JP2001131858A - ローリング装置及びロールの支持構造 - Google Patents

ローリング装置及びロールの支持構造

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JP2001131858A
JP2001131858A JP30631599A JP30631599A JP2001131858A JP 2001131858 A JP2001131858 A JP 2001131858A JP 30631599 A JP30631599 A JP 30631599A JP 30631599 A JP30631599 A JP 30631599A JP 2001131858 A JP2001131858 A JP 2001131858A
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JP
Japan
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roll
lower roll
rolling device
trolley
frame
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Application number
JP30631599A
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English (en)
Inventor
Harumitsu Watazaki
春光 綿崎
Nobuyuki Nakamura
信行 中村
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ONOMORI TEKKOSHO KK
Original Assignee
ONOMORI TEKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸模様を外表面に形成している下ロールと
フラットロール間に布帛を通すことで該布帛に凹凸形状
を成形する為のローリング装置において、簡単に、しか
も短時間に下ロールの交換が出来るローリング装置の提
供。 【解決手段】 下ロール2は台車3に装着されたままの
状態で取付けられ、底に配置している昇降装置によって
台車3ごと押し上げられ、台車3はフレーム17のガイ
ド18に拘束されて上下動することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローリング装置にお
いて、簡単にロール交換をすることが出来るようにした
ロールの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】染色した布帛の光沢を増す為に加熱した
カレンダーロールを通過させて高圧下で圧縮する表面処
理方法が多用されている。また、凹凸模様を外表面に形
成している下ロールとフラットロール間に布帛を通すこ
とで、該布帛には同じような凹凸形状を成形することが
出来る。ところで、布帛の凹凸形状はロール表面に設け
ている凹凸模様にて成形されるものであって、この凹凸
形状を変える場合には別の凹凸模様を持った下ロールに
交換しなくてはならない。
【0003】一般に、上記ロールは長さが2500mm
以上で外径は500mm程度の大きさを有し、また材質
は金属製であって非常に重く、フレームにはベアリング
を介して回転可能に軸支されている。従ってこのロール
を取り外すには、両サイドから延びている軸に嵌めてい
るベアリングと共に外し、該ベアリングを抜いて新たな
ロールの軸にベアリングを嵌めて装着しなければならな
い。
【0004】勿論、重量が非常に大きなロールである為
に、作業者が手で持ち上げることは出来ず、クレーンや
ホイストによって吊り下げられて台車に載せられる。ベ
アリングは台車上で外され、台車で運ばれた新たなロー
ルにベアリングを嵌めてホイストにて吊り下げて装置に
装着される。このようなロール交換作業が常に必要であ
り、このロール交換に要する時間は長く、しかもロール
が重いことから危険が伴う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のロ
ール交換には上記のごとき問題がある。本発明が解決し
ようとする課題はこの問題点であり、ホイストやクレー
ンでロールを吊り下げることなく、非常に短時間で、し
かも安全にロール交換をすることが出来るローリング装
置、及びローリング装置のロール支持構造を提供する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明のローリング装置は
その対象を特に限定せず、上記従来技術においても説明
