを回転数一定制御で駆動する手段と、
回転数一定制御により、ポンプの計測された吐出圧力が設定圧力よりヒステリシス分高い上限圧力に上昇したときに、モータの駆動制御を回転数一定制御から圧力一定制御に切戻す手段とを設けたものである。
【0024】
したがって、本発明の運転制御方法を実現する具体的な運転制御装置を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の1形態につき、図1〜図5を参照して説明する。
図1のポンプの運転制御装置の構成図に示すように、井戸1の近傍に汲み揚げ用のポンプ2が設置され、このポンプ2はポンプ本体2pと、その駆動用のモータ2mとからなり、このモータ2mは、ここでは、ブラシレスDCモータからなる。
【0027】
そして、モータ2mが駆動されてポンプ2が運転されると、モータ2mのロータ回転に基づくポンプ本体2pの吸込み,吐出しにより、井戸1の水3が、図中の矢印線に示すように、吸入管4を通って汲み揚げられ、ポンプ本体2pから給水管5に吐出される。
【0028】
さらに、給水管5に吐出された水3は、給水管5の1又は複数個所に設けられたバルブ(給水栓)に送られて給水(配水)される。
【0029】
つぎに、ポンプ本体2の吐出側近傍に、流量計6,圧力センサ7が設けられ、流量計6はポンプ2の吐出流量を計測し、圧力センサ7はポンプ2の吐出圧力を計測し、圧力センサ7がポンプ2の吐出圧力を計測する手段である。
なお、流量計6,圧力センサ7はポンプ2に内蔵されていてもよい。
【0030】
そして、流量計6,圧力センサ7の計測出力は、モータ2mの駆動制御部8に供給される。
【0031】
この駆動制御部8は例えばモータ2mに内蔵され、そのケースに取付られた温度センサ9がモータ2mの温度を計測し、その計測出力が駆動制御部8に供給される。
【0032】
また、モータ2mの回転数を計測する手段として、専用のPGセンサ等を設けてもよいが、ここでは、モータ2mの回転位置センサとしてのホール素子センサ(ホールIC)10が、モータ2mの回転数を計測する手段を形成し、モータ2mの回転速度によってパルス間隔が変化するセンサ10の計測出力が、モータ2mの回転数の計測出力として、駆動制御部8に供給される。
【0033】
そして、駆動制御部8は図2の回路ブロック図に示すようにして形成され、流量計6及びセンサ7,9,10の時々刻々の計測出力(計測結果)をA/D変換器11によりデジタルデータに変換してマイクロコンピュータ構成のコントローラ12に取込む。
【0034】
このコントローラ12は、予め設定された制御プログラムに基づき、ソフトウェアにより形成されたつぎの(i)〜(iii)の手段等を有する。
(i)ポンプ2の吐出圧力の計測結果に基づき、その吐出圧力が一定になるように、モータ2mを圧力一定制御で駆動する手段
(ii)圧力一定制御により、モータ2mの計測された回転数が設定回転数を越えて上限回転数に上昇したときに、モータ2mの駆動制御を、圧力一定制御から回転数一定制御に切換え、モータ2mの回転数の計測結果に基づき、モータ2mのの回転数が設定回転数になるように、モータ2mを回転数一定制御で駆動する手段
(iii) 回転数一定制御により、ポンプ2の計測された吐出圧力が設定圧力より高い上限圧力に上昇したときに、モータ2mの駆動制御を回転数一定制御から圧力一定制御に切戻す手段
【0035】
ところで、圧力一定制御,回転数一定制御は、ポンプ2の吐出圧力,モータ2mの回転数に基づくPID制御等のフィードバック制御(追従形のサーボ制御)であり、これらの制御で形成されたPWM波形のモータ駆動パルス(デューティー出力)により、モータドライバ13が駆動パルスに応じたパルス波形のオン電流をモータ2mに供給し、モータ2mを駆動制御する。
【0036】
また、コントローラ12には、前記の(i)〜(iii) の手段の他、ポンプ2を起動する手段,停止する手段等も有する。
【0037】
そして、流量計6,温度センサ9の計測結果は、コントローラ12内の異常監視部14に送られ、この監視部14は、流量計6,温度センサ9の計測結果に基づいてポンプ2の吐出流量,モータ2mの発熱を監視し、吐出流量の異常,モータ2mの異常発熱によるオーバヒートを検出すると、モータドライバ13に駆動停止を指令してモータ2mの駆動を停止し、ポンプ2を止める。
【0038】
つぎに、駆動制御部8による具体的なモータ2mの駆動制御を説明する。
まず、設定圧力Paは水圧換算で16m〜24mの範囲の適当な圧力に設定され、運転前の始動圧力Psは水圧換算で設定圧力−4mである。
【0039】
また、制御切換えのハンチングを防止するため、上限圧力Pbは、水圧換算で設定圧力+0.1mに設定される。
【0040】
つぎに、設定回転数Raは3500rpmであり、上限回転数Rbは、制御切換えのハンチングを防止するため、設定回転数+10rpmに設定される。
【0041】
そして、スタート釦(図示せず)を押してポンプ2の運転を開始すると、ポンプ2を起動する手段が動作し、モータドライバ13がPWM制御の最大パルス幅の3相の電流(モータ電流)をモータ2mの各相の巻線に順次に供給し、回転界磁が発生してモータ2mを起動する。
【0042】
このモータ2mの起動後、図3の駆動制御のフローチャートに示すように、ステップS1からステップS2に移行し、優先的に圧力一定制御のフィードバック制御が実行され、ステップS3を介してステップS4に移行することにより、ポンプ2の吐出圧力が設定圧力Paになるように、モータ電流がPWM制御される。
【0043】
そして、ステップS4からステップS5を介してステップS1 に戻り、通常は、ステップS1〜S5のループ制御により、圧力一定制御でポンプ2が運転される。
【0044】
つぎに、例えば給水管5の全バルブが開栓されてポンプ2の吐出側の負荷変動が生じ、吐出圧力が低下すると、この圧力低下を補うようにモータ2mの回転数が上昇する。
【0045】
そして、モータ2mの回転数が設定回転数Raより高くなり、上限回転数Rbに達すると、ステップS3からステップS6に移り、モータ2mの駆動制御が圧力一定制御から回転数一定制御に切換わる。
【0046】
このとき、ステップS6からステップS7を介してステップS4 に移行し、モータ2mの回転数が設定回転数Raになるように、モータ電流がPWM制御される。
【0047】
そして、吐出圧力が上限圧力Pbに上昇するまでは、ステップS1,S6,S7,S4,S5のループ制御により、回転数一定制御でポンプ2が運転される。
【0048】
したがって、負荷変動(過負荷変動)が生じても、モータ2mの回転数が設定回転数に規制されてその上昇が抑制され、モータ2mの回転数の異常な上昇が防止される。
【0049】
つぎに、開栓状態のバルブ数が減少し、回転数一定制御によって吐出圧力が設定圧力Paより高くなり、上限圧力Pbに達すると、ステップS7 からステップS1 に戻り、このとき、ステップS1からステップS2に移行することにより、モータ2mの駆動制御が回転数一定制御から圧力一定制御に切戻される。
【0050】
そして、モータ2mの回転数が再び上限回転数に上昇するまでは、ステップS1〜S5のループ制御により、圧力一定制御でポンプ2が運転される。
【0051】
したがって、ポンプ2の吐出側の負荷変動が生じても、モータ2mが過回転状態にならず、モータ2mの異常発熱による故障が防止されるとともに、極めて安全であり、圧力一定制御と回転数一定制御との組合せでポンプ2を適切に運転することができる。
【0052】
そして、モータ2mの回転数が設定回転数Raよりヒステリシス分上昇して上限回転数Rbに達すると、圧力一定制御から設定回転数Raの回転数一定制御に切換わり、吐出圧力が設定圧力Paよりヒステリシス分上昇して上限圧力Pbに達すると、回転数一定制御から設定圧力Paの圧力一定制御に切戻されるため、モータ2の駆動制御の切換えのハンチングが生じることもない。
【0053】
なお、負荷変動に伴うポンプ2の吐出圧力,モータ2mの回転数の時間変化は、例えば図4に示すようになる。
【0054】
同図において、実線イはポンプ2の吐出圧力の変化を示し、実線ロはモータ2mの回転数の変化を示し、太実線ハはtS 時に起動されたモータ2mの駆動制御が、t1時に圧力一定制御から回転数一定制御に切換わり、t2時に回転数一定制御から圧力一定制御に切戻されたときの、制御状態(動作状態)を示す。
【0055】
また、図4の駆動制御により、ポンプ2の運転状態での流量と圧力とは、例えば図5の実線ニの関係を示し、図中のFsは始動流量である。
【0056】
つぎに、前記のハンチングを確実に防止するため、実際には、回転数,吐出圧力が上限回転数Rb,上限圧力Pb以上になる状態が一定時間(例えば5秒)連続することを条件に、圧力一定制御から回転数一定制御,その逆に、モータ2mの駆動制御を切換えることが好ましい。
【0057】
そして、前記形態にあっては、圧力センサ7をポンプ2の吐出側に設けたが、圧力センサ7をポンプ2の吸込側に設け、井戸1の液面変化による吸込圧力の変動に応じてモータ2mの駆動制御を圧力一定制御から回転数一定制御,その逆に切換えるようにしてもよい。
【0058】
そして、この発明は井戸だけでなくタンク等からの水や油等の種々の液体の汲み揚げ用のポンプにも、同様に適用することができる。