したように布帛の表面処理に使用する為のロールを備え
たカレンダー装置、布帛に凹凸形状を成形する為のエン
ボス装置、さらに特殊な場合として金属の帯鋼を圧延す
るための圧延装置などを対象とする。すなわち、上下2
本のロールを備えて、両ロール間を通過することで加工
処理がなされるあらゆるローリング装置を対象とする。
【0007】そこで本発明はこのロールを短時間で簡単
に、しかも安全に交換することが出来るようにしたロー
ルの支持構造であり、台車にロールが組合わされて構成
しており、この台車ごと装置に取り付けられる。台車は
底部に車輪を備え、底部の両端には軸受け部を起立して
いる。ローラはその両サイドから延びる軸が軸受けに嵌
って支持され、回転自在となっている。勿論、車輪は回
転する為にロールを備えた台車は移動することが出来
る。
【0008】ところで、ローリング装置の底には所定の
距離を置いて油圧シリンダー等の昇降装置が備わってい
る。この昇降装置によって台車及びロールは押し上げら
れ、上ロールと対を成して機能する。この場合、台車は
正しく位置決めされなくてはならず、装置のフレームに
はガイドが設けられ、このガイドにそって上下動する昇
降体が取り付けられていて、台車は該昇降体と連結して
位置決めされて上下動することが出来る。以下、本発明
に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1、図2は本発明のローリング装置を示す
実施例であり、このローリング装置は布帛に凹凸形状を
成形する為に使用するエンボス装置を表わしている。同
図1は上ロール、2は下ロール、3は台車、4は油圧シリン
ダーをそれぞれ示している。上ロール1は表面にゴム等
の弾力性がある層を有し、一方の下ロール2はその表面
に凹凸模様を形成している。
【0010】そして上ロール1と下ロール2とが対を成し
て回転し、そして両ロール1,2間には布帛が通過する
が、この際に下ロール表面に形成されている凹凸模様が
布帛に移されて布帛には凹凸形状が作られる。下ロール
2は加熱されていて、両ロール1,2を通過した布帛5は
冷却ロール6a,6bを通過して冷やされると共に、成
形された凹凸形状はその形が崩れにくいように固まる。
【0011】上記下ロール2は台車3に取り付けられてい
て、台車ごと装置に組み入れられ、2個の油圧シリンダ
ー4,4により押し上げられる。隣りには駆動モータ7
a,7bが配置され、上ロール1は駆動モータ7aによ
り、下ロール2は駆動モータ7bによって回転駆動され
る。
【0012】上ロール1は装置本体のフレームに取着さ
れているが、下ロール2は台車3に取り付けられていて、
台車ごと装置から取り外しすることが出来る構造となっ
ている。図3は下ロール2を備えている台車3を示してい
る実施例であり、台車3は底部8と両軸受け部9a,9
bから成り、軸受け部9a,9bは底部両サイドに垂直
に起立している。そして底部8には車輪10,10…が
取り付けられて回転することで、該台車は自由に移動す
ることが出来る。
【0013】そして底部8の底面両サイドには座11,
11が設けられ、この座11,11には穴12,12が
形成されている。この座11に形成している穴12には
油圧シリンダー4のピストンロッド先端が嵌り、台車3を
押し上げることが出来る。軸受け部9a,9bには下ロ
ール2の両軸13a,13bが嵌って回転自在に軸支さ
れる。
【0014】また台車3の一方端には牽引部14が設けら
れ、この牽引部14の先端穴に係止部を嵌めて引くこと
が出来る。この場合、図示していないが電動車を利用す
ることで重い台車3を比較的容易に引くことが出来る。
図4(a)は図3のA―A断面図、(b)はB―B断面図を
示している。上記B―B断面を表わしている(b)に示し
ているように、軸受け部9bの側面には連結部15a,
15bが所定の間隔をおいて形成されている。そして連
結部15a,15bには穴16a,16bが貫通してい
る。
【0015】ところで、下ロール2を備えた台車3は所定
の位置に配置されて、2個の油圧シリンダー4,4によ
り押し上げられる。図2は上記台車3を装着した場合の
側面図であるが、装置本体のフレーム17にはガイド1
8が設けられている。このガイド18は底部から上部に
かけて垂直に延び、そしてガイド18には概略コがたを
した昇降体19が取り付けられて上下動することが出来
る。
【0016】このコ型昇降体19には台車3の軸受け部
9a,9bの側部に設けている上記連結部15a,15
bが互いに噛み合って連結される。図2は連結部15
a,15bが昇降体19と連結している場合を示してお
り、該昇降体19に形成している穴(図示なし)に挿入し
たピンは連結部15a,15bの穴16a,16bを貫
通して連結される。従って、連結部15a,15bを介