【0059】
その際、ポンプのモータはブラシレスDCモータに限られるものではなく、圧力一定制御,回転数一定制御のフィードバック制御もPID制御に限られるものではない。
【0060】
また、設定圧力Pa,上限圧力Pb,設定回転数Ra,上限回転数Rb等は、モータ2mの能力や井戸の条件等に応じて適当に設定すればよいのも勿論である。
【0061】
【発明の効果】
本発明は、以下に記載する効果を奏する。
まず、請求項1のポンプの運転制御方法の場合、汲み揚げ用のポンプ2を、通常は、吐出圧力又は吸込圧力が一定になるように、モータ2mが圧力一定制御で駆動し、吐出側や吸込側のいわゆる負荷変動により、圧力一定制御の駆動ではモータ2mの回転数が設定回転数より高くなり、過回転駆動の状態になると、モータ2mの駆動制御を、圧力一定制御から回転数一定制御に切換え、モータ2mの回転数の過上昇を抑制することができる。
【0062】
そのため、モータ2mの過回転駆動を防止してこの種の汲み揚げ用のポンプ2を適切に運転することができる。
【0063】
また、ポンプ2のモータ2mの圧力一定制御の駆動中に、例えば、全バルブの開栓等による吐出側の負荷変動(過負荷変動)が生じ、モータ2mの回転数が設定回転数より高くなると、モータ2mの駆動制御を、圧力一定制御から回転数一定制御に切換え、モータ2mの回転数を設定回転数に規制して回転数の過上昇を抑制することができる。
【0064】
さらに、この回転数一定制御の間に、吐出側の負荷状態が変わり、ポンプ2の吐出圧力が設定圧力より高くなると、モータ2mの駆動制御を圧力一定制御に戻すことができる。
【0065】
そのため、この種の汲み揚げ用のポンプ2を、その吐出側の負荷状態に応じて一層適切に運転することができる。
【0067】
つぎに、請求項2のポンプの運転制御装置の場合は、請求項1の運転制御方法を実現する具体的な構成の運転制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の構成説明図である。
【図2】図1の一部の詳細な回路ブロック図である。
【図3】図2の動作説明用のフローチャートである。
【図4】図1のポンプの制御特性図である。
【図5】図1のポンプの流量と圧力との関係図である。
【符号の説明】
2 汲み揚げ用のポンプ
2m ポンプ
7 圧力センサ
8 駆動制御部
Pa 設定圧力
Pb 上限圧力
Ra 設定回転数
Rb 上限回転数

Claims (2)

  1. 汲み揚げ用のポンプのモータを、前記ポンプの吐出圧力が設定圧力になるように、圧力一定制御で駆動し、
    前記圧力一定制御により、前記モータの回転数が設定回転数よりヒステリシス分上昇した上限回転数に達したときに、前記モータの回転数が前記設定回転数になるように、前記モータの駆動制御を、前記圧力一定制御から前記回転数一定制御に切換え、
    前記回転数一定制御により、前記ポンプの吐出圧力が前記設定圧力よりヒステリシス分上昇した上限圧力に達したときに、前記モータの駆動制御を、前記回転数一定制御から前記圧力一定制御に切戻す
    ことを特徴とするポンプの運転制御方法。
  2. 汲み揚げ用のポンプの吐出圧力を計測する手段と、
    前記ポンプのモータの回転数を計測する手段と、
    前記吐出圧力,前記回転数の計測結果に基づき前記モータを駆動する駆動制御部とを備え、
    前記駆動制御部に、
    前記吐出圧力の計測結果に基づき、前記吐出圧力が一定になるように、前記ポンプのモータを前記圧力一定制御で駆動する手段と、
    前記圧力一定制御により、前記モータの計測された回転数が設定回転数をヒステリシス分越えて上限回転数に上昇したときに、前記モータの駆動制御を、前記圧力一定制御から回転数一定制御に切換え、前記回転数の計測結果に基づき、前記モータの回転数が前記設定回転数になるように、前記モータを前記回転数一定制御で駆動する手段と、
    前記回転数一定制御により、前記ポンプの計測された吐出圧力が前記設定圧力よりヒステリシス分高い上限圧力に上昇したときに、前記モータの駆動制御を、前記回転数一定制御から前記圧力一定制御に切戻す手段とを設けた
    ことを特徴とするポンプの運転制御装置。