して台車3は昇降体19,19と共に上下動することが
出来る。
【0017】台車3は底に配置した2個の油圧シリンダ
ー4,4によって押し上げられ、同時に下ロール2も上
昇することが出来る。そして上ロール1との間に布帛5が
挟まれて両上下ロール1,2の回転と共に送り出され、
該布帛5には凹凸形状が成形される。そして布帛5は冷却
ロール6a,6bを通過することで冷却され、加熱ロー
ルにて成形された凹凸形状は固まる。
【0018】ここで、台車3を押し上げる手段は上記油
圧シリンダー4に限定するものではなく、また台車3を
ガイドする為の方法は任意である。しかし台車3は簡単
に装置本体から分離出来ることが必要である。以上述べ
たように、本発明のローリング装置は下ロールを台車に
組み込んで台車と共に装置に装着出来るようにしたもの
であり、次のような効果を得ることが出来る。
【0019】
【発明の効果】本発明のローリング装置では下ロールを
台車に組み込んだ状態で装置本体に装着することが出来
るようになっている。従って、下ロールを台車から降ろ
して取り付ける必要はなく、また装置から取り外した下
ロールを台車に載せる必要がなく、下ロールの着脱作業
は簡単で短時間で済む。すなわち、下ロールは台車に装
着されて台車と一体化しており、所定の位置へ運ばれた
台車は装置本体の底に配置している油圧シリンダー等の
昇降動装置にて押し上げることで上ロールと対を成して
装着される。
【0020】この場合、フレームにはガイドが設けら
れ、正しく正確に上下動して上ロールとの間に位置ズレ
を生じないようになっている。そして下ロールを装置本
体から取り外す場合には、油圧シリンダーなどで台車を
床面まで降ろすならば、台車と共に下ロールは牽引され
て所定の場所へ収納される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローリング装置を示している正面図。
【図2】本発明のローリング装置を示している側面図。
【図3】下ロールを装着している台車。
【図4】(a)は図3のA―A断面図、(b)はB―B断面
図。
【符号の説明】
1 上ロール 2 下ロール 3 台車 4 油圧シリンダー 5 布帛 6 冷却ロール 7 駆動モータ 8 底部 9 軸受け部 10 車輪 11 座 12 穴 13 軸 14 牽引部 15 連結部 16 穴 17 フレーム 18 ガイド 19 昇降体
フロントページの続き Fターム(参考) 3B154 AB19 BA35 BA38 BB02 BB12 BB47 BC22 BC48 DA30 3J103 AA02 CA61 FA16 GA02 GA16 GA52

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ロールと下ロールが対を成し、両ロー
    ルの回転に伴って間を通過することで布帛などの被加工
    物を加工または処理することが出来るローリング装置に
    おいて、上記下ロールは台車に装着されたままの状態で
    組み込まれ、底に配置している昇降装置により押し上げ
    られ、また台車は装置本体のフレームに設けているガイ
    ドに拘束して上下動可能としていることを特徴とするロ
    ーリング装置。
  2. 【請求項2】 ローリング装置の下ロールにおいて、下
    ロールは台車に組み込まれて一体化され、台車は車輪を
    備えた底部と底部両サイドに起立する軸受け部を有し、
    軸受け部には下ロールの両軸が支持されて回転すること
    が出来、そして底部下面の両サイドには油圧シリンダー
    等の昇降装置が当たる座を設け、また装置本体のフレー
    ムに設けたガイドに沿って上下動する為の連結部を形成
    していることを特徴とするロールの支持構造。
JP30631599A 1999-10-28 1999-10-28 ローリング装置及びロールの支持構造 Pending JP2001131858A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104711807A (zh) * 2015-04-10 2015-06-17 苏州华策纺织科技有限公司 一种纺织设备上的布料整平装置
CN115029887A (zh) * 2022-06-23 2022-09-09 青岛上雅家居用品股份有限公司 一种耐用性压花汗布面料

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104711807A (zh) * 2015-04-10 2015-06-17 苏州华策纺织科技有限公司 一种纺织设备上的布料整平装置
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