JP2002339223A 2002-11-22 2002-11-22 ポンプの運転制御方法及び運転制御装置 Expired - Fee Related JP4205409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002339223A JP4205409B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 ポンプの運転制御方法及び運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002339223A JP4205409B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 ポンプの運転制御方法及び運転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004169666A JP2004169666A (ja) 2004-06-17
JP4205409B2 true JP4205409B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=32702230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002339223A Expired - Fee Related JP4205409B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 ポンプの運転制御方法及び運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4205409B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6154668B2 (ja) * 2013-05-30 2017-06-28 日本電産トーソク株式会社 ブラシレスモータの制御装置
JP6154667B2 (ja) * 2013-05-30 2017-06-28 日本電産トーソク株式会社 ブラシレスモータの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004169666A (ja) 2004-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100592164B1 (ko) 자율형 인버터 구동 유압 유닛의 승온 제어 방법 및 그장치
US6715996B2 (en) Method for the operation of a centrifugal pump
US11018610B2 (en) Motor drive system and method
EP2518220A2 (en) Apparatus and method for controlling a hydraulic pump of a construction machine
EP1701014A1 (en) Rotational speed control method of fan
JP5259525B2 (ja) 油圧供給装置
KR20050094344A (ko) 팬회전수 제어방법
JP5884481B2 (ja) モータ制御装置および電動ポンプユニット
US20080304976A1 (en) Temperature management for electric motor driven pump
EP2657499B1 (en) Fluid supply device
JP2000110560A (ja) ファン回転数制御方法およびその装置
JP6136140B2 (ja) モータ制御装置および電動ポンプユニット
JP5195199B2 (ja) ターボ圧縮機
JP4205409B2 (ja) ポンプの運転制御方法及び運転制御装置
JP2004144020A (ja) 高圧クーラント供給装置
EP3456972A1 (en) Power-loss ridethrough system and method
JP3464095B2 (ja) 可変速給水装置
WO2012093677A1 (ja) 電動ポンプ装置
JP4001573B2 (ja) ポンプ装置
JP5456239B2 (ja) バケットの駆動装置
JP5817520B2 (ja) モータ制御装置および電動ポンプユニット
JP4589026B2 (ja) ポンプ装置
JPH08270594A (ja) 液体汲上げ装置駆動用エンジンの制御装置
JP6079035B2 (ja) モータ制御装置および電動ポンプユニット
SK17382000A3 (sk) Spôsob regulácie počtu otáčok elektromotora na pohon čerpacieho agregátu

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees